【進撃の巨人】ミカサ「私はエレンのことが嫌い」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。いきなりエレンのことが嫌いだと言い出したミカサ。しかしそれには何か理由があるようで…。エレンとミカサの関係性はこの後どうなっていくのでしょうか?
ミカサ「私はエレンのことが嫌い」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:41:59 ID:xc8aalt.
アルミン「 」
エレン「ミ、ミカサ? いきなりどうした?」
ミカサ「嫌い。すごく、嫌い」
エレン「お…おう…?」
ミカサ「それじゃ、そういうことだから」スタスタ
エレン「おい! ミカサ!?」
ザワザワ… ナニナニ チワゲンカカ? コレハチャンスジャン…
アルミン「 」
エレン「…なんだよアイツ…なぁアルミン?」
アルミン(ミサカが何を考えているのかはわからないけど…)
アルミン(悩みの種が増えたのは間違いない)キリキリキリキリ
3 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:46:21 ID:xc8aalt.
ミカサ(エレン…ごめんなさい…)
ミカサ(でもこれも全て私たちの輝かしい未来のため…)
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~昨日の夜・女子寮~
サシャ「エレンの」
アニ「気を」
クリスタ「引きたい?」
ミカサ「」コクリ
ユミル「…ブッ! ダハハハハ! お前が私達に恋の相談!?こりゃぶったまげたなぁオイ!」バンバン
クリスタ「ちょっとユミル! ミカサが真面目に相談してくれてるのに、笑うなんてひどいよ!」
ミカサ「…私は、エレンのそばにいられるだけでいい」
ミカサ「でも…エレンにも少しは私のことを気にしてほしい」
サシャ「いやぁ、あのミカサも一人の女の子なんですね。少し安心しました」
クリスタ「うん、ミカサも安心して! 私達でいいなら協力するよ!」
ミカサ「ありがとう…///」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:50:10 ID:xc8aalt.
アニ「でも…協力、って言ってもね…」
ユミル「このおぼこ共じゃなぁ」
サシャ「? おぼこってどういう意味ですか?」
ユミル「お前みたいな奴のことだよ」
サシャ「???」
ミカサ「どんなことでもいい。とにかくなにか案が欲しい」
クリスタ「う~ん…男の子の気の引き方かぁ…」
アニ「悪いけど、私は力になれそうにもないね」
サシャ「贈り物をするってのはどうですか? 肉とか魚とか」
アニ「…それで懐柔されるのはアンタぐらいだよ」
サシャ「!? 今私を遠回しに馬鹿にしませんでしたかアニ!?」
ユミル「いや全然遠回しじゃねぇし…」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:56:21 ID:xc8aalt.
クリスタ「やっぱり、今以上にアピールするしかないんじゃ…」
ミカサ「…」シュン
ユミル「…いや、違うな。ミカサ、お前はエレンにベタベタしすぎなんだよ」
ユミル「朝から晩までエレンと一緒じゃねーか。つまりだな、こいつみたいになってみればいい」ビシッ
アニ「…?」
ミカサ「アニみたいに?」
ユミル「ああ。『押してダメなら引いてみろ』ってわけだ。少しエレンと距離を置いてみろ」
ミカサ「!? でも、それは…」
アニ「…それって私が無愛想って言いたいの?」
サシャ「事実じゃないですか」
アニ「…」イラッ
ゲシッ アニ!? ケラナイデクダサイヨ!? ゲシッゲシッ
イタイデスッテ! ゲシッゲシッ チョ、ヤメ…ヤメンカイ!!
6 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:01:17 ID:xc8aalt.
アニ「まったく、傷つくよ」
サシャ「私も(物理的に)傷つきましたよ…」
ミカサ「…ユミルもクリスタとベタベタしてる」
ユミル「私とクリスタは両想いだからいいんだよ! なぁクリスタ?」ガシッ
クリスタ「ちょ、ちょっとユミル///」
ミカサ「でも…私とエレンは家族で…」
ユミル「だからその家族ってのがダメなんだよ! ミカサ、お前はこのままエレンの『家族』のままでいるつもりか?」
ユミル「それ以上の関係になりたいから私達に相談したんじゃないのか?」
ミカサ「!」
クリスタ「…私もユミルの言ってることは正しいと思う」
クリスタ「きっと、ミカサとエレンに必要なのは『変化』なんだよ!」
アニ「あの死に急ぎ野郎は二言目には巨人、だからね」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:07:13 ID:xc8aalt.
