柏崎念至(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
柏崎念至(かしわざきねんじ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、かつて御庭番最恐と恐れられた御庭番京都探索方の頭領。普段の顔は京都の料亭兼旅籠「葵屋」の隠居で、通称は「翁」。明治政府転覆を目論む志々雄一派の存在を知り、彼らと対立する緋村剣心に対して強引に協力を受け入れさせるなど我が儘な一面もある。日頃は飄々としたスケベ爺であるが、捕えた敵の手に釘と蝋燭を突き刺し拷問するなど、時に残忍性を見せる。戦闘能力も御庭番衆の先代御頭とも互角に戦える実力を持つ。
柏崎念至の概要
柏崎念至(かしわざきねんじ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、通称「翁」と呼ばれている。京都の料亭兼旅籠「葵屋(あおいや)」の隠居。御庭番衆先代御頭の孫娘、巻町操(まきまち みさお)の育ての親であり日頃は飄々としたスケベ爺である。日本の覇権を握らんとする志々雄真実(ししお まこと)の野望の為に集められた武装組織「志々雄一派」と対立する主人公、緋村剣心(ひむら けんしん)に対して強引に自分たちの協力を受け入れさせる我が儘な一面もある。かつて御庭番衆最恐と呼ばれていた。志々雄一派の夜襲専用の隠密部隊である梟爪衆(きょうそうしゅう)が葵屋に奇襲を仕掛けた際、口を割らない梟爪衆に対して蠟燭と五寸釘を使い拷問。そして梟爪衆の一人の背中に文を刻み、志々雄一派の下にいる御庭番衆最後の御頭、四乃森蒼紫(しのもり あおし)への伝言とした。敵対者に対してはそういった残忍性を見せる。戦闘面においても御庭番衆先代御頭と互角の実力を持つ。「失った部下の墓前に最強という二文字を添える」ため、手段も状況も考えずに幕末最強と言われた剣客“人斬り抜刀斎”こと剣心を倒さんとする修羅へと堕ちた蒼紫との戦いにて、その実力を発揮する。
柏崎念至のプロフィール・人物像
性別:男性
年齢:69歳
身長:165cm
生年月日:1819年9月生まれ
血液型:AB型
CV:北村弘一(テレビ版)大木民夫(新京都編)
演:田中泯
巻町操の育ての親であり、料亭兼旅籠「葵屋」を営む。普段は飄々としたスケベな性格。しかし志々雄一派と対立する剣心に対して協力をする際にむりやり自分の要求を受け入れさせるなど、我儘な性格を見せることもある。その正体は御庭番京都探索方の頭領であり、歴戦の忍らしい残忍さも持つ。
柏崎念至の武器・必殺技
仕込み杖
普段から持ち歩く武器。中に鎖が仕込まれており、振り回して相手に叩きつける。
鉤棍(トンファー)
本気を出して戦闘する際に使用する武器。鋼鉄製で普通の刀では斬れない。
円殺轟鉤棍(えんさつごうこうこん)
間合いを詰めて反動を利用し、激しく回転させた鉤棍を敵に叩きつける技。
せくしいこまんどぉ
志々雄一派の夜襲専用の隠密部隊である梟爪衆の襲撃の際に放った技。相手の攻撃を腕でずらし、後頭部に裏拳を叩き込む。正式名称は不明。
柏崎念至の来歴・活躍
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
現役時代
現役時代は、御庭番衆最恐の人物として仲間たちの畏怖を集めていた。先代御頭と互角に渡り合う戦闘能力を持つ。そんなことから先代御頭の死後は次期御頭最有力候補に挙がっていたが、若き世代への期待から蒼紫にその座を譲る。そして自身は京都探索方に志願した。その後、蒼紫は天涯孤独となった操を育て旅をしていたが、危険な生活から遠ざける為に彼女は翁に預けられることとなった。
剣心への協力
