破壊神ビルス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明監修のアニメ作品『ドラゴンボールZ 神と神』及び『ドラゴンボール超』に登場する破壊の神である。第7宇宙で宇宙の摂理に従い破壊を行うのが役目で、その戦闘力は「強い」という次元ではない。気に入らないことがあると周辺の星を破壊するなど子供っぽく我が儘な面から、立場としては対等な神の界王神にも恐れられている。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」が自分の強敵になるとの予知夢を見て主人公の孫悟空と戦った。邪悪な存在ではなく、それなりの良識や神としての威厳も持ち合わせている。

破壊神ビルスの概要

破壊神(はかいしん)ビルスとは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』シリーズのアニメ映画『ドラゴンボール 神と神』『ドラゴンボールZ 復活の「F」』『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』及びTVアニメシリーズ『ドラゴンボール超(スーパー)』に登場する破壊の神様である。12ある宇宙の7番目に当たる第7宇宙を担当し、宇宙の摂理に従い破壊活動を行う。その気になれば宇宙そのものを破壊できる為、対をなす存在の界王神も含めその存在を知る者からは怖れられている。
ビルスの強さはまさに異次元の一言で、宇宙の帝王と恐れられるフリーザでさえ父のコルド大王から「破壊神ビルス(と魔人ブウ)には手を出すな」と釘を刺されていた。「超(スーパー)サイヤ人ゴッド」と呼ばれる形態に変身し、神の領域に達した主人公の孫悟空(そん ごくう)でもやっと互角に戦えるといったところだが、覚醒したてということもありビルスが本気を出すほどの相手ではなかった。

破壊神ビルスのプロフィール・人物像

CV:山寺宏一

怠け者かつ昼寝を好み、破壊活動に関しては適度に行う程度。「遠くて面倒くさい」との理由で惑星ベジータの破壊をフリーザに代行させたことがある。子供っぽい言動が多く我が儘な気分屋で、気に入らないことがあると周辺の星々を破壊することがある。
美味しいものを食べることも好きで、地球の料理を気に入り『ドラゴンボール超』では度々世界一の富豪であるブルマの家に食事をたかりに来る描写が存在する。悟空とサイヤ人の王子ベジータは、美味しいものと引き換えにビルスの星での修業が許されるようになった。
怒ると手が付けられない一方、神としての鷹揚さやある程度の良識もあり、ベジータの妻であるブルマの誕生パーティーを台無しにしたと謝罪をしたり、宇宙に悪影響を及ぼす神ザマスを破壊したりもした。敗退した宇宙が消滅してしまう格闘試合「力の大会」では、それまで「悟空の息子」とよんでいた悟飯(ごはん)、並びに「爺さん」と呼んでいた悟空の師亀仙人(かめせんにん)の健闘を認め、名前で呼ぶようになった。
物語が進むにつれて悟空たちとの絡みも増えたが、常に彼らの味方というわけではなくあくまで中立の立場におり、ザマスの破壊に関しては界王神、破壊神にも影響が及びかねないとの理由がある。フリーザが復活した際はフリーザを破壊することなく、悟空たちとの戦いを傍観していた。

破壊神は高位の神だが、全宇宙の支配者である全王(ぜんおう)とそれに仕える大神官(だいしんかん)といった更に格上の存在もおり、ビルスも彼らには逆らえない。フリーザの一件の後はコメディタッチな言動が増えた。
一人称は劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』及びTVアニメ『ドラゴンボール超』では「僕」で、劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』及び漫画版では「オレ」となっている。