ミカサ「…わかった。エレンと距離を置く」ギリリ…
クリスタ(ご飯抜きって言われたサシャみたいな顔してる…)
ミカサ「でも具体的にどうすればいい?」
ユミル「とりあえずエレンと一緒に行動するのはやめるんだな」
サシャ「! ご飯の時、ミカサっていつもエレンたちと一緒ですよね? まずそれをやめることから始めてみたらどうですか!?」
ユミル「お、サシャにしてはいい案だ」
サシャ(ふふふ…ミカサのことやから、エレンと離れ離れになれば食欲がなくなるはずやし!)
サシャ(そうなれば、私がミカサのパンを…!)ジュル
アニ(…とでも)
クリスタ(考えてるんだろうね…)
8 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:12:47 ID:xc8aalt.
ミカサ「…エレンとの朝食は一日の始まり。私の原動力」
ミカサ「エレンとの夕食は一日の疲れを癒すオアシス」
ミカサ「それがなくなるなんて…耐えられない」ギリリ
サシャ「ミカサ…」チッ
ユミル「…あのなぁミカサ。お前がモタモタしてるうちにエレンを他の女に取られてもいいのか?」
ミカサ「!? それは嫌!…かもしれない」
ユミル「あいつはお前が思っている以上に女子に人気があるぞ? 成績上位組だしな」
アニ「訓練にもひたむきだし、そういうところがいいって奴もいるかもね」
クリスタ「確かに…真面目だし、誠実そうだもんね」
ミカサ「アニ、クリスタ…あなた達もしかしてエレンのことを」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:15:57 ID:xc8aalt.
クリスタ「えっ!? ち、違うよ! エレンのことは同じ訓練兵として尊敬してるけど、そういう感情じゃ…」
ユミル「クリスタは私の嫁だからな」マガオ
アニ「私も違う。興味ない」
ミカサ「…興味ないってどういうこと?」ゴゴゴ
クリスタ(そこにも怒るの!?)
アニ(めんどくさい…)
ユミル「私が見た感じじゃ、エレンも家族以上の感情をお前に持っちゃいないだろうな」
ミカサ「…」シュン
ユミル「だが親愛の情がある分、ほかの女子共より一歩リードしているのは間違いない」
ユミル「そして、情ってやつはちょっとしたきっかけで恋心に変わるもんだ」
サシャ「なんだかユミルが言うと真に迫るものがありますね」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:22:28 ID:xc8aalt.
ユミル「今を変えるのは戦う覚悟だ、ミカサ」
ミカサ「! 戦わなければ勝てない…」
ユミル「戦え、ミカサ…その手にエレンを掴んでみせろ!」
ミカサ「私は戦う…! 必ずエレンを手に入れてみせる!」
ユミル「そうだよく言った!」
アニ(ああ…これユミル…)
クリスタ(完全に楽しんでるね…)
サシャ「それじゃ、明日の朝食時から実行ですか!?」ワクワク
ミカサ「…心の準備がしたい。夕食の時では駄目?」
ユミル「まぁいいんじゃねえか?」
サシャ「あ…そっすか…」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:27:39 ID:xc8aalt.
~朝・食堂~
エレン「んで、その時コニーがさ…」
アルミン「あはは…」
ミカサ「おはよう」
エレン「ん? ミカサ今日は遅かったな」
アルミン「おはようミカサ」
ミカサ「…」
アルミン「ミカサ、どうかした? 元気が無いみたいだけど…」
ミカサ「あまり、眠れなかった」
エレン「お前でもそんなことあんのか」ハハハ
アルミン「…」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:33:41 ID:xc8aalt.
エレン「とっとと飯食おうぜ、遅れると教官にドヤされる」
ミカサ「エレン…今日の対人格闘術、私と組もう」
エレン「は? 嫌だよお前超強いし」
ミカサ「 」
エレン「それに今日は…」
エート… エレンハ…
ミーナ「…あ、エレン! 昨日の約束だけど」
エレン「おう、ちゃんとわかってるって」
ミーナ「それなら良…ヒッ!?」
ミカサ「…」ゴゴゴゴゴゴ
アルミン「エ、エレン! ミーナとの約束って?」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:39:25 ID:xc8aalt.
