ウルトラマンネクサス(円谷プロ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ウルトラマンネクサス』とは、円谷プロダクション制作で2004年から2005年にかけて放送された特撮テレビドラマ。新たなウルトラマン像を目指す新プロジェクト「ULTRA N PROJECT」の先駆けであり、シリアスなストーリーや対象年齢の引き上げなど、従来のウルトラマンから大きな変化が話題となった。ストーリーは人を襲うスペースビーストと、ウルトラマンネクサスの戦いを描く。また主人公である孤門一輝の成長と、彼を中心とする人間関係も大きな話題を呼んだ。

『ウルトラマンネクサス』の概要

『ウルトラマンネクサス』とは、2004年10月2日から2005年6月25日に中部日本放送・TBS系列にて毎週土曜日7:30に放送された特撮テレビドラマ。
前作の『ウルトラマンコスモス』から2年ぶりに放送開始されたテレビシリーズでもある。前作までのウルトラマンとは全く違うものを作る企画「ULTRA N PROJECT」の第1作目として制作された。同じウルトラマンに変身する人物が複数いる点、CGの多用やハードでシリアスな展開など、これまでのウルトラ作品には見られない試みが行われた。放送当時は、これまでのウルトラマン像と異なる点が多かったため、視聴率の低下を招いた。一方大人向けの作風が人気を博し、放送終了後に評価されたこともある。2022年に開催された「全ウルトラマン大投票」では、ウルトラマンネクサスが8位にランクインした。
物語は主人公の孤門 一輝(こもん かずき)が、秘密組織ナイトレイダーとともにスペースビーストと戦いつつ、謎の存在であるウルトラマンネクサスを追う様子を描いたものとなっている。
また2004年から2005年にかけて、『てれびくん』にて漫画版が連載された。作画は椎名高志が担当した。本作は単行本化の機会に恵まれなかったが、2015年には描きおろしやスタッフインタビューを追加した単行本が発売されている。
さらに長谷川圭一による、小説化の機会にも恵まれた。本作の前日譚に当たる『"N" THE OTHER』に加え、本編から3年後を舞台とする『再臨 -ドリームス-』が発表された。

『ウルトラマンネクサス』のあらすじ・ストーリー

ネクサスとの出会い

闇の巨人ダークファウスト(左)と戦うウルトラマンネクサス(右)。

警視庁の山岳救助隊として働いていた孤門一輝(こもんかずき)。少年時代に川でおぼれたトラウマを持つ彼は、パニック症状に悩まされていた。そんな彼は、人を食らう怪物・スペースビーストと戦う組織・TLTからスカウトの勧誘を受ける。TLTへ移籍した彼は、スペースビーストの襲撃を受けるが、光の巨人・ウルトラマンネクサスによって助けられる。困惑する一輝はスペースビーストと戦うチーム・ナイトレイダーに配属され、スペースビーストとの戦いに身を投じていくことになる。ナイトレイダーとして任務を遂行していた一輝は、民間人への被害を無視する隊員・西条凪(さいじょうなぎ)の態度に困惑を覚える。さらにTLTがスペースビーストの存在を隠匿し、目撃者の記憶を消していることも知り、自身が戦う意味に思い悩む。一方暴れるスペースビーストの前には、一輝を助けた巨人・ウルトラマンネクサスが現れ攻撃を仕掛けていた。スペースビーストから人間を守るネクサスを見て、一輝はネクサスを味方だと認識する。しかし凪はネクサスもスペースビーストとみなし敵対視。スペースビーストを追っていた謎の男・姫矢准(ひめやじゅん)にも銃口を向ける。そんな凪を意に介さず、准はウルトラマンネクサスへと変身し、スペースビーストを退治するのだった。
ウルトラマンネクサスの処遇に関し、TLT内では大きく意見が割れる。一輝はネクサスを人類の味方だと評する一方、凪は執拗にネクサスと准を敵視する。凪はかつて両親をスペースビーストに殺害されており、その恨みからナイトレイダーに所属していたのだった。凪は自分自身でネクサスを倒すため、准の正体をTLTには報告しなかった。
一輝と凪は衝突しつつ、新たなスペースビーストの対処へ向かう。逃げ遅れた少女を助けた一輝はスペースビーストに襲われるが、凪の助けにより九死に一生を得る。ナイトレイダーがスペースビーストの撃破に成功する一方、ネクサスは謎の巨人・ダークファウストの襲撃を受ける。
ネクサスはスペースビーストを捕食する存在ではないかという仮説を立てるTLT。ネクサスはスペースビーストとは異なるものの、人類の脅威になりうると考えたTLTは、ネクサスをあくまで人類の脅威へと認定する。組織の方針に納得できない一輝は、訓練中でも失敗を重ねる。自身が仕事に向いていないことを恋人の斎田リコ(さいだりこ)に相談する一輝だったが、リコの励ましを受け立ち直る。そんな中再びダークファウストとスペースビーストが現れ、准はネクサスへと変身しダークファウストを撃破する。しかし戦いの跡地には、なぜか一般人であるリコが倒れていた。

