【進撃の巨人】アルミン「岩を運ぶ以外のことは全部僕に任せるんだ!!」 【厳選名作SS】
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。今回はトロスト区防衛任務において、エレンが岩で扉を塞ぐ任務を行っていた際のお話です。周りの巨人の掃討を請け負ったアルミンが意外な活躍を見せます。
エレン『ウオオオオオオオオォォッッ!!』
アルミン「ようやく起きたかエレン!」
エレン『ウオオオオォォォォッッ!!』
アルミン「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
エレン『ウオオオオオォォォォッッ!!』
アルミン「おおおおおぉぉぉぉ……おおおお……」
アルミン「ごほっごほっ」
エレン『ウオオオオオォォォォ――』
アルミン「いつまでやっているんだ! チョップ!!」
エレン『ウオ”オ”ッ!?』
アルミン「さぁみんなの援護だ! エレンも手伝ってくれ!」
エレン『オオオオ……』 ズズーン
アルミン「!? 何をやっているんだエレン!? 早くみんなを助けに――」
アルミン「あ、岩か! そうか、岩を運ぶんだった! エレン、岩を運ぶんだ!!」
アルミン「よしいいぞ! 岩は任せた! あとの巨人とかは僕に任せてくれッ!!」
――
ザザッ
リコ「くっ」
モブA「班長ここまでです! もう私たちしか残ってない……!」
リコ「いったん岩まで退け!」
シュルシュルシュル――
アルミン「うおおおおおおッ!!」
スパァンッッ
リコ「!?」
アルミン「訓練兵、アルミン・アルレルト到着ッ!!」
アルミン「さっき頭をかじられてた兵は何とか生存しています!」バッ
モブA「ああ、B子!」
アルミン「他の班員も全員助けました! ここから先は僕に任せてください!!」
リコ「えっ、エッ?」
――
イアン「状況は!」
モブA「巨人5体、扉から来ます!」
モブB「……い、いえ、巨人4体です!」
イアン「!?」
モブA「ち、違うだろ! よく見ろ5体……あ、あれ? 3体」
モブB「い、いや! 2体になってる!」
イアン「おい、報告は正確に――」
イアン「!? あ、あれは!」
アルミン「うおおおおおぉぉぉぉぉッッ!!」 ッザンッ
モブA「あいつだ! あいつ一人で巨人を片付けている! なんと鮮やかなお手並み!!」
モブB「最後の一体まであっという間だ! あれぞ真の駐屯無双よ!!」
イアン「……リコ……人間性を保ったままヒトを死なせずに巨人に勝つ方法あった……」
――
ズーン
ズーン
ミカサ「!」
ミカサ「エレン……!」
アルミン「ミカサァァァッ!」
パシューン スタッ
ミカサ「アルミン!」
アルミン「エレンが勝ったんだ!」
アルミン「いま、自分の責任を果たそうとしている!」
アルミン「あとは、エレンを扉まで援護すれば、僕らの勝ちだ!」
アルミン「僕らの勝ち! 勝ちなんだぞ!? 勝ちってつまり勝ちってことだ!!」
アルミン「勝利は目の前なんだァーッ! うわあああァァァーッ!!」
パシューン
ミカサ「進撃のアルミン」
イアン「死守せよ!」
ミタビ他「!」
イアン「我々の命を引き換えにしても、エレンを扉まで守れ!」
イアン「絶対に、巨人を近づけさせるな!!」
ミタビ「おう!」
イアン「お前たち二人は、エレンのもとへ向かえ!」
ミカサ「」ポツネン
イアン「ん? アルレルト訓練兵は!?」
ミカサ「あそこです」
アルミン「いいええやああああぁぁぁぁッ!!」ダダダダダダダダ
イアン「!? な、何を……地上に降り立つなんて自殺行為だ!」
アルミン「巨人どもが僕に食いつかないんですゥーッ!!」
アルミン「こっち向けコアアッ! 向かないとそのケツに刃ぶちこんで――」
アルミン「あっ、2体かかった! 走れええええぇぇぇ!!」ダダダダダダ
ミカサ「楽しそう」
ズーン ズーン
アルミン「こっちだ、こっちに来ぉおい!!」
巨人「」ドシーン ズズーン
アルミン「まず攻撃を避けたらカウンター気味に足へアンカーを射出!」パシューン
巨人「」バスッ
アルミン「足に刺したらガスの力で思いっきり引っ張る! いえぇえぇぇあ!」
巨人「」グラッ…
ズ… ズシーン……
アルミン「体勢が崩れたら立体機動で一気に接近して――」パシューン
アルミン「すれ違いざまに急所を削ぐ! うおおおおぉぉぉぉぉっ!!」
ザクッッ
巨人「」アヘ
ズシーン……
アルミン「これを繰り返す! 地上戦も楽勝ですよ!!」
イアン「あり得ん……いやアルのか……」
ズーン
ズーン
エレン(……身体が……)
エレン(ぐちゃぐちゃに潰れそうだっ……)
エレン『!』
アルミン「」ダダダダダダダ
エレン(アルミン!? 何してる……)
エレン(そんなところ走ってたら……巨人の餌食に……)
アルミン「どおおおおおおぉぉォォォォッッ」 ザクッ
巨人「」ズシーン
エレン(巨人が餌食に!?)
