【進撃の巨人】ライナー「下着泥棒」【厳選名作SS】

進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。不運な事故により下着泥棒と間違われそうになったライナー。果たしてライナーは自分の潔白を証明し平穏な訓練兵生活を取り戻すことができるのか?

209 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:33:08 ID: UY35KVjg
アニ「!! 何で泣いてるの…」

ベルトルト「えっ!? い、いや… なんでもないんだ…!!」

ベルトルト(引き留めるほどの話題なんて全然思いつかないよ…!)

アニ「嘘付かないで あんたが泣いて私に相談するなんて、今までなかった…」

アニ「いつもはライナーにしてたじゃない ライナーには言えない事なんだね?」

ベルトルト(うぅ…! こういう時に限って優しいんだから…!!)

ベルトルト(ますます… 罪悪感を感じちゃうじゃないか…)グスグスッ

ベルトルト(でも…! なんかライナーについて相談しなくちゃいけないみたいだ…!!)

ベルトルト(相談事…! それもアニの心配に見合った…ライナーについての…!!)

ベルトルト(う、嘘を付くしかない…! そうだな… 何か…!)

210 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:35:10 ID: UY35KVjg
アニ「……黙っていられても解らないよ 言ってみて」

アニ「……言いづらそうだね でも、私達三人の問題は私達で解決するしかない」

ベルトルト「……………実は、さ………ライナーが……」

アニ「……ライナーがどうしたの?」

ベルトルト「ライナーが…… 僕の体を狙って……毎晩全裸で襲い掛かってくるんだ…」

アニ「そう… えっ!!?」

ベルトルト(ライナー、すまない…! 僕にはこれしか考えつかなかったよ…!)

211 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:38:25 ID: UY35KVjg
女子寮前

ジャン「……着いたな」

アルミン「う、うん……」

ジャン「……よし 中には誰も居ないみたいだ…!」ガチャ

アルミン「それでも用心するに越した事はないよ… 慎重にね」

ジャン「おう さ、中に入ろうぜ…」ススッ

アルミン(……はぁ 二人とも、上手くやっててくれよ…)ススッ

212 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:40:19 ID: UY35KVjg
ジャン「……うおぉぉぉぉぉぉぉ!!! 女子の香りだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

アルミン「!? ジャン!! 叫ばないでっ!!」

ジャン「おう、悪いな…! ついテンション上がっちまってよ…!」

アルミン「はぁ… とにかく、早くミカサのパンツを盗んで退散しよう…! 時間をかけちゃまずい…!」

ジャン「ああ、そうだな で、ミカサの下着はどこにあるんだ…?」

アルミン「…どこだろうね 女子寮なんて入ったのは初めてだから…」

ジャン「…しょうがないな 片っ端から開けていくか」

アルミン「うぅ… さっさと終わらせたいんだけど…」

213 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:43:22 ID: UY35KVjg
食堂 ライナーサイド

クリスタ「か、体を狙ってって…! どういう事なの…!?」

ユミル「おい、クリスタ…! もちろんそりゃあ、性欲を満たす為って事だろ!」

クリスタ「せ、性欲…!? ライナーとベルトルトはどっちも男じゃない!」

ユミル「世の中にはいるんだよ…! 男でも男が好きな奴がな!」

ユミル「しかもライナーの口振りから想像するに無理矢理…! 相当たちの悪いホモみたいだ!」

クリスタ「そんな! だっていつも大人しいし、そんな人には見えないよ…!」

ユミル「ああ… 私も信じられないが、あのライナーが泣きながら言ってるんだ」

ユミル「普段の大人しい素振りは… そういう本性を隠す演技だったのかもな…!」

ライナー(…なんかヒートアップしてるな もうちょっとマイルドな表現の方が良かったか?)

ライナー(しかし、引き留められるほど衝撃的な話題でなくては駄目だったし… うぅむ)

ライナー(…まぁ いいか すまんな、ベルトルト)

215 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:49:30 ID: UY35KVjg
ユミル「ライナー、そうなんだろ? ベルトルさんはたちの悪いホモなんだよな!?」

ライナー「!! お、おう!! それはもう、悪魔のような男だ…!」

クリスタ「悪魔って… どんな酷い事をされたの…!?」

ライナー「んっ!? そ、それはだな…」

ライナー(んんん… ここは少し抑え目に… いや、抑え過ぎると興味を失ってしまうかも…)

ライナー(むぅ… 加減が難しい… いやっ! アルミンを助けなければならないんだ…!)

ライナー「…無理矢理ズボンを下ろされ… 半笑いでコケシを…」

クリスタ「コ、コケシ…? コケシって、山形県名産の… あのコケシ?」

ライナー「あ、ああ… それも一番でかい奴だ… それを、俺の…」

ユミル「クリスタッ!! もう聞くなッ!! ライナーも言わなくていい…!」

ユミル「お前の涙の理由、よく解ったよ…! そしてベルトルさんの本性もな…!」

ライナー「そ、そうか… 解ってくれたか…」

ライナー(…ふぅ なんとか食いついてくれたか… ふふ、成功だ…!)

218 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:53:45 ID: UY35KVjg
クリスタ「ユミル…私、許せない…! ライナーが泣くなんて、相当酷い事をしたんでしょ!?」

ユミル「ああ…! どうせ下らない相談だと思っていたが… これは目をつむるには度が過ぎてるな…!」

ライナー(…! ちょっと酷すぎたか…? 何もそこまで怒らなくても…)

ライナー(でも… まぁこれくらいの方が時間稼ぎにはいいだろ)

ユミル「ライナー…! 私たちがベルトルトには落とし前つけさせてやる! ここで待ってろ!」ダダダッ!

クリスタ「うん…! ライナーにもう酷い事しないようにしてくるから…!」タタタッ!

ライナー「えっ!? お、おい! 待ってくれ…!! ……クソッ! 行っちまった…!」

ライナー「マズいぞ、引き留められなかった…! アルミン達が…!!」

ライナー「…いや、思えばアルミンも盗撮してたしな 営倉にぶち込まれても…」

ライナー「…ん? 向こうから走ってくるのは… アニか?」

219 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:55:15 ID: UY35KVjg
ベルトルトサイド

アニ「ぜ、全裸で…襲い掛かってきた…!?」

ベルトルト「そ、そうなんだ…! 毎晩、皆が寝静まった後に…!」

アニ「襲い掛かるって…! そ、それに体を狙ってって…! どういう事なの…!?」

ベルトルト「え… どういう事って、そりゃあ… その…」

アニ「…つまり、あいつはホモで…! あんたを慰み者にしてるって事!?」

ベルトルト「!! う、うん! そうだよ!! その通りだ…!!」

アニ「っく…! ライナー… 何考えてるの…!!?」

ベルトルト(…ふぅ 上手く僕の話に食いついてくれたみたいだ…)

ベルトルト(…でも、なんか険しい表情してるな… ちょっと衝撃的すぎたかな…?)

ベルトルト(うーん… でも、アニを引き留めないとアルミン達が危ないし…)

ベルトルト(…まぁ、いいでしょ ライナー、悪いね)

221 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 19:57:44 ID: UY35KVjg
アニ「っ…! そんな…そんな奴だったの…!? 本当にライナーはそんな男なの!?」

ベルトルト「!! う、うん… まるで地獄から這い出てきた鬼みたいな男だよ…!」

アニ「鬼…! あんた、何かされなかった…!? 酷い事されてない!?」

ベルトルト「えっ!? そ、そうだね… えーっと…」

ベルトルト(…なんか凄く怒っているぞ… あまり過激な嘘はやめた方がいいかな…)

ベルトルト(でも… 大した内容じゃなかったら、興味をなくして寮へ… ここは、そうだな…)

ベルトルト「…服を全部引き裂かれ… ニタニタと笑いながら木曾ヒノキを…」

アニ「き、木曾ヒノキって… あの、長野県木曾郡産の…高級木材の事…?」

ベルトルト「そ、そうだよ… それも樹齢数百年レベルのぶっとい奴を… 僕の…」

アニ「っ!! ベルトルト、もういい…! もう言わなくていいよ!」

アニ「あんたが泣いてた理由…よく解った…! そしてライナーがとんでもない奴だったって事もね!」

ベルトルト「う、うん… 解ってくれて、良かったよ…」

ベルトルト(…引き留める事は、どうやら成功したみたいだね… よかった…!)

223 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 20:00:45 ID: UY35KVjg
アニ「……ライナー…!! あいつ、計画がありながら仲間に手を出すなんて…!!」

アニ「……私たち三人の問題は… 私たちで解決するしか… ないっ!!」

ベルトルト(…かなり怒ってるみたいだ… ちょっとキツい内容すぎたかな?)

ベルトルト(でも、これで時間は稼げそうだね…!)

アニ「ベルトルトッ!! あんたはここで待ってて…!!」

ベルトルト「えっ!? ど、どうしたの…急に…」

アニ「私があいつの目を覚ましてやる…! 思いっきりね…!」ダダダッ!

ベルトルト「えぇっ! アニ!! ちょっと…!!! ……行ってしまった!」

ベルトルト「あああああ!! このままじゃ、アルミン達が…!!」

ベルトルト「…いや ジャンが営倉にぶち込まれるならアルミンごとでも…」

ベルトルト「…ん? あれは、ユミルとクリスタ?」

226 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 21:05:31 ID: UY35KVjg
女子寮

ジャン「……この引き出しじゃないか!?」

アルミン「……確かに、いくつかの下着にはミカサのイニシャルが入っている」

アルミン「僕はミカサの下着は見たことないけど、彼女の性格なら下着に名前書くってのも…」

ジャン「う、うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!! 遂に、遂に探し当てたぜぇぇぇぇぇぇ!!!」

アルミン「だから叫ぶなっつってんだろっ!!」

ジャン「勝鬨って奴だ! さぁ、持って帰るぞ…!」グフフ

アルミン(…うぅ やはりこいつは朝に営倉へぶち込むべきだった…! 僕の甘さが…ぐぅぅ!)

アルミン「っておい! 何をしてるんだ! 何引き出しごと持って帰ろうとしてるんだよっ!!」

ジャン「この中からどれかなんて… 俺はそんなの選べねぇ…」

ジャン「聞こえるんだ… ジャンさん、私たちを連れてってくださいって声がなぁ…」

アルミン(こ、この野郎!! 幻聴まで聞こえてるのか…!!)

227 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 21:08:32 ID: UY35KVjg
アルミン「そんなごっそり持っていったらバレるに決まっているだろ!! 何を考えているんだ!!」

ジャン「確かに盗まれた事はバレる だが、誰が盗んだかまでは解らねぇさ…」

アルミン「そういう問題じゃないよっ!! リスクが大きすぎると言っているんだ!!」

ジャン「チャンスに限界まで行くのが男ってもんだ…! よし、外れたぜ…!」ガコッ!

