ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ

『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。

声:後藤哲夫

第10宇宙の界王神。温厚にして厳格な老人として登場した。弟子のザマスが持つ武術の才能を買っており、次期界王神として大いに期待していた。しかし見守るだけという界王神の立場とザマス自身の正義が合わず未来世界では殺害されている。その後時の指輪で未来での戦いを見守るが、全王によりザマスが消されビルスからも弟子の選び方を注意される。増えてしまった緑色の指輪を自らの罪の象徴として箱に収め、ザマスの死を悼んだ。
シリアスな展開の中、神チューブ(YouTubeのパロディと思われる動画)の閲覧を好み、神チューバーを目指すお茶目な一面も見せた。神チューバー発言は冗談かと思われたが、力の大会に出場する選手たちの「踊ってみた動画」を撮影し、再生回数が稼げるとほくそ笑んでいた。神チューブ以外では茶や菓子を好み、茶の入れ方で心のありようが分かるとも説いている。
力の大会では脱落した戦士を労い、全滅の時には潔く消滅した。復活後、第10宇宙で穏やかな笑みを見せている。
名前の由来はザマス同様、語尾の「ごわす」。

カイ

声:村田太志

第11宇宙の界王神。大会参加の宇宙においては最も人間レベルの高い宇宙を担当している。敗北した宇宙の消滅撤廃を全王にかけ合おうと界王神たちに持ちかけるが、誰にも相手にされなかった。カイ自身はその件に関して「自分の所だけが生き残るのが残念」といった趣旨の言葉を口にしており、自分たちの宇宙の勝利を確信していた。全覧試合の時も、トッポが悟空と戦うため部部隊に降り立った際「全王様に我々の宇宙をアピールする好機」と破壊神のベルモッドに話しかけた。

名前の由来はギリシャ神話の登場人物カイネウス。カイネウスは神ではなく人間である。

アグ

出典: twitter.com

声:高戸靖広

第12宇宙の界王神。自分たちが大会参加免除されたことに関し「神々のレベルが高いから」と言った。漫画版では第12宇宙は急成長を遂げてきているらしい。
名前の由来はインド神話の炎の神アグニ。

破壊神(はかいしん)

劇場版『神と神』に初登場。創造を司る界王神と対になる存在。惑星、時には個人をも「破壊」の一言で破壊できる。この破壊は爆発や崩壊という次元ではなく、消滅と言った方が近い。破壊の力とも呼ばれるこの力は、禍々しいエネルギー弾として描かれることもあり、その際は対象となった物をかき消すように描写されることもある。人間の戦士のようなエネルギー弾も駆使し、星を爆発させることもある。
12の宇宙に一人存在し、宇宙の摂理に従って破壊活動をしている。第10宇宙の界王神ゴワス曰く、生命に直接手を下すことを許されている存在。
界王神は生まれつきの神だが、破壊神の場合は神のレベルにまで戦闘力を高めた一個人がスカウトされて就任する模様。本気かは分からないが、悟空もスカウトされていた。界王神とは一蓮托生となる為、界王神が死ねば破壊神も死ぬ。
能力面も人格も人間をはるかに超え時に神としての威厳も見せるが、全王にだけは逆らえない。
破壊神には一人ずつ、付き人兼師匠の天使がつくことになっている。天使はあの世から派遣されたガイドでもあるらしく、付くべき神が死ぬと活動停止状態になる。あまりに強い力を持つため破壊活動以外での戦闘は禁じられている。破壊神同士が戦うだけで宇宙が破壊される(漫画版では破壊神同士のバトルシーンがあるが、これは全王宮殿という特殊な場所で行われた為と思われる)。
漫画版での大神官や第11宇宙の破壊神ベルモッドのセリフからするに、破壊神の就任には何らかの試験もしくは試練があり、引退は破壊神の独断でできるらしい(引退後にどうなるのかは不明)。漫画版では、悟空ですら敵わないと感じる全覧試合を披露する。しかし本気を出しての戦闘だった為、全王には視認できず楽しませることができなかった。

