【進撃の巨人】エレン「狩人と一緒に、汝は人狼なりや!」【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。104期が人狼ゲームを行うSSの続編です。すっかり人狼ゲームにはまったエレン達は、今日もみんなでゲームを楽しみます。今回の勝利者はいったい人狼・村人どちらでしょうか?
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【進撃の巨人】エレン「汝は人狼なりや、だって?」【厳選名作SS】 - RENOTE [リノート]
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進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。今回は人狼ゲームに挑戦するエレン達104期のSSです。だましだまされの人狼ゲームで勝利するのはいったい誰なのでしょうか?白熱の頭脳戦をお楽しみください。
エレン「狩人と一緒に、汝は人狼なりや!」
1 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:11:44 ID:JyoVVzKc
アルミン「今日は訓練休みだ!人狼日和だ!」
※ 10巻までのネタバレネタあり
※ 実際のリプレイをいくつか参考にしています
アルミン「前スレ:エレン「汝は人狼なりや、だって? 」
アルミン「前回より専門用語は少なめにするよ。
分からないとこがあったら前回の解説パートとか人狼の解説サイトを見てね」
アルミン「例によって解説パートは長いから、見なくていい人はゲームパートまで飛ばすといいよ!」
2 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:12:35 ID:JyoVVzKc
* * *
クリスタ「本当なんです、ユミルは私達を助けるために、
敢えて噛まれる言動をして噛み回数を一回無駄にさせました!
我々村人の味方です!」
ハンジ「そうか…ただね。彼女自身が私達の味方でも、この村の状況は複雑すぎるみたいなんだよね…」
エルヴィン「そうだな。…………。
ハンジが真だとすると、人狼はまだ1匹しか吊れていない。
なら、妖狐確定のユミルは置物として飼おうじゃないか。人狼に狼柱を出させよう…。
なぁ人狼よ、飽和は嫌だろう?」
ユミル「……」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:13:43 ID:JyoVVzKc
ライナー「なぁエレン、話があるんだが」
エレン「…? 何だよ」
ライナー「俺達はあの日…、初日を喰って村人への攻撃を始めた。
俺が鎧のオオカミで、こいつが超大型オオカミってやつだ」
エレン「は…? 何いってんだお前…」
ベルトルト「な…何を言ってるんだライナー」
ライナー「俺達の目的は…ここの村人すべてに消えてもらうことだったんだ。
だが…そうする必要はなくなった。
エレン…お前が俺たちに協力してくれるなら、俺達はもう村人を襲わなくていいんだ。わかるだろ」
エレン「……。お前さぁ…疲れてんだよ。なぁベルトルト」
ベルトルト「…!? あ…あぁ…そうだよ! ライナーは疲れてるんだ!」
エレン「大体なぁ~お前が村人を殺しまくった『鎧のオオカミ』なら、
何でそんな相談を俺にしなくちゃなんねぇんだ。
そんなこと言われて、村人のオレが『ハイ従います』って頷くわけねぇだろ」
ライナー「…………いや、疲れてるのはエレンじゃないか……何を言ってる」
ライナー「お前は狂人だろ」
5 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:14:32 ID:JyoVVzKc
* * *
エレン「ファッ!!?」
コニー「お。やっと起きたかエレン。うなされてたなー」
ジャン「どーせコイツのことだから妙な夢でも見てたんだろ」
エレン「っ、あー……よく覚えてねーけど…、夢の中でも人狼やってた……」
ライナー「何だ、随分とハマってるな」
ベルトルト「今日はまた人狼やるんだよね。楽しみだな」
エレン「んー……アルミンは?」
ライナー「先に行って、初参加のユミルにルール教えてくるってよ」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:15:36 ID:JyoVVzKc
サシャ「あ! 来ましたねー!」
アニ「随分遅かったじゃない」
ジャン「エレンの野郎がいつまでも寝ぼけてやがったからな」
エレン「な、別にオレのせいじゃねーし!」
ミカサ「エレン。役職の戦術については調べてきた?」
エレン「任せろ、言われなくてもばっちりだ」
クリスタ「それにしてもビックリだよね、書庫に人狼の本がこんなにあるなんて」
ライナー「どうも、調査兵団とか駐屯兵団でも流行ってるらしいからな」
サシャ「戦略的な思考を鍛える!とか、精神が鍛えられる!とからしいですよ。
ウワサではエルヴィン団長が流行らせたとか…よく分かりませんけど」モグモグ
ベルトルト「それじゃあ、そろそろ発表してみる?」
7 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:17:54 ID:JyoVVzKc
エレン「じゃあ行くぞ! まず、【村人】について。
役割は自分が人外だと思われないようにすること、それから人外に投票することだッ!」
ミカサ「推理は、皆に分かるように…しっかり話すことが大事。
ほとんど発言しない人は、粗が出ようがない。他の誰にも…その人の正体が推理出来ない。
だから…優先的に吊られる。せっかく狼が吊れるチャンスを無駄にしてしまう…」
クリスタ「人狼が誰か推理するには、投票先を見るのも大事だよね!