破壊神ビルスの来歴・活躍

劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』

超サイヤ人ゴッドを求め、ビルス(右)は付き人のウイス(左)と共に界王星と地球を訪れる。

12ある宇宙の一つである第7宇宙にて、39年の眠りから破壊神ビルスが目覚めた。付き人の天使であるウイスから超(スーパー)サイヤ人のことを聞いたビルスは、夢に現れた「自分のライバルになりえる存在」である超サイヤ人ゴッドの存在を確かめるべく界王星(界王と呼ばれる神の住処)に降り立った。
超サイヤ人とは、戦闘民族サイヤ人が気と呼ばれる生命エネルギーを高めることで変身できる形態であった(一般的なサイヤ人は、満月を見ると大猿化するが、超サイヤ人の戦闘力は大猿以上)。
サイヤ人は、ビルスの代理で本拠地である惑星ベジータもろとも宇宙一の極悪人フリーザにより破壊されていたが、地球人との混血も含めわずかな生き残りが地球にいた。その生き残りの一人である孫悟空(そん ごくう)が界王星で修業をしており、ビルスは手合わせをすることになる。
悟空はビルスをして「あのフリーザを倒せる奴なんているのか」と言わしめたフリーザを追い詰めた人物であった。しかし、超サイヤ人3と呼ばれる最強形態でもビルスに取っては戦いにすらならなかった。
ビルスは、ウイスを伴い残りのサイヤ人を求めて地球へ向かう。地球では、世界一の富豪であるブルマの誕生パーティーが行われていた。ブルマの夫でサイヤ人の王子のベジータは、ビルスがかつて自分の父を痛めつけていた光景を思い出す。その記憶もあり、ベジータはビルスを怒らせまいとする。
当初はベジータが機嫌を取り、パーティーで(ベジータの友人と認識されて)手厚く迎えられたため大人しくしていたビルスだったが、プリンを巡って魔人ブウと口論になる。ブウがすべてプリンを平らげたことでビルスは怒り、暴れ出す。その場にいたのは人造人間18号、悟空の息子の悟飯(ごはん)、悟飯の次男の悟天(ごてん)とベジータの息子トランクスが合体したゴテンクス、かつて大魔王と呼ばれたピッコロといった猛者だったが、彼らが束になってもビルスに攻撃すらできなかった。
妻のブルマをビンタされたことでベジータが怒り、その戦闘力が飛躍的に上がったが、それでも超サイヤ人ゴッドになることはなかった。ビルスは失望し、「地球を破壊する」と言うが、そこに悟空が駆けつける。七つ集めることでどんな願いでもかなえる龍・神龍(シェンロン)を呼び出せるドラゴンボールを使い、超サイヤ人ゴッドに覚醒する方法を聞こうというのだ。
ようやく超サイヤ人ゴッドに変身できた悟空は、ビルスに「自分が勝てば、地球を破壊しない」との約束を取り付け再戦を始める。超サイヤ人ゴッドに覚醒した悟空の力は神の名にふさわしいもので、破壊神であるビルスとも激闘を繰り広げることができた。
それでもビルスを満足させるには至らず、悟空は時間切れで変身が解けてしまう。興ざめしたビルスは地球を破壊するために巨大な気弾を放つが、仲間の声援で再び超サイヤ人ゴッドに変身した悟空の気弾に相殺された。
悟空の成長ぶりに興味を示したのか、ビルスはこの宇宙が全部で12ある宇宙の一つであること、付き人のウイスが自分の師匠でさらに強いことを語り、「世界は広いんだ。もっとすごい奴がいると思わないか?」と口にした。
地上に戻ったビルスは小さな岩を破壊し、「地球を破壊した」と言って自身の星に帰る。

劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

第7宇宙の料理を気に入ったビルスは、ブルマの用意したイチゴサンデーを求めて地球を訪れる。この時、地球には第7宇宙一の極悪人フリーザが蘇り、新たに軍を率いて襲撃をかけていた。悟空、ベジータ共にビルスの星で「超サイヤ人ブルー」と呼ばれるゴッドの上を行く形態に変身できるようになっており、同じくパワーアップを遂げたフリーザと戦闘を繰り広げる。
ビルスはフリーザと悟空たちの戦いを静観する。それでも悟空たちに助言をする、フリーザによる地球破壊を「やり直し」と呼ばれるウイスの能力(時間を3分程度巻き戻す)でなかったことにするなど結果として地球を救うこととなった。