ジャン「ほら、アルミン…! 早く逃げるぞ…!!」ガチャ

アルミン「あああ!!! もう…!!!」

228 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 21:11:07 ID: UY35KVjg
ライナーサイド

ライナー「よ、よう アニ… どうした?」

ライナー(ベルトルト、しくじったのか…? しょうがない、俺がアニを引き留めるか…)

アニ「…ライナァァァ!!」

ライナー「うわっ!? なんだよいきなり…! 怒ってるのか…?」

アニ「ふん…! ここじゃまずい… ちょっと着いて来てもらうよ…!!」

ライナー「いや… どうしたんだ? 何をそんなに怒っている?」

アニ「いいから着いて来て…!!」グイッ

ライナー「お、おい! なんなんだよ!!」ズルズル…

229 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 21:13:09 ID: UY35KVjg
食堂の裏

ライナー「こんな所に引きずってきやがって…! どうしたんだ!!」

アニ「……ッフ!!!」ビュンッ!!

ライナー「っだぁぁぁ!!?」スパァァァン!!

アニ「…あんた、ベルトルトにとんでもない事をしてたみたいだね…!!」

ライナー「は、はぁ!? 何の話だ…!!」

アニ「とぼけるんじゃないっ!! ベルトルトが泣きながら私に話してくれたよ…!」

ライナー「全然意味がわからんぞ!!」

アニ「毎晩全裸でベルトルトを襲い… 木曾ヒノキで…あんたはベルトルトを…!!」

ライナー「はぁぁ!? 木曾ヒノキィ!? 何を言っているんだ、アニ!!」

アニ「うるさいよ!! 木曾ゴリラ!!」ビュオッ!!

ライナー「っがぁぁぁぁ!!? ほ、本気で蹴るなぁぁぁ!!」スパァァァン!!

アニ「あんたが心を改めるまで… 蹴り続けてやるから…!」

ライナー「!? ま、待て…! 待ってくれぇぇぇぇ!!!」

231 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 21:20:06 ID: UY35KVjg
ベルトルトサイド

ベルトルト「ど、どうしたんだい? 二人とも…」

ベルトルト(ライナー、失敗してるじゃないか…! 僕がこの二人を留めとかないと…)

ユミル「……よう、ベルトルさん 猫被りの上手い事だねぇ…!」

クリスタ「うん…! 本当に…最低っ!!」

ベルトルト「えっ!? ちょ、ちょっと…どういう事なの…?」

ユミル「どういう事…? 自分の胸に聞いてみなっ!」

クリスタ「私たちはもう騙されないんだから…!」

ユミル「…ここじゃまずい ほら、着いてきな!」グイッ!

ベルトルト「うわっ!? え、何!? 引きずらないでよ…!!」ズルズル…

232 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月13日 (土) 21:22:56 ID: UY35KVjg
訓練所敷地の隅

ベルトルト「こんな所まで連れてきて… 何のつもりなんだっ!!」

ユミル「……っ!!」ブンッ!

ベルトルト「っ痛!? え…ビンタ!?」パチィィン!!

クリスタ「ベルトルト…! 本当に最低の人間だよっ!!」

ユミル「ああ…! ライナーをあそこまで追い詰めるなんてなぁ…!」

ベルトルト「はぁぁ!? 何を言ってるんだ…!?」

ユミル「もうその手は食わないねっ!! ライナーが泣きながら言ってくれたよ…!」

クリスタ「うん…! 毎晩布団に潜り込んで、ライナーを一番大きなコケシで…!!」

ベルトルト「コ、コケシ…!? コケシがなんなんだ!? どういう事なのさっ!!」

ユミル「とぼけるなっ!! コケシ山脈!!」ブンッ!

ベルトルト「痛っでぇぇぇぇぇぇ!!! グーはやめてよ!!」ガスッ!!

ユミル「お前が本性みせるまで… ブン殴り続けてやるからな…!」

ベルトルト「はぁ!? ま、待って…!! 待ってよぉぉぉ!!」

245 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 19:36:58 ID: afkCnvPQ
訓練場

サシャ「はぁ… ひぃ…」タッタッタ…

コニー「……まだ余裕ありそうだな」

サシャ「あ、あるわけないじゃないですか…!! もう死にそうですよ!!」

コニー「そんだけ返せればまだいけるだろ こっちも教官に言われて見張ってんだ 悪く思うなよ」

サシャ「お、鬼…! 鬼です…!! コニーは鬼ですよ…!!」タッタッタ…

コニー「………ん? あれ… 誰だ?」

アルミン「ほら、ジャン…!! 急いで…!!」タッタッタ…

ジャン「おう…!! 引き出し丸ごとって意外と重いんだな…!」タッタッタ…

アルミン「だから言っただろ…!! そんなに持ってきてどうすんのさ…!」タッタッタ…

ジャン「どうするって? そんなの決まってんだろ…!!」タッタッタ…

246 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 19:42:28 ID: afkCnvPQ
コニー「……暗くてよくわからないな… でも、片方の髪は… 金髪か…?」

コニー「…あいつら何してんだ…? あんな所でランニング…? おーーーーーい!!」

ジャン「――!!」

アルミン「――!!」

コニー「お前らもランニングかぁー!? だったらこっちで…」

アルミン「コニーの声…!? しまった…!! み、見られたのか…!?」

ジャン「な…!? ど、どうする…!?」

アルミン「どうするもこうするもないよっ!! 君は下着満載の引き出しを持っているじゃないかっ!!」

アルミン「とにかく走れっ!! 捕まるわけにはいかないんだよっ!!」ダダダダッ!!

ジャン「お、おう…!!」ダダダダッ!

コニー「ああ…? なんだあいつら… ん? なんか落としていったな…」

コニー「……? これは…下着か……?」

247 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 19:45:19 ID: afkCnvPQ
男子寮裏の物陰

アルミン「はぁ…!! はぁ…!!!」

ジャン「ぜぇ…! ぜぇ…!! ふ、ふふ… 成功したぞ…!」

アルミン「馬鹿言わないでくれ…!! どこか成功だよ!!」

アルミン「み、見られたじゃないか…!! 見られてるじゃないか…!!」

アルミン「教官じゃなくても、エレンに知られたら確実に営倉行きだよ…! どうしてくれるんだ…!!」

ジャン「そんなに心配するなよ… あの暗さじゃ誰かなんてわからないだろ」

ジャン「そんな事より… 早速、この下着たちを… へへへへ…」

アルミン(ジャン、頭大丈夫か!? 今すぐ営倉にぶち込んでやりたい…!)

248 : 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2013年07月14日 (日) 19:48:07 ID: afkCnvPQ
>>247
誤字

× アルミン「馬鹿言わないでくれ…!! どこか成功だよ!!」

○ アルミン「馬鹿言わないでくれ…!! どこが成功だよ!!」

249 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 19:50:45 ID: afkCnvPQ
アルミン(うぅぅ…コニーに見られた…! どこまで…どこまでバレてる…!?)

アルミン(僕だという事がバレていたら… 終わる! 僕の訓練兵時代、完っ!!)

アルミン(最悪のケースだ…!! あああ、また開拓地で石拾いだよ…!!)

アルミン(これは… 何か手を打たないと…!! 二人と相談しないと…!!)

アルミン「……あれ? そういえば、ライナーとベルトルトは…?」

ジャン「そういや来ないな まだ時間稼ぎしてるのか?」

アルミン「いや、おかしいでしょ もう結構時間は経ってるよ…?」

ジャン「話が盛り上がってるんじゃないか? ……ん? 誰か来たぞ」

アルミン「……ライナーだ! ………なんで足ひきずってるの?」

ジャン「お、ベルトルトも来たぜ! ………あいつ、鼻血だしてないか? 服に土もついてるし…」

アルミン「二人とも、遅かったね …実は、問題が…!」

ライナー「ベルトルトォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!」

ベルトルト「ライナァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

250 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 19:54:19 ID: afkCnvPQ
ライナー「この馬鹿野郎ッ!! 何が木曾ヒノキだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ブンッ!

ベルトルト「ふざけんなっ!! コケシってどういう事だよぉぉぉぉ!!」ブンッ!

アルミン「っ!!? ちょっと、二人とも何でクロスカウンター決めてんの!?」

ライナー「何回アニに蹴られたと思ってんだっ!! 50から数えてないぞっ!!」

ベルトルト「こっちは二人がかりだよっ!! 最後は埋められそうになったんだぞっ!!」

ライナー「そのまま埋められちまえば良かったんだ!! お前のせいで…!!」

ベルトルト「それは僕の台詞だっ!! アニに蹴られて死ねばよかったんだよっ!!」

ライナー「こ、この野郎ォォォォ!!!」

ベルトルト「馬鹿ゴリラァァァァァァァァ!!!」

254 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:21:56 ID: afkCnvPQ
アルミン「ちょ、ちょっと二人とも!! 落ち着いてっ! 落ち着いてよっ!!」

ジャン「そうだぜ、ソウルメイト同士だろ! 喧嘩なんてするなよ!!」

ライナー「止めるなっ!! このでくのぼうを土に返してやるっ!!」

ベルトルト「なんだってぇぇ!! お前こそ森に帰れっ!! 人間社会から出て行けっ!!」

アルミン「やめるんだっ!! 一体、何があったんだよ!!」

ライナー「こいつは俺の事を外道ホモだとアニに嘘つきやがったんだっ!!」

ベルトルト「君だって僕の事を鬼畜ホモだとクリスタたちに嘘ついたじゃないかっ!!」

アルミン「な、何をしてるんだ 二人とも…!!」

ライナー「こいつのせいで、さっきまでサンドバックだったんだぞっ!! 許せんっ!!」

ベルトルト「僕はユミルからグーパン、クリスタからは罵倒され、最後は無理矢理掘らされた穴に埋められそうになったんだよ!!」

258 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:25:45 ID: afkCnvPQ
アルミン「と、とにかく止めるんだ!! 僕たちが争っても、何の意味も無いよっ!!」

ライナー「アルミン…!! こいつとは決着をつけんと気が収まらんっ!!」

ベルトルト「望む所だよ…!! かかってこい、ヒノキ猿っ!!」

ライナー「て、てめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

アルミン「いい加減にしてくれっ!! そんな事よりも問題が発生してるんだよっ!!」

アルミン「コニーに… コニーに見られたかもしれない…!!!」

ライナー「…ああ!? み、見られただと…!?」

ベルトルト「…アルミンまで失敗してるじゃないかっ!!」

アルミン「う、うん… ジャンが…あんな大量に盗むとは思わなくて…」

ライナー「大量? ……な!? ば、馬鹿じゃないのか…!?」

ベルトルト「引き出しごと持ってきたの!?」

259 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:30:00 ID: afkCnvPQ
アルミン「……不覚をとった…! 数枚程度なら、ポケットにでも入れて何食わぬ顔で対応する事も出来た…」

アルミン「でも…! 僕たちは声をかけられた瞬間、逃げ出してしまったんだ… 完全に不審者だよ…」

アルミン「最悪、僕とジャンだという事がバレていたら… 確実に犯人として疑われる…!!」

アルミン「これだけ派手に盗んだんだ… 問題にならないわけがない…!!」

ライナー「…ぬぅ アルミンが… 捕まるのか」

ベルトルト「…そ、そうなんだ…」

アルミン「……何? 君たち、あまり危機感感じてないね…?」

ライナー「そ、そんな事ないぞ…!!」

ベルトルト「ア、アルミンが捕まるのは問題だよ…! うん…」

アルミン「……言っておくけど、僕が捕まる事になったら… なんとしてでも君たちを道連れにするからね」

ライナー「!?」

ベルトルト「!?」

260 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:33:01 ID: afkCnvPQ
アルミン「勘違いしないでもらいたい… 僕たちの協力関係は、互いの利益が一致して初めて成り立つという事をね…!」

アルミン「僕が捕まる事になれば… 君たちもただじゃ済まない… そう覚えておいてくれ…!」

ライナー「ぐ、ぐぬぅぅぅ…!!」

ベルトルト「う、うぅぅぅ…!!」

アルミン「これは仲良しごっこじゃないんだ…! 生きるか死ぬかなんだよっ!!」

アルミン「なりふりなんて構っていられない… それは君たちも一緒でしょ!?」

ライナー(…いや、俺たちはもう… 半分死んでるんだがな)

ベルトルト(…でも、ここに下着泥棒なんて役が入ったら… 三倍満は固いよ… これ以上は…!)