エレン「今日の格闘術はミーナと組むんだ。同じ班だし、得意な科目はお互いに教え合おうって事になってな」
ミーナ「そうなの。ま、まぁ私がエレンに教えてあげられる事なんて、な、何もないと思うけど…」ブルブル
ミカサ「…」ゴゴゴゴゴゴ
エレン「そんなことねぇって。お前との訓練、楽しみにしてるぜ?」ニッ
ミーナ「う、うん…」ブルブル
ミカサ「…メスブタ…」ボソッ
ミーナ(ひいいいいいいいいぃぃぃ!!!)グスッ
エレン「って訳だからミカサ、今日はお前と組めない。悪いな」
ミカサ「わかった…」
ミーナ「そ、それじゃ!」ダダッ
15 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:45:22 ID:xc8aalt.
エレン「朝から忙しいやつだな」
アルミン(本当にエレンは…自覚がないだけ余計たちが悪いよ)
ミカサ「…」
(ユミル『エレンを他の女に取られてもいいのか?』)
ミカサ(やはり…戦わなくてはいけないのか…)
エレン「今日のスープもうっすいな」ズズ
アルミン「僕はもう味がわからないや…」
エレン「そこまでじゃないだろ」ハハハ
22 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:07:06 ID:wk9jZmog
~格闘訓練~
ライナー「お手柔らかに頼むぞミカサ」
ミカサ「…わかった」
ライナー「まずは俺が暴漢役だな」
ミカサ「…」
キャッ ドサッ イテテ
エレン「ミーナ、大丈夫か?」
ミーナ「うん…」
エレン「良くなってきてる。筋はいいみたいだな」
ミーナ「本当!?」
エレン「ああ。それじゃ、もう一回だ」
ミカサ「…」ジ-
ライナー(訓練中によそ見とは随分余裕だなミカサ…)
23 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:15:02 ID:wk9jZmog
ライナー「…フッ!」ブォン
ミカサ「…」ガッ
ライナー(防がれた!?)
エレン「怖がりすぎだミーナ、もっと俺に体を預けてみろ」
ミーナ「えっ…う、うん」
ライナー「クソッ!」ヒュッ
ミカサ「…」ガシッ
ライナー「ぐっ…」
ミカサ「…」ギリギリギリ
ライナー「こ、降参だ、ミカサ…ミカサ?」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:25:12 ID:wk9jZmog
エレン「うおっ…今のは惜しかったな、ミーナ。やっぱ飲み込み早いよお前」ニッ
ミーナ「…えへへ///」
ミカサ「…」ギリギリギリ
ライナー「ちょ…ミカ…し、締まっ…」
ミカサ「…」ギリギリギリ
教官「訓練やめ! 集合!」
ミカサ「…」パッ
ライナー「 」ドサッ
ミカサ「…」スタスタ
ベルトルト「ライナー、集合だってさ…ライナー?」ユサユサ
ライナー「 」
ベルトルト「し、死んでる」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:32:25 ID:wk9jZmog
~夜・食堂~
エレン「はぁ…今日も疲れたな…」
アルミン「そうだね…明日は兵站行進だからもっと辛いよ」
エレン「飯食ったら早めに寝るか」ゴトッ
ミカサ「…」
エレン「どうしたミカサ? 早く座れよ」
ミカサ「…私はエレンのことが嫌い」
アルミン「 」
エレン「ミ、ミカサ? いきなりどうした?」
ミカサ「嫌い。すごく、嫌い」
ミカサ「それじゃ、そういうことだから」スタスタ
エレン「おい! ミカサ!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
26 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:40:35 ID:wk9jZmog
~男子寮~
エレン「…っていうことがあったんだが」
ベルトルト「ミカサがエレンのことを嫌い、か」
ライナー「実際に見てなきゃ俄には信じられん話だが…」
アルミン「あの後、結構騒ぎになったからね…」
ジャン「ハッ! エレンお坊ちゃんはとうとうミカサママに愛想つかされたみてぇだなぁ?」
エレン「あ? うるせーよ馬人面」
ジャン「はぁ!? 馬人面ってなんだよ!? 悪人面と馬面が混ざって馬人間みたいになってるじゃねえか!」ガシッ
エレン「おい! 襟を掴むんじゃねぇよ!」
ジャン「そもそも俺は悪人面でも無けりゃ馬面でもねえ!」ググ
エレン「他のどこ掴んでもいいけど襟だけは掴むなって!」グググ
27 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:46:42 ID:wk9jZmog
アルミン「二人とも落ち着いて! あまり騒ぐと教官が来る」
アルミン「明日の兵站行進…荷物を増やされるよ?」
ジャン「…チッ」パッ
エレン「襟、伸びちゃったじゃねえか」
