【進撃の巨人】サムエル「全員立体機動に移れッ!!」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。今回は普段影の薄いモブたちが格好良く活躍するSSです。モブ達の中には正直名前を聞いても誰だかわからないキャラも…。 最後にキャラ紹介を載せています。
サムエル「全員立体機動に移れッ!!」
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 13:17:13 ID:nkx4za6U
エレン「!?」
サムエル「「サシャ!! 盗んだハムを任せた!!
固定砲整備4班! 戦闘用意!!
目標、目の前!! 超大型巨人!!
これは好機だ、絶対逃がすな!!
壁を壊せるのは超大型だけだ!!
こいつさえ仕留め…って…」
ミーナ「もう仕留めたよ」
超大型巨人「」シュウウウ…
サムエル「さすがミーナ。仕事が早いな」
ナック「おいおい!俺の手柄も残しておけよ!」
ミーナ「ごめんごめん、あんまりにも鈍かったから…」
ミリウス「敵わねぇなぁ」
エレン「!!?」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 13:22:55 ID:nkx4za6U
ハンナ「あれ?うなじに誰かいるよ?」
フランツ「奴の本体だよ。ちょっと見てくる」バシュッ
ベルトルト「 」
フランツ「…誰?」
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 13:36:03 ID:nkx4za6U
上官「超大型巨人は仕留めたが、破壊された壁から巨人が侵入した!
お前等には侵入した巨人の殲滅をしてもらう!」
ナック「やっと出番か…。
右腕が疼いてしょうがねぇ…」
ミリウス「ミーナ!
俺たちの分も残せよ!」
ミーナ「気が向いたらね」
サムエル「さて…行きますかね」スッ
エレン「駆逐してやる…」ギリッ
フランツ「…エレン。
熱くなるのはいいが、なり過ぎはよくない。
動きは熱く、心はクールに、だ」
ハンナ「大丈夫。エレンならできるわ」
エレン「お、おう…」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 14:48:25 ID:nkx4za6U
ザンッ ザンッ
ミーナ「討伐数21っと*」
ミリウス「ちぃっ!さすがに早ぇな!
オラッ!」ザンッ
ミリウス「討伐数11だ!」
ハンナ「フランツ、今ので何体目?」
フランツ「僕は討伐数8さ…今の奴も入れたら9かな」
ハンナ「ふふっ。やるわね。
私は討伐数15だよ」
フランツ「うわっ、負けてられないな…」バシュウウウ
エレン「奇行種だ!避けろおお!」
サムエル「慌てるなって…よっと」スカッ
ザンッ
サムエル「うなじがガラ空きだ」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 15:47:57 ID:nkx4za6U
アルミン「エレン下だ!!」
巨人「アーン」
エレン「っ!?」
ザンッ
エレン「…あれっ?」
巨人「 」チーン
トーマス「ん?どうしたエレン?」
エレン「た、助かったぜ…」
トーマス「気にすんなって。
それより前衛班が見えてきたぞ」
ナック「げっ、総崩れじゃねーか」
ミリウス「先輩方は何やってんだか…」ハァ
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:25:55 ID:ccEXhirU
モブ訓練兵「お、俺はもうダメだ…目の前で仲間が食われて…」
モブ訓練兵2「オエエッ」 ビチャビチャ
モブ訓練兵(ジャン)「明日から内地だっていうのに…」
???「グーグー…」
ジャン「おい!いつまで寝てんだ!
行くぞ!ダズ!」
ダズ「…ん。もうそんな時間か…」
ジャン「こんな状況で寝てんじゃねぇ!」
ダズ「わぁーってるよ…さて、と」
ダズ「いたずらなバンビーノ(巨人)共にお灸を据えに行こうか…」
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:31:50 ID:ccEXhirU
巨人「 」シュウウウ
ミリウス「フンッ!」ズバァン
なんで…
ミーナ「ハアア!!」
なんで僕は…
巨人が駆逐されてる光景を…眺めているんだ…
どうして、僕の体は動かないんだ…
アルミン「うあぁぁああぁぁぁぁぁ!!!出番をくれよおおおお!!!」
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 17:38:40 ID:ccEXhirU
トーマス「よーし。あらかた片付いたか」
ミーナ「え?もう終わりかぁ」
ナック「もの足りねーぞ。もっとだ」
ミリウス「ハンナとフランツは?」
トーマス「あっちで下半身食われた奴の真似して遊んでる」
ハンナ「アルミンwww
トーマスがwww目を覚まさないのワロタwww」
トーマス「人口呼吸うめぇwww」
アルミン(地獄だ…)
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 19:37:29 ID:ccEXhirU
巨人「あー」ワラワラ
トーマス「穴を塞がないとキリがないな…
そうだ、エレン」
エレン「ハイッ」
トーマス「巨人化してあそこの大岩で穴を塞いでくれないか?」
エレン「えっ」
ミーナ「私達だけでもできるけど、群がる巨人がいるからね」
ナック「すまないなエレン。
これはお前にしかできない。
いや、お前だからこそできることだぜ」
ミリウス「ああ。
お前だから頼むんだ。
背中は任せときな」ニッ
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 19:50:54 ID:ccEXhirU
ガリッ
ーーーーカッ
エレン「オオオオオオ(あ、できた)」
ハンナ「フフッ。やればできるじゃない」
フランツ「エレーン。こっちだ」フリフリ
エレン「ハイッ」ズシンズシン
フランツ「この岩だ。頼むぞ」
エレン「モチアゲヅライ…」モタモタ
ハンナ「持ち上げづらいの?
