【進撃の巨人】ミカサ「私はエレンのことが嫌い」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。いきなりエレンのことが嫌いだと言い出したミカサ。しかしそれには何か理由があるようで…。エレンとミカサの関係性はこの後どうなっていくのでしょうか?
ミカサ「私はエレンのことが嫌い」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:41:59 ID:xc8aalt.
アルミン「 」
エレン「ミ、ミカサ? いきなりどうした?」
ミカサ「嫌い。すごく、嫌い」
エレン「お…おう…?」
ミカサ「それじゃ、そういうことだから」スタスタ
エレン「おい! ミカサ!?」
ザワザワ… ナニナニ チワゲンカカ? コレハチャンスジャン…
アルミン「 」
エレン「…なんだよアイツ…なぁアルミン?」
アルミン(ミサカが何を考えているのかはわからないけど…)
アルミン(悩みの種が増えたのは間違いない)キリキリキリキリ
3 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:46:21 ID:xc8aalt.
ミカサ(エレン…ごめんなさい…)
ミカサ(でもこれも全て私たちの輝かしい未来のため…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~昨日の夜・女子寮~
サシャ「エレンの」
アニ「気を」
クリスタ「引きたい?」
ミカサ「」コクリ
ユミル「…ブッ! ダハハハハ! お前が私達に恋の相談!?こりゃぶったまげたなぁオイ!」バンバン
クリスタ「ちょっとユミル! ミカサが真面目に相談してくれてるのに、笑うなんてひどいよ!」
ミカサ「…私は、エレンのそばにいられるだけでいい」
ミカサ「でも…エレンにも少しは私のことを気にしてほしい」
サシャ「いやぁ、あのミカサも一人の女の子なんですね。少し安心しました」
クリスタ「うん、ミカサも安心して! 私達でいいなら協力するよ!」
ミカサ「ありがとう…///」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:50:10 ID:xc8aalt.
アニ「でも…協力、って言ってもね…」
ユミル「このおぼこ共じゃなぁ」
サシャ「? おぼこってどういう意味ですか?」
ユミル「お前みたいな奴のことだよ」
サシャ「???」
ミカサ「どんなことでもいい。とにかくなにか案が欲しい」
クリスタ「う~ん…男の子の気の引き方かぁ…」
アニ「悪いけど、私は力になれそうにもないね」
サシャ「贈り物をするってのはどうですか? 肉とか魚とか」
アニ「…それで懐柔されるのはアンタぐらいだよ」
サシャ「!? 今私を遠回しに馬鹿にしませんでしたかアニ!?」
ユミル「いや全然遠回しじゃねぇし…」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 01:56:21 ID:xc8aalt.
クリスタ「やっぱり、今以上にアピールするしかないんじゃ…」
ミカサ「…」シュン
ユミル「…いや、違うな。ミカサ、お前はエレンにベタベタしすぎなんだよ」
ユミル「朝から晩までエレンと一緒じゃねーか。つまりだな、こいつみたいになってみればいい」ビシッ
アニ「…?」
ミカサ「アニみたいに?」
ユミル「ああ。『押してダメなら引いてみろ』ってわけだ。少しエレンと距離を置いてみろ」
ミカサ「!? でも、それは…」
アニ「…それって私が無愛想って言いたいの?」
サシャ「事実じゃないですか」
アニ「…」イラッ
ゲシッ アニ!? ケラナイデクダサイヨ!? ゲシッゲシッ
イタイデスッテ! ゲシッゲシッ チョ、ヤメ…ヤメンカイ!!
6 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:01:17 ID:xc8aalt.
アニ「まったく、傷つくよ」
サシャ「私も(物理的に)傷つきましたよ…」
ミカサ「…ユミルもクリスタとベタベタしてる」
ユミル「私とクリスタは両想いだからいいんだよ! なぁクリスタ?」ガシッ
クリスタ「ちょ、ちょっとユミル///」
ミカサ「でも…私とエレンは家族で…」
ユミル「だからその家族ってのがダメなんだよ! ミカサ、お前はこのままエレンの『家族』のままでいるつもりか?」
ユミル「それ以上の関係になりたいから私達に相談したんじゃないのか?」
ミカサ「!」
クリスタ「…私もユミルの言ってることは正しいと思う」
クリスタ「きっと、ミカサとエレンに必要なのは『変化』なんだよ!」
アニ「あの死に急ぎ野郎は二言目には巨人、だからね」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:07:13 ID:xc8aalt.
