ヒカルの碁(ヒカ碁)のネタバレ解説・考察まとめ
『ヒカルの碁』とは、ほったゆみ(原作)と小畑健(漫画)による日本の少年漫画。集英社『週刊少年ジャンプ』にて連載された人気漫画作品である。囲碁を題材にした作品で、小学生を中心に囲碁ブームを巻き起こした。
テレビアニメ、小説、ゲームなど、様々な形でのメディアミックスも行われている。
平安時代の最強棋士・藤原佐為に取り憑かれた進藤ヒカルが、囲碁を通して出会った人々との中で神の一手を目指して成長する物語。
ヒカルに何も言わず佐為は消えてしまった。
佐為を探してヒカルは虎次郎が住んでいた因島までやってきた。
本因坊秀策の墓や縁のある場所に足を運ぶが佐為の姿はどこにもない。
東京に戻ろうとするが、碁会所で賭け碁をしていた河合が相手と揉めたため、ヒカルが代わりに一局打つことになってしまった。
対局の最中に、東京にも本因坊秀策の墓があると聞いたヒカルは、今すぐにでも帰ろうとするのだが、対局が終わらなければその場所は教えてもらえない。
早く帰りたいヒカルは、ノータイムで打ち返す早碁で打ち合った。
相手は関西のアマチュアNo.1、手強い相手だが、ヒカルは一瞬も気を抜かず打ち切り勝利した。
一刻も早く佐為に会いたいというヒカルの強い気持ちが伝わる名シーン。
引用:ヒカルの碁 15巻
神さま!お願いだ!はじめにもどして!アイツと会った一番はじめに時間をもどして!!
因島や東京、本因坊秀策縁の場所はほとんど探したが、佐為を見つけることができなかったヒカル。最後にもう一箇所、日本棋院にお化けが出そうな所があると聞き資料室に行ってみた。
そこにも佐為の姿はなかったが、古い棋譜はたくさんあった。
そこで、本因坊秀策の棋譜を読んだヒカルは、佐為が本物の天才であったとやっと気づいた。
碁の知識が全くなかったヒカルは、佐為の強さ、偉大さに気づくことができなかったのだ。
しかし、今になってようやく佐為の凄さを理解した。
虎次郎は碁打ちを目指していたから佐為の凄さに気づき、体を借した。ようやくそのことに気づいたヒカルは佐為を失った悲しみと自分の愚かさに慟哭した。
「佐為に打たせてやればよかったんだ、はじめっから…。誰だってそう言う、オレなんかが打つより佐為に打たせた方がよかった!全部!全部!全部!!オレなんかいらねェ!もう打ちたいって言わねェよ!だから、神さま!お願いだ!はじめにもどして!アイツと会った一番はじめに時間をもどして!!」
しかし、奇跡は起こらず、資料室にはヒカルの泣き声が響いた。
佐為を失ったヒカルの悲しみ、後悔が伝わる切ない言葉。
引用:ヒカルの碁 15巻
伊角が、感情のコントロールが習得できる技術だと言われ、開眼した瞬間
プロ試験において、ヒカルとの対局でハガシの反則をして動揺し、それを言い出せず迷った伊角。結局、ヒカルに声を掛けられる前に投了したものの、後味の悪い対局となってしまった。
その対局が原因で調子を崩し、立ち直るまでに3連敗し、それがひびいてプロ試験に落ちてしまった。
この年以外でも、院生ランク1位と言われながらも伊角は何度もプロ試験に落ちていた。伊角の弱点は精神力の弱さだった。
院生も終了を待たずに辞めたが、所属する九星会の棋士たちに誘われ、中国棋院に修行にやってきた伊角。まだ若い趙石に負けたことが納得いかず、帰国を伸ばし中国棋院で修行することになった。
しかしそこでも言葉は分からず、周りの目が気になって、気持ちが落ち着かず良い碁が打てなくなっていた。
そんな時、日本語が堪能な楊海が伊角に、宿泊代がもったいないから自分の部屋を貸すと声をかけてきた。
卑屈になっていた伊角は一度その話を断るのだが、日本のプロ試験をもう一度受けるためにはなりふり構っていられないと思い直し、楊海の部屋を間借りすることになった。
楊海は、同郷の年少の棋士・楽平にやる気を出させるため、伊角を利用しようとし、伊角を鍛え始めた。
その中で、割と強いのにプロになれない伊角の弱点は心のコントロールだと気づいた楊海は、それは習得できる技術なのだと指摘した。