ちょっと待ってね」ガシッ
ズゴゴ…
エレン「!?」
ハンナ「はい。
下に手を入れてね。これで持ち上げやすいよ」
エレン「アリガトウ…」ペコッ
ハンナ「フフッ。困ったときはお互い様よ」ニコッ
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 19:56:22 ID:ccEXhirU
ミリウス「…上手くいってるみたいだな」
トーマス「さーて…こっちもボチボチやりますか、と」チャキッ
ミーナ「平地だけど大丈夫?
巨人も結構いるよ」
ナック「お前の結構の定義って何だよ。
50はいるぞ」
ミーナ「あれ?もしかして怖気づいてるの?」
ナック「馬鹿言え…」
ナック「50じゃ俺等の足止めにもならねーだろ」チャキッ
18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 20:02:51 ID:ccEXhirU
ガス補給所前
ダズ「おーおー…。わんさかいるじゃねぇか」
ジャン「くそっ!これじゃガスの補給が…」
ダズ「焦るなジャン。
あいつをら蹴散らせばいいだけだ」
ジャン「…馬鹿も大概にしろ。
20はいるぞ…」
ダズ「…絶望にはまだ早いんじゃねぇか?
ジルバだ。踊るぜジャン」バッ
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 23:30:40 ID:ccEXhirU
バシュウウウウ…スタッ
ダズ「…チッ。中にも入ってやがるな…」
ダズ「ヘイ、バンビ共。
おいたの時間は終わりだ。
さっさとケツ巻いて逃げねーと…
おっかねぇスケープゴートに喰われちまうぜ」バッ
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/02(土) 23:59:47 ID:ccEXhirU
ミーナ「この~背中に~」ザンッ
巨人「 」
ミリウス「鳥~のような~」ザンッ
奇行種「 」
ナック「しろ~いつ~ばさ~」ザンッ
巨人「 」
トーマス「つけぇぇえてくぅぅぅだぁさぁぁぁいいいい!!!!」ズバァァァン
巨人群「アアアアア!!!!」ガタガタガタガタ
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:14:46 ID:yK36qDlA
ミーナ「ちょっとトーマス!
音程外し過ぎ!
巨人逃げちゃったじゃない!」
トーマス「悪い悪い。
俺の悪い癖だ。治すように努力するよ」
ナック「エレン!早く塞げ!
家畜共が逃げ出すぞ!」
エレン「ハイッ」ズシンズシン
フランツ「オーライオーライ。
オッケー、その位置だ」ザシュッ
ハンナ「焦っちゃダメよ。
周りは片付けたから慎重にね」ザシュッ
エレン「ヨッコラセクロス」
<イケエエエエエエ エレエエエエン
ハンナ「エレンの気が散る!静かになさい!」
<ハイッ
ズウウウウン…
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:26:36 ID:yK36qDlA
トーマス「逃げ道は無くなったな」チャキッ
ミーナ「早い者勝ちだからね。
あとで文句言わないでよ」チャキッ
ナック「ヨーイドンだぞ。
フライングは無しだぜ」
ミリウス「オーライ。
そこの人、スタートの合図を頼む」
巨人「…」ガタガタガタガタガタ
イアン「…よーい、ドン」
トーマスミーナナックミリウス「it's show time!!!!」
巨人群「イヤアアアアアア!!!!」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:42:24 ID:yK36qDlA
ダズ「おいおい…」ザシュ
巨人「 」
ダズ「これじゃ模擬訓練と変わらねぇよ」ザシュ
巨人「あー…」
ダズ「手ェ突っ込んで蜂蜜探しもいいが、たまには家畜(ピグレット)にも構ってくれよ」バシュ ギュイイイイン
ズバァァァン
巨人「 」ズウウウン…
ダズ「妬いちまうだろ」チャキッ
ギュイイイイン
ズバババババァァァン
巨人群「あー…」ズウウウン…
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 00:58:35 ID:yK36qDlA
ジャン「ダズに続くぞ!」
コニー「続くも何も…」
サシャ「もう巨人いませんね…」
ミカサ(あ…蝶々だ)
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 01:14:36 ID:yK36qDlA
巨人「アーン」
補給兵「きゃあああ!!」
ダズ「悪いがデザートはお預けだ」
ザンッ
巨人「 」バタッ
ダズ「これで最後だな。大丈夫か?
今晩はママの子守唄を聞きながらホットミルクを飲むといい。
怯えた夜にはそれが1番だ」
ガス補給兵「あ、ありがとう…///」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 01:15:29 ID:yK36qDlA
ジャン「ダズ!」ガッシャァァァン
ダズ「建物に入るときは入り口からって、ママンに教わらなかったのか?
見ろ、キュートな羊が怯えちまった」
ジャン「わ、悪ぃ…それで巨人は?」
ダズ「豚の餌にしてやった」
ジャン「そうか…」
ダズ「補給所は解放したぜ…
眠ぃ…俺はもう寝る…」
ジャン「おぉい!」
ダズ「あとはあいつらが…どうにかするだろ…グー」
ジャン「寝やがった…あいつらって誰だよ…」
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 07:37:40 ID:yK36qDlA
ライナー(ベルトルトの奴何やってんだ!
目標の半分も進んでねぇ!)
