ドクター・ストレンジ(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。
ニューヨークにあるサンクタム・サンクトラムに保存されている、空中に浮かぶマント。身に着けることで空中飛行が可能となり、魔力そのものを増幅させる効果もある。自らの意思を強く持っており、気まぐれで人に慣れにくい性格とされている。一度使用者と決めた者には懐き、自ら戦いに加勢することもある。
アガモットの目 (Eye of Agamotto)
初代「至高の魔術師」であるアガモットの名を冠したネックレスで、使用した者は時間を進める、戻す、止めるなど自在に操ることができる。巨大な力を秘めた「インフィニティ・ストーン」のひとつである「タイム・ストーン」が内蔵されている。自然の法則に反する危険なレリックとして難解な呪文で封印され厳重に管理されていたが、呪文の解読に成功したストレンジが使用に成功。更に闇の魔術師カエシリウスの襲撃がきっかけで、その後もストレンジが持ち歩くことになった。
魔術
魔術師たちが行う呪文の詠唱や身振りによって精神と肉体を集中させ、多次元宇宙(マルチバース)から力を引き出し様々な超常現象を引き起こす技法のこと
『ドクター・ストレンジ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
モルド「Wi-Fiのパスワードだ」
カマー・タージで修行をはじめることになったストレンジが、モルドに呪文のような文字の書かれたメモ書きを手渡されて「呪文か?」と尋ねた時に言われた一言が、「Wi-Fiのパスワードだ」。いくら人里離れた場所にあると言ってもバカにしないで貰いたい、という抗議のセリフ。
エンシェント・ワン「誰もが時を選べない」
アストラル魂となり死出の旅に出るエンシェント・ワンが、時間を操り運命を思い通りに操ろうとするカエシリウス達に対し、「誰もが時を選べない」「自然の摂理に従い限られた時間を全うしてこそ輝くものがある」とストレンジに言い残す。ドルマムゥとの戦いで結果的にストレンジはルールに背いてしまうが、のちにエンシェント・ワンの志から「至高の魔術師」の称号を継ぐことになる。
ドクター・ストレンジ「負けたとしても何度もやり直す」
暗黒次元でのドルマムゥとの対峙では、ストレンジは何度も瞬殺されるが苦痛に耐え何百回でも時間を逆行させ交渉をやり直す。「負けたとしても何度もやり直す」のセリフからは、自分本位だったストレンジが、決戦の場ではヒーローとして成長し強い精神力を手に入れたことが伺える。
ドクター・ストレンジ「ドクターだ、ドクター・ストレンジ」
ニューヨークのサンクタム・サンクトラムでカエシリウスと対峙した時に、口にしたセリフが「ドクターだ、ドクター・ストレンジ」である。魔術を習得しても医者としての誇りを失わない、ストレンジのプライドが表れている。たとえ戦いになったとしても「人を救いたい」という気持ちは変わらない。
ニューヨーク・ミラー次元の戦い
世界最高峰のVFX技術を生かしたミラー次元の描写では、万華鏡のような奥行きのある美しい戦闘シーンが繰り広げられる。カエシリウス、エンシェント・ワン、ストレンジが上下左右に飛び回る、スピード感満点の戦いに目が離せない。
ロンドン・魔術バトル
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アイアンマンとは、2008年に公開された「マーベル・コミック」の「アイアンマン」を原作としたスーパーヒーロー映画。監督はジョン・ファヴロー。 トニーはある日、プレゼンのために親友のいる空軍を訪れているところをテロリストに襲撃される。 そこでトニーは自社の兵器が罪のない人間の命を奪っているところを目撃。 トニーは悪に立ち向かうためにスーツを身にまとう。
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『スパイダーマン:ホームカミング』とは2017年に公開されたアクション映画である。監督はジョン・ワッツ、主演はトム・ホランドが務めている。マーベル・コミックのスパイダーマンを原作とした作品でアクション映画だが超能力を得た高校生の主人公が高校生活とヒーロー活動の両立に悩みながら成長していく人間ドラマも描かれている。
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目次 - Contents
- 『ドクター・ストレンジ』の概要
- 『ドクター・ストレンジ』のあらすじ・ストーリー
- 天才医師に訪れた悲劇
- 奇跡の噂を耳にするストレンジ
- 師匠との出会い
- 闇の魔術師・カエシリウスの襲来
- 師との別れ
- 地球を救う最後の戦い
- 『ドクター・ストレンジ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ(演:ベネディクト・カンバーバッチ)
- クリスティーン・パーマー(演:レイチェル・マクアダムス)
- 魔術師
- モルド(演:キウェテル・イジョフォー)
- ウォン(演:ベネディクト・ウォン)
- エンシェント・ワン(演:ティルダ・スウィントン)
- 闇の魔術師
- カエシリウス(演:マッツ・ミケルセン)
- ルシアン/ストロング・ゼロッツ (演:スコット・アドキンス)
- その他
- ジョナサン・パングボーン(演:ベンジャミン・ブラット)
- ニコデマス・ウエスト(演:マイケル・スタールバーグ)
- ソー(演:クリス・ヘムズワース)
- 『ドクター・ストレンジ』の用語
- 多次元宇宙(マルチバース)
- ミラー・ディメンション(ミラー次元)
- アストラル・ディメンション
- ダーク・ディメンション(暗黒次元)
- サンクタム・サンクトラム
- レリック
- スリング・リング
- 浮遊マント
- アガモットの目 (Eye of Agamotto)
- 魔術
- 『ドクター・ストレンジ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- モルド「Wi-Fiのパスワードだ」
- エンシェント・ワン「誰もが時を選べない」
- ドクター・ストレンジ「負けたとしても何度もやり直す」
- ドクター・ストレンジ「ドクターだ、ドクター・ストレンジ」
- ニューヨーク・ミラー次元の戦い
- ロンドン・魔術バトル
- 『ドクター・ストレンジ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- MCUシリーズとのクロスオーバー
- 原作では東洋系の老人だったエンシェント・ワン
- 登場人物・キャラクターの心情変化に注目
- エンディングテロップ後のエピソード
- 映画の世界観を追体験できるサウンドトラック
- 『ドクター・ストレンジ』の主題歌・挿入歌
- 挿入曲:Hi-Finesse「Catalytic」
- 挿入曲:Hi-Finesse「Dystopia」