ヒカルの碁(ヒカ碁)のネタバレ解説・考察まとめ

『ヒカルの碁』とは、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による日本の少年漫画。集英社『週刊少年ジャンプ』にて連載された人気漫画作品である。囲碁を題材にした作品で、小学生を中心に囲碁ブームを巻き起こした。
テレビアニメ、小説、ゲームなど、様々な形でのメディアミックスも行われている。
平安時代の最強棋士・藤原佐為に取り憑かれた進藤ヒカルが、囲碁を通して出会った人々との中で神の一手を目指して成長する物語。

遠い過去から遠い未来へ

時は巡り、新たな院生がプロを目指して囲碁の世界に飛び込んでくる。彼らの多くはヒカルやアキラの活躍に憧れて棋士を目指しており、憧れの相手との対局に心躍らせていた。
プロとしての貫禄を見せてそれぞれに新たな挑戦者を蹴散らしたヒカルとアキラは、何度目かの対局の時を迎える。全ての棋士が遠い過去と遠い未来をつなげるために、誰もがそのために生きている。

神の一手を目指して、ヒカルたちの挑戦は果てしなく続いていくのだった。

番外編

ヒカルの碁コミックス18巻では、ヒカル以外のキャラクターの視点からいくつかの場面が描かれている。

塔矢アキラ編

碁会所で碁の勉強をする小学6年生の塔矢アキラ。「中学生になる来年こそはプロ試験を受けるだろう?」と碁会所のお客さんに聞かれる塔矢は曖昧な返事を返す。

場面は変わり「ヤシマ工業株式会社」で社長と碁を打つ少年・磯部秀樹(いそべ ひでき)。ハンデがあるにも関わらず、社長との勝負に勝利したところであった。さすが「子ども名人戦」を優勝したことだけはあると褒める社長に、塔矢アキラの出場していない大会での優勝に価値がないと答える。社長から「駅前にある塔矢名人の碁会所なら、塔矢アキラが現れるかもしれない」と聞いた磯部は、早速その碁会所に向かう。

碁会所には塔矢アキラがおり、対局することになる。勝負はアキラの圧勝であった。同い年のライバルが見つからなかった姿に少し残念そうな顔を見せたアキラであったが、次の日の朝には父・塔矢行洋との碁を久々に褒められ嬉しそうな顔を見せる。そのことを学校帰りに碁会所で話すと、受付の市川やお客さんから「塔矢名人はアキラのことをいつも自慢している」と言われる。アキラは「父の期待に答えるためにも、プロの道を迷わず歩いていこう」と決心するのであった。

加賀鉄男編

たるんだ将棋部の後輩を鍛えて欲しいと顧問の先生にお願いされ、卒業式以来となる葉瀬中学校にバイクで向かう元将棋部部長・加賀鉄男。

葉瀬中の囲碁部では3年生が引退した後、新入部員が入っていなかった。唯一の部員となってしまった小池仁志はいつ新入部員が来てもいいように部室に向かっていた。するとそこには1年生が来ていた。入部希望者に胸を膨らませる小池であったが、1年生は囲碁部の状況を聞いて帰ろうとする。「毎回碁を打つ相手が同じで、その相手が自分より弱かったらたまらない」という矢部に、「自分の方が強ければ入部して欲しい」と小池は提案する。

勝負は矢部の勝ちであった。矢部が改めて囲碁部には入らないと伝えていると、そこに様子を見にきた加賀が現れ「どっちも同じくらいヘボじゃねーか」と言う。部外者は立ち去るように言う小池に対して、3年前の団体戦で大将をつとめたのは自分だと加賀は伝える。それを聞いた小池は加賀のことを、「囲碁部を一人で作った伝説の筒井先輩」と勘違いする。その勘違いが面白いからとそのまま筒井を名乗った加賀は、「特別に一局打ってあげるから囲碁部に入れ」と言い、互先をして矢部を圧倒する。