発言とか推理と投票が一貫してない人って、推理を取り繕ってるオオカミっぽいもんね。
逆に言えば、村人なら言ってることと投票をブレさせない方がいいんじゃないかな」
ライナー「村人は占い師や霊能者や人外に比べれば情報は少ないが、
自分が確実に村人だ、ってことが分かってる。そこから推理出来ることは多いだろう」
ベルトルト「うん。村人って、実は一番幅広い思考力とか行動力が必要になるポジションだと思うよ。
僕たち一人ひとりに強い力は無い。強い力をもつ味方に、正しい判断を『させる』んだ」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:19:12 ID:JyoVVzKc
コニー「おー! …おお? わかったような、気がするような? とりあえず、【占い師】な!」
コニー「俺が占い師だって皆に言った次の日からは、とにかく結果は朝一に言うんだってよ。
だって朝遅いと、その日死んじゃった人が誰かとか、他の占い師の結果を見てから
内容すり替え余裕でしたーって感じじゃねぇの?って思われるからな!」
コニー「あと、占った理由は出来るだけちゃんと言わなきゃダメだってよ。
ホンモノの占い師はニセモノみたいに、誰をオオカミにするかとかどんな風に結果を組み立てるかとか
考えなくていい分、しっかり理由が言えるはずだかんな」
コニー「それと、役職COしてる人とか、他の占い師が占って村人だって言ってる人とかは
最初のうちは占わない方がいいみてーだぞ。何でか…えーと、なんでだっけ」
コニー「まぁいいや。占う相手はそーいうヤツらの中から、割とよく喋ってるけど怪しいヤツを選ぶといいってさ。
『すてるすは吊る、たべんは占う』とかいう格言があるんだってよ」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:20:26 ID:JyoVVzKc
コニー「最後に、オレが占い師だ! って発表する、要はCOする場面なんだけどよ。
こないだやったのと、狩人がいる今回はちげーらしいぜ。
えーと、なんだっけ……初日の占い結果が人狼だったら、2日目朝になったらすぐCOすんの。
そんで、占い結果なら村人だったら、10秒か15秒くらい様子見して、
占い騙りの誰かが『××は人狼だったぞ!』って言って出てこないかチェックな。
出てきたら、その××を吊る展開になったら次の日にCO。
出て来なかったり、その××を吊らない展開になったらその日にCO、だってよ」
コニー「やっべ、長文だと俺もよく分かんねえ! でも大丈夫だ。アルミンにふろーちゃーと?作ってもらったからな!」
【メモ】
初日に狼引いた →朝一CO
初日に村人引いた→朝1死体なら10秒様子見 →対抗が狼引いた →3日目朝一CO
→対抗が村人引いた→即2日目CO
→朝2死体なら即CO
コニー「…えーと、この『朝2死体なら』ってのは今は(゚ε゚)キニシナイ!!だってさ。
今はこーいうのが兵団の人達の間では主流?だとさ。…おっし!説明終わったー!」
11 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:21:54 ID:JyoVVzKc
サシャ「コニーなのになんか分かりやすかったです! 私も分かったような気がしなくもなくもないです。
次は【霊能者】のお仕事についてですね」
サシャ「私も、狩人がいる村のCOのタイミングをアルミンに表にしてもらったんですよー!
これです、これ!」
【メモ】
初日の占い達の結果が:全員村人だった →自由投票になるから、確認したらCO
人狼引いた占いがいた→人狼と言われた人のCCO確認
→COがあれば自由投票になるから、確認したらCO
→CO無しならその人が吊られるから、3日目朝一にCO
他の誰かが霊能を騙った:何があってもすぐにCO
サシャ「人外に霊能を騙られて、その霊能騙りが本物だ!信じよう!ってなっちゃうのが
一番困っちゃいます。吊られるハメになろうと、ニセモノ!即!滅!なんです!」
サシャ「今の風潮だと、一人でもニセモノの霊能がいれば信用は紙くず同然になっちゃう役職らしいですね。
とはいえ、自分が本物だ!ってアピールは頑張らなきゃダメですよ!
前日の霊能結果と投票結果とにらめっこして、誰が怪しいか怪しくないかを考察するといいと思います」
サシャ「フゥー…いっぱい喋ったらお腹すいてきました」モグモグ
13 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:24:11 ID:JyoVVzKc
ジャン「次は【人狼】、って言っても、要は今まで説明してきたことの裏返しだな」
アニ「そうなるね。潜伏するオオカミならいかにも【村人】らしく、それでいて目立たないように。
騙るオオカミならいかにもその役職らしく行動しつつ、人狼勝利に導けるよう動かなきゃいけない」
ジャン「信用獲得、人狼勝利への道筋、狂人との連携、村人一人ひとりの考え方。
全部考えなきゃなんねーところがオオカミの辛いところだ」
アニ「人狼になったら誰を噛むか。一番厄介なのはやはり本物の占い師だよ。
そいつを噛むか、そいつをニセモノだと思わせて吊らせるか。どちらかしなけりゃ勝ちは遠いよ」
ジャン「噛めるのが一番いいんだけど、今回は狩人がいる。
ホンモノの占いが誰か分かっても、噛めるかどうかは狩人との読み合いになっちまうんだよな。
だから、占いを騙るか狂人に騙らせて、占いに信用勝負をさせるって手法もアリらしいぜ」
アニ「何にせよ、村人を騙した者勝ち…。そのためになら、何だってするのが人狼」
ジャン「皆を誘導すんのに自信が無いなら、自分は村人なんだ!人狼を見つけてやるぞ!!とか、
自分は騙り先の役職だ!村に貢献するぞ!!とか、昼の間だけでも思い込んでろ。結構ラクだぜ?」
14 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:26:02 ID:JyoVVzKc
ユミル「へぇ、随分頑張ってんじゃねーか」
コニー「あっお前! 盗み聞きしてんじゃねーよこのぶす!」
アルミン「まあまあ、ユミルはこれが初めてなんだから。
それにしても、色々勉強してきたんだね。僕もびっくりしたよ」
エレン「そりゃー勝ちたいからな!」
ユミル「ふぅん。死に急ぎ野郎が吊り急ぎ野郎にならないといいけどな」
エレン「バカにすんな、前回は最後まで残ってたんだぞ」
ジャン「俺が残してやったんだけどな?」
アルミン「ほらほら。狂人と、今回新しく追加する狩人の説明は僕からしようか」
15 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:27:57 ID:JyoVVzKc
アルミン「狂人の戦法は3つに分けられるよ。占い騙り、霊能騙り、そしてその他だ。
占いを騙るときは、とにかく信用を集めよう。集めまくって狩人の愛も集めちゃえ!
その間にご主人のオオカミ様に本物の占いを噛んでもらうのがいいよ」
アルミン「オオカミ様にも本物と思われて噛まれたって、落ち込むことじゃない。
下界では自分が本物だと思われやすくなって、本物の占い師の信用が落ちてるかもね。
今回みたいな11人村なら、これが安定かな」
アルミン「次に、霊能騙り。占いを騙るのはオオカミ様に任せて、
自分は霊能2人を両方吊らせる形に持ち込むやり方だよ。対抗が出なけりゃ乗っ取れるよ!やっほう!
