レイトン教授VS逆転裁判（ゲーム）のネタバレ解説・考察まとめ
『レイトン教授VS逆転裁判』は、レベルファイブとカプコンの共同開発で2012年に発売されたニンテンドー3DS用ゲームである。ロンドンの考古学教授であるエルシャール・レイトンと日本の弁護士の成歩堂龍一（なるほどう りゅういち）が魔女と魔法の存在する町・ラビリンスシティで出会い、謎を解き明かしていくアドベンチャーゲーム。『レイトン教授』シリーズの「ナゾ解き」と『逆転裁判』シリーズの「裁判」を交互にクリアしていきながら、謎が謎を呼ぶストーリーに引き込まれるコラボレーション作品である。
ダウンロードコンテンツ
スペシャルギャラリーで見られる設定画の一例
発売から半月後となる2012年12月12日から、追加配信ダウンロードコンテンツが配信開始された。
書き下ろし短編シナリオとナゾ解きが収録された「スペシャルエピソード＋ナゾトキ」と設定資料や表情集などのコメント付きアートワークが見られる「スペシャルギャラリー」が交互に各12回ずつ、合計24回に渡って毎週水曜日に配信された。いずれもゲームをクリアすることがダウンロードの条件となっている。
2023年3月28日にニンテンドー3DSシリーズ向けのニンテンドーeショップのサービスが終了しており、新規のダウンロードは不可能となっている。
『レイトン教授VS逆転裁判』の登場人物・キャラクター
主人公たち
エルシャール・レイトン
CV：大泉洋
ロンドンに住む考古学教授。常に英国紳士としての振る舞いを忘れず冷静沈着で、真実の追求を信条とする。
並外れた頭脳の持ち主でナゾ解きを深く愛好し、古代文字の解読も可能。また運動神経も良くフェンシングなどにも明るい。
その優秀な頭脳をジョドーラに見込まれ、「物語を終わらせる者」としてラビリンスシティに誘い込まれた。成歩堂たちと共に謎を追い、時に対立さえしながら、町の真実を解き明かした。町では「黒き帽子の騎士」の称号で呼ばれる。
成歩堂龍一（なるほどう りゅういち）
CV：成宮寛貴
日本在住の弁護士。常に被告人の無実を信じて真実を追求するスタイルが信条。時にはハッタリさえも駆使する「恐怖のツッコミ」と、どんな目に遭っても死なない悪運の強さに定評がある。
国際弁護士協会の出張でロンドンを訪れマホーネを弁護したことがきっかけでラビリンスシティに迷い込み、記憶を書き換えられてパン屋で働いていたが、弁護席に立った途端に本来の自分を蘇らせた。「青き弁護の騎士」の称号で呼ばれる。
ルーク・トライトン
CV：堀北真希
レイトンの一番弟子を名乗る少年。動物と会話する能力を持つ。レイトンと共にラビリンスシティに迷い込み謎の解明に奔走し、パン屋で知り合った成歩堂らとも仲良くなる。レイトンが黄金像に変えられた事件では何も信じられなくなり成歩堂と対立するが、事件解決を経て和解。最終局面では町に隠された漆黒の機械を操作して、マホーネとジョドーラを救った。
綾里真宵（あやさと まよい）
CV：桐谷美玲
成歩堂の助手にして成歩堂法律事務所の副所長を自称する、霊媒師の少女。その身に死者を宿らせることができる「倉院流霊媒道」の次期家元だが、今作では触れられない要素である。
成歩堂と共にイギリスを訪れマホーネを弁護した後、ラビリンスシティへ飛ばされる。記憶を書き換えられパン屋として働いていたが、魔女裁判で成歩堂の助手として弁護席に立つ。
かなりのトラブル体質の持ち主。ストーリー中盤では魔女として裁かれることになり、最終的に無実は証明されるが火刑装置に落とされてしまう。しかし装置の仕掛けによって生存しており、ラビリンスシティの裏側の世界へ導かれた。最後の裁判では処刑された自分が姿を現すと騒ぎになるということで、ジーケンの部屋から失敬した騎士団の兜を被って顔を隠した。
物語の中枢に関わる者たち
マホーネ・カタルーシア
CV：悠木碧
ラビリンスシティに暮らす少女。町の創造主であるストーリーテラーの娘だがそれ故に住人たちから遠巻きにされており、クロワのパン屋に身を寄せている。黒猫のクローネは小さい頃からの友人。
町に迷い込んだジョバンニ・ジコールの手引きでラビリンスシティを逃げ出すが魔女によって阻まれ、ジョバンニの恩師であるレイトンに助けを求める。彼の手を借りて逃げ込んだ貨物船でも事件に巻き込まれてしまい、成歩堂の弁護で救われるが、ジョドーラの手でラビリンスシティに戻される。魔女裁判の中で大魔女ベーゼラの疑いをかけられるが、レイトンと成歩堂に救われた。
