ルパン三世 カリオストロの城(Lupin III: The Castle of Cagliostro)のネタバレ解説・考察まとめ

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、モンキー・パンチ原作の漫画「ルパン三世」の劇場用アニメーション映画化第2作。1979年12月東宝系公開。 宮崎駿が初めて劇場用作品の監督を手掛け、映画史上に残る不滅のアニメーションとして世界的に親しまれている名作。ゴート札なる偽札を製造し、世界経済の裏側で暗躍していると伝えられるカリオストロ公国で、カリオストロ伯爵の妻にさせられようとしている公女クラリスを救うため、そして国の秘密を暴くため、ルパン三世とその仲間たちの活躍を描く。

『ルパン三世 カリオストロの城』の概要

『ルパン三世 カリオストロの城』とは、怪盗ルパンの孫であるルパン三世が活躍する、TVの人気アニメーション番組『ルパン三世』(モンキー・パンチの同名漫画が原作)を、長編アニメーション映画として東京ムービー新社(現:トムス・エンタテイメント)が製作した劇場版第2作。東宝配給により1979年12月15日から公開された。公開時のキャッチコピーは、「前作をしのげないのなら 2作目を作る意味がない」「巨大な城が動き始める!影の軍団が襲ってくる!」「さらにスピーディーに! さらにスリリングに! さらにスッとボケて!」「生きては還れぬ謎の古城でついにめぐり逢った最強の敵!」。
監督は本作で初めて劇場用作品を手がける宮崎駿。脚本は宮崎駿と山崎晴哉の共同執筆で、作画監督は大塚康生が担当。音楽はTV版の第2シリーズを手掛ける大野雄二が担当している。また、声優もTV版の第2シリーズと同じく、「ルパン三世」役の山田康雄を筆頭に、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟朗がそれぞれ主要メンバーを担当。ヒロインとなる「クラリス」役には声優デビューして間もない島本須美が抜擢された。

劇場用第1作として公開された『ルパンVS複製人間』(1978年)は、配給収入10億円の成功を収めていたが、本作は興行成績に関しては前作に及ばなかった。だが、関係者間での評価は公開当時から高く、商業アニメ作品が受賞することが少なかった大藤信郎賞(毎日映画コンクール)を受賞している。また、後のテレビ放送や上映会などが繰り返されたこともあって人気が高まっていき、当時出版された絵コンテ集はアニメ制作現場での教科書として使用されるなど、宮崎の演出やレイアウト手法はその後のアニメ業界に影響を与えることとなった。
2014年には、原版の映像に映り込んだ汚れやゴミの除去、音声のノイズの除去、5.1chサラウンドへの再調整等のリマスタリングに3年を費やした、「デジタルリマスター版」を東宝映像事業部の配給で劇場公開。さらに、2017年にはデジタルリマスター版をベースにした「MX4D版(映画のシーンに合わせた感覚を体感できる上映システム)」を、トムス・エンタテインメントの配給により劇場公開した。

『ルパン三世 カリオストロの城』のあらすじ・ストーリー

不審車と交戦しながら少女を追跡する場面

少女の車を追跡する場面

怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ大泥棒・ルパン三世と相棒の次元大介は、モナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出し、愛車のフィアット・500で逃走する。大成功と大喜びの2人だったが、ルパンは盗んだ紙幣が全て幻の偽札「ゴート札」であることに気付いた。「次元、次の仕事は決まったぜ」と頭を切り替えたルパンは、ゴート札が作られているというカリオストロ公国に向かうことを決め、次元と共に偽の札束を撒き散らしながら愛車を走らせるのだった。

カリオストロ公国に入国したルパンと次元が、パンクした愛車のタイヤを交換していると、ウェディング姿の少女が運転する車が猛スピードで通り過ぎ、その後を黒メガネを掛けた数人の男たちの乗る車が追うように通り過ぎた。2人は少女を助けようと、愛車に搭載された高速走行用スーパーチャージャーを作動して追跡を開始。激しいカーチェイスの末、次元が銃で男たちの車のタイヤを撃ち抜き、追手を阻止するが、少女はカーチェイスの途中で気絶してしまい、そのまま車を走らせていた。ルパンは少女の車に飛び移って助け出そうとするが、車に乗ったまま崖から落下する。頭を打って気絶したルパンの横で目を覚ました少女は、船で追ってくる別の追手を目にする。少女は自身がつけていた手袋の中に指輪を入れ、ルパンの元へ残して走り去った。やがて気が付いたルパンは、少女が連れ去られるのを目にする。そして少女の置いて行った手袋の中に指輪を発見する。ルパンはその指輪に刻まれている紋章に見覚えがあった。