アルミン「こっちに来いよノロマアァァァ!!」スタタタタタタタタタタタタタタタ
エレン(は、速い! 上から見るとよく分かる、ゴキブリのように速い!!)
ミカサ(どさくさ紛れにエレンの身体に引っ付いておこう)アチチ
アルミン「イェエエエガーッ!」ザンッ
巨人「」ズシーン
リコ「すまん、アルレルト!」
アルミン「イェエエエガーッ!」ザンッ
巨人「」ズシーン
モブ「サンキューアルミン、もうダメかと思ったよ」
アルミン「イェエエエガーッ!」ザンッ
巨人「」ズシーン
ミタビ「助かったぜアルミン、これは借りにしとくぜ」
イアン「おいお前たち、もういい! 上がって来い!」
リコ「だな」パシューン
ミタビ「な、なぜだイアン! まだ岩は運び終えてねえっ!」
イアン「だってもうこの辺の巨人掃討されてしまった」
ズーン ズーン
エレン『……』
アルミン『どうしてエレンは、外の世界に行きたいと思ったの?』
ズーン ズーン
エレン(……俺たちはみんな、生まれたときから自由だ)
エレン(それを拒む者が、どれだけ強くても関係ないっ)
エレン(炎の水でも、氷の大地でも、何でもいい!)
エレン(それを見た者は、この世界で一番の自由を手に入れた者だ!!)
エレン(戦え!)
エレン(戦え! 戦えーっ!!)
ミタビ「水超うめえ」
リコ「始めからアルレルト訓練兵に全て任せておくべきだった」
イアン「巨人はほぼ壊滅。班員も全員無事のようだ」
イアン「なんだこれは」
アルミン「! まだ巨人が!」
アルミン「うおおおおぉぉぉっ! そこをどけええぇぇぇぇっ!!」
パシューン
サクッ スーー…スパッッ
巨人「」アヘェ
ドシーン
ズーン ズーン
エレン(もうゴールなのかよ)
アルミン「いっけぇぇぇぇぇエレェェェェエエエエン!!」
エレン『ウオオオオオオォォォォッッッ!』
ドドドォォン!!
