アウトロー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『アウトロー』とは、2012年に公開されたアメリカのサスペンスアクション映画で、リー・チャイルドが発表した小説『アウトロー』を原作としている。5人の命が亡くなる射殺事件の容疑をかけられたジェームズの要請を受けたジャック・リーチャーは、弁護士の依頼を受けて不可解な射殺事件の捜査を開始することにする。監督はクリストファー・マッカリーが努め、主人公のジャック・リーチャーをトム・クルーズが演じ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・オイェロウォ、ロバート・デュヴァルらが共演した。

『アウトロー』の概要

『アウトロー』とは、2012年に公開されたアメリカのサスペンスアクション映画である。作家リー・チャイルドが2005年に発表した『ジャック・リーチャー』シリーズ9作目の『アウトロー』を原作にしているが、原作の内容を知らずとも楽しめる内容となっている。

監督、脚本は『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』などトム・クルーズの主演作品を数多く手掛けるクリストファー・マッカリー。音楽は『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でも担当するジョー・クレイマー。撮影は『パトリオット』のキャレブ・デシャネル。

主人公のジャック・リーチャーを演じたのは『ミッション:インポッシブル』シリーズのトム・クルーズ。弁護士のヘレンを演じたのは『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク。ヘレンの父でロディン検事を演じたのは『シェイプ・オブ・ウォーター』のリチャード・ジェンキンス。刑事のエマーソンを演じたのは『グローリー/明日への行進』のデヴィッド・オイェロウォ。射撃場の店員キャッシュを演じたのは『地獄の黙示録』のロバート・デュヴァル。

5人の命が亡くなる無差別射殺事件が発生し、警察はジェームズ・バーを容疑者として逮捕する。バーが「ジャック・リーチャーを呼べ」と要請すると、どこからともなくジャック・リーチャー本人が現れた。リーチャーはバーの弁護士ヘレンとともに不可解な射殺事件の捜査を開始することになる。

全世界で2億1千万ドル以上のヒットを記録し、2016年には『ジャック・リーチャーNEVER GO BACK』という続編が製作されるなど、トム・クルーズの新たな代表作となった。その続編の監督はエドワード・ズウィックに代わったが、主人公のジャック・リーチャーは本作に続いてトム・クルーズが演じている。

トム・クルーズ本人が演じる、格闘シーンやカーチェイスシーンが本作の見所となっている。

『アウトロー』のあらすじ・ストーリー

無差別の射殺事件

バンに乗った男は立体駐車場の上層階で車から降りると、先払い式の精算機に小銭を入れた。その男は川の向こう岸にいる人たちを無差別にスナイパーライフルで撃ち始める。ベンチに座る男性や歩いている女性など5人の男女を殺した後、その男はバンに乗り込みその立体駐車場を走り去った。

すぐに警察が犯行現場となる立体駐車場を突き止め、捜査の責任者にあたる刑事のエマーソンは溝からは犯行時に落ちたと思われる薬莢を発見する。防犯カメラの映像や精算機に入っていた小銭の指紋から元陸軍の男ジェームズ・バーが容疑者となり、彼は自宅にいたところを警察に逮捕された。

ロディン検事立ち会いのもと、エマーソンはバーへ長時間に渡る事情聴取を行い、自白書を渡してサインさせようとした。すると、バーはその書類に「ジャック・リーチャーを呼べ」と書くのだった。

現れたジャック・リーチャー

エマーソンはジャック・リーチャーについて調べ上げた。リーチャーは陸軍に入隊しで海外派遣されていたが2年前に除隊しており、アメリカへ帰国後は住所登録がないなどの不審点があった。リーチャーの居場所が分からない以上、彼が姿を現してくれないとどうしようもないとエマーソンがロディン検事と話していたところに、バーの逮捕を知ったジャック・リーチャー本人が現れたのだった。

リーチャーはエマーソンとロディン検事に連れられ、昏睡状態のバーがいる病室へ向かう。バーは護送車の中で他に乗り合わせた者から殴られたことが原因で昏睡状態になっていたのだった。ロディン検事はリーチャーに「なぜバーから呼ばれたのか」と理由を尋ねると、リーチャーは「証拠品を見せろ」と要求する。ロディン検事が「理由を答えるのが先だ」と言うと、リーチャーは「じゃあ帰る」と言って病室を出た。そこへロディン検事の娘のヘレンが現れる。彼女はバーの弁護士をしており、検事の父親と対立する立場にいた。