そんなふうに考えたことがなかった伊角はハッとして、開眼することができた。
楊海の助言を受けた伊角は、プレッシャーを感じている自分を第三者のように見つめるもう一人の自分を心の中に作り出し、落ち着くという技術を身につけた。
院生1位と何年も言われ続けたものの、プロ試験に落ち続けた伊角が弱点を克服した瞬間の名シーン。
引用:ヒカルの碁 16巻
いた…どこを探してもいなかった佐為が…こんな所にいたー
佐為を失ったヒカルは、もう二度と碁は打たないと決めていた。打ちたいと思って碁を打ってしまったら、佐為は二度と戻らないような気がしていたからだ。
若獅子戦を欠席したヒカルを心配して塔矢アキラが葉瀬中にやってきた。アキラがヒカルを説得しようとしてもヒカルは逃げ出し、和谷義高が家の近所まで来てヒカルに説得しようとしてもヒカルは聞き耳を持たず、ついには、プロを辞めようとまで考えていた。
ある日、学校から帰ると伊角が家に来ていた。
中国棋院での修行を終え、プロ試験に臨む前に、昨年、伊角が犯した反則により中途半端に終わってしまった碁をやり直すため、ヒカルとの対局をきっちりと打ち切ってプロ試験に臨みたいという伊角の願いを叶えるため、ヒカルは碁盤に向かった。
1年前に比べお互いに強くなったと実感し対局を進めていたが、ふと、ヒカルの手が止まり目から涙がこぼれだした。
ヒカルが打ってきた盤上に佐為の打ち筋を見たのだ。
「いた…どこをさがしてもいなかった佐為が…こんなところにいたー。佐為がいた。どこにもいなかった佐為が、オレの向かう盤の上にオレの打つその碁の中にこっそり隠れてた。おまえに会うただひとつの方法は打つことだったんだ。佐為、オレー打ってもいいのかな」
佐為を失い、自分の行いを悔み絶望し、佐為を取り戻すために碁を打つのを止めたヒカルだったが、自分の碁の中に佐為を見つけた。
絶望の中から光を見つけたヒカルの名言。
引用:ヒカルの碁 16、17巻
オレ碁をやめない
佐為を失い、碁を止めていたヒカルだったが、伊角のたっての願いにより対局した碁の中で、自分の打ち筋の中に佐為を見つけた。
佐為に会うためには碁を打ち続けなければいけない。碁を打っていれば佐為と会える。碁を打ってもいいのだと感じたヒカルは、これからも一生を碁を打っていくことを決めた。
伊角との対局を終えたヒカルは、本因坊リーグ入りを決めたアキラに会いに日本棋院に向かった。
アキラを見つけたヒカルは、アキラの目の前に立ち、「オレ碁をやめない」と力強く宣言した。
小学6年の時に初めて会ってから互いに意識してきたアキラとヒカル。
再スタートと決意をアキラに伝えたヒカルの力強い言葉。
引用:ヒカルの碁 17巻
1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ。等しく才たけた者が2人いるんじゃよ、2人。2人揃ってはじめて神の一手にー
まだ佐為が現世に留まっていた時に、エレベーター前でヒカルとすれ違った桑原本因坊は、ヒカルの背後に凄まじい気配を感じた。
ヒカルには何かがあると感じた桑原は、それ以降ヒカルに注目するようになった。
ヒカルの新初段シリーズでもヒカルを評価し、それ以降もヒカルを見守ってきた。
手合いをサボり続けたヒカルが突然棋院に現れると、棋院の職員・坂巻はヒカルにこれまでの事情を聞こうと詰め寄るのだが、一緒にいた桑原はヒカルの目を見て、ヒカルが立ち直ったと悟り、坂巻の説教を止めてヒカルに先を急がせた。
その後、坂巻に語ったセリフ。
「のう坂巻さん、知っとるか?碁は2人で打つものなんじゃよ。碁は1人では打てんのじゃ。2人要るんじゃよ。1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ。等しく才たけた者が2人要るんじゃよ。2人。2人揃ってはじめて神の一手にー」
ヒカルを見守り続けヒカルの覚悟が決まったことを見抜いた桑原本因坊の名言。
引用:ヒカルの碁 17巻
…追って来い!
