るろうに剣心 京都大火編（実写映画）のネタバレ解説・考察まとめ
『るろうに剣心 京都大火編』（るろうにけんしん きょうとたいかへん）とは、和月伸宏の人気漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を原作とする実写映画。国家転覆を目論む武装組織との戦いを描いた長編エピソード「京都編」の前半を映画化したもの。人気悪役の志々雄真実を実力派の藤原竜也が演じることで話題となった。
伝説の人斬り緋村剣心が新たな道を踏み出した頃、京都では凄腕の剣客にして野心家の志々雄真実が明治政府打倒のために活動を開始していた。剣心と仲間たちは、志々雄の打倒を目指してそれぞれに動き出す。
剣心の新たな仲間たち
明神弥彦（みょうじん やひこ）
演：大八木凱斗
神谷道場で剣術を学ぶ士族の少年。両親とは死に別れて天涯孤独の身で、見兼ねた薫が面倒を見ている。弥彦の側もこれを感謝しており、剣心に別れを告げられて薫が泣き暮らすようになった時は必死に励まし、剣心を追うために京都に向かった際は自身も同行。2人の仲がうまく進むようそれとなく援護した。
子役が担当しているため、前作から引き続き登場するキャラクターの中では唯一演者が異なっている。
明神弥彦（るろうに剣心）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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明神弥彦（みょうじん やひこ）とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心（ひむら けんしん）達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫（かみや かおる）の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。
相楽左之助（さがら さのすけ）
演：青木崇高
東京では名の知れた喧嘩屋。明治維新後、世間に蔓延する様々な不満を敏感に感じ取って鬱憤を溜め、それを解消するために喧嘩に明け暮れていた。維新を成し遂げた男たちの中でも最強と呼ばれる剣心の存在を知って彼に近づき、その強さと心根の真っ直ぐさを気に入って共に戦うようになる。
相楽左之助（るろうに剣心）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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相楽左之助（さがらさのすけ）とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。
隠密御庭番衆
巻町操（まきまち みさお）
演：土屋太鳳
隠密御庭番衆の先代頭領の娘。徳川幕府の裏方仕事を担ってきた一族の末裔とは思えぬほど明るく元気な性格で、一部の仲間たちと共に消息を絶った四乃森蒼紫のことを慕っている。
蒼紫を探して旅をする中で剣心と出会い、当初は売り払って路銀にしようと彼の逆刃刀を盗み出す。しかし事情を聞いて以降は「志々雄を討つ」という彼に協力し、京都での活動における心強い仲間となった。
巻町操（るろうに剣心）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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巻町操（まきまちみさお）とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物で、京都御庭番衆（きょうとおにわばんしゅう）のひとり。若いながらも、くノ一として一目置かれ、御庭番衆御頭であった四乃森蒼紫（しのもりあおし）にも実力は認められている。本作主人公・緋村剣心（ひむらけんしん）とは東京から京都間の道中で知り合う。性格は明るく人情味があり、少々乱暴者。持ち前の明るい性格と、くノ一としての最たる実力で、仲間たちの先導役としてみんなを導いていく。
翁（おきな）／柏崎念至（かしわざき ねんじ）
演：田中泯
京都における隠密御庭番衆の長。表向きは年齢相応の落ち着きのある老人だが、内には歴戦の忍びとしての苛烈さとしたたかさを備えている。
「この国の民の平和と幸せを支えてきた」という隠密御庭番衆の歴史に誇りを持っており、政権が徳川幕府から明治政府に代わってもその活動を続けている。このため志々雄を倒さんとする剣心に全面的に協力する一方、「剣心を倒すために志々雄一派に与する」ことを選択した蒼紫には激しい怒りを抱き、自らの手で討ち果たそうとする。
柏崎念至（るろうに剣心）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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柏崎念至（かしわざきねんじ）とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、かつて御庭番最恐と恐れられた御庭番京都探索方の頭領。普段の顔は京都の料亭兼旅籠「葵屋」の隠居で、通称は「翁」。明治政府転覆を目論む志々雄一派の存在を知り、彼らと対立する緋村剣心に対して強引に協力を受け入れさせるなど我が儘な一面もある。日頃は飄々としたスケベ爺であるが、捕えた敵の手に釘と蝋燭を突き刺し拷問するなど、時に残忍性を見せる。戦闘能力も御庭番衆の先代御頭とも互角に戦える実力を持つ。
四乃森蒼紫（しのもり あおし）
演：伊勢谷友介
江戸で活動していた隠密御庭番衆を率いていた青年。歴代の隠密御庭番衆の中でも屈指の天才と目され、その優れた技量を縦横に振るって徳川幕府の敵を葬り続けていた。
しかしこれが仇となって明治維新後に処刑されそうになり、部下たちが決死の覚悟で割って入ったことで逃げ延びる。自分のために命を落とした部下たちに報いるため、「幕末最強は自分たち隠密御庭番衆だった」ことを証明しようと、志々雄一派に加担して最強の維新志士たる剣心を狙う。
四乃森蒼紫（るろうに剣心）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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四乃森蒼紫（しのもりあおし）とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆（おにわばんしゅう）最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎（現在の緋村剣心）を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。
明治政府関係者
斎藤一（さいとう はじめ）／藤田五郎（ふじた ごろう）
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目次 - Contents
- 『るろうに剣心 京都大火編』の概要
- 『るろうに剣心 京都大火編』のあらすじ・ストーリー
- 大久保利通の暗殺
- 新月村の攻防
- 逆刃刀・真打ちの入手
- 京都大火の阻止
- 甲鉄艦「煉獄」の出港
- 『るろうに剣心 京都大火編』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 緋村剣心（ひむら けんしん）／緋村抜刀斎（ひむら ばっとうさい）
- 神谷薫（かみや かおる）
- 剣心の新たな仲間たち
- 明神弥彦（みょうじん やひこ）
- 相楽左之助（さがら さのすけ）
- 隠密御庭番衆
- 巻町操（まきまち みさお）
- 翁（おきな）／柏崎念至（かしわざき ねんじ）
- 四乃森蒼紫（しのもり あおし）
- 明治政府関係者
- 斎藤一（さいとう はじめ）／藤田五郎（ふじた ごろう）
- 大久保利通（おおくぼ としみち）
- 志々雄一派
- 志々雄真実（ししお まこと）
- 瀬田宗次郎（せた そうじろう）
- 駒形由美（こまがた ゆみ）
- 佐渡島方治（さどじま ほうじ）
- 沢下条張（さわげじょう ちょう）
- 悠久山安慈（ゆうきゅうざん あんじ）
- 魚沼宇水（うおぬま うすい）
- 本条鎌足（ほんじょう かまたり）
- 刈羽蝙也（かりわ へんや）
- 夷腕坊（いわんぼう）
- 不二（ふじ）
- 才槌（さいづち）
- その他
- 比古清十郎（ひこ せいじゅうろう）
- 『るろうに剣心 京都大火編』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 剣心「今までありがとう。そして、さようなら」
- 赤空「我を切り刀鍛えて幾星霜 子に恨まれんとも孫の世の為」
- 志々雄「修羅がうごめく現世ほど、地獄にふさわしいと思わないか」
- 薫「必ず、必ず生きて」
- 『るろうに剣心 京都大火編』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 名優藤原竜也が演技に苦労した志々雄のメイク
- 『るろうに剣心 京都大火編』の主題歌・挿入歌
- 主題歌：ONE OK ROCK『Mighty Long Fall』