ヘレンはリーチャーを喫茶店に連れ出してバーについて聞くと、リーチャーは過去にバーを陸軍内で検挙したことがあったのだ。バーは合法的に人を殺せるという理由で軍隊へ入り、週に2000発も撃つ訓練の末、狙撃兵としてイラクに派遣された。2年間1度も人を撃つ機会がなくイラクからの撤退を翌日に控えた日、バーは無差別に人を撃ち殺したのだ。リーチャーは無差別殺人事件の犯人として、バーを検挙した。ところが、その撃ち殺された人たちが女性への集団レイプをしていた軍事関連会社の従業員で、会社がその事実を封印したためバーは刑務所に入ることがなくアメリカへ帰国していた。リーチャーは、バーが帰国後に殺人の衝動を抑えきれずにこの無差別射撃事件を犯したのだろうと考える。イラクでは罪を認めたのに、今回は罪を認めずにリーチャーを呼んだという疑問がヘレンには残っていた。ヘレンはリーチャーに捜査への協力を依頼する。リーチャーは、バーだけでなく犠牲者も先入観を捨てて見直すことを条件として捜査へ協力することに。

ヘレンは容疑者の弁護士であるという立場ながら、遺族の家へ訪問して犠牲者のことを聞き始めた。娘のクリシーを亡くした父親のロブのもとを訪問した後、ヘレンが車に乗ろうとすると父のロディン検事が現れる。ロディン検事は、犠牲者の遺族へ会いに来ていたヘレンに「余計なことはするな」と忠告するのだった。

一方、リーチャーは犯行現場へ向かい、自分が犯人で狙撃をするならどうしていたかを考えていた。その後、エマーソン立ち会いのもと、犯行に使われた銃や回収された小銭など証拠品の確認も行う。

逮捕されたリーチャー

リーチャーは若者が賑わう酒場で夕食を食べていた。すると、車の部品店で働くサンディという若い女性が向かいの席に座ってリーチャーを誘惑しようとしてきた。リーチャーから売春婦扱いされたことにサンディが怒ると、それを見た彼女の兄を名乗るジェブら5人の男がリーチャーへ因縁をつけてきたため、表へ出て片を付けることに。店の外に出たリーチャーはジェブに「後悔するぞ」と警告したが、ジェブはなりふり構わず殴りかかってきた。リーチャーはいとも簡単にジェブを倒すと、続いて殴りかかってきた2人の男も殴り倒した。勝ち目がないと感じた残りの2人とサンディがその場から逃げ始めると、パトカーがやってきてリーチャーは逮捕される。

リーチャーは拘置所に移送されたが、告訴する者がいないとのことで釈放されることに。釈放されたリーチャーはヘレンの車で、宿泊しているモーテルへ向かった。ヘレンは犠牲者の当日について調べたことをリーチャーへ報告する。クリシーは友人の娘の世話をしていたところで、リタは川沿いの野球場に野球のチケットを買いに来ていたところだった。また、ナンシーは夫へのサプライズプレゼントを買ったところで、オーラインは病気で倒れた夫の経営する建築会社を売却せずにローンを組みに来ていたところだった。そして、証券マンのダレンは当日の朝に喧嘩した妻へのお詫びとしてバラを買っていたところだったのだ。

その報告を聞いたリーチャーはバーへの調査もより強化する必要があると感じ、ヘレンにバーのクレジットカードの記録や狙撃の練習として使ったであろう射撃場を調査してほしいと伝えた。

黒幕と新たな刺客

ヘレンやリーチャーを尾行していたリンスキーは現状をある男に報告していた。その男こそスナイパーライフルで5人の男女を殺したチャーリーという男だった。リンスキーはリーチャーを始末しようとジェブを雇ったが、ジェブはリーチャーを殺すことに失敗した。その事実を隠すためにリンスキーはジェブを殺したことを報告する。チャーリーがリンスキーの失敗を咎めていると、後ろからゼップという黒幕の男が現れた。ゼップはリーチャーの始末に失敗したリンスキーに指を食いちぎれと命令するが、リンスキーはそれをできずにいるとチャーリーによって射殺されるのだった。

ヘレンは翌朝モーテルへリーチャーを迎えに行き、バーについて調べたことを報告する。クレジットカードの記録から毎週土曜日にガソリンを入れていたことがわかり、リーチャーはバーが遠方の射撃場へ毎週狙撃の練習に通っていたのではないかと疑う。

