【進撃の巨人】ジャン「深夜の密室で」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。訓練中、土砂崩れに巻き込まれて足を負傷してしまったミカサ。サシャと共に山小屋で休んでいたところ、ジャンとベルトルトが小屋に入ってきて…。
91: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/17(月) 10:52:49 ID:lXCyCwUU
ミカサ「アルミン、もういい、エレン、わたしが周りの女の子に影響されたっていうのは正解だった。
わたしもせっかちだった…だから無理しないで。なんだか、すごくあなたらしくない」
アルミン「いや、ミカサ。ここは甘やかしちゃ駄目だ。エレンも人として駆逐以外のことも考えるべき時期なんだ」
ミカサ「アルミン…ありがとう。エレンと話し合ってくれたのね」
アルミン「ああ、すまなかった、ミカサ、君の真摯な気持ちに対して、エレンが…」
エレン「こいつ、一晩中説教してくれたんだよ。本当、ときどき別人みたいに怖くなるよな、お前って…。
確かに正論だしよ。お前には適わねーな…」
ミカサ「本当に、アルミンは色んなことを教えてくれる…頭の良い自慢の子。エレンも見習って」
エレン「ぐぬぬ…わかったよ」
アルミン「はあ、とりあえず仲直りできたみたいで、肩の荷が降りたよ」
ミカサ「ふふ…」
ジャン「…」
ベルトルト「ジャン、…なにか、いいことがあったのか?」
ジャン「イヤ、…別に、…けど、…」
ベルトルト「…! 話、したんだ」
ジャン「…あー、まあな…」
ベルトルト「そうか、…良かった…!」
66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:15:04 ID:6Ch3aTOQ
…
訓練所 AM7:55
アニ「7時、55分…」
クリスタ「…っみんな…大丈夫かな。まさかこんなことになるなんて…」
ユミル「まあ、仲間意識を深めさせるため…みたいな行事だからな。その目的は大いに達成されてるんじゃねえの」
クリスタ「ユミル、からかってるの? わたしは本当に心配して…!」
アニ「アンタ、本当に大した良い子だね…」フウ
ユミル(アニもなんだかんだ、随分待ってるくせにな。素直じゃねーよな)
クリスタ「…。あっ」
タタタ…
エレン「おーい! クリスタ、アニ、ユミル!」
67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:18:16 ID:6Ch3aTOQ
…
訓練所 AM7:59
マルコ「はあ、はあ、これで全員かな…!」
ジャン「…悪い、マルコ、途中から肩貸させちまって」
マルコ「気にするな、仲間だろ」
クリスタ「やった…! これで全員なの? ギリギリ間に合ったよ!」
アルミン「104期、全員ゴールだね!」
エレン「ああ、土砂崩れの影響を受けたルートを指定されてた、上位10名は…、1、2、3…」
アルミン「8、9。…9、あれ。…9?」
エレン「…あと一人は?」
68: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:21:12 ID:6Ch3aTOQ
…
訓練所 AM8:01
サシャ「み、みなさん、遅れてすいませんっ」ゼエゼエ
ジャン「さっ、サシャー!! 遅えよッ!!」
コニー「サシャ、どうしたんだよ? さっきまでいっしょにいたろ。転んだのか!?」
サシャ「いえ、そんなんじゃないんです。コレを…」スッ
マルコ「…木苺…?」
エレン「え、まさかお前、これを取るために、遅刻…?」
ジャン「おっお前なああっ!」グイー
サシャ「ご、ごごごごめんなさい!! みなさん、お腹空いてるだろうと思って! わたしのせいで、
迷惑かけちゃいましたし…! それで、ついいっ」
アルミン「…104期は、サシャ以外、全員ゴールだった訳か…」ハハ
ライナー「まあ、いいじゃねえか。無事だったんだから」
コニー「そうだよな! 怪我したんじゃなくて、よかったぜ…!」
ジャン「…まあな」
69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:25:11 ID:6Ch3aTOQ
コニー「でさ! 俺さっきから思ってたんだけど、ゴールの記念に寄せ書きしねえ?」
エレン「寄せ書き? …ああ、意味は間違ってるけど、わかるよ。記念に、みんなでメッセージを書こうってことだな」
アルミン「でも、ここには紙なんかないよ。どうやって、…!?」
コニー「ああ、この石畳にだ! 石で削れば、ずっと残るぜ! こうやって、"104期ここに集う”って…!」ガリガリ
マルコ「!? コニー、待て、あああ…!」
ジャン「こ、この馬鹿! そんなことしたら、教官に殺されるぞ!!」
コニー「え、…そうだっけ」
ライナー「お前なあ…」ハア
エレン「…でもよ、もう書いちまったもんは、仕方ねーよな」
70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:28:16 ID:6Ch3aTOQ
ジャン「お、おい?」
エレン「どうせなら、…俺も、書きたい」ウズウズ
アルミン「エレン!? ま、まあ確かに…僕も書きたいけど」
マルコ「…正直言うと、俺も…」
ジャン「ぐ…確かに」
ジッ
ライナー「…。」ウーン
ジーッ
ライナー「…よし、書いちまうか! 責任は俺がとる!!」
男「「さすがライナー! 兄貴!!」」
ワイワイ ガリガリ
ベルトルト「あ、ああ…、規律違反だ、ライナー、何を考えているんだ…!」
ベルトルト(こんなことで成績に傷がついて憲兵行きを逃したら、…作戦失敗したら、笑い事じゃすまされないぞ!)ハラハラ
サシャ「…あ、ベルトルト。あれ」ツンツン
71: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:29:59 ID:6Ch3aTOQ
ベルトルト「え? ~~ッ!!」
キース「…」ジーッ
ベルトルト(教官に見つかった…! もう終わりだ、どうすれば…)アセダラダラ
キース「…」クル
ベルトルト「え…」(帰っていった。…どうしてだ、見逃した…?)