対抗がいればほぼ吊られるけど、それでも吊り縄2本をオオカミ様から遠ざけることができるんだ
(霊能にオオカミ様が出てる…なんてことになったら泣けばいいと思うよ)」
アルミン「ただ、占いにオオカミ様が出ないと良くない結果になりやすいんだ。
今回の11人村みたいに少人数なら、オオカミ様は割と2人とも潜伏を選びやすい。
そうすると占い候補が1人だけになっちゃって、噛むことも占いを偽と思わせることもできない!ってことになりかねない。
だから、これは大人数向けの戦法かもしれないね。裏をかいて使うっていうのも楽しいと思うよ」
16 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:30:08 ID:JyoVVzKc
アルミン「最後に、その他。他の役職を騙るか、潜伏するか、だね。
他の役職を騙るのは臨機応変に、だから置いといて。
何も騙らない…村人を騙ってると言えるかな。潜伏狂人っていうやり方もあるんだ」
アルミン「潜伏することで、『狂人は役職を騙っていない』っていう情報を自分だけがゲットできる。
あとは沢山喋る人にオオカミ様がいそう!って思ったらもっと沢山喋って紛れさせたり、
寡黙な人にオオカミ様がいそう!って思ったら寡黙でどっちつかずな態度で紛れさせたりね」
アルミン「他にもいろんな動き方があるよ。ただね、潜伏狂人は、
自分が生き残るのはもちろん、オオカミ様を把握して生き残らせて、
村人を吊れるように誘導しなきゃならないよ」
アルミン「潜伏してるなら扱いは村人と同じ。役職を騙った時よりも村への影響力は少ない。
そこからオオカミ様も自分も残らせるように誘導するだなんて、かなり上級者向けだってことだね」
アルミン「どんな戦法をとっても、狂人の死に方としては、噛まれるよりは吊られる方が本望だな。
囮として吊られることを目指そう! 狂人だって思われるよりは狼だって思われたいね!」
17 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:31:00 ID:JyoVVzKc
アルミン「さてと。いよいよ、新役職の狩人だよ!」
コニー「いぇー!」 ←狩猟民族
サシャ「いぇー!」 ←狩猟民族
エレン「いぇーがぁぁぁぁぁ!」←イェーガー
アルミン「狩人になったら、狩人日記を書こう。ちょっと例を出すね」
【メモ】【アルミンの狩人日記(仮)】
【1日目】 護衛:ムリ 死体:初日
僕が狩人だよ!弓矢の上手さの順位は下から数えた方が早いけど頑張るよ!
初日は護衛は無理だね。しょうがないね。さよなら初日さん…どうか死なないで…
【2日目】 護衛:エレン 死体:コニー
占いCOはエレンとライナーの2人、霊能はクリスタだけ。2-1なら占いを護衛しようかな。
エレンとライナーのCOタイミングはほぼ同時、理由も同等。
だけど、役職に出たクリスタを占ったエレンの方が、
潜伏狼に○出ししてないって考えられるからこっちにするよ!任せてエレン!
18 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:32:10 ID:JyoVVzKc
アルミン「こんな感じかな。最低、護衛対象と死体くらいは書こう。
理由は1行だと急いで適当に作ったっぽいし、余裕があれば2~3行あるといいね」
アルミン「行動としてはとにかく生き残る! Let's survive! そして守る!
誰を守るか?っていうと、基本はオオカミが一番苦手な占い師かな。
次に霊能、絶対に村人だって人…って感じの優先順位だね。TPOとお好みに合わせてどうぞ」
アルミン「ただ、この辺は人狼との読み合いなんだ。
狩人は占いを守ってると見て霊能を噛んでくるオオカミもいるし、
霊能噛み読み霊能護衛をすると霊能噛み読み霊能護衛読み占い噛みをしてくるオオカミもいる。
と思ったら、狩人探しで役職COをしていない人を噛んでくるオオカミもいる。
何にしたって、一番噛まれたくない人を護衛するのが安牌だよ」
アルミン「誰かを護衛して次の日死体が無ければ、その人は絶対に人狼じゃないってことになる(今回は)。
それは大事なデータだよね。だから、終盤に狩人だって言うと有利になる場面になったら、
狩人日記を見せながら狩人COするのもいいと思うよ!」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:33:12 ID:JyoVVzKc
アルミン「……っと、解説はこんなところかな?」
ライナー「おお、ためになったぞ。ありがとな、アルミン」
コニー「なんだかあたまがよくなったきがするな!」
エレン「な。分かるようになってくると嬉しいよな!」
アルミン「今回の配役は、村人5人・人狼2人・占い師1人・霊能者1人・狩人1人の全部で11人だよ。
今回も僕が初日犠牲者をやるからね、僕の役職は【村人】【占い】【霊能】【狩人】【狂人】のどれかだ」
ジャン「アルミンの役職って結構大事だよな…」
アニ「そこに味方陣営がいたところで、逆境をひっくり返すのが面白いんじゃない」
ミカサ「それには同意する。アルミンの役職を予想するのもまた楽しい」
ユミル「あーそうそう、私が前回いなかったからって別に配慮しなくていいぞ。
さっき教えてもらったし、こーいうの結構好きだし?」
コニー「へっ、お前なんかに気なんて使わねーよ!」
ユミル「へいへい、そーしてくれ」
アルミン「うんうん。みんな、用意はいい?」
全員「「おーっ!!」」
アルミン「おっけー! それじゃ、役職カード配ったら始めるよー!」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:34:11 ID:JyoVVzKc
―― ゲーム スタート! ――
21 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:35:14 ID:JyoVVzKc
アルミン「1日目の夜となりました」
アルミン「(ナレーション)夜になった…。月の明かりがまぶしいほどに輝いている。
何かが起こりそうな予感がする、そんな夜だ。村人たちが昼間に話していた人狼の噂…。
本当に人狼なんて、いるのだろうか?」
アルミン「配役の人数は、 村人5 狼2 占1 霊1 狂1 狩1 の11人だよ! 頑張ってね!」
狼の遠吠え「アオォーーン…」
* * *
22 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:35:48 ID:JyoVVzKc
アルミン「 アルミン は翌日無残な姿で発見された…」
アルミン「2日目の朝となりました」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:37:19 ID:JyoVVzKc
ユミル「はよー。何か胸騒ぎがするな?」
サシャ「おはようございます! パンも芋もたっぷり用意してきましたよ!」
アニ「おはよ。私からの情報は無いよ」
ベルトルト「おはよう。狩人がいるんだから占いはガンガン出てきてね。3人になってもいいよ!」
ライナー「おはよう。昨日アルミンの家から狼の大合唱が聞こえなかったか?」
ミカサ「おはよう…私からの情報は無い。占いに期待する」
ジャン「はよ。俺から言うことは特にねーよ」
クリスタ「おはよう。えへへ、気持ちの良い朝だね」
コニー「はよー! 占いー!頑張れよー!!」