それでも「OBじゃいつでも打てるわけではなく、せめて人数がいれば楽しいんだろうけど」と話す矢部。それに対して加賀は、部員はおまえが集めればいいと答える。帰ろうとする矢部に、部長を辞めて雑用は全部自分がやるからと頼み込む小池。その勢いに押されて矢部は遂に入部を決める。

奈瀬明日美編

日本棋院会館で話し込む院生の奈瀬明日美と飯島良。飯島は6年間通った棋院を辞めて大学受験に専念することを伝える。奈瀬もプロ試験に受かった3人が自分より年下なこともあり、少し落ち込んでいるようだった。「私も院生やめちゃおうかな」と言い残し奈瀬は帰って行った。

次の院生研修の日、奈瀬は研修をサボって友達カップルとその男友達の4人でスケート場に来ていた。その後友達カップルとは別行動することになり、男性と二人きりで遊ぶことになる。
奈瀬に気がある男性は来週の日曜日に遊ぼうと誘うが、予定があると断られる。その次の週もダメだと断られ落ち込む彼に、奈瀬は嫌がっているわけではなく日曜は習い事があることを伝える。
何の習い事しているのか聞かれた奈瀬は、答えづらそうに囲碁を習っていることを伝える。意外な答えに驚いた彼であったが、その反応で気分を悪くさせたかと気遣い、奈瀬の碁を打つ姿が見たいからこの後碁会所に行こうと提案する。

2人は繁華街にある碁会所に向かうことになった。大人しかいない異様な雰囲気の碁会所に気後れする彼に対して、慣れた表情で平然としている奈瀬。奈瀬は碁会所にいた人相の悪そうなおじさんと互先をすることになる。
勝負を観戦していた彼がタバコの煙にむせる中、奈瀬は院生の実力を見せつけおじさんに圧勝してしまう。おじさんが油断したと再戦を申し込み、彼に良いところを見せようと思った奈瀬はそれを受ける。

しかし異様な雰囲気の中、物怖じせずに囲碁を打つ奈瀬の姿に彼は引いてしまい、奈瀬を置いて一人帰宅してしまう。その夜奈瀬を置いて帰った彼は、友人に電話してとても自分の手には負えない子であったことを報告し、次は毎週遊べる子を紹介してくれと頼むのであった。

次の週の院生研修日、また日本棋院会館で話し込む奈瀬と飯島。先週院生研修をサボって何してたのかと尋ねる飯島に、「デートしてた」と答える奈瀬。碁会所のお客さんと対局したことを伝えると、飯島に「フラれたろ」と言い当てられてしまう。普通の子と付き合うのは難しく、当分は院生でいることを決意する奈瀬であった。

三谷祐輝編

後にヒカルと囲碁部に入る三谷祐樹。彼の部屋で姉が新譜のCDを見つける。姉は「まだ高校生の弟がこんな物を手に入れられる訳がない」と祐樹を問い詰めるが、はぐらかせれてしまう。祐樹は碁会所に通い、大人相手に賭け碁をすることで小遣い稼ぎをしていたのだ。三谷は碁の実力もあったが、賭け碁で稼いでいたのには秘密があった。それは整地のごまかしである。

場面は変わり、とある賭け麻雀が行われている雀荘。人相の悪い男(通称:ダケ)が、別の男の腕を素早く掴むと男の手から牌が2つこぼれ落ちた。男はイカサマをして稼いでいたのだ。それを見兼ねた店主にダケは呼ばれ、不正を暴くために雇われたのであった。

その夜、三谷の通う碁会所のマスター・修からダケ宛に電話がかかってくる。三谷の整地のごまかしに気づき、これ以上見過ごせないと思った修は客とトラブルになる前に三谷を追い出すためダケに依頼をしたのであった。

次の日三谷が碁会所に行くと、修とダケの賭け碁がちょうど終わるところであった。賭け金は1万円であった。ダケに賭け碁を持ちかけた三谷は、ほぼ所持金の全額になる1万円をかけていた。それがダケの罠とも知らずに。

