ファントムブラッドの登場人物・キャラクター一覧【ジョジョ第1部】

『ファントムブラッド』は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部で、長いシリーズの始まりとなる物語だ。イギリス貴族の家に生まれたジョナサン・ジョースターが、ジョースター家の財産を奪おうと画策する男・ディオと戦う物語で、ジョジョの主人公であるジョースター家の系譜はジョナサンから始まっていく。ここでは『ファントムブラッド』の登場人物をまとめた。

ジョナサン・ジョースター(子供時代)

第1部の主人公。
英国貴族ジョースター家の一人息子として生まれる。
小さい頃に馬車の事故で母を亡くし、厳しい父親ジョージⅠ世に育てられる。
10歳の頃、ディオが養子として入ってる。
親に優秀なディオと比較されたり、ディオは友達や愛犬、恋人をジョナサンから奪う。

ジョナサン・ジョースター(青年期)

それから7年が経ち、ちょっとたよりげない少年がたくましく成長をする。
そして石仮面を調べる為に考古学を勉強することに。
ディオとは仲良くやっていたが、友情を感じることは無かった。
そして父親がディオの薬によって衰弱してるの気付き、それをつきとめる事に。
逮捕しようとするも、ジョージⅠ世を殺してディオが石仮面を被ってしまう。
吸血鬼になったディオを命を懸けて戦い、倒す事に成功する。

ジョナサン・ジョースター(波紋取得後)

その後ディオが生きているのが分かり、ツェペリから対抗策の「波紋法」を習う事に。
そしてその能力で刺客のジャック、ブラフォード、タルカスと倒していく。
ディオとの最終決戦で苦戦するも、炎を纏った腕でディオの腹を貫き、倒す。
翌年エリナと結婚し、新婚旅行のため船に乗る。
しかしそこには頭だけとなったディオがいて、首を撃たれる事に。
そして奇妙な友情すら感じながら、ディオと共に爆発した船の中で死亡する。

ディオ・ブランドー(子供時代)

父ダリオを殺害し、ジョースター家の養子となる。
ジョースター家を利用して、世界一の金持ちになろうと企てる。
ジョージⅠ世には良い子に振舞うが、ジョナサンには厳しく当たる。
そしてジョナサンから、友人、恋人、愛犬など奪って精神的に追いつめたりする。
しかしジョナサンが叩けば叩くほど成長するタイプだとわかり、あなどれん奴だと認識する。

ディオ・ブランドー(青年期)

それから7年が経ち、ジョナサンと仲良くやり、ラグビーで名コンビだとも言われる。
しかしそれは表面上だけで、ジョースター家の財産を乗っ取る為の行動であった。
父ダリオと同じようにジョージⅠ世に毒を盛ろうとしてたが、ジョナサンに勘付かれてしまう。
ジョナサンを石仮面で殺そうと企て、試しにごろつき付けたところ、吸血鬼になる事に気付く。
そしてジョナサンに逮捕される目前、ナイフでジョージⅠ世を刺して石仮面を被る…

ディオ・ブランドー(吸血鬼)

石仮面を被り吸血鬼化したディオ。
普段は冷静でダンディな態度だが、その仮面の下はこの世のどんな悪よりドス黒い性格。
ジョナサンの屋敷にいた警察を皆殺しにし、ジョナサンと対峙する事に。
しかしジョナサンの命がけの行動によって、燃えた屋敷の中に埋もれてしまう。
生きてたものの、火傷の傷が酷く完全に回復してなかった。
そしてジャック、ブラフォード、タルカスを配下にして、傷を癒す為に何人もの命を吸い取った。
館の最終決戦で、ジョナサンの波紋を腹に喰らって首だけとなってしまう。
ワンチェンに首を回収され、ジョナサンとエリナのハネムーン旅行の船に侵入する。
そしてジョナサンを襲うも、船が爆発してしまう…
(しかし3部ではジョナサンの肉体を奪って復活する)
口癖は「無駄無駄無駄」「貧弱貧弱ゥ」「WRRRYYYY」

ウィル・A・ツェペリ

本名ウィル・アントニオ・ツェペリ。ジョナサンの波紋の師。
若い頃、アステカ地下遺跡で石仮面を発掘する。
その帰国途中、船上で石仮面を被った発掘隊隊長の父に船員が全滅させられる。
そして消えた仮面を探している最中に「波紋法」を知り、メキシコのトンペティのもと三年間修行する。
その後ジョナサンと出会い、素質をかって波紋法を伝授する。
タルカス戦で、トンペティに自分の死の予言をされた時と同じ状況となる。
しかしタルカスに胴体を切断されながらも、ジョナサンに究極奥義を授け死亡する。

スピードワゴン

本名ロバート・E・O・スピードワゴン。
面倒見がよくおせっかい焼きな一面も持つ。世界各国を旅していた。
ロンドンの貧民街「食屍鬼街(オウガーストリート)」で育つ。そこのリーダー格。
その為いろんな悪党を見てきたため、よい人間と悪い人間を「におい」で見分けることができる。
ある日、父親を治す解毒剤を探しにやってきたジョナサンの紳士ぶりに惚れ込む。
そして事件を全容を知って黙っていられず、ジョナサンとツェペリと行動を共にする。
波紋の素質が無いながらも、凍結したツェペリの腕を腹で温めるなどたのもしい一面もあった。
しかしほとんどは解説役であった…

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