『マンダロリアン』とは、『スター・ウォーズシリーズ』初の実写テレビドラマシリーズで、2019年11月からDisney+で配信が開始された。主演はペドロ・パスカル。銀河帝国崩壊から5年後の惑星ネヴァロで、孤独な賞金稼ぎのマンダロリアンは帝国軍の残党から、50歳の獲物を捕獲する依頼を受ける。獲物となるザ・チャイルドを捕獲したマンダロリアンは依頼主に引き渡すも、殺されることを危惧して彼を奪還し、旅をすることとなる。本作はシーズン3まで制作されて多くの賞を受賞し、2026年に映画も公開された。
『マンダロリアン』の概要
『マンダロリアン』とは、ルーカスフィルムが制作したアメリカのSFテレビドラマシリーズで、『スター・ウォーズシリーズ』初の実写ドラマ作品である。2019年11月12日にDisney+で配信された。脚本は『アイアンマン』や『ライオン・キング』などを手掛けたジョン・ファヴロー。主演はペドロ・パスカルで、カール・ウェザースやジーナ・カラーノなどが出演する。
銀河帝国崩壊から5年後の惑星ネヴァロで孤独な賞金稼ぎであるマンダロリアンのディン・ジャリンは帝国軍の残党から、生後50年の獲物を捕獲する依頼を受ける。だが現地に赴き、ドロイドの賞金稼ぎIG-11を倒して捕らえた獲物は、フォースの力を持つヨーダと同じ種族の幼児ザ・チャイルドだった。ジャリンはチャイルドを依頼主に引き渡して報酬を受け取ったが、殺されることを危惧して掟を破り、ザ・チャイルドを奪還する。掟を破ったジャリンは追手に狙われることになるが、旅を通して信頼できる仲間と出会い、ザ・チャイルドと親子のような絆が芽生えていく。
1983年に公開された映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から5年後の惑星ネヴァロを舞台に、孤高の賞金稼ぎであるマンダロリアンの活躍が描かれる。孤独だったマンダロリアンがザ・チャイルドと過酷な戦いを通して親子のような絆が芽生える姿や、信頼できる仲間たちと出会う様子、彼らと強敵に立ち向かっていく姿などが見どころとなっている。本作はシーズン3まで公開されて大人気となり、Disney+の会員数増加に大きく貢献してスピンオフ作品が制作され、2026年に映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』も公開された。また第72回プライムタイム・エミー賞で撮影賞シングルカメラシリーズ部門や作曲賞シリーズ部門、プロダクションデザイン賞や特殊効果賞などを受賞。シーズン3では第75回プライムタイム・エミー賞のクリエイティブ・アーツ部門で、スタント・パフォーマンス賞を受賞した。
『マンダロリアン』のあらすじ・ストーリー
マンダロリアンとザ・チャイルドの出会い
銀河帝国崩壊から5年後の惑星ネヴァロで、孤独な賞金稼ぎのマンダロリアンであるディン・ジャリンは帝国軍の残党から50歳の獲物の捕獲を依頼される。
ジャリンは惑星アルバラー7に行き、ドロイドの賞金稼ぎであるIG-11と共に獲物が捕らわれているキャンプの防御を突破した。そこにはヨーダと同じ種族の幼児ザ・チャイルドがいた。獲物を殺そうとするIG-11を破壊したジャリンはザ・チャイルドを連れてネヴァロに戻り、依頼主のクライアントに引き渡して報酬を獲得した。だが殺されることを危惧して掟を破り、ザ・チャイルドを奪還する。その影響でギルドの賞金稼ぎたちに囲まれて窮地に陥るが、仲間のマンダロリアンが援護に現れ、無事ネヴァロを脱出したのだった。
ザ・チャイルドの追手
ジャリンは身を隠すため、人口が少ない惑星ソーガンにザ・チャイルドと共にやって来る。そこで元反乱軍ショックトルーパーのキャラ・デューンと出会い、彼女と共闘して襲撃者から村を守る依頼を引き受ける。無事に依頼を完了した後、ジャリンは安全になった村にザ・チャイルドを置いていこうとするが、彼を狙ったギルドの賞金稼ぎが現れる。間一髪デューンが賞金稼ぎを倒したものの、村が安全ではないと悟ったジャリンはザ・チャイルドを連れてソーガンを離れた。
その後ジャリンはギルドリーダーのグリーフ・カルガからメッセージを受け取る。現在彼らの街ではザ・チャイルドを求めるクライアントの護衛のトルーパーが増えており、武力で街が抑えられてしまった状態だという。そこでカルガはジャリンがザ・チャイルドを餌にクライアントに近づき、彼を殺してくれたらギルドの追及を解くと依頼する。