エレン「っはよー。狩人がいる村ってだけでテンション上がるな! な、アルミン!」
アルミン「」チーン
24 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:37:49 ID:JyoVVzKc
エレン「……ア、アルミーン!」
ベルトルト「アルミン!」
サシャ「アールミーンッ!」
ミカサ「アルミンが死んじゃった」
エレン「この人でなし!」
コニー「まぁ人狼はヒトじゃねーからな」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:39:11 ID:JyoVVzKc
クリスタ「ええと、もう10人全員起きたし、10秒経ったよね。
それじゃ出るよ、占いCO! ミカサは ○ 村人 だったよ!」
ベルトルト「……。あれ、占いは1人?」
アニ「1人だけ? 意外だな」
ライナー「おお、クリスタの対抗は無しか?」
ユミル「占い1人ね。なら霊能も出てこいよ」
エレン「もういねーな? これ以後出てきても認めねぇからな」
コニー「狂人も人狼も騙れるはずなのに1人は少ねーな」
サシャ「となると、アルミンが役職を持っていったか、
狂人が霊能騙りでもするつもりで潜伏中か、って辺りですかね」モグモグ
26 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:40:20 ID:JyoVVzKc
ベルトルト「占いはもう出ないね。霊能COだ」
ジャン「……。霊能も1人か?」
ユミル「こっちの対抗も無さげだな」
コニー「 1-1 展開ってヤツだな! 俺知ってる!」
アニ「ふーん、つまり今夜は狩人と狼の心理戦ってワケだね」
ベルトルト「そうみたいだね。これは…アルミンが占いか狂人を持ってった可能性があるよ」
コニー「 1-1 なら…えーと、 占い1 - 霊能1 って意味だから…メモメモ…
真-真、真-狂、狂-真、狼-真、真-狼 があって…んー? 全部考えた方がいいのか?」
ミカサ「少なくとも…クリスタが狼の線は、無さそう。
アルミンが占いを持っていって…かつ狂人が潜伏しなければ、そうはならない」
アニ「そうだね。 狼-真 は、ほぼ除外でいい。それに、ベルトルトが狼も無さそうだよ。
他に霊能が出てきたらすぐ吊られるっていうのに、少人数で霊能を騙るメリットは少ないんじゃない」
ライナー「しかし、クリスタが本物で狂人潜伏っていうのはあるかもしれないぞ?
今は分からないけどな。何にせよ、クリスタは早くオオカミを見つけてくれ」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:41:53 ID:JyoVVzKc
エレン「対抗いねーならベルトルトはほぼ本物ってことで見るぞ。
それなら狼共は敢えて今のうちに仲間狼に投票とかしてきたりすんじゃねーのー?
なーんて、ちょっと揺さぶりかけとくか」
サシャ「えー、どうでしょうね?
霊能を残して身内切りするにしたって、占いは護衛されてる確率が高いのに
霊能を噛んでない時点で身内切り怪しまれちゃいますよー?
なーんて、私も挑発しときます!」
ジャン「そういう挑発は今日はいらねーだろ。
勝手に身内切らせて狼共に自滅させてから言い出す方が得だろが」
ライナー「まあ、そうだな。だがプレッシャーをかけてみるのも面白い」
アニ「抜き身すぎる挑発だね」
エレン「んなこと言われても、当然さっきの発言の真意はここじゃ答えらんねーからな」
ユミル「うーわー、何か嫌な予感がしてくるわ。
とりあえず今日はクリスタ・ベルトルさん・ミカサを除いた自由投票だな」
ジャン「そうだな、それしかねえ。その中から狼2匹を見つけ出すって訳だ」
クリスタ「へへ。狩人さん、私のことお願いします!」
28 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:43:06 ID:JyoVVzKc
ユミル「つーか、ベルトルさんが本物って決めつけんのはどーかと思うぞ。
狂人の目は充分あるよな。まあ、当面は信じるけどね。占いよりは本物っぽいし?」
クリスタ「ええ、ひどいよユミル!」
ユミル「だはは、悪ぃ悪ぃ。ワルなクリスタも可愛いけど、
ワルなベルトルさんは可愛くねーから」
ベルトルト「ええ、ひどいよユミル?」
ユミル「うわ全然可愛くねえ」
ライナー「うーむ。クリスタとベルトルト…やはり、両方とも本物の可能性が高そうだ」
ミカサ「……ライナー、何故? 占い1人・霊能1人なら、
村人から見れば、どちらかに狂人が入ってるかもしれないと思うのが普通…。
あなたの言い分…村人には見えないのだけれど」
ライナー「そ、そうか? いや、確率を…」
コニー「おいおい、いくらクリスタがかわいいからってお前…」
ジャン「人狼中に気になる女のこと気にするとかお前…」
サシャ「あはは。私は正直、クリスタは本物か狂人かの五分五分だと思いますよー」
クリスタ「うう…」シュン
ユミル「まあそう落ち込むなって! しっかり人狼当ててこいよ、クリスタちゃん?」
29 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:43:36 ID:JyoVVzKc
アルミン「投票時間だよ! 投票よろしくね」
アルミン「【まとめルミン】
<占>
クリスタ:ミカサ○
<霊>
ベルトルト
<噛>アルミン
10>8>6>4>2
」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:56:07 ID:JyoVVzKc
エレン 2票 → アニ
ミカサ 0票 → コニー
ライナー 3票 → エレン
ベルトルト 1票 → ジャン
アニ 2票 → ライナー
ジャン 1票 → ライナー
コニー 1票 → エレン
サシャ 0票 → アニ
クリスタ 0票 → ライナー
ユミル 0票 → ベルトルト
アルミン「 ライナー は村民協議の結果処刑されました…」
_人人人人人人人_
> 予想外の“吊り” <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
31 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 18:56:43 ID:JyoVVzKc
アルミン「2日目の夜となりました」
狼の遠吠え「アオォーーン…」
???「(ギャー!)」
???「(あれ、意外な結果)」
* * *
32 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 19:45:32 ID:JyoVVzKc
アルミン「 サシャ は翌日無残な姿で発見された…」
アルミン「3日目の朝となりました」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 19:46:47 ID:JyoVVzKc
エレン「おはよ。昨日はアニに投票。
発言が少なくて隠れてるように見えたからな、つっても狼狙いってよりは狩人回避の投票だ。
それじゃ霊能と占いの結果に期待しとく」
ユミル「どーも。朝起きてくるのが遅いし自分の意見を出してねぇコニーに投票…
したはずだったんだけど、悪ぃ思いっきり投票間違えたわ。
ま、さすがに今ベルトルト吊ろうなんて思ってないし、そもそも吊れる訳ねーんだから
分かってくれるだろーけどさ」
ベルトルト「霊能結果、ライナーは ○ 村人 だったよ!
