『ハウルの動く城』は細田守が撮るはずだった!? 宮崎駿との因縁について紹介【スタジオジブリ】
スタジオジブリの人気作『ハウルの動く城』。企画が立ち上がった当時は、「ポスト宮崎駿」とも称されるヒットメーカー・細田守がメガホンを取る予定でした。しかし企画はとん挫し、宮崎駿が監督を務めることになりました。ここでは企画が実現しなかった理由や、ショックを受けた細田守の心境を色濃く反映した監督作品『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』についてを紹介。「細田版ハウルを見たかった」というファンの声も載せています。
■「ポスト宮崎駿」の最有力候補!? 細田 守監督
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アニメーターとして経験を積んだ後、演出家としてTVシリーズ「ゲゲゲの鬼太郎」(97)、「ひみつのアッコちゃん」(98)、「おジャ魔女どれみドッカ~ン!」(02)などを手がける。
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2005年、東映アニメーションを退社してフリーになる。
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2006年、アニメ版『時をかける少女』が上映館数が少ないながらも口コミで人気となり高い評価を得る。
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その後2009年には『サマーウォーズ』、続く2012年には『おおかみこどもの雨と雪』を監督、いまや“ポスト宮崎駿”と評されている。
■ヒット作品を連発!!
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■実はジブリ作品『ハウルの動く城』も細田監督が撮るはずだった!!
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ファンの間では、2000年の映画『デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム!』で一躍注目を浴びた細田監督がその後、スタジオジブリの映画『ハウルの動く城』の監督に抜てきされたことはよく知られている。
だがその企画は頓挫し、同作の監督の座は結局、宮崎駿に委ねられることになる。
細田監督をはじめスタッフも解散され、すでに部分的に完成していたコンテや脚本もご破算になり、宮崎駿監督のもとでゼロから仕切り直し。
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「『東映で学んだぞ』という変な自負があって、宮崎(駿)さん高畑(勲)さんに相談したりとか、教えを請うってことも、今から思えばちょっとぐらいしてもよかったんじゃないと思う」
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「簡単に言えば、僕の力不足が原因なんですけど、それによって二度と映画を作るチャンスが失われてしまったと、その時は絶望的な気持ちになりました」
■ハウルの挫折後に撮った暗黒の作品…『ONE PIECE オマツリ男爵と秘密の島』
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強い絆で結ばれているはずの麦わらの一味が仲間割れするという衝撃の展開や、中盤から後半にかけてのホラーテイストなストーリー展開に、原作派の人は「本当にこれがONE PIECE?」なんて驚くかもしれない。
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前半はたしかに笑いありのオマツリモードなんですが後半にかけてどんどん暗雲が立ち込めてきて終盤はグロい表現などもあり完全にホラー。
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ワンピースからは想像を絶する怖さに、子供は確実に泣く。
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