煙鬼(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ
煙鬼(えんき)とは、冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』に登場するキャラクター。魔界三大妖怪の1人・雷禅の大昔の喧嘩仲間で、魔界の覇者を決める魔界統一トーナメントの優勝者。見た目は鬼のような姿をしているが、性格は非常に温厚。トーナメントでは優勝候補といわれていたむくろを破るなど、かなりの実力を持つ。優勝した際に、「人間界に迷惑をかけないこと」という法律を制定。魔界・霊界・人間界を繋ぐ重要人物となった。
雷禅(らいぜん)
魔界三大妖怪の1人で食人鬼。
「闘神」という異名を持つ魔界最強クラスの妖怪であり、最全期は黄泉や軀など問題にならないほどの力を持っていた。
幽助の妖怪の遺伝子上の父親で、幽助を息子として扱い、幽助も父と思っている。
幽助の妖怪遺伝子上の母親は、人間の食脱医師の女。
昔(アニメ版では平安時代)に、食脱医師の女と出会い、彼女の生き方に惚れ一晩だけ愛し合う。
再会の約束はしなかったが、雷禅は再び彼女に会うまでは人間を食べないと誓い、それから700年近く人間を食べていない。
そのため空腹と栄養失調で大きく力が衰え、「あー、腹減ったな」という言葉を残して幽助の目の前で餓死する。
棗(なつめ)
雷禅の喧嘩仲間。
アニメでは九浄の双子の妹という設定。
トーナメント1回戦(アニメでは予選)で、かつて幽助と戦った妖怪・酎(ちゅう)と対戦し、酎から一方的に惚れられ何度も勝負を挑まれアプローチを受ける。
本人も満更ではなくその戦いを律儀に受けており、九浄が酎を揶揄するととても怒った。
トーナメント2回戦で軀と当たり敗北。
九浄(くじょう)
雷禅の喧嘩仲間。
アニメでは棗の双子の兄。
トーナメントでは3回戦で蔵馬と戦い勝利。準決勝で才蔵に敗れる。アニメでは凍矢とも戦い、妖力を凍矢と同じまで落として戦い、勝利した。
痩傑(そうけつ)
雷禅の喧嘩仲間。
トーナメントでは陣と戦い勝利。
陣以上の飛翔能力を持っており、陣の戦う姿に昔雷禅に挑んでいた頃の自分を重ねた。
その後トーナメントでは1008年ぶりに雷禅の喧嘩仲間・周と対決。
周にハンチング帽が似合ってないとツッコミを入れられた。
周(しゅう)
雷禅の喧嘩仲間。
メタル族で、体が銀色に発光してる。
痩傑とは久しぶりの対決となり、「金物臭いチビ」と言われた。
才蔵(さいぞう)
雷禅の喧嘩仲間。
本編で活躍するシーンはないが、準決勝まで進み煙鬼に敗北。
トーナメントの準優勝者という実力者。
鉄山(てつざん)
雷禅の喧嘩仲間。
本編で活躍するシーンはない。
2回戦で才蔵に敗北。
電鳳(でんほう)
雷禅の喧嘩仲間。
本編で活躍するシーンはない。
魔界統一トーナメント出場者
浦飯幽助(うらめしゆうすけ)
本作の主人公で、皿屋敷中学校2年生の14歳。未成年でありながら喫煙・飲酒・パチンコを嗜み、喧嘩早く短気で、学校に行かず頭も悪い、絵に書いたような不良少年として近所では有名な存在。
しかし、子どもを助けて交通事故にあって死亡。コエンマから「霊界獣の卵を育てる」という試練を与えられる。本来は卵が孵化してから復活するはずだったが、肉体と体が長く分離した状態だと元に戻れ亡くなってしまうため、コエンマから急遽「幽助が復活する事を知っている人間から24時間以内に口移しで生命エネルギーを貰わなければならない」という条件を出された。
幽助に口移しを行うことで彼を救う夢を見た幼馴染の雪村螢子(ゆきむらけいこ)が、口移しを行ったため幽助は無事復活。
その後、霊界探偵となり人間界で悪さをする妖怪を退治する任務を任される。
必殺技は霊気を収束させて撃ち抜く霊丸(れいがん)。序盤では霊丸は1日1回が限度だったが、幽助が成長していくと威力と限度も上がっていく。
