スージーQ（ジョジョの奇妙な冒険）の徹底解説・考察まとめ

スージーQの概要

スージーQとは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』のヒロインで、主人公のジョセフ・ジョースターと結婚するイタリア人女性。ジョセフやシーザーの波紋の師匠であるリサリサの侍女で、底抜けに明るく朗らかな性格をしている。
カーズとの死闘の末に海へと落下したジョセフを看病し、結婚した。しかしスージーQがジョセフの家族に「ジョセフは生きている」という連絡を入れるのを忘れていたため、ジョセフは自分の葬儀で結婚の報告をするはめになってしまった。
Part3の主人公、空条承太郎の祖母に当たる。

スージーQのプロフィール・人物像

CV：斉藤庄子（Part3ドラマCD版）、来宮良子（Part3OVA）、小島幸子（テレビアニメ版）

ジョセフ・ジョースターとシーザー・ツェペリの波紋の師匠であるリサリサの侍女。朗らかで天然ボケな性格で、普段はクールなリサリサもスージーQの明るさに和まされているようだ。
作中でジョセフに倒された瀕死のエシディシにとりつかれるが、ジョセフとシーザーの合体技で難を逃れた。その後、「柱の男」との決戦に向かうジョセフ達を見送る。カーズとの死闘を終えたジョセフを看病し、結婚。後にPart3の主人公となる空条承太郎の祖母にあたる。
『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』では倒れた娘ホリィを看病しながら、夫ジョセフと孫承太郎の帰りを待った。

スージーQの来歴・活躍

Part2 戦闘潮流

ジョセフ・ジョースターが波紋の修行のために訪れたヴェネツィアで、師匠リサリサに仕える侍女スージーQに出会う。少々とぼけた性格だが持ち前の明るさでリサリサを支えるスージーQは、ジョセフにとっても心安らぐ存在だった。
修行が終盤に差し掛かったあるとき、「柱の男」エシディシが修行場を襲撃する。ジョセフは死闘の末にエシディシを打ち倒すが、瀕死のエシディシは太陽を克服するために必要な「エイジャの赤石」を求めて館を移動し、リサリサといたスージーQにとりついてしまった。スージーQはジョセフとシーザーの波紋の合体技によって助かり、エシディシは消滅。しかし、エシディシが赤石を奪って郵送していたことが判明し、一行は赤石を取り戻すために旅立つことになった。スージーQは笑顔でジョセフたちを見送る。
「柱の男」のリーダー、カーズとの死闘の末にジョセフは火山の噴火に吹き飛ばされる。遺体も発見されずに死んだものとされ、一同はジョセフの葬式をあげた。しかしそこに、スージーQを連れたジョセフが現れる。ジョセフは火山の噴火で吹き飛ばされて海に落下し、スージーQに保護されて看病を受け、そのまま結婚していたのだ。ジョセフはスージーQに頼んで自分が生きていると電報で知らせたつもりでいたが、スージーQは頼まれごとをすっかり忘れていた。結果、ジョセフは自分の葬儀で結婚を報告するはめになってしまった。

Part3 スターダストクルセイダース

ジョセフとスージーQの娘、ホリィは日本人と結婚し、日本で暮らしていた。息子の承太郎が高校生になった頃、ジョースター家の宿敵DIOが復活する。その影響を受けたホリィは高熱を出して倒れ、ホリィを救うためにジョセフと承太郎はDIOを倒す旅に出る。アメリカから日本に渡ってきたスージーQはホリィを看病しながら、夫と孫を信じて待ち続けた。
ジョセフと承太郎は仲間を失いながらもDIOを打ち倒し、ホリィは無事に目を覚ましたのだった。

Part4 ダイヤモンドは砕けない

Part4は、ジョセフの隠し子の存在が発覚するところから物語がはじまる。65歳の時に日本の女子大生と浮気してできた子どもで、ジョセフは遺産相続のための調査をするまでその事実を知らなかった。夫が浮気をして子どもまで出来ていたと知ったスージーQは激怒し、揉めに揉めたという。

Part8 ジョジョリオン

世界線が変わったPart7以降は、スージーQは名前だけ登場する。Part7の主人公、ジョニィ・ジョースターの孫にあたるジョセフがアメリカで出会ったスージーQはスピードワゴン財団の職員をしていた。スージーQはジョセフと結婚し、Part8に登場する吉良・ホリー・ジョースターが誕生する。

スージーQの関連人物・キャラクター

ジョセフ・ジョースター

『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』の主人公で、Part1の主人公ジョナサン・ジョースターの孫にあたる。ジョナサンに瓜二つの容姿だが性格は真反対で、ずる賢いお調子者だ。生まれつき波紋の力を使うことができるが、意識して修練したことはない。
波紋の師匠、リサリサに仕えていたスージーQに出会う。カーズとの死闘の末に重傷を負ったところを彼女に看病され、そのまま結婚した。

ジョセフ・ジョースター（ジョジョの奇妙な冒険）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ジョセフ・ジョースターは荒木飛呂彦による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第2部『戦闘潮流』の主人公であり、波紋戦士として「柱の男」たちと対決する。第3部では主人公である承太郎の祖父として登場し、吸血鬼でスタンド使いでもあるDIOに戦いを挑む。第4部では主人公である仗助の父親として登場し、仗助の手助けをするためにアメリカから参戦する。ジョジョシリーズは第1部～2部までが「波紋戦士」、第3部～8部までを「スタンド使い」とアクション・テーマが二分されているが、ジョセフは両方を兼ねる稀有なキャラクターだ。

リサリサ／エリザベス・ジョースター

ヴェネツィアに住む波紋の達人。スージーQが侍女として仕えている相手であり、ジョセフやシーザーの波紋の師匠だ。実年齢は50歳を超えているが、波紋の呼吸をし続けているために若々しい見た目を保っている。作中では隠していたが、ジョセフの実母。
クールな美女だが、スージーQの明るさには微笑みを見せる。スージーQは後にジョセフと結婚するので、リサリサの使用人から義理の娘となった。