【進撃の巨人】ベルトルト「営業」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。様々な企業とのコラボに引っ張りだこの超大型巨人。もちろんその正体であるベルトルトも撮影などで大忙しです。メタネタが含まれますのでご注意ください。

ベルトルト「営業」

出典: seiga.nicovideo.jp

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:38:15 ID:cULn7ic6

※メタ、他作品ネタ
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オツカレサマデース

ベルトルト「お疲れ様です……ふいー、表紙の撮影終わった……次はlineのスタンプか」テクテク

ユミル「おっ」

ベルトルト「ユミル」

ユミル「奇遇だな、そっちも撮影終わったところか?」

ベルトルト「そうだよ。君も?」

ユミル「ああ。次の予定は?」

ベルトルト「lineのスタンプだよ」

ユミル「私もやったなぁ、それ」

2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:39:08 ID:cULn7ic6

ベルトルト「仕事どんなのだった?まだよく知らされてなくてさ……」

ユミル「テヘペロ☆とかさせられるぞ」

ベルトルト「ああー、そういうあれかあ……困ったなあ」

ユミル「普段のテンションと真逆だもんな……まあいいじゃないか、着ぐるみみたいなもんだろあれ」

ベルトルト「いや、けっこう恥ずかしいよ。うなじの中では実際やってるわけだし、もう正体知らない人のほうが少ないし」

ユミル「出てきたとき顔真っ赤なのは暑さじゃなくて恥ずかしさだったのか」

ベルトルト「そういうこと。でも驚いたよ、君が初音の巨人だったなんて……あれ、巨人って言っていいかは分からないけど」

ユミル「私も驚いた。ベルトルさんが超大型巨人だったなんて」

3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:40:33 ID:cULn7ic6

ベルトルト「今日みたいにスタジオで鉢合わせして知ったんだよね、懐かしいな。……あっ、僕こっちだから」

ユミル「私は直帰だ。頑張れよ、テヘペロ」フリフリ

ベルトルト「じゃあね。……あるのかなあ、テヘペロ」

4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:43:58 ID:cULn7ic6

スタジオ

ベルトルト「おはようございます」

オハヨウゴザイマース

スタッフ「超大型さん入りまーす、ベルトルト君、早速巨人化で」

ベルトルト「はい」

ガリッ カッ!

スタッフ「じゃあ超大型さん、ハートのからお願いします」

超大型「」プシュー

パシャッ

監督「うーん、もうちょっと蒸気ハート型で!表情も思い切ってやっちゃおう!」

超大型「はい!」

ベルトルト(思い切って、って……僕的には今のでも結構全力だったよ……恥ずかしい)

5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:46:16 ID:cULn7ic6

パシャッ

監督「よしっ、OKOK!次行こう!キラッ☆って感じでね!元気出して!」

超大型「了解です!」

ベルトルト(いつの間に僕の扱いはこんなはっちゃけキャラになったのだろうか……仕事あるだけいいか)

オツカレサマデシター

ベルトルト「お疲れ様です。……テンション上げすぎて疲れた。たったの三枚なのに」

ベルトルト「でもこれで今日の仕事終わりだ!帰ろう」

6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:47:45 ID:cULn7ic6

訓練所

ベルトルト「ただいま」

クリスタ「お帰り、ベルトルト」

ユミル「よう、ベルトルさん。どうだった?」

ベルトルト「テヘペロはしなかったよ。キラッ☆みたいなのはしたけど」

クリスタ「そうなんだ。うふふ、リリース楽しみだなあ」ニコッ

ベルトルト「やめてよ、恥ずかしい……」

7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:52:13 ID:cULn7ic6

クリスタ「あ、来週は超会議があるから二人は出張なんだね」

ユミル「そうだな、準備を……なんとかしてクリスタ持っていけないか」

ベルトルト「マネージャーとしてならいけるんじゃない?」

クリスタ「無理じゃないかな……そういえばマネージャーっているの?見たことないけど」

ベルトルト「マルコが来月からついてくれる、みたいな話だったよ」

クリスタ「マルコかあ。しっかりしてて思いやりもあって……ピッタリだね」

8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:53:06 ID:cULn7ic6

ユミル「クリスタも立候補してくれよ」

ライナー「クリスタはアイドル枠じゃないか、どっちかといえば」

ベルトルト「ライナー居たんだ」

ユミル「それもそうだな。天使系アイドルってとこか」

クリスタ「そ、そんなことないよ!」アセアセ

ライナー(謙遜する姿も天使)

9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:57:13 ID:cULn7ic6

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ニコニコ超会議

超大型「ここらへんをうろうろしてればいいのかな……」ウロウロ

ミクダヨー「」ノシノシ

スタッフ「超大型さん、ミクダヨーさんとちょっと絡んでもらえますか」

超大型「あ、はーい」

ミクダヨー「」トコトコ

超大型「よろしくお願いします(小声)」ペコッ

ミクダヨー「よろしくなベルトルさん(小声)」

超大型「!?」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:57:57 ID:cULn7ic6

スタッフ「じゃあ軽くハグしてもらう感じから……」

超大型(ベルトルさん、って。ユミルなの!?これも!?)

スタッフ「つぎのポーズお願いしまーす」

超大型(さっきあっちでシュッとしたミクの姿でライブしてたよね?形態が二種類あるってこと?)

