【進撃の巨人】ミカサ「私はエレンのことが嫌い」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。いきなりエレンのことが嫌いだと言い出したミカサ。しかしそれには何か理由があるようで…。エレンとミカサの関係性はこの後どうなっていくのでしょうか?
86 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:22:11 ID:OBW/GTbg
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エレン『やるよ、これ』グルグル
エレン『あったかいだろ?』
ミカサ『…あったかい…』
エレン『ほら、帰ろうぜ』
エレン『俺達の家に』
ミカサ『…うん』
ミカサ『帰る…』
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87 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:33:06 ID:OBW/GTbg
~休日~
エレン(…暇だ)
エレン(アルミンは用事があるって言ってどっか行っちまったし…)
エレン(…一人で休日を過ごすなんて久しぶりだな)
エレン(普段はいつもミカサが…)
エレン「…」
エレン(ミカサに会いに行ってみるか…?)
エレン(でも、またミカサに『嫌い』って言われたら、俺は…)
エレン「…ハッ」
エレン(ビビってんのか俺…情けねえな…)
エレン(ジッとしてても仕方ねぇ…訓練場の外周でも走るか)ハァ
88 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:39:08 ID:OBW/GTbg
エレン「…」スタスタ
ユミル「おいエレン! ここにいたのか」
サシャ「探しましたよ」
エレン「? ユミルと…サシャにクリスタ? 何か用か?」
クリスタ「おはよう、エレン」
ユミル「実は私達、これから市街地の方へ買い物に行くんだが…最近は物騒だって聞くだろ?」
ユミル「だから、一緒についてきてくれねえか?」
エレン「…俺がか? う~ん…」
クリスタ「やっぱり、男の人がいたほうが安心できると思うの」
ユミル「か弱い乙女だけじゃ不安なんだよ。頼むぜ、エレン」
エレン「…クリスタはともかく、ユミルとサシャはそこらへんの男よりよっぽど強いだろ」
ユミル「 」
サシャ「 」
89 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:43:39 ID:OBW/GTbg
クリスタ「エレン、女の子にそういうことは言っちゃ駄目!」
エレン「そ、そうなのか? いや、二人とも格闘術はなかなかのもんだった気がしたからさ…悪い」
ユミル「いや…私もミカサほどじゃねえが腹筋割れてるしな…」
サシャ「私もよく考えたらコニーに負けたことがありませんでした…」ズーン
エレン「…わかったよ。一緒に行けばいいんだな?」
クリスタ「! いいの?」
エレン「ああ。どうせやることも無かったしな」
サシャ(よし…)
ユミル(とりあえず第一段階はクリアーか…)
クリスタ「ありがとう、エレン」ニコッ
エレン「…おう」
93 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 21:07:53 ID:n1UpTLgg
~市街地~
ユミル「お、ここみたいだな」
エレン「もう着いたのか?」
クリスタ「うん…」チラッ
ユミル「」コクッ
クリスタ「エレン、悪いんだけど…外で待ってて貰えないかな?」
エレン「? なんでだよ?」
ユミル「これ読め、これ」トントン
『婦人服店』
エレン「婦人服店…女物の服しか無いってことか?」
ユミル「はっきり言えばだな…私たちは下着を買いに来たんだよ」
エレン「…は?///」カァ
94 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 21:19:51 ID:n1UpTLgg
ユミル「まぁ、私がどんな下着買うのか見たいってなら…仕方ねえ、入ってきてもいいが…」ニヤニヤ
エレン「あー、わかったわかった。外で待ってるよ」
クリスタ「ごめんね」
ユミル「…サシャはどこに行った?」キョロキョロ
『焼きたてパンありマス』
サシャ「…」ズビズバー
エレン「ブレねえなアイツ…」
ユミル「早く来い芋女」ガシッ ズルズル
サシャ「焼きたて! 焼きたてなんですよ!?」グググ
ユミル「帰りに買ってやる」ボソッ
サシャ「はいわかりました」スタスタ
96 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 21:28:22 ID:n1UpTLgg
エレン「じゃあ俺はそこのベンチに座ってるよ」
クリスタ「うん。なるべく早く済ませるから…」
ユミル「クリスタはいつも同じ白い下着だもんなー」ニヤニヤ
クリスタ「も、もう!/// ユミル!」
タマニハボウケンシタラドウダ? …ウルサイ ヤキタテ♪ヤキタテ♪
エレン「…はぁ」ドサッ
エレン(…疲れた。女子ってよく喋るな…)
エレン(ミカサはあまり喋らねぇ方だから余計に…)
エレン(…婦人服店か)
エレン(ミカサに何か買っていったら機嫌治すかな…)
98 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 21:38:23 ID:n1UpTLgg
エレン(…?)