『ドラゴンボール超』

神と神編

第7宇宙の破壊神ビルスは、「超サイヤ人ゴッド」の夢を見て39年ぶりに眠りから覚めた。初めは名前が思い出せず、半ば苛立ちまぎれに星々を破壊していたが、かつて自分の星に住む予言魚(よげんぎょ)から「39年後にビルス様の強敵が現れる」と言われたことを思い出す。予言魚は「超サイヤ人ゴッド」だと言うが、サイヤ人は大分前にビルスの指示で第7宇宙でも屈指の強さ持った極悪人フリーザによって本拠地の惑星ベジータもろとも破壊されていた。
付き人のウイスから、「サイヤ人のわずかな生き残りが地球にいる」と聞いたビルスは、かつて地球で失礼な態度をとってきた恐竜を滅ぼしたことを思い出す。尚、フリーザはサイヤ人の孫悟空(そん ごくう)に倒されていた。フリーザを倒した者がいることを知ってビルスは驚く。ウイスの杖で悟空とフリーザの戦いの光景を見たビルスは、サイヤ人が超サイヤ人と呼ばれる形態に変身して戦闘力を数倍に上げられるようになったことを知る。
ゴッドではないようだが、ビルスはフリーザを倒した悟空に興味を覚え、今は北の界王という神のいるところにいる彼に会いに行くことにした。
ビルスが目覚めたことを界王神から聞いた北の界王は、強者との戦いを好むビルスと悟空を接触させまいとする。しかし、界王星にビルスとウイスが現れ、悟空は「ちょっとだけでいいからさぁ。オラと戦ってくんねえかなぁ」と言う。
超サイヤ人に変身した悟空だが、ビルスに反撃すらされず余裕で交わされてしまう。最強形態である超サイヤ人3になっても、戦いにすらならなかった。
ビルスは悟空に興醒めし、他のサイヤ人の生き残りと混血児がいる地球へと向かう。そこではサイヤ人の王子ベジータの妻であるブルマの誕生パーティーが行われていた。ベジータは、突如現れたビルスがかつて父のベジータ王を痛めつけていたこと、自分も恐怖で動けなかったことなどを思い出す。
ブルマがビルスとウイスに気付き、ベジータの友人と思ってパーティーに招き入れる。地球には多くの美味しい料理があり、元より美食家であったビルスは上機嫌になった。しかし、魔人ブウがビルスの求めていたプリンを独り占めにしたことから事態は一変する。
「俺は強い。だから全部食べる」という傲慢なブウの態度にビルスは怒る。ブウはフリーザ以上の戦力を持っていたが、それでもビルスに簡単にいなされてしまった。その場には他にも強者がいたが束でかかって行ってもビルスには適わない。遂には「地球を破壊する」と言い出したビルスだが、悟空が現れて超サイヤ人ゴッドを探せるかもしれないと言う。
7つ集めることでどんな願いも叶えることができるドラゴンボールで神龍(シェンロン)を呼び出し、超サイヤ人ゴッドについて聞こうというのだ。
正しい心を持った5人のサイヤ人によって気を注がれ、悟空は超サイヤ人ゴッドとなる。悟空ら戦士たちは、生命エネルギーである「気」を感じ取り、互いの位置や戦闘力を知ることができるが、ビルスやゴッド形態となった悟空の気は感じ取れなかった。神の気とは、神やそれに近い者同士でないと感じ取れないものらしい。
「僕が勝ったら、地球を破壊する」というビルスの言葉の後、ようやく悟空との戦闘が始まる。宇宙空間にまで飛び出した二人の戦いは、宇宙をも破壊しかねないほど凄まじいものだった。ビルスは戦いの中で新しい技を生み出すなど、悟空の成長性や向上心に気付き、賛辞の言葉を贈る。
超サイヤ人ゴッドでいられる時間は限られたものだったが、悟空はゴッドのパワーと融合していた。見た目にはただの超サイヤ人だが、ゴッドの気は残っている。尚も戦いは続いたが、悟空はビルスのエネルギー弾を叩き落とすと力尽きて落下した。
「約束通り地球を破壊する」と言ったビルスだが、彼から発せられたエネルギー弾は空へと消えていった。ビルスは立ったまま眠っていた。「普段は寝ていて怠けているのに、準備運動なしでいきなり全力を出すのには無理があるんです」「悟空さん。ビルス様と遊んでくれてありがとうございました。お礼はいつか」と言い、眠ったビルスを連れて帰る。
サイヤ人とはもともと野蛮で凶暴な種族であった。それが、他者を守る為に戦うようになっていた。地球にはサイヤ人をも変えてしまう魅力があるらしいとビルスは感じるのだった。

復活の「F」編

悟空とベジータは、ビルスの星で修業を始める。ウイスはビルスに戦いを教えた師匠でもあり、ベジータがウイスに頼み込んで(というよりカップ麺で買収して)ビルスの星へ連れて行ってもらい、悟空もそれに倣ったのだった。
悟空たちには、草むしりや眠っているビルスのシーツを取り換えるといった雑用仕事も課せられていた。寝ぼけたビルスによる気弾攻撃を受けつつも、悟空とベジータはウイスからの指南を受ける。目を覚ましたビルスは、ウイスの口ぶりから彼がちょくちょく地球に行って美味しいものをこっそり食べていることを知るが「毒見」だとかわされた。
そんな折、フリーザが復活した。圧倒的な強さとカリスマを持った指導者を失い、フリーザ軍は弱体化していた。新たに軍を指揮していたソルベはその事態を憂えてドラゴンボールを集めていたピラフ一味を脅し、フリーザを蘇らせたのだった。

