とある魔術の禁書目録(インデックス)のネタバレ解説・考察まとめ

『とある魔術の禁書目録』とは、2008年10月より放送が開始した、鎌池和馬のライトノベルが原作のバトルアクションアニメ作品。超能力が科学によって解明された街「学園都市」を中心に、イギリスやローマなど世界中の様々な場所が舞台となる。超能力や超常の科学力を用いる「科学サイド」と、イギリス・ロシア・ローマを中心とした魔術師達「魔術サイド」の科学と魔術が交差した物語が、主人公「上条当麻」を中心としたキャラクター達の活躍と交錯しながら描かれる。

『とある魔術の禁書目録』の概要

『とある魔術の禁書目録』とは、2008年10月より放送が開始した、鎌池和馬のライトノベルが原作のバトルアクションアニメ作品。
略称は『とある』『禁書目録』『インデックス』等。この作品が世に出てからタイトルに『とある』をつける作品を目にすることが多い。
出版社である電撃文庫を代表する人気作であり、原作の累計発行部数は1520万部、コミック・スピンオフなどの関連書籍を含めた累計発行部数は2800万部を突破している。

魅力ある世界観と多くのキャラクターからスピンオフ作品やメディアミックス展開を積極的に行っている。スピンオフ作品は御坂美琴が主人公の『とある科学の超電磁砲』(とある科学のレールガン)、一方通行(アクセラレーター)が主人公の『とある科学の一方通行』(とある科学のアクセラレーター)。コンシュマーゲーム(PSP、PS4)。映画『 劇場版 とある魔術の禁書目録 -エンデュミオンの奇蹟-』 、漫画『 月刊コミック電撃大王』連載など。

超能力が科学によって解明された街『学園都市』を主な舞台としながら、イギリスやローマなど世界中の様々な場所が舞台となる。超能力や超常の科学力を用いる『科学サイド』と、イギリス・ロシア・ローマを中心とした魔術師達『魔術サイド』の両サイドの科学と魔術が交差した物語が、主人公の「上条当麻」を中心とした多数のキャラクターの活躍と交錯しながら描かれる。
プライドの高い百戦錬磨の魔術使いや世界を滅ぼす程の力を持った超能力者に対して、その力を無効化することしかできない上条当麻が素手で完膚無きまで成敗する姿は爽快である。

『とある魔術の禁書目録』のあらすじ・ストーリー

インデックスとの出会いと上条当麻の記憶喪失

当麻とインデックスの出会い。

そこは、超能力と魔術が存在する世界。その両者が交わることなく互いの世界を築いてきた。超能力が存在する「科学サイド」である人口の八割が学生で、超能力を開発するカリキュラムが組まれている学園都市で、無能力者(レベル0)である上条当麻は魔術と超能力を無効化する「幻想殺し(イマジンブレーカー)」を右手に宿していた。

そんな当麻の前に謎のシスターが現れる。シスターは「禁書目録(インデックス)」と名乗り、自身が魔術師という科学とは別の魔術の世界の人間に追われていることを明かす。魔術師は「完全記憶能力」を持つ自身の頭の中に保管された、10万3千冊の魔導書が狙いだと語るも上条はこれを信じなかった。しかしインデックスを狙うイギリス清教の魔術師「ステイル・マヌグス」に襲撃されると、上条は「幻想殺し」の能力でインデックスを助け、彼女の話を信じることにした。

普通なら怪しんで関わらないようにするところだが、放っておけない性格の当麻は寮の自室で匿うことにする。彼女は魔術で10万3000冊の魔導書を記憶していたが記憶のキャパを超えると死んでしまうため、記憶を消す必要があった。しかし当麻は「記憶を消すことで大切な思い出まで失うことを許せない」と考える。記憶を消さずにインデックスを救う方法を科学サイドで調査し、記憶を消さなくても記憶のキャパ超えでは死なないことが証明された。

だが、魔術の力で1年に1度インデックスの記憶を消さないと自身の命が助からないように、何者かに仕組まれていたことがわかったのである。当麻が「幻術殺し」でインデックスの中から記憶喪失にしなければならない魔術を無効化して助け出すが、その魔術により、当麻の脳が損傷し記憶喪失になってしまう。当麻は記憶喪失になったことで周りを悲しませたくないので、記憶喪失を隠して生きることを決意する。