ベルトルト「その…エレンには心当たりとか無いの?」
エレン「心当たり?」
アルミン「ミカサがエレンを嫌いって言うだなんて、相当な理由があるはずだよ」
エレン「う~ん心当たり…心当たりか…」
アルライベルジャン「…」
エレン「ねぇな」キッパリ
28 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:54:27 ID:wk9jZmog
ライナー(だろうな…)
アルミン(ここで気が付くような人間なら、そもそもこんなことになってないだろうしね…)
ジャン「やっぱお前がいつまでもガキだから愛想つかされたんじゃねえの?」ゲラゲラ
エレン「チッ…言ってろよジャン」
ベルトルト「そういえば今日、格闘訓練でライナーがミカサに殺されかけてたね」
ライナー「あ、ああ…ミカサ、荒れてたな」
エレン「そうなのか?」
ライナー「故郷の風景が見えた…マジで」
エレン「! そういや今日の朝、ミカサに格闘術組まないかって誘われたな」
ベルトルト「それで断ったの?」
エレン「他の奴と約束しててな」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 03:01:20 ID:wk9jZmog
エレン「なんだよアイツ…そんなことで怒ってたのか?」
ライナー「もうあんなミカサと組まされるのは御免だぞ」
エレン「仕方ねえ、次の格闘訓練の時はミカサと組むか」
アルミン「…」ウーン
ジャン「なんだ、もう解決か? つまんねえな、チャンスだと思ったのによ」
アルミン(その程度のことでミカサがエレンに怒るとは思えないけど)ウーン
エレン「明日も早いし、もう寝ようぜ」
ベルトルト「そうだね…おやすみ」
アルミン(そもそもあの時のミカサは、怒っているというより思い詰めている様に見えた…)ウーン
アルミン「…! そうか、多分…」
エレン「? どうしたアルミン」
アルミン「い、いや…なんでもないよ、エレン。おやすみ」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:00:16 ID:TzWVOAAc
~女子寮~
サシャ「ハァ…ハァ…ひどい目にあいました…」
ガチャ
クリスタ「サシャ! 今までどこに居たの?」
サシャ「いやぁ…格闘訓練でコニーとふざけすぎまして…」
サシャ「ずっと外を走らされてました」アハハ
ユミル「3年前から変わらねえなお前は…」
ミカサ「…」ブルブル
サシャ「…あれ、ミカサですよね? どうしたんですか布団にくるまったりなんかして」
アニ「食堂から帰ってきてずっとこの調子なのさ」ハァ
サシャ「食堂? …あぁ、あれを実行したんですか! どうなったんです?」
クリスタ「実は…」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:09:52 ID:TzWVOAAc
サシャ「それは…思い切ったことをしましたねミカサ」
ミカサ「…」ブルブル
ユミル「対巨人の術より対人間のコミュニケーション方法を学ぶべきだな、こいつは」ハァ
アニ「いきなり『お前が嫌い』だなんて…不器用にも程があるよ」
ミカサ「…エレンに嫌われてしまったかもしれない」ブルブル
ミカサ「グスッ…酷いことを言ってしまった…」ブルブル
ミカサ「エレンもきっと…ヒック…眠れないぐらい傷ついてる」
アニ(それはどうだろう)
サシャ「げ、元気だしてくださいよミカサ! きっとエレンも全然気にしてませんから」
クリスタ「サシャ、その慰め方は本末転倒だよ…」
ミカサ「~~~~!!」ガバッ ダッ
35 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:17:09 ID:TzWVOAAc
ユミル「おい! どこ行くつもりだミカサ!?」ガシッ
ミカサ「離して! エレンに…エレンに謝りに行く!」グググ
サシャ「この時間に外出、それも男子寮はやばいですよ! 独房行きになりますよあなた!?」ガシッ
アニ(しょっちゅう食料庫に忍び込んでるアンタがそれを言うのか…)
ユミル「耐えろミカサ…戦いには待つことも必要だ」
ミカサ「でも…エレンが…」グスグス
ユミル「あの鈍感巨人バカには、あれぐらい言ったほうが丁度いいんだよ」
クリスタ「うん…これでエレンもミカサを意識するはずだよ!」
ミカサ「本当…?」グスグス
アニ「少なからず驚いてはいたね」
サシャ「今ここを我慢すればエレンとのバラ色の未来が待ってますよ! きっと!」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:24:30 ID:TzWVOAAc
ミカサ「わかった、我慢する…」グス
ユミル「だが、長期戦は覚悟しておいたほうがいいかもな」
ミカサ「…」
ミカサ「…」ギリ…
ミカサ「…三日ぐらいならなんとか…」ギリリリ…
アニ(…何が三日?)