アニ「ライナー…」
ライナー「アニか。どうした?」
アニ「落ち着いて聞いて」
ライナー「落ち着いてられるか…このままじゃ…」
アニ「ベルトルトがやられた」
ライナー「…は?」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 07:51:13 ID:yK36qDlA
ミリウス「おいナック!横取りするなよ!」
ナック「早い者勝ちって言ったろ!」
ミーナ「討伐数45!」ザンッ
トーマス「負けねぇぞ!オラアアア!!」ザンッ
ライナー「おい…これはどういう事だ…」
アニ「どうもこうもないよ。
ベルトルトはあいつらにやられた。
そして壁も塞がれて、巨人もどんどんやられている」
ライナー「あそこで体育座りしている巨人はなんだ?」
エレン「イイテンキダナ、アルミン」ボー
ライナー「もうどうでもいい…。
あいつらを…殺す!!」
ーーーカッ
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 09:11:56 ID:yK36qDlA
鎧「グオオオオオオオ!!!」ドドドドドド
ナック「何だあいつ?」
トーマス「あいつは五年前の…」
ミリウス「恐らく中にいるな。
奴さん相当頭にきてるみたいだ。
概ね、超大型の敵討ちってとこだろ」
ミーナ「油断しないでね。行くよ」チャキッ
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:17:05 ID:yK36qDlA
鎧「オオオオオオ!!!」ブンッ
トーマス「遅いッ!!」バシュッ
ドゴオオオ
トーマス「もらったぁぁぁ!!!」
鎧「オオオ!!!」ビキビキ
パキィン
トーマス「ちっ、硬いな…っ!?」
鎧「ウオオオオ!!!」ブンッ
バシィィ …ドォォン…
トーマス「がはっ…!」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:18:03 ID:yK36qDlA
ナック「やべぇ!トーマスが地面叩き付けられた!」
ミーナ「ナック!集中して!」
ミリウス「大丈夫だ。
前にガスを吹いて衝撃を軽減している!」
鎧「ウオオオオ!!!」ゴオッ
ミーナ「くっ…なかなかやるじゃない!」バシュッ
ナック「馬鹿ップルは何やってんだ!」
ミリウス「あっちで巨人と交戦してる!」
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:24:24 ID:yK36qDlA
女型(こいつらは…確か馬鹿ップルの…)
ハンナ「ねぇフランツ。
この女型の巨人の中には誰がいるのかな?」
フランツ「ははっ。分かるわけないよ。
うなじを掻っ捌いて見てみよう」スラッ
ハンナ「クスッ。フランツったら…。
本当にあわてん坊さんね」スラッ
女型「…っ」ゾクッ
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:34:26 ID:yK36qDlA
モブ兵「穴付近に鎧の巨人が出現!
更に特殊な女型の巨人も出現した模様です!」
ピクシス「…状況は?」
モブ兵「負傷者が多少…死者は0です…。
鎧と女型は…その…交戦中です」
ピクシス「む?誰が交戦しているんじゃ?
もうちょっと詳しく頼む」
モブ兵「…訓練兵が数名です」
ピクシス「なんじゃと!?至急増援を…」
モブ兵「その訓練兵ですが…
噂によると超大型巨人を倒したとか…」
ピクシス「!?」
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:42:01 ID:yK36qDlA
ナック「チッ!ガスが切れてきやがった!」
ミーナ「ナックは下がってトーマスを起こして!
鎧は私とミリウスで仕留める!」
ナック「了解…」
鎧「グオオオオオオオ!!!」ドオオオオン
ミリウス「シッ!」バシュウウウ
ズババババ!!!
鎧「グオオッ!?」グラッ
ミリウス「ミーナ!関節を狙え!
関節部分は鎧で覆われてないぞ!」
ミーナ「オーケイ!」
45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 11:50:44 ID:yK36qDlA
ナック「トーマス!まだやれるか!?」
トーマス「……ナック。煙草くれ」
ナック「…本気を出すのか?」スッ
カチッ…スパー
トーマス「フー…
ふざけた真似しやがって…。
あの野郎、自分のケツにロケットおっ立ってんのに気付いてねぇ…。
あのガチホモのケツにどぎついのぶち込んでやる」
ナック「…オーライ。援護するぜ」
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 12:00:39 ID:yK36qDlA
鎧「グッ…オオオ!!!」
ミーナ「ガスが少なくなってきたわね…」
ミリウス「とんだタフゲイだな…。
俺も次のアタックがラストになりそうだ」
ナック「ミーナ!ミリウス!
トーマスが本気だ!!援護しろ!!」
ミリウス「マジかよ…しょうがねぇ」
ミーナ「あーあ。トーマスにいいとこ持ってかれちゃうね」
トーマス「…準備オーケイだ」ギリギリ
ナック「今だ!鎧の足を止めろ!」バッ
ミーナ「私は右足を!」バシュッ
ミリウス「了解!」バシュッ
ズババッ
鎧「グオオッ!?」ガクッ
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 14:20:23 ID:yK36qDlA
ライナー(しまった!足が…!
だが、うなじさえ守れば…)
キュイン
鎧「?」
ザンッ
ライナー(え?何か通った気が…)
トーマス「ロケットマンだ。ベイベー」
ライナー(いつの間に…え?)
ズルッ
ライナー(体が…動か…ねぇ…)
ズゥゥゥン…
55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:45:38 ID:yK36qDlA
ハンナ「ほらほら。回復も硬化も間にあってないじゃない」ヒュンヒュン
女型「アアアッ!!」ブォン
フランツ「フンッ!」ズバッ
女型「アアッ!?」
アニ(くそっ…が…!
こいつら本当にに人間なの!?