ミカサ「…わかった。エレンと距離を置く」ギリリ…
クリスタ(ご飯抜きって言われたサシャみたいな顔してる…)
ミカサ「でも具体的にどうすればいい?」
ユミル「とりあえずエレンと一緒に行動するのはやめるんだな」
サシャ「! ご飯の時、ミカサっていつもエレンたちと一緒ですよね? まずそれをやめることから始めてみたらどうですか!?」
ユミル「お、サシャにしてはいい案だ」
サシャ(ふふふ…ミカサのことやから、エレンと離れ離れになれば食欲がなくなるはずやし!)
サシャ(そうなれば、私がミカサのパンを…!)ジュル
アニ(…とでも)
クリスタ(考えてるんだろうね…)
8 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:12:47 ID:xc8aalt.
ミカサ「…エレンとの朝食は一日の始まり。私の原動力」
ミカサ「エレンとの夕食は一日の疲れを癒すオアシス」
ミカサ「それがなくなるなんて…耐えられない」ギリリ
サシャ「ミカサ…」チッ
ユミル「…あのなぁミカサ。お前がモタモタしてるうちにエレンを他の女に取られてもいいのか?」
ミカサ「!? それは嫌!…かもしれない」
ユミル「あいつはお前が思っている以上に女子に人気があるぞ? 成績上位組だしな」
アニ「訓練にもひたむきだし、そういうところがいいって奴もいるかもね」
クリスタ「確かに…真面目だし、誠実そうだもんね」
ミカサ「アニ、クリスタ…あなた達もしかしてエレンのことを」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:15:57 ID:xc8aalt.
クリスタ「えっ!? ち、違うよ! エレンのことは同じ訓練兵として尊敬してるけど、そういう感情じゃ…」
ユミル「クリスタは私の嫁だからな」マガオ
アニ「私も違う。興味ない」
ミカサ「…興味ないってどういうこと?」ゴゴゴ
クリスタ(そこにも怒るの!?)
アニ(めんどくさい…)
ユミル「私が見た感じじゃ、エレンも家族以上の感情をお前に持っちゃいないだろうな」
ミカサ「…」シュン
ユミル「だが親愛の情がある分、ほかの女子共より一歩リードしているのは間違いない」
ユミル「そして、情ってやつはちょっとしたきっかけで恋心に変わるもんだ」
サシャ「なんだかユミルが言うと真に迫るものがありますね」
10 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:22:28 ID:xc8aalt.
ユミル「今を変えるのは戦う覚悟だ、ミカサ」
ミカサ「! 戦わなければ勝てない…」
ユミル「戦え、ミカサ…その手にエレンを掴んでみせろ!」
ミカサ「私は戦う…! 必ずエレンを手に入れてみせる!」
ユミル「そうだよく言った!」
アニ(ああ…これユミル…)
クリスタ(完全に楽しんでるね…)
サシャ「それじゃ、明日の朝食時から実行ですか!?」ワクワク
ミカサ「…心の準備がしたい。夕食の時では駄目?」
ユミル「まぁいいんじゃねえか?」
サシャ「あ…そっすか…」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:27:39 ID:xc8aalt.
~朝・食堂~
エレン「んで、その時コニーがさ…」
アルミン「あはは…」
ミカサ「おはよう」
エレン「ん? ミカサ今日は遅かったな」
アルミン「おはようミカサ」
ミカサ「…」
アルミン「ミカサ、どうかした? 元気が無いみたいだけど…」
ミカサ「あまり、眠れなかった」
エレン「お前でもそんなことあんのか」ハハハ
アルミン「…」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:33:41 ID:xc8aalt.
エレン「とっとと飯食おうぜ、遅れると教官にドヤされる」
ミカサ「エレン…今日の対人格闘術、私と組もう」
エレン「は? 嫌だよお前超強いし」
ミカサ「 」
エレン「それに今日は…」
エート… エレンハ…
ミーナ「…あ、エレン! 昨日の約束だけど」
エレン「おう、ちゃんとわかってるって」
ミーナ「それなら良…ヒッ!?」
ミカサ「…」ゴゴゴゴゴゴ
アルミン「エ、エレン! ミーナとの約束って?」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:39:25 ID:xc8aalt.