サシャ「座学で習った通りなんですかね?」
ベルトルト「え?」
サシャ「『兵士として、人の愛を尊び、仲間と支え合うべし』っていうの。
教官も、仲間と仲良くするためなら、たまになら許してくれるんじゃないですか?」
ベルトルト「…そういうものなのか?」
サシャ「そういうものみたいです」
コニー「ベルトルト! サシャ! お前も書けよ!」
サシャ「はい! いきましょう、ベルトルト!」
ベルトルト「あ、ああ」(い、いいのか、こんなハートフルな展開で…)
72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:32:47 ID:6Ch3aTOQ
欝注意
…
数ヵ月後
コツ、コツ、コツ
男「では、これより実行する。…無駄な抵抗はするなよ。せいぜい、最期の会話でも楽しんでおけ」
バタン
ジャン「…会話でも楽しんでおけって、拘束された上、この真っ暗な密室じゃ、会話ぐらいしかすることねーじゃねーか」
ミカサ「会話も、少ししにくい…喉がひっかかって…」
ベルトルト「…思い出すな」
ジャン「ああ、歩行祭のことだろ。俺もだ」
ミカサ「ここにサシャはいないけど」
ジャン「なんか皮肉だよな。また、104期でサシャだけゴールできないなんてよ」
ミカサ「それを喜ぶべきか、嘆くべきかも…わからない。わたしに悔いはないけれど。エレンが、104期の皆が待っている」
ジャン「たぶん、海とか行ってんだぜ。みんなでよ」
ベルトルト「…ごめん」
73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:35:59 ID:6Ch3aTOQ
ミカサ「どうしたの?」
ベルトルト「僕、ハナからスパイで、104期じゃなかったのに、ここにいて」
ジャン「なんだ、ベルトルトはそんな疎外感を感じていたのか」
ミカサ「もう、こうなったら、あなたも104期。あの戦いに、正義も悪もなかったんだから」
ジャン「大義の為にってヤツだな。まあ…もうどうでもいいんだよ、ここまで来たら。あの3年、いっしょに
過ごしたヤツは全員104期。それでいいだろ」
ベルトルト「二人共…」
ジャン「しかし、数ヵ月ぶりに再会できたのに、お前ヒドイ面だったよな?」
ミカサ「ずっと拷問を受けていたのでしょう」
ベルトルト「ああ。まあ…それは、大して辛くなかったんだけど、…。…でも久しぶりだな、こうして
なにもしない時間を過ごすのは」
ジャン「俺たちって忙しいよなあ。生き急いでたっていうか」
74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:37:28 ID:6Ch3aTOQ
ミカサ「これなら15歳で終わっても納得」
ジャン「うーん…まあ、内容が濃かったって意味ではな。納得かな。俺はもう16歳だけど」
ベルトルト「マルコと同い年だ」
ジャン「あー、言われてみれば。…お前、よく思い出したな、今、それを。…そうだな、マルコも、
俺と同じ頃に死んじまったんだな」
ミカサ「そう思うと…マルコは幸せな人生を過ごせた…のかも」
ジャン「はあ…皮肉すぎるぜ。やってられねーな、本当」
ミカサ「マルコ…みんなも、海にいっているかな」
ジャン「マルコのそばかすがすごいことになってそうだな」ハハ
75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:40:39 ID:6Ch3aTOQ
ミカサ「…長いね」
ジャン「この長さもよ、嫌味だよな。アイツら、俺らがびびって発狂してる様でも記録してーんじゃねーのか?」
ミカサ「ありうる。…わたしたちは、クーデターに失敗した、反逆者…。みせしめに、ひどい目に