アルミン「あっ!? しまった!!」
アルミン「門の外に締め出されてしまった!!」
リコ「……みんな」
リコ「真・打開(手段)があったな」
イアン「うまくないからな」
ミタビ「アルレルトばんざいぃぃ!」
カチャ パヒュウウウゥゥゥゥゥゥム…
リコ「人類が今日、初めて巨人に勝ったよ」
ミタビ「うおぉっしゃああああ!!」
イアン「俺には『人類が』勝った気はしないが……これでいいのだろうか……」
アンカ「――レモンバナナスパークゴールドサンビームイエローの煙弾を確認」
アンカ「作戦がシャレんならないくらい成功したようです」
\オ……オオオォォー!/
ピクシス「更なる援軍を送れ。精鋭班を救出せよ!」
――
ミカサ「エレン。出てきて」グジグジ
リコ「! 残った巨人が来る! アルレルト投入急げ!」
イアン「さっきから探しているが見当たらん!」
ミタビ「なんかさっき壁の外にいなかったか?」
イアン「くっ、どこまでフリーダムなんだ!」
ミカサ「ん……エレン。信じられないくらい高熱……」グイグイ
ミカサ「身体の一部が一体化しかけてる……」グイ…
ミタビ「おお、なんか興奮してくるなイアン」
イアン「俺の肩にゆっくり手を乗せるな!」
リコ「引っ張っても取れないなら、斬るしかない」
ミカサ「あ……待ってください!」
お断りスパッ
リコ「独身女の前でいちゃついてんじゃねえ」(気を抜くなまだ作戦は終わってないぞ)
ドサッ
ミカサ「うっ……」
エレン「……」
ミカサ「!」
ズシーン ズシーン
巨人A「」
巨人B「」
アルミン「立体機動!」
パシューン シュルルルルルル
アルミン「これより地上50mから降下!」
アルミン「ってミカサとエレンがピンチじゃないか!」
巨人A「」ヌゥ…
ミカサ「くっ」
アルミン「ミカサ! エレン!!」パシューン
パシューン
リヴァイ「」シュルシュルシュル
アルミン「あっ!?」
リヴァイ「何っ!?」
ゴンンッッ
アルミン「うぎっ」
リヴァイ「痛ってぇな……」
アルミン「急に横から飛び出すとは! 何者なんだ!!」
リヴァイ「いきなり上から落ちてきやがって……なんだこのガキは」
アルミン「ん!? その背中の紋章……どこかで見たような!」
アルミン「エレン! あのマークは確か!?」
エレン「う……うぅ……自由の……つばs」
アルミン「それだーっ調査兵団ッ!!」
リヴァイ「おい巨人きてるぞ!!」
巨人A「」ズシーン
アルミン「おわっ! いつの間に接近を許したんだ!」
リヴァイ「ちっ……」
パシューン シュルルル
アルミン「こいつ!」
スタタタタタタ パシューン
リヴァイ「!? おい馬鹿、邪魔だっ!」
アルミン「!? アンカーの先が重なって! この軌道はまずいぞ!」
ゴツンッッ
アルミン「うわらば」
リヴァイ「ちいっ。おいてめえ、5分大人しくしてろ。次動いたら削ぐぞ」
アルミン「何おう! お前こそ急に割り込んで僕の邪魔をするない!」
リヴァイ「末端風情が。ケンカ売るなら俺が巨人を片付けた後にしろ」パシューン
アルミン「人の獲物を横取りなんて許せる所業か!!」パシューン
ゴツンッッ
リヴァイ「オイお前いい加減にしろよ」
アルミン「なぜだ! どうして調査兵団が僕の邪魔をするんだ!」
巨人A「」ズーン…
巨人B「」ズシーン…
ミカサ「ふう。終わった」
リヴァイ「!?」
アルミン「あっ!?」
アルミン「ああ。ナイス! ミカサ!」
リヴァイ「……」
リヴァイ「おいガキ共。これはどういう状況だ?」
エレン「……お、おい、これはどういう状況なんだ?」
ミカサ「どういう状況ってどういう状況?」
アルミン「そんなことより巨人はもういないのかよ!?」
――
ライナー「……」ザッ ザッ
ライナー「!! ……おい……お前」
ライナー「ベル……えっと……ベル……か?」
ベルトルト「」
女医「訓練兵。彼の名前が分かるのか?」 ザッ ザッ
ライナー「いねえと思ったら……でもこいつに限って……マジであり得ねえ……」
ライナー「ベル……何があった? だ……誰か、誰か。こいつの最期を見た奴は……」
女医「彼の名前は? 知ってたら早く答えろ」
女医「分かるか、訓練兵。岩で穴を塞いで云々かんぬん巨人のケツに云々かんぬん」
女医「仲間の死を嘆く時間はまだないんだよ。分かったか」
ライナー「……。……第、104期……訓練兵団所属……ベル……バー……」
女医「ベル・バーか。名前が分かって良かった」
ベルトルト「どんだけ縮めてるんだよ!」ガバッ
ライナー「おお生きてた! 良かった! 故郷へ帰ろう!」
アニ「ごめんなさい……」
アニ「ごめんなさい……」
コニー「――おい見ろよジャン!」
ジャン「んだよ面倒くせえな。俺はミカサ探しで忙し……」
サシャ「アニが上官の人に告白されているんです!」
ジャン「な、何っ、アニが?」
コニー「しつこく言い寄られてるけど断り続けてるんだよ! こいつぁ見物だぜ!」
サシャ「あっ! ついにアニがキレちゃいましたよ!」
コニー「うひょー強烈な蹴り。かわいそうに相手はお星様だぜ」
ジャン(参考にはならねえなー……)
ドゴシャッ
イアン「なんか降ってきた」
イアン「ってミタビ何があったん!?」
――
エレン「……」
エレン「はっ!?」
エルヴィン「何か質問はあるか?」
エレン(……調査兵団、実行部隊のトップ。エルヴィン団長と……リヴァイ兵長!)