人間が出せるスピードじゃない!)
ズゥゥウン…
アニ(ライナー!?)
56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:49:49 ID:yK36qDlA
アニ(不味い!このままじゃこっちが総崩れだ!
巨人を呼んで撤退するしか…)
女型「…スゥ」
キィィィィィアァァァァァァ!!!
フランツ「うるさっ」
ハンナ「仲間でも呼ぶつもりかしらね」
女型「!?」
58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:51:59 ID:yK36qDlA
アニ(ばれてるみたいだけどこれで…)
シーン…
女型「アレッ」
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 17:58:25 ID:yK36qDlA
サムエル「待たせたな」スタッ
ハンナ「あ、サムエルどこに行ってたの?」
サムエル「残飯処理だ。
それより今のデカい声は何だ?」
フランツ「奴が仲間を呼ぼうとしたらしいよ」
サムエル「仲間?もう壁内に巨人はいないぞ?
悪いな。俺が食い散らかしちまった」
女型「エッ」
ハンナ「だそうよ。女型さん」
女型「 」ガタガタガタガタガタ
女型「キィィィィィアァァァァァァ!!!」ダッシュ
フランツ「あ、逃げた」
65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 20:07:11 ID:yK36qDlA
ここでアルミンの説明講座だよ!
今日はトーマスがどうやって鎧の巨人を倒したかだよ!
原理はこうさ!
まず、トーマスがアンカーを2方向に打って固定させる。
そしてナックと一緒にワイヤーを限界ギリギリまで伸ばすんだ。
そこからワイヤーを巻きながら、ガスを最大出力でふかして鎧めがけて駆ける!!!
そうすることでロケットさながらのスピードで突っ込んだってわけ。
良い子の皆はもう分かったかな?
そう、パチンコの原理さ。
あ、パチンコって言ってもジャラジャラでる方じゃないよ!
間違えないでね!
これで皆もロケットマン!
ちなみに、トーマスはそこから更に高速回転して、その遠心力で鎧ごと首を裂いたよ。
もう人間じゃないね
66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 20:14:34 ID:yK36qDlA
ミーナ「おつかれトーマス」
トーマス「ふー…。
仕事の後の一服は格別だ」スパー
ナック「派手にやられたが大丈夫なのか?」
トーマス「アバラが四番と五番持ってかれた。
後は右足が折れてる」
ミリウス「問題無いな」
トーマス「ふー……。
少しはいたわれよ…」スパー
ズシンズシンズシン
ミリウス「…ん?」
ナック「おいおい…。女型がこっちに来るぞ」
67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 20:20:56 ID:yK36qDlA
トーマス「もうガスは無いぞ」
ミーナ「んー…立体機動無しで戦う?」
ナック「あ。鎧のうなじかじってる」
トーマス「中身は生きてるぞ。
首皮一枚繋いどいた」
ミーナ「相変わらず甘いねー」
トーマス「後で情報吐かせようと思っただけだ。
追うか?」
ミリウス「ほっとけ。立体機動無しじゃ無理だ。
また来たらホームランしてやれ」
トーマス「そうだな」
68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 23:28:13 ID:yK36qDlA
その頃調査兵団は…
リヴァイ「おい…
緊急の信号で戻ってきたが…
どういう状況なんだ」
ハンジ「さぁ…巨人が侵入したらしいけど」
ミケ「どこにもいないな」スンスン
モブ連絡兵「リヴァイ兵長!報告します!
超大型巨人が出現し扉を破壊!
多数の巨人が侵入しました!」
リヴァイ「…その巨人はどこへ行った」
モブ連絡兵「超大型巨人は扉付近で討伐されました!
その他巨人も殲滅した模様です!」
リヴァイ「ほう…ちっとはやるじゃねぇか」
ハンジ「誰が超大型巨人をやったんだい?」
モブ連絡兵「訓練兵です!」
リヴァイ「えっ」
69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 23:34:46 ID:yK36qDlA
モブ連絡兵「侵入した巨人もその訓練兵達が殲滅しました!」
リヴァイ「そいつらの名前は?」
連絡兵「名前が上がっているのは…エレン・イェーガー…アルミン・アルレルト…ミカサ・アッカーマンの三人ですね」
ハンジ「ミカサ・アッカーマンって聞いたことあるね。
1人で100人分の実力を持つ歴代で最高の逸材だとか」
連絡兵「その他にも、ガス補給所に群がる巨人も訓練兵がやったみたいです。
その訓練兵を率いた者の名前が…確かジャン・キルシュタインと言う者だったかと」
ハンジ「それは凄いね。調査兵団に来てくれないかなぁ」
70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/03(日) 23:56:20 ID:yK36qDlA
トーマス「情報操作は済ませたか?」
ミーナ「バッチリ。エレン達の手柄にしておいたよ」
ナック「派手にやり過ぎちまったな。
見られてなきゃいいが…」
サムエル「大丈夫だろ。フード被ってたし」
カンカンカンカンカン
ミリウス「お、撤退の鐘だ。
さて…と。帰るとするか…」
トーマス「あぁ。元のモブキャラに戻ろう」
ミーナ「うん。私達は地味が1番だよね」
ナック「目立つのなんてごめんだぜ。
俺はモブキャラで十分だ」
救護班「おーい!お前ら大丈夫か!」
ミーナ「ラッキー。救護班だ」
ナック「怪我人のフリして運んでもらうか」
サムエル「そうだな」
71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:07:13 ID:/QPPq5as
ミーナ「怪我人多数…!中には重傷者も…うっ」ガクッ
トーマス「あ、足が…ぐあああ!!」ガクッ
ナック「た…助かっ…た…」ガクッ
サムエル「くそっ…巨人が…あんな恐ろしいなんて…」ガクッ
ミリウス「エレン達が来なければ今頃…」ガクッ
救護班「おい!しっかりしろ!担架早く!」
救護班2「エレン?あの超大型を仕留めたと言われた訓練兵のことか…」
救護班3「まだ訓練兵なのに…大したもんだ!」
救護班4「新兵がこんなになるまで頑張ったんだ…必ず助けてみせる」
74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:35:22 ID:/QPPq5as
兵舎
ハンナ「あ、ダズがいるよ」
フランツ「また寝てるね。おーい」
ダズ「グーグー」
ハンナ「エレン達の表彰式始まっちゃうよ!