エレン(…俺、さっきからミカサのことばっか考えてるじゃねえか…)
エレン(なんか、モヤモヤするんだよな…)ハァ
ジャンジャン ミカミカ
エレン「ん? あのひと目で分かる馬面はジャン、とその隣にいるのは…」
エレン(ミカサ!?)ササッ
エレン(…って、何隠れてんだ俺!?)
エレン「…」ソーッ
ジャン「────、───」
ミカサ「──────。───、───」
エレン(聞こえねぇ…)
102 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 21:42:18 ID:n1UpTLgg
ジャン(くそ…アニの奴に『ミカサと二人きりでデートできる』て言われたから)
ジャン(ほいほい来ちまったんだが…)
ミカサ「──それで、エレンのおねしょを私がしたことにする代わりに、将来結婚してくれると約束してくれた」
ジャン(なんであの死に急ぎ野郎との馴れ初めを聞かされなきゃならねぇんだ)ハァ
ジャン(そしてなんだよそのエピソード…情けなさすぎるだろ…)
ミカサ「ジャン。聞いてる?」
ジャン「あ、ああ。もっと聞かせてくれ」
ミカサ「わかった」
ミカサ(『ジャンにエレンとの思い出を喋るだけでいい』なんて…)
ミカサ(なんて容易い任務なのだろう)ウキウキ
104 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 22:20:44 ID:n1UpTLgg
ミカサ「次は私とエレンが初めて手をつないだ時のことを話そう。あれは、いつもの様に私とエレンが──」
ジャン(しかし、やっぱ…あの野郎の話をしているミカサは、楽しそうなんだよな…)
ジャン(…)
ミカサ「それから──」
ジャン「なあ、ミカサ」
ジャン「なんでエレンと喧嘩したんだ?」
ミカサ「…それは…」
ジャン「言いたくないか?」
ミカサ「…」シュン
ジャン「あいつも大概、巨人殺しの術以外のことになるとサッパリな奴だ」
ジャン「お前が腹を立てるのも無理はねぇと思うが…」
ミカサ「…エレンは、悪くない。悪いのは私」
105 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 22:24:57 ID:n1UpTLgg
ジャン「まぁ…お前らの問題だから、口を出す気はねぇよ」
ジャン「だがな、ミカサ。口に出して言わなきゃ、伝わらないことだってある」
ジャン「たとえ、家族みたいに仲が良かったとしてもな」
ミカサ「…!」
ジャン「何も言わないで自分の気持ちをわかって貰おうなんざ、ただの我儘だ」
ジャン「だから…エレンに何か思うところがあるなら、はっきり言ってやれ」
ミカサ「…ジャン」
ジャン(…はぁ…また余計なことを…俺は…)
ジャン(嫌われちまったかな…)
ミカサ「…」ギュッ
ジャン「!?」
107 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/11(火) 22:31:33 ID:n1UpTLgg
ジャン(ミミミミカサが、俺のてっ、手を!?)
ミカサ「…ありがとう、ジャン。あなたの言う通り」
ジャン「お、おう…///」
ミカサ「私は、怖がっていたのだと思う…」
ミカサ「言葉にして伝えることで、今の関係が壊れてしまうことに」
ミカサ「もう逃げない…エレンに、私の気持ちを伝えてみる」
ジャン「ああ…そうしろよ」
ジャン(…敵に塩を送るなんざ…俺らしくもねぇ)ハァ
ジャン(『口に出して言わなきゃ、伝わらないことだってある』、か)
ジャン(俺が人に言えた義理かよ?)ハハッ…
ジャン(…とっととミカサと仲直りしろ、糞馬鹿エレン…)
エレン「…」
113 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 02:22:51 ID:k/ZNin3g
エレン「ミカサ…」
エレン(なんだよ…ジャンの手を掴んで…嬉しそうな顔して…)
エレン(…まさか、本当にジャンの事が…?)
