キングスマン:ファースト・エージェント(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングスマン:ファースト・エージェント』とは2021年公開の米・英合作のスタイリッシュアクションスパイ映画。監督はマシュー・ヴォーン。本作ではレイフ・ファインズ演じるオーランド・オックスフォード公を中心として、第一次世界大戦時代の英国を舞台に「キングスマン」誕生のエピソードを展開する。
平和主義の英国貴族である主人公が大戦の最中、スパイとして世界の平穏を守ろうとする物語。レトロでありながらハイセンスな劇中ファッションや超過激スパイアクションが魅力の一作。
「闇の狂団」本拠地襲撃
「闇の教団」の本拠地は人里離れた断崖絶壁の上にある羊牧場だった。
周囲は絶壁で囲まれており、唯一のアクセス方法である昇降リフトも厳重に警備され近づけない状態だった。そこでオックスフォード公は空からの強襲を提案、リフトを奪取した後に執事のショーラと合流する流れで作戦が決まった。
飛行機で本拠地上空に到着したオックスフォード公はパラシュートで降下、警備をすり抜けリフトに到着するも屈強な兵に苦戦してしまう。そこでリフト直下で待機していたショーラとポリーは警備の兵士と交戦、オックスフォード公の援護に向かう。
絶壁の上でショーラとオックスフォード公は合流、黒幕である羊飼いを排除するべく護衛の兵士を華麗に撃退しつつ進む。
「羊飼い」との最終決戦
護衛の兵士を全て退け、オックスフォード公とショーラはついに黒幕「羊飼い」の待つ建物へとたどり着く。
お互いに遮蔽物を盾にしつつ激しい銃撃戦が繰り広げられるも決定打には至らず、両陣営弾薬が尽きてしまうのだった。そこで「羊飼い」から英国紳士らしく剣による決闘で決着をつけようと提案される。
これを承諾するオックスフォード公。緊張の中お互いに剣を構えるも、羊飼いの剣には小型の銃が仕込まれていたのだった。羊飼いは正々堂々決闘などするつもりはなく騙し討ちで勝つつもりだったのだ。
羊飼いの凶弾によりオックスフォード公に危機が迫るがショーラが身を呈して弾丸を防御。それを皮切りにオックスフォード公と羊飼いの一騎打ちは最終局面へと向かう。
もはや決闘する気などさらさら無い羊飼いは爆弾を用いてオックスフォード公を屋外まで吹き飛ばしてしまう。崖っぷちに追い込まれてしまい、絶体絶命の局面だったが、幸運にも羊飼いに興奮した牧場の羊が突進してくる。そのまま羊飼いの足に角が刺さってしまう。
それを機にオックスフォード公と羊飼いの位置関係は逆転。命乞いする羊飼いを崖から突き落として勝利を収めるのだった。
諜報組織「キングスマン」設立
「闇の狂団」との闘いは終わり、オックスフォード公は帰還する。
今回の激闘をきっかけに、オックスフォード公は英国の最高級テーラーであるキングスマンを買い取る。表向きは引き続きテーラーとして営業。しかし裏では国家に属さず世界の脅威を排除する、極秘諜報機関「キングスマン」として英国、ひいては世界の秩序を守り続けることを決意するのだった。
『キングスマン:ファースト・エージェント』の登場人物・キャラクター
主要キャラクター
オーランド・オックスフォード公(演:レイフ・ファインズ)
CV:小澤征悦
本作の主人公であり英国の貴族。「平和主義の誓い」を掲げる温厚な貴族であるとされているが、裏では執事のショーラ、メイドのポリーと共に英国に対する脅威の調査、排除などのスパイ活動をしている。
過去に戦争で妻を失っており、愛国心から戦争へ向かおうとする息子のコンラッドを強く引き留める。
コンラッド・オックスフォード(演:ハリス・ディキンソン/幼年期:アレクサンダー・ショウ)
CV:梶裕貴
CV:加賀谷光輝(幼年期)
オーランド・オックスフォード公の一人息子。愛国心が強く、貴族の身でありながら軍へ入隊することを強く望んでいる。父とは入隊に関して意見が対立し度々衝突するのだが、スパイ活動の中で一人前と認められ最終的には軍へ入隊する。
軍隊内で下級の兵士と入れ替わって最前線に出撃したり、危険な任務に自ら志願したりと、自らの身を顧みず国に尽くす。
エミリー・オックスフォード(演:アレクサンドラ・マリア・ララ)
CV:安藤麻吹
オックスフォード公の妻でありコンラッドの母。
第二次ボーア戦争の際にボーア人兵士の放った銃弾により帰らぬ人となってしまう。
ショーラ(演:ジャイモン・フンスー)
CV:乃村健次
オックスフォード邸の執事。コンラッドが幼い頃から仕えている。表向きはただの執事だが、裏の顔は戦闘に精通したスパイである。
ナイフによる白兵戦が得意で、戦闘時は敵を激しく打倒していく。
執事としての仕事の裏で長年、オックスフォード公とともに諜報活動を行う。
ポリー・ワトキンズ(演:ジェマ・アータートン)
CV:園崎未恵
オックスフォード邸のメイド。ショーラ同様、メイドは表の顔で裏の顔はスパイである。
戦闘時には拳銃やライフルを用いて精密な射撃を行う。また、暗号の解読にも精通しており、国家レベルの機密を保護する暗号ですら解読してしまう。
長年オックスフォード公に仕えており、密かに想いを寄せていた。
グリゴリー・ラスプーチン(演:リス・エヴァンス)
Related Articles関連記事
