WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜

WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜

『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』とは、三浦しをんの著書『神去なあなあ日常』を原作として公開された青春映画である。大学受験に失敗した平野勇気は「緑の研修生」という林業研修プログラムのパンフレットを偶然見つける。その表紙の美女に憧れて神去村(かみさりむら)にやってくるが、そこには癖だらけの村人たちが暮らしていた。何度も逃げ出そうとする勇気だったが、次第に林業の魅力にみせられていく。この映画はたくさんの小ネタに笑わせられつつ、森林風景の美しさや人との出会いに感動する物語になっている。

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WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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悪の教典(小説・漫画・映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『悪の教典』とは、2012年公開の日本のバイオレンス・ホラー映画である。監督は三池崇史で、貴志祐介の小説が原作。高校教師の蓮実聖司は、明朗快活で同僚や生徒にとても頼りにされていた。しかしその正体は他人への共感能力に欠けたサイコパスで、自身の邪魔になる人間は躊躇なく殺してきた男だった。そしてある出来事でこれまでの罪が暴かれそうになり、蓮実は校内の人間を全員始末することを決める。この作品は蓮実というサイコパスの生き方や、その周りで生きようともがく人間の命がけの戦いから目が離せない物語となっている。

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麒麟がくる(大河ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『麒麟がくる』とはNHK大河ドラマの59作目として、2020年1月19日から2021年2月7日まで放送された作品である。裏切り者や悪人として描かれてきたことの多い明智十兵衛光秀(あけちじゅうべえみつひで)を主人公にしている。平和な世の中になると現れる「麒麟(きりん)」を呼べる人物を探しつつ足利義昭(あしかがよしあき)や織田信長(おだのぶなが)に仕え、戦のない大きな国を作ろうとする十兵衛の一生が描かれている。定説とは全く正反対の側面から描かれた十兵衛や、戦国武将たちの姿が見どころの1つである。

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アイアムアヒーロー(I Am a Hero)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『アイアムアヒーロー』とは2009年から『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていた、花沢健吾による日本のSFホラー漫画である。謎の感染症が世界中で流行り、ほとんどの人間がゾンビになっていく。そのゾンビと戦い、感染から逃れる数少ない人間は、引きこもりやニートといった社会に劣等感を抱いていた者たちが中心となっている。この漫画に出てくるヒーローたちは、人間臭いリアリティーのあるヒーローだというのも見所のひとつ。

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バクマン。(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『バクマン。』とは、大場つぐみと小畑健による漫画を原作とするアニメ作品。 2010年よりNHK教育テレビにて第1シリーズ~第3シリーズ、全75話が放送された。 高い画力を持つ『真城最高』と文才と発想に長けた秀才の『高木秋人』を主人公とし、二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していく道のりを描いた作品である。 多くの漫画関係の固有名詞が実名で使用されるなど、リアル志向な作品。

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コクリコ坂から(ジブリ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コクリコ坂から(ジブリ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コクリコ坂から』とは、2011年に公開されたスタジオジブリのアニメーション映画。監督は宮崎吾朗で、キャッチコピーは『上を向いて歩こう。』。 港南学園高校2年生のメルこと松崎海は、毎朝庭で旗を揚げていた。それは戦争に行ったきり、帰ってこない父親へ向けた信号旗だった。ある日、学校新聞「週刊カルチェラタン」で、自分が旗を揚げる少女として取り上げられていることに気が付く。それは同じ高校の3年生、風間俊が書いた記事だった。メルはこの記事をきっかけに俊を気にするようになり、だんだんと彼に惹かれていく。

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コンフィデンスマンJP -ロマンス編-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

コンフィデンスマンJP -ロマンス編-(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

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銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

銀魂(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

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シン・ウルトラマン(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『シン・ウルトラマン』とは、脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣による、人類のために戦う異星人ウルトラマンと、その周囲の人々の活躍を描いた映画作品。日本を代表するクリエイターによる伝説的な特撮作品のリブートということで、公開前から大きな話題となった。 突如日本に出現し始めた巨大生物、禍威獣。その脅威に対抗するため結成された禍特隊の前に、銀色の巨人が現れる。ウルトラマンと名付けられたその巨人は禍威獣から人々を守るように振る舞い、禍特隊がその謎を追う一方、地球にはかつてない危機が迫っていた。

