ジョー・ブラックをよろしく(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ジョー・ブラックをよろしく』とは、1998年にアメリカで公開されたファンタスティック・ラブストーリーである。事故死した人間の姿を借りて地上に舞い降りた死神は、死期が迫っている大富豪のビル・パリッシュの元に現れた。ビルは自分の命の延長と引き換えに人間界の案内役を引き受ける。ビルの家族に友人だと紹介された死神は、ビルの娘であるスーザンに惹かれ、次第にスーザンも死神に恋をしてしまうのだった。死神と人間の切ない恋模様と家族愛が描かれている。監督は、マーティン・ブレストが担当している。
『ジョー・ブラックをよろしく』の登場人物・キャラクター
ジョー・ブラック/コーヒーショップの青年(演:ブラッド・ピット)
日本語吹替:宮本充
転職のためニューヨークにやって来た明るく活発な青年。コーヒーショップでスーザンと出会うが、その後交通事故に遭う。
人間界に興味を持った死神が青年の肉体を借り、死期の迫るビルに人間界の案内役を頼む。永らく孤独だった死神は人間の持つ温かさに触れ、やがてスーザンと恋に落ちる。
ビル・パリッシュ(演:アンソニー・ホプキンス)
日本語吹替:山内雅人
パリッシュ・コミュニケーションというメディア会社の社長。65歳の誕生日を控えていた頃、体調の異変を感じるようになる。
ある日突然現れた死神にその人間性と人柄を見込まれて、死期を遅らせることと引き換えに人間界の案内をしてほしいと依頼される。
スーザン・パリッシュ(演:クレア・フォーラニ)
日本語吹替:山崎美貴
ビルの末娘。内科の研修医をしている。ドリューという恋人がいるがいまいち情熱的になれない様子をビルに心配される。
ある日コーヒーショップで出会った青年と意気投合する。その後青年の姿だけを借りて現れた死神のジョーと、コーヒーショップで話した時との様子の違いに始めは戸惑うが、次第に惹かれていき恋に落ちる。
ドリュー(演:ジェイク・ウェバー)
日本語吹替:松本保典
スーザンの恋人。切れ者で賢くビルの右腕として活躍するが、利己的な考えでビルを陥れようと策略する。
アリソン・パリッシュ(演:マーシャ・ゲイ・ハーデン)
日本語吹替:弘中くみ子
ビルの娘でスーザンの姉。社交的な性格。ビルの誕生日パーティーを成功させるため張り切って準備をしている。空回りすることもあるがとても家族思い。
クインス(演:ジェフリー・タンバー)
日本語吹替:有本欽隆
アリソンの夫。パリッシュ・コミュニケーションで働いている。間の抜けたところがあるが穏やかな性格で愛妻家。
『ジョー・ブラックをよろしく』の用語
稲妻に打たれる
恋愛に情熱的じゃないスーザンにビルは「死ぬほど相手を好きになって相手も同じだけ愛してくれて。そういう人と会うには考えずに心の声を聞くんだ」と語る。そして「心を開いていればいつか稲妻に打たれる」と言った。
恋愛に対しドライな感情を持っていたスーザンは、ビルのこの言葉が深く心に残っていた。そしてその日コーヒーショップで出会った青年と意気投合し恋愛観について話している時、「お互い相手の為に尽くす。僕に尽くしてくれる子に尽くしてあげたい」と青年が理想を語ると、「そういう人を見つけるのは難しい」とスーザンは言った。その時、「でも探してればいつか稲妻に打たれる」と青年は言ったのだった。ビルと同じ台詞を言う青年にスーザンは運命を感じていた。
ピーナッツバター
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目次 - Contents
- 『ジョー・ブラックをよろしく』の概要
- 『ジョー・ブラックをよろしく』のあらすじ・ストーリー
- 声が聞こえる
- コーヒーショップでの出会い
- 声の正体
- 人間界を楽しむジョー
- 惹かれ合っていくジョーとスーザン
- ドリューの策略
- ジョーの葛藤
- ビルの誕生日パーティー
- ドリューの悪事を暴く
- 出発の時
- 『ジョー・ブラックをよろしく』の登場人物・キャラクター
- ジョー・ブラック/コーヒーショップの青年(演:ブラッド・ピット)
- ビル・パリッシュ(演:アンソニー・ホプキンス)
- スーザン・パリッシュ(演:クレア・フォーラニ)
- ドリュー(演:ジェイク・ウェバー)
- アリソン・パリッシュ(演:マーシャ・ゲイ・ハーデン)
- クインス(演:ジェフリー・タンバー)
- 『ジョー・ブラックをよろしく』の用語
- 稲妻に打たれる
- ピーナッツバター
- 『ジョー・ブラックをよろしく』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 老婦人「ここにいるのは間違い。私と一緒にこの世を去りましょう」
- ドリューの悪事を暴く
- ビル「それでいい。生きた証だ」
- 再会する2人
- 『ジョー・ブラックをよろしく』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 交通事故のシーンはブラッド・ピットの型を取った人形
- もう一人の監督アラン・スミシー
- 『ジョー・ブラックをよろしく』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Israel Kamakawiwo'Ole「Somewhere Over the Rainbow」
- 挿入歌:Thomas Newman「Walkaway」