リコとの別れ

自分が戦いの現場にいた理由、そして一輝と会う前の記憶を覚えていなかったリコは、西条凪の名前が書かれたタグを持っていた。このことを知った凪は、リコが元ナイトレイダーの隊員であり、自分の上司だった溝呂木眞也(みぞろぎしんや)と接触した可能性を疑う。溝呂木は物語の1年前に、ナイトレイダーの仲間を全員殺害し、姿を消していた。
その後一輝達ナイトレイダーはネクサスとダークファウストの戦いに介入する。スペースビーストとダークファウストの連携により、ネクサスは苦戦を強いられる。チームの隊長である和倉英輔(わくらえいすけ)からの激励を受けた一輝は、ネクサスとの連携でスペースビーストを撃破する。さらに記憶喪失を恐れるリコを励ました一輝は、リコとの絆をより深める。
しかしリコにはある隠された秘密があった。リコと一輝は半年前に出会っていた。しかしその直後に、リコとその家族は半年前に溝呂木と彼が操るスペースビーストによって殺されていた。一輝と交流していたリコは、溝呂木がスペースビーストの細胞を使って動かしていた人形のような存在だったのだ。さらに溝呂木はリコをダークファウストへと変身させ、ネクサスを苦しめる駒としても利用していた。溝呂木の目的はナイトレイダーに入隊した一輝を絶望に陥れることで、自身が執着する凪に闇の力を見せつけることだった。自身の正体を思い出したリコは、溝呂木によって再びダークファウストへと変身させられる。さらに溝呂木への憎しみを加速させた一輝は、一輝のせいで自分が死んだと恨み言を告げるリコの幻影に苦しむ。一輝を救うためネクサスへと変身した准はリコと戦うが、蓄積されたダメージの影響で追い詰められる。その時一輝が現れ、彼を目撃したリコは戦闘を止め、一時的に自我を取り戻す。しかし溝呂木が差し向けたスペースビーストの攻撃から一輝をかばったことで、リコは死亡してしまう。