倉田厚編

ある日ヒカルがラーメン屋に入り、週刊碁を広げると隣に座っていたおじさんが新聞に写る倉田厚の写真をみて声をかけてきた。そのおじさんが昔、中学校に教育実習に行った時の生徒が倉田だったと話し始めた。

そのおじさんが教育実習生として中学の授業を後ろから見ていた際に、授業中にイヤホンで何かを聴いている生徒を見つける。その生徒こそ倉田であり、彼は机の中に競馬新聞を広げ、イヤホンで競馬中継を聴いているところであった。放課後、先生(=ヒカルがラーメン屋であったおじさん)が倉田を呼び止めると倉田は競馬場に向かうところであった。馬券は買えない倉田であったが、ここ半年間土日は競馬場に行き1着を予想することにハマっていた。倉田のカバンには競馬四季報などの情報資料がたくさん入っており、この日もすでに6レース中3レースで1着を的中させていた。

翌週の土曜日も12レース中4レースで予想を的中させ、翌日の日曜日も競馬場に来ていた。倉田の分析結果を信頼し始めた先生は、倉田の予想をこっそり覗き込み、その馬券を買い始める。しかしまだ半信半疑であったため、とりあえず1000円ずつ馬券を買うことに決めた。1、2、3レースは外してしまうが4レース目で倉田の予想は見事的中する。その後も3レースを的中させた倉田の実力を先生はすっかり信頼する。

最終レース前、次のレース展開をイメージをブツクサと呟く倉田を見た先生は、自信がありそうな倉田を見て手持ちの5万円全てを賭けるか迷う。しかしこの日すでに4レースを当てているため、1000円にしておこうとした。その時、上の階でも倉田の予想と同じ「6の単勝」に350万円を賭けた人がいるという噂が耳に飛び込んできた。裏情報があるのではないかとどよめく競馬場で、先生も手持ちの5万円全てを賭けることに決める。そこに倉田がやって来て、「アヤがついた」といい「6の単勝」はやめておいた方がいいと言い始める。

倉田と一緒にレースを眺めていると、途中で騎手がムチを落とす。倉田の勝負の勘をすっかり信じた先生は、翌週の土曜日にサラ金で100万円を借りて競馬場に向かったが、そこにはもう倉田の姿はなかった。倉田は競馬を辞め、今度は囲碁にハマっていたのだ。

藤原佐為編

ヒカルは授業中の居眠りで先生に呼び出されていた。長い説教に加え、昨日の部活で3連敗したヒカルはふてくされていた。その時、野球部の打った球がヒカルの頭に当たる。怒ったヒカルは「囲碁部のオレの方がもっとうまく打てるぜ!」と野球部に食ってかかり、バッティングの勝負することになる。ヒカルが打った球は将棋部の部室のある部屋の方に飛んでいき、空いていた窓に吸い込まれた。何かが壊れる音がした後、将棋部部長の加賀が鬼の形相で現れる。ヒカルが加賀に謝りに行くと、床には加賀の名前が入ったトロフィーや盾が散らばっていた。しかし加賀が怒っていた理由は、トロフィーや盾ではなく、愛用の湯飲みが割れたことであった。ヒカルは「明日代わりの物を持ってくる」と約束をしてその場を離れた。

所持金200円を持って、湯飲みを探しに街に行くヒカルと佐為。途中、骨董品店から「えっ!?これが慶長の花器!?」という声が聞こえてきた。店主が客に花器の素晴らしさを説明している最中であったが、佐為はそれがニセモノであると見抜く。佐為からニセモノだと聞いたヒカルが花器を割ってしまい、150万円を支払うように請求されるが、佐為に聞きながら本物の慶長の花器の特徴を店主に伝える。店主は「たいした目利きだな、ガキのくせに」と不敵に笑う。さっきまで慶長の花器だと説明を受けていた男性客が店主を問い詰めるも、店主はこの世には「目の利くマヌケ」と「目の利かないマヌケ」の2種類の人間がいると開き直る。