クリスタ(三日経つとどうなるんだろう…)
ユミル「よし、もう寝るか」
サシャ「ちょっとユミル! 何か作戦があるんですか? ミカサとエレンをくっつける…」ヒソヒソ
ユミル「ねぇけど…今は成り行きに任せるしかねえだろ」ヒソヒソ
アニ(やれやれ…)ハァ
ミカサ「エレン…」グスッ
38 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:31:13 ID:TzWVOAAc
~朝・食堂~
ワイワイ ガヤガヤ ジャンジャン マルマル
エレン「…ミカサは?」
アルミン「あそこで、クリスタ達と食べてるね」
エレン「そうか、行ってくる」
ベルトルト(人事だけど、なんだか…)ドキドキ
ライナー(緊張してしまうな)ドキドキ
アルミン「…」
ユミル「ミカサ、いいな? あいつが話しかけてきても…」
ミカサ「わかってる。我慢する」
サシャ「その…パン、食べないなら私が貰っても…?」
ミカサ「」スッ
サシャ「!」パアァァ
39 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:35:22 ID:TzWVOAAc
ミカサ「」パクッ
サシャ「 」
ミカサ「…半分、あげる」サクッ
サシャ「!! ミカサァァァ! ありがとうございます!」パクッ
サシャ「必ず…モグモグ…エレンと…ゴクッ…くっつけてみせます!」
ユミル「おい! 声がでけぇんだよ芋女!」
サシャ「す、すいませn エレン「あー、ちょっといいか?」
ユミクリミカサシャ「!!!」ビクッ
クリスタ(き、聞こえてなかったよね?)
ユミル(多分な…)
40 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:39:43 ID:TzWVOAAc
エレン「ミカサ。その…悪かったよ。お前の気持ちに気付いてやれなくて」
ユミル(…お? こいつは…)
ミカサ「」ドキドキ
クリスタ「」ドキドキ
エレン「そんなに俺と格闘訓練がやりたかったなんてな…」
ミカサ「 」
クリスタ「 」
サシャ(どんな勘違いや…)モグモグ
ユミル(んなこったろうと思ったよ)
アニ「…」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:45:48 ID:TzWVOAAc
エレン「次の格闘訓練の時は、一緒に組もうぜ」
ミカサ「…」
エレン「だからその…機嫌直せよ、な?」
ミカサ「…」
エレン「ミカサ?」
ミカサ「サシャ、行こう」ガタッ グイッ
サシャ「ふえっ!? ちょ、まだ食べてるとちゅ…」
エレン「お、おい! ミカサ!?」
ユミル「…私達も行くか、クリスタ」ガタッ
クリスタ「うん」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:49:51 ID:TzWVOAAc
エレン「なんだよ…なんか俺悪いこと言ったか?」
クリスタ「…」ジー
エレン「…?」
クリスタ「ふん!」プイッ
エレン「!?」
アニ「はぁ…アンタは学ぶべきだね。女の子との話し方を」スタスタ
エレン「なんだそりゃ…」
ガヤガヤ オイオイ ミタカアレ? ザワザワ
ジャン「エレーン。またミカサに振られたみたいじゃねぇの」ニヤニヤ
マルコ「ちょっと、やめなよジャン」
エレン「…お前には関係ねぇだろ」
52 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 22:57:02 ID:TzWVOAAc
ジャン「関係ないことも無いかもしれないぜ?」ニヤニヤ
エレン「あ? どういうことだよ」
ジャン「ミカサのあの態度…ありゃ、好きな男ができたに違いねぇ」
エレン「!? ミカサに限ってそんなこと…」
ジャン「無い、と言い切れるか? これならお前から離れようとしてるのも納得だ」
ジャン「いつも一緒にいちゃ、死に急ぎ野郎が好きだなんてその男に勘違いされちまうからな!」
ザワザワ マタハジマッタカ… ジャンエレ?
