【進撃の巨人】ユミル「お前、ダズ助ける気あるのか?」クリスタ「え?」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。雪山での訓練で遭難したクリスタとユミル、ダズ。ユミルから「ダズを助ける気がない」と指摘されたクリスタですが、実はただユミルに運んでもらう方法を思いつかなかっただけでした。

ユミル「お前、ダズ助ける気あるのか?」クリスタ「え?」

1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 15:57:34 ID:qk0FdwxA
※進撃のSSです

―――雪山

クリスタ「…」

ユミル「なんで私に助けを求めないんだ?ガキみたいな体のお前より私が運んだ方が効率的だと思うが。」

クリスタ「…」

ユミル「お前さぁ…」

ユミル「やっぱダズ助ける気ねぇだろ?」

クリスタ「…」

クリスタ(本当だ、思い付かなかった…)

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 16:27:23 ID:qk0FdwxA

ユミル「…お前、このまま死ぬつもりだったんだろ?なぁ?」

クリスタ(いやいや、ただ単にユミルに運んでもらうって方法が思い浮かばなかっただけなんだけど…)

ユミル「ダメだろ…クリスタは良い子なんだから。この男が助かるためにはどうすべきか…私に聞いたりする姿勢を一旦は見せとかないと…なぁ?」

クリスタ(え?待って、ちょっと待って)

ユミル「自分が文字通り死ぬほど良い人だと思われたいからって、人を巻き添えにして殺しちゃあ…そりゃ悪い子だろ?」

クリスタ(うわあ、どうしよう、勝手に話がどんどん進んでる…早く誤解を解かなきゃ)

クリスタ「違う…私は…そんなこと…」

ユミル「…」

クリスタ「私は…思い付かなか」

ユミル「お前だろ?家から追い出された妾の子ってのは?」

クリスタ「ちょっと静かにしてよ最後まで喋らせて!!!」

ユミル「そうか…やっぱりお前だったか」

クリスタ「」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 16:41:32 ID:qk0FdwxA

ユミル「…たまたま耳にしただけだ…内地のとある教会で」

クリスタ(あぁ、これまた話が長くなるパターンやで!!)

ユミル「物騒な話だな。偉いとこの跡取りの位置にお前が」

クリスタ「それよりダズ!!早くダズ助けなきゃ!!」

ユミル「血は直系だが不貞の子に不相応だのでもめた挙げ句…」

クリスタ「聞いてよ!!!」

―――十分後

ユミル「偶然にも第2の人生を得ることが出来てな、私は生まれ変わった!!だがその際に…」

クリスタ「…」

ダズ(早く助けてよ)ジー

クリスタ(どうしよう…ただユミルに運んでもらうって方法が思い浮かばなかっただけでここまで長い話なるなんて…ダズが早く助けて欲しそうに見てるし)

ユミル「…何でその殺意が自分に向くんだよっ!!?」

クリスタ「ふぁい!!?」ビクッ

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 16:47:46 ID:qk0FdwxA

ユミル「…あの明かりを見ろ。この崖の下に丁度基地が見える」

クリスタ「あ、うん」

ユミル「ここからダズを下に落とす…運良く無事に落ちた先に人がいて気づけば…もしかしたら助かるかもな」

クリスタ「良かった、やっとダズ助ける話に戻った」

ユミル「こいつにゃもうそれしかねぇよ…」

クリスタ「でもユミル!それじゃ落ちて死ぬだけだよ!!」

ユミル「うるせぇ!」バッ

クリスタ「イタイッ!」

ユミル「私がやっとくから先行っとけ」ブンッ

ゴロゴロゴロゴロ

クリスタ「あ~れ~」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/21(金) 16:58:53 ID:qk0FdwxA

―――ダズは助かり、基地周辺にて

クリスタ「…あの崖から?」

クリスタ「ロープなんかなかったはず…あったとしてもあんな崖…」

ユミル「…」

クリスタ「どうやってあそこからダズを降ろしたの?」

ユミル「…」

クリスタ(…あ、今なら落ち着いてるし、ちゃんと話して誤解解いておこう)