ルパンは思い立ったように愛車を飛ばし、次元と共にある古城に到着する。城門には指輪と同じ紋章が彫られていた。庭師の老人に話を聞くと、この城にはカリオストロ公国の大公夫妻が住んでいたが、7年前の大火事で亡くなり、その後は新たな摂政(国の実権を握る者)が住んでいるという。ルパンは10年ほど前、ゴート札の出所とされているこの城に忍び込んだことがあることを次元に打ち明けた。その時、ルパンは幼い少女に命を救われていた。その少女こそが、先ほどの女の子だったと話す。
そんな折、摂政であるカリオストロ伯爵がオートジャイロに乗って城に到着した。伯爵は執事のジョドーから、城から逃亡した公国の姫・クラリスを捕らえたが、2人の外国人(ルパンと次元)が逃亡を手助けしたとの報告を受ける。伯爵はジョドーに2人を捕らえるよう指示する。そして、クラリスの部屋に行ったカリオストロ伯爵はクラリスの手から指輪が消えていることに気付いた。

その夜、街のレストランで食事をしていたルパンと次元は、店員からの情報で、近い内にクラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が行われることを知る。その後、宿に戻った2人は、突然謎の集団に襲われた。それはカリオストロ伯爵が差し向けた暗殺集団だった。なんとかその場を凌いだ2人は、仲間の石川五ェ門を公国へ呼び寄せる。偽札造りの実態を探るため、そしてクラリスを救うため、行動を開始するルパン一味。その一方で、同じく仲間である峰不二子は、クラリスの世話係を装ってすでに城へ入り込んでいた。

その頃、カリオストロ伯爵の元に、ルパンを追う国際警察の銭形警部が現れ、カリオストロ伯爵の警護を申し出ていた。ルパンは水門から入り込み、銭形警部になりすまして城内への潜入に成功。その途中で銭形本人に気付かれるが、ルパンを追う際に落とし穴から地下に落ちてしまう。ルパンは不二子の前に姿を現すと、クラリスが北の塔にいることを聞き出した。
屋根を伝わって北の塔に向かったルパンは、1人で監禁されているクラリスと再会する。「必ず姫を城から連れ出す」と指輪を返し、クラリスの心を掴むルパンだったが、運悪く伯爵に見つかってしまい、その場から地下牢獄へ通じる穴に落とされてしまう。伯爵はクラリスに、自分の狙いが先祖の財宝であり、伯爵の持つ金の指輪と、クラリスの銀の指輪が財宝を見つけるカギになることを告げる。そこへルパンの声が響く。ルパンがクラリスに渡した指輪は実は通信機で、伯爵の狙いを知ったルパンは、「クラリスの指輪を預かっている」と通信機を通じて伯爵に伝えるのだった。

ルパンは出口のない地下牢獄を散策し、先に落とされていた銭形警部と遭遇する。そこへ指輪を奪いに暗殺者たちの襲撃を受けるが、2人は一時休戦し協力して敵を倒す。何とか地下牢獄を脱出すると、そこに広がっていたのはカリオストロ公国の裏の顔、偽札のゴート札の製造工場だった。ルパンと銭形警部は、工場に火をつけて城内を混乱させ、その隙にオートジャイロを奪うとクラリスのいる塔に上空から向かう。不二子の協力により、クラリスを部屋から屋根に引き上げることに成功したものの、ルパンは伯爵の手下ジョドーのマシンガンで胸を撃ち抜かれ重傷を負ってしまう。銭形警部と不二子の活躍でルパンは辛うじて脱出するものの、クラリスは伯爵に捕らえられ、銀の指輪も伯爵に渡ってしまうのだった。