ハリー・ポッターシリーズの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。舞台はイギリスの魔法界。作中にはイギリス魔法界ならではの料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物が登場する。人間界には無い少し変わったものも登場し、作品に楽しさ・面白さといった彩りを添えている。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの魔法・呪文まとめ
「ハリー・ポッター」とは作家J・Kローリングが描いた小説から始まり、映画化も行われている作品である。 主人公ハリーが悪と戦いを繰り広げ、魔法を用いた世界で、杖や魔法薬を用いることで魔法や呪文を行使できる。 一部の呪文には、効果が対になる呪文が設定されており、これを作中では「反対呪文」と呼ぶ。 このハリー・ポッターの映画や小説で登場した魔法を一覧にまとめた。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの魔法具・アイテムまとめ
『ハリー・ポッター』シリーズとは、J・K・ローリングによる小説およびそれを原作とした映画、舞台、ゲームなどのメディアミックス作品である。 普通の少年ハリー・ポッターはある日自分が魔法使いである事を知らされる。魔法学校で魔法を学び、仲間と友情を育むハリー。そんな中、両親を殺した宿敵ヴォルデモートとの戦いが始まる。 作中には戦いの行方を左右する重要なものや物語の鍵となるものから、魔法使い達の日常で使われるものまで、様々な魔法具やアイテムが登場する。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『ハリー・ポッター』とはJ・K・ローリングによる小説及びそれを原作とした映画、舞台、ゲーム作品である。本作は1997年にイギリスで1作目が刊行。その後、全7シリーズが刊行され2007年に完結した。児童書でありながら緻密に設定された世界観に、子供だけではなく大人も引き込まれる物語だ。バラエティ豊かな登場人物たちの言葉には見ている人を勇気づけたり、人生を導くほどの説得力があるものが数多くある。そのため、幅広い世代の人に愛され、共感を持たれる作品となっている。
Read Article
ハリー・ポッターと死の秘宝(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと死の秘宝』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。ホグワーツに戻らず、分霊箱を探す旅に出かけたハリー、ロン、ハーマイオニー。数少ない手がかりを探しながら、困難な旅を続けていく。そんな中ホグワーツにヴォルデモートが現れ、戦闘が始まる。多くの仲間が死んでいく中、ついにハリーはヴォルデモートと対峙することになる。J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ。第七弾。
Read Article
ザ・クラウン(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『ザ・クラウン』とは、イギリス女王エリザベス2世の治世を描く、アメリカ合衆国とイギリス合作のテレビドラマシリーズ。Left Bank Picturesおよびソニー・ピクチャーズ テレビジョンが製作。2016年11月より配信開始となり最終シーズンは2023年12月に配信され、全6シーズン、各10エピソードの合計60話構成。2シーズンごとに主要キャストが入れ替わる。当時の美術・衣装などが忠実に再現されており、各界から高い評価を得ている。
Read Article
グランド・ブダペスト・ホテル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『グランド・ブダペスト・ホテル』は、ウェス・アンダーソン監督、レイフ・ファインズ主演で製作された。ズブロフカ共和国にあるグランド・ブダペスト・ホテルが物語の舞台である。コンシェルジのグスタヴと部下のムスタファを主人公に、常連客をめぐる殺人事件と遺産争いに巻き込まれた二人が、ホテルの威信のためにヨーロッパ中を駆け巡り事件解明に奔走する。本作は1930年代、1960年代、1985年、現在と4つの時間軸で展開されていく。
Read Article
レッド・ドラゴン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『レッド・ドラゴン』とは、トマス・ハリスの小説をもとにして2002年に公開されたアメリカのサスペンス映画である。 監督はブレット・ラトナー、主演をアンソニー・ホプキンスである。人食いハンニバルと呼ばれる精神科医の殺人犯ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に殺されかけた過去を持つ、元FBI捜査官であるウィル・グレアム(エドワード・ノートン)との戦いを描く。見どころは、レクター博士とウィルの頭脳戦と徐々にレッド・ドラゴンと呼ばれる猟奇殺人犯を追い詰めていく所である。