復活後からは気の良い性格が描かれ、破天荒で一本気のある所などが妖怪の蔵馬(くらま)・飛影(ひえい)などの数々のキャラクターを惹き付ける。
桑原和真(くわばらかずま)とは事故死前からの知り合いで、桑原が一方的にライバル視し勝負を挑み幽助に叩きのめされていた。しかし桑原に霊感があったことや幽助の死を悲しんでいた事などから腐れ縁になり、お互いに友情を感じるようになっていく。
格闘好きで、憎しみやビジネスではなく心から戦うことを楽しむ傾向があり、対戦者や観戦者にも影響を与えていく。
元々喧嘩三昧の生活をしていたため、戦闘能力は高く、幻海の弟子になってからは2回の修行を経て霊光波動拳の正式継承者となる。
魔界の扉編にて仙水に殺された事で、魔族の子孫であることが発覚し、魔族として覚醒。
遺伝子上の父親は魔界で非常に強い存在だった雷禅で、雷禅と人間の食脱薬師の女性との間に魔族大隔世(長い年月を経て、何世代も後の子孫に魔族としての遺伝子が誕生する)で出来た子供。
最初の事故死で魔族に覚醒しなかったのは、覚醒に見合うだけの力が足りなかったため。
覚醒時は髪の毛が伸び、体に刺青のような模様が浮かぶ。原作では初覚醒の一回だけこの姿になり、アニメでは黄泉と戦うときにも同じ姿になった。
仙水との戦いの中で体を雷禅に乗っ取られ、仙水とちゃんと戦えなかった事に腹を立てる。
1度人間界に帰るが、魔族になったことにより霊界側からは危険視され、霊界探偵を解雇され、霊界に命を狙われる身となる。
その後魔界へ行き雷禅と対面し、雷禅を越えるために修行をする。
雷禅は長く人間を食べなかったため餓死してしまい、魔界の均衡が崩れそうになるが、幽助がトーナメントを提案・開催し、魔界のあり方が変えていく。
トーナメントでは黄泉と長時間にわたる戦いを行い敗北。その後人間界に戻るが、またトーナメントに出て魔界の頂点を目指す。
浦飯幽助(幽☆遊☆白書)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
浦飯幽助(うらめしゆうすけ)とは、冨樫義博原作の漫画『幽☆遊☆白書』及びテレビアニメの主人公。喧嘩に明け暮れる不良中学生だったが、子供を庇って車に撥ねられ死亡し、その後霊界探偵として復活する。指令をこなしていくうちに自分をライバル視する桑原和真、妖怪の飛影、蔵馬が仲間になり、人間界を狙う敵と戦う。物語後半の仙水忍との戦いで死亡するものの、魔族として復活を果たす。
軀(むくろ)
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目次 - Contents
- 煙鬼の概要
- 煙鬼のプロフィール・人物蔵
- 煙鬼の能力
- 三大妖怪に引けを取らない妖力の持ち主
- 煙鬼の来歴・活躍
- 雷禅と喧嘩に明け暮れた日々
- 雷禅の死
- 魔界統一トーナメント優勝
- 煙鬼の関連人物・キャラクター
- 妻
- 狐光(ここう)
- かつての喧嘩仲間
- 雷禅(らいぜん)
- 棗(なつめ)
- 九浄(くじょう)
- 痩傑(そうけつ)
- 周(しゅう)
- 才蔵(さいぞう)
- 鉄山(てつざん)
- 電鳳(でんほう)
- 魔界統一トーナメント出場者
- 浦飯幽助(うらめしゆうすけ)
- 軀(むくろ)
- 黄泉(よみ)
- 煙鬼の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ワシらも強かったが あいつはもっともっと強くての 今の軀や黄泉なんぞ 当時の雷禅見てたら小便ちびっとるよ」
- 「当たり前だ 愛とケンカは別次元だ」
- 煙鬼の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 狐光とは仲睦まじい夫婦
- 作品完結30周年記念のグッズに登場