ミクダヨー「」ウゴウゴ

11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 16:58:55 ID:cULn7ic6

超会議帰り 馬車

「……ユミル、ミクダヨーも君だったんだね」

「そうだよ、知らなかったか?」

「巨人形態が二つある人なんて初耳だよ」

「ちなみにはちゅねミクも私だ」

「三つも!?」

「調査兵団にはばらすなよ、実験体になるのは御免だからな」

「大丈夫だよ、アイドルなんだから解剖とかはされないと思う」

トロストク、トロストク、トウチャクデース

12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/08(木) 17:00:09 ID:cULn7ic6

ユミル「兵士になるって聞いてたが……芸能活動ばっかだよなあ」

ベルトルト「ねえ。調査兵団のリヴァイ兵長も最近一緒に撮影が多いし……ミカサもアイドルデビュー間近だろ?」

ユミル「ミカリン、だっけ。ここまで多いと訓練兵団っつうか、芸能事務所だな」

ベルトルト「コニーやジャン、君もアイドルソング歌うよね。アイドル多いなあ」

ユミル「超大型もなんか歌ったらどうだ。THE TITAN M@STER、なんてな」

キース「ほう……よく聞かせてもらおうか」ヌッ

ユミベル「!?」ビクッ

キース「ティン!と来た!!」

21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 01:56:46 ID:lICCSjgQ

食堂 朝食後

マルコ「おーい、ユミルにベルトルト!ちょっと来てくれるかな」

ベルトルト「ん、マルコ……そうか、今月から僕達のマネージャーなんだ」

ユミル「あそこのテーブル、やたら人数が多いな。アイドル連中に……エレンに芋女?」

ベルトルト「アルミン、リヴァイ兵長までいる」

マルコ「おはようございます、今日のミーティングと予定確認を行います」

マルコ「まず、ユミルとベルトルト。今日から君達のマネージャーも請け負うことになったから、よろしくね」

ユミル「ああ」

ベルトルト「よろしく」

22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 01:57:56 ID:lICCSjgQ

マルコ「今日午前は、ジャン、ユミルはライブの打ち合わせ。コニーはレッスン。

その他の人達は撮影があるから、スタジオまでお願いします」テキパキテキパキ

マルコ「午後からはジャン、ユミル、ミカサもレッスンに入って。ベルトルトは外回り。

エレン、アルミン、サシャは訓練に戻って大丈夫だ。兵長はスタジオまでペトラさんがいらっしゃるので、そちらに引き継ぎです」テキパキテキパキ

リヴァイ「おう」

ベルトルト(えっ、全員のスケジュール管理してるの!? 教官はマルコをどうしたいんだ?)

マルコ「僕は午前中打ち合わせへ、午後はベルトルトについて外回りだよ。よろしくね、ベルトルト」

23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 01:58:34 ID:lICCSjgQ

ベルトルト「……うん……」ポカーン

ユミル「お前過労死するんじゃないか、その仕事量……」

マルコ「平気だよ、アルミンも手伝ってくれるしね」ニコ

アルミン「まだちょっとだけどね」

ユミル「……マルコ、菩薩のようだな」

ベルトルト「うん……仕事頑張ろう……」

24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 02:00:41 ID:lICCSjgQ

スタジオ

ベルトルト「おはようございます」ペコッ

チョウオオガタサンハイリマース

ベルトルト(最初はピザハットか……なんかすごいチーズの匂いする)

ピザ「」ホカホカ

ベルトルト(うわっ、でっかいピザ!おいしそう、どうやって作ったんだろ)

スタッフ「ベルトルト君変身お願いしまーす」

ベルトルト「あっ、はーい」

ガリッ カッ!

25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 02:01:35 ID:lICCSjgQ

監督「今にもピザ食べちゃう感じで……そうそう!エレン君もうちょっと「ピザ返せよ!」って顔で」

超大型「」アーン

ベルトルト(出来立てでけっこう熱い……チーズ垂れるし、早くOKほしい)

エレン「俺のピザ返せよ!!」

超大型「」アーン

ベルトルト(演技とはいえ、エレン恐っ!仕事じゃなかったら渡してる剣幕だよ)

「はいオッケーでーす!お疲れ様!超大型さん、その一切れ食べちゃってください」

超大型「はい」モグモグ

ベルトルト(この体で食べても味しない……人間の時に食べたいなあ)

26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 02:02:46 ID:lICCSjgQ

オツカレサマデース

ベルトルト「ふう……ピザ熱かった。蒸気出す僕が言うのもおかしいけど」

エレン「ベルトルト、お疲れ」ポン

ベルトルト「あ、エレン。お疲れ様」

エレン「あのピザ俺のだったんだな……すげえでかいけど」

ベルトルト「ね、初めて知った設定だよ。あれどこで作ったんだろう」

アルミン「ピザハット壁外支店の巨人が作ったんだって」ヒョコッ

エレン「壁外にも支店が……」

27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 02:04:01 ID:lICCSjgQ

ベルトルト「僕が食べなかった分のピザはどうなるのかな?」

ミカサ「さっき聞いたけど、壁内で振る舞われるらしい」ヒョイッ

ベルトルト「へえ、大盤振る舞いだね」

アルミン「ピザ、おいしかった?」

ベルトルト「巨人状態で食べても味しないんだ。だからちょっと楽しみだよ」

エレン「ピザか、サシャが大喜びだろうな……あれ、サシャとリヴァイ兵長は?」

ミカサ「サシャは楽屋で待機してる」

アルミン「兵長は別のスタジオだって。次、ローソンの撮影で全員合流だね」

28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/09(金) 02:05:13 ID:lICCSjgQ

ピザハット編おわり

31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:08:05 ID:SSii1F.6

楽屋

エレン「サシャ、ローソンの撮影入るぞ」

サシャ「」モグモグモグモグ

ベルトルト「うわあ」

ミカサ「楽屋のお菓子が駆逐されている……」

サシャ「あっ、皆さん!撮影お疲れ様です!」モゴモゴ

アルミン「そんなに食べて大丈夫?事前打ち合わせで飢狼のオーラが欲しい、って言われてたよね」

サシャ「大丈夫です!撮影用のお菓子は別腹ですから!」

エレン「お前の別腹いくつあるんだよ」

32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:09:46 ID:SSii1F.6

ローソン トロスト区店前

オハヨウゴザイマース

スタッフ「リヴァイ兵長入りまーす」

エレン「兵長、ペトラさん!おはようございます」

リヴァイ「ああ」

ペトラ「おはよう」ニコ

33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:10:32 ID:SSii1F.6

スタッフ「超大型さん、壁の後ろでスタンバイお願いします」

ベルトルト「はい」

タッタッタ パシュッ スタッ

ベルトルト「巨人化、このあたりでいいですか?」

スタッフ「お願いします」

ガリッ カッ!

