紅の豚の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『紅の豚』とは、1992年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。監督は宮﨑駿。1990年に『月刊モデルグラフィックス』で連載された『宮崎駿の雑想ノート』の『飛行艇時代』を原作としている。
世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。豚の姿になった「ポルコ・ロッソ」が、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。中年男性向けを意識して制作されたため、「飛行機」や「空軍」などロマンがあり、渋い名言も多い。

『紅の豚』の概要

『紅の豚』とは、1992年公開のスタジオジブリ制作の長編アニメーション作品である。監督は宮﨑駿。宮﨑駿によるスタジオジブリの長編アニメーション映画としては第6作目の作品である。原作は、1990年に『月刊モデルグラフィックス』で不定期連載された『宮崎駿の雑想ノート』の『飛行艇時代』。キャッチコピーは「カッコイイとは、こういうことさ。」、「飛べば、見える。」。
本作は、もともとは機内上映作品として日本航空に企画が持ち込まれたものだった。しかし長編化したため、劇場公開されることとなった。作品が完成した時も劇場公開より先に日本航空国際便機内で先行上映されており、劇場公開後も機内上映は続けられた。
本作は、第47回毎日映画コンクール音楽賞、アニメーション映画賞、全国興業環境衛生同業組合連合会・第9回ゴールデングロス賞最優秀金賞、マネーメイキング監督賞、第5回石原裕次郎賞、文化庁優秀映画作品賞、アヌシー国際アニメーション映画祭・長編部門グランプリなどの多数の賞歴を持つ。興行収入は54億円。

世界大恐慌に揺れるイタリア・アドリア海。自分に魔法をかけて豚の姿になったイタリア人・マルコが、「ポルコ・ロッソ」を名乗り、飛行艇を乗り回す空中海賊「空賊」たちを相手に賞金稼ぎとして空中戦を繰り広げる。
これまでのジブリ作品と違い、中年男性でも面白い作品を意識しているため、「飛行機」や「空軍」などロマンのある作品となっている。また、主人公のポルコや歌姫ジーナなど登場人物の年齢層が高いため、他のジブリ作品に比べて渋く深い名言が多く登場している。

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『紅の豚』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ポルコ「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」

ポルコの事を心配していたジーナに対して彼が発したセリフ。
紅の豚一番の名セリフといってもいい。

フィオ「飛行機乗りは、船乗りよりも勇敢で、陸の飛行乗りより誇り高いんだって」

隠れ家に戻ったポルコ達を空賊連合が待ち構えて、飛行艇を壊そうとした時にフィオが怒って発したセリフ。この言葉で、フィオはマンマユート団のボスまでも説得してしまった。
空賊という胸を張れる仕事ではないが、飛行機乗りというロマンに生きる人間には誇り高さと憧れが混じっているという名言。

ポルコ「徹夜はするな。睡眠不足は良い仕事の敵だ。美容にも良くない」

ポルコが夜遅くまで仕事をしているフィオに対して「徹夜はするな。睡眠不足は良い仕事の敵だ。美容にも良くない」と言っている。忠告する意味の言葉だが、ポルコなりの優しさの裏返しである。ポルコの優しさと格好良さがわかる名セリフ。

ポルコ「インスピレーションだな」

「良いパイロットの第一条件を教えて。経験?」とフィオに尋ねられた時のポルコが回答したのが、「インスピレーションだな」というセリフだ。この言葉に対して、「パイロットだけでなく設計も年齢や性別でないでしょ」と言い返したフィオ。さすがのポルコもうっかりフィオの言葉に誘導されてしまったようである。

フェラーリン「冒険飛行家の時代は終わっちまったんだ。国家とか民俗とかくだらないスポンサーをしょって飛ぶしかないんだよ」

ポルコの戦友であるイタリア空軍のフェラーリンが、ポルコに対してイタリア空軍に戻るよう説得しているときの言葉である。この言葉に対するポルコの返答は、「ファシストになるより豚の方がマシさ」だった。
フェラーリンはイタリアの秘密警察から狙われているポルコを心配していた。そしてそのあとの「あばよ、戦友」は、ポルコを説得できなかったフェラーリンの優しさが漂うセリフとなっている。

ポルコ「尻の毛まで抜かれて鼻血もでねえや!」

ポルコとピッコロおやじが、飛行艇の修理代について話している会話シーン。突然、おやじが「手 出すな」と発した。
そんなおやじに対して、ポルコは「尻の毛まで抜かれて鼻血もでねえや!」と答えている。請求金額が多すぎてそんな気にはなれないとでも言いたげなシーンとなっている。

ポルコ「『信じる』か…。デェキライナ言葉だが、お前が言うと違って聞こえるぜ」

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