264 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:38:42 ID: afkCnvPQ
アルミン「だからこそ… 心を一つにするんだっ!! 僕を助ける事は、君たちを助ける事にもなるんだよっ!!」

アルミン「ワン・フォー・オール…! オール・フォー・ワン…! この精神を持ってくれっ!!」

アルミン「今は仲違いや、足の引っ張り合いをしている場合じゃないっ!!」

ジャン「その通りだ!! 変態同士、力を合わせようぜ!」

アルミン(……いや、ジャン)

ベルトルト(君はちょっと……)

ライナー(……違うんじゃないか?)

265 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:43:31 ID: afkCnvPQ
ライナー「っぐ…! しょうがあるまい! ベルトルト、勝負はいったんおあずけだ…!」

ベルトルト「ああ…! でも、いずれ決着をつけてやるからね…!」

アルミン「……ふぅ 一応解ってくれたみたいだね 話を戻すよ…」

アルミン「…早急にしなくちゃいけないのは… コニーにどこまでバレているかを確認する事だ…」

アルミン「これについては簡単… 今夜、寮でコニーの反応をみればいい…」

アルミン「コニーが、僕かジャンに『さっき何をしていたんだ?』みたいな事を言えばアウト…」

アルミン「そう言って来ないなら… 姿は見られていても僕らとは気付かれていない…」

アルミン「そうなれば、まだ時間はある… まだ…助かる見込みはあるということさ…!!」

266 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:45:58 ID: afkCnvPQ
ライナー「うむ… よし、そうと決まれば、寮にもどろう…!」

ベルトルト「で、でも… もしコニーが気付いているようだったら…?」

アルミン「…考えたくはないね…」

アルミン「もしかしたら、寮にはすでに教官が来ていて… 僕たちを待ち構えているかもしれない…」

ライナー「ぬぅ…!!」

ベルトルト「っ…!!」

アルミン「…でも、僕は最後まであがいてみせる…! 下着泥棒なんて罪で…捕まってなるもんかっ!」

アルミン「さあ皆、寮に戻ろう! 未来は…まだ決まってはいないよ…!!」

ジャン「おう…!! 俺たちの手で…勝利を掴み取るんだ…!」ガタッ!

アルミン「!!? ちょ、ちょっと待って! 引き出しごと寮に持って行くの!?」

ジャン「当たり前だろ? 夜露に濡れちゃ可哀想だろ…」

270 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:49:21 ID: afkCnvPQ
ライナー「馬鹿言うな…! そんなもん、どうやって隠すんだっ!!」

ジャン「布団に入れておけばバレないだろ?」

ベルトルト「バレるに決まってるだろ! 引き出しは捨てなって!!」

ジャン「ああ? どこへ?」

アルミン「ベルトルトが掘った穴にでも入れて埋めなよっ! …っ! そうだっ!!」

ライナー「ん? どうしたアルミン?」

アルミン「これだけ大規模な下着泥棒があったんだ… 明日の朝、捜索が入るかもしれない…」

ベルトルト「!! た、確かに…! 僕のエロ本も…見つかってしまうかも…!」

アルミン「だから、ベルトルトの掘った穴にマズいものを一旦全部隠すんだ…!」

271 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:52:22 ID: afkCnvPQ
アルミン「ジャン、ベルトルト! 二人は穴に行って、埋める準備をしていてくれっ!」

アルミン「僕とライナーは寮からマズい物たちを運び出す…! 大至急だっ!」

ジャン「おう! わかった…! でも、下着もかよ!?」

ベルトルト「当たり前だろっ!! さあ、ジャン…行くよっ!!」ダダダッ!

ジャン「ちくしょう…! しょうがねぇな…!」ダダダッ!

ライナー「……よし、俺たちは寮へ戻るぞ…!」

アルミン「……今はまだ、エレンはミカサと立体機動の練習をしているはずだ…」

アルミン「問題はコニー… 寮に帰ってきているかどうか解らないけど… 最悪、下着さえ隠せればそれでいい…」

アルミン「さあ、僕たちも急ごうっ!!」

ライナー「ああ!」

273 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:54:10 ID: afkCnvPQ
10分後… 男子寮

アルミン「……ふぅ 何とか埋め終わったね… コニーがまだ帰ってなくてよかったよ…」

ライナー「ああ…… これで物的証拠は隠滅できた…」

ジャン「捜索が終わったら掘り返していいんだよなっ! なっ!?」

ベルトルト「……そうだね あのエロ本はこのまま埋めておくにはもったいないよ」

アルミン「あれは元々僕のだろっ!!」

ライナー「アルミン カメラは埋めなくても良かったのか?」

アルミン「カメラだけあっても、なんの犯罪でもないでしょ? ふふふ…」

ライナー(……こいつ!)

ベルトルト(この盗撮小僧……!)

275 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:56:56 ID: afkCnvPQ
アルミン「でも… ここからが問題だよ…! コニーがどう出るか…」

ライナー「ああ… 最悪、その場で全てが終わる…」

ベルトルト「うぅ…怖くなってきた もし、コニーが…教官をつれて帰ってきたら…!」

ジャン「大丈夫だって、心配すんな!」

ライナー(…っく! こいつ、本当に頭がおかしくなったんじゃないか…!?)

ベルトルト(なんでそんな余裕でいられるんだ…!)

アルミン「確かに心配していても何も変わらない… 今は待つだけだよ…」

ベルトルト「……!! 誰か…来たみたいだよ!!」

アルミン「っ…!」

ライナー「ぐぅ…!」

276 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 20:59:22 ID: afkCnvPQ
エレン「…はぁ …はぁ ……疲れた」ガチャ

アルミン「エ、エレン…!」

ライナー(っ!? エレンか…!! おどかしやがる…!!)

ベルトルト「………っふぅぅぅぅぅぅ!! 息止めちゃってたよ…!」

ジャン「ようエレン! ミカサと立体機動訓練は楽しかったか?」

アルミン「!?」

ライナー「!?」

ベルトルト「!?」

エレン「あ、ああ… って、なんでジャンが知っているんだよ」

277 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 21:02:24 ID: afkCnvPQ
アルミン「い、いや…! 食堂でたまたま見かけたんだよ…! 二人で出て行くところをね!」

ライナー(馬鹿野郎…! なんでお前はいつも危険な橋を渡ろうとするんだ…!)ボソッ

ジャン(あ、ああ… 悪い悪い…! ついな…)ボソッ

ベルトルト(ジャン…! 君は少し黙っていてくれ…!)ボソッ

ジャン(睨むなよ…! 悪かったって…!)ボソッ

エレン「そうか にしても、汗かいちまったな… ちょっと水浴びでもしてくるか」

アルミン「そ、そうだね… それがいい…っ!?」

コニー「よう」ガチャ

ライナー(――っ!! き、来やがった…!!)

ベルトルト(うぅぅ…!! どうなる……!!)

278 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 21:04:12 ID: afkCnvPQ
エレン「おう、コニー 遅かったな」

コニー「ああ サシャのランニングの監視をしててな」

エレン「教官から言われたのか?」

コニー「そうなんだよ おかげでこんな時間までかかっちまった」

コニー「……? なんだよお前ら… なんで緊張した顔で俺を見てるんだ?」

アルミン「えっ!? そ、そうかな…!?」

ライナー「お、おう!! そんな事ないぞっ!!」

ベルトルト「は、はは…! コニーに緊張なんてするわけないじゃないか…!」

279 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 21:06:29 ID: afkCnvPQ
コニー「…まぁ そうだよな」

アルミン(………来ない…! 来ないぞ!! 話の振りが来ないっ!!)

ライナー(よしっ!! よしよしっ!! アルミンたちだとはバレてなさそうだっ!!)

ベルトルト(良かった…!! 本当に良かった…!!)グスッ

エレン「じゃ、俺はちょっと水浴びしてくるからな」ガチャ

コニー「お、そうなのか じゃあな」

アルミン「うん! エレン、行ってらっしゃい!!」

ライナー「おう! たっぷり汗流してこいよっ!!」

ベルトルト「風邪ひかないようにねっ!!」

ジャン「……もう喋っていいか?」

ベルトルト「うん! 存分に喋ってくれ!!」

コニー「…? 今度は嬉しそうにしやがって」

280 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 21:09:00 ID: afkCnvPQ
アルミン「いやぁ… 清清しい気分だよ…!」

ライナー「まったくだな! はははははは!!」

ジャン「俺はいつだってハッピーなんだぜ?」

ベルトルト「ふふふふ…! ジャンってば!」

コニー「……あのよ、さっきサシャの監視していた時にな 変な二人組を見たんだ」

アルミン「……へー 変な二人組ね」

アルミン(うん、完全に僕らだとはバレていない…!)

ライナー(このまま黙っていれば… バレる事もないだろ…!)

コニー「でよ、その二人がさ… 下着を落としたんだよ」

アルミン「っ!?」

ライナー「っ!?」

ベルトルト「っ!?」

ジャン「な、なんだとぉぉぉぉぉ!!!?」ガタッ!

281 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 21:11:53 ID: afkCnvPQ
コニー「うわっ!? 突然でかい声だすなよっ!」

ベルトルト「ジャン!!」クワッ!

ジャン「!? い、いや…なんでもねぇ…!」

アルミン「し、下着…!? 下着って…?」

コニー「女物の下着だ 二人は走りさっちまったから、一応サシャに渡しといたんだが…」

ライナー「は、はは…! よ、夜干しでもする気だったんじゃないか…?」

ベルトルト「そ、そうだね…! 最近は夜でも乾きそうだし…!」

コニー「でな、二人組の片方は背の小さい金髪だったから、多分ユミルとクリスタじゃねぇかと思うんだがよ」

アルミン「っあぃ!!!!?」

282 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月14日 (日) 21:15:07 ID: afkCnvPQ
コニー「!? アルミンまで… 一体どうしたんだよっ!!」

アルミン「な、なんでもない…!! なんでもないんだっ!!」

ライナー(っぐ…! 身体的特徴はバレてるのか…!!)