クリスタ「そういえばユミル…あの雪山での事だけど、あれは」

ユミル「いいぞ、お前になら教えてやっても」

クリスタ「あ、ちょっと待って」

ユミル「ただし約束だ…」

クリスタ「…」

ユミル「私がその秘密を明かした時、お前は…元の名前を名乗って生きろ」

クリスタ(言いにくい空気になった)

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 12:32:11 ID:c1yV.VLM
―――数年後 ウトガルド城

巨人「…」バキッバキッ

クリスタ「あぁ…ナナバさんが…ゲルガーさんが…」

ユミル「…」

クリスタ「くっ!!」ブンッ

ユミル「やめろ、落ちるぞ!」

クリスタ「でも…」

ライナー・ベルトルト「…」

コニー「くそ、何かやる事はねぇのかよ!!……せめて、何か武器があれば…戦えるのにな」

クリスタ「…私も、戦いたい。そしたら、私も…一緒に戦って死ねるのに!!」

クリスタ(あ、今のはちょっと気合い入れすぎたかな)

ユミル「…」ジロッ

クリスタ(は、この視線は!?)

16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 12:32:44 ID:c1yV.VLM

ユミル「お前…まだそんな事言ってんのか?」

クリスタ「ま、待って…ユミル…」

ユミル「彼等の死を利用するな。先輩方はお前の自殺の口実になるために死んだんじゃねぇぞ」

クリスタ「ち、違うの…今のは、違うの…ユミル…気合いを入れすぎただけで…」

ユミル「なぁ…こんな話忘れちまったかも知れないけど、雪山での訓練の時…」

クリスタ「覚えてる!よく覚えてるから!」

ユミル「あの時の約束を思い出してくれ…」

――回想へ

クリスタ「もう許してー!!」

コニー「何を騒いでんだよ」

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 17:15:37 ID:c1yV.VLM
――20分後、回想終了

ユミル「…わかったか、クリスタ」

クリスタ(話長いよ、陽が出てきちゃったよ)

コニー「最後に…陽を拝めるとはなぁ…」

ユミル「コニー、ナイフを貸してくれ」

コニー「…何に使うんだよ、それ」

ユミル「まぁ…そりゃ、これで戦うんだよ」

ライナー「ユミル…なにをするつもりだ?」

ユミル「さぁな…自分でもよくわからん」

クリスタ「…」

ユミル「…」

18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 17:16:55 ID:c1yV.VLM
ユミル「クリスタ…お前の生き方に口出しする権利は私に無い。だからこれは…ただの私の願望なんだがな」

クリスタ「…」

ユミル「お前…胸張って生きろよ」

クリスタ「え…」

ユミル「…」ダッダッダッ!

クリスタ「ユミル?待って!!」

ユミル「…じゃあな、クリスタ」バッ

クリスタ「待ってユミル…私の、私の…」

クリスタ「私の話も聞いてえぇぇ!!」

20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 17:31:08 ID:c1yV.VLM
ユミル「…っ!」ザシュッ

カアッ!!!

ユミル巨人「オオオォォォッ!!!」

クリスタ「………」

クリスタ「ユミル…」

コニー「嘘だろ…あいつまで、巨人に…」

ライナー・ベルトルト「あの巨人は…」

ベルトルト「あの時の」
ライナー「何だっけ?」

ベルトルト「…」

ライナー「なんだよ、睨むなよベルトルト」

21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 17:55:30 ID:c1yV.VLM

ユミル巨人「オオオォォォッ!!」

ライナー「…おい、クリスタ。お前は知ってたのか?」

クリスタ「え?」

ライナー「ユミルが…巨人だって事」

クリスタ「知らなかった…今までずっと一緒にいたのに…」

コニー「…あいつは、どっちだ?人類の敵なのか?」

クリスタ「…」

クリスタ「ユミルは敵なんかじゃないよ」

コニー「えっ?」

クリスタ「ユミルは…話が長いし私の話聞いてくれないけど…本当は優しい普通の女の子なの」

クリスタ「私もユミルに加勢する!!」

コニー「は!?」

24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 20:38:27 ID:c1yV.VLM

クリスタ「ユミル!今行くから!」

コニー「やめろ!お前じゃ巨人に食われるだけだ!」

クリスタ「でも、ユミル1人じゃこんな数に勝てないよ、離して!」

コニー「いったん落ち着け!無防備に突っ込んだらまたユミルに説教されるぞ!?」

クリスタ「…くそっ!」ブンッ

コニー「石ころ投げたって意味ねぇよ!」

クリスタ「でも、ユミルが、ユミルが…」

ユミル巨人「…」

クリスタ「誰か、ユミルを助けてよ!」

ライナー「…」ザッ

25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 20:48:27 ID:c1yV.VLM
ライナー「…俺が行こう」

