宮崎駿監督作品を年表で紹介!『ルパン三世 カリオストロの城』から『風立ちぬ』まで【スタジオジブリ】

『ルパン三世 カリオストロの城』から『風立ちぬ』まで、宮崎駿が監督や脚本、演出や原作を手掛けた作品を年表にまとめました。「『風立ちぬ』は宮崎駿の遺言である」といった鈴木敏夫の言葉をはじめ、各作品ジブリファンなら知っておきたい情報も掲載しています。

宮崎駿 監督作品 年表

~監督作品と脚本と演出と時々原作~
映画監督作品を追いつつ、関連の項目についても補足。

1979年 ルパン三世 カリオストロの城

宮崎駿初監督作品。
ルパン一味が政略結婚の権謀術数に巻き込まれた
カリオストロ皇女クラリスに自由をプレゼントするまでの物語。

アクションあり、笑いあり、涙あり
勿論銭形のとっつあんも、不二子ちゃんもあり

意に染まぬ結婚から救い出してくれるルパンに
ヒロインクラリスが淡い恋心を抱くなど

恋まである。

ルパン3世史上最高傑作と名高い劇場公開版。

劇場公開作ルパン三世カリオストロの城以前に
テレビシリーズ ルパン三世でも宮崎駿は別名義で脚本・演出を手掛けている。

照樹務名義で2作品の脚本と演出を担当している(第145話「死の翼アルバトロス」、最終話「さらば愛しきルパンよ」)。

出典: ja.wikipedia.org

不朽の名作と名高い2作「死の翼アルバトロス」「さらば愛しきルパンよ」

「さらば愛しきルパンよ」のヒロイン小山田マキはクラリスの原型になっている。

小山田マキ

クラリスというよりもナウシカ…?

小山田マキも
クラリスも
ナウシカも
同じ声優島本須美さんが演じている。

不朽の名作ながら、制作サイドの思惑は違ったようで…

すでに出来上がっていたルパン三世のキャラクターデザインからかなり外れていたため、一度は局側から受け取りを拒否されている。

出典: ja.wikipedia.org

受け取ってもらえて本当に良かった…。

1984年 風の谷のナウシカ

「火の7日間戦争」と呼ばれる終末戦争より1000年後。

腐海と呼ばれる瘴気に包まれた森が地上の大部分を占める中、人々は残されたわずかな土地で腐海にすむ蟲たちに怯えながら細々と暮らしていた。

そんな中「火の7日間」で使用された兵器”巨神兵”が
掘り起こされ軍事国家トルメキアは領土拡大のため再び地上を戦火で焼きつくそうとする。

人々の愚かな行いが腐海の主・王蟲(オーム)の怒りをかった時ナウシカは風の谷を救えるか。

その者青き衣を纏いて

金色の野に降り立つべし

失われし大地との絆を結び

ついに人々を青き清浄の地へ導かん

原作未読の方、是非とも読まれたし!

風の谷のナウシカ原作コミック。

全7巻。足かけ12年宮崎駿本人が執筆している。

映画「風の谷のナウシカ」が好きで
原作はまだ未読という方はぜひ読まれたし!

巨神兵やトルメキア皇女クシャナが
深く掘り下げられて描かれ

ペジテの皇子アスベルも大活躍の原作コミック。

クシャナ殿下の軍事参謀クロトワも
いい味出している。

『アニメージュ』1982年2月号にて連載を開始し、映画制作などのため4度の中断期間を挟み、1994年3月号にて完結した。1994年に第23回日本漫画家協会賞大賞、1995年、第26回星雲賞コミック部門を受賞。単行本の発行部数は累計1,200万部。海外でも8か国語で翻訳・出版されている。

出典: ja.wikipedia.org

映画の内容は原作の2巻の途中まで。

さらに深みを増した原作の世界。
目指す所はナウシカと同じでも
血みどろの道を進むしかないクシャナ殿下の
悲しみが胸を突く。

1986年 天空の城ラピュタ

出典: www.amazon.co.jp

ある日少女が空から降ってきた…。

パズーとシータの出会いから始まる
血沸き肉躍る大冒険活劇。

幻とも伝説とも呼ばれていた空に浮く島。
天空の城ラピュタ。

ラピュタをめぐって海賊・軍部が入り乱れ
ラピュタの謎を解く鍵を持つシータが狙われる。

パズーはシータを守り切れるのか。

友情・愛情・勇気。全てがつまった傑作。

シータとパズーはやがて
女海賊ドーラ一味をも味方につける

フラップターに乗り
空中でシータをキャッチする

宮崎駿監督ならではの救出シーンが素晴らしい。

「最後のチャンスだ!

すり抜けながらかっさらえ!!」

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