【進撃の巨人】エレン「アルミンって天使だよな」ミカサ「うん」【厳選名作SS】
進撃の巨人に関する名作SSを掲載しています。今回はエレン・ミカサ・アルミンの幼馴染三人組が登場します。シリアスな本編に辛くなったら、たまにはクスっと笑えて癒される面白いSSをお楽しみください。
エレン「アルミンって天使だよな」ミカサ「うん」
出典: prcm.jp
1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:03:44 ID:1EtcX5Zw
※エレンとミカサがぐたくだ喋ってるだけのSS
エレン「昨日さ、俺教官に言われて走らされてただろ?」
ミカサ「うん」
エレン「その後さ、時間無くて晩飯食べれなかったんだよ」
ミカサ「それは気の毒」
エレン「だろ?そんでさ、腹減ったなあってアルミンにぼやいてたらアルミン、どうしたと思う?」
ミカサ「ここで焦らすとは…早く続きを」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:06:07 ID:1EtcX5Zw
エレン「アルミン、顔真っ赤にして『クリスタみたいにエレンのためにパンを残してあげなかった僕を責めてるの?言っとくけど今日のはジャンの喧嘩を買っちゃったエレンが悪いんだからね』って」
ミカサ「…可愛い」
エレン「別に責めてる訳じゃないのに罪悪感を感じてるアルミンまじ可愛い」
ミカサ「でも、アルミンは可愛いだけじゃない」
エレン「え?」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:15:51 ID:1EtcX5Zw
ミカサ「あれは座学の時だった。」
ミカサ「座学の教官がクリスタをあてたけれどクリスタは答えられなかった」
エレン「それで?」
ミカサ「横に座ってたアルミンがクリスタに口パクで答えを教えようとしていた…けれど」
エレン「けれど?」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:25:35 ID:1EtcX5Zw
ミカサ「クリスタには全く伝わらなくてアルミンは必死になっていた」
ミカサ「そうしてるうちに座学の教官が呆れてもういいと言ったのでアルミンはしゅんとしていた…女の子を助けようとするなんてアルミンは本当に紳士。かっこいい」
エレン「…たしかにそのアルミンは紳士だけど結局は可愛いじゃねえか」
ミカサ「む…一理ある」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:34:46 ID:1EtcX5Zw
エレン「やっぱりアルミンは可愛いんだよ、1番付き合いの長い俺が言うんだから間違いない」
ミカサ「いや、アルミンはイケミンだ。これは譲れない」
エレン「まあ待てよ、俺の話を聞けよ」
ミカサ「…聞く」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:45:40 ID:1EtcX5Zw
エレン「俺とアルミンが初めて会ったのは父さんの診療について行った時だったんだ」
ミカサ「ほう」
エレン「アルミンのじいちゃんが風邪ひいててさ、それがうつったら困るからアルミンだけ家に泊まることになったんだよ」
ミカサ「ほうほう」
12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 21:55:28 ID:1EtcX5Zw
エレン「そんでさ、アルミン最初は警戒してて目も合わしてくれなかったんだよ」
ミカサ「それで?」
エレン「俺がなんか話せよって言ったらアルミンが小さい声で『…君は外の世界についてどう思う?』って言ったんだよ」
13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:00:34 ID:1EtcX5Zw
エレン「外の世界の事なんて考えたこと無かったから困ったんだけどとりあえず『興味ある!』って答えたらさ」
ミカサ「…エレン、適当に答えたら駄目じゃない」
エレン「仲良くなりたかったんだからしょうがないだろ?話戻すけど、そう言った後アルミンが目キラキラさせて『本当!?僕、同じ年頃の子で壁外に興味ある子にあったの初めてだよ!』って」
ミカサ「…可愛い」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:05:57 ID:1EtcX5Zw
エレン「その後に『僕、君に会えて良かった!これからいっぱいお話しようね!』って満面の笑みで言われた」
ミカサ「…天使」
エレン「ミカサ、鼻血出てんぞ」スッ
ミカサ「ありがとう…やっぱりアルミンは可愛いのかもしれない」
エレン「だろ?」
ミカサ「! でもこの話を聞けばエレンもアルミンがかっこいい事を分かってくれるはず…」
エレン「お、聞かせてみろよ」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:10:35 ID:1EtcX5Zw
ミカサ「開拓地にいた頃、私がこのマフラーをなくしてしまった事がある」
エレン「へー、知らなかった」
ミカサ「そう?それで、アルミンが一緒に探してくれたのだけれど見つけた時に『あ、こんな所にあるミン!………なんちゃって』って」
エレン「…可愛いすぎるミン」
ミカサ「私もアルミンのあまりのかわいさに意識を失いそうになっていたら引かれたと思ったのか『ミ、ミカサ!今のは忘れて!///』…って」
エレン「」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:15:00 ID:1EtcX5Zw
ミカサ「エ、エレン?どうしたの?」
エレン「…はっ、気絶してた」
ミカサ「無理もない、私もその時は出血多量で命が危なかった。この私が自分の体を支配できない程のかわいさだった」
エレン「でもさ、結局ミカサの話のアルミンも可愛いじゃねえか」
ミカサ「…あ」
エレン「やっぱりアルミンは可愛い、それで良いんだよ」
ミカサ「そう…」
21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:19:59 ID:1EtcX5Zw
エレン「………………」
ミカサ「………………」