34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:11:45 ID:SSii1F.6

スタッフ「皆さん、撮影用のお菓子配りまーす」

エレン「へえ、ピザポテトだって……さっきのピザみたいな匂いするな」

ミカサ「くれぐれも撮影終了までサシャからピザポテトを守って」

サシャ「おいしそうですねえ……」ダラダラ

アルミン「サシャ、君はこっちの袋だよ。中身は食べちゃだめだからね」

サシャ「ふぁい」ハムッ

リヴァイ「チッ……素手でじゃがりこを持つ羽目になるとはな」

ペトラ「兵長!ウエットティッシュの準備は万全です!」バッ

キャッキャ

ベルトルト(壁の向こう楽しそう)

「超大型さん、壁に手かけてくださーい」

超大型「はーい」

35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:15:34 ID:SSii1F.6

サシャ「ピザポテト……じゃがりこぉ……」グルルルル

アルミン「うわああ!」ビクッ

監督「アルミン君いいね!いい驚きっぷりだ!」

ベルトルト(飢狼オーラのサシャ怖い……アルミンのあれ素で驚いてるよね)

ベルトルト(それにしても、久々に立ってるだけの仕事したなあ。たまにはいいよね。最近ハイテンションな感じ多かったし)

36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:21:07 ID:SSii1F.6

オツカレサマデース

ペトラ「兵長、ティッシュどうぞ!」ササッ

リヴァイ「ああ。ウエットタイプの用意……分かってきたなペトラ」

ペトラ「えへへ……」テレテレ

サシャ「おいしいです!おいしいです!」ハグハグ パリパリ

エレン「確かにうまいな」パリパリ

ミカサ「エレン、ピザポテトは味が濃いから一度にたくさん食べてはだめ」モグモグ

アルミン「あれ、ベルトルト巨人化解かないの?」

超大型「このままもう一仕事あるんだって」

アルミン「そうなんだ。その制服が衣装?大きいね」

超大型「うん、よく超大型サイズあったよね」

37 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:22:13 ID:SSii1F.6

オーイ アルミーン

アルミン「あ、僕たちこれで上がりみたい。お仕事頑張ってね」ヒラヒラ

超大型「ありがとう、またね」フリフリ

ベルトルト(四コママンガ用の撮影だったな。短く済みそう)

38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:24:50 ID:SSii1F.6

スタッフ「超大型さん。こちら、ローソンクルーあきこちゃんです」

超大型「超大型巨人です、よろしくおねがいします」ペコッ

あきこちゃん「新人さんだね!よろしくおねがいします」ペコッ

サツエイハイリマース

あきこちゃん「わあーっ!大型新人の60m級君だ!」

超大型「」フシュウウウウウ

ベルトルト(……60m級って。その呼び方されたの初めてだよ)ビックリ

39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/10(土) 14:26:04 ID:SSii1F.6

ローソン編おわり オチは当時のローソン四コマ参照

43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/14(水) 02:10:25 ID:zV3meazI

ローソン撮影後

マルコ「お疲れ様、ベルトルト」

ベルトルト「マルコ。お疲れ様」

マルコ「一回兵舎に戻って昼ご飯食べよう。そのあと外回りだよ」

ベルトルト「わかった」

マルコ「あと、ねんどろいどの見本上がってきたから目を通しておいてね」

ベルトルト「うん……マルコは大丈夫?働きづめじゃない?」

マルコ「確かに忙しいけど、教官やエルヴィン団長が僕を見込んで任せてくれた仕事だから。やりがいもあるよ」ニコニコ

44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/14(水) 02:11:41 ID:zV3meazI

ベルトルト「マルコ……」

(菩薩にも程があるよ。絶対騙されてる……僕とユミルの軽口で始まったようなものなんだよ、この「PROJECT TIM@S」)

ベルトルト「あんまり大変なようだったらさ、何か掛け合ってもいいと思うよ。僕も手伝うから」

マルコ「ハハ、ありがとう。今一番売れっ子のベルトルトがついてるなら心強いね」

ベルトルト「僕じゃなくて超大型巨人だけどね、大半は」アハハ

マルコ「あ、でも今度人間版のベルトルト特集するアニメイト店舗があるから。後日撮影行ってもらうよ」

ベルトルト「……えっ!?」ビクッ

45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/14(水) 02:12:15 ID:zV3meazI

食堂 昼食

ジャン「あー、疲れた……」グテー

マルコ「ジャン、くれぐれも体調管理はしっかり。大きなライブ控えてるんだから」

ジャン「分かってるよ」

超大型ねんどろいど「」カチカチ

ベルトルト(出来いいなあ。なんでおまけがこの巨人かわからないけど)

ユミル「よう、ベルトルさんもねんどろいどデビューか」

ベルトルト「ユミルのいっぱいでてるよね。三形態ともあるんだっけ」

ユミル「まあな……お、壁ついてる」カチカチ

46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/14(水) 02:13:00 ID:zV3meazI

ベルトルト「ねえ、ユミル」

ユミル「ん?」カチカチ

ベルトルト「巨人体ばかりじゃなくてさ、本体でも活動したいって思ったりする?」

ユミル「なんだいきなり……私は別に思わないな、そういうのはエレンやミカサの仕事だろ。来たらきたでやるけど」

ベルトルト「だよね……」

ユミル「どうしたんだよ、そういう仕事したいのか?」

47 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/14(水) 02:14:26 ID:zV3meazI

