『デスノート』の死神の皆さん、意外に萌えキャラ多し?

アニメ化をはじめ実写映画化、ドラマ化もなされた大ヒット漫画『デスノート』。内容も絵も秀逸でしたが、重要な要素の一つ、「死神」。おぞましい外見に、自分のために人間を殺すという存在ですが、意外に萌えどころがあったりするんですよね…。

「デスノート」及び死神

タイトルにもなっている「デスノート」というのは、劇中における死神のノートです。名前と顔を把握している状態で、その人の名前(本名)を書くと、相手は死ぬ。そんなノートですが、色々な制約がある模様。そして、死神の方。一般的に知られる死神のイメージと異なる点として、
・デスノート以外で人間を殺すことはできない。
・人間を殺す理由は「自分が死にたくない」から。
・人間の本来の寿命と現在の年齢を差し引いた「残り寿命」が死神の寿命(生きていられる期間)としてプラスされるため、たくさん殺せばその分長生きできる。
・好意を抱いた人間を「生かす」ためにデスノートを使うなど、「死神の掟」を破ると「死ぬ」。
・死神界という場所にいる。
・最近(『ジャンプ掲載時』)は暇で、下手にノートに名前を描いていると、「何を頑張っちゃってるの?」と馬鹿にされる。その為か、昼寝か博打で暇を潰す者が大部分。
・人間の本名、残りの寿命が見えるが、人間に教えてはいけない。人間の残り寿命の半分をもらうことで、その人間の目を死神と同じく本名や寿命が見える死神の目に変える「目の取り引き」も行われる(詳しい方法は不明)。
といった特徴が挙げられます。そして、「何か萌える」ところもあるんです。

リューク

物語の始まりとなった死神。退屈しのぎに人間界にノートを落として「どう使うか見よう、その方が面白いし」という奴です。で、事実Lと月(ライト)の戦い等をそれはもう楽しんで見ていたわけです。でもかわいく見るのは、ゲームやりたがったりリンゴ大好きだったり、頑張りすぎて疲れたりと何となく人間臭いからでしょうか。だからこそ最終回の「死神」っぷりが際立つってものですが。

「俺はお前の味方じゃない」と語った後にこれですよ。

劇中で別の死神から「かわいくない」とか言われてましたが、十分かわいいです。特に映画版。「カメラしかけられたら、リンゴ食べられないよ」と言われて驚いたり、リンゴの禁断症状で頭天井にぶつたり。アニメで初めて人間界のリンゴを食べた時、静かに感動していました。

馬の目の前にぶら下げるのはニンジンですが、リュークの場合はリンゴ…。

カメラ目線で「ゲームしようぜ」。

レム

本人(?)も真面目、役割もまじめなキャラで、萌えというよりも「姉御」な感じに惹かれます。漫画でも映画でも死んじゃいましたけども、彼女が生きていたら月(ライト)も違う方向に行けたんじゃなかろうか、と思わないでもない…。月に心情から何から読まれての死に感慨を覚えます。ドラマ版生き残ってよかったです。

生きててほしかったです、レム姐さん。

ジェラス

不気味でかわいいビジュアル。彼の場合は健気な印象を与えるんですよね。人間に対し叶うはずのない恋をして、そのせいで死んじゃうというのが。漫画と映画でミサミサを見守っている理由が違っていましたが、助ける方法がデスノートを使う以外なかったというのが切ないというか、やるせないというか…。「萌え」なんて言葉で語るのは不謹慎とは思いますが、君は間違ってないよ、と言いたくなります。掟破ったけども、それでも助けようという気持ちがかつての死神にはあったのではないかという旨、レムも言ってました。

シドウ

『デスノート』界のアイドル的死神といっても過言ではないシドウ。リュークにノートをとられる、死神仲間からは「馬鹿」扱い、寿命が迫っているのに人間にこき使われるなどの不憫キャラ。ノートが返ってきたときのリアクションもかわいいです。見た目不気味なのに。

皆に認知されるべく行動にも出ます。寿命迫っててもどこか余裕。

そういうあなたは死神なのにかわいい~…。

「やったー」って、「やったー」って…!

アラモニア=ジャスティン

ノートのルールに詳しいです。全身ゴテゴテ宝石で飾ってますが、体の一部なんでしょうか。「俺の名前はアラモニア=ジャスティンだ」とか訂正したり、フランクです。しかし、いろんなパターンの「ルール」を知っていたりと、結構頼れます。

煙草…何でか萌え度が上がる。

ゼルオギー

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