ザ・チャイルドを追手から守るために依頼を受けることにしたジャリンだが、罠の可能性を考えてデューンと以前世話になったクイールも仲間に加える。さらに以前ザ・チャイルドを殺すようプログラムされていたIG-11は、クイールの修理でナースドロイドに変貌しており、彼も連れて行くことになる。
その後、ジャリンは彼らと共にネヴァロに戻り、カルガと賞金稼ぎの仲間たちと落ち合う。クライアントの元へ向かう途中、カルガは寄生生物に襲われて負傷するが、ザ・チャイルドがフォースの力で傷を治し彼の命を救った。すると翌日、カルガは賞金稼ぎ仲間を裏切って彼らを突然撃ち殺す。実はカルガはジャリンを殺してザ・チャイルドを奪う計画だったものの、ザ・チャイルドに救われたため、それができなくなったと告白する。そこでジャリンは作戦を変更し、自分をデューンに捕らえさせてカルガも含めてクライアントに近づき殺すことを考える。そしてザ・チャイルドはクイールが安全な宇宙船に連れて行くことになった。
だがジャリンがクライアントの元にやって来た途端、旧銀河帝国軍将校のモフ・ギデオンとトルーパーが建物を囲んで総攻撃を仕掛けクライアントを殺してしまう。ザ・チャイルドを連れて宇宙船に戻ろうとしていたクイールも追手に殺され、ザ・チャイルドも攫われてしまった。しかしその後、宇宙船で待機していたIG-11がザ・チャイルドを救い出し、包囲されたジャリンたちの元へ駆けつけ交戦する。一同はその隙に脱出を図るが、ギデオンによってジャリンが負傷し、彼らは建物に戻る。トルーパーが炎で建物を焼き払おうと中に侵入してくるが、ザ・チャイルドがフォースで跳ね返した。
負傷したジャリンはIG-11の手当てを受けて復活し、一同は地下の下水溝から逃げる。そこにマンダロリアンの武器師であるアーマラーがいた。ジャリンにザ・チャイルドを種族の元に戻すよう助言したアーマラーは、彼に装備品のジェットパックを渡してその場に残り、ジャリンらは溶岩の川を船で渡り出口へと向かう。だが出口で大勢のトルーパーが待ち構えており、IG-11は自ら囮となって出口で自爆しトルーパーを一掃した。そこへギデオンが戦闘機に乗って現れるが、ジャリンがジェットパックで空を飛び、戦闘機を墜落させた。そしてジャリンはデューンとカルガと別れ、ザ・チャイルドと共にネヴァロを離れたのだった。
連れ去られるザ・チャイルド
ジャリンは惑星トラスクにて漁船に乗るが、そこでザ・チャイルドと鎧であるベスカー鋼を奪われそうになる。だがボ=カターン・クライズ率いる3人のマンダロリアンに救われた。3人は大粛清により滅びた故郷のマンダロアを奪回しようとしており、ジャリンは仲間に加わる誘いを受けるがそれを断る。その後、ジャリンはギデオンが生きていることやザ・チャイルドの血液を用いてフォースの再現実験をさせていることを知る。
ボ=カターンにザ・チャイルドを種族に返すためにジェダイのアソーカ・タノに会うことを勧められたジャリンは、アソーカに会いに行く。そしてザ・チャイルドと意思疎通を図ったアソーカから彼の本名がグローグーであることや、ジェダイ聖堂で訓練を受けていたことを聞いたジャリンは、それに従ってジェダイ聖堂の遺跡へと向かった。遺跡の石の上にグローグーを乗せると、グローグーは瞑想状態に入った。
そこへマンダロリアンのボバ・フェットが以前死んだはずの賞金首のフェネック・シャンドを連れて現れ、ジャリンが持っているフェットのアーマーを返すよう要求する。そんな中、突然トルーパーの軍団が現れ、ジャリンたちは戦い始める。フェットの活躍もあり戦いに勝利したジャリンだが、突然自身の宇宙船がギデオンの乗るクルーザーに破壊されてしまう。ジャリンは慌ててグローグーの元へ向かうが、ダークトルーパーに連れ去られてしまった。
ギデオンとの決戦
グローグーが攫われたことを機にフェットとフェネックがジャリンの仲間となる。さらにジャリンはデューンと、ギデオンに奪われた武器のダークセーバーを求めるボ=カターンにも協力を要請する。ボ=カターンはマンダロアを取り戻すことに協力するのを条件に、ジャリンと手を組むことを決めた。
そして一同はギデオンの船を襲撃し、ジャリンはギデオンと一騎打ちとなり彼を生け捕りにして無事にグローグーを保護する。そんな中ダークトルーパーの軍団が船に戻り、ジャリンらを圧倒しそうになるが、ジェダイの騎士であるルーク・スカイウォーカーが現れてダークトルーパーを全員倒した。スカイウォーカーはグローグーを引き取って、フォースを訓練するためにやって来たという。ジャリンは掟を破ってヘルメットを脱ぎ、素顔でグローグーに別れを告げた後、スカイウォーカーに彼を託したのだった。