一方通行(アクセラレーター)との死闘

記憶を失ったことを周囲に隠しながら過ごしていた上条は、知人であり学園都市に7人しかいない超能力者(レベル5)の第3位、通称「超電磁砲」の御坂美琴の妹を名乗る「御坂妹」という瓜二つの少女と出会う。その後、上条は御坂妹が何者かに無残な姿で殺害されているのを目撃してしまう。その死体の処理に現れたのは死んだはずの御坂妹の集団だった。
驚愕する上条に、彼女は自分達が御坂美琴のクローンである「妹達(シスターズ)」という存在であることを告げる。

妹達を殺す謎の実験の存在を知った上条は、クローン元である御坂に真相を尋ねるため、彼女が通う常盤台中学校の学生寮に向かう。御坂のルームメイト「白井黒子」に招き入れられ、御坂の部屋にやってきた上条は、隠された実験詳細の資料を発見する。そこには学園都市最強の能力者であるレベル5の第一位「一方通行(アクセラレータ)」に対し、2万通りの戦場で2万人の妹達を殺害させ、「一方通行」をレベル6に進化させるという内容が書かれていた。
上条は御坂を見つけ出し、彼女が実験を止めるために「一方通行」と戦おうとしていることを聞く。オリジナルである自らが「一方通行」を相手に瞬殺されれば、クローンである妹達を使った実験にも見直しが生じるはずだという自己犠牲の作戦に上条は激怒した。
止める上条を力ずくで退けようとする御坂に、上条は無抵抗の姿勢で挑み身体を張って彼女を説得した。そして上条自身が「一方通行」を撃破することを誓い、今夜の実験が行われる場所へと向かった。

「一方通行」に対し生身で立ち向かう上条は、あらゆる力のベクトルを操作し自身へのダメージすら相手へ反射する無敵の相手に「幻想殺し」が通用することに気付く。敵を一撃で倒し、相手の攻撃は反射できてしまう能力を持つが故、直接の戦闘能力が極めて低かった「一方通行」を相手に、上条は真っ向からの殴り合いを挑み彼を追い詰める。
追い詰められた「一方通行」は空気を圧縮してプラズマを生み出し、逆に上条を瀕死に追い込む。しかし御坂美琴の願いを聞き入れた妹達の助力により、学園都市中の風車を操ることで空気の流れを乱し、プラズマが崩壊。立ち上がった上条に拳を叩きこまれ、「一方通行」は敗れた。

「一方通行」が無能力者に敗れたことにより実験は凍結され、生き残った1万人の妹達は実験から解放されることとなった。

一方通行の償い

上条に敗れた「一方通行」は妹達の上位個体であり、彼女達が用いる脳波ネットワーク「ミサカネットワーク」の総司令部でもある「打ち止め(ラストオーダー)」という幼女と出会う。1万人以上の妹達を殺した自身に好意を向けて接してくる彼女を不審に思う「一方通行」に、ファミレスで食事をしながら「打ち止め」は「実験があったから自分達は生まれることが出来た」と感謝を告げる。
そして「一方通行」の強さ故の孤独を見抜き、実験前に幾度となく話しかけてきていたのは、本来は戦いたくはないというサインだったのではないかと指摘する。

調整不足により倒れた「打ち止め」を置いて「一方通行」が向かったのは、かつての実験の研究施設の一つであった。
その研究所の職員である芳川桔梗は、「打ち止め」の脳内にウイルスのような不正プログラムが打ち込まれたことを彼に教える。これが起動すると肉体の調整のため世界中に散らばっている生き残りの妹達に、一般市民への無差別攻撃という命令が下ってしまう。
これを防ぐ方法は「打ち止め」を保護し、ウイルスを打ち込んだ犯人である天井亜雄を捕らえてワクチンプログラムを完成させることか、彼女を処分することの二つしかなかった。

