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ウルトラマンZ（円谷プロ）のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンZ』とは、円谷プロダクション制作で2020年に放送された『ウルトラシリーズ』の特撮テレビドラマで、令和ウルトラマンシリーズとしては第2作目にあたる。キャッチフレーズは「ご唱和ください、我の名を！ウルトラマンゼット！」。
対怪獣ロボット部隊、ストレイジに所属する主人公のナツカワハルキは、地球にやってきた怪獣との戦いの中で若きウルトラマン、ゼットと運命の出会いを果たす。巨大ロボット『特空機』の戦いと、その裏で暗躍する影に果敢に立ち向かうハルキとゼットの熱血コンビの活躍を描いた作品。

宇宙人が作った兵器の類も、ここで合わせて紹介する。

ペガッサ星人 ぺガ

朝倉リク／ウルトラマンジードの親友であり仲間のペガッサ星人の少年。

ギルバリスとの戦闘で破損したジードライザーの代わりに、ウルトラマンヒカリから託されたウルトラゼットライザーを届けたが、何らかの理由でリクとはぐれてしまう。
ベリアル融合獣との激闘の後、リクと再会。星雲荘（宇宙船ネオブリタニア号）で旅立っていくのだった。

グリーザの襲来時には『ウルトラマンジード』当時の映像を流用した関係で、セリフは無いものの登場している。

無幻魔人 ジャグラス ジャグラー

ヘビクラショウタの正体であり、『ウルトラマンオーブ』に登場したトリックスター。
本作では正体を隠す関係でこの魔人態の姿で暗躍することも多かった。

ハルキから奪った（というより強引に借りた）ウルトラゼットライザーから複製品である『ダークゼットライザー』を生成し、『合体魔王獣 ゼッパンドン』やセレブロの落としたメダルで『合体怪獣 トライキング』『超合体怪獣 ファイブキング』に変身、巨大化し、「敵か味方かは時と場合による」の言葉通り時にゼットやストレイジを助け、時には敵対するなど目的の読めない行動を取っていた。
真の目的などはヘビクラショウタの項を参照。

日本刀に似た蛇心剣を用いた剣技が得意で、べリアロクを奪ったバロッサ星人の攻撃を巧みにカウンターするなどの活躍を見せた。

アンドロイド兵 バリスレイダー

セレブロが回収したギルバリスの残骸から生み出した大量のアンドロイド兵。
こちらも『劇場版ジード』に登場していた。
人間に擬態し、リクを連行しようとするが、ヘビクラに正体を見破られストレイジの面々と戦闘。リクをセレブロのアジトへと転送し誘拐するが、ハルキに倒された1体からアジトの特定につながってしまった。
アジトではとハルキの体を借りた人間サイズのゼットと戦闘。
そのほかにも第8話でセレブロがジャグラーから逃走する際に囮として使われていた。

変身怪人 ピット星人 ファ＆シィ

第8話に登場した、ピット星人の姉妹。
セレブロの依頼でファイブキングのメダル製造に必要なそれぞれの怪獣の細胞を集めていたが、ゴルザ、メルバ、超コッヴの細胞を集めたところで報酬を求めるがセレブロに洗脳されてしまい、ガンQ、レイキュバスの細胞を含む隕石を探し、地球のとある豪邸から隕石を奪った。
ハルキの落としたゼットライザーを拾ったユカとヨウコをゼットと勘違いし襲い掛かり、二人を拘束。
その後ハルキにユカとヨウコを助け出され、逆に拘束されてしまった。
その後の行方は不明。ユカに解剖された可能性も否定できない。

宇宙ロボット キングジョー

第9話に登場した宇宙ロボット。
海賊宇宙人 バロッサ星人がぺダン星から盗み出し、地球防衛軍の回収したウルトラメダルを狙っていた。
分離機構を巧みに使いストレイジを翻弄するが、ゼットのガンマフューチャーの多彩な超能力に敗れた。
機能停止した機体はストレイジに回収され、特空機3号 キングジョーストレイジカスタムへと改造された。

海賊宇宙人 バロッサ星人

第10話などに登場した、ウルトラマンZが初登場の宇宙人。
相手からの略奪を習性とする宇宙人で、奪ったキングジョーを使いウルトラメダルを手に入れようとした。
キングジョーが撃破されると、今度はそのキングジョーを奪い返すためにストレイジ基地を襲撃。
様々な宇宙人から奪った道具の数々でストレイジを混乱させ、ヨウコを人質に取るなど卑怯な手でキングジョーを奪還せんとするが、バコさんのハッタリに騙され水筒の中身をかけられ電極で感電させられてしまう。
その後、これまた奪ったダダのミクロ化光線銃を応用し巨大化。ゼットと戦闘になり、これまで奪ってきた様々な剣を自慢するかのように大量に地面に突き刺し、次々と繰り出すがガンマフューチャーに敗北した。その際に「俺の弟たちがきっと仇をうつ」と言い残して爆散した。
しかし、バロッサ星人は一度に10000の卵を産む種族で、まだ9999人の兄弟がおり、その兄弟たちがその後もゼットを倒すべく地球へ現れるのだった。
第16話、第17話に登場した個体は、べリアロクを狙いジャグラー、ゼットと衝突。
ウインダム、ゼットとの巨大戦ではウインダムを人質に取るなどの卑怯な手を使うが、べリアロクのデスシウムファングに倒された。
そして第22話にもまた別の個体が登場。
この個体は略奪よりも敵討ちを目的としており、ハルキ／ゼットに襲い掛かる。
その巨大化方法はタピオカを飲むというものだった。地球のでんぷんが細胞を活性化させるらしい。
その後ゼットと戦闘になるが、D4レイ制御のためにウルトラマンの光線のデータを必要とする地球防衛軍の乗ったキングジョーストレイジカスタムと、暗躍するジャグラーの変身したトライキング、そしてセブンガーとの大混戦となり、最終的にはセブンガーがべリアロクを手に分離されたキングジョーストレイジカスタムのレッグキャリアーに乗り放った『セブンガー波乗りスペシャルスラッシュ』で倒された。

誘拐怪人 ケムール人

第18話に登場。
54年前に誘拐したカオリという女性と一体化しており、その体の主導権が分かれ二つの人格を持つ。
かつて『ウルトラQ』に登場した個体の同族であり、再び地球人の大量誘拐を試みるも、カオリの人格とストレイジの活躍により阻止された。
頭部から触れたものを転送する特殊な液体を出すことが出来る。
最終的にべリアロクによりカオリと分離させられて倒された。

『ウルトラマンZ』の名言・名セリフ／名シーン・名場面

ゼット「ついでにどうやら、私もウルトラやばいみたい」

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