ファントムブラッドの登場人物・キャラクター一覧【ジョジョ第1部】

『ファントムブラッド』は荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部で、長いシリーズの始まりとなる物語だ。イギリス貴族の家に生まれたジョナサン・ジョースターが、ジョースター家の財産を奪おうと画策する男・ディオと戦う物語で、ジョジョの主人公であるジョースター家の系譜はジョナサンから始まっていく。ここでは『ファントムブラッド』の登場人物をまとめた。

エリナ・ペンドルトン (子供時代)

医者の娘としてイギリスに生まれる。
1880年、男の子に人形を取られて困っていた時、ジョナサンに助けられる。
その時落としたハンカチを拾い、ジョナサンに興味を抱く。
そしてジョナサンと友達となって遊ぶようになる。
しかしディオに無理矢理キスをされショックを受けるも、泥水で口を洗い反抗を示す。
そのせいでジョナサンとは気まずくなり、その後父親の仕事の都合でインドに移り住む。

エリナ・ペンドルトン (青年期)

1888年に帰国し、父の病院の手伝いをしていた時、重傷のジョナサンと再会。
ジョナサンに付きっきりの看護をし、目が覚めて安心する。
ディオとの最終決戦後、ジョナサンと1889年に結婚する。
新婚旅行のために船に乗るも、ディオに襲撃され、その戦いでジョナサンが死亡してしまう。
船の中にいた赤ん坊を救う為に、船から脱出する。
その二日後にカナリア諸島沖で救助される。

ジョージ・ジョースターI世

ジョナサンの父で英国貴族領主。ジョナサンを紳士にさせるべく厳しく育てる。
1868年、ジョナサンが赤ん坊の頃に馬車で事故に遭い、重傷を負い妻も亡くす。
そこにいた指輪を盗んだダリオを命の恩人と勘違いして、礼をする。
その後大切な指輪を盗んだのがダリオだとわかり、逮捕されたダリオのもとへ向かった。
しかし指輪はダリオにあげたと言い、ダリオを釈放させた。
ダリオの死後、ディオを養子に取りジョナサンと同じ待遇の生活をさせた。
1888年頃から、ディオの盛った毒薬で体の調子が悪くなり寝たっきりとなる。
追いつめられたディオがジョナサンを刺そうとした時に、それをかばって死亡する。

ダリオ・ブランドー

ディオの父。酒飲みでだらしのない性格。
酒場の女を連れて路道を歩いていた時に、偶然貴族の馬車の事故に遭遇する。
そこから指輪を盗んでいる最中に、ジョージが目を覚まして命の恩人と勘違いされる。
その後指輪を売ろうとしたところで捕まってしまうも、ジョージがかばい釈放される。
妻を早くに亡くし、ディオに暴力を振るっていたが、ディオに毒薬を飲まされ続けて殺害される。

ダニー

ジョナサンの愛犬。
ジョナサンが5才の時にジョースター家にやってきた。
最初は見知らぬ所で怯えていて、ジョナサンの腕を噛んでしまいいじめられる。
しかし溺れかけのジョナサンを助けた事をきっかけに仲良くなる。
ディオが来た時に蹴り上げられ、そして八つ当たりから焼却炉に入れられ焼死してしまう。

ポコ

泣き虫でビビリ屋で、いつもお姉さんに助けてもらう。
何故やり返さないのかと言われても、あしたやると言い訳をする。
一番こわいのは痛いことではなく、大人になっても一人で何もできないことだとお姉さんに言われる。
ディオに催眠術をかけられ、ジョナサン達のかばんを盗み逃げようとするも、すぐに追いつかれてしまう。
お姉さんの言葉を思い出し、町にいるお姉さんを助ける為に明かり窓から双首竜の間に侵入する。
タルカスに蹴られながらも、扉を開けるレバーを押すという勇敢な一面も見せる。

ワンチェン

暗黒街でディオに毒薬を売った東洋人。
ジョースター邸での惨事の3日後に石仮面を拾おうとしたところ、ディオにゾンビにされる。
以後ディオの手下となって、石仮面の秘密を知るジョナサンを襲うが逆に倒される。
なんとか逃げて、その後ディオの首を回収して、ジョナサンとエリナのハネムーン旅行の船に侵入する。
ディオがジョナサンを高く評価してるのに不満を持ちつつ、疵の恨みのためジョナサンに攻撃する。
しかしジョナサンの全力の最期の波紋によって倒されて操られてしまう。
そして船のスクリューシャフトをつかんで、動きを止めて船を爆発させた。

トンペティ

ツェペリ、ストレイツォ、ダイアーの波紋法の師匠。
チベットのヌーと呼ばれる川の上流の上流に道場をかまえる。
手に触れるだけで相手の死を予言できる。そしてツェペリの死を予言する。
ツェペリを救いにやってくる。ディオとの戦いにかけつけてくれた。

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