ベルトルト「うっすら思わなくもないけど、いざ来るとどうしたらいいのか分からなくて……ライナーもいない、ピンの仕事だって」

ユミル「へえ、大出世だな。おめでとう」

ベルトルト「ありがとう……はあ、今から恥ずかしくて死にそうだよ」

ユミル「巨人の中にいても、あんなに真っ赤になって出て来るんだもんな」ダハハ

ベルトルト「まあね……でも、せっかくマルコが取ってきてくれた仕事だから頑張るよ」ニコ

ユミル「……そうだな。マルコ、頑張ってるしな」

物陰

エルヴィン「やりましたよ、パーフェクトコミュニケーションです!」グッ

キース「フッ、なかなかのやり手だな。ボット訓練兵……いや、ボットP」

48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/14(水) 02:16:54 ID:zV3meazI

ボットP編終わり ベルトルトが働き者過ぎて何ネタから書いていいか分からない

52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:01:57 ID:BuCCAUdU

秋葉原某所

マルコ「ベルトルト、巨人化してもらいたいんだけど」

ベルトルト「ここで?通行人大丈夫かな」

マルコ「超会議みたいなサイズ抑えたやつで頼むよ」

ベルトルト「ああ、それなら大丈夫だね……ちょっと眩しいから離れてたほうがいいよ」

ガリッ カッ!

超大型(192cm)「こんな感じでどうかな」

マルコ「うん、いい感じだよ。あとこれ履いて、これも着けてくれるかな」

ベルトルト「靴?変わってるね。それにすごく軽い。立体機動したら飛んでいっちゃいそうだ」

マルコ「クロックスっていうらしいよ。今日は路上で撮影するから、靴がいるんだ」

53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:02:35 ID:BuCCAUdU

ベルトルト「へえ……あの、これは?」

タスキ「進撃の巨人宣伝隊長」

マルコ「ごめんね、向こうがはっちゃけキャラでいきたいらしくて……君の意向に沿わない仕事だろうけど、やってくれるかな」

ベルトルト「いいよ、仕事だもんね。ちゃんとやってみせるさ」

マルコ「ありがとう、ベルトルト。あ、迎えが来たよ」

スタッフ「超大型さん、車にお願いします」

マルコ「僕はここで打ち合わせしながら待ってるから、君はあれに乗って撮影してきてね」

ベルトルト「真っ赤で派手な車だね。皆の絵が描いてある」

マルコ「痛車、っていうらしいよ。車本体は4000万以上するんだってさ」

ベルトルト「ええ……傷つけたりなんかしたらどうしよう……」

マルコ「ベルトルトの慎重さなら大丈夫だよ。いってらっしゃい」ニコニコ

ベルトルト「……うん。いってきます」フリフリ

54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:03:08 ID:BuCCAUdU

超大型「おはようございます」

スタッフ「おはようございます、助手席へどうぞ」

ベルトルト(4000万の車に絵を描くのか、よく分からない世界だな)

ア、シンゲキノ…… チョウオオガタキタコレ ナニアレー

ベルトルト(うわあ、めちゃくちゃ見られてるし撮られてる……等身大だから余計に恥ずかしいよ)

スタッフ「超大型さん、このあたりで撮影しましょうか」

超大型「あっ、はい」

55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:04:52 ID:BuCCAUdU

ガチャ

スタッフ「最初は軽くピースくらいで……」

超大型「はい」

ベルトルト(よかった、軽めの撮影だ)

スタッフ「次、車に腰掛けてもらえますか」

超大型「え」

スタッフ「どうしました?」

超大型「この車、すごく高いんですよね?」

スタッフ「大丈夫ですよ、お願いします」ハハハ

ベルトルト(うう……傷つけたら破産するしか……)ダラダラ

超大型「こんな感じですか」

56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:06:23 ID:BuCCAUdU

スタッフ「うーん……もうちょっと腰ひねって色っぽく、ピースも裏返して」

ベルトルト(!? 何、色っぽくって!? 巨人のそれ必要?)

超大型「こ、こうですか……?」オズ…

スタッフ「大体はそれで、いつもの超大型さんみたいな吹っ切れた感じが欲しいですね」

ベルトルト(無理だよ!いつものあれとはなんかふざけ方の質が違うし…… あれだって60mのなかにいるからできてるんだよ!)

超大型「……」グイッ

スタッフ「そんな感じです!そのままそのまま」

ベルトルト(僕って、進撃における恐怖と破壊の象徴じゃなかったっけ…… 何でこんな辱めを……)グスッ

57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:07:13 ID:BuCCAUdU

スタッフ「はい、オッケーです」

超大型「……」フー

ベルトルト(やっと、やっと終わった……)

スタッフ「じゃあ次は車から降りて、アキバのメイドさんと」

超大型「!?」

ベルトルト(まだやるの!? もう許してほしい、土下座でもなんでもするから)