破壊神及び天使の名前は酒類からきているが、これは鳥山明の勘違いから。

ビルス

出典: inouegaku.com

声:山寺宏一

第7宇宙の破壊神。劇場版『神と神』で初登場。その後劇場版『復活のF』や、テレビアニメ『ドラゴンボール超』にも登場している。立場としては界王神と対等だが、界王や界王神からは恐れられている。

39年の眠り(本人曰く「お昼寝レベル」)から覚めて地球へやってくる。サイヤ人の故郷である惑星ベジータの破壊は元々ビルスが行う予定だったが、「遠くて面倒」との理由でフリーザに代行させた。付き人のウイスから惑星ベジータ破壊やサイヤ人の絶滅を聞き満足したが、フリーザが倒されたことには驚き、サイヤ人が完全に絶滅していないこと、超サイヤ人なる形態に進化すると戦闘力が上がることを聞いて、「超サイヤ人ゴッドが自分の強敵になる」との予知夢を思い出した(予知夢の信憑性は皆無らしい)。
初めは界王星で修行していた悟空と戦うが、当時最強形態だった超サイヤ人3の悟空でさえ、本気を出していないビルスに手も足も出せなかった。その後地球にいる残りのサイヤ人と戦おうとするが、ブルマの誕生祝いということで、ビルスを知っていたベジータにより怒らないよう配慮がなされた。ベジータの奮闘も空しく、ブウにプリンを譲ってもらえないことで堪忍袋の緒が切れて「地球を破壊する」と言い出した。
神龍を呼び出し、超サイヤ人ゴッドが「正しい心を持ったサイヤ人が一人のサイヤ人に気を注ぐことで誕生する」ことを知り、その場にいたベジータ、悟飯、悟天、トランクス、胎児であった悟空の孫の気を得て悟空が超サイヤ人ゴッドに変身。
超サイヤ人ゴッドとなった悟空と戦い、7割ほどの力を出した。悟空に宇宙が12個あり、世界の広さやもっと凄い奴がいることの可能性を説き、力尽きた悟空を受け止める。その後「地球を破壊する」と宣言するが、「疲れた」と称して岩を少し破壊しただけにとどめる。
気まぐれでワガママ、美味しい物好きの一面を持つ一方、ブルマをひっぱたいたことを詫びるなど、神としての鷹揚さや良識もある。

『超』でも時に飄々と、時に高圧的な態度を取り、時折ブルマの家に美味しい物を食べに来る。劇場版と比べるとややコミカルな面が増えたが、フリーザの地球侵攻やゴクウブラックの騒ぎにも極力手を貸さず傍観者的立場を貫く。それでも次期界王神のザマスが人類抹殺を目論み、師匠で界王神のゴワスを殺そうとしていることを聞き、一度殺害現場を見た後でやり直しをする。その上で「図に乗るな」と言って力づくでザマスの動きを封じ、破壊した。これによりザマスが破壊された未来と破壊されなかった未来が生まれている。ビルスは「神が干渉すれば未来にも影響がある」と言い、未来トランクスの世界が平和になったと示したが、実際にはザマスもゴクウブラックも健在であった。

神に対する礼儀を要求するが、ザマスほど極端ではない。それでも自分を侮り、不敬な態度を取った相手には容赦せず攻撃する。第6宇宙との対戦が終わり、シャンパが自軍の選手を破壊しようとした時も止めることはせず、「お前達はゲームの駒で、僕たち(破壊神)がルール。破壊神と戦ってそのルールを変えるなら話は別だが?」と冷笑を浮かべながら悟空たちを挑発。
しかし、全王には畏怖の念を抱いており、その場に全王が現れると汗だくで挨拶に向かい、破壊神の仕事をさぼっていることをたしなめられた時には言い訳をする余裕すらなく平謝りした。
その後全王が悟空に会いたいと直々に通信を入れてきた時も冷や汗をかき、同行こそしなかったが「粗相のないようにしろ」と言い含める。力の大会開催に関しても「もう全王様とは関わるな」と言い、その理由を「純粋さゆえの恐ろしさをお持ち」故に「何が起きるか分からない」と説明した。
単に恐れているだけでなくそれなりの敬意を持っているようで、全王と友人になった悟空が「全ちゃん」と呼んだ時には「全王様だ」と訂正をし、「純粋で崇高なお方」とも評している。尚、全王の従者である大神官にも恐れをなしている模様。