エレン(……となぜかアルミン!!)
アルミン「エレン! 無事だったか!」
エレン「アルミン! ここは……?」
エルヴィン「見ての通りだが、地下牢とだけ言っておこう」
エルヴィン「いま君の身柄は憲兵団が受けもっている」
エルヴィン「先ほどようやく、我々に接触の許可が下りた」スッ
エレン「! そのカギは……!」
アルミン「僕がどさくさに紛れて預かってた! もしかしたら巨人になれるかと思って!」
エレン「余計なことすんなや!!」
エルヴィン「まぁ元は君の持ち物だから、後で返そう」
アルミン「くっ」
エレン「何がくっだよ!」
エルヴィン「君の生家。シガンシナ区にあるイェーガー医師の地下室」
エルヴィン「そこに巨人の謎がある。そうだね?」
エレン「……はい、おそらく。父がそう言ってました」
リヴァイ「お前は記憶喪失。親父は行方知らずか。随分都合のいい話だな」
アルミン「ああ”ん!?」シャキーン
エルヴィン「リヴァイ。彼が嘘をつく理由はないとの結論に至ったはずだ」
エルヴィン「まだまだ分からない事だらけだが、今すべきことは、君の意志を問うことだと思う」
エレン「俺の……意志ですか……」
エルヴィン「君の意志がカギだ。この絶望から人類を救い出す、カギなんだ」
アルミン「カギに意味を『掛ける』高度なテク!!」
リヴァイ「ふっ」
エルヴィン「やめろっ」4コマネタハ
リヴァイ「おい。さっさと答えろ、グズ野郎。お前のしたいことは何だ」
エレン「……ハァ……ハァ……。調査兵団に入って……」
エレン「とにかく巨人をぶっ殺したいです」
リヴァイ「ほう」キラン
リヴァイ「悪くない……というか」
アルミン「僕と一字一句同じというね! さすがはエレン!!」
リヴァイ「……エルヴィン。こいつの責任『も』俺が持つ。上にはそう言っておけ」
リヴァイ「俺はこいつを信用した訳じゃない」
リヴァイ「こいつが裏切ったり暴れたりすれば、すぐに俺が殺す」
アルミン「そのときはリヴァイ兵長。あなたも道連れだ!」
リヴァイ「あ?」
エルヴィン「やめろっ!」
リヴァイ「ちっ。……とにかく、認めてやるよ。お前の調査兵団入団も」
アルミン「エレン、一緒に頑張ろう!!」
エレン「ふぇっ!?」
こうして無事に調査兵団入団を決めた エレンとアルミン
結果的に彼らの活躍は 人類に多大なる貢献を果たした
なぜなら彼らは 調査兵団最大の障害である巨人たちを
見つけ次第 手当たり次第に 駆逐し尽くしてしまうため
調査兵団本来の目的が この上なく円滑に達せられるようになったためである
数年後には訪れる平和 そのとき町の子供たちは答えるだろう
最強兵団は? エレン巨人団!!
人類最強は? アルミン! リヴァイはヤヴァイ エルヴィンヅライ
そうだ! 巨人でゴリ押しエレン! 人類最強・アルミン!!