「破壊神ビルスと魔人ブウには手を出すな」と父のコルド大王に言われていたフリーザだが、かつて自分を追い詰めた悟空がブウを倒した旨を聞く。はるかにパワーアップしている悟空を倒すべく、フリーザは生まれて初めての訓練をし、4か月後に軍を率いて地球に来襲した。フリーザの目的は悟空を倒すだけではなく、彼の仲間をいたぶり殺し、精神を乱すことであった。
悟空たち不在の中戦士たちが戦うが、相手と体を入れ替える能力でカエルになってしまったギニューの復活もあり、苦戦を強いられる。
一方、ビルスはウイスが持っていたピザを気に入り、杖にしまってある残りを出すように要求。残りのピザは、「うるさいから」と杖に閉じ込められていた悟空とベジータによって食べられていた。怒るビルスだが、ウイスの杖に着信があり、そこに映っていたイチゴパフェに興味を示す。地球がフリーザの襲撃に遭っていることを知った悟空たちは、悟飯の気を察知して瞬間移動で地球に戻った(悟空は、知っている気を探りそこに瞬間移動する術を身に着けている)。ウイスは瞬間移動はできず、地球に到着するのは35分後であった。
悟空は修業の中、超サイヤ人ゴッドの上を行く超サイヤ人ブルーという形態に目覚めていた。フリーザもまた修行の果てにゴールデンフリーザに変身できるようになり、共に戦闘力は飛躍的に上がった。
移動の最中、ビルスは第6宇宙の破壊神シャンパと付き人ヴァドスに出会う。シャンパは「散歩」だと言った。ビルスとシャンパはそれぞれの体型を別にすれば似通っているものの、仲は良くないようだった。

ようやく地球に着いたビルスとウイスだが、目の前で繰り広げられている戦いよりもパフェに夢中になる。フリーザと悟空の戦いを見ても、ビルスは「腕を上げたじゃないか」といくらか感心した程度であった。ビルスに気付いたフリーザは驚き、「私の復讐の邪魔をするわけでは…」と言うが、ビルスはどちらの味方にもならないと言った。
ブルマに抗議されるが、「おいしいものがあるうちは助けてやる」とだけ言って黙らせた。戦闘の末、フリーザが体力切れを起こした。ゴールデンフリーザは体力の消耗が激しいらしく、長期戦には向かない形態のようだった。
超サイヤ人でなくなった悟空にすらパンチが効かず、悔しさに頽れるフリーザだが、ソルベが影から光線銃で悟空を撃ち抜き形勢が逆転する。万一に備えての作戦で、ビルスはそのやり口を「汚い」と評しながらも取り立てて咎めはしなかった。
悟空を倒そうとしたフリーザだが、今度はベジータが横やりを入れた。悟空と同じく超サイヤ人ブルーに変身できるようになっていたベジータはフリーザを圧倒し、とどめを刺そうとする。フリーザは悔し紛れに地球ごと自爆を図った。
ビルスはウイスに命じ、悟空も含めた自分の傍にいた者を宇宙に避難させる。もっと早くフリーザにとどめを刺していればと自分を責める悟空に、ウイスはけりをつけるように言う。3分間だけ時間を巻き戻すから、今度こそフリーザを倒せということであった。
巻き戻った時間の中、悟空はフリーザを消滅させる。地球は救われたが、ビルスは破壊神が星の再生に手を貸すとはみっともない話だと口にする。ブルマはビルスとウイスにたっぷりごちそうを用意すると言い、皆でパーティーをした。

破壊神シャンパ編

シャンパ(右端)の提案で第6宇宙と第7宇宙の試合が開催されることとなった。

悟空とベジータがビルスの星で修業をするようになってしばらくが経過した。昼寝をしていたビルスは、凄まじい音で起こされる。昼寝を邪魔されたと怒るビルスは、騒音の原因となった悟空たちを攻撃しにかかるが、シャンパとヴァドスの来訪に気付く。
シャンパは、自身の宇宙で見つけた「ドンドン鳥のゆで卵」を食べさせるためにやってきたのだ。ビルス、シャンパは双子ではあるがあまり仲が良くないようで、会うたびに喧嘩となる。しかし、破壊神同士の戦いは宇宙そのものを破壊しかねないほどの凄まじいエネルギーが発生する為禁じられていた。そこで、美食を好む二人はいつからか互いの宇宙で見つけた美味しいものを食べさせ合う「美味しいもの対決」をするようになった。
ビルス側は、地球で見つけたカップ麺を用意。シャンパはその味に感動する。「地球には美味しいものがたくさんある」と自慢するビルスだが、第6宇宙と第7宇宙は対になる双子のような存在で、第6宇宙にも地球があるはずだった。早速ヴァドスに地球のことを調べさせるシャンパだが、第6宇宙の地球は住民のくだらない争いが元で滅亡していた。
シャンパは、第6宇宙と第7宇宙の地球を取り換える為に戦士を集めて格闘試合をしようと言い出した。近くでやり取りを聞いていた悟空は乗り気になり、「相手を殺してはいけない」「降参するかリングアウトしたら負け」とのルールを提案する。ベジータも「知性のない怪物を連れてこられては困る」とペーパーテストの実施を提案した。
ビルスは「どうやって地球を入れ替えるのか。そもそも勝ったところで自分には何の得もない」と言う。シャンパは、こっそり集めていた超(スーパー)ドラゴンボールの存在を口にした。ドラゴンボールなら自分の宇宙にもあるとビルスは言ったが、ナメック星や地球にあるものは超ドラゴンボールのかけらで作ったものであった。超ドラゴンボールは一つのボールの大きさが惑星ほどもあり、願いにも制限がない。第7宇宙が勝てば、今まで集めた超ドラゴンボールを全て渡すとシャンパは約束した。