『超』の漫画版ではかつて全王主催のかくれんぼ大会に出たものの隠れたまま50年も眠ってしまい全王の怒りを買いかけたことがある。この時は全破壊神が総出で全王をなだめた為世界が消されることはなかったが、この事態だけではなく「色々やらかしている」ようで、破壊神たちからは憎まれている。

名前の由来はビールだが、本来はウイルスが元だった。それをビールと勘違いした鳥山により、付き人の天使はウイスキーからとってウイスと名付けられた。

イワン

出典: legend-anime.com

声:間宮康弘

第1宇宙の破壊神。毛むくじゃらの風貌。強い情熱を持つ。人間レベル最高の宇宙を担当するため、大会参加を免除されている。第96話で初めて話し、力の大会本番の武舞台の強度を試すという名目でリキール、アラクと戦い全王の機嫌取りを行ったが全王が昼寝をしていて戦闘の様子を見ていなかったため徒労に終わった。その上、戦闘の余波で壊れた武舞台の修繕をさせられる羽目になった。この修繕の際補強をしているが、戦士たちの本気の戦闘で武舞台は瓦礫と破片を次々作り出し、最終的には大破している。
小さいが牙がある。公式サイトによると、ヒンドゥー教の破壊神・シヴァ神のような風貌とのこと。

名前の由来はワイン。

ヘレス

出典: legend-anime.com

声:浅野真澄

第2宇宙の破壊神。クレオパトラを思わせる女性の破壊神。一人称は「わらわ」。美しい者を好み醜い者を嫌う傾向にある。ヘレスの言う美醜は外見的な物だけにはとどまらない。全覧試合の際、本番の大会で負けた宇宙は神も含め消滅すると聞いた時には悟空に敵意や嫌悪感を抱いていたようだが、その後破壊神たちの会話の中では「美しい」と悟空を高評価していた。大会では愛のレベルは全宇宙一と称し、自軍の女性戦士たちに期待をかけている。
力の大会で全戦士が脱落した時にはこれも運命と受け入れて戦士や第2宇宙の面々と共に明るく消滅した。

漫画版では使用人たちにマッサージをさせ、「自分は全宇宙一美しい」と言った。招集が掛けられた時、全王が二人いることに驚いている。アニメ版では高飛車な話し方をするが、漫画版では口調が女性的なものになっている。

名前の由来はヘレスビール。

モスコ / ミュール

モスコ。

ミュール。

声:岸尾だいすけ(ミュール)

第3宇宙の破壊神。緑色のロボットのような風貌。顔の朱色の部分が点滅し、電子音で会話する。付き人の天使・カンパーリはモスコが何を言っているのか分かっているらしく、「モスコ様曰く」との枕詞を付け通訳している。公式サイトによると、ロボットとしては古い方らしい。
力の大会ですべての戦士が脱落し、消滅。消える直前に腹部が開き、内部にミュールという破壊神がおり、モスコを操縦していたことが判明。天使のカンパーリに「世話になったな」と声をかけて消滅した。消された宇宙は最終話ですべて復活しており、ミュールはこの時もモスコの腹部から顔を覗かせている。

名前の由来はカクテルのモスコミュール。

キテラ

えどまち
えどまち
@edono78

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モロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

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モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

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ブロリー(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブロリー(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

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ブルマ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブルマ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

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ピッコロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ピッコロ(ドラゴンボール)の徹底解説・考察まとめ

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

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