ARMORED CORE LAST RAVEN(アーマード・コア ラストレイヴン)のネタバレ解説・考察まとめ
『ARMORED CORE LAST RAVEN』(アーマード・コア ラストレイヴン)とは、『アーマード・コアシリーズ』の10作目で、ロボット兵器を操る傭兵「レイヴン」となって世界の命運を懸けた24時間の闘争に挑むPlayStation 2用アクションゲーム。
『ARMORED CORE NEXUS』の物語から数か月後。特攻兵器の猛威により人類が追い詰められる中、ジャック・O率いるレイヴン部隊が反乱を起こす。総攻撃のタイムリミット迫る中、主人公もまた1人のレイヴンとして戦場に赴く。
二の腕の部位に装備する新装備。ミサイルを放った際に追加で発射する小型ミサイルや、機体の方向を一瞬で変える旋回用ブースターなど、特殊な効果を持つものが多い。
インサイド
肩部分に装備するパーツ。ミサイルを誘導するデコイから機体後方に爆雷を放つものまで様々で、攻防の補助を行うものが多い。
MISSION(ミッション)
アライアンスまたはバーテックスからの依頼を引き受けるモード。ミッションの承諾が確認されると、組み上げたACに乗って出撃する。
出撃するたびに時間が経過し、新たなミッションが依頼され、それ以前のものは選べなくなる仕様となっている。各ミッションにはアライアンスもしくはバーテックスにどれほど加担したかのポイントが割り振られており、それによってストーリーが分岐していく。
ミッションごとの目的を達成すれば報酬が得られる。この時、使用した実弾やACの修理費などが差し引かれるため、効率的に金を稼ぐには装備や立ち回りにも注意が必要となる。
VR ARENA(ブイアール アリーナ)
VIRTUAL ARENA(バーチャルアリーナ)の略。コンピュータ上に登録されているレイヴンたちのデータとの対戦を行うモード。自分で掛け金を払い、勝てばそれが増えて戻ってくる形となっている。
登録されているレイヴンたちは個々にオリジナルのACを所有しており、機動力に優れたものから火力の高いもの、ネタとしか思えないものまで多種多様。戦い方もその特徴に合わせたものとなっており、プレイヤーを飽きさせない工夫が成されている。
MAIL(メール)
ミッションをクリアしたり、一定の条件を満たすと、アライアンスやバーテックス、個々のレイヴンたちからメールが届く。本作の世界観を知るための重要な情報源となっている。
SHOP(ショップ)
金を払ってACのパーツを購入する。一度買ったパーツはASSEMBLEで自由に付け替えることができる。同じ値段で売り払うことも可能。
ゲームの進行に合わせて新商品が入荷することがある。
SYSTEM(システム)
ゲームのセーブやロードを行う。
『ARMORED CORE NEXUS』や『ARMORED CORE NINE BREAKER』のデータがあれば、機体やエンブレムをデータコンバートで持ち越すことが可能。ただし本作からそれらの作品へのデータコンバートは不可能となっている。
『ARMORED CORE LAST RAVEN』の登場人物・キャラクター
主要人物
主人公
レイヴンとして戦場を駆けるプレイヤーの分身。外見、年齢、性格、果ては性別に至るまで一切情報がなく、ゲーム中にしゃべることもまったくない。
どのような人物なのかはプレイヤーが自由に想像する形になっている。ファンからは『ARMORED CORE NEXUS』の主人公と同一人物の可能性も指摘されている。
シーラ・コードウェル
CV:深見梨加
主人公のマネージャー兼専属オペレーター。主人公がミッションで得る報酬から歩合で給料をもらっているため、その成否に露骨に一喜一憂する。その際「報酬を増額してくれ」との話を臆面もなく始めるなどちゃっかりした性格だが、運命共同体でもある主人公を気にかけ、彼が無事に戻ると素直に喜んでいるようである。
エド・ワイズ
主人公専属のリサーチャー。ミッションの内容をレポートにまとめて報告してくれるが、仕事ぶりは容赦も遠慮も無く、内容は辛辣なものが多い。
それでも主人公の実力と人柄を信頼しており、本作のラストは「なぜ主人公は最強のレイヴンと成り得たのか」という彼のレポートで締めくくられる。
バーテックス
ジャック・O
CV:津田健次郎
バーテックスのリーダー。レイヴンとしても屈指の実力者で、かつてレイヴンたちが所属していたレイヴンズアークでも重鎮として活動していた。
特攻兵器の制御を担うインターネサインと、これを守護するパルヴァライザーを発見し、これの破壊を試みるも「自分の手には負えない」と断念。時間が限られた中で世界の命運を託すに足る猛者を探すため、「アライアンスの解体とレイヴンによる新たな秩序」を標榜してバーテックスを発足。生き残った全てのレイヴンを巻き込む闘争を開始した。
『ARMORED CORE NEXUS』で登場した時と比べて声優が変更になっており、ファンの間では「別人なのではないか」との説も存在する。
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目次 - Contents
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』の概要
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』のあらすじ・ストーリー
- 特攻兵器の襲撃
- バーテックスの反乱
- 6+1の分岐
- アライアンス圧倒ルート
- アライアンス優勢ルート
- バーテックス圧倒ルート
- バーテックス優勢ルート
- 中立共闘ルート
- 中立決戦ルート
- 追加ルート
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』のゲームシステム
- GARAGE(ガレージ)
- コアパーツ
- 脚部
- 腕部
- 頭部
- ジェネレーター
- ラジエーター
- FCS(Fire Control System/火器管制)
- ブースター
- 腕武器
- 肩武器
- エクステンション
- インサイド
- MISSION(ミッション)
- VR ARENA(ブイアール アリーナ)
- MAIL(メール)
- SHOP(ショップ)
- SYSTEM(システム)
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 主人公
- シーラ・コードウェル
- エド・ワイズ
- バーテックス
- ジャック・O
- 烏大老(ウーターロン)
- アライアンス
- エヴァンジェ
- モリ・カドル
- 中立派
- ジナイーダ
- リム・ファイアー
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』の用語
- アライアンス
- バーテックス
- 特攻兵器
- インターネサイン
- パルヴァライザー
- ドミナント
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ジナイーダ「レイヴン、その称号はお前にこそ相応しい」
- 『ARMORED CORE LAST RAVEN』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ネットミームとなった「ドミナント」
- リム・ファイアーの声優武村大は本作のディレクター