エレン「今日の格闘術はミーナと組むんだ。同じ班だし、得意な科目はお互いに教え合おうって事になってな」
ミーナ「そうなの。ま、まぁ私がエレンに教えてあげられる事なんて、な、何もないと思うけど…」ブルブル
ミカサ「…」ゴゴゴゴゴゴ
エレン「そんなことねぇって。お前との訓練、楽しみにしてるぜ?」ニッ
ミーナ「う、うん…」ブルブル
ミカサ「…メスブタ…」ボソッ
ミーナ(ひいいいいいいいいぃぃぃ!!!)グスッ
エレン「って訳だからミカサ、今日はお前と組めない。悪いな」
ミカサ「わかった…」
ミーナ「そ、それじゃ!」ダダッ
15 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/05(水) 02:45:22 ID:xc8aalt.
エレン「朝から忙しいやつだな」
アルミン(本当にエレンは…自覚がないだけ余計たちが悪いよ)
ミカサ「…」
(ユミル『エレンを他の女に取られてもいいのか?』)
ミカサ(やはり…戦わなくてはいけないのか…)
エレン「今日のスープもうっすいな」ズズ
アルミン「僕はもう味がわからないや…」
エレン「そこまでじゃないだろ」ハハハ
22 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:07:06 ID:wk9jZmog
~格闘訓練~
ライナー「お手柔らかに頼むぞミカサ」
ミカサ「…わかった」
ライナー「まずは俺が暴漢役だな」
ミカサ「…」
キャッ ドサッ イテテ
エレン「ミーナ、大丈夫か?」
ミーナ「うん…」
エレン「良くなってきてる。筋はいいみたいだな」
ミーナ「本当!?」
エレン「ああ。それじゃ、もう一回だ」
ミカサ「…」ジ-
ライナー(訓練中によそ見とは随分余裕だなミカサ…)
23 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:15:02 ID:wk9jZmog
ライナー「…フッ!」ブォン
ミカサ「…」ガッ
ライナー(防がれた!?)
エレン「怖がりすぎだミーナ、もっと俺に体を預けてみろ」
ミーナ「えっ…う、うん」
ライナー「クソッ!」ヒュッ
ミカサ「…」ガシッ
ライナー「ぐっ…」
ミカサ「…」ギリギリギリ
ライナー「こ、降参だ、ミカサ…ミカサ?」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:25:12 ID:wk9jZmog
エレン「うおっ…今のは惜しかったな、ミーナ。やっぱ飲み込み早いよお前」ニッ
ミーナ「…えへへ///」
ミカサ「…」ギリギリギリ
ライナー「ちょ…ミカ…し、締まっ…」
ミカサ「…」ギリギリギリ
教官「訓練やめ! 集合!」
ミカサ「…」パッ
ライナー「 」ドサッ
ミカサ「…」スタスタ
ベルトルト「ライナー、集合だってさ…ライナー?」ユサユサ
ライナー「 」
ベルトルト「し、死んでる」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:32:25 ID:wk9jZmog
~夜・食堂~
エレン「はぁ…今日も疲れたな…」
アルミン「そうだね…明日は兵站行進だからもっと辛いよ」
エレン「飯食ったら早めに寝るか」ゴトッ
ミカサ「…」
エレン「どうしたミカサ? 早く座れよ」
ミカサ「…私はエレンのことが嫌い」
アルミン「 」
エレン「ミ、ミカサ? いきなりどうした?」
ミカサ「嫌い。すごく、嫌い」
ミカサ「それじゃ、そういうことだから」スタスタ
エレン「おい! ミカサ!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
26 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:40:35 ID:wk9jZmog
~男子寮~
エレン「…っていうことがあったんだが」
ベルトルト「ミカサがエレンのことを嫌い、か」
ライナー「実際に見てなきゃ俄には信じられん話だが…」
アルミン「あの後、結構騒ぎになったからね…」
ジャン「ハッ! エレンお坊ちゃんはとうとうミカサママに愛想つかされたみてぇだなぁ?」
エレン「あ? うるせーよ馬人面」
ジャン「はぁ!? 馬人面ってなんだよ!? 悪人面と馬面が混ざって馬人間みたいになってるじゃねえか!」ガシッ
エレン「おい! 襟を掴むんじゃねぇよ!」
ジャン「そもそも俺は悪人面でも無けりゃ馬面でもねえ!」ググ
エレン「他のどこ掴んでもいいけど襟だけは掴むなって!」グググ
27 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:46:42 ID:wk9jZmog
アルミン「二人とも落ち着いて! あまり騒ぐと教官が来る」
アルミン「明日の兵站行進…荷物を増やされるよ?」
ジャン「…チッ」パッ
エレン「襟、伸びちゃったじゃねえか」