最終決戦
訓練を受けて戻ってきたグローグーと再び旅を始めたジャリンは、同じマンダロリアンたちのアジトに身を寄せ、グローグーはマンダロリアンとしての訓練を始める。
その後、マンダロリアンの仲間たちが集まり、団結して故郷のマンダロアを奪回する決断をする。そんな中、カルガが以前自爆したIG-11を操縦型に改造したものをグローグーに引き渡す。
一方逮捕されていたギデオンは帝国の残党から奪回され、密かにマンダロアを軍事基地とし、自身のクローンを制作して世界征服を企む。だがマンダロリアンたちがマンダロアを奪回しようとしていることを聞き、彼らが障害になると考えたギデオンは、旧帝国の将軍の援軍を連れて彼らを待ち伏せて襲撃する。そしてジャリンが捕らえられたが、仲間たちは撤退するしかなかった。
だがその後IG-11を操縦するグローグーがジャリンを助け、2人でギデオンを倒すことを決める。そして基地内の防御を突破してギデオンとジャリンが戦う中、エリート部隊のプレトリアンガード3体がグローグーに襲い掛かる。助けに行けず焦るジャリンだが、ボ=カターンが助けに入ってギデオンと戦い始める。その間ジャリンはプレトリアンガードと戦い、グローグーもフォースで協力して勝利した。ボ=カターンはギデオンにダークセーバーを破壊されてピンチに陥るも、ジャリンとグローグーが合流してギデオンを追い詰める。さらにボ=カターンの仲間が帝国の爆撃機に狙われた主力艦を帝国基地に墜落させて大爆発を起こし、ギデオンは死亡。ジャリンとボ=カターンはグローグーのフォースで守られて無事だった。
戦いの後、ジャリンはグローグーをマンダロリアンの一員にしようとするが、まだ幼く喋れないため認められなかった。そこでジャリンがグローグーを養子として引き取り、ディン・グローグーとしてマンダロリアンの弟子と認められた。
こうしてジャリンはグローグーと共に新たな仕事を請け負うようになり、ネヴァロに家を構えて2人で暮らすのだった。
『マンダロリアン』の登場人物・キャラクター
主要人物
マンダロリアン/ディン・ジャリン(演:ペドロ・パスカル)
日本語吹替:阪口周平
仲間も家族も失った一流の腕を誇る孤高の賞金稼ぎである。本名はディン・ジャリン。一匹狼で口数は少ない。幼い頃にクローン戦争で両親を失って孤児となり、厳格な教義の元に結束する一流の戦士集団・マンダロリアンに引き取られて訓練を受けた。またクローン戦争でバトルドロイドに両親を殺され自身も殺されかけたことがトラウマとなり、極度のドロイド嫌いとなった。クライアントの依頼で出会ったグローグーに不思議な縁を感じ、初めて掟を破って彼を助けた。モフ・ギデオンを始めとする帝国の残党がグローグーを奪おうとやって来たが、必死で守り、一緒にいるうちに親子のような絆が芽生えていく。またその過程でキャラ・デューンやクイールなど新たな仲間もでき、彼らに協力を依頼することもあった。最終的にグローグーを自分の養子として引き取り、彼を弟子にして2人で仕事を請け負いながらネヴァロの辺境で暮らし始めた。
ザ・チャイルド/グローグー
ヨーダと同じ種族の幼児で50歳であるが、幼いため言葉は喋れない。無邪気でいたずら好きで食いしん坊。強いフォースの力を持っており、過去にジェダイ聖堂で何人ものマスターから訓練を受けた。そのため物体を動かしたり、怪我を治癒したりすることはできるが、体力の消耗が激しく気絶してしまう。クローン戦争の末期に帝国が誕生した際、誰かに連れ去られて記憶をすべて失い、1人でさまよう。だが帝国の追及によりピンチに陥った際にジェダイに救われた。その後、キャンプに捕らわれているところをクライアントの依頼でやって来たジャリンに確保され、クライアントに引き渡される。だが実験台にされそうなところをジャリンに救われ、以後行動を共にして追手から守ってもらうようになり、親子のような絆を育む。一時はジェダイのルーク・スカイウォーカーに引き取られてフォースの訓練を受けたが、その後再びジャリンに引き取られて、チルドレン・オブ・ザ・ウォッチにてマンダロリアンとして訓練を受ける。ギデオンとの決戦の際にはジャリンを助けた。その後正式にジャリンに養子として引き取られて弟子となった。
リカーリング
グリーフ・カルガ(演:カール・ウェザーズ)
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目次 - Contents
