『ジョジョの奇妙な冒険』の歴代ラスボスまとめ！

性格は誰に対しても物腰柔らかな態度で、警戒心を与えない。

植物の心のように穏やかな生活を望んでおり、馬鹿にされず妬まれもしない立場を重視し、子供の頃に獲得した賞は全て第3位のものである。

スタンドは快楽殺人の証拠隠滅と“平穏な生活”を守るために生まれた爆弾に関する能力をもつ「キラークイーン」。

殺した女性の手を持ち歩いているところを偶然「重ちー」こと矢安宮重清に目撃され、重ちーを爆殺。このことでその友人の東方仗助らに追われることとなり、戦いの末追い詰められ逃亡。

エステティシャン・辻彩のスタンド能力「シンデレラ」によって川尻浩作という人物の姿に整形を果たす。その後は川尻浩作として生活を始めた。

しかし、すべてを隠し通すことはできなかった。父の不審な行動を怪しんだ浩作の息子早人に追い詰められ、咄嗟に彼を殺してしまう。

取り返しのつかない状況に絶望していたその時、ひとりでに動き出した「矢」に再び貫かれたことで、キラークイーン第三の爆弾「バイツァ・ダスト」が覚醒し、時間を爆破して巻き戻すことができるようになった。

早人を殺害した事実を消し去った吉良は、その能力で仗助ら一行をほぼ全滅まで追い込む。

だが、その“運命”そのものを味方にした様な凶悪な新能力を、“偶然”に賭けた早人の挑戦で破られ、自身のスタンド能力の最大の天敵・東方仗助と対峙、朝の出勤ラッシュ後の人気の消えた、閑静な住宅街で最終決戦を行うことになる。

作者の荒木氏も最も好きな敵キャラクターに彼を挙げており、「殺人を犯しているところを除けば、本当に僕のヒーロー像そのもの」と語っている。

第5部 「ディアボロ」

ギャング組織「パッショーネ」のボス。

「帝王」を自称し、自身の永遠の絶頂を脅かすものを許さない。

「裏社会の浄化」の名の元で多くの組織を潰し、ブチャラティを始めとした大勢の人間を保護下に置くが、組織基盤が確立したと同時に街に麻薬（ノベライズ「恥知らずのパープルヘイズ」で、部下の1人がスタンド能力で製造した特殊なものであることがわかる）を浸透させ、街を荒廃させることとなる。

彼の正体や経歴、素性は全ての人間にとって謎であり、彼の正体を探ろうとする者は容赦なく、冷酷で計算されつくした残忍さを演出して警告したのち始末している。

自身の正体を曝さずに生きるためにもう一つの人格である「ドッピオ」を部下として正体を偽りつつ操っている。

スタンドは「キング・クリムゾン」。数秒間時間を消し飛ばす能力を持つ。

実の娘であるトリッシュまでも自らの手で殺害するために、ブチャラティチームに命じて自らの下に送り届けさせるが、彼の本当の思惑を知って二度裏切られたと感じたブチャラティが反旗を翻した事により取り逃してしまい、ブチャラティチームもろともトリッシュの抹殺を図る。

過去を憎み、実の娘が生まれてきたことすら憎んだディアボロは、最後は矢によって新たな力を手に入れたジョルノ・ジョバァーナの「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」によって、無限に終わることの無い死を繰り返すこととなった。