ドラゴンボール(DRAGON BALL)の神様まとめ
『ドラゴンボール』とは、鳥山明による漫画及びそれを原作とするアニメ作品である。七つ集めるとどんな願いでも叶えるドラゴンボールを巡り、主人公・孫悟空の冒険が始まった。悟空は強い者との戦いを求め、次々現れる強敵と戦うことになる。迫力のバトルシーン、魅力的なアイテム、キャラクターで今なお世界中を魅了する作品。「神様」と呼ばれる存在も、魅力あるキャラクター達である。基本的に神々の戦闘描写はないが、彼らは時に悟空の師となり、時に目標となってストーリーや世界観に広がりを持たせている。
声:三木眞一郎
第10宇宙の界王。天才的な武術の腕を持つ。登場時は界王の地位を保持していたが、現界王神のゴワスの下次期界王神候補として修業中であった。
神こそがすべての頂点に君臨する絶対的な存在だと考えを持ち、悟空が武術の天才といわれるザマスと戦いたいと馴れ馴れしくも不敬な態度を取った時には不快感を露にしていた。ゴワスの勧めで悟空と手合せをしたことで「やはり人間は危険な存在」との気持ちが強まり、ゴワスを殺害して界王神の地位を乗っ取った。この時、時間を巻き戻る「やり直し」で悟空たちのタイムライン上のザマスはビルスに破壊される。ビルスは「神の干渉があれば未来も変わっている」と言ったが、実際にはザマスが破壊されなかった未来が誕生していた。超ドラゴンボールを集めて悟空と自分の体を入れ替えたり、別の並行世界の自分の体を不死身にして全宇宙の神々を殺害して回り超ドラゴンボールも破壊した。
悟空の肉体を得た理由は、戦うごとに強くなる為である。愚かな人間と、それを見過ごしている神々をも無能だと言い切り、全ての人間(知的生物)を抹殺する人間0計画を遂行。
第7宇宙の地球でゴクウブラック(悟空の肉体を得たザマス)共々殺戮の限りを尽くす。悟空やベジータらとも未来世界で戦い、遂にはポタラでゴクウブラックと合体。絶対神を名乗り、それまで以上のパワーを発揮する。
アニメでは、わずかに生き残ったレジスタンスたちの想いが剣に集まったトランクスにより真っ二つにされた。体を失っても精神は生きており、遂には宇宙と一体化した。その上時空を超え現代にまで侵食を開始した。
体力切れを起こしていた悟空は仙豆を探すが、あったのは神々の王・全王を呼び出すボタンであった。これにより未来世界の全王が呼び出されて、絶対神としての凄まじい力を得たザマスは全王の力で消滅させられる。
漫画版では斬り刻まれてもその肉片から新たなザマスが無限に増えていく展開になっていた。第12宇宙で作られたタイムマシンを奪っており、それで過去へ行って全ての人間を抹殺すると宣言するが、悟空により全王が呼び出されたことで状況は一変。
元々漫画版のザマスは全王を恐れて行動しており、無限に増殖できる能力を得ても全王に恐れを抱き逃走する。しかし、アニメ同様「ムカつく」という理由で全王に消された。
界王神(かいおうしん)
各宇宙で創造を司る。その役目は星や命を見守る事のみである。時間移動が可能なアイテム・時の指輪の使用が許されているが、見守る為の道具であり手出しをしてはいけない。尚、時の指輪は銀色の本体があるが、歴史に手を加えた場合は並行世界が誕生し、それに伴い緑色の時の指輪が増えることになる。過去への時間移動及び歴史の操作は、神々でも絶対に越えてはならないタブーとされる。
界王神は両耳にポタラと呼ばれるアイテムをつけている。二名の者がそれぞれ右耳、左耳にポタラをつけることで合体することができる。ポタラによる合体は戦闘力を数倍に上げることができる為、作中では魔人ブウや合体ザマスといった強敵と戦う時に使用された。「宇宙サバイバル編」では、第6宇宙のサイヤ人・カリフラとケールがポタラを使い合体している。界王神が行った場合は二度と合体が解けないが、界王神以外の者が行うと1時間ほどで自動的に解除される。ちなみに、ポタラでの合体はドラゴンボールでの分離が可能で、『超』では界王神、キビトが「ドラゴンボールで分離してもらった」と話している。
第7宇宙では東西南北4人の界王神の他、大界王神がいたが、現状他の宇宙の界王神は一人だけしか登場していない。
界王神界と呼ばれる異界から各宇宙を見守る。
『超』の「宇宙サバイバル編」では、人間レベルが7に達していない八つの宇宙の界王神が宇宙消滅をかけた戦いに巻き込まれる。敗北した七つの宇宙の界王神と破壊神は、宇宙もろとも消滅させられた(が、超ドラゴンボールの力で復活した)。人間レベル7以上の第1、第5、第8、第12宇宙は大会参加が免除され消滅の危機はない。
『ドラゴンボール DAIMA』では魔界のグリンド人と呼ばれる人種であることが判明した。他の宇宙の界王神もそうなのか、そもそも『超』と『DAIMA』の世界がパラレルワールドなのかは不明。
個人の名前の由来は一部を除いてあらゆる神話の神や登場人物、もしくは怪物。語尾が由来になっている個体もいる。