ベルトルト「その…エレンには心当たりとか無いの?」
エレン「心当たり?」
アルミン「ミカサがエレンを嫌いって言うだなんて、相当な理由があるはずだよ」
エレン「う~ん心当たり…心当たりか…」
アルライベルジャン「…」
エレン「ねぇな」キッパリ
28 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 02:54:27 ID:wk9jZmog
ライナー(だろうな…)
アルミン(ここで気が付くような人間なら、そもそもこんなことになってないだろうしね…)
ジャン「やっぱお前がいつまでもガキだから愛想つかされたんじゃねえの?」ゲラゲラ
エレン「チッ…言ってろよジャン」
ベルトルト「そういえば今日、格闘訓練でライナーがミカサに殺されかけてたね」
ライナー「あ、ああ…ミカサ、荒れてたな」
エレン「そうなのか?」
ライナー「故郷の風景が見えた…マジで」
エレン「! そういや今日の朝、ミカサに格闘術組まないかって誘われたな」
ベルトルト「それで断ったの?」
エレン「他の奴と約束しててな」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/06(木) 03:01:20 ID:wk9jZmog
エレン「なんだよアイツ…そんなことで怒ってたのか?」
ライナー「もうあんなミカサと組まされるのは御免だぞ」
エレン「仕方ねえ、次の格闘訓練の時はミカサと組むか」
アルミン「…」ウーン
ジャン「なんだ、もう解決か? つまんねえな、チャンスだと思ったのによ」
アルミン(その程度のことでミカサがエレンに怒るとは思えないけど)ウーン
エレン「明日も早いし、もう寝ようぜ」
ベルトルト「そうだね…おやすみ」
アルミン(そもそもあの時のミカサは、怒っているというより思い詰めている様に見えた…)ウーン
アルミン「…! そうか、多分…」
エレン「? どうしたアルミン」
アルミン「い、いや…なんでもないよ、エレン。おやすみ」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:00:16 ID:TzWVOAAc
~女子寮~
サシャ「ハァ…ハァ…ひどい目にあいました…」
ガチャ
クリスタ「サシャ! 今までどこに居たの?」
サシャ「いやぁ…格闘訓練でコニーとふざけすぎまして…」
サシャ「ずっと外を走らされてました」アハハ
ユミル「3年前から変わらねえなお前は…」
ミカサ「…」ブルブル
サシャ「…あれ、ミカサですよね? どうしたんですか布団にくるまったりなんかして」
アニ「食堂から帰ってきてずっとこの調子なのさ」ハァ
サシャ「食堂? …あぁ、あれを実行したんですか! どうなったんです?」
クリスタ「実は…」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:09:52 ID:TzWVOAAc
サシャ「それは…思い切ったことをしましたねミカサ」
ミカサ「…」ブルブル
ユミル「対巨人の術より対人間のコミュニケーション方法を学ぶべきだな、こいつは」ハァ
アニ「いきなり『お前が嫌い』だなんて…不器用にも程があるよ」
ミカサ「…エレンに嫌われてしまったかもしれない」ブルブル
ミカサ「グスッ…酷いことを言ってしまった…」ブルブル
ミカサ「エレンもきっと…ヒック…眠れないぐらい傷ついてる」
アニ(それはどうだろう)
サシャ「げ、元気だしてくださいよミカサ! きっとエレンも全然気にしてませんから」
クリスタ「サシャ、その慰め方は本末転倒だよ…」
ミカサ「~~~~!!」ガバッ ダッ
35 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:17:09 ID:TzWVOAAc
ユミル「おい! どこ行くつもりだミカサ!?」ガシッ
ミカサ「離して! エレンに…エレンに謝りに行く!」グググ
サシャ「この時間に外出、それも男子寮はやばいですよ! 独房行きになりますよあなた!?」ガシッ
アニ(しょっちゅう食料庫に忍び込んでるアンタがそれを言うのか…)
ユミル「耐えろミカサ…戦いには待つことも必要だ」
ミカサ「でも…エレンが…」グスグス
ユミル「あの鈍感巨人バカには、あれぐらい言ったほうが丁度いいんだよ」
クリスタ「うん…これでエレンもミカサを意識するはずだよ!」
ミカサ「本当…?」グスグス
アニ「少なからず驚いてはいたね」
サシャ「今ここを我慢すればエレンとのバラ色の未来が待ってますよ! きっと!」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:24:30 ID:TzWVOAAc
ミカサ「わかった、我慢する…」グス
ユミル「だが、長期戦は覚悟しておいたほうがいいかもな」
ミカサ「…」
ミカサ「…」ギリ…
ミカサ「…三日ぐらいならなんとか…」ギリリリ…
アニ(…何が三日?)
