ヒカルの碁(ヒカ碁)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヒカルの碁』とは、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による日本の少年漫画。集英社『週刊少年ジャンプ』にて連載された人気漫画作品である。囲碁を題材にした作品で、小学生を中心に囲碁ブームを巻き起こした。
テレビアニメ、小説、ゲームなど、様々な形でのメディアミックスも行われている。
平安時代の最強棋士・藤原佐為に取り憑かれた進藤ヒカルが、囲碁を通して出会った人々との中で神の一手を目指して成長する物語。
萩原 昌彦(はぎわら まさひこ)
日本棋院所属の棋士。九段。
本因坊リーグ入りをかけた本因坊戦3次予選決勝でアキラと戦い敗れた。
西川 恵美(にしかわ えみ)
日本棋院所属の棋士。女流三段。
ヒカルが始めてプロとして行った囲碁ゼミナールの同行者。
春木 良子(はるき りょうこ)
日本棋院所属の棋士。女流初段。
ヒカルが始めてプロとして行った囲碁ゼミナールの同行者。
早碁対決で緒方と対戦していた。
松永 利之(まつなが としゆき)
日本棋院所属の棋士。六段。
王座戦2次予選2回戦でアキラが下した相手。
上前津 宏(かみまえづ ひろし)
日本棋院所属の棋士。七段。
天元戦2次予選1回戦でアキラが破った相手。
川崎(かわさき)
日本棋院所属の棋士。三段。
本因坊戦1次予選3回戦のヒカルの相手。
ヒカルを「最強の初段」と評価した。
稲垣(いながき)
日本棋院所属の棋士。三段。18歳。
北斗杯予選で1回戦社と戦い敗退した。
秋山(あきやま)
関西総本部所属の棋士。初段。17歳。
北斗杯予選1回戦で和谷と対戦し敗北している。
山田(やまだ)
日本棋院所属の棋士。
北斗杯予選で越智と一回戦戦った。
越智の事を「メガネキノコ」と呼んでいる。
院生編以降のプロ合格者
和谷 義高(わや よしたか)
CV:高木礼子
日本棋院所属の棋士。森下茂雄九段門下。1985年8月12日生まれ。O型。身長168cm。誰とでも仲良くなれるムードメーカー。
ヒカルが院生試験を受けに行った時、ヒカルを見かけ合格すると予言した。
ヒカルが院生になると、色々と面倒を見るようになった。囲碁イベントでインターネット囲碁のブースで子供が対戦していたzeldaは和谷のハンドルネーム。
夏休み中、ヒカルが佐為と共にネット碁をしていた時、zeldaの名を見つけて対戦したことがある。
ヒカルがチャットで打ち込んだ言葉と出現する時間帯から夏休み中の子供ではないかといち早く気づいた人物。
プロ試験予選でヒカルが大人に弱いとわかると、ヒカルを碁会所に連れて行き大人相手に対戦させて弱点を克服させている。
プロ試験本戦では24勝3敗で合格。その後、囲碁界に疎いヒカルの為に、新任棋士の仕事を教えたりヒカルが佐為喪失の苦しみのため、手合いをサボっていた時も心配し、家を訪ねたりと気遣いを見せる。
ヒカルとアキラの関係や、塔矢行洋や桑原本因坊、緒方九段などそうそうたるメンバーがヒカルに注目していることや、ヒカルとsaiの関係など、ヒカルに対する不思議な逸話に戸惑うが、悩んでも仕方がないと諦めている。
北斗杯編では、実力を付けてきているヒカルと対戦を避けられたことを喜んでいたが、一度選手に決まったはずの越智が、ヒカルに負けた社と戦うことを望み、真の代表となるべく社に挑んだ様を見て、己の向上心の低さ、弱さを痛感した。