- 『マンダロリアン』の概要
- 『マンダロリアン』のあらすじ・ストーリー
- マンダロリアンとザ・チャイルドの出会い
- ザ・チャイルドの追手
- 連れ去られるザ・チャイルド
- ギデオンとの決戦
- 最終決戦
- 『マンダロリアン』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- マンダロリアン/ディン・ジャリン(演:ペドロ・パスカル)
- ザ・チャイルド/グローグー
- リカーリング
- グリーフ・カルガ(演:カール・ウェザーズ)
- キャラ・デューン(演:ジーナ・カラーノ)
- クイール(演:ミスティ・ローザス)
- IG-11
- ペリ・モットー(演:エイミー・セダリス)
- R5-D4
- ミグズ・メイフェルド(演:ビル・バー)
- フェネック・シャンド(演:ミンナ・ウェン)
- ボバ・フェット(演:テムエラ・モリソン)
- ボ=カターン・クライズ(演:ケイティー・サッコフ)
- コスカ・リーヴス(演:メルセデス・ケストナー・バーナード)
- アックス・ウォーヴス(演:サイモン・カシアニデス)
- カーソス・テヴァ(演:ポール・サン=ヒョンジュ・リー)
- チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ関係者
- アーマラー(演:エミリー・スワロー)
- パズ・ヴィズラ(演:タイット・フレッチャー)
- ゲスト(シーズン1)
- オメラ(演:ジュリア・ジョーンズ)
- ウィンタ(演:イスラ・ファリス)
- キャベン(演:アシフ・アリ)
- ストーク(演:ユージン・コルデロ)
- スピーダーのパイロット(演:ブライアン・ポセーン)
- ミスロル(演:ホレイショ・サンズ)
- ライオット・マー(演:リオ・ハックフォード)
- トロ・カリカン(演:ジェイク・カンナベール)
- ラン(演:マーク・ブーン・ジュニア)
- シアン(演:ナタリア・テナ)
- バーグ(演:クランシー・ブラウン)
- ゼロ(演:リチャード・アイオアディ)
- クイン(演:イスマエル・クルス・コルドバ)
- ラント・ダヴィン(演:マット・ランター)
- トラッパー・ウルフ(演:デイブ・フィローニ)
- ジッブ・ドッジャー(演:リック・ファミュイワ)
- サッシュ・ケッター(演:デボラ・チョウ)
- ゲスト(シーズン2)
- ゴア・コレシュ(演:ジョン・レグイザモ)
- コブ・ヴァンス(演:ティモシー・オリファント)
- アソーカ・タノ(演:ロザリオ・ドーソン)
- ルーク・スカイウォーカー(演:マーク・ハミル)
- ゲスト(シーズン3)
- カレラン・ベク(演:アーメッド・ベスト)
- ゴリアン・シャード
- ヴェイン(演:マティ・マティス)
- 公爵夫人(演:リゾ)
- ボンバルディエ卿(演:ジャック・ブラック)
- ヘルゲイト長官(演:クリストファー・ロイド)
- 帝国軍残党とその関係者
- モフ・ギデオン(演:ジャンカルロ・エスポジート)
- クライアント(演:ヴェルナー・ヘルツォーク)
- ドクター・ペン・パーシング(演:オミッド・アブタヒ)
- イライア・ケイン(演:ケイティ・オブライアン)
- ヴァリン・ヘス(演:タイタス・ウェリヴァー)
- モーガン・エルズベス(演:ダイアナ・リー・イノサント)
- ラング(演:マイケル・ビーン)
- 『マンダロリアン』の用語
- マンダロリアン
- マンダロア
- チルドレン・オブ・ザ・ウォッチ
- ダークセーバー
- ベスカー鋼
- 『マンダロリアン』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- IG-11「お前たちが助かれば目的は達成される」
- ジャリンとグローグーが別れる場面
- ギデオンとの最終決戦で勝利する場面
- 『マンダロリアン』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- グローグーは5億5000万円のパペット
- 主役にもかかわらず出演シーンが少ないペドロ・パスカル
- 本作は『子連れ狼』がオマージュ
- 『マンダロリアン』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ルドウィグ・ゴランソン「マンダロリアンのテーマ曲」
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