自分の力は壊すことは出来ても守ることは出来ないと語る「一方通行」だったが、これまでの自分から変わり、誰かを自分の手で救うことに向き合う覚悟を決めた彼は「打ち止め」を救う決断をする。
天井を気絶させ無事「打ち止め」を保護した一方通行だったが、ウイルスが起動準備に入ってしまう。彼女を処分することを芳川から告げられた「一方通行」は激昂する。そこで「一方通行」は自身のベクトル操作の能力を使い、「打ち止め」の脳内の電気信号を制御することでウイルスの削除を試みる。しかし、あと少しで消去が完了するというところで目を覚ました天井が、「一方通行」に向けて発砲。ウイルス消去の為反射を切っていた「一方通行」は銃弾を額に受けてしまう。

間一髪ウイルスの消去には成功し、錯乱した天井が「打ち止め」を発砲するのを防いだ「一方通行」は意識を失ってしまう。天井は遅れてやってきた芳川と同士討ちになり死亡。残りの三人は「冥土帰し(ヘブンキャンセラー)」の異名を持つ凄腕の医者の治療によって命を取りとめた。「一方通行」は脳にダメージを負うこととなったが「打ち止め」を救うことに成功し、芳川の血流を操作し失血死を防いだ彼は見事、自分の手で誰かを守ることを成し遂げたのであった。

学園都市とローマ成教の対立と「神の右席」との戦い

魔術サイドの一大勢力であるローマ正教は、科学サイドの人間である上条により数々の作戦や魔術が妨害されてきたことを理由に彼を正式に敵として判断。ローマ成教の禁断の組織と呼ばれる「神の右席」の一人である「前方のヴェント」が学園都市へ侵攻する。彼女の魔術により学園都市の人間の7割が昏倒し、これに対抗するため学園都市統括理事長である「アレイスター・クロウリー」は、能力者が無自覚に発してしまう微弱な力のフィールド「AIM拡散力場」が人の形を構築した存在である「風斬氷華」をベースに発現した人工天使の「ヒューズ=カザキリ」を召喚する。

ヒューズ=カザキリの発現にはウイルスを打ち込んだ「打ち止め」によるミサカネットワークの操作が必要であり、彼女はかつての「一方通行」の研究者の一人である木原数多と、彼が率いる「猟犬部隊(ハウンドドック)」に拉致されていた。
反射が効かない木原に一度は敗北した「一方通行」だが、「打ち止め」を救う為再度彼に挑む。
銃弾で頭を打たれ脳にダメージを負ってしまった「一方通行」は、能力の使用にミサカネットワークを介する必要があった。それを制御するバッテリーの充電が切れてしまうと能力はおろか、自らの足で立つことも喋ることすらも出来なくなってしまう。木原との戦闘中にバッテリーが切れ倒れた「一方通行」は、それでも木原に立ち向かい背中から謎の黒い翼を発現。正体不明の力で木原を抹殺した。
「打ち止め」は「一方通行」についてきたインデックスが御坂の知識を借り、科学の要素を魔術に理解し直すことで歌の魔術を用いウイルスを止めることに成功した。
一方、ヴェントはヒューズ=カザキリの発現や上条の幻想殺しに追い詰められ、遂には敗北する。しかし、突如乱入してきた同じ神の右席のメンバーである「後方のアックア」により回収された。

学園都市とローマ正教の対立があらわになり、世界中でローマ正教徒による科学サイドへの大規模デモが起こる。上条はイギリス清教と学園都市の二重スパイである友人の「土御門元春」にフランスのアビニョンへと連れて行かれ、今回の騒動の原因が『C文書』と呼ばれる「世界中の人に宣言したことを強制的に『正しい』と信じさせる」ローマ正教の霊装だと教えられる。
アビニョンで上条は偶然にも『C文書』を探っていた神裂の古巣、「天草式十字凄教」の「五和」と出会い、デモの中を教皇庁宮殿へと向かう。そこには神の右席の一人「左方のテッラ」が待ち構えており、これと戦闘になる。
一時はテッラに圧倒されるも、土御門と五和の活躍により上条に倒される。幻想殺しの秘密を知っているらしいテッラから上条が話を聞こうとした時、学園都市の超音速爆撃機から放たれた攻撃を受け姿を消した。
しかし死んだわけではなくこれを防いでいたテッラはバチカンへ帰還するも、ローマ近郊の子供や観光客達を術式の調整に使い虐殺したことを咎めたアックアの手により粛清された。

