ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2(ポケモンBW2)のネタバレ解説・考察まとめ
『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』とは、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の続編作品であり、前作から2年後のイッシュ地方を冒険の舞台として、ポケモン図鑑の完成及びポケモンリーグ制覇(殿堂入り)するのが主なゲーム目標である。本作では前作に登場したプラズマ団が復活し、ストーリー中に各地で戦うことになる。トレーナーの成長についても描かれ、前作でのライバルであったN(エヌ)や共に旅に出たベルやチェレンなどの成長した姿なども見ることができる。
どく/もうどく
状態異常の1つで「どく」状態はバトル中、HPが毎ターン最大HPの8分の1減る。バトル終了後にフィールド上ではHPは減らない。
「どく」状態にする変化技や「どく」状態の追加効果がある技を受けたり、相手ポケモンの特性で発生する。
「もうどく」状態はバトル中の毎ターンHPの減る量が増え、初めは16分の1だが、16分の2、16分の3と増えていく。最大は16分の15。
「どくどく」を受けたりや「どくびし」を2回使用した後にポケモンを出した時などで発生する。また、「どくどくだま」をポケモンに持たせるとバトル中最初のターンが終了すると「もうどく」状態になる。
「どく」や「はがね」タイプのポケモンや特性が「めんえき」のポケモンには効かない。特性が「ポイズンヒール」のポケモンは、バトル中「どく」「もうどく」状態でもHPは減らず、毎ターン最大HPの8分の1回復する。
状態異常の表示は両方「どく」だが、「どく」状態より「もうどく」状態のほうが色合いが濃い。「もうどく」状態はバトル終了後、「どく」状態になる。
まひ
状態異常の1つで「すばやさ」が4分の1になり、バトル中毎ターン4分の1の確率で技が使えなくなる。
「まひ」状態にする変化技や「まひ」状態の追加効果がある技を受けたり、相手ポケモンの特性で発生する。
特性が「じゅうなん」のポケモンには効かず、「じめん」タイプのポケモンは「まひ」状態にする変化技「でんじは」が効かない。
「まひ」状態の相手ポケモンに「きつけ」で攻撃した場合、通常威力の2倍になり「まひ」状態を治す。
やけど
状態異常の1つでバトル中、HPが毎ターン最大HPの8分の1減る。また、物理技で与えるダメージが半減する。
「やけど」状態にする変化技や「やけど」状態の追加効果がある技を受けたり、相手ポケモンの特性で発生する。「かえんだま」をポケモンに持たせるとバトル中最初のターンが終了すると「やけど」状態になる。
「ほのお」タイプのポケモンや特性が「みずのベール」のポケモンには効かない。
特性が「たいねつ」のポケモンはやけどのダメージが半減(16分の1)し、「こんじょう」のポケモンは物理技で与えるダメージが半減せずに「こうげき」が1.5倍になる。
ねむり
状態異常の1つでポケモンが眠ってしまい、「いびき」と「ねごと」以外の技が使用できなくなる。数ターン経つと目が覚めて「ねむり」状態から回復する。
「ねむり」状態にする変化技や「ねむり」状態の追加効果がある技を受けたり、相手ポケモンの特性で発生する。またバトル中、「ねむる」を使った後は「ねむり」状態になり、既になっていた他の状態異常が治る。2ターン経つと目が覚め、「ねむり」状態から回復する。
特性が「ふみん」「やるき」のポケモンには効かない。バトル中「さわぐ」を使用すると、使用したポケモンがバトルに出ている限り、2~5ターンの間「ねむり」状態にはならない。既に「ねむり」状態のポケモンは、ターン終了時に目が覚めて「ねむり」状態から回復する。
「ねむり」状態の相手ポケモンに「めざましビンタ」で攻撃した場合、通常威力の2倍になり「ねむり」状態を治す。また、特性が「はやおき」のポケモンは「ねむり」状態から回復するターンが早くなる。
こおり
状態異常の1つでポケモンが凍ってしまい、技が出せなくなる。数ターン経つと氷が溶けて「こおり」状態から回復する。
「こおり」状態の追加効果がある技を受けたりすると発生することがあるが、「こおり」タイプのポケモンや特性「マグマのよろい」のポケモンには効かない。また、天気が「ひざしがつよい」状態の時にもならない。
自分の「こおり」状態を治すには自然回復を待つ他、「かえんぐるま」や「フレアドライブ」などといった一部の「ほのお」タイプの技を使うことで治すことができる。
また、「こおり」状態のポケモンが「ほのお」タイプの攻撃技(物理技・特殊技)を受けると「こおり」状態が治る。
ひんし
状態異常の1つで、ポケモンのHPが0の状態のこと。野生ポケモンやトレーナーとのバトルで、相手ポケモンなどが使った技で自分のポケモンが倒れてしまったときに発生。
「ひんし」状態になったポケモンはバトルに出すことはできず、なつき度が下がってしまう。しかし、「ひでんマシン」の技をフィールドで使用することはできる。