立ち直る一輝と溝呂木との決着

リコの死により、心に大きな傷を負ってしまった一輝。溝呂木による精神攻撃をうける一輝は、凪の復讐を力に変えろという言葉を受け、溝呂木への憎しみを強める。しかし一輝の決意すら溝呂木にとっては想定内だった。一輝により絶望を味わわせるため、溝呂木は一輝が知り合った少女・山邑理子(やまむらりこ)を新たなターゲットにする。手始めにスペースビーストを差し向け、理子の両親を殺害。さらに殺害した両親を操ることで、理子をスペースビーストの体内へと取り込ませる。何も知らない一輝はスペースビーストを攻撃するが、体内にいた理子も巻き込まれ重傷を負ってしまう。さらに大きなショックを受けた一輝は、憎しみに身を任せるなという准の忠告を無視し、溝呂木を倒せる力を求めつつあった。しかしリコを失った悲しみと、理子を巻き込んだトラウマが影響したことで、自分は憎しみを糧として戦うことはできないと気づく。
戦意喪失した一輝はナイトレイダーの任務を放棄し、逃亡を図る。一輝の前には溝呂木が現れ、再びリコの幻影を見せ、偽物のリコと合わせようと誘惑する。一度は溝呂木の手に落ちかけた一輝だったが、リコからのプレゼントを見たことで、リコが死んでしまった事実を受け入れる。溝呂木の誘惑を振り切った一輝は任務に戻り、リコを殺害したスペースビーストをネクサスとともに撃破する。
一輝が憎しみを手放しつつある一方、凪は溝呂木やスペースビーストへの憎しみ、そしてネクサスや准への不信をぬぐい切れずにいた。ナイトレイダーを裏切った溝呂木を追う凪と、そんな凪を心配する和倉。さらに准の正体がTLTにも露呈してしまう。准がネクサスであることをしった和倉は、TLTへと勧誘するが、准はそれを拒否する。戦場カメラマンだった准は、戦地で知り合った少女セラを目の前で失ったことをきっかけに、ネクサスへ変身する力を持つようになっていた。目の前の人間を助けられなかった准は、セラを助けられなかった罰を受けるため、スペースビーストと戦っていたのだった。傷ついた体を押してスペースビーストと戦う准だったが、ついに身柄をTLTに拘束されてしまう。いまだネクサスを危険視するTLTは、准に対し人体実験を行う。からくもTLTから逃げ出した准だったが、その体は限界に近づいていた。准への仕打ちに和倉は上層部への不信感を強める。弱った体でネクサスに変身した准は、第2の闇の巨人・ダークメフィストに変身した溝呂木の前に立ちふさがり、最後の戦いに挑む。当初はダークメフィストにおされていた准だったが、一輝と凪の助けによりエネルギーを一時的に回復させることに成功する。准はセラの幻影から、ネクサスの力はセラを守り切れなかったことへの罰ではないことを教えられる。今度こそ人を守ると決意した准はダークメフィストと死闘を繰り広げ、ついにダークメフィストを撃破する。一輝の前に現れた准は、一輝に光の本質は絆であることを告げ、姿を消した。しかしスペースビーストの脅威は衰えず、謎の勢力・アンノウンハンドも暗躍し始めていた。

新しいデュナミスト

准が姿を消した後、ネクサスは千樹憐(せんじゅれん)を新たな変身者へと選ぶ。憐はTLTにより生み出されたデザイナーベイビーであり、優秀な頭脳を持つ代わりに、16~17歳には全身の細胞が壊死して死ぬという運命を背負っていた。ネクサスへと変身した憐はスペースビーストと戦うが、慣れない戦闘に苦戦を強いられる。一輝たちナイトレイダーに助けられた憐は、自身がネクサスの変身者であることを一輝やTLT上層部へ知られてしまう。
そのころ、かつてスペースビーストに襲われた理子は、スペースビーストに取り込まれた影響であらゆる記憶を失っていた。そんな理子の前に、准によって倒された溝呂木が現れる。しかし戦いの影響で記憶を失っていた溝呂木は、理子に対しても恐怖の表情を見せていた。そのころ、TLT上層部は溝呂木をとらえるように指示する。記憶喪失という点で理子に親近感を抱いた溝呂木は、スペースビーストとネクサスの戦いに巻き込まれた理子を守りながら逃げ惑う。そんな中、スペースビーストとネクサスが戦う姿を見た理子は、失っていた記憶を取り戻す。
TLTに確保された溝呂木は拷問を受けるが、その最中に記憶を取り戻し脱出する。溝呂木を追う一輝と凪に対し、溝呂木は抵抗することなく攻撃を受け入れようとする。溝呂木は自分がアンノウンハンドの操り人形にされ、多くの過ちを犯してしまったことへの贖罪をしようとしていたのだった。そんな彼らの前に、新たなダークメフィストが出現。ダークメフィスト・ツヴァイと呼ばれる闇の巨人は、溝呂木や一輝たちを襲撃する。ネクサスへと変身した憐を圧倒し、光の力を奪っていく。しかし変身能力を失っていたはずの溝呂木は、新たに得た心の光でダークメフィストへと変身し、ネクサスを援護。最終的にはその身を犠牲にダークメフィスト・ツヴァイを倒すのだった。