北斗杯開会式で伊角を通して知り合った楊海に中国棋院へ修行に行くことを約束し、実力を高めることを誓った。
伊角 慎一郎(いすみ しんいちろう)
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目次 - Contents
- 『ヒカルの碁』の概要
- 『ヒカルの碁』のあらすじ・ストーリー
- 佐為との出会い
- 類まれな才能の持ち主・塔矢アキラ
- 中学校囲碁部でのアキラとの対戦
- 謎の打ち手「sai」
- プロを目指して
- 佐為と行洋の対局
- 次代への希望
- 北斗杯の開催
- 中国戦
- 韓国戦
- 遠い過去から遠い未来へ
- 番外編
- 塔矢アキラ編
- 加賀鉄男編
- 奈瀬明日美編
- 三谷祐輝編
- 倉田厚編
- 藤原佐為編
- 『ヒカルの碁』の登場人物・キャラクター
- 主要登場人物
- 進藤 ヒカル(しんどう ひかる)
- 藤原 佐為(ふじわらの さい)
- 塔矢 アキラ(とうや あきら)
- 日本のプロ棋士
- 塔矢 行洋(とうや こうよう)
- 緒方 精次(おがた せいじ)
- 桑原 仁(くわばら)
- 倉田 厚(くらた あつし)
- 森下 茂男(もりした しげお)
- 座間(ざま)
- 一柳(いちりゅう)
- 白川 道夫(しらかわ みちお)
- 篠田(しのだ)
- 芦原 弘幸(あしわら ひろゆき)
- 御器曽(ごきそ)
- 畑中(はたなか)
- 芹澤(せりざわ)
- 笹木(ささき)
- 冴木 光二(さえき こうじ)
- 真柴 充(ましば みつる)
- 都筑(つづき)
- 柿本(かきもと)
- 桜野 千恵子(さくらの ちえこ)
- 村上 信一(むらかみ しんいち)
- 乃木(のぎ)
- 中山(なかやま)
- 辻岡 忠男(つじおか ただお)
- 船村(ふなむら)
- 吉川(よしかわ)
- 渡辺(わたなべ)
- 萩原 昌彦(はぎわら まさひこ)
- 西川 恵美(にしかわ えみ)
- 春木 良子(はるき りょうこ)
- 松永 利之(まつなが としゆき)
- 上前津 宏(かみまえづ ひろし)
- 川崎(かわさき)
- 稲垣(いながき)
- 秋山(あきやま)
- 山田(やまだ)
- 院生編以降のプロ合格者
- 和谷 義高(わや よしたか)
- 伊角 慎一郎(いすみ しんいちろう)
- 越智 康介(おち こうすけ)
- 社 清春(やしろ きよはる)
- 門脇 龍彦(かどわき たつひこ)
- 本田 敏則(ほんだ としのり)
- 韓国のプロ棋士及び韓国棋院関係者
- 洪 秀英(ホン スヨン)
- 高 永夏(コ ヨンハ)
- 安 太善(アン テソン)
- 徐 彰元(ソ チャンウォン)
- 林 日煥(イム イルファン)
- 金 康日(キム カンイル)
- 愈(ユ)
- 中国のプロ棋士及び中国棋院関係者
- 李(リィ)
- 楊海(ヤン ハイ)
- 趙石(チャオ シイ)
- 陸力(ルー リィ)
- 王世振(ワン シチェン)
- 楽平(レェピン)
- 陳学明(チェン シュエミン)
- 王星(ワン シン)
- 陳怡(チャン イー)
- 劉安(りゅう あん)
- 中学校囲碁部員及び関係者(区立葉瀬中学校)
- 藤崎 あかり(ふじさき あかり)
- 筒井 公宏(つつい きみひろ)
- 加賀 鉄男(かが てつお)
- 三谷 祐輝(みたに ゆうき)
- 金子 正子(かねこ まさこ)
- 夏目(なつめ)
- 小池 仁志(こいけ ひとし)
- 津田 久美子(つだ くみこ)
- 矢部(やべ)
- 岡村(おかむら)
- 上島(うえしま)
- タマ子先生(たまこせんせい)