ローマ正教から追われる身となった上条のもとに五和がやってくる。五和達天草式はイギリス清教にアックアからテッラの遺体と共に上条の襲撃予告が届いたため、彼を護衛するために学園都市にやってきていた。
万全の警備体制を敷く天草式だったが、アックアはそれを軽々と破り、上条は五和の目の前で殺されかけてしまう。何とか逃げ出し命を繋ぎ病院で眠る上条を前にリベンジを誓う五和や天草式の面々だったが、神の子と聖母の両方の身体的特徴をもつ特別な聖人であるアックアが誇る絶対的な力を前に、再び窮地に追い込まれる。

その時、彼らを救うべくかつて天草式十字凄教の女教皇であった聖人神裂火織が現れる。瀕死のまま病院を抜け出した上条を含めた面々とアックアの戦いが始まるも、アックアは尚、圧倒的な力を見せつけた。
激戦の末天草式の切り札たる対聖人専用術式「聖人崩し」をその身に受け、 一時的に聖人としての力を封印、暴走させられたアックアは一瞬制御不能になる。 保有する大きな力の影響で大爆発を引き起こし、敗北した。

第三次世界大戦勃発

科学サイドの学園都市と協調路線を取るイギリス清教を相手に、ローマ正教とロシア成教との第三次世界大戦が勃発した。
科学・魔術両サイドを巻き込んだ大規模な騒乱には、神の右席の最後の一人えある「右方のフィアンマ」が暗躍していた。
フィアンマは自身の能力である、設定した敵に合わせて適切な出力を行う「聖なる右」の性質を逆手に取る。第三次世界大戦に伴って発生するであろう世界中の「悪意」を浮き彫りにし、これを敵として設定することで「世界を救う力」を引き出そうとした。そしてその為の鍵となる上条の「幻想殺し」やインデックスを狙っていた。

フィアンマに奪われたインデックスを救う為、上条は戦地であるロシアへと赴く。天使の召喚や空中要塞「ベツヘレムの星」の浮上などを通じ、右腕の力を強化したフィアンマと対峙した上条は、彼によって右腕を切断される。右腕の「幻想殺し」を吸収し、己の右腕の力を完璧なものへと強化するも、上条の右腕が得体のしれない力により再生。「幻想殺し」も再び上条の元へ戻り、逆にフィアンマの右腕の力が弱体化することになってしまい、上条の拳の前に倒れた。

第三次世界大戦の黒幕を倒した上条はインデックスに、隠していた自身の記憶喪失を告白。残された天使を消滅させるべく、ベツヘレムの星共々天使に突貫し行方不明となった。

新たな敵グレムリンの台頭

第三次世界大戦終結から数日後、上条は魔術結社「明け色の陽射し」のボスである少女、「レイヴィニア=バードウェイ」に救出され学園都市へ帰還する。レイヴィニアからは第三次世界大戦後に出現した魔術結社である科学と魔術の混合組織「グレムリン」の存在を知らされる。

ハワイや東欧、そして学園都市と世界中で暗躍を続けるグレムリンの真の目的は、グレムリンのリーダー格であり魔術を極め神域に到達した魔術師「魔神」の「オティヌス」を魔神として完成させること。そして完成したオティヌスにより構成員それぞれの願いをかなえてもらうことであった。
オティヌスは「無限の可能性」を持つ存在であり、それ故に「成功する可能性」と「失敗する可能性」が五分五分で存在するという弱点があった。そのためグレムリンは、オティヌスが無限の可能性を掌握し、「成功100%」を得るために必要な装備である「主神の槍(グングニル)」の作成を目指しており、世界各地で行われた事件はすべてがこのための布石であった。