輝ける世代を土台を叩き上げるは君たちだ! ゆけっアルミン!! 押せっアルミン!!
終わり
【進撃の巨人】アルミン「エレンとジャンが喧嘩して暴れていた音です」【厳選名作SS】 - RENOTE [リノート]
renote.net
進撃の巨人の厳選名作SSを掲載しています。エレンとジャンが喧嘩していたことを正直に教官に報告したアルミン。しかしその結果、なぜかジャンとエレンは仲直りし、ミカサが羨むほどの大親友になるのでした。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1373178092/
アルミン「岩を運ぶ以外のことは全部僕に任せるんだ!!」
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ヒッチ・ドリス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ヒッチ・ドリスとは『進撃の巨人』の登場人物で、憲兵団の新兵。アニ・レオンハートとは同期でルームメイト。ウェーブヘアが特徴の少女で、軽薄で不真面目な言動が多い。他の新兵同様安全な内地で楽をするために憲兵団に入ったが、実は機転の利くところがある。アニのことは愛想のない同期だと思っていたが、ストヘス区の戦闘以降行方不明になったことを心配しており、アニの正体が「女型の巨人」であることを知って大きなショックを受けていた。同期のマルロ・フロイデンベルクに好意を持っているが、マルロ本人は気づいていない。
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エルヴィン・スミス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
エルヴィン・スミスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、調査兵団第13代団長である。調査兵団は人類の生存圏を広げることを目的とし、日々巨人との死闘を繰り広げている。その類まれなる頭脳と判断力から大きな功績を挙げているが、目的のためなら手段を選ばない非情さから「悪魔的」と称されることもある。彼の真の目的は世界の真実を解き明かし、「人類は王家によって記憶を改竄された」という父の仮説を証明すること。人類最強と称されるリヴァイ兵士長を調査兵団に入れたのも彼である。
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ベルトルト・フーバー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ベルトルト・フーバーとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団団員。第104期訓練兵団を3位で卒業し、どの分野でもそつなくこなすことができる優秀な人物である。ただし優柔不断で判断を他人に任せる傾向があり、積極性に欠けることから他の同期と比べると少し影が薄い。その正体は、ウォール・マリア陥落の主因となった「超大型巨人」であり、始祖奪還作戦のために大国マーレから派遣された「マーレの戦士」の1人だった。任務を達成し故郷に帰ることを切望していたが、結局その願いは叶わず異国の地で命を落とすこととなる。
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ポルコ・ガリアード(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ポルコ・ガリアードとは『進撃の巨人』の登場人物で「顎の巨人」の継承者。「九つの巨人」継承者で構成される「マーレの戦士」の一員として、「顎の巨人」の持ち味である硬い顎と牙や俊敏性を活かし数々の戦場で活躍している。戦士候補生時代の同期であるライナー・ブラウンとは「鎧の巨人」継承権をめぐって争ったライバルだった。自分ではなく能力の低いライナーが「鎧の巨人」継承者として選ばれたことや、兄のマルセルがライナーをかばって巨人に食われたことから、ライナーに対して悪感情を抱いている。
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ライナー・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ライナー・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団の団員。主人公エレン・イェーガーとはウォールローゼ南区第104期訓練兵団時代の同期である。責任感が強く、リーダーシップもあることから同期の中ではまとめ役を担っていた。しかし、その正体はウォール・マリアを破壊した「鎧の巨人」であり、始祖奪還を目的にパラディ島に送り込まれたマーレの戦士である。正体が判明した後はたびたびエレン達と対立し、始祖の力を巡って死闘を繰り広げていく。
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ガビ・ブラウン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ガビ・ブラウンとは『進撃の巨人』の登場人物で、「マーレの戦士」候補生。天真爛漫で型破りな性格で、憧れの従兄であるライナーから「鎧の巨人」を継承するため日夜訓練に励んでいる。パラディ島のエルディア人を悪魔の末裔として強く憎んでおり、彼らを皆殺しにして自分達善良なエルディア人を収容区から解放することを願っていた。しかし成り行きでパラディ島に渡ることとなり、そこで出会った人々との交流からガビの考え方は変化し始める。