また、逮捕された際にパトカーの到着があまりにも早く、罠にかけられたと感じたリーチャーは、声をかけてきたサンディに事情を聞くため、彼女の勤務する車の部品店までヘレンに送ってもらう。リーチャーは店員のゲイリーの制止を振り切って店の奥へ押し入りサンディを見つけて事情を聞くことに。サンディの兄を名乗っていたジェブはこの店の従業員で、リーチャーを店の外に誘い出すようにと100ドルでサンディに頼んでいたのだった。ジェブの自宅の住所をサンディから聞き出したリーチャーは、サンディが店に乗ってきた車でジェブの自宅に向かう。

ジェブの自宅に到着したリーチャーは、無断でジェブの自宅に侵入して中を調べ始める。浴室のシャワーカーテンがなくなっていることに気付いた時、リーチャーは鉄パイプを持ったウェズリーら2人の男に背後から殴られて浴槽に倒れ込んだ。どっちがリーチャーを殺すかで揉めている隙にリーチャーは2人の男を殴り倒した。するとジェブが倒された時に逃げた男の1人がリーチャーの背後から銃を向けてくる。リーチャーは振り返ってあっさりと銃を奪うと、その男の車のキーを奪ってジェブの家を後にした。

見えてきた事件の真相

リーチャーはヘレンの事務所で現状を話し合うことに。バーはイラクでの犯行時に、標的が前後に動く狙撃しやすい場所を選んで証拠品を残さなかったのに対し、今回は標的が左右に動く狙撃には難しい場所を選び証拠品だらけであった。もしバーが犯人なら前後に人が動くところを狙える高架橋を狙撃場所に選び、車内から狙撃して証拠品を残さなかっただろうとリーチャーは考える。ヘレンはリーチャーなら事実を解明してくれると思ってバーが呼んだのではないかと推測した。

ヘレンの事務所の外に止まっているシルバーのアウディがリーチャーを1日中尾行しており、リーチャーはヘレンにその車のナンバーから所有者を調べさせる。ヘレンが調べた結果、その車はリーベンダウアー社という企業のものだった。ヘレンが机に広げる資料の中に、犠牲者の1人オーラインとリーベンダウアー社が争っている裁判の資料があった。尾行する車を所有する会社と犠牲者のオーラインが結びついたことで、リーチャーはオーラインが夫の会社を手放さないことで命を狙われ、残りの4人はそれを誤魔化すための巻き添えではないかと仮定する。

サンディの死と容疑者になったリーチャー

サンディは夜に出かけようと家を出たところでチャーリーが知り合いのふりをして声をかける。チャーリーは合図をすると後ろにいた男がサンディを殴り、彼女の口を塞いで窒息死させた。

ヘレンはバーが通っていたであろう射撃場がオハイオ州にあると突き止めリーチャーへ報告する。その後、リーチャーが宿泊しているモーテルへ帰る途中、再びシルバーのアウディが尾行してきた。リーチャーがモーテルに到着すると、そこにはパトカーや救急車が来ており、救急車に乗せられる遺体がサンディだったことをリーチャーは確認する。リーチャーがモーテルの入口付近で停車していると、モーテルから出てきたエマーソンと目が合った。エマーソンが銃を向けてきたため、リーチャーはバックで急発進して道路に出て逃げ始める。エマーソンは無線で応援を要請してパトカーに乗り込みリーチャーの乗る車を追う。リーチャーは尾行してきたシルバーのアウディを発見して並走すると、その車に乗り込む男たちの顔を確認することはできたが、逃げられてしまった。次第に多数のパトカーやヘリコプターからも追跡されることになり、リーチャーは道の真ん中で車を乗り捨て、バス停でバスを待つ人の中に紛れ込む。乗り捨てた車にエマーソンらが気を取られている隙に、リーチャーはバスに乗り込んでなんとか逃げることに成功した。

ジェブの家で複数のけが人が出て、リーチャーの宿泊するモーテルでサンディの死体が発見されたことを受けてリーチャーは容疑者となった。彼の行方を知ろうと、ロディン検事とエマーソンがヘレンの自宅へ押しかける。ヘレンが事情を知らないと言っていると、リーチャーがヘレンの自宅に電話を掛けてきた。ロディン検事とエマーソンにばれないように電話に出たヘレンは、リーチャーがヘレンの車を勝手に持ち出したことを知らされる。さらに、リーチャーへの尾行は捜査に携わった初日から行われていたので、当初から事情を知っていたヘレンの父のロディン検事か刑事のエマーソンがこの事件に関わっているはずだとリーチャーから聞かされるのだった。

