【進撃の巨人】アニ「ライナー」 ライナー「ほらよ」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。同郷の3人組が中心のSSです。言葉なしで通じ合えるアニとライナーに嫉妬するベルトルト。ベルトルトはなんとかアニと仲良くなろうと奮闘しますが…。
アニ「ライナー」 ライナー「ほらよ」
出典: twitter.com
1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 12:01:36 ID:PlLL0ww6
食堂
アニ「ライナー」
ライナー「ほらよ」つ醤油
ベルトルト「……」
ライナー「アニ」
アニ「はい」つソース
ベルトルト「……」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 12:06:40 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「アニ」
アニ「……」
ベルトルト「アニ、ねぇってば」
アニ「……なんだい、あんまり話していると同郷だってバレちまうだろ?」
ベルトルト「いや、あの、しょ、醤油を取ってほしいなぁって……」
アニ「ハァ?それならそうとはじめから言ってよ」
アニ「名前だけ呼ばれてもわからないよ」
ベルトルト「……」
ライナー「アニ」
アニ「はい」 つマヨネーズ
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 12:49:01 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「アニ」
アニ「……」
ベルトルト「アニ、ねぇってば」
アニ「……なんだい、あんまり話していると同郷だってバレちまうだろ?」
ベルトルト「いや、あの、しょ、醤油を取ってほしいなぁって……」
アニ「ハァ?それならそうとはじめから言ってよ」
アニ「名前だけ呼ばれてもわからないよ」
ベルトルト「……」
ライナー「アニ」
アニ「はい」 つマヨネーズ
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 12:55:44 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「……」シュン
ライナー「ベルトルト」
ベルトルト「な、なんだいライナー」パァ
ライナー「いや、その、それ取ってくれ」
ベルトルト「『それ』じゃ分かんないよ、ライナー」
ライナー「すまん、名前を忘れちまった、えーっと」
アニ「つまようじ、だろ」 つ つまようじ
ライナー「おぉ、そうだそうだ、ありがとうアニ」 ポンポン
アニ「まったく……」
ベルトルト「……」
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:00:57 ID:PlLL0ww6
ベルトルト(どうしよう)
ベルトルト(さっきから二人の会話が立体起動していてまるで理解できない)
ベルトルト(なんで名前呼ぶだけで理解できるんだよ)
ベルトルト(確かに会話しすぎると同郷なことがバレる可能性があるから控えようねとは言ったけども)
ベルトルト(誰が高度に暗号化しろって言ったよ……)
アニ「ライナー」
ライナー「おぅ」 つ水
ベルトルト(僕には無理だ……)
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:07:14 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「……」モグモグ
ライナー「……」チラ
アニ「今日のベルトルト、ちょっと様子が変だね」ボソボソ
ライナ「……」
ライナー「あぁ、もしかしたら俗に言うホームシックかもしれん」ボソボソ
アニ「なにそれ?」ボソボソ
ライナー「故郷にものすごく帰りたくなるあれだよ」ボソボソ
ライナー「お前が開拓地でよく『お父さん、お父さん』って言って俺にしがみついてきてた奴」ボソボソ
アニ「黙れ」 ドゴ
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:13:26 ID:PlLL0ww6
ライナー「うっぷ」 ゲホゴホゲホ
ライナー「お前食事中に腹を殴るやつがあるか!!?」ガタッ
アニ「あんたが悪い」モグモグ
ライナー「なんだと!!?」イラっ
アニ「汚い、うるさい」モグモグ
ライナー「おいちょっ「ライナー」」
ライナー「……ん?」
ベルトルト「ライナー、うるさいよ……」
ライナー「あ、あぁ、すまん……」
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:18:35 ID:PlLL0ww6
ライナー「なんか怒ってるな」ボソボソ
アニ「あんたのせいだよ」ボソボソ
ベルトルト「ねぇ、ライナー」
ライナー「は、ハィ!!」
ベルトルト「……さっきからアニと二人で内緒話もいいけれど」
ベルトルト「ここに来た目的を忘れたわけじゃないよね」
ライナー「あ、あぁ」
ベルトルト「……」ハァ
ベルトルト「もういい、先に部屋に戻ってるよ」ガタ
ライナー「お、おい!!」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:21:29 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「……」ガチャン