ベルトルト(ま、まずい…!! これで騒ぎが起きれば、コニーは確実にアルミンの事を疑う…!)

ジャン(パンツ…! パンツを一人…置いてきちまった…!! すまない… すまないっ!)グスッ

コニー「…まぁ、そんだけだ 疲れたから俺はもう寝るぞ」

アルミン「う、うん…! お、お、お、おやすみ…!」ガクガクッ

ライナー「い、いい夢み、見ろよ…!」ガクガクッ

ベルトルト「か、風邪ひ、ひかないようね…!」ガクガクッ

292 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 18:43:21 ID: k9vJ/jWY
所変わって… 女子寮

ミカサ「私の下着が… ない…!」

クリスタ「だ、誰!? 誰がこんな事を…!!」

ユミル「解らない でも…とんでもない変態が居る事だけは確かだな…!」

アニ「そうだね おぞましい!!」

サシャ「ミ、ミカサ 大丈夫ですか…?」

ミカサ「…ええ 大丈夫… 下着なんてまた買えばいい… でも」

ミカサ(でも… 幼少期から集めた私のエレン下着コレクションが…中に…!!)

ミカサ「う、うぅぅぅぅぅぅ…!!!」涙ポロポロ…

293 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 18:45:28 ID: k9vJ/jWY
サシャ「ミ、ミカサ…! しっかりして下さい…!」

クリスタ「こんなの…許せないよ…!! 私、教官に報告してくる!」

ユミル「ああ…! だけど…この犯人 営倉にぶち込むだけじゃ足りないよな…!」

アニ「…そうだね これは思い知らさせてやる必要がある…!」

ミカサ「ズズッ …うん 私も…そう思う…!」ギラッ…

サシャ「…! あ! そ、そう言えば… 今日、コニーがこんな物を拾って来たんですが…」スッ

ミカサ「!! これ…私の下着!」

アニ「コニーが何か知っているみたいだね…!!」

ユミル「でかしたぞ芋女! さっそくコニーをとっちめてやるぞ…!!」

295 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 18:47:19 ID: k9vJ/jWY
男子寮

アルミン「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

ジャン「でな…! 頭に被ってな…! そしてな…!」

ライナー「……アルミン! どうする…!?」

ベルトルト「こ、このままじゃ…明日の朝には…!!」

アルミン「……そうだね ただ、明日の朝すぐに捕まるわけじゃない…!」

ジャン「そうだなぁ… まあ履くよな! 他にもなぁ…!!」

296 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 18:50:03 ID: k9vJ/jWY
ライナー「ただの時間稼ぎにしかならんぞ! いずれ…捕まる!!」

アルミン「そうだね… 何か手を打たないと…!」

ベルトルト「コニーもジャンのように… こちらに引き込めないかな…?」

アルミン「…難しいよ ジャンにはミカサの様に性欲をくすぐられる存在が居たから出来たんだ コニーには…」

ユミル「邪魔するよ」ガチャ!

サシャ「こ、こんばんは…」

アニ「コニーはいる?」

ミカサ「話が…あるの」

アルミン(ほぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?)

ベルトルト(ほぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?)

ライナー(ほぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?)

297 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 18:54:52 ID: k9vJ/jWY
アルミン「み、みんな…!?」

ライナー「ど、どうしたんだ…! こんな夜分に…!」

ジャン「ミ、ミカサ…! なんだ!? 何か話でもっ!? 痛っ!?」

ベルトルト(余計な事喋るんじゃねぇぞ…)ギロッ

ジャン「ひぃ…っ!」

ミカサ「…実は、私の下着が盗まれた」

ユミル「それも引き出しごとだ… とんでもない変態ゴミクズ野郎が男子にいるらしい」

アニ「それでね サシャが言うには、コニーが何か知ってるんじゃないかってね…」

サシャ「そ、そうなんです… 私のランニングを見張ってた時に、犯人が落とした下着を拾ってきてですね…」

アルミン(来たか…!)

ライナー(動くのは明日の朝だと思っていたが…!)

ベルトルト(うう… まだ何の相談も出来てないのに…!)

299 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 18:57:21 ID: k9vJ/jWY
アルミン「コ、コニーならもう寝たよ…!」

ライナー「お、おう! 流石に今から起こすってのは…」

ベルトルト「そ、そうだね…! 疲れてるみたいだし、寝かせといてあげた方が…」

ユミル「ふざけんな こっちは緊急事態なんだ」

アニ「起こさせてもらうよ」スタスタスタ

コニー「……」Zzzz…

アニ「…ふんっ!!」ドガッ!!

コニー「っぱぁ!? 痛っだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

ライナー(寝ているコニーに… エルボードロップ…!!)ゴクリッ

ベルトルト(あ、あれ… ミカサ… なんで半刃刀身持ってきてるの…!?)

アルミン(ほ、本気だ…! 彼女たちは本気だよ…!!)ガタガタ

303 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:00:15 ID: k9vJ/jWY
コニー「な、なんだぁ!? おい!! 今殴った奴誰だよ!?」

サシャ「コ、コニー! 大丈夫ですか…!?」

コニー「サシャ…それにアニ!? 女子が揃って…どういう事だぁ!?」

アニ「悪いね でも、優しく起こしてあげる時間すらも惜しいんだよ」

コニー「ああ!? だからってさっきの起こし方はねぇだろ!!」

ユミル「悪かったと言っているだろ それよりも、今日サシャの監視をしていた時の事を教えてくれ」

コニー「サシャの監視…? なんでだよ!?」

ミカサ「実は私の下着が盗まれた そしてあなたは私の下着を拾ってきた」

アニ「あんた、その犯人を見たんじゃないの?」

コニー「はぁ!? ま、待て待て待て…! 下着が盗まれたぁ!?」

ミカサ「そう言っている ので、早く教えて欲しい」チャキッ

コニー「ちょ!? なんでブレード持ってきてんだよ!? 刃を向けんなっ!!」

304 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:04:34 ID: k9vJ/jWY
サシャ「皆さんやりすぎですよ! コニーが怖がっているじゃないですか!!」

ミカサ「……ごめんなさい 確かにやりすぎた」

ユミル「ただ、こっちも平常心で居られるほど心がおおらかじゃないんでね」

アニ「そうだね 事が事だから… 知っている事があったら、今すぐ全部話して欲しいの」

コニー「あ、ああ… 言うけどよ… お前ら近すぎるだろ 怖いんだよ!」

サシャ「そうですよ! 皆さん、ちょっと下がりましょう…!」

ユミル「なんだ? コニーに随分と優しいな、サシャ」

サシャ「当たり前です! コニーは私の見張りをしてたんですから、犯人じゃありません! なのにユミルたちは…」

コニー「サ、サシャ…!」///

アルミン「…!」

310 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:08:04 ID: k9vJ/jWY
ミカサ「…言われた通り下がった だから早く教えて欲しい」

ミカサ(…なんとしても取り戻す 例えもう一度…人を殺める事になろうとも)

コニー「…言っておくが、大した情報じゃねぇぞ?」

ユミル「それでもいい 何も情報が無いよりはましだ」

コニー「…俺が下着を拾ったのは夕食後…15分くらいだな その時に逃げる二人の人影を見た」

コニー「下着を落としたのは多分その二人組… 暗くて誰かは解らなかったが、片方は背の小さい金髪…」

コニー「だからお前とクリスタだと思ってたんだが… 下着泥棒だったとはな… っ!?」

コニー(下着…泥棒…!? それも背の小さい金髪…! い、いるじゃねぇか…ここに!)チラッ

アルミン「っ!?」ビクッ!

アルミン(み、見た…! 今僕を見た!! コニーが…僕を疑い始めた…!)

312 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:12:50 ID: k9vJ/jWY
アニ「…背の小さい金髪… ここにもいるね」

アルミン「ちょ!?」

ユミル「…アルミン お前か…?」ギロッ

アルミン「ち、違うっ!! 僕じゃない!!」

コニー(…アルミン… 怪しい…確かに怪しい… でも、こいつは今朝エレンに誓ったばかりだろ…?)

コニー(いくら下着に目がない変態だからって、そんな無謀な事するか…?)

コニー(それに二人組の片方…正体がわからねぇ 三人組ならライナー、ベルトルトで確定だったんだが…)

コニー「…なぁライナー お前、夕食の後何してた?」

ライナー「んっ!? そ、それはだな…!」

アニ「…この木曾ゴリラにはアリバイがあるよ 残念だけどね」ジロッ

ライナー「っ…! そ、そうだな…」ビクビク…

313 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:14:17 ID: k9vJ/jWY
コニー(木曾ゴリラ? …ライナーは違う… じゃあ)

コニー「…ベルトルト お前は?」

ベルトルト「えっ!? そ、そうだね…えーっと…」

ユミル「…このコケシ野郎にもアリバイはある なぁおい…?」ジロッ

ベルトルト「ひ、ひぃ…!!」ビクビク…

コニー(…ベルトルトにも…!? じゃああの二人組…片方がアルミンだとすれば…一体誰だよ…!)

316 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:15:37 ID: k9vJ/jWY
アニ「…アルミン あんたは夕食後、どこで何をしてたの?」

アルミン「そ、それはね… えーっと…!」

アルミン(夕食後… 僕たちは下着泥棒… コニーは見張り…エレンは訓練… つまり、ここには…!)

アルミン「ぼ、僕はここで…座学の勉強をしていたんだ…!」

ユミル「寮でお勉強… もっともらしい理由だけど、誰が証明できるのか?」

ジャン「あ、ああ…! 俺と一緒に勉強してたんだ! ちょっと解らない所があってな…!」

アルミン「っ!!」

アルミン(ナイス…! ナイスだよジャン!! 初めてのファインプレーだ!)親指グッ

ジャン(へへ…! 俺は仲間は見捨てない! 絶対にだ…!)親指グッ

317 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:17:08 ID: k9vJ/jWY
アニ「…どうにも信用できないね」

ユミル「そうだな… 二人組の片方がジャンだとも考えられる」

アルミン「な、何を言うんだっ!! 言いがかりはよしてくれ!!」

ジャン「おう!! 証拠を見せてみろよ!!」

コニー(…っ! アルミンのアリバイも確定しちまった… この部屋に犯人はいないのか?)

ミカサ「…みんな、ちょっと待って欲しい アルミンは考えられない」

アニ「…幼馴染だから?」

ミカサ「そう… エレンほどではないにしろ、アルミンの事も私はよく知っている」

ミカサ「アルミンはそんな…人間の底辺のような人間じゃない」

アルミン(ぐっ!! …すまない…すまないミカサ…! 僕は底辺だっ!!)

319 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:20:10 ID: k9vJ/jWY
ミカサ「…ここに犯人はいないと思う 皆それぞれアリバイがある」

アニ「…背の小さい金髪はアルミンだけじゃないしね…」

ユミル「…まぁ必ず見つけ出してやるがな…!」

ミカサ「ええ… そして… 削ぐ」ギラッ

アルミン(こ、怖えぇぇぇぇぇぇ!!!)

ライナー(あ、あああ…! 命っ! 命まで懸かっちまったぞ…!!)