- 中学校囲碁部員及び関係者(私立海王中学校)
- 岸本 薫(きしもと かおる)
- 日高 由梨(ひだか ゆり)
- 奥村(おくむら)
- 伊藤(いとう)
- 小島(こじま)
- 青木(あおき)
- 久野(くの)
- 美和(みわ)
- 尹(ユン)
- 冬期大会での海王中大将
- 冬期大会での海王中副将
- 冬期大会での海王中三将
- 高田(たかだ)
- 中学校囲碁部員及び関係者(その他の中学)
- 森山(もりやま)
- 冬期大会での川萩中副将
- 冬期大会での川萩中三将
- 池下(いけした)
- 冬期大会での佐和良中副将
- 冬期大会での佐和良中三将
- 夏期囲碁大会岩名中大将
- 夏期囲碁大会岩名中副将
- 夏期囲碁大会岩名中三将
- 院生及びプロ試験受験者
- 奈瀬 明日美(なせ あすみ)
- 福井 雄太(ふくい ゆうた)
- 飯島 良(いいじま りょう)
- 小宮 英二(こみや えいじ)
- 足立 俊輝(あだち としき)
- 内田(うちだ)
- 庄司(しょうじ)
- 岡(おか)
- 椿 俊郎(つばき としろう)
- 片桐 恭平(かたぎり きょうへい)
- 国際アマチュア囲碁カップ出場者・関係者
- 李臨新(リ リンシン)
- フランク
- 島野(しまの)
- 金(キム)
- 周平(しゅうへい)
- その他のヒカルの関係者
- 進藤 平八(しんどう へいはち)
- 進藤 美津子(しんどう みつこ)
- 進藤 正夫(しんどう まさお)
- 碁会所「道玄坂」のマスター
- 河合(かわい)
- 堂本(どうもと)
- 曽我(そが)
- 「道玄坂」のマスターの妻(どうげんざかのますたーのつま)
- その他のアキラの関係者
- 塔矢 明子(とうや あきこ)
- 市河 晴美(いちかわ はるみ)
- 北島(きたじま)
- 広瀬(ひろせ)
- 久米(くめ)
- 日本棋院及び囲碁業界関係者
- 天野(あまの)
- 古瀬村(こせむら)
- 吉川(よしかわ)
- 坂巻(さかまき)
- 北斗杯編の人物(上記に載っていない者のみを挙げる)
- 戸刈(とがり)
- 相川(あいかわ)
- 過去の人物
- 本因坊秀策(ほんいんぼうしゅうさく)
- 菅原 顕忠(すがわらの あきただ)
- 天童丸(てんどうまる)
- その他の人物
- 阿古田 末三郎(あこた すえさぶろう)
- 修さん(しゅうさん)
- ダケさん
- 柳(リュウ)
- 神宮寺(じんぐうじ)
- 土庄(どしょう)
- 栗本正助(くりもと しょうすけ)
- 栗本の秘書(くりもとのひしょ)
- 磯部 秀樹(いそべ ひでき)
- 中村 茂蔵(なかむら しげぞう)
- 三谷(みたに)の姉
- 『ヒカルの碁』の用語解説
- 碁笥
- アゲハマ
- コミ
- 指導碁
- 互先
- にぎる
- 対局時計
- ダメヅマリで手が生じる
- 目隠し碁
- 院生
- 番碁
- 目碁
- ヨセ
- 整地
- 中押し
- 作り碁
- 打ち掛け
- 逆コミ
- コスミ
- 手拍子
- コウ
- 小ゲイマ
- 大ゲイマ
- 手番
- 封じ手
- 筋
- 失着
- 定先
- 新手
- 目算
- 持碁
- 韓国棋院
- ワカレ
- アテ
- ハメ手
- 大手合
- 敗着
- 小ヨセ
- 一色碁
- 北京チーム
- 6枚落ち
- 関西棋院
- 5の五
- 三星火災杯(さんせいかさいはい)
- 『ヒカルの碁』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 神の一手を極めていない
- 逃げるなよ 今から打とう!
