龍が如く7外伝 名を消した男(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『龍が如く7外伝 名を消した男』とは、セガより2023年11月に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。
2020年に発売された『龍が如く7 光と闇の行方』の外伝作品である。
愛する人を守るため、自らの死を偽装した、主人公・桐生一馬。しかし、謎の覆面集団に襲われたことがきっかけで、再び極道の抗争に巻き込まれることになる。
本作は、『龍が如く7』での桐生一馬の「空白の時間」を埋める作品であり、「桐生一馬」という人間の魅力を前面に押し出している作品となっている。

戦闘狂・西谷は桐生の腕に惚れ込み、何とか桐生を捕まえようと画策する。その魔の手は蒼天掘にまで伸びており、桐生を探すために組員が血眼になって探していた。そんな中、桐生は西谷自身をどうにかキャッスルから離れさせるため、自分自身を餌に行動することを決意する。具体的には、鶴野が用意した大金を使い、豪遊するというものだ。鬼仁会の捜索にビビる様子もなく、豪遊している様子を見れば西谷も憤慨して自分で桐生の元に現れざるを得ないと見据えての作戦である。日陰者として生きていた桐生は、その鬱憤を存分に晴らすかのように、蒼天掘に金をばらまく。

キャッスル乗っ取り計画

豪遊作戦のおかげか、西谷がキャッスルを離れたという情報が入った。しかし、桐生の前には一向に姿を見せずにいる。そこで桐生は次の作戦として、キャッスルの乗っ取り計画を発案する。西谷と多くの組員が桐生捜索のため、キャッスルをあけているうちに、西谷の財力の源であるキャッスルを乗っ取るという計画だ。

鶴野ら渡瀬組組員とともに、キャッスルの乗っ取りに成功した桐生。挑発するかのように、キャッスルでの写真を西谷に送る。激昂した西谷は桐生に連絡し、会う段取りをつける。

「あんたはこの手で殺さねえとおさまらねえよ」

そう言った西谷は桐生に待ち合わせ場所を指定した。桐生は大解散の障害となる西谷との最終決戦に向かう。

西谷との最終決戦

鶴野の部下・獅子堂とともに西谷のアジトへ向かう桐生。そこでは、待ってましたと言わんばかりに鬼仁会組員が大挙をなしていた。大勢の組員を退け、西村が待つ最上階へ向かう桐生。最上階に着いた2人がふと窓を見ると、建物に火の手が上がっていた。獅子堂が言うには、西谷の逃げ場を無くすため鶴野が行ったとのこと。最上階には西谷が1人待ち構えていた。桐生と西谷の最後の決戦が始まる。

ようやく西谷を倒した桐生。火の手が回っている建物から一刻も早く脱出するため、西谷を獅子堂に任して、自分は退路を確保する。脱出口を確保し、獅子堂の方に目をやった桐生は驚愕の現場を目にする。獅子堂が西谷を殺害してしまったのだ。獅子堂の行動に憤慨する桐生だが、今は脱出が最優先。何とか2人は建物から脱出した。

脱出に成功した桐生は、鶴野に西谷殺害について問いただす。鶴野は初めから西谷を殺害するつもりであったことを自白する。確かに、西谷に大解散に関して口を出されたくないのであれば、殺してしまうのが一番手っ取り早い方法だ。さらに、鶴野は人を痛めつけることに快感を覚えるような「外道」は死んで当然だとも言った。実は鶴野、獅子堂はかつて西谷に傷つけられた被害者であり、獅子堂の顔面の傷はそのときつけられたものだという。どんな高尚な理由があっても殺しを許せない桐生はやるせない気持ちのまま、鬼仁会のアジトを後にする。西谷が死に、大解散の憂いは無くなった。後は渡瀬勝の出所を待つのみだ。

最終章:名を消した男

渡瀬勝の出所

いよいよ近江連合会長・渡瀬勝が出所した。大解散や警察の目のこともあり、渡瀬の出迎えはひっそりと行われる。桐生も鶴野らとともに、渡瀬を出迎えた。かつての盟友である渡瀬と出会っても、いつもの姿勢を崩さない桐生。渡瀬は鶴野、獅子堂の今までの苦労を労った。そして渡瀬は語りだす。

「極道、終焉の日や」

獅子堂の裏切り

渡瀬が戻り、大解散の最終準備を進めようとする鶴野。そこに割って入ってきたのは、獅子堂だ。彼はおもむろにスマホを取りだすと、桐生と渡瀬を撮影し始めた。

「この動画を近江連合全体に流せば、あんたらも終わりや」

実は、獅子堂は大解散に反対派の人間だった。力だけで全てを手にできる極道という世界を絶対に無くしてはならない、その想いを隠しながら鶴野の仕事を助けていた。そして、何年も裏で準備を行い、解散を画策する人物が全員集まったこの場で一網打尽にしようと画策していたのである。そのとき、とある人物が現れた。死んだはずの西谷である。獅子堂はあの場で西谷を殺したのではなく、血のりで西谷の死を偽装していたのだ。西谷も尊敬していた渡瀬に裏切られたと思い、桐生たちに襲い掛かる。獅子堂、西谷、そして獅子堂に連ねる解散反対派の組員に囲まれる桐生たち。大解散の前の大きな戦いが幕を挙げた。