ライナー「いっちまった」
アニ「ライナー」チラ
ライナー「だから俺のせいじゃないって!!」
アニ「ジ-----」<●> <●>
ライナー「あぁ、もう!後で話聞いておけばいいんだろ?」
アニ「分かればよろしい」モグモグ
ライナー「はぁ、もうなんなんだよ」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:37:11 ID:PlLL0ww6
訓練所の寮
ベルトルト(まだ夕食の時間だからか、誰も寮にはいないなぁ)ガチャ
ベルトルト(……)
ベルトルト(気晴らしに本でも読もう)パラパラ
ベルトルト(……こんな日だってあるさ……でも)
ベルトルト(アニもライナーも僕も同じ時間を過ごしてきたはずなのに)
ベルトルト(アニとライナーはすごく仲がいい)
ベルトルト(僕の方がアニのこと……)
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:40:16 ID:PlLL0ww6
ベルトルト(そもそもライナーはなんだよ)
ベルトルト(同郷だって疑われるからって話すなって言ってるのに)
ベルトルト(ご飯のときにはいつもアニとベタベタ)
ベルトルト(名前呼ぶだけで通じ合うとか最早恋人の域だよ)
ベルトルト(うらやましい……)
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:43:22 ID:PlLL0ww6
ベルトルト(いやいやいやいや、何を考えているんだ僕は)
ベルトルト(ライナーも別に下心があってアニと話しているわけじゃない)
ベルトルト(昔から二人は気が合ったじゃないか)
ベルトルト(危ない危ない、危うく仲間割れの危機だった)
ベルトルト(それでも……)
???「なにやってるの」ヒョイ
ベルトルト「!!?」ビク
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:45:51 ID:PlLL0ww6
アルミン「あれ?もしかして考え事してた?」
ベルトルト「なんだ、アルミンか……」
アルミン「なんだとは酷いね」ムッ
ベルトルト「あぁ、ごめんごめん」
アルミン「隣、いいかな?」
ベルトルト「どうぞ」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:51:48 ID:PlLL0ww6
アルミン「……」パラ
ベルトルト「……」パラ
ベルトルト(アルミンもそういうえばエレンとミカサと三人組なんだよね)チラ
ベルトルト(ミカサとエレンは特別仲がいいけれど、アルミンはどう思ってるんだろう)
ベルトルト「……あ、あのさ」
アルミン「ん?なに?」
ベルトルト「えっと、突然変なこと聞いて悪いんだけど」
アルミン「いいよいいよ、ベルトルトと普段あんまり話さないし」ペラ
アルミン「僕でいいなら相談に乗るよ?」ニコ
ベルトルト「えっ?」バサ
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:53:47 ID:PlLL0ww6
アルミン「あれ?相談事じゃないの?」
アルミン「食堂にいた時もなんか浮かれない顔だったし」
アルミン「さっきも険しい顔してたし相談に乗ろうかなと思ったんだけど」
ベルトルト(見られてたのか……)
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 13:57:41 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「アルミンはなんでもお見通しか」
アルミン「どういたしまして、で、何の相談?」
アルミン「僕でいいなら話してよ、力になれるかもしれないよ」ニコ
ベルトルト(アルミンになら別に話してもいいか)
ベルトルト「別に相談ほどの話じゃないんだけれど」
アルミン「別にいいよ!」ニコ
ベルトルト「アルミンってミカサとエレンのことどう思ってるの?」
アルミン「えっ……」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:00:03 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「え、いや、ごめん、変な質問だよね」オドオド
アルミン「いやいや、ちょっと驚いただけだよ!」
アルミン「エレンとミカサかぁ……友達だし幼馴染だよねぇ」
ベルトルト「……」
アルミン「あれ、この答えじゃ不満かな?」
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:04:34 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「いや、まぁ普通そうだよね」
ベルトルト「じゃあもうちょっと踏み込んで質問するけれど」
ベルトルト「二人に嫉妬したりしないの?」
アルミン「……嫉妬?なんでさ」
ベルトルト「ミカサもエレンも何故か特別仲がいいだろう?幼馴染とかじゃなく、男女の仲みたいな」
アルミン「んー……まぁそばから見ているとそうだね」
ベルトルト「二人に置いてけぼりにされたりしない?」
アルミン「まぁ、色々あるよ」
アルミン「でも」
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:12:20 ID:PlLL0ww6
コニー「ただいま--------!!!」バァン!!!!!!!!
