【ガンダムシリーズ】宇宙世紀初期のガンダムタイプの機体・MS図鑑!U.C.0079~0087(初代〜Z)をまとめてみた

人気ロボットアニメ『ガンダムシリーズ』には、作品の「顔」たるガンダムの名を冠したMSが何機も登場する。ここでは、初代『機動戦士ガンダム』の舞台である1年戦争から、『機動戦士Zガンダム』で描かれたグリプス戦役までに登場した「ガンダムタイプ」のMSを紹介する。

【パーフェクトガンダム系統】

PF-78-1 パーフェクト・ガンダム

初登場:漫画『プラモ狂四郎』
搭乗者:京田四郎

ガンダムのトリコロールを基調色とした増加装甲を胸部・肩部・腰部・下脚部に装着し、右腕部に直付け式の2連装ビームガン、背部には大型のパックパックとそれに直結した肩部大型キャノン、左腕部に装着されたシールドにはビームサーベルを3本と機雷投下ユニット、脚部増加装甲にはスラスターを追加するなど、さまざまな武装を施している。
一部書籍では「連邦軍が情報操作用に制作したCGによる架空の機体」という設定。

PF-78-2 パーフェクト・ガンダムMk-II

初登場:漫画『プラモ狂四郎』
搭乗者:京田四郎

ジオン少年隊に敗れ、直後の小田との模擬シミュレーションに敗れたパーフェクトガンダムに代わり登場。
小田の渡した設計図により製作され、鉛板を埋め込んだ脱着式の増加装甲を装備し、武装として2連装ビームガンとショルダーキャノンを備える。
ジオン少年隊との再戦ではその強固な装甲でジオン少年隊を圧倒、その後もワールドシミュレーション大会編などにたびたび登場し、大いに活躍している。
雑誌掲載時は「ストロングガンダム」と呼称していた。

PF-78-3 パーフェクト・ガンダムMk-Ⅲ レッドウォーリア

初登場:漫画『プラモ狂四郎』
搭乗者:京田四郎
別称 :パーフェクトガンダムIII
レッドガンダム

コンセプトは軽装・高機動化。
高い火力と重装甲を持つが、機動性を犠牲にしているパーフェクトガンダムI・IIとは正反対のアプローチで製作されていることが最大の特徴で、機動性を高めるために肩部には可動式のバーニアポッド、足首には強化アクチュエータが装備されている。

PF-78-3A ガンダムアメイジングレッドウォーリア

初登場:アニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』
全高 :18.0m
重量 :53.4t
搭乗者:三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)
コウサカ・ユウマ

三代目メイジン・カワグチ(ユウキ・タツヤ)が使用する「レッドウォーリア」の改造機。
機体重量を増やさずに推力のみを強化したことで、圧倒的な高機動化を実現している。
その完成度はバトル時の全パラメータがほぼ最大値に達するほど高く、タツヤの操縦技術が加わることで鬼神のごとき強さを見せる。

HCMパーフェクトガンダム

初登場:漫画『プラモ狂四郎』
搭乗者:京田四郎

ハイコンプリートモデルの長所と四郎のプラモ経験を結集させた究極のガンダム。
装甲内側に金属製のリブを渡したフレーム構造を持つ頑丈な装甲を装備しているが、装甲が重いために機動性は損なわれている。
装甲はモデルガン用火薬に点火することにより脱着が可能であり、内部のノーマルガンダムは可動部位と可動範囲を限界まで増やしたスーパーアクションモデルになっている。
デザインは藤田一己。後に、『Ζ-MSV』のフルアーマーガンダムMk-IIとしてリファインされている。

【FSWS計画】

FSWS計画は追加装甲や武装によるモビルスーツ(MS)の性能強化を目的とした、地球連邦軍の兵器開発計画である。
当初二つのプランが検討されており、一つはMSとしての機能を残したまま装甲と火力を増設したフルアーマータイプ。一つは機体の各部に補助推進装置を付けるか、下半身を完全にブースターで覆うなどの処理を施してコア・ブースター並の推進力を持たせた高機動タイプであった。
結果としてはフルアーマーガンダムの方式が評価され、以後地球連邦軍では似たような増加ウェポンシステムの開発が幾度も行われるようになった。

●フルアーマータイプ

・フルアーマーガンダム系統

RX-78-2 ガンダム・アーマードタイプ

初登場:プラモデル「マイクロガンダム」

フルアーマーガンダムの上半身の装甲のみを装備したタイプ。

FA-78-1 フルアーマーガンダム

初登場:企画『MSV』
全高 :18.0m
全重量:93.1t
搭乗者:ハインツ・ベア
タカシ・キタモト

フルアーマーガンダムという名は俗称であり、正式にはガンダムフルアーマータイプという。
一年戦争末期に連邦軍内で極秘裏に開発が進められた。これはFSWSと呼ばれるガンダムの改良プランに則っており、簡易装着型の増加装甲と武器で身を包んでいる。
「パーフェクトガンダム」を、小田雅弘が『MSV』に加えるため、宇宙世紀に存在したMSとしてより軍用機らしいデザインにリファインすることで誕生した。

FA-78-1B フルアーマーガンダム(タイプB)

初登場:企画『MSV-R』
全高 :18.0m
重量 :68.7t

ベース機がRX-78-3「G-3ガンダム」となっており、右腕部増加装甲に装備するビームライフルも2連装から3連装になり、背部のウェボンラッチに複合式の大型ミサイルランチャーが追加されている。
U.C.0090年にFSSによってサルベージされた機体データが、ルナツーでシミュレーション上での評価試験が行なわれている。