クリスタ(三日経つとどうなるんだろう…)
ユミル「よし、もう寝るか」
サシャ「ちょっとユミル! 何か作戦があるんですか? ミカサとエレンをくっつける…」ヒソヒソ
ユミル「ねぇけど…今は成り行きに任せるしかねえだろ」ヒソヒソ
アニ(やれやれ…)ハァ
ミカサ「エレン…」グスッ
38 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:31:13 ID:TzWVOAAc
~朝・食堂~
ワイワイ ガヤガヤ ジャンジャン マルマル
エレン「…ミカサは?」
アルミン「あそこで、クリスタ達と食べてるね」
エレン「そうか、行ってくる」
ベルトルト(人事だけど、なんだか…)ドキドキ
ライナー(緊張してしまうな)ドキドキ
アルミン「…」
ユミル「ミカサ、いいな? あいつが話しかけてきても…」
ミカサ「わかってる。我慢する」
サシャ「その…パン、食べないなら私が貰っても…?」
ミカサ「」スッ
サシャ「!」パアァァ
39 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:35:22 ID:TzWVOAAc
ミカサ「」パクッ
サシャ「 」
ミカサ「…半分、あげる」サクッ
サシャ「!! ミカサァァァ! ありがとうございます!」パクッ
サシャ「必ず…モグモグ…エレンと…ゴクッ…くっつけてみせます!」
ユミル「おい! 声がでけぇんだよ芋女!」
サシャ「す、すいませn エレン「あー、ちょっといいか?」
ユミクリミカサシャ「!!!」ビクッ
クリスタ(き、聞こえてなかったよね?)
ユミル(多分な…)
40 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:39:43 ID:TzWVOAAc
エレン「ミカサ。その…悪かったよ。お前の気持ちに気付いてやれなくて」
ユミル(…お? こいつは…)
ミカサ「」ドキドキ
クリスタ「」ドキドキ
エレン「そんなに俺と格闘訓練がやりたかったなんてな…」
ミカサ「 」
クリスタ「 」
サシャ(どんな勘違いや…)モグモグ
ユミル(んなこったろうと思ったよ)
アニ「…」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:45:48 ID:TzWVOAAc
エレン「次の格闘訓練の時は、一緒に組もうぜ」
ミカサ「…」
エレン「だからその…機嫌直せよ、な?」
ミカサ「…」
エレン「ミカサ?」
ミカサ「サシャ、行こう」ガタッ グイッ
サシャ「ふえっ!? ちょ、まだ食べてるとちゅ…」
エレン「お、おい! ミカサ!?」
ユミル「…私達も行くか、クリスタ」ガタッ
クリスタ「うん」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 01:49:51 ID:TzWVOAAc
エレン「なんだよ…なんか俺悪いこと言ったか?」
クリスタ「…」ジー
エレン「…?」
クリスタ「ふん!」プイッ
エレン「!?」
アニ「はぁ…アンタは学ぶべきだね。女の子との話し方を」スタスタ
エレン「なんだそりゃ…」
ガヤガヤ オイオイ ミタカアレ? ザワザワ
ジャン「エレーン。またミカサに振られたみたいじゃねぇの」ニヤニヤ
マルコ「ちょっと、やめなよジャン」
エレン「…お前には関係ねぇだろ」
52 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 22:57:02 ID:TzWVOAAc
ジャン「関係ないことも無いかもしれないぜ?」ニヤニヤ
エレン「あ? どういうことだよ」
ジャン「ミカサのあの態度…ありゃ、好きな男ができたに違いねぇ」
エレン「!? ミカサに限ってそんなこと…」
ジャン「無い、と言い切れるか? これならお前から離れようとしてるのも納得だ」
ジャン「いつも一緒にいちゃ、死に急ぎ野郎が好きだなんてその男に勘違いされちまうからな!」
ザワザワ マタハジマッタカ… ジャンエレ?