Read Article
キャプテン・マーベル(MCU)のネタバレ解説・考察まとめ
『キャプテン・マーベル』とは、アメリカ合衆国で2019年3月に公開されたスーパーヒーロー映画である。MCUシリーズとしては第21作品目。記憶を失った主人公ヴァースは、惑星ハラで暮らすエリート女性戦闘員である。任務の途中で訪れた1990年代の地球・アメリカでアベンジャーズ結成前のニック・フューリーと出会ったヴァースは、彼と行動を共にするうちに失った真実の記憶を取り戻し、自らの使命に気づくことになる。
Read Article
キングスマン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
マーク・ミラー原作のコミックを「キック・アス」に続きマシュー・ボーンが監督した、常識破りの超過激ノンストップ・スパイアクション。亡き父の後を継いでスパイ組織「キングスマン」の一員としてスパイとなる道を選んだ青年が、ブリティッシュスーツを華麗に着こなし、最強の敵相手に奮闘する姿を描く。「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したコリン・ファースが激しいアクションに挑戦。2015年公開のイギリス映画。
Read Article
ボーン・アルティメイタム(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ボーン・アルティメイタム』とは『ボーンシリーズ』の3作目で、2007年公開のサスペンス・アクション映画。記憶を失くした元CIAトップ工作員ジェイソン・ボーンは、CIAの極秘計画の暴露記事を書こうとする記者と接触したことで存在が見つかり、またもやCIAに狙われる。その一方、CIA内部の人間と協力し、極秘計画に絡んだ組織の陰謀を暴き、とうとう記憶を取り戻す。その場にいるかのような臨場感溢れる映像やスピーディなストーリー展開、スリリングな逃走劇など息もつかせぬシーンの連続で観る者を引き込む最高傑作。
Read Article
チャーリーズ・エンジェル(2019年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『チャーリーズ・エンジェル』とは、2019年に公開されたアクション映画。『チャーリーズ・エンジェル』、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の続編である。彼女たちは国際機密企業チャーリー・タウンゼント社に所属しており、さまざまな特殊訓練を積み、男性顔負けの大活躍を見せるエリートエージェント。硬い結束力でどんな敵にも頭脳と行動力で立ち向かう。前作のエンジェルたち(キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー)の登場シーンがあり、前作のファンにも楽しめる内容。
Read Article
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。復活を遂げたヴォルデモート。しかし魔法省はそれを受け入れずホグワーツに干渉するようになる。そんな中、ダンブルドアは「不死鳥の騎士団」を再び活動させる。五年生となったハリーたちはヴォルデモートに対抗するため、ダンブルドア軍団を結成。そしてヴォルデモートや死喰い人と再び対峙することとなる。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第五弾。
Read Article
アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ
「アメイジング・スパイダーマン」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 幼いころ両親を亡くした青年「ピーター」は、ある時遺伝子操作された蜘蛛に噛まれ超人的な力を身につける。両親の死の真相を知るため、伯父を殺した犯人を探し出すため、彼は「スパイダーマン」となった。
Read Article
ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』とは、イギリスを舞台に魔法使いの少年・ハリーが闇の魔法使い・ヴォルデモートと立ち向かうファンタジー映画。四年生となったハリーたち。ハリーは何者かの陰謀により、トライ・ウィザード・トーナメントに参加することとなる。待ち受ける過酷な課題を乗り越えていくハリー。そんな彼の前で因縁の敵、ヴォルデモートがついに復活する。肉体を持ったヴォルデモートと初めて戦うことになったハリー。その強大な力に圧倒される。 J・K・ローリングの小説が原作のシリーズ第四弾。
Read Article
007/慰めの報酬(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『007/慰めの報酬』(原題: Quantum of Solace)とは、2008年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第22作品目。ダニエル・クレイグが架空のMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる2作目の作品である。興行収入は全世界で5億8900万ドルを記録した。 謎の組織の幹部、ミスター・ホワイトを捕えたボンドは、上司のMの元にホワイトを連行した。だが仲間内の裏切りに遭い、ホワイトを逃してしまう。新たな手掛かりをもとに、ボンドはハイチでのミッションに挑むのだった。