グレムリンは主神の槍の完成のめどが立ったことをきっかけに学園都市に侵攻を開始。侵攻途上にある東京23区に甚大な被害と混乱を招き、グレムリンの本拠地「船の墓場(サルガッソー)」を捜索する世界各国の裏を突いた。それと同時に世界各地でグレムリン正規メンバーが攻撃を開始し、各国の精鋭と戦闘を繰り広げた。主神の槍を手に入れたオティヌスの前には、魔人になり損ねた男である「オッレルス」が立ちふさがり、彼女を弱体化させるために編み出した術式「妖精化」を行使する。しかし、オティヌスはこれを逆手に取り、妖精化により得た「失敗100%」を用いて魔神として完成してしまった。

魔神オティヌスと上条当麻の物語

魔神の力を完全に掌握したオティヌスは、魔神の世界を改変するという神の如き力で一度世界を消滅させる。世界消滅後の「黒一色の世界」にて、残された上条を絶望の淵に追い込む為だけに世界を数千億回以上も創り変えた。実はオティヌスはこれ以前にも世界の改変を幾度となく行っており、彼女の真の目的は忘れてしまった元の世界に帰るというものであった。そのためにオティヌスは魔術の影響を受けず、改変前の世界にも間違いなく同じ性質で存在した幻想殺しを「世界を元に戻すための基準点」として欲していた。

オティヌスは上条を幻想殺しのただの器にするため、彼の心を折るように幾度となく世界を改変した。何万以上もの絶望的な世界を体感させられても心の折れなかった上条だったが、「上条の知人も含んだあらゆる人が上条抜きで救われ、自身の軌跡が全て否定された世界」において、インデックスが記憶を失わずステイルや神裂と幸せそうに笑っている様子を目撃。遂に心を折られ死を決意した。しかし、そこを突如として現れたミサカネットワーク全体としての大きな意思「総体」からの説得を受ける。
「大切な人達の最高の幸せ」を奪う選択をしたくないがために、大切な人達に忘れられて消えるという「究極の不幸」を受け入れようとする上条に喝を入れ、それでも大切な人を犠牲にしたくないと答えた上条に対し、「ポッと出の黒幕にこれまで築いてきた全てを奪われて本当に悔しくないのか」という質問を投げかけた。長い沈黙の末、上条は初めて「悔しい」「帰りたい」という本音を吐露した。「一度くらい自分を優先してもいい」「自分の心も救え」と総体に諭された上条は気力を取り戻し、元の世界に帰りたいという上条自身のたった一度の我儘を叶えるため、再度オティヌスへと立ち向かった。

無限に繰り返される戦いの中で上条は、オティヌスが「元の世界」に帰る第1希望と「次の世界」という第2希望の間で葛藤していることを見抜く。そんな中、繰り返される闘争により上条よりも先に精神的限界が訪れたオティヌスは、第1希望を切り捨て上条を完全に殺すことを決意し、奥の手の魔術「弩」を発動。上条は敗れ、オティヌスに幻想殺しを使って彼女の元の世界を取り戻すよう促しながら死亡した。
それを受けたオティヌスは、「元の世界に帰ること」は手段に過ぎず、自分が真に求めていたのは世界に対する違和感と疎外感を共有する「理解者」であったこと、 上条こそがその「理解者」だったことに気付き、「元の世界」ではなく「上条当麻が生まれた世界」を復元することを決断した。妖精化の術式により身体が内側から次第に崩壊している彼女は、この決断によりわずかな時間「理解者」を得ることと引き換えに、世界中の敵から殺される運命を選択する。しかしオティヌスの「理解者」となった上条は、彼女がただ殺されるだけという結末を許せず、オティヌスの罪をきちんと償わせるために、世界を敵に回してでも彼女を守ってみせると宣言した。

上条はオティヌスの身体の崩壊を防ぎ魔神としての力を捨て去るため、デンマークの「ミミルの泉」からかつて彼女が魔神に昇華するために捧げた「目」を回収して人間に戻すことを決意する。オティヌスは残された魔神の力を振り絞り、魔術「骨船」を発動し、上条と共に東京からデンマークへ移動する。上条はグレムリンと戦っていた全ての勢力と敵対することとなり、魔術サイドであるローマ・ロシア・イギリスの最高戦力達や米国の連合軍、裏切られたグレムリンの残党や上条の仲間であるインデックスや美琴達と時に説得を行いながらも死闘を繰り広げ、何とかこれを退ける。次いで仇討ちに現れたオッレルスの仲間、「聖人」のシルビアとブリュンヒルドに殺されかけるもオッレルス当人の介入により、何とか窮地を脱する。

