天使か悪魔か何者か!?タダモノではない幼女、少女たち
少女や幼女、それは庇護されるべき存在。まるで天使のような存在。しかーし!漫画、アニメなど創作の世界にはいるんです。侮ってはいけない天使たちが…一部は小悪魔と言っていいかもしれません。
「お姉ちゃんも心配なんだ」とばかり、とうもころし…じゃなくてトウモロコシを届けに向かうんです。「もう泣かない。お姉ちゃんにもお母さんにもワガママ言わない。お母さんに元気になってもらおう」という決意が見て取れます。こっちが泣いちゃいます。
浜野あさり(『あさりちゃん』)
100巻で完結した長寿少女漫画、『あさりちゃん』の主人公ですね。運動神経抜群ですが、不良中学生を(姉と二人がかりとはいえ)瀕死の状態に追い込めるほどの戦闘力の持ち主。しかも意外な才能もあります。
それすなわち、「絵がうまい」。しかし不器用とのことですが、画力だけなら漫画家狙えるレベルです。ストーリーを考えるのは苦手のようですが、イラストレーターでもいいんじゃなかろうか…?
浜野タタミ(『あさりちゃん』)
頭脳明晰で成績優秀、あさりとは正反対のイメージ強い姉のタタミですが、これまた戦闘力は妹に負けてません。運動は苦手とのことですが、作者が言うには努力家らしいので、妹に負けじとトレーニングしてたんでしょうか。
しかも高校に入ったら美人になるという。
あさりはファッション以外変ってないのに、タタミ変りすぎ。「女は化ける」とある作品で語られていましたが…。「少女」ともなれば可能性は無限大です。
岬みりあ(『あさりちゃん』)
もいっちょ『あさりちゃん』から。あさりのクラスメイト、みりあちゃんです。
優しい上にかわいいんですが、たくましい胃袋と食欲の持ち主です。
ご町内主催の大食い大会に「面白そう」と参加。ラインナップは、予選のおにぎり5個を始め、ドーナツ、焼き芋、焼きそばパンなど、食べ盛りの小学生男児がギブアップし、あさりでさえ「ちょっとこれは…」というメニューです。それをぺろりと平らげるどころか、「わーいおいしそー!」と笑顔で完食。優勝しちゃいました。
剛田ジャイ子(『ドラえもん』)
ジャイアンの妹ですね。ジャイ子の侮れないポイントはやはり「漫画」でしょう。ジャイアンがたびたびジャイ子を「天才」と称しますが、それは決して兄の欲目だけではありません。ドラえもんの道具で作品を雑誌に「掲載」させたんですが…。
「編集長から電話がないってのは変」だの、勘の鋭さを発揮。何より、刷り込まれた作品を読み返し「こんなんじゃ駄目だ!載るわけない!」と冷静に自己分析までできるんです。まだ小学生なのに。おまけに漫画のマニアや編集長からも才能は認められているという…。ドラえもんが来なかった場合ジャイ子はのび太と結婚し、漫画を描くどころではない生活を送っていたようですが、ドラえもんのおかげで歴史に変化が生じたのか、早くも才能が芽生えかけている模様。案外22世紀でも名前が残っていたりするかもしれません、クリスチーネ剛田先生。
わぴこ(『きんぎょ注意報』)
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