最後にせっつかれたせいで投票が集まりやすくなったのかな…潜伏狂人とかならいいんだけど」
アニ「おはよう。昨日はライナーに入れたよ。ミカサにも言われてたけど、
正直あの発言は引っかかった。役職に擦り寄ろうとしてる人外っぽくないかな。」
ミカサ「おはよう、昨日は発言数が少ないコニーに入れた。
昨日はライナーをつっついてみたけど、返答が中途半端だったから投票はしなかった。
その前に狂人潜伏も有り得るとか言っていたし… むしろ、流れに乗って投票した人を怪しみたい」
クリスタ「おはよう! ユミルは ○ 村人 だったよ!
『何か嫌な予感がしてくるわ』とか、役職を怪しみたいような発言が多く見えた。
その割に投票も0票だし、疑心暗鬼に陥らせたい人外さんかなって思ったんだけど…村人だったね」
コニー「おはよ。投票はエレンだ。あそこでよくわかんねー揺さぶりかける意味がわかんなくてよ。
分からないのは俺がバカだからじゃねえよな? ジャンの言ってることのがそれっぽいし」
ジャン「はよ。投票はライナーに。理由は発言数、それに最後の発言だ。
確率だ? アルミンが占いでクリスタが狂人の確率、アルミンが狂人でクリスタが占いの確率、
どっちも同じ確率じゃねーのかよ?」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 19:48:41 ID:JyoVVzKc
クリスタ「サシャ、サシャが…」
エレン「死因は芋の食い過ぎだな…」
ユミル「惜しい芋女を亡くした」
ジャン「いやオオカミだろ死因」
ベルトルト「ユミルが僕に投票したのは捨て票か、もしかして宣戦布告?
って思ったけど、投票ミスか」
ユミル「ごめんな。クリスタも私を占ってたけど、理由は投票ミスのせいじゃなくて安心した。
後で怪しまれそうだったし良い判断だと思いてーとこかな」
ベルトルト「この結果なら、今日も役職と暫定村人を除いた自由投票かな。
エレン、アニ、ジャン、コニー。この4人からだ」
エレン「それがいいな。クリスタが本物なら、今日の噛みと村人判定で随分範囲が狭まってるだろ。
そんで、ベルトルトが本物ならまだ狼2匹。吊れる可能性はたけーし」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 20:04:48 ID:JyoVVzKc
クリスタ「ごめん、ちょっと寝坊しちゃった。今度はもっと朝早く言えるように頑張るよ!」
エレン「さてと。占いも霊能も村人判定か」
ミカサ「霊能と占い結果、把握した。ベルトルト、昨日は狙われなかったようだ」
アニ「占いも霊能も生きてる、それで他の村人がやられてる訳ね」
ジャン「そりゃあこの村には狩人がいんだよ。怖くてなかなか役職は噛めねーんじゃねえの」
アニ「それにしたって、村人判定をもらってるミカサも噛まれなかったのは少し不思議だけど…」
コニー「そこまで気になるか? 村人視点で気楽に考えりゃ、
狩人怖くて噛めなかったってだけにしか思えねーぞ」
アニ「いや。この展開でクリスタとかベルトルトを守らずに、ミカサを守る狩人なんている?」
コニー「むむむ。いないってこたねーだろうけど…少ないかも…」
クリスタ「つまり、安全策を取ろうとするようなオオカミさんってことかな?」
ジャン「そんなこと、わざわざ何度もツッコむほど不自然なことには思えねーな。
それよりアニ、昨日と比べて、急に饒舌になったな…吊り回避したい狼に見えんだけど」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 20:13:16 ID:JyoVVzKc
エレン「…待てよ。オレには、むしろジャンが吊り回避したい狼に見える」
ジャン「あぁん? 何でだよ急によ。ちゃんと理由言えよエレン」
エレン「昨日の夜に、昼間言ってたことをを思い返してて思ったんだけどよ。
ジャンが言ってた、『その中から狼2匹を見つけ出すって訳だ』って台詞。
これはおかしくねえか?」
クリスタ「ええと、何で?」
エレン「その直前にユミルは、役職を除いた中から自由投票だ、って言ってたな。
役職を除いた中に狼が2匹いると分かってるような言い方じゃねえか…
まるで、役職には狼の騙りがいないと知ってるかのような口ぶりだ」
ジャン「…じゃあ何だ。お前は狼が騙りに出てると思ってんのか?
占い1人、霊能1人で狼がいると思う方が不自然だろがよ!」
エレン「オレがそう思ってる訳じゃねーよ。ただオレには、確実にいないかどうかは分からない。
それを知っていそうなジャンがおかしいと思っただけだ」
ジャン「んなのただの言い方一つだろ!」
37 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 20:17:17 ID:JyoVVzKc
ミカサ「待って。私もジャンに聞きたいことがある」
ジャン「ミ、ミカサ!?」
ミカサ「クリスタが占いである確率について。あなたとサシャは、狂人か占いかは同じ確率だと言った。
確かに、『狂人が必ず占いを騙る』と仮定した場合…その確率は同じ。
しかし…実際は、違う。他の可能性はいくらでもある。その分だけ狂人である確率は下がる…。
あなたは、何故五分五分だと思ったの?」
ジャン「そ、それはよー…体感っつーか、おおよそってことだっていうかよー」
ユミル「何照れてんだお前気持ち悪いぞ」
ジャン「なっ!! 別に照れてねーよやめろバカ!」
ミカサ「本当はサシャにも聞こうと思った…でも、サシャは狼では無かった」
38 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 20:17:56 ID:JyoVVzKc
アルミン「投票時間だよ! 投票よろしくね」
アルミン「【まとめルミン】
<占>
クリスタ :ミカサ○ ユミル○
<霊>
ベルトルト:ライナー○
<噛>アルミン→サシャ
<吊>ライナー
8>6>4>2
」
39 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 20:21:46 ID:JyoVVzKc
エレン 0票 → ジャン
ミカサ 0票 → アニ
ベルトルト 0票 → ジャン
アニ 3票 → ジャン
ジャン 4票 → コニー
コニー 1票 → アニ
クリスタ 0票 → ジャン
ユミル 0票 → アニ
アルミン「 ジャン は村民協議の結果処刑されました…」
40 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 20:22:41 ID:JyoVVzKc
アルミン「3日目の夜となりました」
狼の遠吠え「アオォーーン…」
???「(遠吠え多っ!)」
* * *
44 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 22:45:56 ID:JyoVVzKc
アルミン「 クリスタ は翌日無残な姿で発見された…」
アルミン「4日目の朝となりました」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 22:53:33 ID:JyoVVzKc
ベルトルト「おはよう。霊能結果、ジャンは ● 人狼 だったよ! 皆やるじゃないか」
エレン「はよ。昨日はジャンに投票。理由は昨日言った通りだ。
それと、2日目のライナーは最後にミカサにツッコまれてたせいで投票しやすいポジションだった。
つーことはそこに投票した中に狼が紛れてそうだな? って思っててよ。
だからジャンかアニの二択だったんだけど…皆考えることは一緒か」
ミカサ「おはよう。投票はアニに。狼の襲撃先をしきりに気にしていた…。
これは細工を悟らせたくない狼に見えた」
ユミル「よお。投票はアニだ。ミカサが喰われなかったことを妙に気にしてたけどよ、
これって暗に『ミカサって人狼でしょ、それにクリスタが狂人でしょ』ってな説を
村に植えつけたがってる狼なんじゃねーの?って思ってさ。
…いや、クリスタ狂人の線は私も未だに捨て切れてねぇんだけどね
そんで、遠吠え多すぎ。これ狼が1匹だけで吠えてんじゃねーの?