コニー「…んで、そのミカサの好きな男ってのは?」
ジャン「そりゃもちろん俺──」
ライナー「無いな」
マルコ「無いね」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:04:03 ID:TzWVOAAc
ジャン「マルコお前どっちの味方なんだよ!?」
マルコ「いや…客観的に考えて、ね…」
エレン「アホらしい…んなわけねぇだろ…なぁ、アルミン?」
アルミン「…」
エレン「アルミン?」
ライナー「…ひょっとしたらミカサは『アレ』なんじゃないか?」
コニー「アレ? アレってなんだよ?」
ライナー「アニも時折、普段以上に機嫌が悪くなる時があってな…」
ライナー「昔聞いたんだが、女はそういう物らしい…まぁ、言っちまえば生r」ポンポン
ライナー「ん? 誰d アニ「私がなんだって?」
ベルトルト(ライナー…! どうして君はいつもそう間が悪いんだ…!)ブルブル
54 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:11:30 ID:TzWVOAAc
ライナー「…いや、その…せい…性格に裏表のない素敵な奴だという話を…な」
アニ「…」
ベルトルト「…」
アニ「…そう」
ライナー(許されたか!?)
アニ「次の格闘訓練楽しみにしてな」ボソッ
ライナー「 」
コニー「おい! 結局アレってなんなんだよ! …エレン、知ってるか?」
エレン「いや、知らねぇ…」
アニ(はぁ…)スタスタ
アルミン「アニ! …ちょっと、いい?」ヒソヒソ
57 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:23:08 ID:TzWVOAAc
アニ「…何?」ピタッ
アルミン「今日の夕食後、話したいことがあるんだ。二人きりで」ヒソヒソ
アニ(…)
アニ「なんだか知らないけど…いいよ」
アルミン「ありがとう。それじゃ夕食後、兵舎の裏でいいかな?」ヒソヒソ
アニ「…わかった」
エレン「アルミン! そろそろ行こうぜ」
アルミン「うん! …じゃあ、また」スタスタ
アニ(…まさか、ね)
エレン「アニと何話してたんだ?」
アルミン「…これからのことをね」
エレン「?」
59 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/08(土) 23:34:23 ID:TzWVOAAc
~兵站行進~
ザッ ザッ ザッ…
エレン「ハッ…ハッ…ハァッ…」タッタッタッ
(ミカサ『私はエレンが嫌い』)
エレン「ハッ…ハッ…」タッタッタッ
エレン(…わかんねぇ…)
(ミカサ『すごく、嫌い』)
エレン「ハッ…ハッ…!」タッタッタッ
教官「どうしたイェーガー! 遅れているぞ! そのまま開拓地に歩いて行くか!?」
エレン「…クソッ…!」ダッ
エレン(なんでだよ…わかんねぇよ…ミカサ…)
61 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:27:34 ID:EJB.JkU.
~夜・食堂~
サシャ「さ~て、ご飯ですよ! ご飯!」
ユミル「元気だな、芋女…」
サシャ「走らされるのには慣れっこですからねぇ」フーッ
ユミル「ドヤ顔で言うことじゃねえよ」
ミカサ「…」スーハースーハー
クリスタ「その…顔が見えないけど…マフラーを顔に巻いてるの、ミカサだよね?」
ミカサ「…」スーハースーハー
サシャ「なんでも、少しでも『エレンを感じる物』を嗅いでいないと自我が保てないそうです」
ユミル(なんだそりゃ…こえぇ…)
ミカサ「…」スーハースーハー
62 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:36:11 ID:EJB.JkU.
ユミル(正直コイツのエレン愛を舐めていた…)
ユミル(…距離を置けだなんて、悪いこと言っちまったな)
ユミル(もう、エレンに明かして、謝って…終わりでいいんじゃねえか…?)
ユミル(まさか私に良心みてぇなもんが残ってるとは思わなかったぜ…)キリキリキリキリ
ユミル「なぁ、ミカ──」
エレン「ミカサ!」
ミカサ「…」ビクッ
エレン「…俺が悪かった! なんでお前が怒ってるのか、俺は馬鹿だからわかんねぇけど」
エレン「いい加減、許してくれないか?」
ミカサ「…」
エレン「ミカサ…?」
エレン(なんでマフラーを顔に巻いてるんだ…?)
63 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:40:33 ID:EJB.JkU.
エレン(…俺の顔も見たくないってことか?)
エレン「何か言ってくれねえと、わかんねぇよミカサ!」ダン
ミカサ「…」
エレン(…完全無視かよ…!)ギリッ
エレン「──わかった」
ミカサ「…」
エレン「もう、いい…」スタスタ
ライナー「お、おいアルミンいいのかあのままで」ヒソヒソ
ベルトルト「すごい修羅場になってるよ!?」ヒソヒソ
アルミン「今は…見守るしか無いよ…」
アルミン(自覚させないといけないんだ…エレンには)
64 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:44:55 ID:EJB.JkU.