インターポール(国際警察)に戻り、持ち帰った偽札の証拠を見せて長官に出動を要請する銭形警部だったが、伯爵を支持する政治家たちにうやむやにされたあげく、騒ぎを起こした責任で警護の任務を解かれてしまう。一方、次元と五ェ門によって庭師の老人宅に運び込まれたルパンは、数日後に昏睡状態から目覚めた。そこへ不二子からの情報で、明朝にクラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が行われることが判った。

翌日、クラリスとカリオストロ伯爵の結婚式が盛大に行われようとしていた。式のためにバチカンからやって来た大司教になりすましたルパンは、結婚式の途中で奇襲を仕掛け、次元と五ェ門を乱入させると、その混乱に乗じて伯爵からクラリスと2つの指輪を奪って逃亡する。その一方では、ルパンを逮捕する口実で城に突入した銭形警部が、地下の偽札工場に直行し、TV局のレポーターに扮した不二子と共にその様子を撮影する。その映像は全世界に中継された。

時計台の前にクラリスと一緒に逃げてきたルパンは、時計台の針の上に向かい合った2匹の山羊の彫刻があることに気が付いた。二つの指輪にはそれぞれ山羊のデザインが彫られている。そして2つの指輪を合わせるとつなぎ目に文字が彫ってある。クラリスによればそれは「光と影を結び 時告ぐる…高き山羊の 陽に向かいし 眼に我を納めよ」という昔から家に伝わる言葉だという。謎が解けたと喜ぶルパンだったが、必死に追って来る伯爵たちの攻撃を受け、ルパンとクラリスは時計塔の中に逃げ込んだ。ルパンは複雑に歯車が絡み合う時計塔の内部で伯爵と揉み合っているうちに、またしても伯爵にクラリスを奪われてしまう。時計の巨大な針の先に立つ伯爵とクラリスを前に、ルパンは「時計塔の山羊の目に指輪をはめ込む」という指輪の秘密を伯爵に教え、指輪と引き換えにクラリスを無傷で引き渡すよう要求する。伯爵は要求を呑むふりをして不意打ちでルパンを窮地に陥れ、止めようとしたクラリスを足蹴にして湖へと叩き落とす。ルパンは後を追って宙に身を投げ、クラリスを抱きしめながら共に湖へと落ちて行った。

時計塔の針の上に残った伯爵は、ルパンの言葉通り、彫刻の山羊の目に指輪を納めた。だが、途端に時計が急速に動き始め、伯爵は激しく動く時計の針に挟まれて押し潰され最期を遂げるのだった。そして時計塔が崩れ始め、水門が決壊すると、湖の水が一気に城に流れ込んだ。

やがて、無事に湖岸へと辿り着いていたルパンとクラリスは湖の底から現れた遺跡の姿を目の当たりにする。財宝とは先祖が隠した古代ローマのポリス(都市国家)であり、時計塔の仕掛けは湛えられている水を排出して沈んだ遺跡を表出させるための装置、そして指輪はその起動装置だったのである。ようやくインターポールも動き出し、カリオストロ公国についに捜査のメスが入ることになった。

一件落着でカリオストロを去ることになるルパンに、クラリスは一緒に連れて行って欲しいと懇願する。ルパンは葛藤しながらもクラリスに「人生はこれから始まるんだ」と留まるように諭し、別れを告げて去って行く。そこへ、ルパンを追いかけてやって来た銭形警部が、「一足遅かったか!ルパンめ、まんまと盗みおって」と地団太を踏む。「あの方は何も盗らなかったわ」というクラリスに、銭形警部は、「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。…あなたの心です」と言うと、彼女は表情を輝かせて「はい」と答えた。
そして、ルパン一味と銭形たちの車は、またもや追いつ追われつしながら地平線に消えていくのだった。

『ルパン三世 カリオストロの城』の主な登場人物・キャラクター

ルパン三世(CV:山田康雄)

本作の主人公。
怪盗アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ神出鬼没の大泥棒。高い知能と技術を持ち、狙った獲物は必ず奪う。
クールに気取ってはいるが、お調子者で女性に弱い所やおっちょこちょいな面もある。また、無益な殺しや、真面目に暮らす人物の生活を壊すような盗みはしないという大泥棒としてのポリシーを持っている。
本作では、カジノから奪った大金が伝説の偽札・ゴート札であることを見抜き、その震源地と噂されるカリオストロ公国に入国。そこでかつて恩を受けた公女クラリスと再会。彼女が公国の伯爵から結婚を迫られている事実を知り、彼女を伯爵から救うべく仲間と共に奮闘する。