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ハンジ・ゾエ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ハンジ・ゾエとは『進撃の巨人』の登場人物で調査兵団所属のベテラン兵士。初登場時は分隊長だったが、後にエルヴィン・スミス団長の後を継いで調査兵団第14代団長に就任する。ゴーグル(平常時は眼鏡)を着用し、茶髪を無造作に1つにまとめた中性的な外見をしている。明るく聡明な人物だが、巨人に対する情熱は人一倍で変人揃いの調査兵団内でも特に異彩を放っている。ウォール・マリア最終奪還作戦以降は左目を負傷したことから眼帯を着用している。
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ダリス・ザックレー(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ダリス・ザックレーとは『進撃の巨人』の登場人物で憲兵団・駐屯兵団・調査兵団の3つの兵団を束ねる総統。特別兵法会議においてエレン・イェーガーの処遇を調査兵団に委ねた人物である。王政編では調査兵団団長のエルヴィン・スミスや駐屯兵団司令官のドット・ピクシスらと共にクーデターに加担する。実はエルヴィンが決起する以前から王政に根深い嫌悪感を抱いており、密かに体制転覆の機会をうかがっていた。王都制圧後は身柄を拘束した王政幹部達に喜々として拷問を行っている。
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アルミン・アルレルト(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
アルミン・アルレルトとは『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。金髪ボブカットの中性的な外見を持つ。大人しいが芯の強い勇敢な性格で探求心が強い。祖父の影響で人類はいずれ壁の外に出るべきだという思想を持っており、エレンが外の世界に憧れるようになったのもアルミンの影響である。小柄で身体能力は低いものの、知能や判断力はずば抜けており、エレンや調査兵団の窮地をその知略で度々救っている。
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進撃!巨人中学校(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。
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ミカサ・アッカーマン(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
ミカサ・アッカーマンとは諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物で、主人公エレン・イェーガーの幼馴染。本作のヒロイン的ポジションで、幼い時にエレンに助けられた経験から、彼を守ることを自分の使命だと考えている。驚異的な身体能力を持ち、トップの成績で訓練兵団を卒業。実戦でも1人で複数の巨人を討伐する実績を残す。性格は寡黙で口下手だが、エレンのこととなると取り乱す一面もある。物語後半において、母方の祖先が東洋にあるヒィズル国将軍家だったことが明らかになった。
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クリスタ・レンズ/ヒストリア・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
クリスタ・レンズ(ヒストリア・レイス)とは、諫山創による漫画『進撃の巨人』の登場人物。第104期訓練兵団卒業生であり、主人公エレン・イェーガーは同期の1人。小柄で温厚、思いやりのある可愛らしいアイドル的な存在として登場する。同期のユミルと仲が良い。成績10位以内に入っているが、実際はユミルからその座を譲られただけで身体能力は人並みである。本名はヒストリア・レイスといい、壁内世界の真の王家の末裔であることが後に発覚する。
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フリーダ・レイス(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
フリーダ・レイスとは『進撃の巨人』の登場人物であり、レイス家の長女。黒髪で青い瞳を持つ。レイス家当主のロッド・レイスとその正妻の第1子として生まれた。表向きは地方の貴族として振る舞っているが、実際は壁内の真の王家の末裔。レイス家に代々引き継がれている特別な巨人能力を叔父のウーリ・レイスから引き継ぎ、宿している。本人の飾らない性格は多くの者から慕われており、妾の子である異母妹ヒストリアにも姉として優しく接していた。
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イェレナ(進撃の巨人)の徹底解説・考察まとめ
イェレナとは『進撃の巨人』の登場人物で反マーレ派義勇兵の中心人物。マーレに滅ぼされた国の出身で、「獣の巨人」継承者で王家の血を引くジーク・イェーガーの信奉者として活動し、パラディ島の近代化に大きく貢献した。ジークの提唱する「エルディア人安楽死計画」達成のためなら寝食を共にした仲間すら殺害する冷酷な性格の女性。しかし実際にはマーレの被害者というのは虚偽であり、「世界を救う英雄」に憧れているだけのごく一般的なマーレ人である。
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