サシャ(えらいことに…)ダラダラ
ユミル(これはさすがにまずいな…)ダラダラ
クリスタ「…どうしよう。大変な…ことにっ…」グスッ
サシャ「…ミカサ、よく我慢出来ましたね…ミカサ?」
ミカサ「…」
サシャ「ちょ、ちょっと失礼しますよ…?」マフラーハラリ
ミカサ「 」
サシャ「し、死んでる」
アニ「…」チラ
アルミン「…」コクリ
65 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 02:59:20 ID:EJB.JkU.
~兵舎裏~
アニ「…それで、話って?」
アルミン「うん。エレンと、ミカサのことなんだけど──」
アニ(まぁ、そうだろうね…)ハァ
アニ(…? 何でガッカリしてるの? 私は…)
アルミン「それで──アニ、聞いてる?」
アニ「…ああ、聞いてるよ。エレンとミカサ…喧嘩してるみたいだね」
アルミン「これは僕の推測だけど…あれは、アニたちがミカサに入れ知恵をしたんだろ?」
アニ「!」
アルミン「ミカサが、自分からあんなことをエレンに言うはずがないからね…」ハハ…
アニ(…アルミンなら、気が付いて当然か…)
68 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 03:08:08 ID:EJB.JkU.
アニ「…怒ってるの? 私らがミカサにあんなことをさせたこと」
アルミン「…そうじゃないよ。ここからが本題なんだけど…」
アルミン「僕は、アニ達に協力したい」
アニ「…? それをなぜ私に?」
アニ「直接ミカサに言えばいいじゃない。協力する、って」
アルミン「…さっきアニは僕に、怒ってるかって聞いたけど」
アルミン「実のところは…嫉妬、してるんだ」
アルミン「ミカサが僕にじゃなく、アニ達に相談したことに」ハハ…
アニ「…」
アルミン「でもそれはきっといいことなんだ」
アルミン「…そういうことを相談できる仲間が、ミカサにも出来たってことだから」
69 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 03:15:03 ID:EJB.JkU.
アルミン「だから僕は、『アルミン』としてミカサに協力できない」
アルミン「これは本当に勝手なお願いなんだけど…」
アルミン「僕の作戦を、アニが考えた作戦としてミカサ達に伝えてほしい」
アニ「…ひとつ聞いてもいい? なぜ私がミカサ側だと思ったの?」
アニ「私は特別ミカサと親しいわけでもないし、食事の席は別々だったでしょ?」
アルミン「…うん。まず、クリスタたちがミカサに協力してることはすぐにわかった」
アルミン「でも…」クスッ
アニ「…?」
アルミン「アニは、優しい人なんだね。自分じゃ気が付いて無かったのかもしれないけど」
アルミン「食事中、アニがずっとミカサたちのことを気にしていたのが丸わかりだったからさ」
アニ「…!」
71 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/09(日) 03:23:34 ID:EJB.JkU.
アニ「…目ざといね、アンタ。嫌いだよ、そういう所…」
アルミン「ご、ごめん」ハハ…
アニ「…もう一つ。それで、なぜその作戦をあえて私に?」
アニ「クリスタ達に頼めばいいじゃないか」
アルミン「それは…僕もうまく説明できないんだけど」
アルミン「アニが一番信用できる、と思ったからかな…」
アニ「…そう」
アニ(信用、か…滑稽な言葉だね)
アニ(私はもう…既にアンタ達を…)
アニ(…)
アニ「…いいよ。その作戦…乗った」
75 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 17:51:57 ID:OBW/GTbg
~女子寮~
アニ「…」ハァ
ガチャ ギィ
サシャ「あぁアニ! 大変なんです、ミカサがかなり狼狽してしまって…」
ミカサ「…カルラおばさんに…合わせる、顔がない…」ブルブル
クリスタ「やっぱり私、エレンに事情を話すべきだと思う」
ユミル「そう…だよな、やっぱ」
アニ「そのことなんだけど…私に作戦があるんだ」
ユミル「作戦?」
アニ「明日の休日を使ってね。みんなにも協力して貰いたいんだけど…」
クリスタ「も、もちろん! なんでもするよ!」
ユミル「まぁ、こんなことになったのは私らのせいでもあるしな…」
サシャ「私にはミカサにパンを貰った恩義があります!」
76 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 18:03:59 ID:OBW/GTbg
ユミル「んで、その作戦ってのは?」
アニ「いや…その…」
サシャ「?」
アニ「…名付けて、『やっぱり俺、ミカサがいないと駄目なんだ 嫉妬の炎で恋心を自覚させちゃえ作戦』」
ユミル「 」
クリスタ「 」
サシャ「 」
アニ「…って、言うんだけど///」カァァ
ユミル「それ…プッ…お前が…ククッ…考えた、のか…?」プルプル
サシャ「ユミル…わ、笑うなんて酷いですよ」プルプル
アニ(呪うよアルミン…///)ハァ
クリスタ「なんだか、素敵な作戦名だね///」ポー
78 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 18:19:09 ID:OBW/GTbg
ミカサ「…アニ」フラリ
ユミクリアニサシャ「!!!」ビクッ
ユミル(さすがに怒らせたか…?)