そんな時、女の子が店内に入ってきて、ある花器を手に取り「あ!やっぱりおじいちゃんのだ!」と言った。女の子の話によるとその花器は泥棒に入られ盗まれたという。佐為はその花器こそが本物の「慶長の花器」であることに気づいていた。花器を取ろうとした女の子であったが店主に突き飛ばされ、その際に売り物の茶碗が割れてしまう。店主は茶碗の弁償代として5万円を女の子に請求する。

店の奥の部屋には碁盤が置いてあり、それを見つけたヒカルと佐為は店主に5万円をかけた勝負を持ちかける。その勝負を受けて立つ店主。佐為は実力の差を見せつける。男が投了したところで、ヒカルと佐為は碁石を入れ替え、ここから逆転したら花器を女の子に返すよう提案をする。「やれるものならやってみろ!」と言う店主を相手に、佐為は見事逆転を果たす。

「あんな花器などくれてやる」と言い放つ店主をよそ目に、ヒカルは花器に花びんの水を注ぐように言う。すると花器の底に花模様が浮かび上がったのである。
本物の花器と気づいた店主は慌てるが、ヒカルに「目の利かないマヌケだったね」と言われてしまった。

一件落着で家に帰ったヒカルは、肝心の加賀に渡す湯飲みを用意していなかったことを思い出し、仕方なく家にあった湯飲みを渡すことにした。

『ヒカルの碁』の登場人物・キャラクター

主要登場人物

進藤 ヒカル(しんどう ひかる)

CV:川上とも子

日本棋院所属の棋士。1986年9月20日生まれ。乙女座。身長155cm(プロ試験合格時)。O型。好物・ラーメン。葉瀬中出身。性格は明るく活発であり、友人も多くいる。学校の成績はよくないが、運動のほうは得意である。

小学6年の時に祖父の家の蔵で見つけた碁盤に棲む藤原佐為の声を聞いたことにより、佐為に取り憑かれた。
当初は、碁に全く興味がなく、碁を打つ気など全くなかったのだが、佐為の悲しみがヒカルの体調に影響を及ぼすため、仕方なく佐為に言われるままに碁を打っていた。
しかし、後に生涯のライバルとなる塔矢アキラと対局してから、アキラの囲碁にかける情熱に引きずられるようにして碁に興味を持ち、自ら打つようになっていく。

塔矢アキラとは、佐為の力で2度碁を打ったが、その時の佐為の強さにアキラが惹かれアキラに追いかけられるようになる。しかしヒカルは自分の力でアキラと対局したいと思うようになり、自分の実力が上がるまではアキラと対戦しないと宣言し、アキラの囲碁サロンで一緒に打ちたいという希望を拒絶し中学の囲碁部に入部した。
ヒカルと対戦したいアキラも海王中の囲碁部に入部し、囲碁大会で対戦するのだが、ヒカルは佐為ではなく自分の力を試したくて自分の力で打ったため、アキラから失望されてしまった。

その後は、ヒカルがアキラを追いかけるようになり、アキラがプロ試験に合格したと聞けばヒカルは院生となり、アキラに1年遅れてプロ試験に合格した。

プロとなってまもなく、佐為とアキラの父・塔矢行洋との対局を目の前で見て、行洋の逆転の一手をヒカルが発見したことがきっかけとなり、佐為が消えてしまった。
ヒカルは、自分が打たなければ佐為が戻ってくると信じて手合いをサボって佐為を待つのだが、佐為が戻ることはなかった。
プロ試験を控えた伊角慎一郎と対局したことにより、自分の碁の中に佐為は生きていると気づき、立ち直った。

その後は、快進撃を続け、「最強の初段」と呼ばれるほどに成長した。
18歳以下の若手棋士が参加できる日中韓ジュニア囲碁大会の日本代表に選ばれ中国戦では副将、韓国戦では大将として戦っている。

藤原 佐為(ふじわらの さい)