ベルトルト(こ、これじゃ営倉に入る以前に…本当に埋められちゃうよ…!)

320 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:21:52 ID: k9vJ/jWY
ミカサ「いったん寮に戻って会議を開くべき…」

アニ「そうだね… どうやって落とし前つけさせるかも話そうか?」

ユミル「芋女、行くぞ …邪魔したな」

サシャ「は、はい…! じゃあ皆さん、また明日」バタンッ

コニー「……」

アルミン「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

ジャン「ミカサ… やっぱ天使だな…」///

322 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 19:31:52 ID: k9vJ/jWY
コニー(…アルミン達じゃない…? 本当にそうか…?)

コニー(エレンと約束した手前、ミカサたちには話せなかったが…こいつらは下着泥棒だ)

コニー(疑うならまずはこいつら… だが、全員アリバイがありやがる…!)

コニー(…ああ、頭痛くなってきたぜ!!)

アルミン(…コニーが感づき始めている… 当たり前だ、僕らが下着泥棒だという情報があるんだ…)

アルミン(不幸中の幸いだったのは、その事がミカサたちに伝わらなかった事…)

アルミン(もし伝わっていたら… 僕たちは今頃女子きっての武闘派三人組に埋められていただろう…!)

アルミン(そして…恐らくその情報はミカサたちには伝わらない エレンもコニーも…約束は守るタイプだ…)

アルミン(…とりあえず まだ時間はあるみたいだね…!)

326 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 20:05:47 ID: k9vJ/jWY
コニー「…なあ、お前ら まさかとは思うけどよ…お前らじゃないよな?」

アルミン「…何を言うんだ 僕たちは朝、誓ったじゃないか もう下着泥棒なんてしないって」

コニー「…だよな」

ライナー「は、ははっ! ったく、脅かせやがるな…! まさか俺たち以外にも居たなんてよ…!」

ベルトルト「そ、そうだね…! 僕らは足を洗ったんだから…違うけどさっ!!」

ジャン「おう! お前らは違う! 俺が保障する…!」

エレン「…ふぅー 気持ちよかったな」ガチャ

327 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 20:06:39 ID: k9vJ/jWY
ライナー「っ! エ、エレン…! 長かったな…!!」

ベルトルト「さ、寒くはなかったかい…?」

エレン「ああ まぁちょっと寒かったけどな」

コニー「…エレン」

エレン「ん? どうしたんだよ、深刻な顔して」

コニー「…ミカサの下着が盗まれたらしいぞ」

エレン「…朝の話か? それはもう…」

コニー「違う! 今夜だよ今夜! それも引き出しごとだとよ!」

エレン「は、はぁ…? 本当かよ!?」

329 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 20:09:52 ID: k9vJ/jWY
エレン「っ!? だ、誰だよ…!? まさかお前ら…!」

アルミン「そんな訳ないじゃないかっ!! 僕たちは朝、エレンに誓ったばかりなんだよ!? いい加減にしろ!!」

ライナー「そ、そうだっ!! そんな恥知らずな事、脅されようとも出来んぞ!!」

ベルトルト「僕らじゃない…! だって僕らには全員…アリバイがあるんだ!!」

ジャン「ああ… こいつらじゃない それだけは確かだ…!!!」

コニー「……とりあえず、こいつらにアリバイがあるってのは本当らしい」

エレン「…じゃあ…アルミン達とは別の下着泥棒が居るってことなのか…?」

アルミン「そうだね… 僕らも驚いてるよ まさか引き出しごとなんて」

ライナー「常軌を逸している盗み方だ… 元下着泥棒の俺たちにはわかる!」

ベルトルト「おそらく犯人は相当な馬鹿だよ… バレる為に盗んだとしか考えられない!」

ジャン「チャンスに限界まで盗みきる… 相当な熟練者と見えるな… トリックスターだぜ…!!」

335 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月18日 (木) 20:23:45 ID: k9vJ/jWY
コニー「…まあ、もう教官にも話はいっているだろ 明日、教官のほうでも犯人探しが始まるとおもうぜ」

エレン「…だろうな …しかし、胸糞悪い話だな… またミカサが狙われるなんて…!」

ジャン「何言ってやがる!! ミカサの魅力がわからねぇのかっ!? 下着だっむぐっ!?」

ベルトルト(いい加減にしとけよこの野郎)

ジャン「―! ―!!」コクコクッ

アルミン「…とりあえず、後は教官たちに任せるとして、今日はもう寝ない?」

ライナー「ああ… もう大分遅い時間だ… 明日も訓練があるんだからな…」

エレン「…しょうがないな 今からミカサに話を聞きに行くってのも遅すぎるし…」

アルミン「うん! じゃ、ランプ消すよ! みんな寝床に入ってねー」

ライナー(…よし! エレンの疑惑も回避できた…! とりあえずは安泰か…!)

ベルトルト(…ふぅ… 一時はどうなるかと思ったけど… それほど致命的な状況にはなってない…!)

アルミン(…問題があるとすれば… この二人が僕らに疑惑を向けた時…!)

アルミン(…迎え撃つ策を練っておかないと…!)

344 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 18:55:39 ID: 7NXpt8TE
深夜 男子寮裏の物陰

アルミン「……とりあえず現状維持には成功したね」

ライナー「ああ…正直ミカサが刃持って現れた時には死を覚悟したが」

ベルトルト「あれどっから持ってきたんだろうね…わざわざ倉庫から?」

ジャン「…だからよ、俺はあると思うんだよ 変態には黄金の心って奴がな…」

アルミン「さあ…ただひとつ言える事は彼女たちは本気だ もし彼女たちにバレたら営倉にすら入れず…」

ライナー「切り刻まれるか生き埋め…考えたくもないな…」

ベルトルト「でも…一応最悪の状況は回避できた…良かったよ」

ジャン「そう黄金の心だ…人は皆、それを捜し求める鉱夫なんだ…」

345 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 18:57:38 ID: 7NXpt8TE
アルミン「そうも言ってられないよ…依然僕たちは窮地だ」

ライナー「そうか? エレンやミカサたちは上手くまけたと思うが…」

アルミン(いや…僕のアリバイを成立させ続ける為には…ジャンを庇い続ける必要が出来たよ)ボソッ

ライナー(むぅ…確かにそうだな こいつがあの時間下着泥棒していたとばれたら…アルミンも道連れだ)ボソッ

ベルトルト(このジャンを庇い続けるの…? もうすでに人としてはポンコツだよ?)ボソッ

ジャン「それは並みの人生じゃ絶対に見つからない…だが、俺は見つけた 変態の世界にな」

アルミン「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

346 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:00:34 ID: 7NXpt8TE
アルミン「と、とにかく…僕たちはジャンを庇いつつ、エレンやミカサたちを回避し続けなきゃいけない」

アルミン「場合によっては…こちらから先手を打つ必要もあるかもしれないよ」

ライナー「先手と言ってもな…何をどうすると言うんだ?」

アルミン「…まだ実行するかどうかは決めていないけど、ジャンのように…」

ベルトルト「えっ!? ま、また変態を増やすのかい!?」

ライナー「アルミン…! あまりにリスクが大きすぎるだろ! ジャンを見てみろ!!」

ジャン「それは本当に輝いていて…高貴な心だ 変態はそれを持っている」

ベルトルト(こんなのが増えたらいずれ自滅だよ! 不確定要素すぎるって!)ボソッ

アルミン(それは重々承知だよ でも敵対者で居られるよりは安全さ…)ボソッ

ライナー(むぅぅ…それはそうだが…)ボソッ

347 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:04:42 ID: 7NXpt8TE
アルミン「まぁ…僕だって本当はそんな事したくはない 客観的にも道徳的にもね」

アルミン「ただね…この状況を解決する方法…ひとつ思いついてしまったんだよ…」

ライナー「何!?」

ベルトルト「それは本当かい…!?」

アルミン「うん… 君たちも気付いているとは思うけど…エレンとミカサは僕に疑いをかけず、別に犯人が居ると思い込んでる」

アルミン「そう、容疑者Ⅹだよ 居もしない存在に対して怒りを向けてるんだ」

アルミン「だからね…僕たちがその容疑者を用意してやればいいんだよ…」

ライナー「用意する…? っ! …アルミン…まさか…!」

ベルトルト「…エレンか…コニーを…変態にして!?」

アルミン「…さっきも言ったとおり、まだやるとは決めていない でも…もしエレンかコニーが僕たちにたどり着くような情報に気付いたら…」

アルミン「…その時は…僕は鬼になるさ… 僕の…命の為にね…!」ギラッ

348 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:17:40 ID: 7NXpt8TE
時を同じく… 女子寮

ミカサ「……結局大した情報は得られなかった」

アニ「そうだね…唯一成果を上げるとすれば背の小さい金髪…」

ユミル「やっぱりアルミンなんじゃないか? どうも怪しい空気がある」

ミカサ「そんな事はない アルミンは私の幼馴染…そんな人間じゃない事はよくわかっている」

クリスタ「そうだよ… 104期には他にも背の小さい金髪ならいるし…」

サシャ「そうですね… でも、そんな事しそうな人いましたっけ?」

ミカサ「変態とは一目でわかるものではないの、サシャ」

サシャ「は、はぁ…」

349 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:23:43 ID: 7NXpt8TE

アニ「…とりあえず、明日からする事は決まったね」

ユミル「ああ…背の小さい金髪狩りだ…」

サシャ「か、狩りって…」

ミカサ「サシャ、これは遊びではない まさにハンティング」

アニ「下着泥棒なんて女を舐めきった犯罪…許す事は出来ないからね」

ユミル「そうだな…二度とそんな事出来なくしてやらないと…」

クリスタ「ええ…! 絶対…捕まえてやるんだから…!」

サシャ(…なんですかこれ…皆すっごく怖いです…)

351 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:25:58 ID: 7NXpt8TE
翌朝 男子寮

教官「貴様ら起きろ…!」ガチャ

エレン「ん、んん…?」

コニー「誰だぁ…?」

教官「寝ぼけているのか? スプリンガー訓練兵…」ギロッ

コニー「!? きょ、教官…!」バッ

エレン「おい! お前ら起きろ!!」

ジャン「ん…? なんだ? ミカサでも来たのか?」

アルミン「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

352 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:29:15 ID: 7NXpt8TE
教官「……この部屋には何もないようだな」ゴソゴソッ

教官「よし 貴様らは食堂に行ってもいいぞ…」

エレン「ハッ!」

ライナー「…やはり俺たちの部屋からは何も見つからなかったか」

エレン「そうだな… まぁお前らじゃないとは思ってるけどさ」

ベルトルト「エレン…! やさしいね」

コニー「…じゃ、食堂に行くか」

アルミン「そうだね…」

353 : 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2013年07月21日 (日) 19:31:16 ID: 7NXpt8TE
あ、なんかすっごく矛盾してる事に気がついた
久しぶりなのですみません
ちょっと修正します

355 : 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2013年07月21日 (日) 19:39:05 ID: 7NXpt8TE
>>347 こっちに変更で

アルミン「まぁ…僕だって本当はそんな事したくはない 客観的にも道徳的にもね」

アルミン「ただね…僕らの命を守る為には…やむ負えない状況もあるんだ」

ライナー「やむ負えないと言ってもだな…! これ以上変態を抱え込むと…!」

アルミン「ライナー! ベルトルト! 君たちは下着泥棒としてミカサたちに殺されたいのかい!?」

ライナー「ぐっ!」

ベルトルト「むぅ…!」

ジャン「おう! 望む所だぜ!」

アルミン「…さっきも言ったとおり、まだやるとは決めていない でも…もしエレンかコニーが僕たちにたどり着くような情報に気付いたら…」

アルミン「…その時は…僕は鬼になるさ… 僕の…命の為にね…!」ギラッ

356 : 以下、名無しが深夜にお送りします sage 2013年07月21日 (日) 19:41:52 ID: 7NXpt8TE
コニー変態化→罪被せて営倉行き
エレン変態化→二人組みの片割れに仕立て上げ勝利

をアルミン側に狙わせるつもりでしたが、コニーが下着拾ってきてるので無理な事に気付きました
ってか金髪居ないし
バカですみません

358 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:45:53 ID: 7NXpt8TE
エレン「お前らは先に行っててくれ 俺はミカサとちょっと話してくる」

ライナー「…そうか 昨日からずっと気にしてたもんな…」

ジャン「俺も連れてけよぉぉぉぉ!!」

ベルトルト「ジャン 絶対に君は駄目だよ!」グイッ

コニー「……ん、なんだ? 寮の前になんか落ちてる…」

コニー「……ペンだな」ヒョイッ

アルミン「……」ジーッ

アルミン(…ペン?)