最後の戦い

一方TLTにとらえられた憐。TLTの憐に対する態度に不信感を募らせた一輝たちナイトレイダーは、TLTへと反旗を翻す。救出された憐は自分が傷つくことをためらわない自暴自棄な戦いに挑もうとするが、凪に止められる。凪から生きるために戦えというアドバイスを受けた憐は、さらなる朗報を知る。なんと自分と同じデザイナーベイビーの仲間が、憐の病に対する特効薬を開発していた。人が持つ力に感動した憐は、大切な人を守り、生きるための戦いをすると決意する。薬の開発が間に合う直前、憐の前には新たなスペースビーストが現れる。憐は最後の力を振り絞り、スペースビーストを撃破し生還する。その後光の力は凪に宿り、ネクサスへの変身権を得る。しかしそれすらアンノウンハンドの策略だった。アンノウンハンドの正体は一輝たちナイトレイダーの一員である石堀光彦(いしぼりみつひこ)に擬態した闇の巨人・ダークザギだった。ダークザギは凪の両親を殺害しつつ、凪の上司である溝呂木を闇に落とすことで、凪の憎しみを増幅させることが狙いだったことを明かす。ダークザギに対する怒りのまま変身した凪だったが、光の力をダークサギによって奪われてしまう。力を取り戻したダークザギは実体化し、世界中にスペースビーストを顕現させ暴れまわる。凪から力を受け継いだ一輝はネクサスへと変身し、ダークザギと交戦。圧倒的な力を前に押される一輝だったが、TLTの仲間たち、ウルトラマンの記憶を思い出した人々による声援を受け立ち上がる。そしてネクサスの真の姿であるウルトラマンノアへと覚醒し、ダークザギを打ち破るのだった。
ダークザギとの戦いは終わった。ネクサスとして戦い続けた憐や准は、それぞれ自分の生活へと戻り、新たな人生を踏み出していた。しかし今だスペースビーストの脅威は消えていない。一輝はナイトレイダーとして、凪をはじめとする仲間とともにスペースビーストと戦い続けるのだった。

『ウルトラマンネクサス』の登場人物・キャラクター

主要人物

孤門一輝(こもん かずき/演:川久保拓司)

本作品の主人公。警視庁の山岳救助隊からナイトレイダーの隊員へと移動した。幼少期に川でおぼれたトラウマを持ち、時折起こるパニック症状に悩まされていた。心優しい人物だが、それが原因でナイトレイダーの過酷な任務に悩むことも多く、凪と衝突する場面も見受けられた。恋人であるリコが死亡した際には、溝呂木への憎しみで行動していたが、その憎しみを受け入れることができたことで精神的な成長を遂げた。
ダークザギが顕現した後はウルトラマンネクサスの変身者に選ばれ、戦闘を繰り広げる。最終的にはウルトラマンノアへと覚醒し、ダークザギを打ち破った。

西条凪(さいじょう なぎ/演:佐藤康恵)