Read Article
ことの終わり(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ことの終わり(The End of the Affair)』はニール・ジョーダン監督による1999年公開の映画。1940年代ロンドン。作家モーリスは友人の官僚ヘンリーから、妻のサラが浮気しているようだと相談される。以前サラと不倫関係にあったモーリスは「第三の男」が現れたと思い、ヘンリーに代わって探偵に調査を依頼する。調査が進むにつれ、意外な事実が発覚する。原作はグレアム・グリーン『情事の終わり』
Read Article
キングスマン:ゴールデン・サークル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『キングスマン:ゴールデン・サークル』とは、2017年に制作されたアクション映画。 『キングスマン』の続編であり、前作と同じくマシュー・ヴォーンが監督を務め、タロン・エガートン、コリン・ファースが出演する。 日本では2018年に公開され興行収入17億円を超えるヒット作となった。 イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅してしまい、キングスマンのエージェントであるエグジーは同盟を結んでいるアメリカスパイ機関ステイツマンに協力を求める。
Read Article
シャザム!(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ
『シャザム!』とは、2019年に公開されたアメリカ合衆国のヒーローアクション映画。DCコミックスのクロスオーバー作品『DCエクステンデッド・ユニバース』の第7作品目として製作された、スーパーヒーロー映画である。DCコミックスの『シャザム』を主人公としている。家出を繰り返す孤児「ビリー・バットソン」が、魔術師・シャザムとの出会いをきっかけに、里親と一緒に暮らす子供たちと絆を築いて成長していく。その一方で、シャザムと会った事があるサデウスは、悪の道を歩み始める。
Read Article
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』とは、シリーズ第25作目にあたる2021年のスパイ・アクション映画。主演のダニエル・クレイグは、本作を以てジェームズ・ボンド役を引退した。テロなどを陰で操る秘密組織・スペクターとの闘いを終え、00エージェントを退いたジェームズ・ボンドは、ジャマイカで平穏な日々を過ごしていた。ある日、CIAの旧友フィリックス・ライターから助けを求められ、誘拐された科学者の救出任務を引き受ける事になる。凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うボンドに、最大の危機が迫る。
Read Article
007 スカイフォール(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『007/スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)とは、2012年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第23作目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる3作目の作品である。全世界での興行収入は約11億ドル。 ボンドはトルコでのミッション中に、女性エージェントの誤射により渓谷に落下し、行方不明となっていた。数か月後、MI6本部が何者かに爆破された。その一報を目にしたボンドはロンドンに戻り、007への復帰テストに臨むのだった。
Read Article
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』とは、2019年に公開されたアメリカの怪獣映画。監督はマイケル・ドハティで、主演はカイル・チャンドラー。2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』の続編でキャッチコピーは「王の覚醒」。アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の3作目の作品であり、日本の人気怪獣が多数登場する内容で話題となった。 テロリストの手で強大な怪獣キングギドラが復活し、呼応して世界中に怪獣が出現。地球環境を守るため、怪獣王ゴジラは人類を蹴散らしつつこれに立ち向かう。
Read Article