京都の料亭兼旅籠「葵屋」の隠居となり、操の育ての親としての生活を過ごしていた。蒼紫にほのかな想いを抱く操は、その後たびたび葵屋を飛び出して彼を探しに遠出するようになる。ある時、操は旅先で出会った剣心という剣客と共に帰ってくる。翁は剣心の“左頬を隠した剣客”という出で立ちを見て、彼の正体が幕末時代に最強の人斬りとして名を馳せた緋村抜刀斎(ひむら ばっとうさい)であることを見抜く。更に剣心が京都に訪れた目的が、京都で不穏な動きをしている志々雄真実(ししお まこと)の一派を倒すためである事も察する。剣心からは蒼紫以外の御庭番衆たちが、頭領である蒼紫を庇って散るという最期を遂げたことが伝えられた。そしてその話を聞いた翁は、操を送り届けたくれた恩と御庭番衆の最後を看取ってくれた礼に剣心に協力しようと強引に持ち掛ける。強引さに負けて剣心は人探しを依頼をした。一人は折れた逆刃刀(さかばとう)に代わる刀を手に入れるために、逆刃刀を造った刀匠である新井赤空(あらい しゃっくう)。もう一人は剣心の使う技である飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の師匠、比古清十郎(ひこ せいじゅうろう)。この二人を出来るだけ早く探して欲しいと剣心は翁に頼む。翁は剣心の要求に応え、彼が志々雄一派と戦うための大きな力として活躍した。
修羅に堕ちた蒼紫との戦い
志々雄一派は途絶えた剣心の情報を集める為、その情報を持つと思われる元御庭番衆の京都のアジトである葵屋を夜襲専用の隠密部隊「梟爪衆」に襲撃させる。寝込みを襲うが、葵屋の仲間と共に梟爪衆を返り討ちにする。蠟燭と五寸釘を用いて拷問を行い、背中に志々雄一派のアジトにいる蒼紫に対しての伝言を彫り込む。拷問を受けてアジトに帰ってきた梟爪衆の背中の伝言を見て蒼紫は翁と戦う決意を固める。蒼紫は伝言の示した場所、京都を見渡せる高台にある小屋にたどり着く。翁は剣心を倒すために手段を選ばない修羅に堕ちた蒼紫を討伐するために現役時代の武器と忍装束を纏い、蒼紫を待ち構えていた。翁と蒼紫の戦闘が始まる。翁の使う鉤棍と蒼紫が操る小太刀二刀流(こだちにとうりゅう)が激しくぶつかり合う。小太刀二刀流は先代御頭の技であり、先代御頭と互角の実力を持つ翁はその攻撃を捌く。しかし先代御頭の技は捌けても、先代御頭の実力を超えた蒼紫の技は捌けない。そして蒼紫の技である回天剣舞六連(かいてんけんぶろくれん)に敗れる。翁は生きているのが奇跡とも言える重症を負い、意識を失った。
翁の頼み
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目次 - Contents
- 柏崎念至の概要
- 柏崎念至のプロフィール・人物像
- 柏崎念至の武器・必殺技
- 仕込み杖
- 鉤棍(トンファー)
- 円殺轟鉤棍(えんさつごうこうこん)
- せくしいこまんどぉ
- 柏崎念至の来歴・活躍
- 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
- 現役時代
- 剣心への協力
- 修羅に堕ちた蒼紫との戦い
- 翁の頼み
- 十本刀による葵屋への襲撃
- 剣心達への協力
- 実写版『るろうに剣心』
- 柏崎念至の関連人物・キャラクター
- 緋村剣心(ひむらけんしん)
- 巻町操(まきまち みさお)
- 四乃森 蒼紫(しのもり あおし)
- 黒尉(くろじょう)
- 白尉(しろじょう)
- 増髪(ますかみ)
- 近江女(おうみめ)
- 柏崎念至の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「儂がお前を潰す」
- 「隠密御庭番衆最恐と言われたこの儂に逆らうのは愚の骨頂じゃ」
- 柏崎念至の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 性格のモチーフ
- デザインモチーフ
- 本気になると髪が逆立つ