次元大介(CV: 小林清志)

ルパンの仲間で良き相棒。
凄腕の早撃ち拳銃使いであり、銃火器全般に精通している。
泥棒稼業についてはルパンと同じポリシーを持っているが、三枚目のルパンとは正反対にクールな性格。時折、仲間を茶化したり、関わった者の面倒を見るなどの一面もある。
ルパンと共にカリオストロ公国に入国。何者かに追われる少女をルパンとともに助けるが、その少女がクラリスという公女であることを知る。
ルパンとともに、水門からカリオストロの城に忍び込もうとするが、水の流れに飲み込まれそうになり、ルパンを残して退却。
終盤では、結婚式から脱出するルパンとクラリスの追っ手を食い止めるため、マグナムの効かない装甲を纏った伯爵の暗殺集団に対戦車ライフルで応戦する。

石川五ェ門(CV:井上真樹夫)

ルパンの仲間で、いにしえの大泥棒石川五右衛門を先祖に持つ剣士。(当代は13代目)
仕込み刀を武器にあらゆるものを斬り裂く。また、空手も示刀流の免許皆伝で、忍者の訓練も受けているため超人的な戦闘能力を持つ。
冷静で実直な性格ではあるが、プライドが高く短気な部分もある。女性は苦手だが清楚な女性に弱い一面もある。
ルパンと次元が伯爵から狙われたため、急遽ルパン達に呼ばれてカリオストロ公国に合流する。
次元と共に、ルパンとクラリスを援護し、愛刀の斬鉄剣で伯爵の暗殺部隊の装甲を斬りまくる。

峰不二子(CV:増山江威子)

ルパンの仲間では紅一点。
抜群のスタイルと美貌の持ち主だが、ルパンとは時には味方であり時には敵となる、自分の欲望に忠実な女盗賊。
頭脳明晰なうえに話術も巧みで、銃火器の扱いに長け、武術の心得もあるなどその才覚も多岐にわたる。
本作では、公女クラリスの付き召使いとしてルパン達よりも先にカリオストロ城に入り込んでいた。
ルパンがクラリスを助け出す際には、戦闘服姿になり武器を使って援護射撃をする。ルパンが負傷した後は、クラリスと伯爵の結婚式の情報をルパンに伝え、TVレポーターに成りすまして結婚式の中継をした。そして最後には偽札の原版を手に入れて一人で立ち去った。

銭形警部(CV:納谷悟朗)

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@yzk0917y0

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ナウシカが招いた死の未来【漫画版 風の谷のナウシカ(ネタバレあり)】

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初めてのジブリ作品で、代表作の一つである『風の谷のナウシカ』。ナウシカには映画版と漫画版があり、映画版の内容は漫画版全7卷の中で第1巻のストーリーです。 漫画版では、王蟲や腐海の蟲はなぜ生まれたのか、巨神兵は何のために生まれたのか、ナウシカたちは何者なのか、など映画では描かれなかった衝撃の事実が明らかになります。それを知ったナウシカはある行動に出ます。それは逃れられない滅びの道です。 この記事では、漫画版で描かれた衝撃の結末・ナウシカの決断を解説します。

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もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ

もののけ姫のシシ神の謎についてネタバレ解説・考察まとめ

スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画「もののけ姫」。人間と森に住まう神々「もののけ」との対立を描く。劇中の神々の頂点としてシシ神という存在が登場する。シシ神は多くの謎を覗かせつつも最後までその存在がどういうものかを劇中で語りつくされることなく、物語は終了する。人にとって、また神々にとってどういう存在なのかについて掘り下げていく。

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アダルト・前衛的な表現を追求した『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の魅力

アダルト・前衛的な表現を追求した『LUPIN the Third -峰不二子という女-』の魅力

日本人なら誰でも知ってるルパン三世シリーズ。 今回はその中でも男女問わず人気のある峰不二子にスポットをあてたアニメシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』について紹介する。 今までのルパンシリーズになかったアダルトかつ前衛的な演出に中毒になること間違いなし。