「げんきのかけら」や「げんきのかたまり」などといったアイテムを使用したり、ポケモンセンターなどを利用したりパソコンに一度預けることで回復できる。
技によっては自分のポケモンまたは相手のポケモンを強制的に「ひんし」状態にさせてしまうものもある。
状態変化
バトル中に相手の技を受けるなどによってポケモンに起きる特殊な状態のこと。ただし状態異常のようにバトル中の表示はなく、ポケモンを交代させたりバトルが終了したりすると効果がなくなる。また、ターンの経過により自動的に効果がなくなるものもある。
また、状態異常のように必ずしも不利な状況に陥るわけではなく、HPを回復させるといった有利になる状態変化もある。
状態変化は技や特性、アイテムで発生し、自分のポケモンや相手のポケモン問わず重複して発生させることができる。また、「バトンタッチ」によって一部引き継がせることもできる。
状態変化はポケモンを交代させたりバトルが終了したり、ターンが経過したりすると効果がなくなるが、一部の状態変化は「なんでもなおし」といった回復系のアイテムで治すことができる。また、特性によっては一部状態変化が効かないものもある。
この他特性や技によっては状態変化を回復したりメリットにしたりするものがあるが、特性の場合バトル中に他の特性に一時的に変わってしまったり無効化されてしまったりすると、効果が得られなくなる。
主な状態変化を紹介する。
こんらん
状態変化の1つで、技を使うときに50%の確率で自分を攻撃(威力40の物理技)してしまう状態。数ターン続き、その後自動的に回復する。
「こんらん」状態にする変化技や「こんらん」状態の追加効果がある技を受けたり、技の反動でなったりする場合がある。この他、持たせているきのみの味が嫌いな性格のポケモンも「こんらん」してしまう。
特性が「マイペース」のポケモンには効かない。また、特性が「ちどりあし」のポケモンは回避率が2倍になる。
メロメロ
状態変化の1つで、50%の確率で技が出せなくなる状態。効果はバトルに出ている間続き、交代させると回復する。
「メロメロ」状態にする変化技や相手ポケモンの特性、アイテムで、異性のポケモンに発生する。
性別が同じか性別不明のポケモン、特性が「どんかん」のポケモンには効かない。
「あかいいと」を持たせたポケモンが相手ポケモンの技などで「メロメロ」状態になったときには、その相手ポケモンも「メロメロ」状態にする。
ひるみ
状態変化の1つで、そのターンのみ技が出せなくなる状態。ポケモンをひるませる追加効果がある技を受けたり、アイテムの効果が発動したりすると発生することがある。
特性が「せいしんりょく」のポケモンには効かない。相手ポケモンより「すばやさ」が高く、相手ポケモンが先攻でなければ、ひるみは完全に防げる。
特性が「ふくつのこころ」のポケモンはひるむたび「すばやさ」が1段階上がる。
しめつける
状態変化の1つで、ポケモンの交代や逃げる(野生ポケモンとのバトルを終了させる)ことができず、「テレポート」も失敗し、毎ターン最大HPの16分の1のダメージを受ける。
「しめつける」や「まきつく」、「ほのおのうず」などで発生する。数ターン続き、その後解除されるが、この他「こうそくスピン」で解除することもできる。
既にこの状態になっている場合、効果は重複しない。「ねばりのかぎづめ」を持っているポケモンの技によってこの状態になった場合、7ターン続く。
特性が「マジックガード」のポケモンはダメージを受けず、特性が「にげあし」のポケモンまたは「けむりだま」を持たせているポケモンは交代はできないが、逃げたりテレポートが可能。
また、「きれいなぬけがら」を持たせているポケモンは逃げたりテレポートはできないが交代は可能。そして、技による自分ポケモン・相手ポケモンの交代も可能。
「しめつけバンド」を持たせたポケモンが相手ポケモンを「しめつける」状態にした場合、毎ターンのダメージが最大HPの16分の1から8分の1に増加する。
いえき
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目次 - Contents
- 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の概要
- 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』のあらすじ・ストーリー
- ヒオウギシティ~タチワキシティ
- ヒウンシティ~ホドモエシティ
- PWT(ポケモンワールドトーナメント)~ソウリュウシティ
- セイガイハシティ~ポケモンリーグ
- それからの冒険
- 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』のゲームシステム
- 初期設定
- 季節/ゲーム内の時間
- おこづかい
- ID
- タイプ
- 能力
- HP
- こうげき
- ぼうぎょ
- とくこう
- とくぼう