ベルトルさんが喰われたら狼1匹の可能性大きいだろうな」
コニー「はよ! 投票はアニ。投票理由はしょーきょほーだな。
クリスタがまだ占ってない中で俺を除いたエレン、ジャン、アニん中だと
一番静かで隠れてるっぽいから!」
アニ「おはよう。昨日はジャンに入れたよ。
昨日の私は狼の噛み先について気にしてたんだけど、それに対しての反応が
一番狼っぽかった。それに、2日目にはミカサに流されてライナーに入れてた…それが理由。
私もライナーに入れたけどね、それ以外で気になる点があったからさ」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 22:58:06 ID:JyoVVzKc
ユミル「あああああああああクリスタあああああああ!!!」
ベルトルト「クリスタ噛むの? 何だか妙に狼の遠吠えが多かったから、
僕を噛む相談でもしてるのか…それとも遠吠え数の水増しでもしてるのかと思ったんだけど」
エレン「クリスタが…それにベルトルトの霊能結果は人狼判定か。めでたいけど悔しいな」
ミカサ「昨日は遠吠えが、とても多かった…少し不自然なくらいに。
それに、クリスタに襲撃とは…狩人はベルトルトを守っていたの、それとも、もういないの…?」
ユミル「うええ、この展開見てるとミカサがものすげー危険に見えてくるわ」
ベルトルト「クリスタが狂人だったけど噛んだっていう可能性はあるね。どうしたらいいかな」
エレン「確かに遠吠え多かったよな。俺も、偽装っぽいし今日は霊能のベルトルト噛んで
結果隠してくるんじゃねーの? ってちょっと思ってたんだけど」
アニ「ああ、ユミルの朝一の発言について。
私が『ミカサって人狼でしょ、それにクリスタが狂人でしょ』って思ってるところは確かにあるね…。
ミカサはクリスタの村人判定に乗じて上手く隠れているように見えるから」
ユミル「…それなんだが、この噛み結果と霊能の結果を見ると、
ミカサが狼かどうかってことを除けば案外当たってるのかもしんねーって思えんだ。
だからって、誰かに票を固めたいって訳じゃねーんだけどさ。
今日はどうする? クリスタが占ってないヤツへの自由投票続行か、
それともいっそ、クリスタが占ったヤツへの投票も可にしてみるか?」
47 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 23:09:35 ID:JyoVVzKc
エレン「とりあえず、今日人狼が吊れなくてもベルトルトが本物なら狼は残り1匹。
明日が来ることは保証されてるって訳だ」
ベルトルト「そうだね。僕の霊能結果と投票結果を見比べてほしいんだけど…、
昨日の投票ではジャンはコニーに、アニとエレンはジャンに投票してるね。
…つまり、クリスタが本物なら確実に仲間狼への投票は『あった』っていうことになるね?」
コニー「そうだな。俺は昨日アニに投票してるけど、ベルトルトから見て狼のジャンが
俺に投票してるからな。ついでに言うと、えーっと……
ミカサとユミルはジャンに投票されたことも投票したことも無いみてーだぞ」
アニ「……うん、クリスタの占い結果を無視して投票するのもアリかもしれないね」
ベルトルト「いや、僕は割とクリスタは本物だったんじゃないかと思ってるよ。
占い結果無視はしたくないなぁ…」
アニ「ん、ベルトルトがそれを言うの? アルミンが狂人か占い師を引いた可能性が高いのに」
コニー「んー。占われてない俺が言うのも何だけど、別にクリスタの結果無視はしなくていいんじゃねーの?