59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:08:30 ID:BuCCAUdU

数時間後 秋葉原某所

マルコ「ベルトルト、お帰り」

ベルトルト「ただいま……」

マルコ「疲れきってるね、どうしたの?暑いし、ハードな仕事だったかな」

ベルトルト「疲れたよ……記念撮影したり、ポストカード配ったり」ハァ

マルコ「ベルトルト……? とりあえず帰ろうか。夕飯食べてからゆっくり話そう」

60 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:12:06 ID:BuCCAUdU

兵舎 食堂

マルコ「そっか、悪ノリする感じの現場だったんだね……ごめん、僕がついていけばよかった」

ベルトルト「そんな、マルコのせいじゃないよ」

ユミル「どうした、暗いなお前ら」

ベルトルト「ユミル……」

カクカクシカジカ

ユミル「ふーん、大変だったなあ」ナデナデ

ベルトルト「精神的に陵辱された気分だったよ」

62 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:14:33 ID:BuCCAUdU

マルコ「本当にすまない、撮影としか聞いてなかった。今後は仕事内容にもより一層気を配らなきゃ……」

ユミル「だが、あんまり選り好みもしてられないだろ?」

マルコ「そうだね、うちはまだできたばかりだから。でも皆に無理をしてほしくないんだ」

ベルトルト「ありがとう、マルコ。僕ならもう平気だよ」

キース「ボットP!話がある」

マルコ「ハッ!」

ベルトルト「ボットP?」

ユミル「芸能事務所モードでのマルコの呼ばれ方らしい」

63 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:16:43 ID:BuCCAUdU

マルコ「そんな、そういった売り出し方は――」

キース「うむ、私もできれば反対したいが……なにしろ相手が大手だ」

マルコ「しかし、大きな反発も予想されて――」

ベルトルト「何かもめてるね」

ユミル「また色気のある仕事がきたのかもな」

ヘイチョウ…… イェーガーモ……

ベルトルト「あの二人に関係することなのかな」

ユミル「さあな。全く話が掴めねえ」

64 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:19:37 ID:BuCCAUdU

キース「……今は耐えろ。受け入れるしかない」

マルコ「……ハッ」

マルコ「……」

ベルトルト「マルコ、エレンと兵長がどうかしたの?」

マルコ「……うん。君と二人を指名で大手から仕事が来た」

ユミル「ずいぶんへこんでるな、何があった?」

マルコ「……抱き枕だ」

66 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 02:23:53 ID:BuCCAUdU

痛車編おわり 痛車乗ってた超大型さんが色っぽいポーズとるからこんなことに

71 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 22:42:56 ID:nx5PyNMM

―食堂 午後

ベルトルト「だ、抱き枕?」

ユミル(私も前やったな。公式のだいぶ健全なやつだったけど)

マルコ「……うん。二人は向こうの用意した衣装、君は巨人体。企画書が来てるけど、過激な感じだ」

マルコ「僕も教官も話し合ったんだけど、力不足だった……本当にすまない」

ミカサ「あなたが気に病むことはない」スッ

ユミル「おわっ、お前いつ来たんだ」

ミカサ「エレンに対する不穏な空気を感じて。マルコ、抱き枕のミーティングに同席してもいい?」

マルコ「あ、ああ。明日の朝にやるよ」

72 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 22:47:40 ID:nx5PyNMM

―翌日 食堂 朝

マルコ「……以上が、抱き枕の概要です」

ペトラ「へ、兵長がそんな目に……!? ボット君、団長は何て?」

リヴァイ「ペトラ、取り乱すな」

ペトラ「でも兵長っ」

マルコ「エルヴィン団長も力を尽くしてくださいましたが、なにしろ相手が大手で……」

リヴァイ「チッ……」

ミカサ「エレン、大丈夫。かくなるうえは私が買い占めて、衆目に晒されないように」グッ…

エレン「やめろよ、いくらかかると思ってんだ」

アルミン「ミカサ、本気の目だったね……」

73 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 22:50:14 ID:nx5PyNMM

アニ「ベルトルトはまだよかったね、巨人体で」

ライナー「市販の予定もないらしいしな」

ベルトルト「うん、それはありがたいかな……なんでアニとライナーがいるんだい?」

ライナー「聞いてないのか、俺たちも別マガの表紙に出るんだ」

アニ「三人一緒だよ。あっちの三人組と撮るんだってさ」

ベルトルト「ほんとに?三人で撮影ってあんまりないから楽しみだよ」

74 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 22:53:51 ID:nx5PyNMM

―撮影当日 スタジオ

オツカレサマデース

ベルトルト「あ、エレンに兵長。撮影終わったんですね」

リヴァイ「ああ」

エレン「最後までよくわかんなかったけどな」

ペトラ「兵長、お疲れ様です!」

ミカサ「エレン、なぜ怪我をしているの!?」ガシッ

エレン「いきなり掴むなよ、ビックリするだろ!これは特殊メイクだよ」

75 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 22:55:20 ID:nx5PyNMM

アルミン「その破れた服は?」

エレン「衣装だってよ」

ベルトルト「うーん、確かにコンセプトがよく分からないね、二人の傷ついた姿?」

エレン「訳分かんないよな。なんか組み伏せられた感じのポーズとらされたし」

リヴァイ「……女向けって話だったが、これで喜ぶモンなのか?」

ペトラ「わ、私は兵長が健康でいらっしゃるほうが嬉しいです!」

76 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 22:59:41 ID:nx5PyNMM

チョウオオガタサン オネガイシマース

ベルトルト「はーい……それじゃ、僕も行ってくるね」

アニ「いってらっしゃい」

ライナー「ここで待ってるからな」

アルミン「僕たちはあと表紙の撮影で……兵長はどうされるんですか?」

リヴァイ「俺は直帰だ。さっさと着替えて帰るぞペトラ」

ペトラ「はい! 皆またね」フリフリ

77 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 23:02:47 ID:nx5PyNMM

スタッフ「そこのベッドで撮影なので、等身大で巨人化お願いします」

ベルトルト「はい」

ガリッ カッ!

監督「仰向けに寝転んで……もうちょい上に」

超大型「了解です」

ベルトルト(なんかシーツシワッシワだなあ。こんなものなのかな)

78 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 23:08:54 ID:nx5PyNMM

監督「ポーズは、ちょっと恥らう感じがいいんですが」

超大型「恥らう、ですか?」

ベルトルト(だ、だから、この前からの巨人のお色気路線はなんなんだよ!誰需要なんだ?)