ミカサ「その作戦の概要を教えて。完璧に遂行してみせる」キリッ
サシャ「元気になりましたね」
~男子寮~
ライナー「…アルミン! どこ行ってたんだ?」
アルミン「なんでもないよ…ちょっとした用事があって」
ベルトルト「エレンに声をかけてあげてくれないか…ずっと、あの調子なんだ」
エレン「…」ボーッ
79 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 18:31:46 ID:OBW/GTbg
アルミン「あれは…相当重症みたいだね…」
マルコ「ジャンですら、からかうのを止めたぐらいだから…」
ジャン「…」チッ
アルミン「うん…僕が声をかけてみるよ」
アルミン「エレン…大丈夫かい?」
エレン「…ん? …あぁ、アルミンか…」
エレン「なぁ、アルミンは…ミカサがなんで俺に怒ってるかわかるか?」
アルミン「ごめん、わからない」
アルミン(そもそも、怒ってないからね…)
エレン「そうか…アルミンにわからないんじゃ、俺にわかるわけねぇよな…」
アルミン「…問題は、ミカサが何に怒っているかじゃないと思うよ」
エレン「…?」
83 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:14:29 ID:OBW/GTbg
アルミン「ミカサに『嫌い』って言われて、エレンはどう思ったの?」
アルミン「それが、答えになるんじゃないかな」
エレン「俺が…どう思ったか…?」
アルミン「うん。僕はもう寝るね…おやすみ、エレン」
エレン「…あぁ、おやすみ…」
ベルトルト「…」スースー
ライナー「…」グーグー
アルミン「…」スヤスヤ
エレン「…」
(ミカサ『私はエレンが嫌い』)
エレン(どう思ったかだって…?)
85 :以下、名無しが深夜にお送りします :2013/06/10(月) 23:19:36 ID:OBW/GTbg
エレン(そんなの、ムカついたに決まってるじゃねぇか…!)
エレン(…いきなり、嫌いだなんて…)
エレン(俺らは…家族じゃ無かったのかよ…!)
エレン「…」ジワッ
エレン(!? 何…泣いてんだ俺はっ…!)ゴシゴシ
エレン(もうすぐ訓練兵を卒業するってのに…これじゃジャンの言う通り、ガキみたいじゃねえか…!)
(ジャン『ありゃ、好きな男ができたに違いねぇ』)
エレン(…もしかして、本当にそうなのか? ミカサ…)
エレン(だとしたら俺は…どうするべきなんだ…?)
エレン(…くそ…考えがまとまらねぇ…)
エレン(もう、寝よう…)
Related Articles関連記事
進撃の巨人(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。
Read Article
進撃の巨人の九つの巨人まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。
Read Article
進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。
Read Article
進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。
Read Article
進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。
Read Article
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
Read Article
進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。
Read Article
進撃の巨人の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『進撃の巨人』とは諫山創によるダークファンタジー漫画及びそれを原作としたアニメ・映画・ゲームなどのメディアミックス作品。この記事では、『進撃の巨人』のアニメに使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌と、実写映画、アニメ映画などの主題歌を紹介する。
Read Article
ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。
Read Article
ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。
Read Article
リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。
Read Article
エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。
Read Article
アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。
Read Article
フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。
Read Article
エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
Read Article
グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
Read Article
ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
Read Article
ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
Read Article
キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
Read Article
ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
Read Article
ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
Read Article
ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
Read Article
ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
Read Article
エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
Read Article
ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
Read Article
ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
Read Article
ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
Read Article
ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
Read Article
ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
Read Article
ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
Read Article
アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
Read Article
進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
Read Article
ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
Read Article
クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
Read Article
フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
Read Article
イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
Read Article