CV:千葉進歩

平安時代の天才棋士。千年前、内裏で天皇の囲碁指南役をしていたが、同じ指南役の菅原顕忠に天皇の指南役は2人もいらないと言われ、佐為は指南役をかけての対局を行うことになった。
しかし、相手の碁笥に白石が入っているのを発見した佐為はそれを咎めようとするのだが、逆に相手からいかさまをしたと言いがかりを受け、天皇や他の公家の前で貶められてしまった。対局を続けることになったが、心が乱れ敗北。都を追放され、佐為は失意のまま入水してしまった。
しかし、佐為の碁に対する思いは強く、成仏することなく魂のまま世を彷徨っていた。
江戸時代、年若い虎次郎が佐為の声を聞くことができたため、佐為は虎次郎に取り付いた。
虎次郎は碁打ちを目指していたため、佐為の強さを知ると、佐為のために佐為の言うとおりに碁を打っていた。後に虎次郎は本因坊秀策と名を改め、無敵の棋士として名を馳せる。
しかし、秀策が34歳の若さで亡くなったため、佐為は秀策が吐血した碁盤に宿った。
その後、140年の時を経てヒカルと出会い、ヒカルに取り付いた。

碁に対する執念は凄まじく、時に鬼神の如き強さを発揮するが、普段の佐為は平安貴族らしくたおやかで穏やか。一見すると女性に見間違えるほどの美貌を持つ。
現代のものが珍しいのか、初期の頃はいろいろなものに驚き喜怒哀楽様々な表情を見せていた。
佐為の存在は、取り付いたヒカルにしか分からず、物に触れることもできず、人に話しかけてもヒカル以外に声も聞こえないため、佐為が碁を打つ時にはヒカルに指示を出してヒカルがその通りに打っていくことしかできない。

そのため、周囲はヒカルが打っていると思い不必要にヒカルの強さが目立ってしまった。その後、ヒカルが自分自身の力で打ち始めたため、佐為の打つ場が無くなり、佐為はネットの中で「sai」として打つか、ヒカルと対局するしかできなくなっていた。
しかしネットの中でもsaiの強さが知れ渡り、注目されることを恐れ、ネットでも対局できなくなってしまった。

その後、ヒカルと向き合って打つようになりヒカルを鍛えるようになった。
当初は「神の一手を極める」ことに固執していた。
塔矢行洋を知った後は、行洋をライバル視するようになりいずれ対局したいと熱望していた。
ネットで数多くの対局をしたことで、現代の定石を学び「秀策が現代の碁を学んだかのよう」と言われる程に棋力が上がっていった。
ヒカルの計らいで行洋とネットで対局が叶い満足していたが、その対局を目の前で見ていたヒカルが行洋の逆転の一手を発見した時に、なぜ自分が現代に、ヒカルの前に現れたのか、神の意志を理解した。
ヒカルに行洋との一局を見せ役目を終えたことで、佐為の止まっていた時間が進み始め、いずれは自分が消えてしまうと悟った。
佐為は、5月5日、ヒカルとの対局の最中に静かに消えていった。

佐為を失くしたヒカルが立ち直り、塔矢アキラとの対戦を終えた夜、ヒカルの夢に現れ、自分の扇子をヒカルに渡しその思いを託した。

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@9xhiroyuki1111

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世界中で高く評価される日本のアニメや映画。一部の熱狂的なマニアに支持されるコアな作品がある一方、ハリウッドが実写映画化することで新たなファンを獲得することもあります。2010年代から『ゴジラ』や『オール・ユー・ニード・イズ・キル』などの大作がハリウッド版でリメイクされて話題になりました。ここでは、2017年に公開された日本の映画や漫画のリメイク映画を紹介します。

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ロシアでデスノートが発売禁止!?父母団体からの直訴

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日本だけではなく世界中で大人気の漫画『DEATH NOTE(デスノート)』。ところが、これが子どもたちに有害な影響を与えているとして、ロシアではプーチン大統領に作品の発売禁止処分が直訴されました。同国では実際に15歳の少女が作品に影響されて自殺しており、これが問題になったようです。この記事では、一連の騒動についてまとめました。

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