出典: www.mahq.net

FA-78 フルアーマーガンダム

初登場:漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
搭乗者:イオ・フレミング

上記のフルアーマーガンダム(FA-78-1)とは細部や装備が異なっているが、これはFSWS計画自体が発展途上であったため、様々なシステムや装備が実験的に配備された結果とされている。
シールドはRX-78用のものとは異なる大型の形状をしており、左右それぞれの腕部に外装するほか、サブアームで保持して計4枚を同時に装備可能である。

FA-78[G] フルアーマー・ガンダム 陸戦タイプ

初登場:企画『MSV-R』
全高 :18.0m
重量 :63.4t

フルアーマーガンダムのプランを転用して設計された陸戦特化型の機体であり、プロトタイプガンダムを素体としている。
全体的なシルエットはベース機に似ているが、追加されたアーマーユニットの形状はかなり異なっており、また機体の運用は重力下に限定されている。
脚部にはサブスラスターが設けられている為、機動性はそれ程低下していないと思われるが、武装は重力下での運用を前提とする本機ではあまり多くは追加できないので、結果としてベース機よりも火力がやや低下している(それでも当時のジオン軍MSと比べれば過剰とも言える火力ではある)。

FA-78-3 フルアーマー・ガンダム7号機

初登場:企画『M-MSV』
全高 :18.3m
全重量:88.7t

フルアーマーガンダム、ヘビーガンダムに続く型式のため、フルアーマーガンダム3号機とも呼ばれる。
FSWSプランに完全対応したRX-78-7 ガンダム7号機に増加装甲を取り付けた形態である。機動力と格闘性能を犠牲にした代わりに、圧倒的な火力と防御力を有する。
一年戦争時に、ジャブローに残されていたガンダム7号機をベースにして開発が進められていたが、本体の基礎フレームが完成した時点で終戦を迎えたため、開発は立ち消えとなった。

FA-78-3 フルアーマー・ガンダム7号機(Ver.Ka)

初登場:ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』
搭乗者:ユーグ・クーロ

ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』に登場するに当たって、ガンダム7号機同様、フルアーマー仕様もカトキハジメによるデザインのリファインが行われた

HFA-78-3 重装フルアーマー・ガンダム7号機

初登場:企画『M-MSV』

フルアーマーガンダム7号機に更なる増加装甲を取り付けた形態である。一年戦争当時の技術では開発は不可能といわれており、単なる机上のプランに過ぎなかったようである。ガンダム試作3号機(デンドロビウム)が本機の直接的な発展型とも言える。
背部の巨大なブースターとさらに巨大化したビームキャノン、横に大きく伸びた肩が特徴で、モビルアーマー (MA) の特徴が多く見て取れる。

HFA-78-3 重装フルアーマー・ガンダム7号機(Ver.Ka)

初登場:ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』
搭乗者:ユーグ・クーロ

ゲーム『機動戦士ガンダム戦記』に登場するに当たって、ガンダム7号機同様、カトキハジメによるデザインのリファインが行われた

GPB-X78-30 フォーエバーガンダム

初登場:アニメ『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』
頭頂高:18.0m
重量 :56.2t
搭乗者:ボリス・シャウアー

各装甲にはスラスターが内蔵されており、重量増加による機動性の低下を抑えている。オリジナル武装として、ビーム・キャノン型ファンネルを背部に4基装備。このファンネルは通常の砲塔としても使用されるほか、分離状態では4基の間に防御用のビームバリアを形成する。
デザインコンセプトは「現代のフルアーマーガンダム」

GPB-X78-30-2 フォーエバーガンダムMk-II

初登場:アニメ『模型戦士ガンプラビルダーズD』
搭乗者:ミシマ・サキ

「HGUC フルアーマーガンダム7号機」の肩アーマーや武装を移植し、「HGUC アドバンスドヘイズル」や「バイザックTR2[ビグウィグ]」等のパーツを組み込んだ重装備仕様。

FA-78-X ガンダムNT-1増加装甲試験型

初登場:プラモデル「1/144 RX-78NT1 ガンダムNT-1」

ガンダムNT-1に「FSWS試験案」に基づいた増加装甲を取り付けた形態。
ガンダムNT-1フルアーマーのチョバムアーマー開発に失敗した場合を考慮し、従来型の増加装甲を施したタイプで、ガンダムNT-1の2号機であるグレーの機体を基に開発されたといわれる

FA-78NT-1 フルアーマー・アレックス

初登場:漫画『機動戦士ガンダム カタナ』
搭乗者:コデツ

FA-78-X「アレックス増加装甲試験型」の完成型であろうと思われるが詳細は不明。
素体はムラサメ研究所と繋がりを持つアンリ博士によってRX-78NT-X ネティクスに換装された。

・ヘビーガンダム系統

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@kitaguni0425

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ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

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ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。

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機動絶記ガンダムSEQUEL(シークエル)のネタバレ解説・考察まとめ

機動絶記ガンダムSEQUEL(シークエル)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動絶記ガンダムSEQUEL』(きどうぜっきガンダムシークエル)とは、Web漫画サイト「コミプレ」にて2022年7月より連載中の、脚本:井上敏樹、漫画:千明太郎によるオリジナル漫画である。とある大戦から700年後、地球から離れたコロニー「コキュートス」を舞台に神と崇められる3体のガンダムと3人の女性能力者の運命が交錯する。『ガンダムシリーズ』の1作であり、「シークエル」「敏樹ガンダム」の通称で呼ばれている。

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MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ

MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。

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