コニー・クリスタ「ライナー!」

ライナー「実はな…お前たちに聞いて欲しい事がある」

ベルトルト「…ライナー?」

ライナー「俺が鎧の巨人で、こいつが超大型巨人って奴だ」

クリスタ「!?」
コニー「は!?」

ベルトルト「何を言ってるんだ!?」

ライナー「…すまんな、ベルトルト」

ライナー「俺は…壁を破壊する事を使命とする戦士だった」

クリスタ「…」
コニー「…」

ライナー「だが…今から俺は、壁を守る兵士となろう!!」ドンッ

26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/23(日) 20:55:24 ID:c1yV.VLM

ベルトルト「ライナー…君は…」

ライナー「…俺は、こいつらを見捨てる事はできん」

ベルトルト「…うん」

ライナー「…コニー、今まで黙っていてすまなかった」

コニー「…」

ライナー「そして…クリスタ、結婚しよ」

クリスタ「…え?」

ライナー「もし生きて帰って来れたら…返事を聞かせてくれ!」ダッダッ

28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/24(月) 01:59:17 ID:izD3ajVQ
コニー「ライナー!」

クリスタ「待って、ライナー!」

クリスタ「いきなり、結婚しよだなんて言われても…私、まだ15歳だよ!!」

ライナー「あぁ、結婚しよう、クリスタ!」バッ

クリスタ「いやだから、いきなり言われても困…」

ライナー「うおおぉぉぉっ!!」ザシュッ

コニー「ライナーー!!」

クリスタ「どうしてみんな私の言うこと最後まで聞いてくれないの!?」

カアッ!!!

鎧の巨人「オオオォォォッ!!」ズシーンッ

32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/24(月) 14:41:21 ID:izD3ajVQ

ユミル巨人「ギァヤアァァァッ!!」

鎧の巨人「オオオォォォッ!!」

コニー「本当に…鎧の巨人だったなんて…」

クリスタ「ユミル…ライナー…」

鎧の巨人「オオオォォォッ!!」ズガガガガガッ!!!

コニー「強え、タックルで一気に吹っ飛ばした!!」

クリスタ「これならいけるかも!」

ベルトルト「…」

ベルトルト「!」

コニー「どうした、ベルトルト?」

クリスタ「あ…」

獣の巨人「…」ズン ズン

33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/24(月) 14:56:16 ID:izD3ajVQ
コニー「獣野郎っ!」

ベルトルト「…大岩を僕らに投げようとしている」

クリスタ「どうしよう…あんなの投げられたら逃げれないよ!!」

獣の巨人「…」ブオンッ

ヒュウウウゥゥゥンッ

コニー「うわぁ!!くそっ…ここまでなのかよ!!?」

クリスタ「や、やだ…まだ………死にたくない…」

ベルトルト「…コニー、クリスタ…」ザッ

コニー・クリスタ「ベルトルト!」

34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 12:37:29 ID:vRHOZRlU

ベルトルト「…ライナーの言った通り、僕は超大型巨人なんだ」

ベルトルト「僕があの大岩を止める!」

コニー「…」
クリスタ「…」

ベルトルト「…コニー、ずっと騙していて悪かった。でも、全てが嘘じゃない…本当に仲間だと思っていたよ」

コニー「ベルトルト…」

ベルトルト「そして…クリスタ。もし、僕が生きて帰って来れたなら…」

クリスタ「…」

ベルトルト「アニに僕の気持ちを伝えてくれ!」

クリスタ「え…?」

ベルトルト「行ってくる!」ダッダッ

クリスタ「待って!ベルトルト!!」

35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 12:45:03 ID:vRHOZRlU

クリスタ「そ、そんな…そんなの…」

ベルトルト「アニィィィッ!!」バッ

クリスタ「自分で伝えろぉぉっ!!!」

カアッ!!