早く行きましょ!」
ダズ「…眠い」
フランツ「…ダズ。
補給所の巨人をやったのは君だろ?
寝坊助にしちゃ珍しく働いたな」
ダズ「知らん…」
ハンナ「20体の巨人がジャン達でどうにかなるわけないでしょ」
ダズ「寂しがり屋のラマン達と一曲踊っただけだ…」
ハンナ「ったく…実力だけなら私達の中で1番なのに…」
フランツ「ハンナ、そろそろ行かないと」
ハンナ「うん。ダズも来なさいよ」
ダズ「グーグー…」
76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:45:34 ID:/QPPq5as
ダリス「これより英雄達の表彰式を行う!」
ワアアアアアア
ピューピュー
エレン「なぁアルミン…。
なんで俺らがこんなとこにいるんだ?」
アルミン「知らないよ…。
僕だっていきなり連れて来られたし…」
ミカサ「シッ。2人と静かに」
ダリス「まずは1人目の英雄!
超大型巨人を撃退するという快挙を成し遂げた!
エレン・イェーガー!!」
エレン「えっ」
77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 00:53:08 ID:/QPPq5as
ワアアアアアア
パチパチパチパチパチパチパチパチ
ダリス「討伐総数は68!」
エレン「ブフォッ」
スゲエエエエエエ
アルミン「す、凄いな…」
ダリス「続いて、鎧の巨人を撃退!
そして巨人の秘密を解き明かした!
アルミン・アルレルト!!」
アルミン「ファッ!?」
78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 01:00:13 ID:/QPPq5as
ダリス「討伐総数52!!」
アルミン「ウゴボッ」
ウオオオオオオオ
ダリス「続いて、1人で破壊された穴を岩で塞ぎ、蔓延した巨人を残らず殲滅した!
ミカサ・アッカーマン!!」
ミカサ「なにそれ怖い」
79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 01:04:44 ID:/QPPq5as
ダリス「討伐総数はなんと…ジャスト100!!!」
ミカサ「ウェ!?」
ダリス「この場にいる英雄達に盛大の拍手を!!!」
ワアアアアアアアアアアアアア!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチ
エレン「 」
アルミン「 」
ミカサ「 」
82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:19:21 ID:/QPPq5as
ミーナ「一件落着、ね」
ミリウス「あっちでパーティーやるみたいだぞ。
飯食いに行こう」
ナック「お!ミートパイ出るよな?出るよな!?」
ミーナ「どうかな~。
ナックのお母さんのミートパイは出ないと思うけど」
ナック「お袋のミートパイを馬鹿にすんな!」
???「パーティーは構いませんが…。
その前に報告することがあるんじゃないですか?」
ミーナック「げぇっ!?」
ミリウス「ト、トム…」
83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:30:12 ID:/QPPq5as
ミーナ「ど、どうしたの?
任務はちゃんとこなしたよ…ね」
ナック「ああ!ちゃんと巨人は殲滅したぞ!」
トム「巨人の殲滅は合格です。
死者は0。それも良いでしょう。
ですが…負傷者数名。
これはどういう事ですかね?」
ミーナック「ギクッ」
ミリウス「ちょっと待て!
俺らが出る前に突っ込んだ奴はどうしようもないだろ!」
トム「言い訳は受け付けません。
サムエルが駆け回らなかったら、被害は増えていたでしょうね」
85: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:36:49 ID:/QPPq5as
トム「よってサムエルは無罪放免です。
トーマスは怪我人なのでいいでしょう」
ナック「ハンナとフランツは!?」
トム「彼ら任務はエレン・イェーガーの護衛です。
エレン・イェーガーは無事なので合格になります」
87: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:42:07 ID:/QPPq5as
ミーナ「じゃ、じゃあダズは…」
トム「彼の任務は訓練兵の護衛。
そして監視です。
完璧にこなしてますよ」
ミリウス「監視って!
あいつどうせ寝てただけだろ!」
トム「どうですかね。
ガス補給所の解放、それに女型と鎧の中身の目星もついてるみたいですよ」
ナック「あの野郎!
こういう時だけちゃっかり仕事しやがって!」
88: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 12:48:55 ID:/QPPq5as
トム「さて…貴方達はこれからお仕置きタイムです。
そうですねぇ…夜までみっちり私が鍛え直してあげましょうか」
ミーナ「それだけは勘弁…」ガタガタ
ナック「せめてパーティーが終わってからに…」
トム「善は急げ、ですよ。
さぁ行きましょう」
ミリウス ナック ミーナ「Holy shit!!!!」
90: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 13:24:11 ID:/QPPq5as
ミーナ・カロライナ
討伐数69 補佐1(鎧討伐時)
トーマス・ワグナー
討伐数51 補佐0
ナック・ティアス
討伐数42 補佐1(鎧討伐時)
ミリウス・ゼルムスキー
討伐数45 補佐1(鎧討伐時)
サムエル
討伐数96 補佐0
ハンナ
討伐数40 補佐35
フランツ
討伐数35 補佐40
ダズ
討伐数27 補佐0
次回へ続かない
97: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 19:36:20 ID:/QPPq5as
次回予告
圧倒的な力で巨人達を殲滅したモブキャラ達!