二ッ星の料理人(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『二ッ星の料理人』は2015年にアメリカで公開されたヒューマンドラマ映画である。料理の世界を舞台に、孤高の天才料理人・アダムの挫折と成長の軌跡をたどる美食エンターテイメント作品だ。酒とドラッグに溺れ転落したアダムは、再起を目指してロンドンでレストランをオープンさせる。完璧な料理を追い求めようとするアダムは周囲とぶつかり合いながら、完璧なだけでは人の心を動かせないことに気付いていく。天才だが横暴なシェフが、出会った仲間との絆や恋を経験し、人として成長していく姿を描いた心温まるヒューマンドラマだ。
Read Article
007 スペクター(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『007 スペクター』(原題: 『Spectre』)とは2015年公開のスパイアクション映画で、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作品目。ダニエル・クレイグがMI6諜報員ジェームズ・ボンドを演じる4作目の作品である。全世界での興行収入は約8億8000万ドル。前作『007 スカイフォール』(原題: 『Skyfall』)に次ぐシリーズ2位の興行成績を収めた。ボンドはメキシコで、ある組織の殺し屋スキアラを追っていた。ボンドの出生の秘密と極秘組織の正体に迫る、シリーズの中でも異彩を放つ名作だ。
Read Article
GODZILLA ゴジラ(モンスターバース)のネタバレ解説・考察まとめ
『GODZILLA ゴジラ』とは、2014年に公開されたアメリカの怪獣映画。日本を代表する特撮である『ゴジラシリーズ』に、ハリウッドが本気で取り組んだ意欲作である。監督はギャレス・エドワーズで、キャッチコピーは「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」。興行収入5億ドルを超える大ヒットを記録し、アメリカ版怪獣映画シリーズ『モンスターバース』の最初の作品ともなった。略称は「ギャレゴジ」。 日本で巨大生物ムートーが復活。これを追うように怪獣たちの王ゴジラも活動を開始し、両者の戦いに人類は翻弄される。
Read Article
クワイエット・プレイス 破られた沈黙(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』とは、2021年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画である。2018年に公開されたホラー映画『クワイエット・プレイス』の続編である。監督・脚本は、前作で父親役も演じたジョン・クラシンスキー。 前作同様、音を立てると襲ってくるクリーチャーに立ち向かうアボット一家を描く。今作では今までいた家の外に舞台を移し、耳の不自由な娘リーガン、息子マーカスの冒険と成長にフォーカスを当て、より緊迫感のある「音のない世界の恐怖」を楽しむことができる。
Read Article
逆転のトライアングル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『逆転のトライアングル』とは、2022年に公開されたスウェーデン・イギリス・フランス・ドイツのブラックコメディ映画。 人気モデルのヤヤとその恋人であるカールは、ある豪華客船のクルーズに招待される。船にはあらゆるセレブたちが集いそれぞれバケーションを満喫していたが、ある夜船が嵐の影響で難破してしまい、ヤヤとカールを含む数人が無人島に流されてしまった。流れ着いた彼らが生き残りを賭け、サバイバル生活をする様子が描かれている。船内と無人島でヒエラルキーが逆転する様が見所の作品。
Read Article
スパイダーマンの歴代スーツまとめ
『スパイダーマン』とは、MARVEL COMICS発祥のアメコミヒーローである。 スパイダーマンは、スパイダースーツを着用してヴィランたちと戦いを繰り広げる。これまでスパイダーマンは『サム・ライミ版スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』『MCUスパイダーマン』の3つのシリーズで映画化されてきた。シリーズによってスパイダースーツの形状や能力が異なっている。
Read Article
【イアン・ハート】ハリー・ポッターでヴォルデモート役を演じた7人の俳優まとめ【レイフ・ファインズ】
ヴォルデモートといえば、『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役ですよね。ひときわ存在感を放つ彼ですが、実は映画版では7人の俳優によって演じられていました。当然ながら彼もかつては子どもでしたし、学生時代の姿も出てきてます。かと思えば他の人物に憑依していたこともありますから、演じている俳優がたくさんいても何ら不思議ではありません。誰がどんなヴォルデモートを演じていたのか、この記事で紹介しています。
Read Article
【映画紹介】ベルリンの壁崩壊に揺れる人々を描いた映画『グッバイ・レーニン!』の魅力
ベルリンの壁崩壊で歴史に翻弄される人々の日常生活を、可笑しくも切なく描いたドイツ映画『グッバイ・レーニン!』の魅力を紹介します!