ミミルの泉目前ではグレムリンの正規メンバーであり、かつて学園都市で上条と行動を共にし、戦闘も行った「トール」と戦闘になる。以前戦った際に激戦を演じた「雷神」の性質ではなく、真の能力である「全能神」の力を用いた「絶対に勝てる位置に自動的に瞬間移動する能力」に圧倒されるが、彼の能力の弱点である「相手との戦闘に関係のないものは対象に出来ない」という点を突き、これを撃破した。長い道のりを経てミミルの泉に着いたオティヌスであったが、ここで「自分は本当に救われていいのか?」と悩んだ末、 上条が「魔神オティヌスを救った罪」を背負うことを拒み、 彼との戦いの中で死ぬことでその功罪をゼロに戻すため、上条に向けて再び「弩」を発動した。 上条は「弩」を乗り越え「妖精化」の光の杭を抜き取るも、既に魔神の力を使い果たしていた彼女の体は次第に崩壊。 最後に「上条が自分を救ってくれると言った時、もう自分は救われていた」と伝えると、光の粒子となって消えてしまった。

しかし、死亡したと思われたオティヌスは消滅の際に未だ魔神であったため、残った部分が勝手に再統合。かつての力ももう使えないが、自分の意思が残留してしまい、全長15cm程の大きさで復活した。オティヌスは世界から「自殺してでも目を背けようとした幸せな世界を、一番近い場所で永劫に眺める」という罰を受け、上条の下で生活することとなった。

現れた真の魔神

学園都市では全学区の学校を巻き込んだ防犯オリエンテーションが行われ、上条はその犯人役に選ばれる。校内を逃げまわる上条だが、昇降口の下駄箱で奇妙な手紙を発見する。指定された屋上に赴き目にしたのは、「真のグレムリン」の魔神、「僧正」だった。

完成された真の魔神は存在するだけで世界に影響を与えてしまうため、僧正たちは「隠世(かくりよ)」という特殊な世界に存在していた。しかし学園都市統括理事長かつ最高最強の魔術師「アレイスター=クロウリー」の手により隠世は破壊され、僧正たちは現世での存在を余儀なくされる。世界を破壊せぬよう「鏡合わせの分割」という術式を用いて「現世を壊さないギリギリに制限した力を無限に持つ」状態で現世に降り立つも、この術式を解析したアレイスターにより術式を逆利用され、 改変したパラメータを埋め込まれたために可殺状態に追い込まれてしまっていた。
そしてオティヌスが現世に留まったのは、彼女の死が上条当麻の今後に影響を与えるので彼の方向性が変わるのを防ぐために僧正が介入したためであったことが語られる。

僧正は上条に自分たちが創り歪ませる世界や運命に対し、それらに影響されない幻想殺しを持つ上条を創り上げた世界の「採点者」として欲しており、上条の前に姿を現したのはその交渉であった。しかしオティヌス戦を経た上条は自らが世界の操縦者に与することをすぐさま拒否し、交渉は決裂。まともに戦っても勝ち目はない魔神から「アクロバイク」という電動アシスト自転車を用い、居合わせた美琴と共に逃亡した。
僧正は街中に被害を出しながら上条を追い回し、事前に事態を察知し加勢に現れたフィアンマを一蹴するなど、大幅な弱体化術式を掛けられた状態であっても尚圧倒的な力を見せつけた。
「生きたまま地下の暗室に籠り、自らの意志で餓死した」即身仏である僧正は「土」を能力の起点としており、上条たちは一学区を丸ごと航空・宇宙開発分野のために占有させている第二三学区に僧正を誘導すると地下サイロ式マスドライバーをジャックして僧正を大気圏外に打ち上げた。
僧正はアローヘッド彗星を取り込み大気圏に再突入をするも、アレイスターの部下の「木原脳幹」が操る「対魔術式駆動鎧(アンチアートアタッチメント)」の攻撃を受けて撃破された。