しかしモブキャラの安寧は長くはなかった!
任務で調査兵団に志願したミーナ、ナック、トーマスが壁外遠征に参加することに!
吼えるナック!
ナック「腕の一本くらい無くても何も変わらねぇんだよ…
俺がまとめて相手してやる…
……かかってきやがれ!」
機関車トーマス!
トーマス「フー……
右足は50%ってとこだな。
ま、リハビリ程度にはなるか…」スパー
再び現れた女型!
1人で立ち向かうミーナ!
ミーナ「アニ…。
あんたはクソにもなりきれなかったクソッタレだ。
…その悲しい宿命から解き放ってあげるよ」チャキッ
女型「アアアアア!!!」ゴオッ
107: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:34:41 ID:/QPPq5as
オマケ
一方、壁内でも事態は進む!
戸惑いのサムエル!
サムエル「クソが!
こいつらどこから湧いて来やがる!」
奔走するフランツとハンナ!
フランツ「ハンナ。
僕は奴らを始末しに行く。
君は残って兵士と市民を守ってくれ」
ハンナ「…分かった。
終わったら貴方の大好きなイクラ丼が待ってるわよ」
困惑するミリウス!
ミリウス「おい…。
巨人が喋るなんて聞いてないぞ」
108: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:41:47 ID:/QPPq5as
現れた鎧の巨人!
ダズが遂に本気を出す!
ダズ「…お前はこの世で1番やっちゃならねぇ事をやっちまいやがった。
おかげでハザードが鳴りっぱなしだ…。
固定砲準備。目標はあのピーチボーイ。
全員下がっていろ。邪魔だ。
……奴と灼熱のタンゴを踊ってやる」
動き出すトム!
「やはり壁外遠征の時を狙って来ましたか…。
ふむ。デスクワークも飽きてきましたね。
おいたが過ぎた坊や達と少し遊んであげましょう」
物語は加速する!
モブキャラ達は何を思うのか!
次回、壁外遠征&壁内防衛編!
乞うご期待!!
109: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/04(月) 23:48:19 ID:/QPPq5as
とりあえず本当に終わり
お褒めの言葉、ありがたく頂戴いたす
ブラックラグーンやらヘルシングのセリフを真似てみたけど、予想以上に難しかった…
好評だったので続編書くからよろしくね!
119: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 13:05:40 ID:mV1A6ySg
壁外遠征までの流れ
ミーナ、ナック、トーマスは調査兵団に入団。
サムエル、ハンナ、フランツ、ダズは駐屯兵団に。
トムは憲兵団へ。
エレンの巨人化能力は虚構の戦果により不問とされ、調査兵団が引き取ることに。
他の上位勢は駐屯兵になることを決意する。
暗雲立ち込める中、舞台は壁外遠征へと移るーーー
124: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 13:22:39 ID:mV1A6ySg
酒場
ダズ「マスター、バカルディをジョッキで」
マスター「かしこまりました」
トム「お待たせしました。
ダズが先に来ているとは珍しいですね」
ダズ「…酒が飲みたいだけだ」
マスター「バカルディです」ゴトッ
トム「理由になってませんね。
何か気になる事でもあるんてしょう。
マスター、マティーニを」
マスター「かしこまりました」
125: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 13:30:42 ID:mV1A6ySg
ゴク…ゴク…
ダズ「…ふー。
気になること、ねぇ…」カチッ…スパー
トム「煙草はやめてください。
百害あって一理なし、です。
私から100m離れたとこで吸ってください」
ダズ「チッ。
トーマスが泣くぜ…」ジュッ
マスター「マティーニです」コトッ
トム「ありがとうございます」
126: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 14:16:51 ID:mV1A6ySg
ダズ「…巨人の襲撃から壁外遠征までのが早過ぎる。
盛ったフッカーみたいにがっつく必要があると思うか?」
トム「ええ。
まずは調べることがあるはずです。
兵の中に内通者がいる事に気付いたハズでしょう」
ダズ「匂うな…」
トム「次の壁外遠征は人払い、エレン・イェーガーの誘拐が目的で、上層部から出されたの命令ではないかと思います」
ダズ「…真っ黒か。確証は?」
トム「それを探るために憲兵団に入ったんです。
他に気になることもありますので」
128: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 15:48:10 ID:mV1A6ySg
マスター「…こんな噂を聞きました。
今回の壁外遠征にウォール教が介入している…と」
トム「…!」
ダズ「…ますます臭えな」
マスター「おっと。しがない酒場のマスターの独り言ですので、聞き流してください」
ダズ「ごっそさん。ツケといてくれ」
トム「ダズ。
壁外遠征中の壁内で気を抜かないでください」
ダズ「ご忠告どうも…。
俺からも一つ忠告だ。
…俺らの中にも内通者がいる」
トム「…根拠は?」
ダズ「勘だ」
トム「…ご忠告どうも」
130: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:04:21 ID:mV1A6ySg
トム(…あながち勘ではなさそうですね…。
馬鹿トリオの報告だと、次回の壁外遠征は今までとは規模が小さく、限られた精鋭で行われる、と。
そして何故か馬鹿トリオが招集された…。
もし我々の中に内通者がいるとしたら頷けますね。
理由は一つ。
彼らの実力を知り、壁内の戦力を削ぐため。
…しかし、ここで矛盾が生じますね。
馬鹿トリオを遠征に招集すると、エレン・イェーガーの誘拐に間違い無く支障が出る…。
そうか…そういうことか…。
この壁外遠征…馬鹿トリオじゃ荷が重過ぎますね。
…我々の被害も想定した方がよさそうだ)カランッ
132: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:18:15 ID:3G0eJTLU
壁外遠征当日
ミーナ「んー…いい天気…」
ナック「弁当でも持ってくればよかったな。
巨大樹の上で食ったら美味いだろうぜ」
トーマス「げっ。タバコのストック忘れた…」
ミーナ「いい加減禁煙しなよ。
そんなに早死にしたいの?」
トーマス「いつ死んでも後悔しないようにだな…」
???「おーい!!」
ナック「あああ!!!師匠おおおお!!!」
133: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:27:57 ID:3G0eJTLU
ミーナ「モブリット先生!!
