ロバート・E・O・スピードワゴン(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
ロバート・E・O・スピードワゴンとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』と第2部『戦闘潮流』に登場するキャラクターである。第1部では主人公ジョナサン・ジョースターを襲撃したことをきっかけに仲間となり、ウィル・A・ツェペリらと共にジョナサンの宿敵・ディオらの討伐戦に参加した。第2部『戦闘潮流』では自身の財団を創設後、年老いてもなおジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターらを経済的・技術的な面から支え続けた。
第2部では戦いの前線に立つことは無かったスピードワゴンだが、財団の財力や影響力を用いてジョセフたちへ技術的な支援を行った。究極生命体となったカーズとの最終戦においてシュトロハイムたちが着用していた紫外線照射装置も彼が作らせたものである。カーズ討伐後も財団を取り仕切りアメリカの医療や経済などに影響を与え続けた。エリナを看取ってから2年後の1952年に、心臓発作で死去。89年間の生涯にわたり独身を貫いたのだった。
そして、スピードワゴン亡き後も彼の設立した「スピードワゴン財団」は第3部以降の主人公たちを支えていくことになる。
ロバート・E・O・スピードワゴンの能力
つばに刃物を仕込んだシルクハット
初登場時にジョナサンを襲撃した際は、つばに刃が仕込まれたシルクハットを回転させることで相手にダメージを与える戦闘スタイルだった。それ以降は、屍生人(ゾンビ)を倒すべく、大きなハンマーを使った戦闘方法へと切り替わった。波紋やスタンドを使うことができないため、基本的には後方支援に回ることが多かった。
善人か悪人かは「におい」で分かる
暗黒街で育ってきた経験上、悪人と善人を区別することができる。第1部で改心したフリをしたディオの演技を瞬時に見破り、ジョナサンへ注意を促した。
ロバート・E・O・スピードワゴンの関連人物・キャラクター
ジョナサン・ジョースター
ジョナサン・ジョースターは「ジョジョ」の愛称で呼ばれる第1部の主人公。彼の父・ジョースター卿の暗殺を目論むディオの悪行を証明すべく、ロンドンの貧民街「食屍鬼街(オウガーストリート)」を訪れたところをスピードワゴンが仲間と共に襲撃した。ところが、返り討ちに遭うどころかジョナサンはスピードワゴンたちの親の気持ちまで慮り、手加減されてしまう。スピードワゴンはジョナサンを「甘ちゃん」と評しながらもその高潔な精神に惚れ込み、仲間として彼を支えることを誓った。
ジョナサン・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ジョナサン・ジョースターとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part1『ファントム・ブラッド』の主人公で、波紋使いである。英国貴族の一人息子として生まれ本物の紳士を目指す少年・ジョナサンの運命は、義兄弟となるディオの出現で大きく変わる。石仮面の力で吸血鬼となったディオを倒すべく、ジョナサンは波紋と呼ばれる力を会得した。ディオとジョースター一族は一世紀以上に渡る因縁の歴史を刻むこととなるのだが、ジョナサンは因縁の始まりともいえる人物であり、死後も子孫たちの運命に大きな影響を与えている。
ウィル・A・ツェペリ
波紋使いであり、ジョナサンの波紋の師匠である。ジョナサン、スピードワゴンと共にディオたちに立ち向かった。ブラフォード戦では、ディオからの攻撃により片腕が氷漬けにされてしまったところを、スピードワゴンが旅の経験の中で得た「エスキモーが凍傷をアザラシの体内で治す」という知識を活かして治した。この時ツェペリは、スピードワゴンのことを「危険が迫った時には逃げ出す男」だと軽んじていたことを告白し、謝罪する。さらにタルカス戦でツェペリが散った際、彼のシルクハットを引き継いで被るようになった。
ウィル・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ウィル・A・ツェペリとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』に登場するキャラクターで、主人公ジョナサン・ジョースターに波紋法を指南する人物である。ジョジョと同じく、自身も石仮面のために父親や友人を失っており、石仮面の討伐を目的として何十年もチベットの山奥にて修行をした末に波紋法を習得した。
師匠であるトンペティに予言されていた運命に従って、タルカスとの闘いの中でジョジョの命を救い残酷な死を迎える。
エリナ・ペンドルトン / エリナ・ジョースター
ジョナサン・ジョースターの妻。第1部の最後に夫を亡くした彼女は、既に身籠っていたジョージ・ジョースターII世を出産。さらに、ジョージ・ジョースターII世はエリナがジョナサンとディオの戦闘の中で保護した女児と結婚し、第2部の主人公となるジョセフ・ジョースターが産まれる。スピードワゴンはエリナとジョセフをアメリカに呼び寄せて生活を支援し、ジョナサンの代わりに家族のような存在として接していた。
ジョセフ・ジョースター
ジョセフ・ジョースターは「ジョジョ」の愛称で呼ばれるジョセフ・ジョースターの孫であり、第2部の主人公。エリナ同様、家族のような存在のスピードワゴンへ絶大な信頼を置いている。シュトロハイムにスピードワゴンが拉致された時は救出に向かった。
ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部~2部までが「波紋戦士」、第3部~8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。
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目次 - Contents
- ロバート・E・O・スピードワゴンの概要
- ロバート・E・O・スピードワゴンのプロフィール・人物像
- ロバート・E・O・スピードワゴンの来歴・活躍
- ジョナサンたちとの出会いから宿敵・ディオ討伐へ
- ジョナサン・ジョースターとの出会い
- ブラフォード戦での活躍
- タルカス戦で散ったツェペリの意志を継ぐ
- ディオ戦決着後から第2部の始まり
- 石仮面の破壊
- スピードワゴン財団の設立
- 柱の男たちとの戦い
- SPW財団の影響力
- ロバート・E・O・スピードワゴンの能力
- つばに刃物を仕込んだシルクハット
- 善人か悪人かは「におい」で分かる
- ロバート・E・O・スピードワゴンの関連人物・キャラクター
- ジョナサン・ジョースター
- ウィル・A・ツェペリ
- エリナ・ペンドルトン / エリナ・ジョースター
- ジョセフ・ジョースター
- ロバート・E・O・スピードワゴンの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「おれぁ、おせっかい焼きのスピードワゴン!」
- 「こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!」
- 「スピードワゴンはクールに去るぜ」
- 「う…う…おれはいつも傍観者よ…なにもできねえ なにもしてやれねえ」
- ロバート・E・O・スピードワゴンの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前の由来はアメリカのロックバンド「REO Speedwagon」
- 「解説王」の異名を持つ状況説明力