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スウィングガールズ(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『スウィングガールズ』とは、2004年に公開された「ジャズやるべ!」をキャッチフレーズに掲げた青春コメディ映画である。監督・脚本は『ウォーターボーイズ』で一躍有名になった矢口史靖が手掛け、主演には上野樹里を迎えた。山形の田舎を舞台に、ジャズや音楽とは無縁だった田舎の女子高生達は、ひょんな事からビッグバンドを組みある日突然ジャズの世界へ。落ちこぼれ高校生達が、ビッグバンドをきっかけに次第にジャズに魅了されていく様が描かれている。

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マスカレード・ホテル(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『マスカレード・ホテル』とは、東野圭吾が書いた人気小説『マスカレード・ホテル』を原作とした大ヒット映画である。木村拓哉主演の映画で、長澤まさみや小日向文世、渡部篤郎など豪華キャストがそろっている。物語は予告連続殺人事件の捜査のために、警視庁の刑事たちがホテル・コルテシア東京に潜入捜査をする。エリート刑事の新田はフロントクラークとして同じホテルの仕事をする山岸と共に、次々とホテルに来る怪しい宿泊客の対応をしていく。誰が殺人事件を起こそうとしている犯人なのかを突き止めていくミステリー映画。

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僕のヤバイ妻(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『僕のヤバイ妻』とは、2016年にフジテレビで放送されていた、脚本・黒岩勉、主演・伊藤英明のサスペンスドラマだ。その他、木村佳乃や相武紗季などが出演している。カフェを経営する望月幸平は、妻の望月真理亜との結婚生活に嫌気がさしていたが、別れられない事情があった。そんなある日、幸平は愛人の北里杏南に妻の殺害を持ち掛けられる。そこで幸平は真理亜の飲むワインに毒を仕込んで殺そうとするが、突然彼女が誘拐されてしまった。しかしその誘拐事件には、真理亜の思惑が潜んでいた。

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銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

銀魂2 掟は破るためにこそある(実写映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

「銀魂2 掟は破るためにこそある」とは、2018年8月に公開された、空知英秋原作の漫画「銀魂」を実写化した日本映画です。2017年公開「銀魂」の続編で、前作に続き監督は福田雄一、主演は小栗旬が務めています。前作とほぼ同じメインキャストで臨んだ本作は、原作で人気の長編「真選組動乱編」と、ギャグ色の強い「将軍接待編」をドッキングさせた内容。「真選組動乱篇」は真選組の参謀伊東鴨太郎の謀反を中心にした物語、「将軍接待編」は、万事屋がバイトするキャバクラに徳川茂茂がやってきて起きる騒動を描いたものです。

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WATER BOYS 2(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『WATER BOYS 2』とは、2004年7月にフジテレビ系で放送されていた青春ドラマで、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』の続編である。脚本は橋本裕志と中谷まゆみが手掛ける。主演は市原隼人。その他、中尾明慶や斎藤慶太などが出演している。3年前に共学になったばかりの元女子高に転校してきた元水泳部員の水嶋泳吉が、山本洋介と共にシンクロ部を設立する。彼らは様々な問題に直面するも、夢に向かって奮闘していく。本作の平均視聴率は16.8%を超え、大きな反響を呼んだ。

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サンクチュアリ -聖域-(ドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『サンクチュアリ -聖域-』は、2023年5月にNetflixで配信が開始されたオリジナルドラマである。大相撲を題材にした作品で、主演は一ノ瀬ワタル。脇を固める役者は染谷将太、小雪、ピエール瀧と、豪華な顔ぶれが揃う。相撲のセンスはあるが品性や礼儀は欠片もない不良少年・小瀬清が、相撲に真剣に取り組み、やがては各界を揺るがし始めるというストーリー。相撲の裏側をリアルに映し、相撲にかける力士たちの厳しい稽古と、熱すぎるまでの情熱が描かれ、世界で大ヒットを記録した。