お久しぶりです!」
モブリット「おーおー。自分らずいふんとデカなったなぁ!」
トーマス「当たり前じゃないですか!
五年振りですよ!」
モブリット「ミーナもずいぶん大きくなりよって…どれどれ」モミモミ
ミーナ「ぎゃああああ!!
いっ、いきなりどこ揉んでるんですかあああ!!!」ブンッ
スカッ
モブリット「…ふむ。C…いやDか?
これは中々…」モミモミモミモミ
ミーナ「ちょ…やめ…んあっ///」ピクッ
135: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 17:59:28 ID:3G0eJTLU
ミーナ「 」グテーン
モブリット「かっかっか。
中身はガキのまんまやなぁ。
そろそろ出発の時間や。
股間の立体起動させとらんで気合入れてけや」
トーマス ナック「ギクッ」
138: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 20:03:44 ID:3G0eJTLU
エルヴィン「今回はウォール教の方々が同伴する事になっている。
護衛などは特にいらないそうだ。
人数は10名。
馬車の中は絶対に覗くなと指示されている」
リヴァイ「何だそりゃ…。
上の奴らは何考えてやがる…」
ハンジ「どうだろうね…。
私達の仕事の視察にでもきたんじゃないかな?」
ミケ「…奴ら、普通の匂いじゃないぞ」
ハンジ「大丈夫だよ。
こっちには英雄エレンがついてるしね!」
エレン「ハイッ」
モブリット「どちらにしても目を話さない方が良さそうですね」
エルヴィン「うむ…。
時間だ。出発するぞ」
139: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 20:11:28 ID:3G0eJTLU
モブリット「ええか?
この中間地点の巨大樹の森で部隊から抜け出すんや。
ミーナは後方。ナックは右、トーマスは左へバラけぇ。
ワイは中央でエレンを護衛しとる。
絶対にばれんなや」
馬鹿トリオ「はーい」
140: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 20:20:59 ID:3G0eJTLU
巨大樹の森 中央
エルヴィン「おかしい…。
ここまで巨人と遭遇していない」
ハンジ「幸先いいね。
このまま地下室まで何も無いといいんだけど」
リヴァイ「…ミケはどこに行った」
ペトラ「あれ?そういえば…」
グンタ「森に入った時に馬車に警戒するように伝えに行きましたよ」
リヴァイ「その馬車も見当たらねぇぞ…」
エルヴィン「参ったな…何もなければいいんだが…」
ハンジ「ウォール教の奴らだし、巨人に食べられたらことにしちゃえば?」
リヴァイ「そうだな」
143: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 22:18:12 ID:3G0eJTLU
巨大樹の森 入口付近
ミケ「 」
信者1「厄介な鼻はもういなくなった。行くぞ」
信者2「分隊長でこの程度とは…。
調査兵団も落ちたもんだな」
信者「注意するのはリヴァイとあの『三人』だけだ。
しくじるなよ」
145: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/05(火) 23:33:07 ID:3G0eJTLU
巨大樹の森 右
ナック「…どういうことだ」
巨人群「うー…」ワラワラ
ナック「こいつら…何で木の上にいるんだよ…。
それにあいつはウォール教の…」
信者4「…やれ」バッ
巨人群「オオオオオオオ!!!」ビリビリ
ナック「…マジかよ。
上も下も満員御礼ってか?
これだから人気者は辛いぜ…」チャキッ
巨人「オオオ!!!」ゴオッ
ナック「…悪いが」ヒュッ
ザンッ
巨人「 」シュウウウ…
ナック「途中退場は禁止だ…ぜ!!!」ゴオッ
146: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 00:18:42 ID:9ODl8glQ
巨大樹の森 左
バシュウウウウ…
ズバァァァン
15m級「グオオ…」ズゥゥゥン…
信者5「くっ…!信者6と信者7まで…!」
カチッ…スパー
トーマス「フー……
…で、次はどいつが巨人化するんだ?
あ、タバコ持ってないか?
もう無くなりそうなんだよ」
信者8「若造が調子に乗りやがって…!」
トーマス「若造?