360 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:53:13 ID: 7NXpt8TE
アルミン(あのペン… ライナー、君のかい?)ボソッ

ライナー(いや… あんなペン俺は持ってないぞ)ボソッ

ベルトルト(僕でもない… 誰の落し物かな?)ボソッ

アルミン(……ちょっと気になるな)ボソッ

ライナー(考えすぎじゃないか?)ボソッ

ベルトルト(昨日の女子たちの持ち物かもしれないよ?)ボソッ

アルミン(かもしれない… うーん…)ボソッ

361 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:54:34 ID: 7NXpt8TE
食堂

エレン「よう」

コニー「お 帰ってきたな」

アルミン「ミカサと話してきたの?」

エレン「ああ…やっぱり引き出しごとってのは本当らしいな」

ライナー「そうか…一体犯人は誰なんだろうな?」

ベルトルト「さあ…きっととんでもなく頭の悪い奴だよ」

ジャン「いや、やっぱり大物だと思うぞ… 手口が巧妙すぎる」

エレン「ミカサたちは相当怒ってたぞ… 簀巻きにして壁から外側に向けて吊るすとか言ってたし」

アルミン「っ…! そ、そうなんだ…それは…穏やかじゃないね…」

ジャン「ミカサに吊るされるなら本望だな」

コニー「……」

362 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:56:22 ID: 7NXpt8TE
アルミン「…僕たちはもう食べ終わったし、先に座学の教室へ向かう事にするよ」

エレン「おう …コニーはまだ行かないのか?」

コニー「…ああ ちょっとな」

アルミン「……」

ライナー「じゃ、俺たちは行くぞ …じゃあな」

エレン「おう」

コニー「……なあ、エレン」

エレン「ん? どうした?」

コニー「やっぱり…アルミン達が怪しいと思わねぇか?」

363 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 19:58:25 ID: 7NXpt8TE
エレン「…確かに下着泥棒だったからな そう思う気持ちもわかる」

コニー「ああ…どうも信用できねぇんだよ ジャンもたまに訳わかんねぇ事言うし…」

エレン「…でも、昨日の朝にアルミン達はもうしないって約束したろ?」

エレン「俺はアルミンを信じるよ アルミンはそんな馬鹿な人間じゃない」

コニー「……そうかよ」

コニー(…やっぱりエレンもミカサもアルミンの幼馴染だから…あまり疑いたくねぇんだな)

コニー(…でも、この腑に落ちねぇ感覚はなんだよ…なんかもやもやするって言うか…)

アルミン「……」ジーッ

ライナー「……」ジーッ

ベルトルト「……」ジーッ

ジャン「……ミカサ…今日も美しいな」ジーッ

364 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:02:50 ID: 7NXpt8TE
アルミン(…やっぱりコニーは僕たちのことを疑い続けているよ…!)

ベルトルト(うん… でも、コニーは決定的な確証をもってないよ?)

アルミン(油断は禁物… これからコニーを徹底的にマークする…)

アルミン(ライナー… 座学の時間、しっかりと彼を監視し続けてくれ…!)

ライナー(おう… 任せろ…!)

365 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:04:15 ID: 7NXpt8TE
教室 座学

教官「で、あるからして… 巨人の生態とは…」

コニー「……」

ライナー「……」

コニー「……お前さ、近くない?」

ライナー「んな事ないだろ 気にするな」

コニー「いや、鼻息当たる距離なんだけど」

ライナー「気にするなと言っている」

コニー「……」

コニー(…そういやペン拾ってたんだったな)ゴソッ

コニー「……万年筆か」

ライナー「ほぅ 中々高そうなペンを持っているな」

コニー「ああ、今朝寮の前で拾ったんだ あと近けぇよ」

366 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:09:22 ID: 7NXpt8TE
ライナー「寮の前…? 持ち主はうちの部屋の誰かか?」

コニー「さあな…ん? 名前が入っているぞ…」

ライナー「…ボット… マルコの物みたいだな」

コニー「あーそういやこのペン持っている所見た事あるな… 落としてたのか」

ライナー「……」

アルミン「……」

ベルトルト「……」

ジャン「……ミカサ…横顔も素敵だ」ジーッ

367 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:11:00 ID: 7NXpt8TE
昼 食堂

コニー「おいマルコ これ、お前のじゃないか?」

マルコ「え? …ああ、そうだよ! 無くして困ってたんだ…」

コニー「見つかってよかったな ほら」

マルコ「うん! 落としたのには気付いたんだけど見つからなくてね」

コニー「落としたのには気付いた? 寮のまん前だったぞ?」

マルコ「昨日の夜に落としたんだよ 暗くてさ」

コニー「ああ、なるほどな」

マルコ「コニー、ありがとう! なにかお礼できるといいんだけど…」

コニー「いや、いいよ 拾っただけだからな じゃ…」

コニー(昨日の夜… 寮の前… 暗い… 暗い…?)

コニー「っ!?」

マルコ「…コニーどうしたの?」

368 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:12:57 ID: 7NXpt8TE
コニー(…暗いだと? 昨日の夜、中にはアルミンとジャンが座学の勉強をしていた…)

コニー(ランプだって付けてるだろ…窓からの光で、探す事だって出来たはずだ…)

コニー「な、なあマルコ…! 昨日の夜、俺たちの部屋からは明かりは見えなかったのか…?」

マルコ「え…? ……そこまでは覚えていないなぁ… ただ、暗かったなと…」

コニー「そうか…」

コニー(…確証はねぇ だが、マルコは現にペンを探せなかった… これは…ん? どういう事だよ!?)

アルミン「……」ジーッ

ライナー「……」ジーッ

ベルトルト「……」ジーッ

ジャン「……ミカサ…よく噛んで食えよ」ジーッ

369 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:15:22 ID: 7NXpt8TE
夜 外 男子寮

コニー「……」

コニー(…ペンが落ちていたのはここ… やはり窓からの明かりがある…)

コニー(だが、マルコは昨日ペンを探す事は出来なかった… やっぱり明かりがついてなかったとしか…)

コニー(…つまり、アルミン達は嘘をついている…? 中で座学の勉強なんかしていなかった…?)

コニー(…ん? そうなのか? そうだよな…いや、違う? …ああ、頭痛くなってきたぜ!!!)

アルミン「……やあ、コニー こんな所でなにしてるの?」

コニー「わっ!? い、いきなり話かけるんじゃねぇよ…!」

371 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:18:27 ID: 7NXpt8TE
アルミン「えー? だって、寮の前でぼーっと立たれてたら不思議に思っちゃうよ…」

コニー「あ、ああ… そうだな…」

アルミン「…ねぇ どんな考え事をしていたのかな?」

コニー「…な、なんでもねぇよ…」

アルミン「そう…ふふ 何か困った事があったらなんでも言ってね?」

アルミン「僕が…相談に乗るからさ…」

コニー「……」

372 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:23:25 ID: 7NXpt8TE
寮の中

ライナー「ツモ! しずかちゃん一色! 150点だな」

ベルトルト「うわーハコテンだよ」

ジャン「ライナーは強いな」

アルミン「もうちょっとで剛田家無双だったんだけどな」

コニー「……」

コニー(アルミン…あいつ何か感づいてやがるのか… さっきの微笑みはなんだよ…!)

コニー(いや…まだアルミンだと決まったわけじゃねぇし… だが、明かり…)

エレン「…コニーどうしたんだ? なんか思い込んでるみたいだな」

コニー「…いや、ちょっとな…」

コニー(…エレンには一応言っておくか…?)

コニー(俺一人で考えるより、エレンと一緒に考えたほうが…)

374 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:27:20 ID: 7NXpt8TE
コニー「…実はよ、今日」

アルミン「エレンー ベルトルトが飛んだから入ってー」

エレン「お、そうか」

コニー「なっ…!」

アルミン「はやくー! 明日の夕食がかかってるんだからー」

エレン「おー 今行くぞー」

ベルトルト「ライナー強すぎない? なんでそんなしずかちゃん役ばっか出来るの?」

ライナー「ふん…格が違うんだよ、格がよ」

コニー「……ッチ」

アルミン「……」ニヤ…

375 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:29:14 ID: 7NXpt8TE
ベルトルト「あー負けた負けた ってかライナー絶対なんかしてるだろ…」

コニー「…おう お疲れ」

ベルトルト「…どうしたの? 浮かない顔してるね…」

コニー「ああ… 別になんでもねぇよ」

ベルトルト「一人で抱え込むのは良くないよ? 相談事なら僕が乗るからさ」ニコッ

コニー(…ベルトルトか こいつも下着泥棒だったな…だが、今回のアルミンと関係があるのか?)

