シーザー・A・ツェペリ（ジョジョの奇妙な冒険）の徹底解説・考察まとめ

シーザー・A・ツェペリの必殺技

シャボンランチャー

波紋を流し強化したシャボン玉を多数発生させる技。一つ一つが当たると強い衝撃を感じるようで、ジョジョは吹っ飛んでいる。師範代メッシーナはシーザーの最終試練の相手をした際に、強化されたシャボンランチャーのスパークで右腕のうぶ毛が全部抜け落ちている。

シャボンバリアー

大きなシャボン玉で相手を覆い、酸欠にさせることで無力化する技。波紋を帯びており、中から破壊するにはそれなりの強い波紋が必要とみられる。未修行のジョジョでは壊せなかったようだ。

シャボン・カッター

風をあやつるワムウに対抗し「風をつっきるシャボン」として祖父ウィルの波紋カッターを応用した技。
高速回転による遠心力を利用した円盤状波紋カッター。ワムウのまとう空気のウズに乗り、吸い込まれるように攻撃が効果的に決まった。
この後、雪の上を滑走させてワムウの足を捕らえることにも使われた。

シャボンレンズ

滞空させたシャボンカッターをレンズとして使い、廃ホテル屋内にいたワムウまで太陽光を反射させて重傷を負わせた技。

シーザー・A・ツェペリの関連人物・キャラクター

マリオ・A・ツェペリ

シーザーの父親にあたる人物。息子のシーザーが10歳になるまで男手ひとつで子供たちを育てていた。腕の良い家具職人であったが、自分の父親ウィル・A・ツェペリの意志を引継ぎ家族の元を離れ、波紋の修行を受ける。ナチスより先にコロッセオ地下のカーズたちを発見し、対策を求め世界中を旅する生活をしていた。
ローマにて息子シーザーに見つかり追跡される。カーズのワナに引き寄せられたシーザーを身を挺して救い、壁に取り込まれてしまう。完全に取り込まれる前に、目の前の若者に（自分の息子とは気づけないまま）リサリサへの連絡を依頼する。
マリオ自身は石仮面との闘いに身を投じることになったが、自分の子供たちが巻き込まれることを望まなかった。特に自分を理想の父親と慕い、ウィルの意志を継いでしまいそうなシーザーには何も知らずにいて欲しいと思っていたようだ。

ウィル・A・ツェペリ

『ジョジョの奇妙な冒険』第1部『ファントムブラッド』の主人公ジョナサン・ジョースターに波紋法を指南した人物。
シーザーは祖父を伝え聞く話でしか知らない存在ではあるが、座った姿勢のままジャンプを見せ、祖父の技である波紋カッターを応用したシャボンカッターを使うなど影響を濃く受けている。孫であるシーザーもウィル同様に父親の仇を追う因縁を持ち、ジョジョを波紋修行へいざなったり、最終的にはジョジョの解毒剤を届けるために自分の最期の波紋を使うという行動面でも共通した立ち回りをしている。

リサリサ

シーザーとジョジョの師匠であり波紋の名人とされる人物。
長いブラウンの髪と美しい容貌を持った女性。基本的にクールで修行の時は厳しさが目立つ。しかし、シーザーは本人の前であっても「おれは先生を自分の母と同じくらいに尊敬している！無礼をするなよおれがゆるさん」とジョジョに言い切るほど崇拝している。そのためかシーザーには修行中であっても優しい表情で接している時もある。
波紋の使い手として、エイジャの赤石を所持し守りの使命を負っていた。シーザーとジョジョが修行を終えた段階で柱の男たちから赤石を奪還するためジョジョ達と行動を共にする。
シーザーの父マリオと協力関係にあったようで、マリオは亡くなる直前に自分の死をリサリサに伝えて欲しいとシーザーに言い残していた。その流れでシーザーはリサリサから波紋の修行を受けることになった。

ジョセフ・ジョースター