アルベル「うわっ!!」ビクゥ
マルコ「コニー、ドアが壊れるだろ!」
コニー「ジャン風呂入ろうぜ!!疲れた!!」グイグイ
ジャン「おいおい引っ張るな馬鹿野郎!!」
コニー「馬ならここにいるが、鹿はどこだ!!?」ヘラヘラ
ジャン「なんだと!!?」 ワ-ワ-
アルミン「……この相談はまた次に持ち越しだね」チラ
ベルトルト「あ、あぁ、また頼むよ」(聞きそびれた……)
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:18:53 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「あれ?ライナーは?」
マルコ「ライナーなら、アニと教官室に行くって言ってたけれど……ベルトルトは一緒じゃないのかい?」
ベルトルト「そっか……じゃあ僕も先にお風呂に入って寝るよ」
ベルトルト(ライナーもアニも何してるんだよ……)ハァ
アルミン「……」チラ
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:39:35 ID:PlLL0ww6
夜 ベッド
ライナー「遅くなってすまんな」ヨイショ
ベルトルト「何しているんだよ、みんなもう寝ちゃったよ?」
ライナー「いや、クリスタと一緒に馬小屋の掃除を「ライナー」」
ベルトルト「冗談はいいよ。教官室に何しに行ったの?」ジッ
ライナー「なんだ知ってたのか、バレるとと怒ると思って明日まで秘密にしようと思ってたんだが……」アハハ…
ベルトルト「……何の話?」
45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:47:08 ID:PlLL0ww6
ライナー「お前今日の晩飯の時になんかイラついていたろ?」
ベルトルト「まぁね」
ライナー「それでアニと話し合ったんだが、恐らくお前はホームシックだろうという結果になった」
ベルトルト「はぁ?」
ライナー「だからすこしでもその寂しさを癒せるように明日の休み、三人で遊びに行こうってなって外出届を出してきた」
ベルトルト「馬鹿なの?」
ベルトルト「アニと三人で行動すると同郷だってバレるとあれだけ……」
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:51:32 ID:PlLL0ww6
ライナー「絶対言うと思った、が、そこは心配しなくていい」フッ
ベルトルト「?」
ライナー「あとな、ベルトルト」ズイ
ベルトルト「な、なんだい?」タラ
ライナー「そんなに控えめにしか感情を出さないからアニもお前に気づかないんだぞ?」
ベルトルト「えっ??///」
47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 14:57:34 ID:PlLL0ww6
ライナー「実はというと、ホームシックだとかそういう話はアニを納得させるための嘘だ」
ベルトルト(アニそれで納得したんだ)
ライナー「お前、最近アニと俺が話していると何故か黙るだろ?」
ライナー「それで俺は考えた」
ライナー「お前はアニがいると恥ずかしくて話せなくなるんじゃないかと」
ベルトルト「うん、元々僕はあまり話さないけどね」ハァ
ライナー「まぁ待て待て、話はまだ続く」
48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 15:04:37 ID:PlLL0ww6
ライナー「つまり、お前はその……アニに惚れているんじゃないかと」
ベルトルト「なんでそうなるのさ」ハァ