コニー「…んで、そのミカサの好きな男ってのは?」
ジャン「そりゃもちろん俺──」
ライナー「無いな」
マルコ「無いね」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:04:03 ID:TzWVOAAc
ジャン「マルコお前どっちの味方なんだよ!?」
マルコ「いや…客観的に考えて、ね…」
エレン「アホらしい…んなわけねぇだろ…なぁ、アルミン?」
アルミン「…」
エレン「アルミン?」
ライナー「…ひょっとしたらミカサは『アレ』なんじゃないか?」
コニー「アレ? アレってなんだよ?」
ライナー「アニも時折、普段以上に機嫌が悪くなる時があってな…」
ライナー「昔聞いたんだが、女はそういう物らしい…まぁ、言っちまえば生r」ポンポン
ライナー「ん? 誰d アニ「私がなんだって?」
ベルトルト(ライナー…! どうして君はいつもそう間が悪いんだ…!)ブルブル
54 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:11:30 ID:TzWVOAAc
ライナー「…いや、その…せい…性格に裏表のない素敵な奴だという話を…な」
アニ「…」
ベルトルト「…」
アニ「…そう」
ライナー(許されたか!?)
アニ「次の格闘訓練楽しみにしてな」ボソッ
ライナー「 」
コニー「おい! 結局アレってなんなんだよ! …エレン、知ってるか?」
エレン「いや、知らねぇ…」
アニ(はぁ…)スタスタ
アルミン「アニ! …ちょっと、いい?」ヒソヒソ
57 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:23:08 ID:TzWVOAAc
アニ「…何?」ピタッ
アルミン「今日の夕食後、話したいことがあるんだ。二人きりで」ヒソヒソ
アニ(…)
アニ「なんだか知らないけど…いいよ」
アルミン「ありがとう。それじゃ夕食後、兵舎の裏でいいかな?」ヒソヒソ
アニ「…わかった」
エレン「アルミン! そろそろ行こうぜ」
アルミン「うん! …じゃあ、また」スタスタ
アニ(…まさか、ね)
エレン「アニと何話してたんだ?」
アルミン「…これからのことをね」
エレン「?」
59 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:34:23 ID:TzWVOAAc
~兵站行進~
ザッ ザッ ザッ…
エレン「ハッ…ハッ…ハァッ…」タッタッタッ
(ミカサ『私はエレンが嫌い』)
エレン「ハッ…ハッ…」タッタッタッ
エレン(…わかんねぇ…)
(ミカサ『すごく、嫌い』)
エレン「ハッ…ハッ…!」タッタッタッ
教官「どうしたイェーガー! 遅れているぞ! そのまま開拓地に歩いて行くか!?」
エレン「…クソッ…!」ダッ
エレン(なんでだよ…わかんねぇよ…ミカサ…)
61 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:27:34 ID:EJB.JkU.
~夜・食堂~
サシャ「さ~て、ご飯ですよ! ご飯!」
ユミル「元気だな、芋女…」
サシャ「走らされるのには慣れっこですからねぇ」フーッ
ユミル「ドヤ顔で言うことじゃねえよ」
ミカサ「…」スーハースーハー
クリスタ「その…顔が見えないけど…マフラーを顔に巻いてるの、ミカサだよね?」
ミカサ「…」スーハースーハー
サシャ「なんでも、少しでも『エレンを感じる物』を嗅いでいないと自我が保てないそうです」
ユミル(なんだそりゃ…こえぇ…)
ミカサ「…」スーハースーハー
62 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:36:11 ID:EJB.JkU.
ユミル(正直コイツのエレン愛を舐めていた…)
ユミル(…距離を置けだなんて、悪いこと言っちまったな)
ユミル(もう、エレンに明かして、謝って…終わりでいいんじゃねえか…?)