Read Article
特殊メイクビフォーアフター&実在したモデルとの比較画像まとめ!【アーノルド・シュワルツェネッガーなど】
映画スターの特殊メイク前と後の比較や、モデルとなった人物との比較画像のまとめです。『ターミネーター』シリーズのアーノルド・シュワルツェネッガーや、『ハリー・ポッター』シリーズのレイフ・ファインズなど、メイクによって同じ人物とは思えないほど変貌を遂げた画像や、モデルと見分けがつかないほどそっくりな俳優たちの姿を紹介していきます。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズに出演したイギリスの名優を紹介【ゲイリー・オールドマンなど】
映画「ハリー・ポッター」シリーズに出演していたイギリスの名優についてのまとめです。ここで紹介するのは、シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマン、セブルス・スネイプ役のアラン・リックマン、ルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックス、ゼノフィリアス・ラブグッド役のリス・エヴァンスの4人。彼らが他作品で演じた悪役の画像や、ネットの反応などをまとめました。
Read Article
ハリー・ポッターシリーズの「例のあの人」ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の素顔まとめ
『ハリー・ポッター』シリーズの最大にして最強の悪役といえば、ヴォルデモート卿!作中では多くの人びとの間で「例のあの人」との呼ばれ方をする彼を演じたのは、レイフ・ファインズです。この記事では、ヴォルデモート卿とレイフ・ファインズの素顔についてまとめました。「例のあの人」の格好をしたままキャスト陣と談笑しているのが面白いですね。
Read Article
ヴォルデモートの画像まとめ!ハリー・ポッターの宿敵!【レイフ・ファインズ】
『ハリー・ポッター』シリーズで主人公たちを苦しめた強敵、ヴォルデモートの画像をまとめました。ヴォルデモートの恐ろしさが凝縮された画像だけでなく、この役を演じた俳優レイフ・ファインズの画像も紹介していきます。
Read Article
ハリー・ポッターと死の秘宝でハリーが折れた自分の杖をニワトコの杖で直す描写がなかった件
『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、シリーズ完結編にあたる第7作です。原作と映画版で内容が違っていることはよくある話ですが、どうやらそれは本作でも見られたそう。ハリーが所持していた杖が折れてしまい、原作ではこれをニワトコの杖で直す描写がありました。しかし、映画ではそれがなく、そのことを悲しむ声がSNSで挙がっています。どっちが良いかは、その人の感性によりますよね。気になる方は、原作と映画を実際に見比べてみてください。
Read Article
【シャザム記者会見】DC映画ファンを怒らせた監督・福田雄一の発言とは【吹き替え版アベンジャーズ】
DC映画ファンを怒らせた『シャザム』記者会見での、監督・福田雄一の発言をまとめました。日本語吹き替え版の監修と演出を担当することとなった福田監督。しかし会見での発言から、「作品に対するリスペクトが感じられない」といった監督に対する声や、DC作品をライバル・マーベル作品にかけて「吹き替え版アベンジャーズ」と称したことがファンの怒りを買う事態に。ここでは会見の様子や、ファンの反応を紹介していきます。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『キングスマン:ファーストエージェント』の概要
- 『キングスマン:ファースト・エージェント』のあらすじ・ストーリー
- 秘密諜報組織の誕生
- 第二次ボーア戦争
- 暗躍する闇の狂団とその指導者「羊飼い」