互いの星の中間にある「何もない星」に選手、両破壊神と界王神が集まり、試合が始まる。ビルスは、悟空たちのモチベーションを上げるべく自身と面識のあるモナカという異星人を「第7宇宙最強」と偽り参加させた(実際にはモナカは戦闘経験のない素人だった)。ブウが眠ってしまって試合に出られない(漫画版ではテストで失格となった)、悟空が負けるといった事態が続き、ビルスはいら立ちを見せ始める。
敗者復活で戦線に戻った悟空が負けてしまい、モナカが武舞台(戦闘のリング)に上がる事態に陥った。負けを悟ったビルスだが、対戦相手である第6宇宙の殺し屋ヒットの演技により第7宇宙の勝利となった。
シャンパは自分の顔に泥を塗ったと怒り、自軍の戦士を破壊しようとする。ビルスもそれを止めることはせず、「お前たちはコマで、僕たちがルールだ。破壊神と戦ってそのルールを覆すというんなら話は別だが?」と冷笑を浮かべて悟空たちを挑発する。

その場を収めたのは、12の宇宙の頂点に立つ神の全王(ぜんおう)だった。最高神という肩書きながら威厳を感じさせない全王だが、ビルスとシャンパは慌てて挨拶に向かう。全王が現れたのは、破壊活動をサボッて格闘試合をしている破壊神両名を注意する為だった。成り行きを見、格闘試合を面白いと感じた全王は全宇宙の選手を集めた格闘試合の開催を宣言。悟空が乗り気になり、気軽に全王に近づき握手までしようとする。
ビルスからすれば、破壊神である自分よりも高位の全王に人間が話しかけるなど前代未聞の出来事であった。それでも全王は握手に応じ、悟空を「面白い」と評して帰って行った。シャンパは「全王様が開かれる試合が本番だ。だから今回負けても悔しくねえ!」と負け惜しみを言い、戦士たちを破壊せずに帰って行く。

譲られた超ドラゴンボールは、神の言葉で願いを言わなくてはならない。ビルスは少し考えて「第6宇宙の地球を復活させろ」と言った。

祝勝会

第6宇宙との試合に勝った祝勝会がブルマの家で行われることになった。優勝の立役者となったモナカも誘うように言われたビルスだが、「あいつは忙しい」と誤魔化した。全宇宙の格闘試合で勝つためには、悟空やベジータにもっと強くなってもらわなくてはならない。もしモナカが弱いことが知られたら、悟空らのモチベーションが下がるだろうというのがウイスに語ったビルスの弁だった(が、本音は神である自分の権威を気にしてのことだった)。
地球に降り立つと、呼んでいないはずのモナカが地球にいる。銀河パトロール隊員のジャコが宇宙でも評判のスイーツを注文し、たまたまそれをモナカが届けに来たのだった。その後の流れでモナカが実は弱いことが悟空以外の全員に知られてしまう。それを知らない悟空は、モナカと手合わせをしたがる。ウイスは「他の宇宙の破壊神は凶暴」「試合で負けたら地球もどうなるか分からない」と脅しをかけた。
サタンがモナカを自分の広告塔にしようと用意していた着ぐるみがあり、「モナカが変身できると言うことにしよう」とビルスに着ぐるみを着せて悟空と戦わせることになった。渋っていたビルスだが、ブルマに「このままじゃ孫君がやる気を失う。孫君の戦いを楽しみにしてる全王様も怒るだろう」と言われ着ぐるみを着た。
人気のない場所での戦いが始まる。着ぐるみの強度の問題もあり、ベジータやピッコロも含めて誤魔化しながらの戦闘となる。その戦いの中、ビルスが急に笑い出した。ウイスは「(ビルス様は)案外楽しんでいるかもしれない」と言い、戦いがこれ以上激しくなる前に二人を止めた。
皆の誤魔化しによってモナカが弱いことは悟空にバレず、むしろモナカが驚異的な能力を持っていると勘違いされた。悟空のモチベーションが下がることはなかったが、とんだ茶番を演じることになったビルスはこれに懲りて嘘はつくまいと心に決めるのだった。