ユミル(まさか私に良心みてぇなもんが残ってるとは思わなかったぜ…)キリキリキリキリ
ユミル「なぁ、ミカ──」
エレン「ミカサ!」
ミカサ「…」ビクッ
エレン「…俺が悪かった! なんでお前が怒ってるのか、俺は馬鹿だからわかんねぇけど」
エレン「いい加減、許してくれないか?」
ミカサ「…」
エレン「ミカサ…?」
エレン(なんでマフラーを顔に巻いてるんだ…?)
63 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:40:33 ID:EJB.JkU.
エレン(…俺の顔も見たくないってことか?)
エレン「何か言ってくれねえと、わかんねぇよミカサ!」ダン
ミカサ「…」
エレン(…完全無視かよ…!)ギリッ
エレン「──わかった」
ミカサ「…」
エレン「もう、いい…」スタスタ
ライナー「お、おいアルミンいいのかあのままで」ヒソヒソ
ベルトルト「すごい修羅場になってるよ!?」ヒソヒソ
アルミン「今は…見守るしか無いよ…」
アルミン(自覚させないといけないんだ…エレンには)
64 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:44:55 ID:EJB.JkU.
サシャ(えらいことに…)ダラダラ
ユミル(これはさすがにまずいな…)ダラダラ
クリスタ「…どうしよう。大変な…ことにっ…」グスッ
サシャ「…ミカサ、よく我慢出来ましたね…ミカサ?」
ミカサ「…」
サシャ「ちょ、ちょっと失礼しますよ…?」マフラーハラリ
ミカサ「 」
サシャ「し、死んでる」
アニ「…」チラ
アルミン「…」コクリ
65 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:59:20 ID:EJB.JkU.
~兵舎裏~
アニ「…それで、話って?」
アルミン「うん。エレンと、ミカサのことなんだけど──」
アニ(まぁ、そうだろうね…)ハァ
アニ(…? 何でガッカリしてるの? 私は…)
アルミン「それで──アニ、聞いてる?」
アニ「…ああ、聞いてるよ。エレンとミカサ…喧嘩してるみたいだね」
アルミン「これは僕の推測だけど…あれは、アニたちがミカサに入れ知恵をしたんだろ?」
アニ「!」
アルミン「ミカサが、自分からあんなことをエレンに言うはずがないからね…」ハハ…
アニ(…アルミンなら、気が付いて当然か…)
68 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 03:08:08 ID:EJB.JkU.
アニ「…怒ってるの? 私らがミカサにあんなことをさせたこと」
アルミン「…そうじゃないよ。ここからが本題なんだけど…」
アルミン「僕は、アニ達に協力したい」
アニ「…? それをなぜ私に?」
アニ「直接ミカサに言えばいいじゃない。協力する、って」
アルミン「…さっきアニは僕に、怒ってるかって聞いたけど」
アルミン「実のところは…嫉妬、してるんだ」
アルミン「ミカサが僕にじゃなく、アニ達に相談したことに」ハハ…
アニ「…」
アルミン「でもそれはきっといいことなんだ」
アルミン「…そういうことを相談できる仲間が、ミカサにも出来たってことだから」
69 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 03:15:03 ID:EJB.JkU.
アルミン「だから僕は、『アルミン』としてミカサに協力できない」
アルミン「これは本当に勝手なお願いなんだけど…」
アルミン「僕の作戦を、アニが考えた作戦としてミカサ達に伝えてほしい」
アニ「…ひとつ聞いてもいい? なぜ私がミカサ側だと思ったの?」
アニ「私は特別ミカサと親しいわけでもないし、食事の席は別々だったでしょ?」
アルミン「…うん。まず、クリスタたちがミカサに協力してることはすぐにわかった」
アルミン「でも…」クスッ
アニ「…?」
アルミン「アニは、優しい人なんだね。自分じゃ気が付いて無かったのかもしれないけど」
アルミン「食事中、アニがずっとミカサたちのことを気にしていたのが丸わかりだったからさ」
アニ「…!」
71 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 03:23:34 ID:EJB.JkU.