- オレは神様になるんだよ この碁盤の上でー
- 海王の三将はボクだ
- 笑ったな 最後まで笑っちゃいけないんだぜ 勝負ってもんは
- 自分で打たなきゃ見えないんだ!知りたいんだよ コイツとオレの差を!
- オレの幻影なんか追ってると ホントのオレにいつか足元すくわれるぞ!
- 力の差を言ってるんじゃない 目標に向かう意気込みを言ってるんだ
- 加賀や筒井が院生になるため部を去ろうとするヒカルの背中を押すシーン
- 見極めてギリギリまで踏み込むのです
- 千年
- 秀英が自分の負けを認め悔し涙を流すシーン
- 黙れ
- プロ試験 ヒカルと和谷の対局
- …何のハンデもナシに打ちたかったよ
- 自分にとって本当にコワイ奴は下から来るんだ
- 佐為と塔矢行洋の対決シーン
- これが私の碁だ、名人塔矢行洋の。容赦はせん、必ず勝って 名を名乗らせてやる
- 今わかった 神はこの一局をヒカルに見せるため私に千年の時を長らえさせたのだ
- saiともう一度打たせてくれ、ネットでいいから、名をあかせとは言わぬから
- オレにも打たせろっ
- キミって上ばっか見てるな 下にもコワイのがいるの知らないだろ
- 19路の碁盤がいつもより狭く感じる!フシギだ 負ける気がしない
- 虎次郎が私のために存在したというならば、私はヒカルのために存在した。ならばヒカルもまた誰かのために存在するのだろう。その誰かもまた別の誰かのために。千年が二千年がそうやって積み重なってゆく。神の一手に続く遠い道程。私の役目は終わった。
- 因島から早く東京に帰りたいヒカルが早打ちでアマチュアNo.1と対局するシーン
- 神さま!お願いだ!はじめにもどして!アイツと会った一番はじめに時間をもどして!!
- 伊角が、感情のコントロールが習得できる技術だと言われ、開眼した瞬間
- いた…どこを探してもいなかった佐為が…こんな所にいたー
- オレ碁をやめない
- 1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ。等しく才たけた者が2人いるんじゃよ、2人。2人揃ってはじめて神の一手にー
- …追って来い!
- 人生遠回りは悪くない
- …キミだよ。もう1人のキミだ。もう1人いるんだ、キミが。出会った頃の進藤ヒカル、彼がsaiだ。碁会所で2度ボクと打った。彼がsaiだ。キミを1番知っているボクだからわかる、ボクだけがわかる。キミの中に…もう1人いる。
- 夢に佐為が現れ、ヒカルに扇子を託すシーン
- 一歩一歩行くさ。でも足は止めない。神の一手はオレが極めるんだ。
- オレもそう思う
- どっちが強いかどっちが弱いか、はっきりさせてボクは上へ行く!
- 『ヒカルの碁』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 社清春のモデルは関西棋院の2人の棋士だった
- ヒカルが売ろうとしていた佐為が宿っていた碁盤は実は高額だった
- 伊角・和谷・ヒカルが訪れた渋谷の碁会所は実在する
- 作中に出てくる本因坊秀策は19戦19勝という無敗の大記録を作った
- 韓国の圧力があった説
- 謎のネット棋士
- 『ヒカルの碁』の主題歌・挿入歌
- OP:dream「Get Over」(第1話~第30話、北斗杯への道)
- OP:HΛL「I'll be the one」(第31話~第60話)
- OP:片瀬那奈「FANTASY」(第61話~第75話)
- ED:Kids Alive「ボクらの冒険」(第1話~第12話)
- ED:観月ありさ「ヒトミノチカラ」(第13話~第30話)
- ED:dream「SINCERELY 〜ever dream〜」(第31話~第46話)
- ED:shela「Days」(第47話~第63話)
- ED:dream「MUSIC IS MY THING」(第64話~第74話)
- ED:dream「Get Over (Special Mix)」(第75話)
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