- 諜報組織の始動
- ラスプーチンとの死闘
- コンラッドの愛国心と決意
- 英国軍への入隊
- 情報回収任務
- 決死の救出
- コンラッドの戦死
- 失意のオックスフォード公
- 「闇の狂団」本拠地襲撃
- 「羊飼い」との最終決戦
- 諜報組織「キングスマン」設立
- 『キングスマン:ファースト・エージェント』の登場人物・キャラクター
- 主要キャラクター
- オーランド・オックスフォード公(演:レイフ・ファインズ)
- コンラッド・オックスフォード(演:ハリス・ディキンソン/幼年期:アレクサンダー・ショウ)
- エミリー・オックスフォード(演:アレクサンドラ・マリア・ララ)
- ショーラ(演:ジャイモン・フンスー)
- ポリー・ワトキンズ(演:ジェマ・アータートン)
- グリゴリー・ラスプーチン(演:リス・エヴァンス)
- 各国の指導者
- ジョージ5世(演:トム・ホランダー)
- ヴィルヘルム2世(演:トム・ホランダー)
- ニコライ2世(演:トム・ホランダー)
- ウッドロウ・ウィルソン(演:イアン・ケリー)
- 英国軍関係者
- ハーバート・キッチナー(演:チャールズ・ダンス)
- モートン(演:マシュー・グード)
- アーチ・リード(演:アーロン・テイラー=ジョンソン)
- フォレスト英陸軍大尉(演:ニール・ジャクソン)
- ジョンストン英陸軍伍長(演:ロス・アンダーソン)
- アトキンス軍曹(演:ロバート・アラマヨ)
- 「闇の狂団」関係者
- エリック・ヤン・ハヌッセン (演:ダニエル・ブリュール)
- マタ・ハリ(演:ヴァレリー・パフナー)
- ガヴリロ・プリンツィプ(演:ジョエル・バズマン)
- アルフレッド・ル・デュ・ポン(演:トッド・ボイス)
- ウラジーミル・レーニン(演:アウグスト・ディール)
- アドルフ・ヒトラー(演:ダフィット・クロス)
- ヒュー・マシン・シャーク・ガード(演:オリヴィエ・リヒターズ)
- フェリックス・ユスポフ(演:アーロン・ヴォドヴォズ)
- その他人物
- ベディヴィア(演:スタンリー・トゥッチ)
- アレクサンドラ皇后(演:ブランカ・カティク)
- リタ(演:アリソン・ステッドマン)
- カデット警察官(演:ティアゴ・マーティンス)
- 『キングスマン:ファースト・エージェント』の用語
- キングスマン
- ボーア人
- 闇の狂団
- 羊飼い
- 『キングスマン:ファースト・エージェント』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 戦場でのコンラッド
- ラスプーチンとの死闘
- オックスフォード公の完全復活
- 『キングスマン:ファースト・エージェント』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 配給会社の買収やコロナウィルスの流行で相次いで公開延期
- ハヌッセン役 ダニエル・ブリュールの徹底した役作りへの姿勢
- ポリー役 ジェマ・アータートンの役作りのカギは発音
- 『キングスマン:ファースト・エージェント』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:FKA Twigs/Central Cee「Measure of a Man ft」
- 挿入歌:ジョン・マコーマック「It’s a Long Way to Tipperary」
- 挿入歌:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「The Nutcracker, Op.71」
- 挿入歌:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー「1812 Overture, Op.49 : Largo – Allegro vivace」
- 挿入歌:「Scotland the Brave」