アニ「…目ざといね、アンタ。嫌いだよ、そういう所…」
アルミン「ご、ごめん」ハハ…
アニ「…もう一つ。それで、なぜその作戦をあえて私に?」
アニ「クリスタ達に頼めばいいじゃないか」
アルミン「それは…僕もうまく説明できないんだけど」
アルミン「アニが一番信用できる、と思ったからかな…」
アニ「…そう」
アニ(信用、か…滑稽な言葉だね)
アニ(私はもう…既にアンタ達を…)
アニ(…)
アニ「…いいよ。その作戦…乗った」
75 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 17:51:57 ID:OBW/GTbg
~女子寮~
アニ「…」ハァ
ガチャ ギィ
サシャ「あぁアニ! 大変なんです、ミカサがかなり狼狽してしまって…」
ミカサ「…カルラおばさんに…合わせる、顔がない…」ブルブル
クリスタ「やっぱり私、エレンに事情を話すべきだと思う」
ユミル「そう…だよな、やっぱ」
アニ「そのことなんだけど…私に作戦があるんだ」
ユミル「作戦?」
アニ「明日の休日を使ってね。みんなにも協力して貰いたいんだけど…」
クリスタ「も、もちろん! なんでもするよ!」
ユミル「まぁ、こんなことになったのは私らのせいでもあるしな…」
サシャ「私にはミカサにパンを貰った恩義があります!」
76 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 18:03:59 ID:OBW/GTbg
ユミル「んで、その作戦ってのは?」
アニ「いや…その…」
サシャ「?」
アニ「…名付けて、『やっぱり俺、ミカサがいないと駄目なんだ 嫉妬の炎で恋心を自覚させちゃえ作戦』」
ユミル「 」
クリスタ「 」
サシャ「 」
アニ「…って、言うんだけど///」カァァ
ユミル「それ…プッ…お前が…ククッ…考えた、のか…?」プルプル
サシャ「ユミル…わ、笑うなんて酷いですよ」プルプル
アニ(呪うよアルミン…///)ハァ
クリスタ「なんだか、素敵な作戦名だね///」ポー
78 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 18:19:09 ID:OBW/GTbg
ミカサ「…アニ」フラリ
ユミクリアニサシャ「!!!」ビクッ
ユミル(さすがに怒らせたか…?)
ミカサ「その作戦の概要を教えて。完璧に遂行してみせる」キリッ
サシャ「元気になりましたね」
~男子寮~
ライナー「…アルミン! どこ行ってたんだ?」
アルミン「なんでもないよ…ちょっとした用事があって」
ベルトルト「エレンに声をかけてあげてくれないか…ずっと、あの調子なんだ」
エレン「…」ボーッ
79 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 18:31:46 ID:OBW/GTbg
アルミン「あれは…相当重症みたいだね…」
マルコ「ジャンですら、からかうのを止めたぐらいだから…」
ジャン「…」チッ
アルミン「うん…僕が声をかけてみるよ」
アルミン「エレン…大丈夫かい?」
エレン「…ん? …あぁ、アルミンか…」
エレン「なぁ、アルミンは…ミカサがなんで俺に怒ってるかわかるか?」
アルミン「ごめん、わからない」
アルミン(そもそも、怒ってないからね…)
エレン「そうか…アルミンにわからないんじゃ、俺にわかるわけねぇよな…」
アルミン「…問題は、ミカサが何に怒っているかじゃないと思うよ」
エレン「…?」
83 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:14:29 ID:OBW/GTbg
アルミン「ミカサに『嫌い』って言われて、エレンはどう思ったの?」
アルミン「それが、答えになるんじゃないかな」
エレン「俺が…どう思ったか…?」
アルミン「うん。僕はもう寝るね…おやすみ、エレン」
エレン「…あぁ、おやすみ…」
ベルトルト「…」スースー
ライナー「…」グーグー
アルミン「…」スヤスヤ
エレン「…」
(ミカサ『私はエレンが嫌い』)
エレン(どう思ったかだって…?)
85 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:19:36 ID:OBW/GTbg
エレン(そんなの、ムカついたに決まってるじゃねぇか…!)
エレン(…いきなり、嫌いだなんて…)
エレン(俺らは…家族じゃ無かったのかよ…!)
エレン「…」ジワッ
エレン(!? 何…泣いてんだ俺はっ…!)ゴシゴシ
エレン(もうすぐ訓練兵を卒業するってのに…これじゃジャンの言う通り、ガキみたいじゃねえか…!)
(ジャン『ありゃ、好きな男ができたに違いねぇ』)
エレン(…もしかして、本当にそうなのか? ミカサ…)
エレン(だとしたら俺は…どうするべきなんだ…?)
エレン(…くそ…考えがまとまらねぇ…)
エレン(もう、寝よう…)
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