「理想送り」上里翔流との対立と奪還

僧正が撃破されたことに激怒し、学園都市を破壊しようとした同じく真の魔神である「娘々」と「ネフテュス」の前に、この世界に現れていたというその他の「魔神」を全て撃滅した少年「上里翔流」が現れる。
上里は右手に宿った「今の世界に執着しながら別の世界を求める」という意思である「願望の重複」を持つ者を、「新天地」と呼ばれるどこか別の世界に飛ばす能力である「理想送り(ワールドリジェクター)」を用いて二人を現世から消滅させた。

『とある魔術の禁書目録』の登場人物・キャラクター

上条当麻

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@7kyuta19gt

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とある魔術の電脳戦機(電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録)のネタバレ解説・考察まとめ

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『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』とは、2018年2月にセガゲームスから発売されたPlayStation 4及びPlayStation Vita用の3D対戦ロボットゲーム。セガの3D対戦ロボットゲーム『電脳戦機バーチャロン』と鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』の公式コラボ作品『とある魔術の電脳戦機』を原作としており、主人公の上条当麻が学園都市でゲームとして流行したバーチャロンを巡る数々の事件に仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。

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とあるシリーズの能力者・原石まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

とあるシリーズの能力者・原石まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

『とあるシリーズ』には科学的に開発された能力者が登場する。能力者は学園都市の中で生まれるものだが、まれに外部で天然の能力者が生まれることもある。この能力者は原石と呼ばれ、特殊性・稀少性が高いことで知られている。ここでは小説以外にもシリーズのアニメ・マンガ・ドラマCDなどに登場した能力者・原石をまとめた。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の能力者まとめ【レベル0から5まで!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の能力者まとめ【レベル0から5まで!】

『とある魔術の禁書目録』では、学園都市に住む学生たちが能力開発によって科学的に「超能力」を扱えるようになっている。能力はその出力や効果によってレベル0「無能力者」からレベル5「超能力者」までの6段階に分けられており、主人公の上条当麻はレベル0「無能力者」に分類される。

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御坂美琴中心!とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴中心!とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴は『とある魔術の禁書目録』、『とある科学の超電磁砲』に登場する「常盤台のエース」と呼ばれる超能力者である。能力名は「超電磁砲(レールガン)」であり、発電能力における最高の能力とされる。 ここでは御坂美琴のものを中心に、とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像をまとめた。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の魔術師まとめ【聖人や魔神も記載!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の魔術師まとめ【聖人や魔神も記載!】

『とある魔術の禁書目録』には多くの魔術師が登場する。魔術師はそれぞれ魔法名という通り名を持っており、自身の願いや信念を名前に込めている。また聖人という「生まれながらにして神の力の一端を宿した人間」や、魔神という「魔術を極め過ぎて神の領域に到達した魔術師」も作中に存在する。

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レベル5第5位・食蜂操祈のかわいい壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

レベル5第5位・食蜂操祈のかわいい壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

食蜂操祈は『とある魔術の禁書目録』に登場する学園都市第5位の超能力者(レベル5)だ。彼女の能力は「心理掌握(メンタルアウト)」。記憶の読心・人格の洗脳・離れた相手と念話など、多彩な力をこなせる学園都市最強の精神系能力である。 上条当麻とは『禁書目録』開始の1年程前に出会い、命を救ってもらっている。しかしその際の出来事によって上条の脳はダメージを受け、食蜂のことを記憶に残せなくなってしまった。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の高画質な壁紙・画像まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)の高画質な壁紙・画像まとめ

『とある魔術の禁書目録』は超能力などのオーバーテクノロジーを扱う「科学サイド」と、聖書や魔術などのオカルトを扱う「魔術サイド」が混在する世界観を描いた作品である。主人公の上条当麻は「科学サイド」に所属しながらも、「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という科学や魔術では説明がつかない力を持っている。

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学園都市第2位・垣根帝督の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

学園都市第2位・垣根帝督の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

垣根帝督は『とある魔術の禁書目録』に登場するレベル5の超能力者である。序列は第2位。学園都市の暗部「スクール」のリーダーで、「未元物質(ダークマター)」というこの世に存在しない新しい物質を作り出す能力を持つ。能力使用時には天使のような6枚の発光する翼が形成される。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)のレベル5の超能力者まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)のレベル5の超能力者まとめ