コニー(うーん… 怪しい事は怪しいが…アニがアリバイを証明してたし…)

ベルトルト「さ、何でも言ってくれ!」

コニー「……………アルミン達には言うなよ?」

ベルトルト「…! 今回の事件についてなにか思い当たる事があるのかい…?」

コニー「…そうだな 少しひっかかる事がある…」

ベルトルト「へぇ どんな事?」

376 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:32:55 ID: 7NXpt8TE
コニー「…実はよ 今朝、マルコのペンを拾ったんだ…寮の前でだ」

ベルトルト「ふぅん それで?」

コニー「マルコが言うには、昨日の夜に落として見つけられなかったんだと…」

ベルトルト「そりゃあ夜だし、暗いからね」

コニー「でもおかしくねぇか? アルミン達は寮に居たはずだ…ランプの光が外に漏れてるはずだろ?」

コニー「ペンが見つからないほど…暗いとは思えねぇ…」

ベルトルト「…なるほど それは確かにおかしいかもしれない…」

コニー「だろ? という事は…昨晩この寮に明かりは…」

ベルトルト「…灯ってはいなかった… 無人だったと…」

コニー「そうだ… そうなると…アルミンとジャン…二人が嘘をついてる事になる…」

コニー「そうなれば…あいつらのアリバイは崩れる… これってよ…つまり…」

ベルトルト「…コニー、それは考えすぎだよ アルミンはともかく、ジャンが下着泥棒なんて事ありえないでしょ?」

377 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:36:05 ID: 7NXpt8TE
コニー「…そこなんだよ ジャンが下着泥棒…うーん」

ベルトルト「…あまり考えすぎると良くないよ 今日はもう休んだほうがいいって」

コニー「………そうかもしんねぇな 正直頭が痛てぇ」

ベルトルト「もう水浴びして、布団に入ったら? 夜も遅いし明日も訓練なんだから」

コニー「……そうするか 変な話して悪かったな」

ベルトルト「ふふ… いいんだよ、友達なんだから…」ニコッ

コニー「…よしっ 水浴びしてくる 頭ン中もやもやして気持ちわりぃぜ」

ベルトルト「うん! いってらっしゃい…」

アルミン「……」

ライナー「…… あ、それロンな」

エレン「は、はぁ!? またしずかちゃんかよ!!」

ジャン「…っち なんでミカサの牌がねぇんだよ…」

378 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:39:48 ID: 7NXpt8TE
水浴び場

コニー「ああ…! すっきりした…!」

コニー(…それでも頭ん中は晴れねぇな… くっそ…ひっかかる…)

コニー(…ジャンが下着泥棒… 確かに考えづれぇ…なんだかんだ言ってあいつはまともな奴だからな)

コニー(だが…昨日の朝からちょっと変だ… たまに白目むいてるし…)

サシャ「おや…? コニーですか?」

コニー「…お、サシャか 女子の水浴びはもう時間過ぎてるだろ」

サシャ「ええ…そうなんですが… ちょっとあってこんな時間になりまして…」

コニー「また走らされてたのか? 今度は何を盗んだんだよ」

サシャ「失礼ですね! 立体機動装置の個数点検をしてたんですよ!」

コニー「ああ? その当番は今日はアルミンだったんじゃないか?」

379 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:44:30 ID: 7NXpt8TE
サシャ「ええ、そうなんですが… 明日の朝、パンをくれると夕食の時に言ったので…うへへ」

コニー「いいように使われてるぞ…お前」

サシャ「パンを貰えるならなんだってしますよ! ええ…!」

コニー「…ってか、お前の髪を下ろした所なんて初めて見るな」

サシャ「そうですか? 水浴びをしたばっかりなので…」髪をちょいいじり

コニー「っ!?」///

380 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 20:47:35 ID: 7NXpt8TE
サシャ「…? どうしたんですか? 顔、赤いですよ…?」

コニー「い、いや…なんでもねぇ」

コニー(…なんだこれ、いつもと雰囲気が違うぞ…! 髪下ろしてるし…ちょっと濡れてるし…)

コニー(…なんつーか…色っぽいっつーか…)///

サシャ「そうですか… じゃ、私は寮に戻りますね」

コニー「お、おう! 風邪ひかないようにな…」///

物陰から

アルミン「……」ジーッ

ライナー「……」ジーッ

ベルトルト「……」ジーッ

ジャン「……んだよ…! ミカサじゃねぇのかよ…! お前ら騙しやがったな…!」

381 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:00:53 ID: 7NXpt8TE
ライナー(コニー… やはり俺たちの真実に近づいていたか…)ボソッ

ベルトルト(うん… にしてもアルミン…見事術中に嵌めたね…)ボソッ

アルミン(そうだね… 昼の時点でコニーの様子がおかしかったから…)ボソッ

アルミン(ふふ… 先にサシャを手配しておいて正解だったよ…)ボソッ

ライナー(…あっちの方もさっき用意したのか?)ボソッ

アルミン(うん、撮りたてほやほやさ 我ながら見事な絵が撮れたと思ってるよ…!)ボソッ

ベルトルト(言いたい事はあるけど… まあ我慢しといてあげるよ)ボソッ

アルミン(そうしてくれ… 今は口論している場合じゃないんだ…)ボソッ

ライナー(っ! コニーが歩き出したぞ…!)ボソッ

アルミン(よしっ! 先回りしてコニーの寝床にこれを仕込むんだ…!)ボソッ

382 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:01:58 ID: 7NXpt8TE
ベルトルト(でもさ、本当に上手くいくの…?)ボソッ

アルミン(ふふっ… 僕らはまだローティーンエイジャー… その性欲を舐めてもらっちゃ困るよ!)ボソッ

アルミン(いかにコニーと言えど…サシャの魅力に当てられた直後のこれ…我慢できるはずがないさ…!)ボソッ

アルミン(さ、急いで寮にもどるよ…! その後は…さっき話した通りに…!)ボソッ

ライナー(ああ…!)ボソッ

ベルトルト(わかった…!)ボソッ

383 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:04:48 ID: 7NXpt8TE
男子寮

コニー「……なんだ? みんなもう寝てるのか?」ガチャ

エレン「……」Zzz…

アルミン「……」Zzz…

ライナー「……」Zzz…

ベルトルト「……」Zzz…

ジャン「……ふひっ」Zzz…

コニー「…俺ももう寝るか…よっと…ん?」

コニー「…なんだ? 俺の寝床に…なんかあるな…」

コニー「っ!? は、はぁ…!? こ、これ…サシャの…写真…!?」

385 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:06:12 ID: 7NXpt8TE
コニー「っ!! え…しかも水浴びの!? だ、誰だ…こんなの置いたのは…!?」

アルミン「ん、んん… コニー?」ゴソッ

コニー「っ!? ア、アルミン…!」ビクッ!

アルミン「ふぁ… 先に寝ちゃってたよ… ごめんね、ランプ消しちゃって…」

コニー「あ、ああ…! べ、別にいいよ…んな事…!」

アルミン「…どうしたの? なんか挙動不審だよ?」

コニー「あ、いや…! な、なんでもねぇ…から…!」

アルミン「そう… じゃ、おやすみ~」モゾッ

コニー(…やっべ 咄嗟に写真隠しちまった…! い、今からでも聞くか…?)

コニー(い、いや…! でも…この写真…… うぅ…///)

アルミン「……」フフ…

ライナー「……」ニヤ…

ベルトルト「……」ニコ…

386 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:08:14 ID: 7NXpt8TE
コニー(…うわ… お、女の体ってこんなになってんのかよ…!)///

コニー(…で、でも…良い所は映ってねぇ… くそ…あ、いや…俺は何考えてんだ…!)///

コニー(う、うぅ…! そういや最近…してなかったよな…)///

コニー(ここでするか…いや、起きられたらまずい… トイレにでも行って…)モゾッ

コニー(…よし、起こさないように… 起こさないように…)ガチャ

アルミン「……ライナー」

ベルトルト「……マジンゴー」

ライナー「おう…!」バサッ

389 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:14:12 ID: 7NXpt8TE
トイレ

コニー「……よし、誰もいねぇな…?」ガチャ

コニー「鍵をしめて…と」

コニー「………う なんかちょっと罪悪感感じるな…」///

コニー「だ、だが…サシャの…」///ハァ…ハァ…

コニー「うぅ… や、やるか…!!」ガチャ

ライナー「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」ドンドンドンドン!!

コニー「っ!!?」

390 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:15:50 ID: 7NXpt8TE
コニー「な、なんだぁ!? おい、誰だよ!?」

ライナー「お、俺だぁぁぁぁぁぁ!!! 漏れるぅぅぅぅぅぅぅ!!!」ドンドンドンドン!!

コニー「な!? 別の個室があるだろ!!」

ライナー「ここじゃなきゃ駄目なんだよ!! 早くしてくれぇぇぇぇぇ!!!」ドンドンドンドン!!

コニー「は、はぁ!?」

コニー(なんだこいつ…! 頭おかしいのか…!? なんでこの個室じゃなきゃ駄目なんだよ…!)

ライナー「早くしろぉぉぉぉぉ!! 漏らさせたいのかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ドンドンドンドン!!

コニー「ぐっ!! あ、ああ…俺が別の個室にはいりゃいいんだろ!?」ガチャ

ライナー「おう 悪いな」

コニー「っ!? 全然余裕そうじゃねぇか…!」

391 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:18:04 ID: 7NXpt8TE
ライナー「ほら! さっさと別の個室に行ってくれ」

コニー「…なんだよこいつ! 意味わかんねぇ…!」

ライナー「……」

コニー「じゃ俺はこっちに入るからな…!」ガチャ

ライナー「……うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! 漏れるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」ドンドンドンドン!!

コニー「はぁ!? お前何がしてぇんだよ!? そっちの個室入ればいいだろ!!」

ライナー「うるせぇぇぇぇぇぇ!! 早く出てくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ドンドンドンドン!!

コニー(な、なんだよこいつ!? 気でも狂ってんのか…!)

ライナー「あああああああああ!!! 助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ドンドンドンドン!!

393 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:18:52 ID: 7NXpt8TE
男子寮

コニー(クソッ…! ライナーせいで出来なかったじゃねぇか…!)

コニー(…なんかムラムラしっぱなしだぞ…! もうここで…!)

コニー「……」チラッ

エレン「……」Zzz…

アルミン「……」Zzz…

ライナー「……」Zzz…

ベルトルト「……」Zzz…

ジャン「……ああん」Zzz…

コニー(…全員寝てるな…! よし…)ゴソッ

アルミン「……ベルトルト」

ライナー「……マジンゴー」

ベルトルト「うん……!」モソッ

394 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:20:34 ID: 7NXpt8TE
コニー(……う、うぅ… 今まで気付かなかったが…サシャって結構…)///

コニー(もう我慢できねぇ…! お、俺はやるぞ…!!)モゾモゾッ

ベルトルト「ラァァァァァァァァァイディィィィィィィィィン!!!!!」

コニー「っ!?」ビクッ!?

エレン「ああっ!? 何だ!?」ガバッ!

アルミン「うわっ!? 何事!?」ガバッ!

ライナー「ど、どうしたぁぁ!? 何があった!?」ガバッ!

ジャン「うおっ!? ミカサはっ!? あれ!?」ガバッ!

395 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:23:32 ID: 7NXpt8TE
エレン「な、なんだよベルトルト!! 夜中に叫ぶなよ!!」

ベルトルト「ごめんごめん… ちょっと勇者の夢をみちゃって…」

ライナー「ははっ 人騒がせな奴だな!」

アルミン「ベルトルトって結構お茶目なんだね!」

エレン「…ったく もう大声出すなよ…」

ベルトルト「ああ… 本当にごめんね…」

コニー(あ、ああ… 心臓止まるかと思った…! こいつ…邪魔しやがって…!)

コニー(……もう寝たか? よし、今度こそ…!)モソモソッ

ベルトルト「ダイタァァァァァァァンカァァァァァァァァムヒアッ!!!」

コニー「っ!?」

エレン「うっあぁ!? 今度はなんだよっ!?」ガバッ!