未来トランクス編

悟空とベジータがビルスの星で修業をしていると、突如ブルマから悟空たちを呼んでほしいと連絡が入った。何やら急いでいる様子に興味を覚えたビルスは、ウイスを伴い悟空らと地球を訪れる。そこには、未来の世界から来たというブルマの息子トランクス(以下未来トランクス)がいた。前にも未来世界の自分がタイムマシンを作り、息子を送ってきたことがあると誇らしげに語るブルマだが、歴史の改変は神でも超えてはならないタブーであった。
未来トランクスは「罰するなら俺にして下さい」と跪く。ビルスはブルマに魚肉クソーセージを与えられてとりあえず過去へ遡ったことには目をつぶることにする。

未来トランクスの世界は、かつて人造人間という驚異的な敵により荒廃状態にあった。悟空は人造人間との戦いの前にウイルス性の心臓病で亡くなっており、他の戦士たちも人造人間との戦いで命を落としていった。過去にやってきて修業をした結果人造人間たちを倒すことができた未来トランクスは、界王神の下で更なる修業を積み魔人ブウの復活を防いだ。
しかし、ようやく平和が訪れたと思ったのもつかの間、悟空に似た「ゴクウブラック」という敵が人類の抹殺を宣言。未来トランクスは、悟空や父ベジータのいる過去世界に向かい、協力を要請しに来たのだった。その場に現れたゴクウブラックの指には「時の指輪」と呼ばれるアイテムがあった。それは界王神のみが使うことを許されたものだった。本物の指輪は銀色だが、歴史をいじって並行世界が生まれると新たに緑の指輪が増える。

ゴクウブラックの気に覚えがあると感じたビルスは、ウイスと悟空と共に第10宇宙へ向かう。第10宇宙の界王神ゴワスが彼らを迎えた。ゴワスは、自身の弟子で次期界王神候補のザマスを紹介する。天才的な武術の腕を持つというザマスに興味を覚えた悟空は手合わせを要求。ザマスは無礼な態度に辟易するが、ゴワスに言われ悟空と戦う。
悟空との戦いや、ゴワスと共に第10宇宙の知的生物ババリ人の未来を見たザマスは、次第に「人間は滅すべき存在」との考えを持つようになる。
そんな中、ウイスの杖に全王からの通信が入る。「孫悟空に会いたいのね」との全王の言葉に、ビルスとウイスは驚いた。

全王の呼び出しと未来世界の消滅

えどまち
えどまち
@edono78

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)のレッドリボン軍まとめ

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レッドリボン軍とは、鳥山明の漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボール』シリーズに登場する悪の組織である。国家に所属していない私設軍ながら武力、財力共に高く警察すら手出しができない「世界最悪の軍隊」と怖れられる。幹部たちがそれぞれの部隊を率いており、地域派遣された部隊は現地の住民を脅してこき使うことが多い。世界征服の野望を持ち、物語初期では7つ集めることで願いを叶える龍を呼び出せる「ドラゴンボール」を巡って主人公孫悟空(そん ごくう)と戦った。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の種族まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 舞台が様々に変化するため、作中には多種多様な種族が登場する。地球に住まう人間、獣人、魔族、宇宙から来たナメック星人やサイヤ人、1つの世界を丸ごと管理する神である芯人や天使など、ここでは『ドラゴンボール』に登場する様々な種族を紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の都市伝説・豆知識/裏話・トリビア・小ネタまとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 11年に渡る大長編であり、登場するキャラクターから作品そのものに関することまで様々なトリビアや裏話が存在する。ここでは、『ドラゴンボール』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話をまとめて紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)とは、鳥山明による漫画作品。ひたすらに純粋に強さを求め続ける快男児・孫悟空が繰り広げる、世界も宇宙も次元も超える大冒険を描いている。国境を超えた人気作品で、「日本の漫画」を世界的に広めるきっかけともなった。 悟空は人間離れした大食漢であり、行く先々で作られる様々な料理を山のように平らげてきた。ここでは、一般的なものからSFチックなもの、ファンタジックなものまで、『ドラゴンボール』に登場する料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

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ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

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ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ドラゴンボール(DRAGON BALL)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