ライナー「じゃあさっきの反応はなんだ?」ニヤ
ベルトルト「驚いただけだよ」イラ
ライナー「ほぉー」ニヤニヤ
ベルトルト(うざいな)
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 15:06:45 ID:PlLL0ww6
ライナー「それは置いといて、とにかくアニもお前が最近元気ないから心配しているようだし」
ライナー「話せる仲間も訓練の時にはいないからストレスが溜まっているようだ」
ライナー「ストレス溜めてばっかりじゃ俺らの任務にも支障が出るし、たまにはいいんじゃないか?」
ベルトルト「……そうだね、もうどうでもいいよ、おやすみ」
ライナー「寝坊すんなよww」
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 15:09:04 ID:PlLL0ww6
ベルトルト(久しぶりに三人で休暇か)
ライナー「ZZZZZZZZ」
ベルトルト(色々心配だけど、大丈夫かな)
ライナー「ZZZZZZZZ」
ベルトルト(でも、二人とも僕を心配してくれていたんだなぁ)
うれしい
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 15:12:32 ID:PlLL0ww6
ライナー(なんか冗談でアニのこと好きだろって聞いたらマジで反応返ってきたし、驚いたな)
ライナー(これは明日は空気読んだ方がいいか)
ライナー(頑張れよ、ベルトルト)
53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 16:22:06 ID:PlLL0ww6
次の日 トロスト区 市街地
ベルトルト(……遅い)
ベルトルト(アニもライナーもプライべートなこととなると、かなり時間にルーズになるよね)
ベルトルト(9時集合なのにもう40分も経ってるよ)
ベルトルト(それにやっぱりアニと行動するのは危険だと思うし……)
ライナー「おーい、ベルトルト」
ベルトルト「!」
54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 16:29:25 ID:PlLL0ww6
ライナー「はぁー疲れた」ハァハァ
ベルトルト「遅かったじゃないか、何してたの?」
ライナー「いやぁー寝坊しちまったアッハッハ(棒)」
ベルトルト「昨日あれだけ注意するように言ったのに」
ライナー「すまんな、で、アニは?」
ベルトルト「えっ、まだだよ?」
ライナー「えっ」
ライナー(折角アニとベルトルトを二人きりにしようという作戦が……アニはどこにいるんだ?)
??「ねぇ」
ライベル「?」
55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 16:46:04 ID:PlLL0ww6
アニ「あんたらの身長の高さからじゃ、あたしは見えないってことでいいの?」ゴゴゴゴゴ
ベルトルト「う、うわ!!い、いつからそこにいたの?アニ!」ビク
アニ(待ち合わせの10分前にはいたよ、久しぶりの三人での外出だから楽しみで寝れなかったよ)
アニ「さっき」フイッ
ライナー「それにその格好、どうした!!?」
アニ「この服?クリスタから町に遊びに行くといったら貸してもらえた」
ライナー「そ、その、かわいいぞ」(なんとかアニの怒りを収めなくては(汗
アニ「えっ………///」
アニ「そ、その、あ、ありがとう///」プイ
ライナー「お、おぅ」(なんか知らんがうまくいった)
ベルトルト「……」(ん?)