ベルトルト「ごめんごめん… 今度は無敵鋼人の夢みちゃって…」ニヤ…

396 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:24:34 ID: 7NXpt8TE
翌日 昼 食堂

コニー(あああ…チクショウ!! あいつらのせいで昨日は出来なかったじゃねぇか…!)

コニー(う、うぅぅ… なんかすっげぇムラムラしっぱなしだぞ…ん?)モンモン

ライナー「おう、サシャ…」

ベルトルト「…ちょっといいかな?」

サシャ「? 二人ともどうしたんですか?」

ライナー「実はな…今日の立体機動装置の物品点検…代わってくれないか?」

ベルトルト「今夜もドンジャラ大会があってね…抜け出せないんだ」

サシャ「ええぇ…昨日アルミンの代わりをしたばかりなんですが…」

ベルトルト「そんな事言わずにさ…ほら、パン」スッ

ライナー「俺のもやるぞ…どうだ?」スッ

サシャ「!! や、やります! 是非やらせてください!!」

397 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月21日 (日) 21:25:40 ID: 7NXpt8TE
ベルトルト「うん… じゃ、頼んだよ」フフ…

ライナー「ありがとうな…サシャ」ニヤ…

サシャ「ええ、任せてください!」

コニー(…サシャ、今夜も機動装置の検品か… という事は…水浴びは…)

コニー「っ!?」

コニー(お、俺は何考えてるんだよ…! き、昨日の写真のせいで…頭変になったのか…!?)

コニー「っ! うぅぅ…」/// ドギマギ…

アルミン「……ふふ」

416 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月27日 (土) 20:25:33 ID: ujyTs7Fk
アルミン(…コニー…着々と性欲を溜め込んでいるみたいだね…)

アルミン(そして君は知ってしまった… 今夜もまた、サシャが一人で水浴びをするという事を…)

アルミン(この二つの符号が意味する事はひとつ…!)

アルミン(さあ… 今夜だ…!)

417 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月27日 (土) 20:26:59 ID: ujyTs7Fk
夜 男子寮

ライナー「ツモ! しずかちゃん一色!」

ベルトルト「ふっざけんな! ちょっと袖の下見せてよ!! 絶対牌を隠し持ってるでしょ!?」

エレン「うっわー またかよ…」

ジャン「へっ たかがハコテンで騒ぐな」

エレン「…最近のお前はなんでそんな余裕あるんだよ」

ジャン「男として一皮剥けたからなぁ…」

コニー「……」ソワソワ

アルミン「…コニー、どうしたの?」

コニー「っ!? い、いや…なんでもねぇ…」

アルミン「そう… それにしても順番回ってこないね」

コニー「あ、ああ… まあ俺はドンジャラ良くわかんねぇからな」

アルミン「…そういえばさ、今日の水汲み当番って…コニーだったよね?」

コニー「ん?」

418 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月27日 (土) 20:28:46 ID: ujyTs7Fk
アルミン「ほら、ポットが空っぽなんだよ ドンジャラってしてると意外と喉渇くんだよね」

コニー「お、おう…そうだったな…!」

アルミン「じゃ、井戸から水汲んできてもらえないかな? ゆっくりでいいからさぁ…」

コニー「あ、ああ… じゃ、行って来る…」ガチャ

アルミン「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

エレン「……? おいライナー、ベルトルト…黙り込んでどうしたんだよ?」

ライナー「ああ、ちょっと…トイレにでも行こうと思ってな」

ベルトルト「付き合うよ」

アルミン「僕も」

ジャン「俺も行く」

エレン「は、はぁ? ドンジャラはどうすんだよ!?」

419 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013年07月27日 (土) 20:31:32 ID: ujyTs7Fk
アルミン「大丈夫、すぐ帰ってくるからさ!」

ベルトルト「うん…あ、でも僕は大きい方だから少し時間がかかるかもしれないよ」

ライナー「ベルトルトもか、俺もなんだよ…」

ジャン「気があうじゃねぇか…俺もだぜ」

エレン「なんだよお前ら…そろいも揃って…」

アルミン「まあエレンはちょっと待っててよ! 帰ってきたら…続きをやろうね…」ニコ…

ライナー「そうだな… じゃ、エレン 留守番は頼んだぞ」

ジャン「おう…よろしくな!」

ベルトルト「じゃあねー!」バタンッ

エレン「…行っちまった…仲いいなあいつら…」

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『進撃の巨人』とは、諫山創による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』で連載されていた。ジャンルはダークファンタジーであり、人類存亡をかけて巨人との戦いに挑む人々の物語が描かれている。巨大な壁に守られた人類達の元に、圧倒的な力を持った「巨人」が出現。主人公のエレン・イェーガーは目の前で母を捕食され、巨人の殲滅を誓う。日本国内だけでなく、海外からの人気も高く、テレビアニメや実写映画化をはじめ、様々なメディアミックス展開がされている。

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進撃の巨人の九つの巨人まとめ

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『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界を舞台に、巨人を駆逐することに執念を燃やす主人公エレン・イェーガーの戦いを描く。作中ではエレン以外に巨人化の能力を持つ人物が登場し、それらは「九つの巨人」と呼ばれている。「九つの巨人」はそれぞれ「始祖の巨人」や「鎧の巨人」などの固有名称を持ち、普通の巨人とは一線を画す特殊技能を持っている。

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進撃の巨人の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

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『進撃の巨人』は、諫山創原作の漫画である。少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で2009年から連載された。突如現れた巨人により人類は滅亡の危機にさらされるが、巨大な壁を建設することで100年間平和を保ってきた。しかしある日超大型巨人が壁を蹴破り、人類は再び巨人の襲来に遭う。巨人に母を捕食された主人公・エレンは、巨人のせん滅を誓って調査兵団に入団する。大迫力の戦闘シーンの合間には、エレンや幼なじみのミカサらをめぐる恋愛要素も描かれている。

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進撃の巨人の壁・地区・歴史情報まとめ

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『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画およびそれを原作としたアニメ・小説・ゲーム・映画などのメディアミックス作品。人類を無差別に殺す謎の生命体「巨人」が存在する世界で、生き残った人類は3重の壁を築き、その内側でかろうじて命脈を繋いでいた。しかしそんなある日、壁を超える巨体を持つ「超大型巨人」によってシガンシナ区の扉が壊され、巨人の大群が壁内に侵入。人類は活動領域の後退を余儀なくされた。巨人に母親を殺されたエレンは、全ての巨人を駆逐することを心に誓う。

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進撃の巨人の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

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『進撃の巨人』とは、諫山創によるダークファンタジー漫画、およびそれを原作としたアニメである。2009年から少年漫画雑誌『別冊少年マガジン』で連載された。正体不明の巨人の脅威に怯える人類は、強固な壁を作り100年間の平和を実現していた。しかしある日超大型巨人が壁を破壊し、人類は再び巨人に襲撃される。巨人に母親を喰われたエレン・イェーガーは巨人を駆逐するために調査兵団に入団。巨人との対戦の中で、巨人の正体やエレンたちの出生の秘密など、たくさんの伏線が明かされてゆく。

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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!

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北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。

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進撃の巨人の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

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『進撃の巨人』とは、巨人たちに立ち向かう人類の戦いと世界の謎を描いた、諫山創による漫画作品。人類を守る壁を破壊し侵入した巨人によって両親を喪った少年エレン・イェーガー。巨人を滅ぼすためエレンは調査兵団に参加し、巨人との戦いに身を投じる。作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目も高まって、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。巨人という死に直結する敵が常に存在する世界での物語は、数々の名言を生み出した。

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ユミル・フリッツ/始祖ユミル(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ユミル・フリッツは『進撃の巨人』の登場人物で、「始祖ユミル」とも呼ばれている。エルディア人こと「ユミルの民」の始祖となった女性で、光るムカデのような生物と接触したことで彼女は「始祖の巨人」の能力を得たとされている。マリア・ローゼ・シーナという名前の3人の娘達がおり、パラディ島の3重の壁は彼女達の名前から名付けられた。ユミルの死後、巨人化能力は3人の娘達に引き継がれ、さらに子々孫々に脈々と継承されることとなった。

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ジーク・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ジーク・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの異母兄。「獣の巨人」の継承者として調査兵団の前に立ちはだかり、高い投擲能力で多くの兵士を殺傷した。「九つの巨人」の継承者で組織されるマーレの戦士部隊のリーダーであり、多くの戦場でマーレに勝利をもたらしてきた。しかしその真の目的はエルディア人の救済であり、全てのエルディア人から生殖能力を奪うことで巨人の力を巡るこれ以上の悲劇を起こらないようにしたいと考えている。

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リヴァイ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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リヴァイ・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団に所属する兵士長。1人で1個旅団(約4000人)並みの戦力を持つとされ、「人類最強の兵士」として名高い。三白眼と刈り上げた髪型、小柄な体格が特徴で、ブレードを逆手に持って回転しながら巨人の肉を切り刻む戦闘スタイルを好んでいる。性格は冷静沈着で無愛想。スラム出身ということで言動も粗暴である。神経質で潔癖症だが、部下の最期を看取る際には汚れを気にせず手を握るという仲間想いの一面もある。

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エレン・クルーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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エレン・クルーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で、ユミルの民であることを偽造してマーレ人になりすまし、マーレ治安当局の職員として潜入していたエルディア復権派のスパイである。9つの巨人の1つである「進撃の巨人」の力を身に宿し、通称「フクロウ」と呼ばれている。 ユミルの呪いによって寿命が近い自分の代わりに、グリシャ・イエーガーにエルディア復権の願いを託して壁の中へ行くよう指示した。その後進撃の巨人を継承させる為無垢の巨人化したグリシャに捕食され、スパイとしての任務を果たし、その生涯を終えた。

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アニ・レオンハート(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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アニ・レオンハートとは、『週刊少年マガジン』に連載されている諫山創原作の漫画・テレビアニメ作品に登場する人物である。主人公のエレン・イェーガーと同じ第104期訓練兵団に所属し、卒業後は憲兵団に入団する。口数が少なく感情を表に表さないため、取っ付きにくい印象を与える性格。しかし格闘技に優れており、冷静な判断を下せるため訓練兵団卒業の際は4位の成績を収める実力の持ち主。

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フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスター(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

フロック・フォルスターとは『進撃の巨人』の登場人物で、104期訓練兵団の卒業生。当初は駐屯兵団に所属していたが、ウォール・マリア最終奪還作戦の前に調査兵団に移籍した。「獣の巨人」を倒すための特攻作戦では唯一生き残り、瀕死のエルヴィン団長をリヴァイ達の元へ連れて行った。その後はエレンをパラディ島の救世主として祭り上げる「イェーガー派」の中心人物として、兵団総統を暗殺しクーデターを先導した。

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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。

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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。

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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。

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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。

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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。

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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。

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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。

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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。

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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。

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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。

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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。

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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。

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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。

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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。

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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。

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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。

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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。

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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

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『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。

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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。

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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。

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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ

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イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。

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