エレン「…」
エレン(…だとしても、俺には関係ねぇ…)
エレン(関係ない…はずなのに…)
エレン「なんで…涙が出て来んだよ…」ポロ…ポロ…
(アルミン『エレンはどう思ったの?』)
エレン(ミカサに『嫌い』って言われて、ミカサがジャンと一緒にいるのを見て)
エレン(俺は、どうして泣いてるんだ…?)ポロポロ
114 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 02:36:25 ID:k/ZNin3g
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エレン『ねぇ、母さん』
カルラ『ん?』
エレン『母さんはどうして父さんと結婚したの?』
カルラ『あら』クスッ
ミカサ『…!』ピクッ
カルラ『もうエレンも、そういう事が気になる年頃なのかしら?』
エレン『教えてよ!』
ミカサ『…』キニナル
カルラ『そうねぇ…』
115 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 02:41:48 ID:k/ZNin3g
カルラ『この人と、一緒に歩いて行きたい』
カルラ『この人と同じ時間を過ごして、同じ景色を見たい』
カルラ『そう思ったから、かしらね』
エレン『…ふーん?』サッパリ
ミカサ『…エレン』クイクイ
エレン『ん?』
ミカサ『私は、いつもエレンと一緒にいる』
エレン『ああ、そうだな。だから?』
ミカサ『…』ムスッ
カルラ『フフッ』クスクス
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116 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 02:46:14 ID:k/ZNin3g
エレン(…そうか…)ポロポロ
エレン(俺は、ミカサと一緒に…)ポロ…
エレン(歩きたいんだ)
エレン「…」グイッ
エレン「…」
ユミル「悪い、エレン…待たせちまったか?」
エレン「…」
クリスタ「エレン?」
エレン「…なぁ、みんなに相談があるんだ」
125 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 22:07:17 ID:k/ZNin3g
~夜、食堂~
ミカサ「みんな、ごめんなさい」
サシャ「どうしたんですか? ミカサ」
ミカサ「せっかく協力してもらったけど…私は、エレンに謝る」
ユミル「…そうか」
ミカサ「許してもらえるかはわからない…でも…」
ユミル「でも、そいつはちょっと待ったほうがいいな」
ミカサ「? どうして? もうエレ──
ユミル「そら、来たぞ」
エレン「…ミカサ」
ミカサ「! エ…レ」ビクッ
エレン「この後、兵舎裏に来てくれ。話したいことがあるんだ」
ミカサ「私、に…?」
126 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 22:20:42 ID:k/ZNin3g
エレン「ああ。待ってるからな」
エレン「…お前が来るまで待ってる」スタスタ
ミカサ「…」ボー…
クリスタ「ミカサ! これはきっと…アレだよ!」
ミカサ「まままだ、慌ててるる場合じゃな、ない。絶縁を言い渡されるのかも」ブルブル
サシャ「…大丈夫ですよ」ニコッ
ミカサ「…本当に?」グスッ
ユミル「行ってこいよ、ミカサ」
ミカサ「~~~!」ガタッ ダッ
クリスタ「…どうなるかな?」
ユミル「問題ないだろ。あの二人なら」
128 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 22:34:21 ID:k/ZNin3g
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エレン「ミカサに…何か贈りたいんだ」
ユミル「! …そりゃ、仲直りするためにか?」
エレン「まぁ、そんなところかな…」
クリスタ「…うん! いいと思うよ!」
サシャ「…ユミル、これは!?」ヒソヒソ
ユミル「作戦、成功したんじゃねえか?」ヒソヒソ
エレン「だから、どんなのがいいか聞きたいんだ」
クリスタ「そうだね、なるべくいつも身に付けていられる物…」
クリスタ「髪飾りなんてどうかな?」
エレン「髪飾りか…そうだな、そうするよ」
129 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 22:56:10 ID:k/ZNin3g
クリスタ「いろんな種類があるけど、どれにする?」
エレン「こんなにあるのか…」
エレン(…! これ…シガンシナによく咲いてた花、だよな)スッ
エレン「これに…しようかな」
クリスタ「うん、きっとミカサも喜ぶね…」
エレン「…ああ」
エレン「ミカサによく似合うんだ…この花は」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
131 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 23:19:24 ID:k/ZNin3g
~次の日の朝・食堂~
ワイワイ ガヤガヤ
ミカサ「エレン。口の周りに食べかすが付いている」ゴシゴシ
エレン「んっ、おい…自分で出来るって言ってるだろ!」
コニー「…なんだ? もうイェーガー夫妻は復縁したのか?」
ドッ ワハハ
ミカサ「///」
エレン「うるせぇな…///」
ライナー(…『夫妻』は否定しないんだな)フッ
ミーナ「ねぇミカサ! その髪飾りって、もしかして…」
ミカサ「うん。エレンに…貰った///」
133 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 23:26:01 ID:k/ZNin3g