遭わされるのは当然」
ジャン「うーん。見せしめ、だったら、広場にでも吊るせばいいのにな。俺はそうなると思ってたぜ」
ミカサ「わたしも。まあ…ベルトルトはすでにずいぶん苦しめられたみたいだけど」
ジャン「人類の仇だからな。いっしょに死ぬのは、104期は悪というイメージを植え付けるためだろうな」
ミカサ「そうね。後の歴史書に、こう記録するつもりなのだろう。「悪の反逆者、104期生たちは、850年の終わりに処刑された」」
ジャン「850年。なかなか覚えやすいじゃねーか。ああ、851年になる前に、急いで殺されたのはこういうことか…?」
ミカサ「それはちがうと思う…」
ジャン「冗談だよ…」
ミカサ「ところで、ベルトルト。さっきから黙って、どうしたの?」
ジャン「オイオイ、まさか先に首吊ってねーよな?」
76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:45:34 ID:6Ch3aTOQ
ベルトルト「…」
ミカサ「…ベルトルト?」
ジャン「オイオイ…」
ベルトルト「…はっ、…寝てた」
ミカサ「驚いた。大したものね」
ジャン「気をつけろよ。抵抗すんなって言われてんだからさ、寝相で暴れてると勘違いされかねんぜ。まあ、今の
寝相はずいぶん良かったみたいだけどよ」
ベルトルト「楽しい夢を見ていた…。最近はずっとそうなんだ。もう、全部終わって、どうでもよくなっちゃったからかな」
ミカサ「そうなの…」
ジャン「なんの夢を見てたんだ?」
ベルトルト「…104期のみんなと海に行く夢…」
ミカサ「いい夢ね」
ジャン「真っ暗で何も見えねーけど、お前がいまいい感じに笑ってんだなってのはわかるぜ、ベルトルト」
ベルトルト「そうか。…あの3年、辛かったはずだけど、今じゃすごく楽しいこととして思い出すんだ。
むしろ…もういっそ、あの3年を過ごせられたってことを考えると―――」
77: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:50:34 ID:6Ch3aTOQ
…
パチッ
…
ベルトルト「僕は生まれてきてよかっ」
ガタンッ
78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 22:54:42 ID:6Ch3aTOQ
…
男1「…絞首刑執行。850年12月29日午後11:59」
男2「死刑囚、ジャン・キルシュタイン。罪名は、王政への反逆罪、及び、ベルトルト・フーバー並びに
ライナー・ブラウンの逃亡を見逃した罪」
男3「死刑囚、ミカサ・アッカーマン。罪名は、王政への反逆罪、及び、ベルトルト・フーバー並びに
ライナー・ブラウンの首を跳ねそこねた罪」
男4「死刑囚、ベルトルト・フーバー。『人類の仇そのもの』」
男5「サシャ・ブラウスは、王政への反逆罪により、無期懲役として服役中」
男6「ほかの『悪の104期』は全員死亡が確認されております」
男「「「以上で、報告を終わります」」」
79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 23:03:58 ID:6Ch3aTOQ
…
数年後
タッタッタッ
サシャ「…ああ、やっぱり石畳は残ってた、よかった…!」サッサッ
―――『104期ここに集う』
サシャ「みなさんは、ここにいるんですよね。…お墓、まだ作れなくてごめんなさい。やっぱり戦犯扱いで、まだ厳しいみたいです…。
ですが、今日はいい報告があるんです。なんと! クーデターを起こした皆さんの意思を継いだ人々に
よって、とうとう革命が成功したんですよ!