塔矢アキラは小学6年の時にヒカルと出会ってから常にヒカルを意識し続けてきた。
途中、ヒカルに失望した時もあったが、ヒカルが自分を追いかけてきているのを知り、ヒカルに追いつかれないよう上を目指して突っ走ってきた。
ヒカルが同じプロになり、ようやくヒカルとの直接対決が出来る機会が来ても、父・行洋の入院やヒカルの欠場などで対戦できずにいた。
ヒカルが手合いに来なくなって、葉瀬中を訪れヒカルに逃げられたりもしたが、自分が上に行けばヒカルも必ず追ってくると信じ、本因坊リーグ戦入りにまで上り詰めた。
本因坊入りを決めた対局が終わると、ヒカルが息を切らして自分の前に立ち、碁をやめないと宣言した。
ヒカルの決意を聞きそれを受け止めたアキラの強い言葉「…追って来い!」
引用:ヒカルの碁 17巻
人生遠回りは悪くない
和谷や越智、ヒカルの次の世代のプロ試験が始まった。
19歳となった伊角は、中国棋院での修行を終え、ヒカルとの対局を経て、今一度プロ試験に臨んだ。
中国棋院で、心のコントロールを習得した伊角は昨年までとは心構えも顔つきも違っていた。
伊角を見続けてきた院生師範・篠田が「週刊碁」の記者・天野に伊角について語った名言。
「天野さん、囲碁界では才能の開花は早くないとダメなように言われていますが私は成長のペースは人それぞれだと常々思っています。人生遠回りは悪くない」
院生1位と言われながら何度もプロ試験を落ちてしまった伊角が、ゆっくりと自分のペースで成長し続けていく姿を見守った篠田の名言。
引用:ヒカルの碁 17巻
…キミだよ。もう1人のキミだ。もう1人いるんだ、キミが。出会った頃の進藤ヒカル、彼がsaiだ。碁会所で2度ボクと打った。彼がsaiだ。キミを1番知っているボクだからわかる、ボクだけがわかる。キミの中に…もう1人いる。
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目次 - Contents
- 『ヒカルの碁』の概要
- 『ヒカルの碁』のあらすじ・ストーリー
- 佐為との出会い
- 類まれな才能の持ち主・塔矢アキラ
- 中学校囲碁部でのアキラとの対戦
- 謎の打ち手「sai」
- プロを目指して
- 佐為と行洋の対局
- 次代への希望
- 北斗杯の開催
- 中国戦
- 韓国戦
- 遠い過去から遠い未来へ
- 番外編
- 塔矢アキラ編
- 加賀鉄男編
- 奈瀬明日美編
- 三谷祐輝編
- 倉田厚編
- 藤原佐為編
- 『ヒカルの碁』の登場人物・キャラクター
- 主要登場人物
- 進藤 ヒカル(しんどう ひかる)
- 藤原 佐為(ふじわらの さい)
- 塔矢 アキラ(とうや あきら)
- 日本のプロ棋士
- 塔矢 行洋(とうや こうよう)
- 緒方 精次(おがた せいじ)
- 桑原 仁(くわばら)
- 倉田 厚(くらた あつし)
- 森下 茂男(もりした しげお)
- 座間(ざま)
- 一柳(いちりゅう)
- 白川 道夫(しらかわ みちお)
- 篠田(しのだ)
- 芦原 弘幸(あしわら ひろゆき)
- 御器曽(ごきそ)
- 畑中(はたなか)
- 芹澤(せりざわ)
- 笹木(ささき)
- 冴木 光二(さえき こうじ)
- 真柴 充(ましば みつる)
- 都筑(つづき)
- 柿本(かきもと)
- 桜野 千恵子(さくらの ちえこ)
- 村上 信一(むらかみ しんいち)
- 乃木(のぎ)
- 中山(なかやま)
- 辻岡 忠男(つじおか ただお)
- 船村(ふなむら)
- 吉川(よしかわ)
- 渡辺(わたなべ)
- 萩原 昌彦(はぎわら まさひこ)
- 西川 恵美(にしかわ えみ)
- 春木 良子(はるき りょうこ)
- 松永 利之(まつなが としゆき)
- 上前津 宏(かみまえづ ひろし)
- 川崎(かわさき)
- 稲垣(いながき)
- 秋山(あきやま)
- 山田(やまだ)
- 院生編以降のプロ合格者
- 和谷 義高(わや よしたか)
- 伊角 慎一郎(いすみ しんいちろう)
- 越智 康介(おち こうすけ)
- 社 清春(やしろ きよはる)
- 門脇 龍彦(かどわき たつひこ)
- 本田 敏則(ほんだ としのり)
- 韓国のプロ棋士及び韓国棋院関係者
- 洪 秀英(ホン スヨン)
- 高 永夏(コ ヨンハ)
- 安 太善(アン テソン)
- 徐 彰元(ソ チャンウォン)
- 林 日煥(イム イルファン)
- 金 康日(キム カンイル)
