ウルトラマンZ(円谷プロ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウルトラマンZ』とは、円谷プロダクション制作で2020年に放送された『ウルトラシリーズ』の特撮テレビドラマで、令和ウルトラマンシリーズとしては第2作目にあたる。キャッチフレーズは「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼット!」。
対怪獣ロボット部隊、ストレイジに所属する主人公のナツカワハルキは、地球にやってきた怪獣との戦いの中で若きウルトラマン、ゼットと運命の出会いを果たす。巨大ロボット『特空機』の戦いと、その裏で暗躍する影に果敢に立ち向かうハルキとゼットの熱血コンビの活躍を描いた作品。

出典: m-78.jp

第11話に登場したつがいの怪獣。
採石場から現れ、市街地で暴れたAと採石場で卵を守っていたBの個体がいる。
卵を守るためにレッドキングAが犠牲になったことで、ハルキの心に深い傷を残した。
その後ハルキがレッドキングBを庇ったことでBは卵とともに採石場の奥深くへと姿を消した。

しかし、第24話にてセレブロが乗るウルトロイドゼロに吸収され、デストルドスの一部とされてしまった。

凶猛怪獣 ギーストロン

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回想シーンで登場。
ハルキがまだ小学生だったころにキャンプ場に現れた怪獣で、消防士だったハルキの父が亡くなる原因となった怪獣。
ひとりでも多くの人々を避難させようと避難誘導にあたっていたが、その最中に亡くなってしまった。
この経験が上記の卵を守るために犠牲になったレッドキングと重なってしまい、心に影を落とすこととなった。

爆撃雷獣 グルジオライデン

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第12話に登場。
10年前にセレブロが地球に送り込んだ生物兵器。
全身が改造されている半機械怪獣で、背中に巨大な大砲を持つ。
遺伝子操作された形跡があり、恐らく別の星でセレブロの暗躍により造られたものと思われる。
鉄くずなどのスクラップを食べてエネルギーを補給することができ、劇中ではウインダムに喰らいつくなどの凶暴さを見せた。
この怪獣をもとに特空機の技術が開発されており、セブンガーやウインダムの母とも言える怪獣。
ゼット、キングジョーストレイジカスタムと戦闘するが、ゼスティウム光線で倒されかけたその時に目にあたる部分から液体を流し、涙を流す怪獣をみて前述のレッドキングのトラウマを思い出しゼットはウルトラフュージョンを解除されてしまう。
最終的にはキングジョーストレイジカスタムの活躍で倒されたが、ハルキに「怪獣を倒すことが本当に正義なのか」という苦悩を強めるきっかけとなってしまった。

スーツは『ウルトラマンR/B』に登場したグルジオキングの改造。名称からグルジオシリーズとの関連性が噂されていたが、超全集にて同じ惑星O-50に起源をもつことが明かされた。
その正体は惑星O-50のスナイパーだったサジタリという女性が変身した怪獣。
復讐のためオーブの光に力を求めるが、歪んだ心を持っていた為ウルトラマンではなく怪獣グルジオの力を与えられファラリスという武器商人とともにその力で復讐を遂げていくが、ファラリスにセレブロが接触し『いのちの木の種』を提供されたことにより思想が過激化。サジタリをグルジオライデンへと改造し、もはや自我もほとんど残っていない破壊兵器と化した。
その後、ファラリスがジャグラスジャグラーとの戦いで死亡すると完全に暴走し力を使い果たすまで暴れ、更なる星を目指し休眠状態で地球へと向かった。
ジャグラスジャグラーはこの一件でセレブロの存在を知ったと思われる。

コイン怪獣 カネゴン

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第13話に登場。
お金を食べる怪獣で、お腹がすいて深夜のストレイジ基地に現れ、お金と間違ってハルキのウルトラメダルを食べてしまった。
その後ハルキからウルトラマンゼットとしての活躍を聞きながらメダルを吐き出していき、ハルキにメダルがハルキのことを信頼していることを伝え、夜明けとともにどこかへ行ってしまった。
お金を食べてしまうこと以外は基本無害な怪獣だったためか、駆除されることはなかった。

また、本編外では月間ヤングチャンピオンの企画でヒロインのユカとともに巻頭グラビアに登場。表紙を飾ったことで話題になった。

虚空怪獣 グリーザ

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第15話に登場した。
存在そのものが無であり、基本的にダメージを与えるどころか触れることすらできない。
この姿も存在しないものを脳が無理やり可視化しようとした結果であり、本来の姿は存在しない。
第14話でブルトンが撃破されたことで生まれた宇宙のひずみから生まれてしまった。
ゼットとジード、そしてジャグラーの変身したファイブキングを相手取ってなお、その絶望的なまでの強さを見せた。
ジード曰く、無であるグリーザを倒すには宇宙の穴を縫う針が必要であり、その針はその穴、つまりグリーザの中にしかないという。
最終的にはデルタライズクロ―へとパワーアップしたゼットとグリーザの中の『宇宙の穴を縫う針』とジードのベリアル因子から生まれた『幻界魔剣 べリアロク』によって倒された。
グリーザは元々『ウルトラマンX』のラスボスであり、怪獣との共存をテーマにしたXにおいて絶対に共存不可能だったラスボス怪獣が、怪獣を倒すことへの迷いを振り切ったハルキの前に立ちはだかることになった。

豪烈猛獣 ホロボロス

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第16話に登場。
ユカが幼い頃に見た怪獣で、ユカが怪獣研究の道に進んだきっかけとなった怪獣。
333年周期で目覚め、地上に滅びをもたらすと言い伝えられている。

言い伝え通りに目覚め、暴れ出すもユカが解析した文献に記されていた「潮騒のさざめき」、貝殻の化石の楽器で奏でる音色を聴かせたことで沈静化し、再び眠りに付こうとするがセレブロによってギルバリスとギャラクトロンMrk2のメダルを投げ込まれ、メツボロスに変貌してしまった。

寄生破滅獣 メツボロス

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上述のホロボロスがギルバリスとギャラクトロンMrk2のメダルで変貌した姿。
暴走状態になってしまい、街中を暴れまわった。
ホロボロスが苦しんでいることに気づいたユカは再び潮騒のさざめきを聴かせるも沈静化することはなく、ゼットにホロボロスを楽にしてあげる、つまり倒すように頼む。
その頼みを聞いたゼットがデルタライズクロ―にタイプチェンジし、べリアロクで必殺の荷電粒子砲を防がれデスシウムスラッシュで倒された。
そして、ホロボロスの魂は天に昇っていくのだった。

地底怪獣 パゴス

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第18話に登場。
街に現れるも、突如姿を消してしまう。
原因はケムール人によって計画の邪魔にならないよう消去されていたからだった。

第23話ではウルトロイドゼロを破壊しようと現れた怪獣のうちの1体として登場。デマーガ、ゴメスとともにウルトロイドゼロに襲い掛かるも、D4レイを受け消滅した。
上述の個体と同一かは不明である。

殺し屋超獣 バラバ

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