超大型巨人「グオオオォォッ!!!」
ズシーーンッ

36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 12:49:56 ID:vRHOZRlU

コニー「…みんな、巨人だったなんて…全く知らなかったよ…」

クリスタ「…うっ、ううっ…」

クリスタ「もう、なんなの!みんな自分が言いたい事だけ言ってさぁ!わざとなの!?皆でわたしをからかってるの!?」

コニー「クリスタ…俺が愚痴聞いてやるから落ち着け…」

クリスタ「こ、コニー…」

クリスタ「神様っ!!」バッ

コニー「は!?」

42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 20:17:24 ID:vRHOZRlU
超大型巨人「グオオオォォッ!!」ガシーーンッ

鎧の巨人「オオオォォッ!!」ダダダダダダッ

ユミル巨人「ギィヤアァァァッ!!」ビュンビュン

コニー「しかし凄い光景だな…まるで巨人大戦争だ」

獣の巨人「やっべ、勝てんわ逃げよ」

ユミル「待てえぇぇ!!」ビュンビュンビュンビュン

クリスタ「ユミル!一人で獣の巨人に挑む気!?」

43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 20:22:00 ID:vRHOZRlU

ユミル巨人「ギィヤアァァァッ!」ガシッ

獣の巨人「ええい、鬱陶しい!!」

鎧の巨人(獣の巨人!)ダダダダダダッ

超大型巨人(ここでお前を仕留める!!)ズシーーンッ

クリスタ「ライナーとベルトルトも向かって行く!」

コニー「頑張れ、ファイトだぜ!!」

44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 20:27:22 ID:vRHOZRlU
獣の巨人「俺を舐めるな!」ビシュシュシュインシュインギューン
クリスタ「早いっ!!」

コニー「こいつは強敵だぜ!!」

ユミル巨人「!!」

無知性巨人「ニタァ」ズシンズシン

クリスタ「あぁ、後ろから無知性巨人の集団が!」

コニー「こりゃ挟み撃ちって奴だぜ!!」

無知性巨人「ガブッ!!」

ユミル巨人「ギィヤアァァァッ!」

鎧の巨人「オオオォォ…」ヨロッ

超大型巨人「ウウウ…」グラッ

クリスタ「ユミル、ライナー、ベルトルト!!!」

コニー「まずいぜ、このままじゃ三人とも巨人の餌に!!」

45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 20:39:10 ID:vRHOZRlU

クリスタ「何やってんのよ…あんたたち…」

クリスタ「死ぬな、こんなところで死ぬなっ!!」

ユミル「!」
ライナー「!」
ベルトルト「!」

クリスタ「何いい人ぶってんだよ!!そんなにかっこよく死にたいのか!!」

クリスタ「性根が腐りきってる癖に天国に行けるとでも思ってんのかよ!!あんたらは天国じゃなく耳鼻科に行けこのアホが!!」

クリスタ「自分の事ばっかじゃなくて…もっと周りに目を向けろーーー!!!」

ユミル「周りに…」ジロッ

ベルトルト「目を…」ジロッ

ライナー「え?」
ガシッ

ユミル「奴に近づけないなら、私とベルトルトで鎧の巨人を獣に投げつけるぞ!!」

ベルトルト「おお!!」

ライナー「なぜそうなる!?」

クリスタ「いいぞ、ユミル!!」

コニー「いいのか?」

46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 20:47:15 ID:vRHOZRlU
ユミル巨人(ユミル)「行くぞ!!」

超大型巨人(ベルトルト)「応っ!!」

鎧の巨人(ライナー)「こうなりゃやけくそだ!やれぇ、ユミル!ベルトルト!」

ユミル「行けえぇぇぇっ!!」

ベルトルト「これが…人間の、友情…信頼…そして、愛の力だぁっ!!!」

鎧の巨人(ライナー)「ウオオォォォッ!!!」

ブオンッ

ギュウイイイィィィンッ!!!