- すばやさ
- 特性
- 状態異常
- どく/もうどく
- まひ
- やけど
- ねむり
- こおり
- ひんし
- 状態変化
- こんらん
- メロメロ
- ひるみ
- しめつける
- いえき
- やどりぎのタネ
- ポケモン図鑑完成
- 野生ポケモンを捕まえる
- 進化させる
- タマゴをかえす
- カセキを復元する
- ゲーム中の人物からもらう(購入する)
- 他のプレイヤーと通信交換する
- ポケシフターを利用する
- 殿堂入りを目指す
- ポケモンを育てる
- ポケモン育て屋
- ポケモントレーナーと勝負する
- ジム戦
- 四天王/チャンピオンとの戦い
- バトルサブウェイ
- シングルトレイン/スーパーシングルトレイン
- ダブルトレイン/スーパーダブルトレイン
- マルチトレイン/スーパーマルチトレイン
- Wi-fiトレイン
- カナワタウン行きトレイン
- PWT(ポケモンワールドトーナメント)
- ダウンロードトーナメント
- イッシュの難関(黒の摩天楼・白の樹洞)
- ライモンドーム
- ロイヤルイッシュ号
- バトル検定
- ポケモンミュージカル
- ドレスアップ
- 演目
- ポケウッド
- 映画撮影
- 映画公開
- ジョインアベニュー
- 招待
- 案内/アベニューランク
- イッシュリンク
- キーシステム
- おもいでリンク
- ニンテンドー3DSリンク/ポケモンARサーチャー
- メダル
- 通信機能
- 赤外線通信
- ワイヤレス通信
- Wi-Fi通信
- グローバルターミナル
- ランダムマッチ
- グローバルトレードステーション(GTS)
- ミュージカルショット
- バトルビデオ
- ポケモングローバルリンク
- ポケモンドリームワールド
- グローバルバトルユニオン
- 『ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクターとその関係者
- 主人公(キョウヘイ/メイ)
- ライバル(ヒュウ)
- ベル
- アララギ博士
- アララギパパ
- アデク
- ジムリーダー
- チェレン
- ホミカ
- アーティ
- カミツレ
- ヤーコン
- フウロ
- シャガ
- シズイ
- 四天王・チャンピオン
- シキミ
- ギーマ
- カトレア
- レンブ
- アイリス
- プラズマ団
- ロット
- アスラ
- 平和の女神・愛の女神
- ヴィオ
- ダークトリニティ
- アクロマ
- ゲーチス
- N(エヌ)
- その他のキャラクター
- ノボリ・クダリ
- マコモ
- ショウロ
- ポッド・コーン・デント
- アロエ
- ハチク
- ナツメ
- マキシ
- シロナ
- ルリ/テツ
- バンジロウ
- イッシュリーグのトレーナー
- シューティ
- ケニヤン
- コテツ
- バージル
- 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』のアイテム
- Cギア(C-GEAR)
- 赤外線通信(IR)
- ワイヤレス通信(WIRELESS)/ハイリンク/フェスミッション
- Wi-Fi通信(Wi-Fi)
- すれ違い通信
- すれ違い調査/調査レーダー
- デルダマ/デルパワー
- ライブキャスター
- ボール
- HP回復アイテム
- 状態異常回復アイテム
- ひんし状態回復アイテム
- PP(パワーポイント)回復アイテム
- バトルサポートアイテム
- ビードロ
- ポイントアップアイテム
- ハネ
- きのみ
- 能力・技の威力アップアイテム(ポケモンに持たせるアイテム)
- バトル補助アイテム(ポケモンに持たせるアイテム)
- 回復・状態異常発動アイテム(ポケモンに持たせるアイテム)
- プレート
- ジュエル
- カセット
- おこう
- しんかのいし
- しんかのどうぐ
- スプレー
- ポケモン育成アイテム
- カセキ
- こやし
- わざマシン・ひでんマシン
- メール
- たいせつなもの
- タウンマップ
- じてんしゃ
- すごいつりざお
- ダウジングマシン
- メダルボックス
- バトルレコーダー
- グッズケース
- ともだちてちょう
- アクロママシーン
- ダークストーン/ライトストーン
- いでんしのくさび
- かざんのおきいし
- みかづきのはね
- グラシデアのはな
- うつしかがみ
- おとしもの
- きょかしょう
- まるいおまもり
- ひかるおまもり
- その他のアイテム
- 『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』の用語
- 性格
- 個性
- なつき度
- フォルムチェンジ
- ポワルン
- デオキシス
- ミノムッチ・ミノマダム
- チェリム
- ロトム
- ギラティナ
- シェイミ
- アルセウス
- ヒヒダルマ
- シキジカ・メブキジカ
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