57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 16:51:03 ID:PlLL0ww6
アニ「……ライナー」グイ
ライナー「おう、じゃあ三人そろったしそろそろ出発するか」(アニもこの服装なら三人でもいてもバレないな、俺たちが気づかないんだもの)
ベルトルト「どこ行くの?」
ライナー「んー……アニ、あそこはどうだ?」
アニ「そうだね、市場にでも行こう、朝市がまだやっているはず」
ベルトルト「いいよ、行こう」(またここでも会話の立体起動が…)
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 16:54:44 ID:PlLL0ww6
トロスト区 朝市
ベルトルト「何か欲しいものでもあるの?」
ライナー「いや、別に。正直昼飯食べる店くらいしか今日のプランは決めてないしな」
アニ「はぁ……あんたと一緒にいると飽きなくていいよ」
ライナー「そうか?」
ベルトルト(皮肉だと気づけ)
60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 16:59:15 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「無難に雑貨でも見る?」
ライナー「そうだな」(おぉ、ベルトルト、ここは雑貨屋でアニにプレゼントでも買ってあげる作戦か)
アニ「私は二人が生きたいならどこでもいいよ」(楽しい)
62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:07:43 ID:PlLL0ww6
雑貨屋
ベルトルト「てか、雑貨見るなら朝市にわざわざ来なくてもよかったよね」ハハハ
アニ「はじめにライナーが行こうっていうから」(朝食食べれなかったから腹が減ってるんだよ……)
ライナー「え、俺のせいかよ!!」(朝飯食ってないから腹減ってるんだがな…)
ベルトルト「まぁまぁ、ぶらぶらするのも楽しいし大丈夫だよ!」
63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:14:20 ID:PlLL0ww6
ライナー「なかなか女の子っぽいお店だな」キョロキョロ
アニ「ベルトルトはともかく、あんたがこの店にいると変態だね」
ライナー「なんだとぉ?お前も大概だろうが」
アニ「フフフ、あ、これかわいいね」 つ髪留め
ライナー「あ?俺は別に髪留めなんて要らないぞ?」
アニ「はぁー、物解りが悪いね、女の子に払わせる気?」ジロ
ライナー「……これなら荷物持ちの方がマシだな」(とぼけても無駄でした)ハァ
ライナー「分かった、久しぶりの外出だからな、買ってやるよ」
アニ「どうも」ルンルン
ベルトルト(あれ、何この疎外感)
64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:17:37 ID:PlLL0ww6
ライナー(はっ、しまった、ベルトルトとアニの関係を発展させるのが目的なのに俺がプレゼントしてどうすんだ)
ライナー「……」
アニ「どうしたんだい?」
ライナー「えっと、やっぱこれお前に似合わないくないか?」
アニ「」
ドゴォ!!!
65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:23:17 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「ちょ、ちょっとアニ!!店の中で暴れないでよ!!」
アニ「うるさい、コイツが悪い」ゲジゲジ
ライナー「痛い痛い!!ちょ、止めて!!!!」
ベルトルト「僕が買ってあげるからさ、ね?!!!」
アニ「えっ」
アニ「別にもういいよ」シュン
ベルトルト(えっ……)
アニ「……別の店に行かないかい?」クイクイ
ベルトルト「うん……」
ライナー「いや、なんか本当にすまんかった」アセアセ
アニ「別にいいよ、元々冗談のつもりだったし」
67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:31:31 ID:PlLL0ww6
アニ「……」
ベルトルト「……」(ホモのせいで気まずい空気に)
ライナー(なんか知らんが気まずい……)
アニ「」グゥ
ベルトルト「あ、あれ?アニおなか減ってるの?」
アニ「減ってない」
ベルトルト「でもさっき腹の音が聞こえたよ」
アニ「鳴ってない」
ライナー「どうせお前のことだから朝飯食ってないんだろwww」グゥウウウ
「……」
三人「あはははははwww」
ベルトルト「あそこで何か買おう!」
69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:37:37 ID:PlLL0ww6
なんか甘い匂いのする店
店員「いらっしゃいませー」
アニ「なんか甘そうな……なにこれ?ケーキ?」
店員「マフィンです!おいしいですよ?」
ライナー「うーむ、あんまり腹が膨れそうにもないが、あんまり食うと昼飯食えないしな…」
ベルトルト「おいしそうだし、僕これでいいよ」
アニ「…私もこれでいい」
ライナー「そうか、じゃあこれ3つください」チャリン
店員「どうもー」
ライナー「向こうの公園のベンチで食おうぜ」
70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:43:14 ID:PlLL0ww6
公園
ベルトルト「ふわふわだね」モグモグ
アニ「なかなかうまいね」モグモグ
ライナー「そうだな……あっ」モグ…
ボト
ライナー「あああああ!!」ガ-ン
ベルトルト「あーあ、もったいない」モグモグ オイシ-
アニ「うるさい」モグモグ
ライナー「いや、でもよ、あぁ、なんで落としちゃうかなぁ……俺」シュン
ライナー「でも三秒ルールで拾ったらまだ食えるか?」
ベルトルト「やめといた方がいいよ」アハハ
ライナー「だよなぁ……」シュン
アニ「……」
72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 17:47:45 ID:PlLL0ww6
アニ「食べる?」ズイ
ライナー「は?」
アニ「あたし甘すぎるの苦手なんだよ。だから食べる?」
ライナー「え、でもさっきうまいって」
アニ「……」 パクッ!! ←一口で全部食った
ライナー「え、ちょ、まだ返事まだだったろ!!」
アニ「遅い」モグモグ
ベルトルト(……ナチュラルに間接キスをするところだったな、いやでもそんな下心アニにはないはず)
ベルトルト(今は久しぶりの三人での休暇を楽しむんだ!!)