鳥山明による日本の漫画作品。略称は「DB」。 西遊記をモチーフにした中国風の世界にSFの要素を取り入れた独特の世界観を形成している。 長期連載と作者の鳥山明のセンスが相まって、様々な名言を生み出しており、これらの名言は、インターネットはもちろんのこと、様々なエンターテインメント作品に影響を与えている。

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人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間18号/ラズリとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企むレッドリボン軍の科学者ドクター・ゲロの作り出した人造人間である。元は普通の人間だったがドクター・ゲロによって改造されてしまい、双子の弟であるラピスも同様に改造され人造人間17号となる。同じくドクター・ゲロによって作り出された人造人間セルが倒された後、本作品の主人公である孫悟空の友人クリリンと結婚。マーロンという女の子を授かり、クリリンの師匠である亀仙人と共に暮らしている。

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人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

人造人間16号(じんぞうにんげん16ごう)とは『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)シリーズのセル編に登場する、ドクター・ゲロが作り出したすべてが機械でできている人造人間。ゲロ自身が最後まで起動を許さなかったほど危険な力を保持している。 人造人間17号・18号によって起動すると唯一プログラムされていた「孫悟空の殺害」という同一目的のため、行動を共にすることになる。セルが完全体へ進化後は悟空たちと共に「セルゲーム」に参加する。自然や動物を愛する心優しい性格。

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セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セル(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

セルとは、『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界征服を企んだレッドリボン軍に所属していた天才科学者のドクター・ゲロが作り出した人造人間。同じくドクター・ゲロが作り出した人造人間17号・18号を吸収して究極の生命体となり、世界を恐怖に陥れることを計画していたが、孫悟空親子や他の戦士達の活躍により、その計画は阻止された。 冷静で話し方にも知性が感じられるが、自分が劣勢になると激昂し冷静さを失ってしまう。また、人間が恐怖に怯える顔を好むような冷酷さも持っている。

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孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟空(そんごくう)とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

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ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ベジータとは、『ドラゴンボール』シリーズの惑星ベジータの誇り高き王子であり、主人公・孫悟空(そんごくう)の最大にして最強のライバル。その生まれからエリート意識が非常に強く、他人から指図されることが大嫌い。地球に定住後は、悟空を目標としながら自己鍛錬の日々を送る努力の人でもある。他人にも自分にも厳しく、当初は冷酷な態度が目立った。しかし、悟空や仲間たちと過ごす中で少しずつ人間らしい感情を見せ始め、愛する者のために戦う強さも身に付けていく。私生活では妻ブルマの他、息子と娘が1人ずついる。

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ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ドクター・ゲロ/人造人間20号とは、鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』に登場するレッドリボン軍の元科学者。世界征服を目論む超悪名高い組織の中で殺戮マシーン「人造人間」を開発し、勢力を増強させていった。しかし、孫悟空のたった1人の進撃によりレッドリボン軍は壊滅し、野望を絶たれてしまう。生き延びた後は悟空に復讐する為、秘密基地に身を隠し、より強力な人造人間の研究開発に没頭する。そして長い年月を経て自身を人造人間に改造し、再び悟空の前に姿を現したゲロは、その研究成果を存分に発揮してゆく。

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魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

魔人ブウとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、本作品の主人公である孫悟空の敵キャラクターである。はるか昔、ビビディという魔道士に生み出されるものの手に負えず、封印されてしまった。時が経ち、ビビディの子供バビディが地球にて魔人ブウを復活させ世界を恐怖に陥れた。その後、魔人ブウは善と悪の2人に分かれ、悪の魔人ブウは孫悟空たちの活躍によって倒される。善の魔人ブウは孫悟空たちと協力し、悪の魔人ブウを倒したあと、地球で暮らしている。

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孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

孫悟飯(そんごはん)とは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、主人公孫悟空(そんごくう)の長男である。初期は泣き虫で甘えん坊だったが、強敵たちとの戦いの中父を超える潜在能力を見せ、戦士として成長を遂げた。全ての潜在能力を引き出された「アルティメット悟飯」は、単体で最強の戦士である。戦闘民族サイヤ人の血を引いているものの、悟飯自身は争いを好まない穏やかな性格で、平和な時代が訪れると幼い頃からの夢だった学者の道を歩むようになる。

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亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

亀仙人(かめせんにん)とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。 初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。 少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

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全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