獣の巨人「お、俺を上回る速度だと!?ヤバい、避けきれ…」

鎧の巨人(ライナー)「これが…俺達104期の何よりも強く固い絆の結晶だぁ!!」

ドゴオオォォォッ!!!

獣の巨人「ぐぅああぁぁぁっ!!!」

47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/25(火) 20:52:02 ID:vRHOZRlU

獣の巨人「くそ…俺が…やられるとは…」ドサッ

ユミル「…ここまでだな、獣の巨人」

コニー「やったな、お前ら!」ダダダッ

クリスタ「でも、まだ無知性巨人がたくさん残ってるよ!」ダダダッ

ライナー「いい、わざと殺さず残してるんだ」

クリスタ「え?」

ユミル「さて…教えて貰おうか。あの巨人どもを人間に戻す方法をな」

コニー「え?」

獣の巨人「…」

49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 02:59:36 ID:FAAf3kEI
クリスタ「どういうこと?」

獣の巨人「くくく…あの無知性巨人は、ラガコ村の人間どもだよ」

コニー「は!?んなデタラメを…」

ユミル「…本当だ、コニー」

コニー「!!」

ライナー「…黙っててすまん」

ベルトルト「だから、トドメは刺してなかったんだ…」

コニー「てめぇ、ふざけんな!!早く皆を元に戻せ!」

クリスタ「そんな…酷い事をして許せない!」

獣の巨人「ふふ、俺にトドメを刺せば元に戻るよ」

クリスタ(あら、なんて都合のいい話なの)

50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 03:00:33 ID:FAAf3kEI
獣の巨人「……トドメを刺せればの話だがな」ガシッ

ユミル「ぐあっ!?」

クリスタ「ユミル!!?」

獣の巨人「こいつは頂いて行くぞ!!」

ライナー「しまった、あいつ…やられたフリをしていたのか!!」

51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 03:06:54 ID:FAAf3kEI
クリスタ「そんな…ユミル!!」

ユミル「くそっ、離せっ!!」

獣の巨人「ははははは、さらばだ若者達よ!!」バッバッ

ライナー「くそ、こんな時に巨人の力が限界になるなんて!」

ベルトルト「速くて追い付けない!」

コニー「待ちやがれぇっ!!」

クリスタ「待って…待ってよ、ユミル…まだ、話したいことあるから…」ダッダッ

クリスタ「まだ、私の本当の名前…教えて無いし、誤解を解けて無いでしょ!!」

獣の巨人「鬱陶しい、潰れちまえ」グオッ

クリスタ「あ…」

ユミル「ダメだ、逃げろクリスタ!!」

クリスタ「待ってよ…まだ…」

52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 03:11:54 ID:FAAf3kEI
ギュイィィンッ

ザクッ!!

獣の巨人「!!?」

クリスタ「!!!」

ユミル「お前は…!!」

サシャ「神様に何さらす気じゃ不届き者があぁぁっ!!」ダンッ

クリスタ「サシャ!?」

コニー「お前…ずっと姿見なかったから心配してたんだぞ!!」

53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 03:20:15 ID:FAAf3kEI
サシャ「クリスタ、コニー!ライナーにベルトルトも…後は私に任せてください!!」

獣の巨人「ふんっ!人間が一匹増えたくらいで調子に乗るな!!」ブンッ

サシャ「遅いっ!!」ギュンッ

クリスタ「速っ!!」

サシャ「まずはユミルを返して貰いましょう!!」ビシュッ ビシュッビシュッ

獣の巨人「ぬおぉ!?弓矢だと!?」

コニー「すげぇ、獣の巨人と渡り合ってやがる!」

ライナー「あいつ、あんなに強かったか?」

54: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 03:38:36 ID:FAAf3kEI
サシャ「さぁ、ユミルは返して貰いましたよ」バシュッ

ユミル「…すまねぇな…芋女」

獣の巨人「貴様…小娘の分際で。八つ裂きにしてくれるわ!」ギュンッ ギュンッ

コニー「獣の巨人も速い!!なんてスピードだ!?」

クリスタ「サシャ…勝てるの!?」

サシャ「…大丈夫ですよ。私は先日…ろくな装備も無い状態で巨人と戦っていました。そして、一度死ぬ手前まで追い詰められました。その時、私の中で目覚めたんです。狩人としての真の力が…」