実は10年前の伝説の大火を目撃したことで心を壊しており、ストーリーテラーが彼女の心を救うためにラビリンスシティと大魔女ベーゼラの物語を作った。小さい頃からの友人クローネとは黒猫ではなくジョドーラのこと。最後にはレイトンと成歩堂によって全ての真実が明らかになり、父や親友と和解して新たな物語を歩み始めた。
ジーケン・バーンロッド
CV：宮野真守
ラビリンスシティを守る騎士であり、魔女裁判を担当する検察士。騎士道精神に溢れ、不正や冤罪を良しとしない高潔な人物で、人々からの信頼も厚い。
ストーリーテラーが娘をベーゼラとして処刑するつもりだと聞いて疑いを持ち、独自の調査からジョドーラの正体に迫った。しかし彼女に嫌疑をかけたことで叛逆罪の烙印を押され投獄されてしまい、最後の裁判では検察席に立てなかった。
エンディングでは帰宅するレイトンたちを乗せてモーターボートを操縦する姿を見せている。
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目次 - Contents
- 『レイトン教授VS逆転裁判』の概要
- 『レイトン教授VS逆転裁判』のあらすじ・ストーリー
- 魔女と魔法の町・ラビリンスシティへ
- 命懸けの魔女裁判
- 黄金の魔女裁判と相棒喪失
- 魔女の真実が潜む森
- 大魔女ベーゼラの正体
- 『レイトン教授VS逆転裁判』のゲームシステム
- 基本情報
- アドベンチャーパート
- 裁判パート
- ダウンロードコンテンツ
- 『レイトン教授VS逆転裁判』の登場人物・キャラクター
- 主人公たち
- エルシャール・レイトン
- 成歩堂龍一（なるほどう りゅういち）
- ルーク・トライトン
- 綾里真宵（あやさと まよい）
- 物語の中枢に関わる者たち
- マホーネ・カタルーシア
- ジーケン・バーンロッド
- ジョドーラ
- クローネ
- チューケン
- ストーリーテラー
- ミスト・ベルデューク
- ラビリンスシティの一般市民
- クロワ
- ナゾミ・ステリア
- ラブレ
- 魔女裁判の関係者
- 裁判長
- バーサ
- マーダラ・ボーゲン
- カイック
- ナイツ
- エミール・サンドバッグ1世
- タターセル
- フェルマタ
- パトラス・アルグレイ
- レダ・ユービン
- 自警団
- イギリス人たち
- ジョバンニ・ジコール
- 裁判長
- バータリー
- ユトリノ・ガードナー
- オリーブ・アルデンテ
- ゲストキャラクター
- チェルミー警部
- バートン巡査
- 御剣怜侍（みつるぎ れいじ）
- 『レイトン教授VS逆転裁判』のアイテム
- 「序章・後編 異国の法廷」に登場した証拠品
- 事件の調書
- 被害者の診断書
- 現場写真
- 指紋の写真
- フラッシュライト
- 引きちぎられたタグ
- 新聞記事
- 盗まれたぬいぐるみ
- 「第2章 豪炎の魔女裁判」に登場した証拠品
- 事件の調書
- ランプ
- 魔法杖
- メガネ
- ミルク桶
- 現場の上面図
- 「第4章 黄金の魔女裁判」に登場した証拠品
- 事件の調書
- 見取り図
- 魔法杖
- 黄金像
- 白紙の手紙
- 現場のスケッチ
- トマトジュースのボトル
- 「第8章 最後の魔女裁判」以降に登場した証拠品
- 事件の調書
- コムギ粉まみれのローブ
- 機械パネル
- 鐘楼の見取り図
- 自警団の警備記録
- 足跡のスケッチ
- ペンダント
- 炎の竜のスケッチ
- 悪魔の鐘
- はじまりの物語
- 2人の少女の写真
- ベルデューク博士の遺書
- 最上階のカラクリ
- 『レイトン教授VS逆転裁判』の用語
- 基本情報
- ラビリンスシティ
- ラビリンシア
- 伝説の大火
- 魔女と魔法
- 魔女
- 大魔女ベーゼラ
- 魔法大全
- ウィッチオルデの森
- ヨーマ
- 魔法の呪文
- ミエヘン
- メラミン
- ゴルドラ
- マカツイ
- コルドア
- ガリュウ
- パトネル
- ロストーリア
- 『レイトン教授VS逆転裁判』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 主人公たちの声優は著名な俳優陣が担当
- マホーネの声優・悠木碧はアニメ版『逆転裁判』に綾里真宵役で出演
- 『逆転裁判』シリーズ次回作に引き継がれた多数の要素