全王(ぜんおう)とは、鳥山明原作のアニメ『ドラゴンボール超』のキャラクターで、12の宇宙の頂点に立つ最高位の神である。純粋な性格だが、それゆえの恐ろしさもまた持っている。何でも一瞬で消し去ってしまう能力も相まって、破壊神たちですら全王に逆らうことはできない。とはいえ基本的には無邪気であり、機嫌を損ねなければ善側に位置する。自分に物怖じしない主人公の孫悟空(そん ごくう)を気に入り、彼と友達になった。

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ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ミスター・ポポとは、鳥山明原作の漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品『ドラゴンボールシリーズ』の登場人物で、地球の神に仕える付き人である。愛嬌のある顔つきながら、ピッコロ大魔王という脅威から地上を救った孫悟空(そん ごくう)を簡単にあしらえる強さを見せる。単なる戦闘力だけではなく、無駄を省いた動きや視覚以外の感覚を研ぎ澄ませた結果の強さで、悟空にもその戦い方を伝授した。後々のエピソードでも、サポートの役割で登場し、活躍している。

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神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

神龍(シェンロン)とは、鳥山明の漫画作品『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、文字通り神の龍である。世界中に散らばる7つのドラゴンボールを集めることで召喚され、呼び出した者の願いを叶える。ドラゴンボールを作った神様の力を超える願いは叶えられないが、死者の蘇生など超常的な事象は起こせる。登場時より威厳のある存在として描かれてきたが、テレビアニメ『ドラゴンボール超』では破壊神ビルスに怯えるなどコミカルな描写も増えた。

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ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ピッコロとは、大人気漫画『ドラゴンボール』シリーズに出てくるキャラクター。初登場時は、主人公・孫悟空の敵として地球の命運をかけた戦いを繰り広げた。悟空に敗れてからは、地球を征服しに来たサイヤ人に対して悟空と共闘するようになり、今では仲間として頼もしい存在となっている。悟空の息子・孫悟飯の師匠でもあり、普段はなかなか感情を表に出さないが、悟飯の前では優しい一面を見せている。

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ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブルマとは『ドラゴンボール』に登場するキャラクターで、世界的な大企業カプセルコーポレーションの令嬢である。科学者でもあり様々な機器を開発し、本作品の主人公である孫悟空や他の仲間たちをサポートしている。幼い頃に家でドラゴンボールを見つけ、7個集めるとどんな願いも叶えられることを知る。ドラゴンボール探しの旅に出た先で孫悟空や様々な仲間達と出会い、その中で孫悟空と同じサイヤ人のベジータとの間にトランクスという男の子を授かり母親となる。

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トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクス(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

トランクスとは、『ドラゴンボール』に登場する、戦闘民族サイヤ人のベジータと地球人のブルマとの間に生まれたハーフの男性。薄紫色の髪色で青色の瞳をしている。トランクスは本編時代と未来時代でそれぞれ登場し、育ってきた環境が異なるため性格も異なっている。トランクスの家はカプセルコーポレーションという大企業で、幼い頃から機械などに接していたため頭も良く、強さだけでなく知的な面も持っている。

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ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリー(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

ブロリーとは、『ドラゴンボール』のキャラクターで、映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』で初めて敵キャラとして登場する。 その後、映画『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の3部作にわたって敵として登場している。 3部作にわたり公開されていることから、敵キャラの中でも人気の高さがうかがえる。 20数年ぶりに、ブロリーが登場する『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開されると、かなりの話題になった。 尚、原作には登場しておらず、映画オリジナルキャラクターである。

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モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロ(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

モロとは、鳥山明原案の漫画『ドラゴンボール超(スーパー)』のキャラクターで、「星食いのモロ」の異名を持つ悪役である。見た目には青いヤギを思わせる獣人。1000万年前、大界王神(だいかいおうしん)という神に力を封じられ銀河刑務所に収監された。わずかながら力を取り戻すと、他の囚人クランベリと共に脱獄。非道な性格で自分以外は餌と見なしており、部下も捨て駒にする。他者や星のエネルギーを奪うことでパワーアップを繰り返し、神の域に達した戦士の孫悟空(そん ごくう)たちを苦しめた。

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バーダック(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーダック(ドラゴンボール)とは【徹底解説・考察まとめ】

バーダックとは、『ドラゴンボール』に登場する主人公・孫悟空の実の父親で、戦闘民族サイヤ人の下級戦士。サイヤ人は宇宙の帝王フリーザに裏切られ滅ぼされようとしており、バーダックはこの事にいち早く気付き仲間を引き連れて対抗しようと試みたが、誰もバーダックを信じず、たった1人でフリーザに戦いを挑んだ。そして力が及ばずに返り討ちにあって死んでしまい、一族や故郷である"惑星ベジータ"の敵討ちを息子の孫悟空に託すこととなった。

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