クリスタ「…」
コニー「…」

サシャ「今の私には、奴の動きがよく見える」

55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 11:56:43 ID:FAAf3kEI
獣の巨人「くくく…貴様は確かに強い。だが、お前ら人間には最大の弱点がある」

クリスタ「え?」

獣の巨人「アアアアアアアアアアアアアッ!!!」

無知性巨人×50「…」ズドドドドドドッ

コニー「うわっ…巨人が一斉にこっちに走ってきた!!」

クリスタ「このままじゃまた挟み撃ちって奴だ!!」

獣の巨人「ハハハ!あの巨人どもはそこの坊主の村の住人たちだ。殺せるか!?無視して俺に向かっても奴等に後ろから食われるだけだぞ!!」

サシャ「くっ…!」

コニー「外道が!!」

58: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/26(水) 16:58:32 ID:FAAf3kEI
ライナー「…サシャ、コニー、クリスタ!!心配するな…俺が巨人になり、盾になる!!!」ザンッ

コニー「な!?」

クリスタ「やめてライナー!」

サシャ「無茶ですよ!!」

ベルトルト「そうだよ、待ってくれライナー!今の体力で巨人になっても死んでしまうだけだ!!」

ライナー「ふっ、己の信念を貫き…その末に果てるのならば本望!!!」ガリッ

カアッ!!

鎧の巨人「グオオォォォッ!!!」

ベルトルト「…ライナー…」

ユミル「…クリスタ」

クリスタ「!」

ユミル「私も囮になってやる!お前はサシャとコニーと一緒に…獣の巨人を倒せ!!」ガリッ

無知性巨人×50「…」ズドドドドドドッ

クリスタ「いやあぁぁ、ユミル、ライナーー!!」

サシャ「…クリスタ、行きましょう!彼等の意思を無駄にしては行けません!!」

59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:21:00 ID:lg0vQRFI
サシャ「クリスタ、コニー…私の村から持って来た武器を使ってください!」シュダダダダッ

コニー「おぉ!みんなの怒りを思いしれ!」ダダダッ

クリスタ「1分で決着をつける!」ダダダッ

獣の巨人「馬鹿め、遅いわ!!」グオッ

クリスタ「きゃっ!?」ガシッ

コニー「クリスタが捕まった!!」

サシャ「離しなさい!」ジャキッ

獣の巨人「攻撃してもいいがこいつを盾にする!!」

サシャ「なんて卑怯な!!」

コニー「原作の雰囲気ぶち壊しだ!!」

クリスタ(な、なんで今日の私はこんなに運が無いの…)

60: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:27:37 ID:lg0vQRFI
ユミル「…クリスタっ!!」

ベルトルト「ユミル!!」

ユミル巨人「!」

ベルトルト「僕が代わりに囮になる!!君はクリスタを助けに行くんだ!!」

ユミル「…すまない、ベルトルさん!」

ユミル巨人「ギィヤアァァォッ!!!」ズドドドドドドッ

コニー「!!」

サシャ「ユミィル!!」

獣の巨人「近づくな、こいつを潰すぞ!!」

ユミル「…代わりに私を連れていけよ」

クリスタ「!!」

61: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:32:36 ID:lg0vQRFI
獣の巨人「なに?」

ユミル「私は大人しくあんたに捕まってやる。だからクリスタを離せ」

クリスタ「な!?ユミル!?」

獣の巨人「…ふん、それならいいだろう」

クリスタ「そんな…」

ユミル「ごめんな、クリスタ…」

クリスタ「何を言ってるの…そんなの許さない!!!」グググッ

獣の巨人「!」

クリスタ「うあぁぁぁっ!!!」ズシャッ ズシャッ

獣の巨人「グオッ!?」

サシャ「獣の指を斬って脱出した!?」

62: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:40:13 ID:lg0vQRFI
ユミル「クリスタ…」