ちょっとデカくなれるだけの青二才がよく言うぜ。
サンドバッグ相手からやり直してきな」フー…
147: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 00:50:47 ID:9ODl8glQ
巨大樹の森 前方
ミーナ「…ねぇ。
何か言ってよ………アニ…」
アニ「…」パチン
ミーナ「…そう。わかったよ…」
ーーーカッ
ミーナ「アニ…。
あんたはクソにもなりきれなかったクソッタレだ。
…その悲しい宿命から解き放ってあげるよ」
148: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 01:06:18 ID:9ODl8glQ
トーマスvs信者
信者8巨人「オオオオオオオ!!」
ドオオオオン
トーマス「フッ!!」バシュウウウ
ザンッ
信者8巨人「ガアアッ!?」ガクッ
信者9巨人「アアアアア!!!」ゴオッ
トーマス「フー…。
せめて一本吸い終わるまで持たせてくれよ」シュッ
バシュウウウ……
ズババババババンッ*
信者8、9巨人「 」ズゥゥゥン…
149: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 01:18:52 ID:9ODl8glQ
信者5「クソッ!このままじゃ…!」
信者10「キヒヒヒヒ…。
私の出番ですかねぇ…。
どれ、少し遊んで…
キュイン スパッ
信者10「…え?」ブシャアアア
トーマス「知ってるか?
ブレードの刃って飛び道具にもなるんだよ」
信者10「キヒヒ…そんな…馬鹿…な」ドサッ
151: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 14:36:09 ID:rFTymUno
トーマス「残るあんただけだが…
どうする?巨人化するか?」
信者5「何故だ!
何故我々が巨人化できる事を知っていた!
ウォール教でも限られた者しか知らないハズだ!」
カチッ…
トーマス「フー……
ウチには怖い怖い参謀様がいるからな。
ウォール教に最近入った奴いただろ?」
信者5「…確かミリウスとかいう者が…ハッ!?」
トーマス「ご名答。
あんたら、勢力を広げようと急ぎ過ぎたな。
もう少し身元は確認した方がいいと思うぞ」
信者5「信者は皆、教団の監視下にあるはず!
そんな簡単に機密が漏れるワケが…」
トーマス「フー……
俺たちを誰だと思ってやがる…?
モブキャラの存在感を舐めるなよ」
153: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 14:49:35 ID:rFTymUno
トーマス「…一つ聞きたい事がある」
信者5「馬鹿め。
俺が情報を漏らすと思うか?」
トーマス「…調査兵団にいる内通者は誰だ」
信者5「!?何故それを!!」
トーマス「ビンゴか。さすがトムだ。
あんたにもう用は無い。
さっさと神様んとこに帰りな」
信者「くっ!」ガリッ
ザンッ
トーマス「…Amen」
信者5「が…速…」ドサッ
154: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 14:57:36 ID:rFTymUno
巨大樹の森 左
ナックvs巨人の群れ(feat.信者4)
ナック「どうしたどうしたぁ!!
数だけでダメじゃねぇかっ!!」
巨人「 」シュウウウ
信者4「やるじゃないか。
これはどうだ?」バッ
ガサッ
巨人「あー」
ナック「上か!?」バッ
155: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 16:35:43 ID:rFTymUno
信者4「下もだ」バッ
巨人「うー…」ガシッ
ナック「っ!?」グラッ
信者4「足を掴まれたら動けないだろう?
チェックメイトだ」バッ
巨人×5体「あーん」ガバッ
ナック「しまっ…!」
巨人「あー…」ガブッ
ガブガブガブガブ
156: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 16:55:10 ID:rFTymUno
巨大樹の森 前方
ミーナvs女型
ミーナ「巨大樹を背にうなじを硬化、そして徹底したカウンター攻撃…。
考えたね、アニ」
女型「…」
アニ(…あの馬鹿ップルに散々踊らされたからね。
こうでもしないと勝てる気がしないよ…しかし…)
ミーナ「…いくよ」チャキッ
バシュウウウウ!!
女型「アアッ!!」ブォン!
ミーナ「遅いよっ!」ヒュッ
ズバババン!
女型「アアアアッ!?」ブシャアアア
アニ(くっ…!右手が…!
こいつは馬鹿ップルとは桁違いだ!
こっちの攻撃が当たる気がしない…!)
158: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:14:54 ID:rFTymUno
ミーナ「…ねぇアニ。
脳のリミッターって知ってる?」
アニ(…?)
ミーナ「人間の体はね、脳のリミッターによって動きを制限されてるんだ。
リミッターを外すことによって、本来の人間ではできない動きが出来るようになるの」
アニ(それってミカサの…)
ミーナ「ミカサも出来てたけど、あれってリミッター解除とは少し違うんだ」
アニ(…違う?)
159: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:17:12 ID:rFTymUno
ミーナ「ミカサはリミッターじゃなくて、ストッパーを外しているの。
ストッパーを外すことで、人体の100%の動きを引き出せるんだ」
アニ(…何が違うんだい)
ミーナ「リミッター解除っていうのはね、要するに限界突破なんだよ」
アニ(…は?)
ミーナ「…つまり、100%以上の力が出せるようになるの。
できる人にも個人差はあるんだけどね」
アニ(ちょっと待って)
ミーナ「ちなみに私の突破率は…
200%だよ」ニコッ
アニ(…ワーオ)
161: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/11/06(水) 17:24:15 ID:rFTymUno
ミーナ「あと、私はまだリミッター解除はしてないよ」
女型「オアッ!?」
ミーナ「それとストッパー解除も、ね」ニコォ…
女型「\(^o^)/」
アニ(…どうあがいても絶望)
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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