104期の世間の見方も、きっとこれから変わっていきます。だから、安らかに眠ってくださいね。
あ、そうそう、お土産もあるんですよ」ゴソゴソ
サシャ「じゃーん! カゴ一杯の木苺です! すごいでしょう、わたし、無罪が認められて釈放されて、
今はなかなか給料の良いお仕事をしているんですよ! こんな量、訓練兵の頃は、絶対に
買えませんでしたよねえ…、うん、美味しい」パク
サシャ「あの日、みなさんお腹一杯食べれなかったでしょう。…ささやかですが、お詫びです。
あ、そうだ。この訓練所跡地は、荒れ放題で殺風景ですし、見ていてつまんないですよね。
…それっ!!」
バラバラバラ
80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 23:06:51 ID:6Ch3aTOQ
サシャ「ふう。木苺を撒いていきますね! 少し、食べ残しておいてください。木苺の種が育って、
きれいな木苺畑になれば、少しは退屈しませんよ!」
サシャ「わたし一人だけが、やることを与えられて、のうのうと生きていて、ごめんなさい。
わたし、やっぱり臆病者ですね。一人ぼっちが辛くて、世間の目が怖くて、何度も
みなさんのところにいこうとしたんです」
サシャ「でも、わたしだけにやれることはあるはずって、言ってくれたじゃないですか、ジャンが。
それが、なんとなく分かりそうなんです。だから、それをきちんとしてから、胸を張って
皆さんのところへ行こうと思います!」
サシャ「ですから、もうしばらく、待っていてくださいね。そして、どうか、見守っていてください。わたし、戦いますから」
81: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 23:09:25 ID:6Ch3aTOQ
…
15年後
サシャ「はーい、みなさん、つきましたよ! 並んでくださいね。では出席をとります…。エレンくん!」
少年「はい!」
サシャ「いいお返事ですね! 次、ミカサさん! アルミンくん! ジャンくん! …」
サシャ「さて、今日は遠足です。でも、お勉強もして帰りましょうね。じゃあ、まずは先生から質問です。
エレンくん! エレンくんは、自分のお名前の由来ってご存知ですか?」
少年「ゆらい…、革命をした勇士たちみたいに、強く育って欲しいから!」
サシャ「そうですね! さすがエレンくん。…みなさんの中には、同じ理由でお名前をもらった人たちが
いっぱいいますよね。そして、ここは、なんと! その勇士たちが、お勉強をした場所なんですよー!」
少女「先生、みんな知ってるよー。ここ、お父さんとお母さんに、何回も連れてきてもらってるもん」
サシャ「ええっ! そうだったんですか…。先生、恥ずかしいなあ」
アハハハ
82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 23:10:35 ID:6Ch3aTOQ
サシャ「でも、先生はとってもうれしいです! みなさんのご両親の世代は、ちょうど、勇士たちより
10歳下くらいなんです。ご両親たちは、20年くらい前…みなさんくらいの年のときは、勇士たちは悪い人たちだって教えられていたんですよね。
でも、今はこうやって、その教えを改めてくれた。ご両親たちは、自分の価値観を考え直すっていう、とっても勇気のいる
ことをしてくれた人たちなんです」
ヘエ~
サシャ「先生は、ずっと、価値観を変えようって呼びかけてきました。最初は、なかなか理解されず、
石を投げられたりもしました。勇士たちは、それより辛い目にあってたんですけどね」
サシャ「つまり、みなさんが今平和に暮らしているのは、そうやって、色んな人が戦ってきたからなんですよ。
まあ、これは、みなさんの年じゃ、わかりにくいことかもしれませんね」
少年「じゃあ、どうしたらいいの?」
サシャ「簡単です! お友達を大事にして、思いっきり仲良くしてください! これはきっと、104期の願いでも
あるんです。お約束できますか?」
ハーイ!
サシャ「うふふ、忘れないでくださいね! じゃあ、みなさん、お弁当にしましょう。先生ももうお腹ペコペコです」
83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/03/16(日) 23:14:36 ID:6Ch3aTOQ
ハーイ
ワイワイ キャッキャッ
サシャ「ふふ…」
サシャ(みなさん、なんとわたし、教師になったんです。驚いたでしょう?
教師になって…みなさんがどういう人たちだったか。なにを願っていたか。なんのために戦ったか。
これを伝えているんです。104期の生き残りとしての使命だと思いましたから)
サシャ(でも、難しいですよね。仲間と支え合えって、わたしたち教えられたじゃないですか。
それでも仲良くしていたことが罪になって殺された。じゃあ、わたしが今同じように教えたとしても、
この子たちが同じ罪に問われることもあるってことでしょう?)
サシャ(なら、わたしは、この子たちを殺そうとしてるんでしょうか? キース教官も
こんなこと考えていたんでしょうかね。まあ、これは、想像なんですけど…)
キャッキャッ ワーイ
サシャ「…あかるいなあ…」
少女「先生、いい天気だね!」
サシャ「ええ、そうですね! あったかくて眠たくなってきちゃいました。…みなさんも、お日さまを浴びながら、いちご畑でのーんびりしててくださいね!」
ハーイ!
終わり
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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