クリスタ「違うよ、ユミル。私の名前はヒストリアって言うの」

ユミル「!」

コニー「クリスタ!」

サシャ「クリスタ!」

クリスタ「いや、だからヒストリアだって」

獣の巨人「貴様…」シュウゥゥ

サシャ「もう指が再生してる!!」

ヒストリア「ユミル、あなた言ってたでしょ。自分の為に生きたいって」

ヒストリア「もう、私達は人の為に生きるのはやめよう!これからは…自分の為に生きようよ!!」ジャキッ

ユミル巨人「…ギィヤアァァッ!!」

63: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:49:43 ID:lg0vQRFI
獣の巨人「全員揃って八つ裂き…いや、百裂きにしてくれるわ!!!」ズドドドドドドッ

ユミル巨人「グオオォォォッ!!」ズドドドドドドッ

ヒストリア「行くよ、ユミル…サシャ、コニー!!」

サシャ「はい、神様っ!!」

コニー「俺たち4人の友情パワーでぶちのめしてやるぜぇ!!!」

64: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:54:11 ID:lg0vQRFI
獣の巨人「グオオォォォッ!!」ブンッ

サシャ「遅いわ!!!」ギュンギュンギュン

サシャ「はああぁぁぁっ!!!」ズシャッ ズシャッ ズシャッ

獣の巨人「グオオォォォッ!!?」

コニー「立体機動装置つけてないのに何であんな動きが出来るんだ!?」

サシャ「気合いです!コニーでもできます!」

コニー「マジかよ!?うおぉぉぉっ!!!」ギュンギュン ズシャズシャッ

獣の巨人「グオオォォォッ!?」

コニー「できた!!!」

65: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 14:54:47 ID:lg0vQRFI
獣の巨人「グオオォォォッ!!」ブンッ

サシャ「遅いわ!!!」ギュンギュンギュン

サシャ「はああぁぁぁっ!!!」ズシャッ ズシャッ ズシャッ

獣の巨人「グオオォォォッ!!?」

コニー「立体機動装置つけてないのに何であんな動きが出来るんだ!?」

サシャ「気合いです!コニーでもできます!」

コニー「マジかよ!?うおぉぉぉっ!!!」ギュンギュン ズシャズシャッ

獣の巨人「グオオォォォッ!?」

コニー「できた!!!」

66: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 15:06:58 ID:lg0vQRFI
獣の巨人「何故だ…何故、俺がここまで追い詰められる」

コニー「へっ、お前みてぇな悪党にはわからねぇだろうな」

ヒストリア「これが人間の…いや、生命の力だよ!」

獣の巨人「!?」

サシャ「私たちは食べるために多くの生命を奪います…でも、それは生きる為であり日々食材に感謝している。しかし、あなたのやっている事はなんですか!?人間を巨人にさせ無益な殺生をさせるなど…ただの生命への冒涜だ!!」

ヒストリア「そんなあなたに、私達に勝つなど出来はしない!!」ジャキンッ

67: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 16:26:42 ID:lg0vQRFI
獣の巨人「ふざけおってからに!!巨人どもよ、何をしている!早く来い!!」

ライナー「無駄だ!」

ベルトルト「あの巨人達はもう来ないぞ!」

クリスタ「ライナー、ベルトルト!」

ベルトルト「僕の超大型巨人を硬化させ横に倒し壁のようにさせたからね。あの巨人達はあれ以上進めないよ」

ユミル「なるほど、考えたな」

ライナー「ていうか硬化できたんだなお前」

ベルトルト「気合いをいれたら出来たよ」

69: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 16:31:04 ID:lg0vQRFI
サシャ「これで全員揃った訳ですね!」

コニー「ああ、行くぜ、決着をつけるぞ!!」

ヒストリア「みんなで生きて帰ろう、絶対に!」

ユミル「ふっ…雪山の時や、さっきのウトガルドの時は死にたがってたのに…変わったな、ヒストリア!」

ヒストリア「え、いや、ユミル…だからね、あれは…」

ユミル「余所見すんな、前を見ろ!!」

ヒストリア「ひゃいっ!!」

70: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/27(木) 17:23:59 ID:lg0vQRFI
ベルトルト「ライナー…やるんだな!?今、ここで!!」

