愚地独歩(刃牙)の徹底解説・考察まとめ

愚地独歩(おろち どっぽ)とは板垣恵介原作『刃牙シリーズ』に登場する空手の達人。空手団体「神心会」の総帥で「武神」「虎殺し」の異名を持つ。三戦(さんちん)を始め様々な構えや散眼など古くから伝わる技も実戦で使ってみせる。第1作『グラップラー刃牙』では地上最強の生物と呼ばれる範馬勇次郎と地下闘技場で戦い、最大トーナメントにも参戦する。第2作『バキ』では最凶死刑囚との戦いに加わり神心会を代表して活躍。第4作『刃牙道』ではクローン技術で蘇った宮本武蔵と対決し、第5作『バキ道』では力士の猛剣と戦う。

「強くなりてェんだよ」

渋川剛気に敗れ、悔しがる愚地独歩

シリーズ第1作『グラップラー刃牙』最大トーナメントの準々決勝で、渋川剛気に敗れた後のセリフ。「強くなりてェんだよ」と自分が神心会館長を退任し、修行の旅に出る。館長は息子の愚地克巳が引き継いだ。独歩がいまだに一流の強さを保っていられるのは、強くなりたいという強い信念によるものだ。

「矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいやァ」

廻し受けを成功させ、自信満々の愚地独歩

シリーズ第2作『バキ』のドリアン戦にて、愚地独歩の代表的な技「廻し受け」で火炎攻撃を防いだ時のセリフ。「矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいやァ」と独歩には通常の武器では太刀打ちできない。

愚地独歩の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

若い頃のエピソードが描かれた『バキ外伝 拳刃』

若い時の愚地独歩

愚地独歩の若い頃のエピソードは『バキ外伝 拳刃(けんじん)』で描かれる。虎殺しのエピソードはもちろん、範馬勇次郎の父親である勇一郎とも出会っている。

愚地独歩のモデルは大山倍達と中村日出夫

愚地独歩のモデルは立場と経歴の部分は大山倍達(おおやま ますたつ)、空手家としての部分は中村日出夫(なかむら ひでお)と、複数の人物をモデルとしている。大山倍達の存在は作中で語られており、独歩と同じ世界に存在している。

『範馬刃牙』での奇行

シリーズ第3作『範馬刃牙』の独歩は強者との対戦が無い為、出番が少ない。そこで独歩は街を徘徊して喧嘩を売る奇行に走る。偶然出会った名の知れた格闘家がいたが、一撃で倒してしまう。いつか殺人を犯してしまうのではと独歩は自分自身に不安を感じていた。

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J・ゲバル/純・ゲバル(じゅん・ゲバル)とは、『刃牙シリーズ』の第3部作目、『範馬刃牙』に登場する個性溢れる強者の1人で、アメリカ合衆国のアリゾナ刑務所に収容された囚人。ミスター2(セカン)と呼ばれる。2というのは実力ナンバー2という意味ではなく、2代目という意味である。初代はビスケット・オリバで、世代交代のための対決が行われる。オリバとの対決の前にも、総合格闘家やマウスとの対決でその強さが描かれており、強さだけでなく端正なルックスとユーモアのある口調からファンも多い。

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