ミカサ「アルミンの子供ってどんな子だろう」
エレン「………奥さんにもよるんじゃないか」
ミカサ「奥さん……クリスタとかアニだったら金髪碧眼になるのかな」
エレン「…アルミンの子供だったらきっと可愛いんだろうな」
ミカサ「笑顔で『エレンおじさん、ミカサおばさん』って抱きついてきたり…とか」
エレン「アルミンの子供だから幸せだろうなあ…」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:25:05 ID:1EtcX5Zw
ミカサ「………………」
エレン「………………」
ミカサ「何泣いてるの、エレン」
エレン「お前こそ」
アルミン「」
ジャン「アルミン?何してんだそんな所で」
アルミン「」
ジャン「あっ!あれはエレンとミカサじゃねえか!2人で仲良くしやがって」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:37:17 ID:1EtcX5Zw
エレン「…ちょっと待て、やっぱりアルミンはかっこいいかもしれない」
ミカサ「え?」
エレン「この前、訓練で時間内に戻ってこれなかった罰でアルミンが走らされてたろ?」
ミカサ「ええ」
エレン「その時、俺もたまたま自主トレしてたから走ってるアルミンを見かけたんだよ」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/05(月) 22:44:46 ID:1EtcX5Zw
エレン「で、教官は『倒れる寸前まで走れ』って言ってたんだけどその時のアルミンは全身から汗流してて、誰がどう見ても倒れる寸前だった」
ミカサ「アルミン…」
エレン「だから俺が『アルミン、もうやめろよ!もう充分だって』って言ったらさ、」
エレン「アルミンは『僕は人より劣っている、だから他人から見て充分だって思う10倍は頑張らなきゃいけないんだ』…って」
ミカサ「……」グスッ
エレン「まあその後倒れちゃったんだけどな」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 17:59:36 ID:EhEu4TFY
マルコ「ジャン!探したよ!」
ジャン「マルコ!」
アルミン「」
マルコ「アルミン?珍しいねジャンとアルミンが一緒なんて」
ジャン「お、おう…」
マルコ「ん?2人で何見てるの?あ、エレンとミカサが中にいるのか。ちょうど良かった」スタスタ
39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 18:01:19 ID:EhEu4TFY
マルコ「エレン!」
エレン「お、マルコ」
ジャン「(おい…あいつあんなに行動力あったか?なんであの2人の世界に入れるんだよ…)」
アルミン「」
ジャン「(アルミンは中の話が聞こえてるみたいだけど俺にはさっぱりきこえねえし…くそっ)」
40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 18:02:53 ID:EhEu4TFY
マルコ「エレン、これ」
エレン「お、ありがとう」
ミカサ「何それ?」
エレン「書庫の本。マルコの次に貸してもらう約束してたんだ」
ミカサ「そう」
マルコ「書庫といえばこの前アルミンがさ…」
エレン「」ガタッ
ミカサ「」ガタッ
41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 18:05:14 ID:EhEu4TFY
マルコ「?」
エレン「いや…何でもない。何があったんだよ」ソワソワ
マルコ「え…うん。この前、書庫に行ったらアルミンが居たんだ。それで座学の課題だった論文を見てもらってんだけどね」
ミカサ「書庫…アルミンはいつもそこにいるのね」ソワソワ
マルコ「その時アルミンに『論文って書くの面倒くさいよね。こんなの好きな人いるのかな?』って言ったら」
マルコ「アルミンは『マルコ?論文はね、僕達の書く力を養うためにとても大事な物なんだよ。どの兵団に入っても書類を書く機会はあるしその時書けなかったら困るでしょ?それに論文を書き終えたときの満足感、あれも自信に繋がる。他にも?・』ってな具合で30分ぐらい論文について語ってたんだよ」
エレン「アルミンは1つの物に集中すると回りが見えない事があるからな」ソワソワ
ミカサ「それが良い」ソワソワ
42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 18:08:34 ID:EhEu4TFY
マルコ「でもね、その後僕がちょっと席を外して戻ってきたら本を枕にして寝てたんだよ」クスクス
ミカサ「……私がめったに見れないアルミンの寝顔をマルコは見たというの?」
エレン「アルミンは布団を頭まで被って寝る派だから訓練所に入ってから俺もほとんど見てねえ…」
マルコ「僕はよく見るけど?アルミンよく書庫で居眠りしてるから」
ミカサ「マルコ、羨ましい………」
エレン「おれもこれから自由時間は書庫で過ごそう」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 18:57:04 ID:CgeKeln6
マルコ「? それで起こしたらね、『んう…マルコ?僕、寝てたんだ…』って言ってその後『マルコ、論文の大切さ分かった?ん…なら良かった、偉い偉い』って頭撫でられた」
ミカサ「かわいい」
エレン「かわいい」
マルコ「うん」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/06(火) 18:58:31 ID:CgeKeln6
エレン「……もしかしてマルコはアルミンと仲が良いのか?」
マルコ「そうだね。よく本の話とか座学の話をするよ」
ミカサ「これは迂闊だった……マルコ、あなたにお願いがあるのだけれど」
マルコ「なに?」
ミカサ「マルコの知ってるアルミンの話をしてはくれないだろうか」
エレン「ああ。新しい風が欲しい」
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ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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