超大型「……ええっと、どんなふうにしたら」

監督「そうですねー、このポーズとってみてもらえますか」キュッ

超大型「あ、はい」

ベルトルト(「ビーナスの誕生」のポーズじゃないかこれ……なんで胸隠してるんだ。いつもは丸出しだろ)

監督「いいですねー!撮ります!」

ベルトルト(あーもう、恥ずかしい……でもまだ巨人体での撮影でよかった。人間でだったら羞恥心で死んでた)

79 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 23:11:08 ID:nx5PyNMM

オツカレサマデース

超大型「」プシュウウ

ベルトルト「お疲れ様です。よし、終わった……」ムクッ

ライナー「」ヒラヒラ

アニ「」ニヤニヤ

ベルトルト「うわあ!見てたの?」

ライナー「ああ、仕事ぶりが気になってな。ベッドに寝転んだ辺りから」ククッ

アニ「内気なのにね、頑張ってるよ。……ビーナスの誕生、上手だったよ」プルプル

ベルトルト「や、やめてくれよ、もう!」

ライナー「悪い悪い。ほら、切り替えて次に行くぞ。」ポン

アニ「表紙だからね。気合入れてよ、看板巨人」ポン

ベルトルト「……ああ、行こう!」

80 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/15(木) 23:12:55 ID:nx5PyNMM

抱き枕編おわり 超大型枕市販されたら2mくらいあって邪魔だよね

88 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 20:45:07 ID:USJ.4Smc

「おはようございます」

スタッフ「おはようございます、巨人の皆さんはあちらでスタンバイお願いします」

アニ「まだ人間でいいの?」

ベルトルト「巨人化すると大きくて邪魔になるからね、大体直前にするよ」

ライナー「さすがに撮影慣れしてるな……お、先にあいつらから撮るのか」

ベルトルト「エレンがなんだか大人っぽく見えるね」

アニ「アルミンもなんかキリッとしちゃって。いつもああしてりゃいいのに」

ライナー「ミカサはいつも通りの格好良さだな……ん?」

89 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 20:45:41 ID:USJ.4Smc

監督「みかりん、もうちょっと腰落としてもらえる?」

みかりん「了解です☆」

ミカサ「……」グッ

監督「OKです!撮ります!」

アニ「……なにあれ、キャラ違くない?」

ベルトルト「あ、あくまでも撮影は「アイドルのみかりん」としてだからじゃないかな」

ライナー「なるほど、ここではミカサ・アッカーマン役の「みかりん」なのか」

アニ「実際はみかりん役のミカサの方が正しいのにね」

90 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 20:49:53 ID:USJ.4Smc

ミカサ「それは違う」スウッ

ベルトルト「うわっ」

アニ「相変わらずいきなり現れるね、あんたは……で?何が違うの」

ミカサ「私は確かにミカサ・アッカーマン。しかし同時にみかりんでもあるということ」

ライナー「ん?」

アルミン「つまりね、ミカサにとっては両方役じゃなくて素なんだってことらしいよ」

ミカサ「そう。今日はみかりんと呼ばれたからみかりんモード☆で返事をしたの」

アニ「みかりんモードってあんた……」

エレン「ベルトルトの超大型モードと同じに考えればいいんじゃねえか?あれだってすげえハイテンションだろ」

ベルトルト「……あれは無理矢理テンション上げてる状態だから、ちょっと違うと思うよ」

ライナー「あ、やっぱり無理矢理なのか」

アニ「よかった、一時は素の性格がアレなんじゃないかと思ってたよ」

91 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 20:50:33 ID:USJ.4Smc

スタッフ「皆さん、そろそろ巨人化お願いしまーす」

ベルトルト「はい」スッ

ライナー「了解です」スッ

アニ「分かりました」スチャ

カッ!

「個別に撮影いきまーす」

92 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 20:51:18 ID:USJ.4Smc

スタッフ「女型さん、ファイティングポーズもらえますかー」

女型「はい」シャッ

スタッフ「鎧さんは少し見下ろし視点で撮ります、ちょっとタックル意識した構図で」

鎧「こうですか」ズイッ

ベルトルト(指示こないな、まさか棒立ちってこと無いと思うけど)

超大型「あの、僕は……」

スタッフ「超大型さんはお顔のアップだけなので、立っててもらうだけでOKですよー」

超大型「あ、はい」

ベルトルト(棒立ちだった。手のアクションすら無いなんて初めてだな……あ、違うか。生首オブジェ作ったからそれもだ)