東城会と近江連合の大解散

何とか、獅子堂たちを倒した桐生たち。しかし、西谷によって渡瀬は腹部を刺されてしまった。味方であったはずの獅子堂の裏切り、そして満身創痍の渡瀬。多分な不安を残しながらも一行は近江連合本部に到着する。盛大に出迎えられる渡瀬。腹部の痛みに耐えながら凛とした表情で組員たちの前に立つ。

「本日を以て、関西近江連合を解散致します」

渡瀬の言葉に呼応して、東城会6代目会長・堂島大吾も壇上に上がる。そして、東城会もこれにあわせて解散することをここに宣言した。突然の解散宣言に激昂する組員たち。鶴野の予想通り、大乱戦が始まった。桐生はその場に居合わせた『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公・春日一番とともに組員たちをねじふせる。さらにそこには、かつての盟友である真島吾朗、冴島大河の姿もあった。盟友たちの協力もあり、何とか組員たちの鎮圧化に成功した桐生たち。ここまでの人数をを持ってしても、解散を止めることが出来なかった反対派はこの解散に納得する他ない。後は警察署に解散届を提出しにいくのみだ。

獅子堂との最終決戦

反対派の組員を退けた桐生たち。安堵も束の間、倒したはずの獅子堂が近江連合に乗り込んできた。獅子堂の声で戦意を失っていた組員たちも再び立ち上がる。何とか組員を再び倒した桐生たち。そこに、獅子堂が桐生との最終決戦を申し込む。桐生はそれを受け、単身獅子堂に挑む。力と恐怖で支配する極道を終わらせたくない獅子堂、伝説の極道の名を冠しながらも、自らでその伝説を終わらせようとする桐生。二人の極道の最後の戦いが始まる。

エンディング1:大道寺一派からの褒章

大乱戦の中、獅子堂を倒した桐生。とうとう反対派の鎮圧に成功し、渡瀬は解散届を警察署に届けた。倒れ伏している獅子堂は、大道寺一派にさらわれ、大道寺の飼い犬となる。その後彼の姿を見たものはいない。

場面は変わり、大道寺一派のアジト。極道大解散という大仕事を終え、一息ついている桐生の元に、花輪が訪れる。花輪は、大道寺一派から今回の仕事の褒章としてあるものを見せたいという。それは、桐生一馬の墓に設置した隠しカメラの映像だった。その日は桐生の命日で、養護施設アサガオの子供たちが墓参りに来ていた。そのとき、子供たちの1人・綾子が隠しカメラの存在に気づいてしまう。綾子は同じくアサガオの子供・太一とともに隠しカメラに近づく。二人はこのカメラが、桐生の墓に向けて設置されていることに気づく。太一はもしかしたら桐生がこれを設置したのではないかと思い、綾子と二人で桐生にメッセージを送る。

メッセージの内容はごく普通のアサガオのみんなの近況報告。しかし、名を捨て全ての欲を抑圧してきた桐生が涙を流すには充分であった。今まで耐えてきた分を取り返すように溢れる涙。

「俺は、『寂しい』の一言も言えずにいた……」

涙を流しながら本音を漏らす桐生。自分を貫きながら生きてきた桐生が、「家族に会いたい」という本音をようやく漏らしたのだ。

エンディング2:桐生の旅立ち

大道寺一派からのもう1つの褒章により、桐生は長い休暇期間を与えられた。花輪のすすめもあり、桐生は旅に出ることを決意。最終目的地はハワイ。ハワイでの目的は、今は亡き最愛の人である澤村由美(サワムラユミ)に関係している。彼女は生前、ハワイの教会で挙式を挙げたいと言っていた。桐生は彼女の夢だったハワイの教会に行き、そこに彼女の指輪を置きたいと語った。休暇が始まり、花輪たちの元を後にする桐生。最後のシーンでは、当初の目的通り、ハワイの教会で由美の指輪を置いている桐生が描かれる。

『龍が如く7外伝 名を消した男』のゲームシステム

『龍が如く7外伝 名を消した男』のゲームシステムは、従来のシステムと同じく、桐生1人で戦うバトルアクションとなっている。従来の「堂島の龍」スタイルである「応龍」に加え、大道寺一派での研鑽の上に身につけた「エージェントスタイル」が追加され、プレイヤーはこの2つのスタイルを駆使して、戦うことになる。

基本的な戦闘スタイルは弱攻撃、強攻撃で戦っていく。強攻撃は弱攻撃より威力が高いものの、後隙が大きいので弱攻撃と一緒に織り交ぜることで絶え間ないコンボ攻撃を繰り出せる。その他にも、掴み攻撃で敵や道端にあるオブジェクトを掴み攻撃できる。これらの攻撃に加え、「エージェントスタイル」では、「ガジェット」と言われる特殊な武器を利用でき、集団戦や武装兵などあらゆる局面での臨機応変な戦闘を可能としている。

バトルスタイル「応龍」

伝説の極道である桐生本来のスタイル。基本的には拳や蹴りによる攻撃を得意とするスタイル。強攻撃は貯め攻撃にすることが可能で、瞬間的な火力が期待できる。

バトルスタイル「エージェント」

桐生が大道寺一派での研鑽を会得したスタイル。攻撃力は「応龍」より劣るものの、多種多様なガジェットを駆使し、多くの局面に対し臨機応変に対応できる。

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