ナイトレイダーの副隊長を務めている。優秀な戦士だがスペースビーストへの憎しみが強く、人命よりスペースビーストの排除を優先するなど冷酷な一面を持つ。かつて家族をダークザギが操る人型スペースビーストによって殺されており、このことが准などを過剰に敵視する一因となった。また自分の上司でもあった溝呂木に敬意を持っていたが、溝呂木が裏切ったことを知った際は強い殺意を抱いている。
物語当初は過激な発言が多かったが、落ち込む一輝を激励するなど仲間を案じる姿勢も見せていた。また一輝が憎しみを受け入れた後は、彼のサポートをするなど心境の変化が見受けられた。特に溝呂木がネクサスに協力し死亡した際は、生きて人間として償うように諭すなど、大きな性格の変化が見受けられた。ネクサスへの変身者に選ばれるも、ダークザギの策略で光の力を奪われてしまった。

斎田リコ(さいだ リコ/演:中丸シオン)/ダークファウスト

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トリック(TRICK)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『TRICK』とは、テレビ朝日系列で放送されたミステリードラマ。2000年にシーズン1、2002年にシーズン2、2003年にシーズン3が制作・放送された。シーズン1と2は深夜帯の放送にも関わらず人気は絶大で、テレビドラマの放送が終わった後もスペシャルドラマや劇場版が制作され、実に14年も続いた。マジシャンと物理学者の男女バディが、インチキ霊能力者のトリックを暴き、事件を解決に導くストーリー。ゆるくコミカルな場面とシリアスな展開のギャップが魅力的なドラマである。

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大雪海のカイナ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

大雪海のカイナ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『大雪海のカイナ』とは、弐瓶勉(東亜重工)原作のテレビアニメ作品である。拡がり続ける「雪海」により大地が消えかけた異世界を舞台に、天膜に住む少年カイナと地上の少女リリハの冒険を描く。独自の世界観と美麗なビジュアルが特徴である。カイナとリリハが軌道樹と呼ばれる巨木や古代兵器「建設者」などの謎に迫りつつ、滅びかけた世界を変える物語が始まっていく。細谷佳正、高橋李依、坂本真綾など豪華な声優陣が出演している。アニメ終了後ほどなくして劇場版『大雪海のカイナ ほしのけんじゃ』が公開された。

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シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ

シン・ウルトラマンの禍威獣まとめ

禍威獣(かいじゅう)とは、『シン・ウルトラマン』に登場する敵性大型生物。ある時を境に日本各地に出現するようになり、多大な被害を生み出した。その姿は爬虫類のようなものから鳥に似たもの、巨大な植物まで多種多様。既存の生態系から完全に独立した生物であり、放射性物質を食べたり破壊光線を発したりと個々が地球の常識では考えられない能力を秘めている。 その正体は、外星人こと地球外の知的生命体が、人類発祥以前に後に日本となる土地に不法投棄していった生物兵器。日本にしか出現しないのもこれが理由である。

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ウルトラマンブレーザーの怪獣・宇宙人まとめ

ウルトラマンブレーザーの怪獣・宇宙人まとめ

人類と地球を脅かす敵と戦う防衛隊と、それを助ける光の巨人の活躍を描く『ウルトラマンブレーザー』には、姿も能力も異なる怪獣や宇宙人が毎回登場する。巨大な怪獣が暴れ回る様は、日本でもっとも有名な特撮作品である『ウルトラマン』シリーズの見せ場であり、その圧倒的なスケール感で長年ファンを魅了し続けてきた。 ここでは、時に凶悪な暴威を振り撒き、時に邪悪な侵略の魔手を伸ばし、時には友好的に接しようとしながらも擦れ違いから悲劇を生む『ウルトラマンブレーザー』の怪獣と宇宙人を紹介する。

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大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集

大人向けウルトラマン?ウルトラセブンの印象的なエピソード集

モロボシ・ダンの名を借りて僕らの幸せを守るウルトラセブン。 この深紅のヒーローは当時の子供たちは勿論、現代の大人までも魅了している。 何故子供たちだけでなく大人たちの心までも掴むのか。 それはただ単にかっこいいだけでなく、深い問題提起に富んだエピソードが多いからである。 本記事ではウルトラセブンの印象的なエピソードたちを紹介する。

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