93 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 20:52:33 ID:USJ.4Smc

オツカレサマデース

アルミン「お疲れ様。三人も終わったんだね、帰ろうか」

ベルトルト「待っててくれたんだ、ありがとう」

エレン「今日はもう仕事ないし、帰る道も場所も一緒だからな。行こうぜ」

アニ「表紙、どんな風になるんだろうね」

ライナー「来月のお楽しみだな」

94 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 21:05:08 ID:USJ.4Smc

スタジオ ロビー

「お疲れ様でした」

ユミル「お疲れ様です」

アニ「ユミルじゃん、こんなところで会うなんてね」

ユミル「よ、お揃いで。……エレンにベルトルさん、抱き枕はどうだった?」ニヤ

エレン「訳分かんねえうちに終わったよ。ボロボロの衣装着て、変なポーズとって」

ベルトルト「ああ、変なポーズあるよね……恥ずかしかったよ」

ユミル「ダハハ……出来上がりが楽しみだ」

ベルトルト「僕のは市販されずにオーダーした人の所に行くけどね」

ユミル「画像くらい出回るだろ、待ち受けにでもしてやろうか」

ベルトルト「や、やめてくれ!」

95 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 21:06:06 ID:USJ.4Smc

アニ「……」ジー

ミカサ「なに?」

アニ「アンタもエレンの画像待ち受けにしそうだなって」

ミカサ「それはない。私には生のエレンがいる。現に私の待ち受けは休憩中に撮ったエレンとアルミンと一緒の写真」ジャーン

アニ「…… そう、よかったね」

ミカサ「ありがとう」

96 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 21:13:23 ID:USJ.4Smc

ライナー「たしかユミルは今日、フライヤーの撮影だったか」

ユミル「ああ、後打ち合わせもな。あいつもそろそろ終わるはずだが……ほら来た」

ジャン「お疲れさまです。お前ら、集合して何してんだ」

エレン「ジャン、お前もいたんだな」

ジャン「いちゃ悪いかよ!」

エレン「別に悪いとは言ってねえだろ」

ベルトルト「僕たち一緒に撮影で、ユミルには今会ったんだ。ジャンも一緒に帰ろうよ」

ジャン「……おう、どうせ帰り道は同じだしな」

ライナー「はは、エレンと同じこと言ってるぞ」ヒソヒソ

アニ「実は気が合うんじゃない」ヒソヒソ

97 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 21:14:29 ID:USJ.4Smc

帰り道 路上

「あの、アイドルのみかりんですよね!ファンなんです!握手いいですか?」

みかりん「ありがとうございます☆これからも応援よろしくお願いしますね!」

アリガトウゴザイマシタ!

みかりん「はーい☆」フリフリ

ユミル「……」

ミカサ「どうしたの?」

ユミル「いや。分かっちゃいたけど、相変わらずすげえな。みかりんモード」

99 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 21:15:32 ID:USJ.4Smc

ミカサ「ファンの皆さんは大事だから。……ユミル、あなたもアイドルのはず」

ユミル「私のあれは巨人体だからな。今は誰も分かんねえよ」

ベルトルト「そうだね。僕もこの姿で歩いてると気づかれないし……」

アレ、ベルナントカサンジャネ? イッパンジンジャナイノ? アンナニデカイノハホンニンダロ マサニチョウオオガタ

ベルトルト「……身長のせいでばれるときもあるけど」

ライナー「ははは、売れっ子も大変だな」

アニ「私たちはそんなに露出ないから気楽でいいね」

「きーやん!応援してます!」フリフリ

ジャン「おう、ありがとな」フリフリ

キャー!

エレン「きーやん、ってお前か?何できーやんなんだよ」

ジャン「自分でも知らねえうちに呼ばれてたからな……大方キルシュタインのきーやんだろ」

100 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/20(火) 21:17:10 ID:USJ.4Smc

別マガ表紙編&きーやん編おわり
フィクションなので実在の谷山さんとは関係ありません、きっと

103 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:47:01 ID:TkS1LNog

番外編1

ある日の食堂 昼

マルコ「はぁ……」

ベルトルト「疲れたね……でも阻止できてよかったよ」

ユミル「マルコにベルトルさん、なんかげっそりしてるな」

ベルトルト「さっき教官に呼び出されてさ……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

キース「フーバー訓練兵、私はアイドルたるもの多少のキャラ作りは免れないと思っている」

ベルトルト「はっ」

キース「貴様は人間体が大人しすぎる。これは貴様と同じような超大型アイドルの資料だ」

ベルトルト「……拝見します」ペラ

ベルトルト(いつの間に僕はアイドル扱いになったんだろう?あくまで超大型としての芸能活動だったはずだけど)

104 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:48:14 ID:TkS1LNog

--------------------------------

「にょわー!」

「がんばるにぃ!」

「おっすおっすばっちし!」

--------------------------------
キース「彼女は天然ものだが、この路線でいくのは……」

ベルトルト「お言葉ですが、これはかわいい女子にしか許されないかと」

キース「ティン!と来たのだ……」

マルコ「きょ、教官!彼はあくまで超大型巨人としてのプロデュースで……」

105 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:49:45 ID:TkS1LNog

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マルコ「で、二人で二時間説得してようやく諦めてもらったよ……」

ユミル「やりゃよかったじゃねえか、面白いのに」

ベルトルト「僕みたいなのがやったら精神的暴力だよ。死ぬ寸前まで走ったほうが遥かに楽だ」

ユミル「それが面白いのになあ」

ベルトルト「そのうち耐えられなくなるよ。僕も周りも」

106 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:50:54 ID:TkS1LNog

一個目終わり きらりちゃんのPさんいたらすみませんでした

107 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:54:28 ID:TkS1LNog

番外編2 ある日のスタジオ廊下

ベルトルト「今日の仕事終わりだね。帰ろうか」

ユミル「おう。私もベルトルさんもさ、仕事選ばなさすぎとか言われてるよな」

ベルトルト「そうだね。兵団が大丈夫なものはできるだけ受ける方針らしいし」

ユミル「……仕事選ばないといえば、業界にすごいのがいるだろ。私もコラボしたことがあるけど」

ベルトルト「あの子だよね。ほんとに何でも受けてて、こっちがはらはらするくらいの」

ユミル「「あの子並みに」っていうのが、「仕事選ばない」の枕詞みたいになってるから……うん?あれは」

白猫「」トコトコ

108 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:55:18 ID:TkS1LNog

白猫「あっ、二人ともおはよう!」ニッコリ

ベルトルト「お、おはようございます!」バッ

ユミル「おはようございます!」バッ

白猫「うふふ、またね」フリフリ トコトコ

ベルトルト「……びっくりした、本物見るの初めてだよ。意外と小さいね」

ユミル「なんたってリンゴ5個分だからな」

109 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/21(水) 00:56:14 ID:TkS1LNog