ヒュー アツイネー エレンカオアカイゾー
エレン「あぁもうお前ら! 集まってくるんじゃねぇよ!」
サシャ「そうですよ! エレンとミカサの話が聞きたいなら私にパンを置いていってください!」
コニー「いや、お前はどういう立ち位置なんだよ…」
ワイワイ ガヤガヤ エレエレ ミカミカ
クリスタ「ミカサ…良かったね…」
ユミル「ま、結果オーライだな」
クリスタ「最悪なことにならなくて…本当に良かった…」グスッ
ユミル(嫁に貰いたい)
134 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 23:32:51 ID:k/ZNin3g
ジャン「…」
マルコ「ジャン、珍しいね…こういう時に君が大人しいなんて」
ジャン「ハッ、俺を見くびるなよマルコ」
ジャン「俺が…惚れた女の幸せを祝福してやれねぇほど、小さい男に見えるか?」プルプル
マルコ(涙目で肩を震わせながら言っても、あまり説得力はないけど…)クスッ
マルコ「そうだね…ジャンは、そういう人だ…」
ジャン「…そりゃ、どっちの意味だよ」グスッ
135 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 23:44:25 ID:k/ZNin3g
エレン「ったく…あいつら、面白がりやがって…」
アルミン「あはは…」
ミカサ「…アルミン」
アルミン「うん?」
ミカサ「ありがとう」
アルミン「! …僕は、何もしてないよ?」
ミカサ「それでも。感謝する」
エレン「…俺も。ありがとな、アルミン」
アルミン「…うん」
ミカサ「サシャも、ありがとう。私のパンをあげる」グイッ
サシャ「あ、ありひゃほうほはいひゃふミカヒャ…」モガモガ
136 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/12(水) 23:57:07 ID:k/ZNin3g
エレン「そろそろ行くか」ガタッ
ミカサ「」ガタッ
アルミン「…」
アルミン「エレン、先に行ってて?」
エレン「どうした? 少しぐらいなら待…」
ミカサ「エレン、行こう」グイッ
エレン「…そうか? じゃあ行ってるぞ、アルミン」
アルミン「うん」
ミカサ「…」コクリ
アルミン(…ミカサ、ありがとう)
137 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/13(木) 00:09:30 ID:NSMTNLr6
アルミン「アニ」
アニ「…アルミン」
アルミン「ありがとう。アニのおかげで、上手く行ったみたいだ」
アニ「…私はアンタの作戦を伝えただけだよ」
アルミン「アニがちゃんと伝えてくれたから、成功したんだよ」ニコッ
アニ「…」
アニ「…あの二人の扱いに関しては流石だね、アンタは」
アルミン「…二人とも、ほんの少し素直になるだけで良かったんだ」
アルミン「そのほんの少しに、これだけ手間がかかるっていうのも…あの二人らしいけどね」フフッ
142 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/13(木) 00:24:46 ID:NSMTNLr6
アニ(ほんの少し素直に、ね…)
アニ(…私も、今だけは…)
アニ「…ねえ、アルミン?」
アルミン「…うん?」
アニ「今度の座学…アンタの隣で講義を受けてもいい?」
アニ「私には難しくてね…教えて欲しいんだ」
アルミン「えっ? 構わないけど…」
アルミン(アニって、座学の成績も悪くなかった気がするけど)
アニ「ありがと。お返しに、格闘術は私が教えてあげるよ」
アルミン「うえっ!? そ、それは…お手柔らかに、頼むよ?」
アニ「フフッ…冗談だよ」クスッ
アルミン(! アニの笑った顔…初めて見たな…)ドキドキ
143 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/13(木) 00:33:27 ID:NSMTNLr6
エレン「ミカサ、お前本当にそれずっと付けてるんだな…」
ミカサ「駄目?」
エレン「駄目じゃねえけど…訓練中は外しとけよ? 教官に怒られるぞ」
ミカサ「…わかった」
エレン「…」
ミカサ「…エレン。その…本当にごめんなさい」
エレン「? …あぁ、またその話か」
エレン「もういいって。ユミル達にも謝ってもらったしな」
ミカサ「…」シュン
エレン「…なぁ、ミカサ。もし、巨人共を駆逐して…」
エレン「シガンシナ区に…俺達の家に、帰ることが出来たらさ」
144 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/13(木) 00:42:23 ID:NSMTNLr6
エレン「ちゃんとした、母さんの墓を…建てような」
ミカサ「!」
ミカサ「…うん。絶対に」
エレン「…よし、そうと決まったら…巨人の前にお前を倒さないとな」ニッ
エレン「今度の格闘訓練の時は真剣勝負だ。手加減するなよ?」
ミカサ「…」コクリ
エレン「じゃ、行こうぜ」
ミカサ「──エレン」
エレン「ん?」
ミカサ「私はエレンのことが好き」
おしまい
関連リンク
進撃の巨人の厳選面白SSまとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
『進撃の巨人』に関する名作SSを厳選してまとめています。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑える面白いSSをお楽しみください。中にはキャラ崩壊・ネタバレしているものもあるかもしれないのでご注意ください。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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