このまま行く方がカクジツな気がするぞ」
48 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 23:15:33 ID:JyoVVzKc
ユミル「でもなー。私はクリスタの結果は参考にしても絶対視はしねー方がいいと思ってる」
ベルトルト「それってつまり、ユミルはミカサに投票したいってことだよね?」
ユミル「ははは。私は占われてないヤツから自由投票でも構わねーぞ。
最終日に私が疑われて吊られて負ける、なんて展開はごめんだから言っただけだって。
私も吊り候補に加えちゃっていいんだぜ?」
エレン「俺はクリスタが本物の可能性は60%くらいだと見てる。狂人潜伏ってヤツも有り得るからな。
ミカサが昨日言ってた通り、アルミンが狂人か占いかってのは同じ確率だしさ。
だから、今日はクリスタが占ってないヤツから選んで、明日は全員から選ぶってーのがいいと思うぜ」
ベルトルト「仲間狼に投票していなかったなら、最後の狼はユミルかミカサ。
その場合はクリスタが狂人で、ユミルかミカサはクリスタが狂人と知りながら噛んだことになる。
仲間狼に投票していたなら、最後の狼はエレン・アニ・コニーの誰か、ってことだね」
49 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 23:23:06 ID:JyoVVzKc
アニ「そうなると…やっぱりクリスタが狂人だと思う方がベルトルトから見れば自然じゃない。
何でクリスタが本物だとしか考えないような言い方をしてるのか不思議だよ」
ベルトルト「だって、クリスタが狂人・仲間の狼に投票してないって状況なら、
普通僕の方を噛むんじゃないか? クリスタには狩人の護衛が一番ありそうだったし」
コニー「確かにそーだな。昨日は占われてもないサシャを噛んだような狼なのに、
今日はクリスタにいったんだろ。つーことはどうしてもクリスタを噛みたかったってことじゃねーの?」
ベルトルト「ミカサはどう、占いの結果は無視してほしい?」
エレン「時間が無いな。今日の方針はベルトルトが決めてくれ」
ミカサ「私は…クリスタが本物だと信じて、占われていない人への投票を希望する。
どちらかと言えば、クリスタは本物の可能性が高い」
ベルトルト「よし、今日はクリスタが占っていない人へ投票でお願い!」
50 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 23:27:00 ID:JyoVVzKc
アルミン「投票時間だよ! 投票よろしくね」
アルミン「【まとめルミン】
<占>
クリスタ :ミカサ○ ユミル○
<霊>
ベルトルト:ライナー○ ジャン●
<噛>アルミン→サシャ→クリスタ
<吊>ライナー→ジャン
6>4>2
」
51 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 23:29:35 ID:JyoVVzKc
エレン 1票 → アニ
ミカサ 0票 → アニ
ベルトルト 0票 → アニ
アニ 4票 → コニー
コニー 1票 → アニ
ユミル 0票 → エレン
アルミン「 アニ は村民協議の結果処刑されました…」
52 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/30(火) 23:32:04 ID:JyoVVzKc
アルミン「4日目の夜となりました」
狼の遠吠え「アオォーーン…」
???「(多分、明日が最終日…!)」
* * *
59 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 21:54:54 ID:BjZR0G2k
アルミン「 ミカサ は翌日無残な姿で発見された…」
アルミン「5日目の朝となりました」
61 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 21:57:13 ID:BjZR0G2k
エレン「おはよ。昨日はアニに投票した。
最初はあんまり喋ってなかったのに、日を追うごとに発言数が増えた。
対してコニーはずっと発言が少なめでよ、狼ならもうちょっと喋るんじゃねーの?
ってことでそんなに狼っぽく見えなかったんだよな」
ユミル「はよ。投票はエレンにだ。私は2日目にコニーに入れようとして、
3日目にはアニに投票してたくらいだし、二人とも結構疑ってたんだけどさ。
エレンは完全にノーマークだった。だから思い返してみた訳よ。
そしたらこいつ、昨日は遠吠えが多いことにも言及してた…そのうえ、
それを最初に言った訳じゃなくミカサに対して言ってたわけよ。
これって自分じゃ言いにくいから誰かが言い出すの待ってたんじゃねーか、って感じたワケ」
コニー「おはよ! 昨日もアニに投票したぞ。俺が言えた話じゃねーけど発言少ないしさ、
誰が怪しいかっつったら一番はアニだったんだ。
でもよ、クリスタがニセモノの線を見てユミルも怪しいんじゃねーの?ってちょっと思ってる」
ベルトルト「え? そこ噛むの? 何で?」
62 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:01:52 ID:BjZR0G2k
ベルトルト「ごめん、噛まれる気満々だから朝の挨拶用意してなかった…。
当たり前だけど、アニは ○ 村人 だったよ」
ユミル「ちょっと本格的にミカサも疑わなきゃいけねーな…と思ってさ。んで調べてきた訳よ。
昨日の『占われていない人への投票を希望する』って発言、
そりゃお前からしたらその方が都合が良いだろうけどよーってツッコもうと
…したら噛まれてんじゃねーか! クソ、ちょっと頭冷やして思い返してくるわ」
エレン「ベルトルトを残してきたか。
まさかアルミンが霊能で、狂人が潜伏してる…なーんてことはねーよなっ」
ベルトルト「あはは、クリスタが本物で僕が狼とでも?」
エレン「ははは。可能性としてはゼロじゃねーだろ、つってもそんな確率低い状況なら諦めるしかねーな」
63 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:06:20 ID:BjZR0G2k
ベルトルト「……。ユミルから見ればクリスタが本物でも狂人でも、結果は本物と同等だよね。
てことは、エレンとコニーの二択になるね?
…さて、エレンとコニーに聞きたい。ユミルは狼だと思う?」
コニー「もし俺が狼ならここはベルトルト食べてたと思うんだけど…うー、何でミカサなんだ?
朝一でも言ったけど、ユミルは…発言が何気に怪しいし、それなのに今まで残ってきてんだよな」
エレン「俺から見ると、朝一にも言った通りコニーはあんまり狼っぽく無いからよ。
だから今日はミカサかユミルに投票するつもりでいた。正直、ミカサが噛まれたのは意外だ」
64 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:13:13 ID:BjZR0G2k
ユミル「いや、待て。エレンがさっき言った『アルミンが霊能』。何でこれをちゃんと考えねーの?
だって、この状況でベルトルトが喰われねーのはおかしいだろ。
それなのに喰われてないのは不自然。それに、ベルトルトが狂人だって可能性には何故誰も触れない?」
コニー「…ベルトルトが狂人なら、ジャンが狼じゃなければ狼はベルトルトが狂人だって分かってるはずだよな。
でも狂人を吊る訳にはいかねーし…ううう、頭こんがらがってきた」
エレン「ああ、そうか。ベルトルトが狂人の可能性もある……
けど、そうだったとしても今の状況じゃもう本物と同じだろ。狂人に狼は分からねーんだ。
……ああ、仲間狼に投票していたかどうかって話には影響してくるか」
65 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:17:11 ID:BjZR0G2k
ベルトルト「僕が狂人だったら占いを騙るよ! アルミンも言ってたろ、この人数なら占い騙りだって」
ユミル「へえ、それって『僕が狼だったら霊能騙っちゃおうかな!』って意味かい、ベルトルさんよ」
ベルトルト「それに僕の2日目朝一の発言、占い3人出たらいいって言ってるんだよ。
狼だったとしても占いに出てるって」
コニー「それは参考になんねーよ、ぶらふ?ってヤツかもしんねーもん」
ベルトルト「ああもう、まさか1人だけしか出てない霊能なのに
最終日に村人アピールさせられるなんて思わなかったよ」
ユミル「『狂人だったら』、『狼だったとしても』? ふーん」
66 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:18:09 ID:BjZR0G2k
アルミン「投票時間だよ! 投票よろしくね」
アルミン「【まとめルミン】
<占>
クリスタ :ミカサ○ ユミル○
<霊>
ベルトルト:ライナー○ ジャン● アニ○
<噛>アルミン→サシャ→クリスタ→ミカサ
<吊>ライナー→ジャン→アニ
4>2
」
67 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:29:05 ID:BjZR0G2k
エレン 1票 → ユミル
ベルトルト 1票 → エレン
コニー 1票 → ベルトルト
ユミル 1票 → コニー
アルミン「再投票だよ! あと4回の投票で結論が出なければ引き分けだからね」
68 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:31:05 ID:BjZR0G2k
エレン 1票 → ユミル
ベルトルト 1票 → エレン
コニー 0票 → ユミル
ユミル 2票 → ベルトルト
アルミン「 ユミル は村民協議の結果処刑されました…」
70 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:33:11 ID:BjZR0G2k
アルミン「…………」
71 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:35:35 ID:BjZR0G2k
コニー「ど、どっちだ? どうなったんだ!?」
???「コニー」
コニー「お?」
???「…………信じてくれて、ありがとう」
???「……だから」
72 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:37:08 ID:BjZR0G2k
エレン「 イタダキマス 」
73 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:38:08 ID:BjZR0G2k
アルミン「「人 狼」の勝利です!