二個目おわり 今日の投下お終い

113 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:50:13 ID:xRvVNSSo

数日後 食堂 昼

クリスタ「ねえユミル、なんで先週エンドカードの撮影にいなかったの?」

ベルトルト「ウエディングドレスで撮ったやつだっけ。君は行かなかったの?女子皆行ったと思ってた」

クリスタ「ユミルだけいなくてね、代わりに駐屯兵団の先輩が来たの」

ユミル「スケジュールが合わなくてな、見送った。別にいいだろ、ドレスに執着もないし」

クリスタ「もったいないなあ。スタイルいいから絶対きれいだと思うのに」

ベルトルト「他の仕事があったんだ。エンドカード見送るって、結構大きい仕事なんだね」

ユミル「まあな……」

マルコ「おーい、ユミル!」

ユミル「なんだよ」

マルコ「例のプロジェクトについてなんだけど、来てくれるかな」

114 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:51:59 ID:xRvVNSSo

ユミル「今行く。じゃあな、二人とも」

クリスタ「いってらっしゃい。最近ユミル忙しそうだね」

ベルトルト「プロジェクトって、エンドカード見送ったっていう仕事のことかな」

クリスタ「多分そうだと思う……あっ、そういえばスタンプリリースされたね!買ったよ」

ベルトルト「……なんだか照れくさいな、でもありがとう。line使ってるの?」

クリスタ「それが使ってないの、登録しただけ。皆最初は使ってたんだけど直接話すほうが早いから。」

ベルトルト「まあ同じとこに住んでるから、毎日会うしね」

115 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:52:52 ID:xRvVNSSo

翌日 食堂 昼

ライナー「今度は湘南に砂像か。広報活動頑張ってるな、ベルトルト」

ベルトルト「ああ、ありがとう」

ライナー「しかし働きすぎじゃないか?ちゃんと休めてるのか」

ベルトルト「その点は心配ないよ。マルコが有能だし、兵団側も無茶な詰め方はしないし」

ライナー「そりゃ良かった」

クリスタ「ね、ねえベルトルト……」オズオズ

ベルトルト「どうしたの?」

クリスタ「あのね、昨日ツイッターで見たんだけど……あんまり、その……」

ベルトルト「ん?」

クリスタ「……え、えっちな仕事させられるなら、何か言ったほうがいいと思うのっ……」アセアセ

116 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:54:24 ID:xRvVNSSo

ベルトルト「へっ!?」

ベルトルト(この間の抱き枕のことか?いや、クリスタももう知ってたはず……別の何かが?)

ライナー(赤面しながらも仲間想いのクリスタ女神)

ベルトルト「ちょ、ちょっとツイッター見せてもらってもいい?」

クリスタ「はい、どうぞ」

ベルトルト「えっと……」スルスル

「コミケで頒布された超大型巨人うちわがやばいwww(画像あり)」

「進撃の巨人雄っぱいマウスパッドが発売決定!エレン・ジャン・リヴァイ・ベルトルトの四種類」

117 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:56:05 ID:xRvVNSSo

ベルトルト「何これ……こんなの聞かされてもないんだけど……」ガタガタ

ライナー「男のマウスパッドに需要があるのか?抱き枕といい、分からん世界だな。人選も謎だ」

クリスタ「私うちわの画像見てびっくりしちゃって、

マウスパッドは見てないんだけど……こんなひどいことさせられてるなら……」

ベルトルト「……でも撮った覚えないよ、こんなの……マルコに聞いてくる。クリスタ、スマホ借りるよ」ガタッ

クリスタ「うん、私も一緒に行く」

ライナー「俺も行こう、何がなんだかはっきりさせないとな」

118 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:58:22 ID:xRvVNSSo

食堂 離れたテーブル

マルコ「だからね、滞在の目安としては二~三週間かな」

ユミル「長いな、本番は三日間だろ?」

マルコ「色々準備もあるし……」

ベルトルト「マルコ!」

マルコ「どうしたんだ?」

ユミル「ベルトルさんが大声出すなんて珍しいな」

ベルトルト「これを見てほしいんだ。撮影した覚えのない画像とか、変な仕事とか」

マルコ「ん?……うちわにマウスパッド?知らないぞ、こんな仕事……」ジー

ユミル「マルコが知らねえんなら、上のほうがとってきたんじゃないか?」

マルコ「いや、教官や団長がこんなのほいほいOKするはずが……」ポチ

119 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 00:59:44 ID:xRvVNSSo

例のうちわ「」ダブルピース

「おいしそうなチョコレート画像まとめ」

マルコ「……ああなんだ、ただの同人グッズだよ。マウスパッドのほうは釣りの嘘ネタだ」ホッ

クリスタ「同人?釣り?」

マルコ「同人グッズはファンが絵を描いて作ったグッズのことさ。

これは絵がそっくりだから、知らなければうろたえるのも仕方ないね」

ベルトルト「「釣り」っていうのは?」

マルコ「ありえそうな嘘の話で、大勢を引っ掛けようとすること。この記事も開いたらチョコレートの画像に飛ぶようになってる」

ユミル「なんでその四人なんだ?」

マルコ「四人とも女の子受けがいいからだと思う。より引っ掛けやすくするためじゃないかな」

120 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 01:06:06 ID:xRvVNSSo

ライナー「そうか。どっちにしても、両方ベルトルトには関係ないのか」

マルコ「うん、彼はなんにも関わってないよ。もちろん兵団も」

クリスタ「はあ、よかった……ごめんね、私の早とちりで」ショボン

ベルトルト「そんなに落ち込まないで、クリスタは心配してやってくれたんだから。

……でも、知らなかった。非公式にグッズが出ることもあるんだ」

マルコ「ああ。一応黙認されてる形の、グレーゾーンだけどね」

ユミル「人気が出てくると起こる現象だよ。私も最初は面食らった」

121 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 01:09:27 ID:xRvVNSSo

クリスタ「……」ジーッ

クリスタ「ねえマルコ、これも釣り?」

マルコ「どれどれ……」

「初音ミク、パリでオペラ公演決定!」

マルコ「ああ、これは本当の話だよ。近々皆にも話そうと思ってた」

ユミル「公演は秋だけどな」

ベルトルト「……えっ、パリ公演自体は本当なの?」

クリスタ「ユミルすごい……!」

122 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/23(金) 01:12:35 ID:xRvVNSSo

ガセネタ編終わり 「営業」もこれでおしまい ネタと感想ありがとうございました

ツイッターに流れてる釣りネタは実在のものです
最近超大型さんが大人しいのでもっとはっちゃけてほしい

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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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