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すずめの戸締まり(アニメ映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『すずめの戸締まり』(すずめのとじまり)とは、災いを封じる旅を続ける少女の成長と再生を描いた、新海誠によるアニメ映画。 高校生の少女岩戸鈴芽は、ある日宗像草太という青年と出会い、彼が地震を起こすミミズという存在を封じて回っていることを知る。その封印に必要な要石を抜いてしまった鈴芽は、イスに姿を変えられた草太と共に、ネコの姿になって逃げ出した要石を追って日本中を旅していく。その旅の果てに待っていたのは、過去の巨大な災いと、鈴芽自身の再生の物語だった。

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『鎌倉殿の13人』とは2022年にNHKで放送された、平安時代〜鎌倉時代初期を舞台とした大河ドラマである。主演は小栗旬が務めた。 伊豆の地方豪族の次男坊であった北条義時(ほうじょうよしとき)は源頼朝(みなもとのよりとも)に仕え、源平の戦乱の中に巻き込まれていく。そして鎌倉幕府成立後は有力御家人たちとの権力闘争を勝ち抜き、次第に非情な権力者になっていく姿が描かれている。 脚本は今作が大河ドラマ3作目となる三谷幸喜が手掛けた。 同作品は2023年のエランドール賞特別賞を受賞している。

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『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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50回目のファースト・キス(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『50回目のファースト・キス(映画)』とは、本国アメリカのみならず世界中で大ヒットとなったロマンチック・ラブコメディである。記憶障害という難病をテーマに切なく涙かせるシーンもありながら、集結したコメディ俳優たちがハワイを舞台にナンセンスながらクセのあるギャグで始終笑わせてくれる。 二人が揃ってメディアに登場すると今だに大きな話題となるアダム・サンドラー×ドリュー・バリモアの最強コンビの抜群の信頼関係が、最高の映画製作に影響を与えヒット作へと導いている、今もなお根強いファンが多い傑作である。

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『コンフィデンスマンJP』とは、2018年4月9日〜6月11日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日21時から「月9」枠で放送された。主要キャストが全員詐欺師となっている。11年ぶりに「月9」の主演に抜擢された長澤まさみが、ダー子を演じる。他に、「月9」初出演の東出昌大はボクちゃん、ベテラン俳優の小日向文代はリチャードを演じる。古沢良太脚本としては、初の"コンゲーム"をテーマとした、痛快エンターテインメントコメディー作品。毎話豪華ゲストを相手に、奇想天外で壮大な騙しあいバトルが見どころである。

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ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』とは、2003年に公開された日本の怪獣映画で、ゴジラシリーズ第27作目にあたる。監督を手塚昌明が務め、興行収入は13億円、観客動員数は110万人を集めた。 ゴジラが機龍との戦いで、行方不明になって1年後再び姿を現し日本を襲う。小美人とモスラも日本に現れ、機龍を作る際使ったゴジラの骨を海に返せば、一緒に戦うと宣言。ゴジラとモスラ、機龍の戦いが繰り広げられる。 見所は、以前は敵であったモスラが、今回人間側の味方としてゴジラと死闘を繰り広げるところである。

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天皇の料理番(2015年のドラマ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

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『天皇の料理番』とは、宮内省大膳職司厨長を務めた秋山徳蔵の生涯をモデルとしたドラマで、TBSテレビ60周年特別企画として制作された。2015年4月に放送され、脚本は森下佳子が担当する。主演は佐藤健で、黒木華や桐谷健太などが出演している。秋山篤蔵は両親に海産物問屋の松前屋の婿養子にさせられ、そこの跡取りとして働き始める。そんな彼があることをきっかけに、日本一の料理人になるという夢を持ち、奮闘するという物語。平均視聴率は14.9%を記録し、東京ドラマアウォード2015などで数々の賞を受賞した。

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『ガリレオ』とは、ガリレオと称される物理学者・湯川学を主人公とした東野圭吾の連作推理小説。小説を原作にフジテレビ系の月9シリーズにて連続ドラマとして映像化された。主演は福山雅治。 湯川の大学の同級生である警視庁の刑事草薙から、湯川が事件の相談を受けるところから物語は始まる。事件捜査には興味がない湯川だが、人の頭部だけ燃える、見えるはずのないものが見えたなど、一見すると超常現象とも取れる不可解な事件に対し科学者として興味を持った時にこれらの謎の解明に挑む。

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『DEATH NOTE』のコンビ、原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって、2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載された大ヒットコミックの実写映画化作品。監督は大根仁、音楽はサカナクションが担当。漫画家を志す二人の高校生、作画担当の最高(佐藤健)と原作担当の秋人(神木隆之介)がコンビを結成し、週刊少年ジャンプ連載の頂点を目指して悪戦苦闘する日々を描く。2015年10月東宝系公開。

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WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜のレビュー・評価・感想

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WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜
10

林業最高じゃん!