- 愈(ユ)
- 中国のプロ棋士及び中国棋院関係者
- 李(リィ)
- 楊海(ヤン ハイ)
- 趙石(チャオ シイ)
- 陸力(ルー リィ)
- 王世振(ワン シチェン)
- 楽平(レェピン)
- 陳学明(チェン シュエミン)
- 王星(ワン シン)
- 陳怡(チャン イー)
- 劉安(りゅう あん)
- 中学校囲碁部員及び関係者(区立葉瀬中学校)
- 藤崎 あかり(ふじさき あかり)
- 筒井 公宏(つつい きみひろ)
- 加賀 鉄男(かが てつお)
- 三谷 祐輝(みたに ゆうき)
- 金子 正子(かねこ まさこ)
- 夏目(なつめ)
- 小池 仁志(こいけ ひとし)
- 津田 久美子(つだ くみこ)
- 矢部(やべ)
- 岡村(おかむら)
- 上島(うえしま)
- タマ子先生(たまこせんせい)
- 中学校囲碁部員及び関係者(私立海王中学校)
- 岸本 薫(きしもと かおる)
- 日高 由梨(ひだか ゆり)
- 奥村(おくむら)
- 伊藤(いとう)
- 小島(こじま)
- 青木(あおき)
- 久野(くの)
- 美和(みわ)
- 尹(ユン)
- 冬期大会での海王中大将
- 冬期大会での海王中副将
- 冬期大会での海王中三将
- 高田(たかだ)
- 中学校囲碁部員及び関係者(その他の中学)
- 森山(もりやま)
- 冬期大会での川萩中副将
- 冬期大会での川萩中三将
- 池下(いけした)
- 冬期大会での佐和良中副将
- 冬期大会での佐和良中三将
- 夏期囲碁大会岩名中大将
- 夏期囲碁大会岩名中副将
- 夏期囲碁大会岩名中三将
- 院生及びプロ試験受験者
- 奈瀬 明日美(なせ あすみ)
- 福井 雄太(ふくい ゆうた)
- 飯島 良(いいじま りょう)
- 小宮 英二(こみや えいじ)
- 足立 俊輝(あだち としき)
- 内田(うちだ)
- 庄司(しょうじ)
- 岡(おか)
- 椿 俊郎(つばき としろう)
- 片桐 恭平(かたぎり きょうへい)
- 国際アマチュア囲碁カップ出場者・関係者
- 李臨新(リ リンシン)
- フランク
- 島野(しまの)
- 金(キム)
- 周平(しゅうへい)
- その他のヒカルの関係者
- 進藤 平八(しんどう へいはち)
- 進藤 美津子(しんどう みつこ)
- 進藤 正夫(しんどう まさお)
- 碁会所「道玄坂」のマスター
- 河合(かわい)
- 堂本(どうもと)
- 曽我(そが)
- 「道玄坂」のマスターの妻(どうげんざかのますたーのつま)
- その他のアキラの関係者
- 塔矢 明子(とうや あきこ)
- 市河 晴美(いちかわ はるみ)
- 北島(きたじま)
- 広瀬(ひろせ)
- 久米(くめ)
- 日本棋院及び囲碁業界関係者
- 天野(あまの)
- 古瀬村(こせむら)
- 吉川(よしかわ)
- 坂巻(さかまき)
- 北斗杯編の人物(上記に載っていない者のみを挙げる)
- 戸刈(とがり)
- 相川(あいかわ)
- 過去の人物
- 本因坊秀策(ほんいんぼうしゅうさく)
- 菅原 顕忠(すがわらの あきただ)
- 天童丸(てんどうまる)
- その他の人物
- 阿古田 末三郎(あこた すえさぶろう)
- 修さん(しゅうさん)
- ダケさん
- 柳(リュウ)
- 神宮寺(じんぐうじ)
- 土庄(どしょう)
- 栗本正助(くりもと しょうすけ)
- 栗本の秘書(くりもとのひしょ)
- 磯部 秀樹(いそべ ひでき)
- 中村 茂蔵(なかむら しげぞう)
- 三谷(みたに)の姉
- 『ヒカルの碁』の用語解説
- 碁笥
- アゲハマ
- コミ
- 指導碁
- 互先
- にぎる
- 対局時計
- ダメヅマリで手が生じる
- 目隠し碁
- 院生
- 番碁
- 目碁
- ヨセ
- 整地
- 中押し
- 作り碁
- 打ち掛け
- 逆コミ
- コスミ
- 手拍子
- コウ
- 小ゲイマ
- 大ゲイマ
- 手番
- 封じ手
- 筋
- 失着
- 定先
- 新手
- 目算
- 持碁
- 韓国棋院
- ワカレ
- アテ
- ハメ手
- 大手合
- 敗着
- 小ヨセ
- 一色碁
- 北京チーム
- 6枚落ち
- 関西棋院
- 5の五
- 三星火災杯(さんせいかさいはい)
- 『ヒカルの碁』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 神の一手を極めていない
- 逃げるなよ 今から打とう!