ナハレ / シン / 東の界王神
声:三ツ矢雄二(『Z』『改』) / 太田真一郎(『GT』『超』)
第7宇宙の東の界王神。個体名はシンだが、悟空からはただ界王神様と呼ばれる。ファンからは「界王神」といえば主にこのキャラクターとの認識がされている
原作では「魔人ブウ編」初登場。界王神としてはまだ新米の方らしく、ポタラの性質や全王のことを知らないなど未熟な面が多い。戯れに付き人であるキビトとポタラ合体してしまい、戻れなくなった。他の界王神はブウと戦い、吸収されるか戦死した。
『超』ではドラゴンボールの力で合体を解いてもらっている。原作登場時より「フリーザくらいなら一撃で倒せる」と言っていたが、悟空たちの実力を見て驚くなど今ひとつ頼りがいがなく、ファンからは無能呼ばわりされる。
初めて全王を見た時には「誰です?あの微妙にイラッとする顔をした子は」と老界王神に尋ね殴られている。
『ドラゴンボール DAIMA』では、ブウによる吸収の影響でポタラ合体が解けると踏み、1度ブウに吸収してもらってキビトとの合体を解いた。
名前の由来はそのまま「神」の音読みである「しん」より。尚、『DAIMA』において「シン」は偽名で、本名は「ナハレ」だと判明。由来は「~なはれ」という語尾から。ちなみに姉の「アリンス」、弟の「デゲス」も語尾が由来である。
老界王神(ろうかいおうしん)
声:野本礼三(『Z』『GT』) / 岩永哲哉(『Z』での青年時代) / 田中亮一(『改』『超』)
第7宇宙の界王神にして、現在の界王神の15代前の先祖に当たる。ビルスによりZソードに封印されていた。原作によれば「やたら強くて悪い奴がわしにビビって」封印したと言うが、実際にビルスが老界王神を封印した理由は不明。「魔人ブウ編」で封印が解け登場。老人の姿をしているが、本人が言うには「魔女のババア」とポタラ合体させられたとのこと(魔女はポタラをアクセサリーだと思ったらしい)。戦士の潜在能力を引き上げることができるが、20時間以上かかる。
女好きで、自らの能力を使って覗き見を行うなどいくらか気の抜けた印象だが、現界王神の未熟さをたしなめるなど老練者らしい落ち着きを見せることも多い。ブウ編では、悟空に自らの命を与え一度命を落とすが、ポルンガによる願いで生き返った(死んだとはいっても、頭の上に輪がついただけで生きていた頃と特に変わりはない)。
『超』では全王が現れた際に平身低頭し、悟空が全王の呼び出しを受けた時には「頼むから態度に気を付けてくれよ」と忠告している。全王の宮殿には三度行ったことがある。
南の界王神
声:曽我部和恭(『Z』) / 稲田徹(『改』)
5人の界王神の中で、一番強くたくましい(東の界王神談)。純粋ブウは、南の界王神を吸収したことで筋肉質の体型になった。
アニメでは、西の界王神のいたずらに困らされ追い回される描写がある。西の界王神と北の界王神を殺害した純粋ブウと戦って片腕をちぎるが、ちぎった腕から吸収された。
西の界王神
声:鶴ひろみ
女性的な容姿をしている。原作では名前が挙がったのみだが、アニメではおてんばな性格で、南の界王神にいたずらを仕掛ける描写がある。純粋ブウと戦い、戦死した。
北の界王神
声:堀之紀
原作では名前が挙がるのみだが、アニメではブウとの戦闘が描かれた。剣でブウと戦うが、敗れて戦死する。
大界王神(だいかいおうしん)
声:辻村真人
「魔人ブウ編」の回想にて語られた。界王神曰く「太っていたけど、優しく温和な方」。界王神を統べるトップだったが、ブウに吸収された。大界王神を吸収したことで、ブウは心を手に入れコントロールしやすくなった(界王神談)。
『超』の漫画版の「モロ編」で再登場。かつて、人や星のエネルギーを奪い、自分の力として食らう星喰いのモロを逮捕する為に自らの神力を使用してモロの魔力を封じた。
大界王神が登場したのは現状第7宇宙だけだが、他の宇宙にも大界王神がいるのかなどは不明。
アナト
出典: ameblo.jp
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目次 - Contents
- 『ドラゴンボール』の概要
- 『ドラゴンボール』シリーズの神とは
- 『ドラゴンボール』シリーズの神の一覧
- 地球の神仙
- カリン
- 地球の神
- 神様 / カタッツの子
- デンデ
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- アンニン / 太上老君(たいじょうろうくん)
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- 老界王神(ろうかいおうしん)
- 南の界王神
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