大学受験に失敗し、高校卒業後の進路がまだ決まっていない平野勇気(染谷将太)は人生に迷っていた。
そんな時、商店街に置いてあった林業で働く方の募集のパンフレットを見つけ、その表紙の女性目当てで勇気は応募する。
三重県の山奥まで来た勇気は他の林業を志望する若者たちと一緒に基本的な研修を学んでいた。
しかし、勇気は今一つやる気が出ない状態で研修を過ごし、林業を馬鹿にした態度だった。
自分にはこの仕事は合わないと思い、辞めようと宿泊施設から脱走しようとするが、表紙の女性 石井直紀(長澤まさみ)に会い、その女性とまた会いたいとの下心から脱走を中止し、施設に残る。
研修を終え勇気は破天荒な山の男 飯田与喜(伊藤英明)の家に居候しながら中村林業で1年間の研修を積むことになった。
初めは慣れない仕事に耐えかねて脱走しようとするが、与喜に連れ戻されたり、怒鳴られながらも悪戦苦闘しながら仕事を一つ一つ覚え、林業の大切さを学んでいき、大きく成長する。
「林業」は想像つかない分野であり、実際に従事している方を見ることはなかなかないと思う。
しかし、私たちが日々使っている紙、家の土台になる材木は林業の方々が日々山と向き合い一本一本育てているからこそ手に出来るものだと改めて実感した。
自然が大好き、非日常体験をしたい方にお勧めの映画である。

WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜
9

気軽に、やってみる。

三浦しをんの小説「神去(かむさり)なあなあ日常」を原作としている本作品。
「ウォーターボーイズ」や「スウィング・ガールズ」など、あまり日の目を見ない部活やカルチャーにスポットを当てることを得意とする矢口史靖監督がメガホンを取りました。
大学受験に失敗、夢が無い・今が良ければハッピーのダメダメな男子高校生・勇気がひょんなことから林業を学ぶことになり、様々な紆余曲折を経て、“山の男”へと成長していく物語です。
映画冒頭、林業の仕事を学ぶべく研修先へ行く勇気ですが、人の多い東京の街を他人とぶつからずにスムーズに歩き、スマートフォンで音楽を聞きながら向かうシーンは今どきの若者としては当たり前の動きです。ですが、研修も終わり東京へ帰ってきた勇気は、東京の人の多さ、まっすぐ歩けないつらさ、以前は気にならなかった肩と肩がぶつかっても謝らない人たちの冷たさを痛感します。家に帰ろうと歩いていたときどこからか木のいい匂いがしてきて勇気は自分がいるところはここじゃないと思い、村へと帰り物語は終わります。
今が良ければ、楽しければOKな勇気でしたが、林業は短期間の仕事ではありません。手作業で木の苗を植え、良い木が育つように間伐したりと何人もの人が何百年もかけ、こなしていく仕事です。勇気は自分の子供、孫のことまで考えたことがなかったのでそのようなことを棟梁が言われ、将来について真剣に考えるようになったシーンが印象的です。
林業だけでなく、農業や漁業などは人材不足が大きな課題です。IT技術を用いて、若者を取り込もうと努力しています。
この映画は若者には特に響く映画だと思います。夢ややりたいことも特に無い、でも社会に出るのは怖いと考えているのなら、「何でも興味を持ったものはやってみる!」と力をくれる作品です。実際、主人公の勇気も林業の紹介の冊子の表紙を飾っていた女性に会いたくて村に行ったくらいです。そして、現在働いている若い社会人にも響くのではないでしょうか?やりたいことも無い、楽しくもなく、淡々と過ごす日々を少し見直してみる、新たな経験をしてみる、そんな人の背中を押してくれる作品となっています。

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