射撃場とバーの真相

リーチャーはヘレンの車でオハイオ州にあるバーが通っていた射撃場へ向かう。年老いた店員キャッシュにリーチャーは「バーについて知りたい」と伝えると、キャッシュは「射撃で標的の中心に3発命中させることができたら質問に答える」と言った。リーチャーは練習用として渡された1発こそ遥か遠くにある標的の中心を少し外したが、本番の3発は標的の中心に命中させることができた。

リーチャーは「この射撃場でトップの腕前は誰だったか」と聞くと、キャッシュは「バーだった」と答えて、当時バーが標的の中心を撃ち抜いた紙を取り出してきた。バーの射撃の腕前が並だったことを知るリーチャーは、その標的の紙はバーが連れていた別の男のものだったのではないかと疑う。バーに連れがいなかったかを店の監視カメラで確認すると、リーチャーを車で尾行していたチャーリーがバーの横に映っていたのだった。チャーリーが標的の中心を撃ち抜いた紙をバーに渡して、いかにもバーの射撃の腕が相当なものだったと思わせる偽装工作だったのだ。

囚われたヘレン

ヘレンは検事局へ出向いて父のロディン検事と話していた。ヘレンはリーベンダウアー社の不正を調べ上げて、父のロディン検事に「この会社をさらに詳しく調査する必要がある」と訴えかけた。この不正を調べたのがヘレン自身であることから、「リーチャーの言っていることが正しければ娘である私の命が危険になる」と語気を強めた。部屋を後にしたヘレンはエレベーターに乗って帰ろうとすると、閉まりかけたドアを開けてエマーソンが乗り込んできた。エレベーターが動き始めると、エマーソンはスタンガンでヘレンを気絶させたのだった。

リーチャーがヘレンに連絡すると電話に出たのはチャーリーだった。チャーリーは1時間以内にヘレンを拘束する採石場へ現れなければヘレンを殺すと言う。

リーチャーによるヘレン救出

リーチャーは、自分の射撃場を殺人の偽装工作に利用されて怒っているキャッシュを助っ人に、ヘレンが拘束される採石場へ向かった。

リーチャーはキャッシュと打ち合わせをした後ヘレンの車に乗り込み、採石場へ繋がる坂道を正面から銃撃されないようにするためバックしながら猛スピードで下り始めた。それに気付いたチャーリーらがヘレンの車へ銃撃してくる。車のバックモニターを壊され、後方の視界を失ったリーチャーは車を岩場に乗り上げてしまい動けなくなってしまう。そこへキャッシュが援護射撃を開始した。リーチャーはその隙に車から降りて岩陰に隠れると、敵に近づき1人、2人とやっつけた。リーチャーが危険になると、キャッシュが援護射撃を行う作戦で、次々と敵をやっつけていく。リーチャーはヘレンがいると思われる採石場の事務所へ向かった。リーチャーが事務所の前に辿り着くと、そこにいたチャーリーと一騎打ちになる。リーチャーはナイフを振り回すチャーリーの脚と腕への打撃攻撃で体を動けなくすると、最後はチャーリーの顔を踏み潰したのだった。

採石場の事務所ではリーチャーが来ることに備えてエマーソンが銃をヘレンに突きつけて入口を警戒していた。リーチャーは事務所の入り口を破ると、ヘレンに銃をを突きつけていたエマーソンを一撃で射殺することに成功する。ヘレンの父ロディン検事も事件への関与を疑われたが、この場にいないことでロディン検事への疑いは晴れた。

その事務所の奥には今回の事件の黒幕ゼックが静かに座っていた。「仮に刑務所に入っても老人ホーム代わりにしかならない」と言うゼックをリーチャーは問答無用で射殺する。事件の関係者が全員死んでしまったことに憤慨するヘレンにリーチャーは「正義を下したのだ」と言った。リーチャーはヘレンを置いてキャッシュの運転でその採石場を後にする。

リーチャーが現れた真相

ロディン検事が立ち会う中、ヘレンは昏睡状態から目を覚ましたバーへ事情を聞き始める。バーは長時間に及ぶ取り調べと護送車内での暴行で短期の記憶を失い、射殺事件を自分がやったものと思い込んでいた。ヘレンはバーに犯行現場の写真を渡して「もし射撃をするならどうする」と尋ねると、リーチャーが言ったのと同じく「高架橋から狙撃するだろう」と答える。リーチャーは自分がバーに呼ばれた理由を答えていなかったが、イラクで検挙された際にリーチャーはバーに「また問題を起こしたら姿を表す」と言っていたのだった。

リーチャーはバスに乗ってどこかへ姿を消す。

『アウトロー』の登場人物・キャラクター

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