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ハウルの動く城の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

ハウルの動く城の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『ハウルの動く城』とは、2004年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。脚本・監督は宮崎駿。 帽子屋の少女・ソフィーは兵隊に絡まれていたところを魔法使いのハウルに助けられるが、魔女の呪いによって90歳の老婆に姿を変えられてしまう。店にいられなくなったソフィーは旅に出、その途中でハウルの動く城に出会うのだった。ファンタジックな世界観や美術、個性的なキャラクターが魅力の作品。ハウルとソフィーの戦火の恋がストーリーの軸となっているため、本作にはロマンチックな名言も数多く登場する。

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もののけ姫の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

もののけ姫の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『もののけ姫』とは、1997年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 中世の日本を舞台に、エミシの村で暮らす少年アシタカが村を襲ってきたタタリ神から村を守ったことで、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つために旅立ったアシタカは、山犬に育てられた少女・サンと出会う。人間と自然の対立を描いた壮大な作品である。本作には、人やもののけそれぞれの立場や考え方を表したセリフも多く、考えさせられるような印象的な名言が数多く登場する。

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天空の城ラピュタの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

天空の城ラピュタの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『天空の城ラピュタ』とは、1986年公開のスタジオジブリ初制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。鉱山で働く少年パズーは、ある時、空から降ってきた不思議な女の子・シータを助ける。追われている彼女を助けようとするパズーだが、自分の古い名前がラピュタであることを打ち明けたシータは、敵に捕まってしまったパズーの身代わりとして連れ去られてしまったのだった。本作には、「バルス!」や「見ろ!人がゴミのようだ!」など有名でキャッチーな名言が多く登場している。

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風の谷のナウシカの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

風の谷のナウシカの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『風の谷のナウシカ』とは、1984年公開のトップクラフト制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。1982年に『アニメージュ』で連載していた宮崎の同名漫画を原作としている。宮崎駿の長編アニメーション映画としては第2作である。 「火の七日間」という最終戦争から1000年後の世界。近代文明が崩壊し、「腐海」と呼ばれる異形の菌類の森に世界は覆われていた。本作には、この世界の過酷な現状やナウシカの生き様を表した印象的なセリフが数多く登場する。

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紅の豚の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

紅の豚の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『紅の豚』とは、1992年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。監督は宮﨑駿。1990年に『月刊モデルグラフィックス』で連載された『宮崎駿の雑想ノート』の『飛行艇時代』を原作としている。 世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。豚の姿になった「ポルコ・ロッソ」が、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。中年男性向けを意識して制作されたため、「飛行機」や「空軍」などロマンがあり、渋い名言も多い。

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千と千尋の神隠しの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

千と千尋の神隠しの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『千と千尋の神隠し』とは、2001年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。原作・脚本・監督は宮崎駿。 10歳の少女・荻野千尋は、両親と共に引っ越し先に向かう途中で不思議な世界に迷い込んでしまう。両親を豚にされ、パニックになる千尋だったが、ハクという不思議な少年に助けられる。そして神々が客として集う湯屋で働くことになった千尋は、だんだんと成長していく。10歳の少女千尋が主人公であるため、わかりやすく、ストレートに心に響く名言が多数登場している。

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マニアックなとなりのトトロの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックなとなりのトトロの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『となりのトトロ』とは、1988年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿による長編アニメーション映画第4作である。この『となりのトトロ』には、実際に起きた事件が物語のベースになっているという噂や、トトロは死神でサツキとメイは実は生きていなかった説など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

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マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

マニアックな千と千尋の神隠しの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

『千と千尋の神隠し』とは、2001年に公開されたスタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。原作・脚本・監督は宮崎駿。10歳の少女・千尋が不思議な世界へ迷い込むという物語だが、この『千と千尋の神隠し』には、「湯屋は性風俗産業の場である」、「リンやカオナシにはモデルがいる」など、さまざまなトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などが存在する。ここでは、ジブリファンなら知っておきたいトリビアや小ネタ、裏設定・都市伝説などをまとめて紹介していく。

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