- オレは神様になるんだよ この碁盤の上でー
- 海王の三将はボクだ
- 笑ったな 最後まで笑っちゃいけないんだぜ 勝負ってもんは
- 自分で打たなきゃ見えないんだ!知りたいんだよ コイツとオレの差を!
- オレの幻影なんか追ってると ホントのオレにいつか足元すくわれるぞ!
- 力の差を言ってるんじゃない 目標に向かう意気込みを言ってるんだ
- 加賀や筒井が院生になるため部を去ろうとするヒカルの背中を押すシーン
- 見極めてギリギリまで踏み込むのです
- 千年
- 秀英が自分の負けを認め悔し涙を流すシーン
- 黙れ
- プロ試験 ヒカルと和谷の対局
- …何のハンデもナシに打ちたかったよ
- 自分にとって本当にコワイ奴は下から来るんだ
- 佐為と塔矢行洋の対決シーン
- これが私の碁だ、名人塔矢行洋の。容赦はせん、必ず勝って 名を名乗らせてやる
- 今わかった 神はこの一局をヒカルに見せるため私に千年の時を長らえさせたのだ
- saiともう一度打たせてくれ、ネットでいいから、名をあかせとは言わぬから
- オレにも打たせろっ
- キミって上ばっか見てるな 下にもコワイのがいるの知らないだろ
- 19路の碁盤がいつもより狭く感じる!フシギだ 負ける気がしない
- 虎次郎が私のために存在したというならば、私はヒカルのために存在した。ならばヒカルもまた誰かのために存在するのだろう。その誰かもまた別の誰かのために。千年が二千年がそうやって積み重なってゆく。神の一手に続く遠い道程。私の役目は終わった。
- 因島から早く東京に帰りたいヒカルが早打ちでアマチュアNo.1と対局するシーン
- 神さま!お願いだ!はじめにもどして!アイツと会った一番はじめに時間をもどして!!
- 伊角が、感情のコントロールが習得できる技術だと言われ、開眼した瞬間
- いた…どこを探してもいなかった佐為が…こんな所にいたー
- オレ碁をやめない
- 1人の天才だけでは名局は生まれんのじゃ。等しく才たけた者が2人いるんじゃよ、2人。2人揃ってはじめて神の一手にー
- …追って来い!
- 人生遠回りは悪くない
- …キミだよ。もう1人のキミだ。もう1人いるんだ、キミが。出会った頃の進藤ヒカル、彼がsaiだ。碁会所で2度ボクと打った。彼がsaiだ。キミを1番知っているボクだからわかる、ボクだけがわかる。キミの中に…もう1人いる。
- 夢に佐為が現れ、ヒカルに扇子を託すシーン
- 一歩一歩行くさ。でも足は止めない。神の一手はオレが極めるんだ。
- オレもそう思う
- どっちが強いかどっちが弱いか、はっきりさせてボクは上へ行く!
- 『ヒカルの碁』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 社清春のモデルは関西棋院の2人の棋士だった
- ヒカルが売ろうとしていた佐為が宿っていた碁盤は実は高額だった
- 伊角・和谷・ヒカルが訪れた渋谷の碁会所は実在する
- 作中に出てくる本因坊秀策は19戦19勝という無敗の大記録を作った
- 韓国の圧力があった説
- 謎のネット棋士
- 『ヒカルの碁』の主題歌・挿入歌
- OP:dream「Get Over」(第1話~第30話、北斗杯への道)
- OP:HΛL「I'll be the one」(第31話~第60話)
- OP:片瀬那奈「FANTASY」(第61話~第75話)
- ED:Kids Alive「ボクらの冒険」(第1話~第12話)
- ED:観月ありさ「ヒトミノチカラ」(第13話~第30話)
- ED:dream「SINCERELY 〜ever dream〜」(第31話~第46話)
- ED:shela「Days」(第47話~第63話)
- ED:dream「MUSIC IS MY THING」(第64話~第74話)
- ED:dream「Get Over (Special Mix)」(第75話)
- ED:dream「Everlasting Snow」(北斗杯への道)
- ED:Do As Infinity「最後のGAME」(ヒカルの碁セレクション)