最後の一人を食い殺すと、人狼達は次の獲物を求めて村を後にした…」
75 :以下、名無しが深夜にお送りします: :2013/07/31(水) 22:40:58 ID:BjZR0G2k
アルミン「役職発表ターイム!」
サシャ: 村人
@2日目夜
サシャ「(あれ、意外な結果ですね。私0票やん。
あまり上手く話せなかったからちょっと驚きやけど)」
サシャ「(むー。素の村人も難しいです)」
サシャ「(最後の方の発言でスケープゴートにされた感のあるライナー。
ここに投票してる人が怪しいと思うんやけど)」
サシャ「(占いのクリスタを除けばアニとジャンですね。うーん)」
サシャ「(夜が開けたら二人をつっついてみましょう!)」
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エレン・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エレン・イェーガーとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の主人公。壁の外の世界に強い憧れを持っており、幼少期から調査兵団に入ることを目指してきた。その想いは、母親を巨人に食い殺されたことで一層強まり、調査兵団に入って巨人を駆逐することを心に誓う。性格は熱血漢で直情的。無鉄砲と思えるほどの勇敢さから、強大な巨人相手にも物怖じせずに向かっていく。命の危機に瀕した際に巨人化する能力に目覚め、人類の自由のためにその力を振るっていくことになる。
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グリシャ・イェーガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
グリシャ・イェーガーとは『進撃の巨人』の登場人物で主人公エレン・イェーガーの父。シガンシナ区で診療所を開き街の人々から尊敬を集めていたが、シガンシナ区に巨人が流入した後行方不明となる。失踪直前エレンに巨人化の薬を打ち込み、世界の真実が隠された自宅地下室の鍵をエレンに託した。物語中盤で彼が壁外の世界から「始祖の巨人」奪還のためにやってきた巨人化能力者であったことが明らかとなる。
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ピーク・フィンガー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ピーク・フィンガーとは『進撃の巨人』の登場人物で「車力の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成されるマーレの戦士の一員として、数々の戦場で功績を打ち立ててきた。当初は始祖奪還計画に参加せずマーレ本国を守っていたが、850年「獣の巨人」であるジーク・イェーガーと共にパラディ島に上陸する。ウォール・マリア奪還を狙う調査兵団との決戦では後方支援を担当し、負傷したジークと「鎧の巨人」であるライナー・ブラウンの逃走を助けた。性格はマイペースだが、冷静沈着で判断力に優れている。
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ファルコ・グライス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ファルコ・グライスとは『進撃の巨人』のキャラクターでマーレの戦士候補生。戦士候補生の同期であるガビ・ブラウンに好意を抱いており、彼女を救うために「鎧の巨人」継承を目指している。内気な性格だが、「悪魔の末裔」と言われるパラディ島の人々に対しても自分達と変わらない人間だと捉える優しい心の持ち主。心的外傷を負った兵士にも親切に接しており、そこでクルーガーと名乗る負傷兵と出会い、交流を深めていく。
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キース・シャーディス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
キース・シャーディスとは『進撃の巨人』の登場人物で第104期訓練兵団の指導教官。スキンヘッドに顎ひげを生やした強面の男性で、訓練兵の間では鬼教官として恐れられている。元々は第12代団長として調査兵団を率いていたが、無謀な壁外調査を繰り返し多くの部下を死なせたにもかかわらず成果を残せなかったことから、自分の無能を悟りエルヴィン・スミスに団長職を引き継がせた。主人公エレンの父親であるグリシャ・イェーガーとは以前から面識があり、彼が消息を絶つ直前に顔を合わせた最後の人物である。
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ロッド・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ロッド・レイスとは、「進撃の巨人」に登場するキャラクターである。壁内人類の真の王家であるレイス家当主。実質的には壁内での最高権力者である。ウーリ・レイスの兄であり、フリーダ・レイスやヒストリア・レイスの父親。正妻との間に5人の子がいたが、当時使用人として働いていたアルマとも関係を持ち、ヒストリアが産まれたことにより、事実的には子供は6人。だがグリシャにより正妻との間の子は皆殺されてしまい、生き残っている子供はヒストリアただ1人である。
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ダイナ・フリッツ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダイナ・フリッツとは『進撃の巨人』の登場人物。主人公エレンの父親グリシャの前妻で「獣の巨人」ジークの母。その正体はフリッツ王家の末裔。ストーリー上、巨人の歴史と王家の情報を語る重要な役割を持つ。パラディ島に移住することを拒みマーレに留まった一族は、代々巨人の情報を隠し持っており、その末裔であるダイナはエルディア復権派と共に始祖の巨人の奪還を企てるが、計画は息子ジークの密告により失敗。ダイナは巨人化後、グリシャの後妻であるカルラを捕食する。最期はエレンの持つ座標の力で巨人の群れに喰われた。
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ケニー・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ケニー・アッカーマンとは『進撃の巨人』の登場人物で、中央第一憲兵団対人立体機動部隊の隊長。かつて「切り裂きケニー」の異名を取った大量殺人鬼だったが、ウーリ・レイスとの出会いを経て現在は中央第一憲兵団に所属し対人戦闘を専門とする部隊を率いている。リヴァイ・アッカーマンの育ての親であり、彼に戦闘技術を教えた人物でもある。その戦闘能力はリヴァイと同等かそれ以上であり、対立した調査兵団を大いに苦しめた。
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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