ベルトルト「……うまい」モグモグ
76: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 18:02:47 ID:PlLL0ww6
----------------------------------------
ベルトルト「次、どこ行こうか?」
アニ「そろそろお昼時だねぇ」
ベルトルト「そういえばライナー、昼食の店の当てはあるって言ってたよね」
ライナー「ん?あぁ、前サシャと町に来た時に食べた店がうまくてな、それを紹介しようと思って」
アニ「サシャと?二人で?」
ライナー「もちろん荷物持ちだ」アハハ
アニ「……だろうね」
ベルトルト「……ライナーもお腹減ってるだろうし、早くそのお店、行こうよ!」
ライナー「おうよ」ヨッコラセ グゥゥウウウ
78: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 18:09:40 ID:PlLL0ww6
ちょい奥に入ったところにある庶民に人気のありそうなレストラン
店員「いらっしゃいませー」カランコロン
ライナー「三人で」
店員「あちらの席にどうぞー」
79: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 18:14:19 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「こんなところにお店があったんだぁ」
アニ「ライナー」
ライナー「うぃ、料理はサシャのお墨付きだぜ」 つメニュー
アニ「芋女と筋肉だるまが大丈夫でも普通の人には無理かもしれない」フィ
ライナー「かわいくない奴だ」ムッ
ベルトルト「仲良くしようよー……」
80: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 18:17:19 ID:PlLL0ww6
ライナー(結構時間が経ったが、全くベルトルトとアニの仲が進展しない)
ライナー(それどころか心なしかアニの機嫌が悪くなってきているような……)
ライナー(しっかりしてくれよベルトルト)
アニ「じゃああたし、これで」
ベルトルト「じゃあ僕これかな」
ライナー「二人とも思ったよりがっつり食べるのな…」←ライナーの奢り
82: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 18:23:38 ID:PlLL0ww6
店員「お待たせしましたー」
ベルトルト「うわぁ、確かにおいしそうなハンバーグだ!」ウヒョ-
ライナー「だから言ったろう?サシャのお墨付きだって」フン
アニ「確かに人間用の肉みたいで安心した」ボソ
ライナー「ブレないのな」
三人「いただきまーす!!」
83: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/13(火) 18:31:31 ID:PlLL0ww6
ベルトルト「うまい!!」モグモグ
ライナー「だろ?だろ?」パァ
アニ「……」
ライナー「どうした?アニは食べないのか?」
アニ「あたし、熱いの無理なんだ」
ライナー「なんだ、そんなことか」スッ
ハンバーグを切る
↓
フォークに刺す
↓
フーフーする
ライナー「ほらよ」ズィ
アニ「あ、あんたねぇ///そんなことしなくても食べれるよ」
ライナー「そうか?変な奴だな」キョトン
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進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
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進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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