グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』とは、アメリカ合衆国で制作されたヒューマンドラマ映画である。天才的頭脳を持ちながら過去の虐待による心の傷が原因で、仲間とともに非行を繰り返す主人公の少年ウィル・ハンティングと、ウィルに向き合う、愛する妻を失った心理学者ショーン・マグワイアの心と心の交流を描いた作品。アカデミー賞脚本賞、ゴールデングローブ賞脚本賞受賞作であり、マッド・デイモンの出世作。ショーン・マグワイア役のロビン・ウィリアムズもこの作品でアカデミー助演男優賞を受賞している。
吹き替え:中田和宏
ウィルの仲間の1人。ウィル、チャッキー、モーガンとつるんでいる。よく仲間たちとはしゃいでいる。
その他の登場人物
スカイラー (演:ミニー・ドライヴァー)
吹き替え:小林優子
ウィルの恋人。ハーバード大学の学生で、寮に住んでいる。13歳の時に父を亡くし、学費はその遺産で払っている。だが、父を慕っており、「遺産を返して父が戻ってくるならそれがいい」と語る。ファーストキスを自分からしたがったり、チャッキーたちに紹介された時は下ネタを言って笑ったりと、快活な人物。進路はカリフォルニア・スタンフォード大学医学部で、ウィルをカリフォルニアに誘うが断られ、別れる。
ジェラルド・ランボー (演: ステラン・スカルスガルド)
出典: eiga-board.com
吹き替え:津嘉山正種
マサチューセッツ工科大学数学教授。ショーン・マグワイアとは大学時代のクラスメイト。フィールズ賞(数学界のノーベル賞と言われる権威ある賞)の受賞者である。ウィルの数学的能力を見た彼は、暴力事件で収監されそうになっていたウィルを、数学の課題を解かせることとカウンセリングを受けさせることを条件に釈放させる。ウィルの進路における意見の対立でショーンと口論したりする。ウィルに対して嫉妬することもあり、プライドの高い人物でもある。
クラーク(演:スコット・ウィリアム・ウィンタース)
吹き替え:檀臣幸
ハーバード大学の学生。ハーバード大学生が集まるバーで、同大学の学生のフリをして女性に声をかけるチャッキーに議論をふっかける。けれど、自身の発言が本からの引用ばかりであることをウィルに見抜かれ、恥をかかされる。
トム(演:ジョン・マイトン)
吹き替え:長島雄一
ランボーの助手。自分が解けない問題を解くウィルを見て落ち込む者を慰めたり、ウィルに対してランボーにもっと感謝するようにたしなめたりする。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の用語
フィールズ賞
40歳以下の数学者が対象の、数学における業績を称える賞。4年に1度選ばれる。数学界のノーベル賞と言われる。ランボーはこの賞を受賞している。
マサチューセッツ工科大学
本部をアメリカ合衆国マサチューセッツ州ケンブリッジに置く私立工科大学。アメリカ合衆国屈指の名門校である。
作中でウィルが清掃員として働いている大学で、ショーンとランボーの卒業校でもある。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
ショーン・マグワイア「問題は、お互いにとって完璧かどうかだ」
話に乗ってこないウィルにショーンは、亡くなった妻が、寝ている時によくオナラをしたという昔話をする。どんな男女も完璧ではないけれど、大切なのはお互いにとって完璧だと思えるかどうか。お互いが、お互いの全てを受け入れて愛することができるか、それが「問題は、お互いにとって完璧かどうかだ」の意味です。
スカイラー「あなたは、私に愛してもらえないのが怖いのよ」
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目次 - Contents
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の概要
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のあらすじ・ストーリー
- マサチューセッツ工科大学の超難問を一晩で解くウィル
- ウィルとクラークの論戦
- 保釈と引き換えに与えられた条件
- ショーン・マグワイアとウィルの出会い
- ショーンの怒り
- ベンチでウィルに語るショーン
- 恋に落ちるウィルとスカイラー
- 問題は、お互いにとって完璧かどうかだ
- 私はその時、未来の妻と飲んでいた
- 意見を戦わせるショーンとランボー
- ウィルとスカイラーの別れ
- 親友チャッキーの言葉
- 「お前は悪くない」
- スカイラーのもとへ旅立つウィル
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ウィル・ハンティング (演:マット・デイモン)
- ショーン・マグワイア (演:ロビン・ウィリアムズ)
- ウィルの仲間たち
- チャッキー・サリヴァン (演:ベン・アフレック)
- モーガン・オマリー (演:ケイシー・アフレック)
- ビリー・マクブライド (演:コール・ハウザー)
- その他の登場人物
- スカイラー (演:ミニー・ドライヴァー)
- ジェラルド・ランボー (演: ステラン・スカルスガルド)
- クラーク(演:スコット・ウィリアム・ウィンタース)
- トム(演:ジョン・マイトン)
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の用語
- フィールズ賞
- マサチューセッツ工科大学
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ショーン・マグワイア「問題は、お互いにとって完璧かどうかだ」
- スカイラー「あなたは、私に愛してもらえないのが怖いのよ」
- チャッキー・サリヴァン「もしお前が20年後も工場なんかで働いてたら、俺がぶっ殺してやる」
- チャッキー・サリヴァン「お前が家から出るのを待つ10秒間、ドアをノックしても、お前が出てこないんじゃないかと思うその瞬間が一番楽しいんだよ」
- ショーン・マグワイア「お前は悪くない」
- ショーン・マグワイア「あいつ……俺のセリフを盗みやがって」
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ガス・ヴァン・サント作品で1番の大ヒット
- チャッキーが死ぬという悲劇的なシナリオがあった
- オナラの話はロビン・ウィリアムズのアドリブだった
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):starland vocal band「afternoon delight」
- ED(エンディング):elliott smith「miss misery」
- 挿入歌:ludacris 「growing pains」
- 挿入歌:the dandy warhols「boys better」
- 挿入歌:elliott smith「no name #3」
- 挿入歌:elliott smith「between the bars」
- 挿入歌:elliott smith「angeles」