ライナー「あぁ、勝負は今!!ここで決める!!」ガリッ

獣の巨人「このっ…裏切りもんがあああぁぁぁっ!!!」

ユミル「やるぞ、ヒストリア!」ズドドドドドドッ

ヒストリア「うん!ユミル…何だか不思議なんだけど。あなたといればどんな世界でも、怖くないや!!」バッ

ヒストリア「やあぁぁぁっ!!」ズシャッ

獣の巨人「グオオォォォッ!!!」

72: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/28(金) 18:16:27 ID:mShie/DA
サシャ「ようし、ヒストリア様に続けえぇっ!!」

コニー「おお!」

鎧の巨人(ライナー)「クリスター!!!」ズドドドドドドッ

超大型巨人(ベルトルト)「アニイィィ!!!」ドシンドシンドシンドシン

獣の巨人「やっべ、勝てんわこれ」

ドドドドドドッ

エレン「みんなが心配で駆けつけてみたが…」

ミカサ「なにあれ」

アルミン「」

73: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/28(金) 18:28:31 ID:mShie/DA
獣の巨人「」チーン

ヒストリア「これが人間の力よ、獣の巨人!」

コニー「思い知ったか! 」

獣の巨人「くくく、これで…全てが終わったと思うなよ」

サシャ「なぁんですって!?」

獣の巨人「どう足掻こうと貴様ら人類には滅亡の道しか残されていないのだ、フハハ、ハハハハハッ!!!」

ボシュウゥゥゥン…

サシャ「消えた…」

コニー「村のみんなが元に戻ってる!」ダダダッ

ユミル「…こいつの言ってた事は本当だ。まだ人類の戦いは何も終わってはいない」

ヒストリア「…」

74: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/28(金) 18:34:48 ID:mShie/DA
ライナー「うっ…」ガクッ

ヒストリア「!!ライナー、どうしたの!?」

ベルトルト「ボロボロじゃないか…無理するからだ」

ライナー「あぁ…ちょっと無茶し過ぎたみたいだ…ぐっ」

ヒストリア「バカ!死んじゃったらどうするつもりだったの…もう」グスッ

ライナー「…」

ヒストリア「でも…生きてて良かった…」グスッ

ライナー(あれ、もしかしてこれいけるんじゃね?)

ライナー「なぁ…クリスタ、あの時、言った事だが…」

ヒストリア「え?」

ライナー「もう一度言おう。クリスタ…結婚しよ」

ヒストリア「ごめんそれは無理」

ライナー「」

75: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/02/28(金) 18:50:45 ID:mShie/DA
ベルトルト「全く…何を言ってるんだライナーは。悪いね、クリスタ」

ライナー「」

ヒストリア「いいよ。まぁ、結婚しよって言われるのは別に嫌じゃないしむしろ気持ちは嬉しいけど…」

ライナー「なに!?じゃあ結婚してもいいって事か!?」

ヒストリア「だから無理だって、ごめんね」

ライナー「」

ベルトルト「それよりクリスタ…その…」モジモジ

ヒストリア「なに?」

ベルトルト「えっと…あ、アニに…僕の気持ちを…」

ヒストリア「…自分で伝えようね」

ベルトルト「頼むよ、恥ずかしいんだよ!いいじゃないか、君ならやってくれると信じているよ!」

ヒストリア「ごめん、わたし自分の為に生きるって決めたから」

ベルトルト「」

omomamchan5
omomamchan5
@omomamchan5

Related Articles関連記事

進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

Read Article

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

進撃の巨人の九つの巨人まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。

Read Article

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。

Read Article

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。

Read Article

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。

Read Article

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

Read Article

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。

Read Article

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。

Read Article

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

Read Article

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

Read Article

エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

Read Article

アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

Read Article

フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

Read Article

エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

Read Article

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

Read Article

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

Read Article

ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

Read Article

キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

Read Article

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

Read Article

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

Read Article

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

Read Article

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

Read Article

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

Read Article

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

Read Article

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

Read Article

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

Read Article

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

Read Article

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

Read Article

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

Read Article

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

Read Article

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

Read Article

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

Read Article

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

Read Article

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

Read Article

目次 - Contents