マイティ・ソー（MCU）のネタバレ解説・考察まとめ

S.H.I.E.L.D.のエージェントである。MCUの中で度々登場し、ヒーローのスカウトや怪奇現象の調査に尽力している。実はMCUのオリジナルキャラクターでありコミックスには出ていなかったが、人気がでたためコミックスに逆輸入された。映画の中でも行っているように、調査の名目でやや強引ともいえる手段でデータなどを入手するため争いになることが多い。まったくのヒラではなく、実働部隊に指示を下せる立場である。ファミリーネームがコールソンであるため、ソーはフィルの父親の名前はコールであると勘違いしている。

ラウフェイ（演：コルム・フィオール）

ヨトゥンヘイムの王であり、ロキの実父。元々ヨトゥンヘイムにあった冬の小箱をアスガルドに奪われてからオーディンを憎んでおり、ロキにオーディン殺害を提案されて誘いに乗ってしまった。

フリッガ（演：レネ・ルッソ）

オーディンの妻。魔法が得意で、いざというときには戦うことができる。ソーとロキのことを両方ともわけ隔てなく大事に思っている。原作ではオーディンの側室だが、原作の正妻が地球の神であるためMCUではアスガーディアンであるフリッガが正妻になったようである。

Warriors Three（ウォーリアーズ・スリー）

ホーガン（浅野忠信・演）、ヴォルスタッグ（レイ・スティーヴンソン・演）、ファンドラル（ザッカリー・リーヴァイ・演）の3人の戦士からなる精鋭グループ。ホーガンのみはアスガルドではなくヴァナヘイムという土地が故郷である。黙々と戦いをこなすホーガン、大食漢で陽気なヴォルスタッグ、軟派なファンドラルという個性派のソーの側近である。ウォーリアーズ・スリーという3人組で呼称されるが、シフという女神と共に行動することが多い。

Lady Sif（レディ・シフ）（演：ジェイミー・アレキサンダー）

ソーの許嫁だった狩りの女神。ウォーリアーズ・スリーと一緒にソーの側近として戦いに赴くことが多い。剣を使用した戦闘を得意としていて、デストロイヤーにも果敢に立ち向かう勇ましい性格をしている。自分の能力に対して、かなりの自信を持っている。

ホークアイ / クリント・バートン（演：ジェレミー・レナー）

S.H.I.E.L.Dのエージェント。飛び道具のプロであり、一番得意なのはアーチェリーである。サーカスのアーチェリー芸人から暗殺者になり、S.H.I.E.L.Dにスカウトされた。

ニック・フューリー（演：サミュエル・L・ジャクソン）

S.H.I.E.L.Dの長官。彼の指揮によりエージェントたちが各地に散ってアベンジャーズのスカウトや怪奇現象の調査を行っている。たまにフューリー自身もヒーローのスカウトに出向くことがある。原作では白人だが、MCU映画での人気ぶりから近年原作のほうでも黒人になった。

『マイティ・ソー』の用語

アスガルド

ユグドラシルに守られる9つの世界の1つであり、北欧神話の神々が住む世界である。住人はアスガーディアンと呼称されている。ちなみに、地球はミッドガルドと呼ばれている。アスガーディアンは神であるため、総じて普通の人間よりは身体能力などが高い。飲み物をおかわりするときに先に持っていたほうの器を割る習慣があり、ソーがこれをダイナーで実行したところジェーンに怒られた。

ヨトゥンヘイム