『とある魔術の禁書目録』に登場する超能力はその出力や効果によってレベル0から5までの6段階に分けられており、最高位であるレベル5は7人しかいない。その中でも第1位から第7位までの序列が存在するが、こちらは出力などではなく「能力研究の応用が生み出す利益」を基準に評価されている。

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学園都市最強の超能力者!一方通行(アクセラレータ)のイラスト・画像集【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

学園都市最強の超能力者!一方通行(アクセラレータ)のイラスト・画像集【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

一方通行(アクセラレータ)は『とある魔術の禁書目録』に登場する超能力者(レベル5)の序列第1位である。あらゆる力のベクトルを任意に操る能力を持ち、学園都市最強の座に君臨していたが、ある事件で脳に障害を負い、ミサカネットワークという補助がなければ能力の使用はおろか思考や発声もままならない状態になってしまう。

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打ち止め(ラストオーダー)のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

打ち止め(ラストオーダー)のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

打ち止め(ラストオーダー)は『とある魔術の禁書目録』に登場する御坂美琴のクローン「妹達」の1人で、他の個体に対する制御や命令権を持つ上位個体だ。自分を命懸けで救ってくれた一方通行(アクセラレータ)をとても慕っている他、「妹達」を助けてくれた上条当麻に対しても感謝の気持ちを抱いている。

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インデックス(とある魔術の禁書目録)の画像まとめ

インデックス(とある魔術の禁書目録)の画像まとめ

インデックスは『とある魔術の禁書目録』に登場する魔術師の少女で、10万3000冊の魔道書を記憶する「魔道書図書館(禁書目録)」という役割を担っている。この役割のため、当初は1年毎に魔導書以外の記憶を消去しなければ命を落とすという制約がかけられていたが、上条当麻の働きによって解除された。

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レベル5第3位・御坂美琴のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

レベル5第3位・御坂美琴のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴は『とある魔術の禁書目録』に登場するレベル5の超能力者の1人で、序列は第3位。能力名の「超電磁砲(レールガン)」は彼女の通り名でもあり、作中でしばしば「常盤台の超電磁砲」と呼ばれている。外伝作品の『とある科学の超電磁砲』では主役を務める。

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とある魔術の禁書目録(インデックス)の表紙まとめ【漫画や超電磁砲の画像も!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の表紙まとめ【漫画や超電磁砲の画像も!】

『とある魔術の禁書目録』はサイエンスの科学サイドと、オカルトの魔術サイドが混じりあう世界観を描いた作品で、2021年までに本編小説のみで55巻も発売されている。ここでは『とある魔術の禁書目録』の小説・漫画、外伝作品『とある科学の超電磁砲』の表紙をまとめた。

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絹旗最愛のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

絹旗最愛のイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

絹旗最愛は『とある魔術の禁書目録』に登場する暗部組織「アイテム」の一員だ。「窒素装甲(オフェンスアーマー)」という能力を持つ大能力者(レベル4)で、窒素を自在に操ることができる。また過去に「暗闇の五月計画」という計画の被験者になっており、一方通行(アクセラレータ)と同じような常時展開された自動防御能力を有している。

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希少な原石!姫神秋沙の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

希少な原石!姫神秋沙の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

姫神秋沙は『とある魔術の禁書目録』に登場する上条当麻のクラスメイトで、学園都市外部において自然に発現した天然の能力者「原石」の1人である。彼女の能力「吸血殺し(ディープブラッド)」は”吸血鬼をおびき寄せ、血を吸わせて灰に帰す”という非常に特異な効果を持っている。

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フレンダ=セイヴェルンのイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

フレンダ=セイヴェルンのイラスト・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

フレンダ=セイヴェルンは『とある魔術の禁書目録』に登場する暗部組織「アイテム」の一員である。敵に対しては冷徹だが、友達全員に誕生日プレゼントとボイスメッセージを用意するなど、親しい相手には優しさを見せる。 「結局」や「~なワケ」などの特徴的な口癖がある。

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